*かぶとうし塾


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2025年3月24日月曜日

◇ドルもみあい 円安方向.149円台 原油.◇nrもみあい.68ドル 令和7.3.24.Mon

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. トランプ相互関税は的を絞る公算
トランプ米政権が今後発動する一連の関税は、これまで折に触れて警告してきたような「一斉射撃」ではなく、より的を絞ったものとなりそうだ。側近や協力者らが明らかにした。トランプ氏は広範な相互関税の発表を予定するが、一部の国・地域は除外される見込み。~ 現時点では別の産業セクターごとの関税公表も計画されていないという。~ 一方、中国の李強首相は、同国が「予想を超える衝撃」に備えていると述べた。アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)ら世界の企業経営者が参加した北京での会議で、経済の分断が進む中、各国は市場を開放すべきだと語った。

②. ウクライナ停戦合意4月20日めど
トランプ米政権は広範なウクライナ停戦が数週間以内に実現すると引き続き期待しており、4月20日までの停戦合意を目指している。~ 事情に詳しい関係者が明らかにした。米当局者は向こう数日にサウジアラビアで、ロシアおよびウクライナの代表とそれぞれ個別に会談する。~ ウィトコフ中東担当特使はウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟は議題に含まれていないものの、同国が「北大西洋条約第5条(集団防衛)」による安全保障の支援を受ける代替案については「議論の余地がある」とタッカー・カールソン氏とのインタビューで述べた。

③. カナダ総選挙
カナダのマーク・カーニー首相は4月28日に総選挙を実施すると発表した。カーニー氏は退陣を迫られたトルドー前首相の後任として与党・自由党の党首に選出され、9日前に首相に就任したばかり。~ トランプ米大統領は一方的に関税を発動し、カナダの国家主権を脅かすような発言を繰り返している。カーニー氏は有権者から明確な負託を得てトランプ氏に対抗したい考えだ。~ カナダでは1年余り、支持率で野党・保守党が2桁のリードを維持していたが、トランプ氏がカナダに対し威圧的な姿勢を強めたことで情勢が変化している。

④. トルコ大統領の政敵逮捕
トルコの司法当局は、最大都市インスタンブールのイマモール市長を汚職容疑で逮捕した。~ エルドアン大統領の最大の政敵で、次期大統領選の有力候補とされるイマモール市長が逮捕されたことで、当局の専制的な手法への抗議が激化し、通貨トルコ・リラや株式相場が一段の下押し圧力にさらされる恐れがある。~ トルコ中銀は、市場の変動に備えるため市中銀行と「技術的な会合」を開催した。国政野党の世俗主義政党、共和人民党(CHP)に所属するイマモール市長は、全ての嫌疑を否定している。

⑤. グリーンランド訪問へ
ウーシャ・バンス米副大統領夫人が今週、グリーンランドを訪問する。ホワイトハウスによると、ウーシャ夫人は息子と米代表団と共に27日にグリーンランドを訪れ、29日に帰国する。~ 夫人は史跡を訪れるほか、グリーンランドの国民的イベントである犬ぞりレースを観戦する予定。また米紙NYTによれば、マイク・ウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)とエネルギー長官のクリス・ライト氏らも今回グリーンランドを訪問するという。~ 米国はデンマークからグリーンランドを購入すべきとトランプ大統領が主張する中、1月にはトランプ氏の長男、トランプ・ジュニア氏が同地を訪れている。
24日 【日本株】
日経平均 37,608.49 -68.57 -0.18%
TOPIX 2,790.88 -13.28 -0.47%
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日経平均 ⇒▲nr切下げ.Sup20MA ⇒-△nr下げ.窓埋めへ ⇒▲wr吞込み.Reg20MA
TOPIX ⇒▽nr.High2 ⇒▽吞込み.高値圏 ⇒▲wrかぶせ.調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.86 +0.32 +1.49% ⇒+▲nr上げ ( 21台 )
日経平均VI 21.72 -0.86 -3.81% ⇒▲nr下げ ( 21台 )
日経平均VI 22.58 -0.26 -1.14% ⇒▲nrはらみ ( 22台 )
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24日、債券は下落、米長期金利上昇や日銀利上げを警戒-円下落

24日、東京株式相場は下落。
・米関税政策の行方や世界景気の先行き不安が根強い中、銀行や鉄鋼、商社、機械株などが売られた。
・米ヘッジファンドの株式取得が明らかになった住友不動産など不動産株は午後に急伸した。
・売買代金上位では三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクや三菱重工業、キオクシアホールディングスが安く、牛丼のすき家店舗での異物混入が発覚したゼンショーホールディングスは急落。
・フジクラやソフトバンクグループは上げ、クラウドサービスの好調で第3四半期利益が予想を上回る伸びとアナリストが評価した日本オラクルは急伸。

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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジスト
週明けで様子見ムードが強く、米関税政策への不透明感も続き、発動期日の「4月2日まで買いづらい」と。
日本の製造業購買担当者指数(PMI)の悪化も「ネガティブに効いている」と述べた。auじぶん銀行などが24日公表した3月の製造業PMIは48.3と2月の49から低下した。

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日経平均は3日続落、配当に絡んだ買いが下支えとなるも商い閑散

・主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、3月24日の日経平均は前営業日比164.62円高の37841.68円と反発で開始。

・トランプ政権の関税方針を巡る報道を受けて、投資家心理の過度な警戒感が和らぐなか、配当などの権利取りを巡る買いがやや優勢の展開となった。

・ただ、買いは続かず失速すると、マイナス圏に転落。
・報道を受けて警戒感が後退しそうな自動車関連に焦点を当ててみても、積極的な買いにはつながっていなかった。プライム市場の売買代金は4兆円を割り込む静かな地合いに。
・大引けの日経平均は前営業日比68.57円安(-0.18%)の37608.49円。

・不動産、繊維、非鉄金属、海運、小売などが上昇。
・銀行、機械、鉄鋼、卸売、パルプ・紙などが下落。

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【個別銘柄】ヤマトHD、日本オラクル など 


▽ヤマトHD 2046.5 +37.5続伸。
固定資産の譲渡・賃借(セール・アンド・リースバック)を実施するとし、それに伴う業績修正も発表している。25年3月期純利益は従来予想の180億円から360億円、前期比4.3%減に上方修正へ。
売上高や営業利益は据え置いているものの、資産効率の向上につながるほか、売却資金が設備投資、M&A、自己株式取得などへ活用されてくる可能性などもプラス材料視されているようだ。

▽日本オラクル 15710 +1485急伸。
先週末に第3四半期の決算を発表。12-2月期営業利益は223億円で前年同期比15.1%増となり、9-11月期の小幅減益から2ケタ増益に転換した。クラウドサービスの好調な売上推移が背景に。
第3四半期累計では営業増益率が11.3%となっており、通期の市場コンセンサス8%強増に対して上振れ基調での推移とみられる。NTTデータの本格的なクラウド導入が26.5期以降の業績に寄与してくるとの見方。

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3.24 動いた株・出来た株
◇アシックス<7936> 3397 +199 ⇒ ナイキ株安だが影響なくむしろ資金シフト期待か。
◇JX金属<5016> 994 +36 ⇒ 19日のIPO後は上値追いの動きが続く格好に。
◇大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 2114 +69 ⇒ 米ボーイング株高なども刺激に。
◇良品計画<7453> 4072 +118 ⇒ 「無印良品週間」のネットストア混雑などとも伝わる。
◇ソフトバンクグループ<9984> 8192 +232 ⇒ 先週末には米半導体設計会社の買収を発表。
◆キオクシアHD<285A> 2845 -125 ⇒ 目先の上値到達感強まり処分売り優勢に。
◆日本マイクロニクス<6871> 3930 -150 ⇒ 半導体関連株は総じて上値重い展開で。
◆ローツェ<6323> 1595 -56.5 ⇒ 半導体製造装置各社のさえない展開受け。
◆SCREEN<7735> 10500 -355 ⇒ 半導体関連は全般上値の重い展開で。
◆安川電機<6506> 4073 -118 ⇒ 関税政策による世界景気の減速懸念拭い切れずで。
//◇◇◇◆◇//◇ ドル円 149円台( 金融政策意識 )
//◇▽◇▲◆//◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◇◆▽◇//_ 原油 68ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円安方向.149円台 原油.◇nrもみあい.68ドル 
3.24
米ドル/円 149.48 - 149.52
ユーロ/円 161.74 - 161.83
ユーロ/米ドル 1.0820 - 1.0823
英ポンド/円 193.05 - 193.13
豪ドル/円 93.89 - 93.99
スイスフラン/円 169.25 - 169.33
原油(WTIC原油先物) 68.28 +0.21 (+0.31%) ⇒▽nr入首 ⇒▽wr逆立上げ ⇒◇nrもみあい

◇ドル強含む 円安方向ぎみ.149円台 原油.◇nrもみあい.68ドル  
3.22
米ドル/円 149.28 - 149.37
ユーロ/円 161.46 - 161.50
ユーロ/米ドル 1.0811 - 1.0822
英ポンド/円 192.88 - 192.94
豪ドル/円 93.60 - 93.67
スイスフラン/円 169.00 - 169.09
原油(WTIC原油先物) 68.28 +0.21 (+0.31%) ⇒▽nr入首 ⇒▽wr逆立上げ ⇒◇nrもみあい

◇ドルもみあい 円安一服へ.148円後半 原油.▽wr逆立上げ.68ドル台  
3.21
米ドル/円 148.71 - 148.74
ユーロ/円 161.41 - 161.46
ユーロ/米ドル 1.0851 - 1.0858
英ポンド/円 192.76 - 192.87
豪ドル/円 93.69 - 93.77
スイスフラン/円 168.66 - 168.74
原油(WTIC原油先物) 68.07 +1.16 (+1.73%) ⇒▲Cog下げ ⇒▽nr入首 ⇒▽wr逆立上げ

StockCharts ⇒  

3.19
NYダウ   41,964.63 +383.32 +0.92%
S&P500   5,675.29 +60.63 +1.07%
NASDAQ 17,750.79 +246.67 +1.41%
--------------------------------------------------------------
3.20
NYダウ   41,953.32 -11.31 -0.03%
S&P500   5,662.89 -12.40 -0.21%
NASDAQ 17,691.62 -59.16 -0.33%
--------------------------------------------------------------
3.21
NYダウ   41,985.35 +32.03 +0.08%
S&P500   5,667.56 +4.67 +0.08%
NASDAQ 17,784.05 +92.42 +0.52%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▽逆立.10MA突破 ⇒-△nrはらみ.様子見 ⇒▽吞込み.Sup10MA
S&P500(SPX) ⇒▽反発.10MA突破 ⇒-△nrはらみ.様子見 ⇒▽吞込み.Sup10MA 
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽反発.10MA突破 ⇒-△nrはらみ.様子見 ⇒▽吞込み.Sup10MA
【 SOX指数 】
4,557.95 -43.42 (-0.94%) ⇒▽反発.Sup10MA ⇒-△nr下げ.様子見 ⇒-△下げ.Sup10MA

【 VIX恐怖指数 】
19.28 -0.52 (-2.63%) ⇒▲wr吞込み ⇒-△nr下げ ⇒▲吞込み
⇒-2.63P (19台)
⇒-8.29P (19台)
⇒-5.79P (20台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反発し32ドル高  相互関税巡るトランプ氏発言で ナスダックは反発  
▽吞込み.Sup10MA
ダウ工業株30種平均は反発
・トランプ米大統領が関税に対する強硬姿勢を和らげるとの期待感が意識され、買いを誘った。関税への不透明感から朝方は売りが先行し、ダウ平均は500ドルあまり下落する場面があった。

▽吞込み.Sup10MA
ナスダック総合株価指数は反発
・テスラが5%あまり上げた。--イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が20日夜に従業員に対し、テスラ株を保有し続けるよう推奨したと伝わった。
・20日夕に発表した四半期決算で利益率が下振れした半導体のマイクロン・テクノロジーは8%安だった。

NYダウは32ドル高、関税への脅威が緩和

・スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)や物流のフェデックス(FDX)の冴えない見通しを警戒し、寄り付き後、下落。

・シカゴ連銀のグールズビー総裁が関税によるインフレへの影響を「一過性」と繰り返したため、FRBの対応の遅れを警戒した売りに加えて、本日は、株価指数の先物やオプションなど4商品の清算日が重なる日で、テクニカルな売りが目立ち一段安となった。

・その後、航空機メーカー、ボーイング(BA)の上昇が相場を支援したほか、トランプ大統領が会見で、相互関税を巡り柔軟性があると述べたため警戒感が後退し、終盤にかけ相場はプラス圏を回復し終了。
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1.
・トランプ大統領は4月2日に貿易相手国に同水準の関税を課す「相互関税」などを導入する意向を示している。21日午前には、相互関税を巡り「柔軟性がある」との認識を示した。中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と関税を巡って協議すると語ったとも伝わった。市場の警戒がいったん薄れ、売りの勢いが弱まった。

・ダウ平均は安く推移する場面が目立った。米国が課す関税に対して、貿易相手国が報復措置に出る可能性がある。貿易戦争や世界経済の混乱を招くとの懸念は根強く、売りが出やすかった。

・ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁やシカゴ連銀のグールズビー総裁が21日の講演で経済や政策を巡る不確実性の高さに言及し、金融政策の変更を急がない姿勢を示した。グールズビー総裁は「長期的にインフレの改善が続けば、12〜18カ月後の政策金利は現在よりも低くなるだろう」と述べた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが想定よりも先になるとの見方につながり、売りを誘ったとの指摘があった。


2.
・自動車・自動車部品が上昇。
・耐久消費財・アパレルが下落。


・トランプ政権から米軍向け次世代戦闘機の開発を受注したボーイングが高い。
・アップルやマイクロソフト、JPモルガン・チェースも上げた。
・配車サービスのリフト(LYFT)は幹部が今夏にも自動運転車の配車サービスを開始すると発表し、上昇。


・決算とあわせて公表した売上高見通しが市場予想に届かなかったナイキが大幅安。
・物流のフェデックス(FDX)はコスト削減が奏功も景気の不確実性の高まりに通年の利益見通しを3四半期連続で引下げ、下落。
・ホテルチェーンのハイアット・ホテルズ(H)、マリオット・インターナショナル(MAR)などはアナリストがマクロ経済の弱さによる需要鈍化見通しに同セクターの投資判断を引下げ、それぞれ下落。
・クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)は見通しが予想を下回り、下落。


3.
・テスラが5%あまり上げた。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が20日夜に従業員に対し、テスラ株を保有し続けるよう推奨。
・20日夕に発表した四半期決算で利益率が下振れした半導体のマイクロン・テクノロジーは8%安。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 176.73 -0.42%
◆ エヌビディア 117.7 -0.70%
◆ ASML 716.22 -2.43%
◇ インテル 24.26 1.25%
◆ QCOM クアルコム 156.82 -0.72%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 152.12 -1.46%
◆ AMD 106.44 -0.65%
★ MU ミクロン・テクノロジー 94.72 -8.04%
◆ テラダイン 87.51 -0.76%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 177.47 2.14%
◇ エヌビディア 118.53 0.86%
◆ ASML 734.06 -0.12%
◆ インテル 23.96 -0.66%
◆ QCOM クアルコム 157.95 -0.20%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 154.38 -0.05%
◇ AMD 107.14 0.86%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 103 0.92%
◆ テラダイン 88.18 -0.37%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 173.76 0.36%
◇ エヌビディア 117.52 1.81%
◇ ASML 734.91 0.52%
★ インテル 24.12 -6.94%
◇ QCOM クアルコム 158.26 1.26%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 154.46 0.62%
☆ AMD 106.23 2.63%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 102.06 0.33%
◆ テラダイン 88.51 -0.41%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドル強含む 円安方向ぎみ.149円台
//◇◇◆◇◇// 
・ドルが上昇。週間ベースでも3週間ぶりに上昇した。--関税リスクや欧州の地政学的不安が予想される週を前に、投資家は安全資産への逃避に動いた。
・円相場は対ドルで149円台前半に下落。ニューヨーク時間の朝方には1ドル=148円台半ばまで買い戻される場面もあったが、勢いは続かなかった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 39 分
⇒¥149.36 ¥0.58 +0.39%
⇒¥148.78 ¥0.09 +0.06%
⇒¥148.70 -¥0.57 -0.38%

3.21
マネックスのストラテジスト
今週の相場を振り返り、「主要中央銀行による政策据え置きと貿易の先行き懸念によって特徴付けられた」と。
「目まぐるしく変化する環境下では、先を見据えた計画を立てるのが難しく、それが外為相場でのフローの不安定さに現れている」と。

【米国株】
◇横ばい
//◇▲▽◆◇// 

・21日の米株式市場でS&P500種株価指数はほぼ横ばい。
・日中は売りが先行して1%を超える下げとなる場面もあったが、大型ハイテク株の上昇に後押しされる格好で終盤に前日比プラス圏に浮上。
・大型ハイテク銘柄の一角であるテスラは5%を超える上昇。
・ボーイングは米国の次世代戦闘機を設計・製造する契約を獲得したことが好感され、約3%上昇。
・前日に発表した業績見通しが失望を誘ったフェデックスとナイキはさえない。

・景気減速や関税への懸念、地政学リスクやハイテク株のバリュエーション高騰を背景に、米株式市場では動揺が続いてきた。


3.21
モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏
株式市場が不安定な状況は少なくとも今年後半まで続き、株価は先月に付けた最高値を下回ったまま推移する公算が大きいと。
「回復は段階的に進むとみられ、今年前半に最高値を再び更新することは恐らくあり得ないだろう」と。

JPモルガン・チェースのグローバルクオンツ・デリバティブ担当ストラテジスト、エマ・ウー氏は
米株式市場が貿易摩擦や経済減速への懸念で打撃を受けるなか、個人投資家は損失が膨らんでもひるむことなく、むしろ買い増しを続けている。
19日までの1週間に個人投資家は120億ドル(約1兆8000億円)余りを米株に投資した。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のマイケル・ハートネット氏
世界の株式市場には「モンスター級」のマネー流入が続いており、全面的な貿易戦争が株式に及ぼし得るリスクは心配されていないと。

デニス・デブシェール氏率いる22Vリサーチのアナリスト
「VIX(恐怖指数)やスプレッドはリセッション(景気後退)ではないものの、不確実性の高い経済環境に見合った水準まで戻ってきており、それが株式市場の内部環境の改善を後押ししている」と。
「これは、米経済が急速にリセッションに向かっているわけではないという当社の見解と整合している」と。
4月2日発表の相互関税に対する懸念は高まっているが、同社のキム・ウォレス氏は「実際の通商政策リスクは昨年12月時点よりも現在の方が低い」と。交渉が進む中で不確実性は依然として高く、発表される内容は懸念材料となり得るが、最終的な関税の水準は当初予想よりも低くなるとの予想を同氏は示した。

【米国債】
◆まちまち
//◇◇▽◇◆//
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・10年債利回りは約1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した一方、政策金利動向に敏感な2年債利回りはこの日も低下。

・米10年債利回り
⇒4.25% 1.1   +0.26%
⇒4.24% -0.4 -0.09%
⇒4.25% -3.7 -0.85%
  
  
3.21
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁
移民や貿易、財政の急速な政策変更が経済にどのような変化をもたらすのかを巡って高いレベルの不確実性があるが、現行の金融政策スタンスは適切で、米金融当局は状況の変化に対応できる好位置にいられるとの考えを示した。

【原油】
◇小幅続伸
//◇▲◇▽◇// 
・需給を巡って相反するシグナルを見極めようとする動きが続いた。
・景気減速とこれに伴う原油需要への影響も懸念されており、相場の重しとなっている。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が来月から供給を拡大する予定であることも、今週の原油相場の上値を抑えた。


⇒WTI先物5月限は、前日比21セント(◇0.3%)高の1バレル=68.28ドル。
⇒WTI先物4月限は、前日比1.10ドル(▽1.6%)高の1バレル=68.26ドル。
⇒WTI先物4月限は、前日比26セント(◇0.4%)高の1バレル=67.16ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント5月限は◇0.2%上げて72.16ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント5月限は▽1.7%上げて72ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント5月限は◇0.3%上げて70.78ドル。


3.21
RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト
米国はイラン産原油を購入していた疑いで中国の製油所とその最高経営責任者(CEO)を制裁対象に加えた。市場では原油供給に障害が生じる事態が意識されており、「リスクプレミアムが一段と真剣に受け止められている」と指摘。

ライスタッド・エナジーの地政学分析責任者、ホルヘ・レオン氏
最大限の圧力政策によって世界の市場から消えるイラン産原油は、最大で日量150万バレルとの計算になる。

【NY金】
◆下落
//◇▽◇◇◆//
・金スポット価格は続落。
・貿易戦争を巡る懸念を背景とする金への逃避買いの流れが細った。
・この日は幅広い業界からさえない決算が相次いだことで米企業への懸念が台頭し、S&P500種が下落。投資家が流動性の確保に走ることで、金相場は短期的に株安から逆風を受ける可能性がある。

⇒金先物4月限は22.40ドル(◆0.7%)安の3021.40ドル。
⇒金先物4月限は2.6ドル(◇0.1%)高の3043.80ドル。
⇒金先物4月限は40セント(◇0.1%未満)高の3041.20ドル。

>>3.18
オーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC)のバス・メノン投資戦略担当マネジングディレクター
金にはなお上値余地があるが、短期的には「3000ドルが強力な抵抗線」となっていると。
「この水準をわずかに上回ったが、決定的な上抜けを示すものではないかもしれない」と。

【欧州株】

3.19
英FTSETM100指数 8,706.66 +1.43 +0.02%
独DAX指数 23,288.06 -92.64 -0.40%
仏CAC指数 8,171.47 +56.90 +0.70%
--------------------------------------------------------------
3.20
英FTSETM100指数 8,701.99 -4.67 -0.05%
独DAX指数 22,999.15 -288.91 -1.24%
仏CAC指数 8,094.20 -77.27 -0.95%
--------------------------------------------------------------
3.21
英FTSETM100指数 8,646.79 -55.20 -0.63%
独DAX指数 22,891.68 -107.47 -0.47%
仏CAC指数 8,042.95 -51.25 -0.63%
--------------------------------------------------------------

⇒▽nrもみあい ⇒▼nrよこばい.調整 ⇒▲切下げ.調整2
⇒-△nr下げ.様子見 ⇒▲wr.窓埋め調整 ⇒▲切落とし.調整2
⇒▽wr切り上げ ⇒▲拍子木.調整へ ⇒▲nr切下げ.調整2  

▲下落
//◇▽◇▲▲//
・ストックス欧州600指数は0.6%下落。
・英ロンドン・ヒースロー空港の閉鎖が航空会社の株価に影響し、旅行・レジャー部門は最も下げ幅が大きかった。
・テレコム株は好調で、スウェーデンの通信会社テレ2は、JPモルガンが投資判断を「オーバーウエイト」に引き上げたことで、3.5%上昇。

【欧州債】
◇もみあい
//◇◇◇◆◇// 
・21日の欧州債券市場は、英国の財政赤字が予測を上回るペースで拡大していることが示されたことを受け、英国債利回りが2日連続で上昇。
・ドイツ2年債利回りは4bp低下し2.13%と、5日以来の低水準となった。一方、10年債利回りは2bp低下して2.77%。


・独国債10年物
⇒2.77% -0.02
⇒2.78% -0.02
⇒2.80% -0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.71% +0.07
⇒4.65% +0.02
⇒4.63% -0.01
---------------------------

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