*かぶとうし塾


アーカイブ

2025年3月12日水曜日

◇ドルとユーロ反発 円安方向に.147円後半 原油.▽nr差し込み.66ドル 令和7.3.12.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.ウクライナが30日停戦案に同意
ウクライナは米国が提案したロシアとの30日間停戦を受け入れる用意があると発表した。サウジアラビアで米国と協議後、ウクライナ大統領府が共同声明をウェブサイトに掲載した。~ ウォルツ米大統領補佐官(国家安全保障担当)はこの案をロシアに持って行き、合意を探るとがジェッダで記者団に語った。~ トランプ大統領もウクライナへの情報共有と安全保障の支援再開に同意。共同声明によると、ウクライナと米国は天然資源取引を可及的速やかに締結することでも合意した。

②.トランプ氏とカナダが市場振り回す
トランプ米大統領はカナダの鉄鋼およびアルミニウムに対する関税を50%に引き上げると述べた数時間後、この計画を見直していると明らかにした。~ トランプ氏は朝方、カナダのオンタリオ州が米国向けの電力価格に25%上乗せしたことへの報復として、カナダ産鉄鋼・アルミ関税の引き上げを表明していた。~ しかし、オンタリオ州のフォード首相は電力価格上乗せの停止を表明。これが関税引き上げ方針の撤回につながるかとの記者団の質問に対し、トランプ氏は「それについては検討中だが、おそらくそうなる」と語り、「追って知らせる」と続けた。

③.GPIFは方針維持
公的年金を運用する年金積立管理運用独立法人(GPIF)は、国内外の株式と債券に25%ずつ配分する現在の基本ポートフォリオを2025年度以降も維持する方針を固めたと、日本経済新聞(電子版)が報じた。~ 現在の資産構成割合でも運用目標利回り(賃金上昇率を1.9%上回る水準)を達成できると判断したという。

④. 広がる米企業の業績不安
米国経済への懸念が高まる中、個人消費の減少が加速していることを受け、航空業界や小売り業界で今後の業績への不安が広がっている。アメリカン航空グループとデルタ航空は相次いで業績見通しを下方修正した。~ 航空業界の動きと、スポーツ用品小売りのディックス・スポーティング・グッズや、小売り大手コールズの弱気な業績予想が相まって、米国株式市場は急落している。~ ウォルマートのダグ・マクミロン最高経営責任者(CEO)は最近、シカゴ経済クラブで1000人の経営者に対し、米国の消費者は「ストレス行動」を示していると語った。

⑤.米景気後退の確率
サマーズ元米財務長官はトランプ政権の政策方針で信頼感が損なわれていることを理由に、米国が今年リセッション(景気後退)に陥る確率は五分五分に近いと、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで発言。~ その上で、米連邦公開市場委員会(FOMC)は来週の会合で、「不確実性が経済にもたらしている極めて甚大な損害を強調する必要がある」とし、「こうした不確実性に彼らが対応できる能力は非常に限られているということも指摘しなければならない」とサマーズ氏は語った。
12日 【日本株】
日経平均 36,819.09 +25.98 +0.07%
TOPIX 2,694.91 +24.19 +0.91%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒▽はらみ反発.買戻し ⇒-Lowもみあい ⇒▽nr上げ.様子見
TOPIX ⇒▲nr切下げ ⇒-Lowもみあい ⇒▽反発.買戻し
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 27.79 -1.35 -4.63% ⇒▲下げ大 ( 27台 )
日経平均VI 29.14 +0.86 +3.04% ⇒+▼上がる ( 29台 )
日経平均VI 28.28 +0.12 +0.43% ⇒+nr ( 28台 )
--------------------------------------------------------------
12日、円下落、米国が鉄鋼・アルミ関税発動-債券下落、株反発

12日、日本株は反発。TOPIXの上昇率は一時1%を超えた。
・円安推移に加え、過度のリスク回避姿勢が和らいだことで電機や機械など輸出関連株の一角、直近の下げがきつかったソニーグループやサンリオなどコンテンツ関連銘柄が上昇。
・国内外の金利高や日銀の継続的な利上げ観測から金融株も買われた。銀行株はモルガン・スタンレーMUFG証券が強気のセクター判断を維持した。

--------------------------------------------------------------
みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト
円安と米株先物の上昇で最近の米株安の流れが「少し休止状態になる」との期待が広がり、日本株にも買い戻しが出たと。
日銀総裁の発言に関しては時期は別として、どこかで追加利上げするとの見方から金融株が買われている部分もあると。
しかし、トランプ米政権の関税政策と発言に市場は翻弄(ほんろう)されており、積極的に株を買うことはまだ難しい」とも。

--------------------------------------------------------------
日経平均は小幅反発、売買一巡後は前日終値水準での小動き

・米国株の大幅安と為替の円高推移などを受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・米国株が続落となったものの、為替が1ドル147円台後半と円高進行が一服したことなどから、東京市場は前日終値水準で取引を開始。
・日経平均は小幅マイナスでスタートした後は切り返し、一時37000円に迫る動きも見られた。
・ただ、前日の乱高下などが影響して積極的な売買は手控えられ、売買一巡後の日経平均は前日終値水準での小動きが継続。

・今晩、米消費者物価指数発表なども控えていることから様子見姿勢の強い展開となった。
・大引けの日経平均は前日比25.98円高(+0.07%)の36819.09円。

・銀行、非鉄金属、電気・ガス、保険、石油・石炭などが上昇。
・海運、空運、その他金融、不動産の4セクターのみ下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】三菱電、三井ハイテク など 


▽三菱電 2723 +161.5大幅反発。
防衛事業説明会が本日開催されているもよう。同事業の受注高は22年度1400億円から24年度には6000億円にまで拡大、契約制度改善により利益率も向上しており、26年度には営業利益率10%実現の見通しとしている。
防衛の大規模システムや衛星システムに加えて、レーダー、ミサイル、指揮システムなどで多くの実績があり、デバイスからシステムまで垂直統合開発が可能な点も強みとしている。

▲三井ハイテク 745 -90急落。
前日に25年1月期決算を発表、営業利益は160億円で前期比11.6%減となり、従来計画の130億円は上振れた。一方、26年1月期は130億円で同18.8%減の計画としており、連続2ケタ減益を見込み、マイナス視された。
電機部品を中心とした先行投資費用の増加を想定している。また、新中計を発表、28年1月期営業利益は235億円目標としており、前回中計目標値の25年1月期330億円を下回る。

--------------------------------------------------------------
3.12 動いた株・出来た株
◇良品計画<7453> 3767 +202 ⇒ 突っ込み警戒案からのリバウンドの動きに。
◇F&LC<3563> 4227 +225 ⇒ 短期調整一巡感から押し目買いが優勢に。
◇三菱重工業<7011> 2439.5 +124.5 ⇒ 主力の防衛関連には押し目買いの動きが優勢となり。
◇大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 2132 +99 ⇒ 防衛関連の側面などに関心続く格好へ。
◆三井ハイテック<6966> 740 -95 ⇒ 今期の連続2ケタ減益見通しをマイナス視。
◆SUBARU<7270> 2782.5 -121.5 ⇒ 米国自動車関税の影響などあらためて懸念か。
◆横河電機<6841> 2986 -109 ⇒ 5月のMSCIリバランス除外候補と。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 2825.5 -103.5 ⇒ 主力の半導体関連株は相対的に上値重い展開で。
◆TOWA<6315> 1527 -45 ⇒ モルガン・スタンレーMUFG証券では目標株価を引き下げ。
◆オリエンタルランド<4661> 3117 -83 ⇒ 一昨日大幅上昇からの反動安が続く。
◆アドバンテスト<6857> 7740 -181 ⇒ 米テラダインの大幅下落に連れ安へ。
//◇▲◇▲▲◇//◆◆◇ ドル円 147円台( 金融政策意識 )
//◇◇▽▽▲▽//◆▲▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆▲◆▽//_▲▽ 原油 66ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルとユーロ反発 円安方向に.147円後半 原油.▽nr差し込み.66ドル  
3.12
米ドル/円 147.73 - 147.75
ユーロ/円 161.20 - 161.24
ユーロ/米ドル 1.0912 - 1.0913
英ポンド/円 191.21 - 191.34
豪ドル/円 92.97 - 93.02
スイスフラン/円 167.30 - 167.35
原油(WTIC原油先物) 66.53 +0.67 +1.02% ⇒▽Cog反発 ⇒▲吞込み ⇒▽nr差し込み

▲ドル弱い 円高転換に.147円前半 原油.▲吞込み.65ドル台  
3.11
米ドル/円 147.16 - 147.17
ユーロ/円 159.44 - 159.47
ユーロ/米ドル 1.0831 - 1.0840
英ポンド/円 189.47 - 189.57
豪ドル/円 92.38 - 92.42
スイスフラン/円 167.05 - 167.09
原油(WTIC原油先物) 65.80 −0.06 −0.09% ⇒◆nr下げ ⇒▽Cog反発 ⇒▲吞込み

◆ドルもみあい 円安一服.147円後半 原油.▽Cog反発.67ドル 
3.10
米ドル/円 147.89 - 147.97
ユーロ/円 160.24 - 160.28
ユーロ/米ドル 1.0832 - 1.0834
英ポンド/円 190.93 - 191.03
豪ドル/円 93.23 - 93.31
スイスフラン/円 167.95 - 168.15
原油(WTIC原油先物) 67.00 +0.80 +1.21% ⇒▲wr切下げ ⇒◆nr下げ ⇒▽Cog反発

StockCharts ⇒  

3.7
NYダウ   42,801.72 +222.64 +0.52%
S&P500   5,770.20 +31.68 +0.55%
NASDAQ 18,196.22 +126.96 +0.70%
--------------------------------------------------------------
3.10
NYダウ   41,911.71 -890.01 -2.08%
S&P500   5,614.56 -155.64 -2.69%
NASDAQ 17,468.32 -727.90 -4.00%
--------------------------------------------------------------
3.11
NYダウ   41,433.48 -478.23 -1.14%
S&P500   5,572.07 -42.49 -0.75%
NASDAQ 17,436.09 -32.22 -0.18%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▽切り込み.買戻し ⇒▲wrクアトロLow ⇒▲Low2
S&P500(SPX) ⇒▽切り込み.買戻し ⇒▲wrクアトロLow ⇒▲nr.Low2 
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽切り込み.買戻し ⇒▲wrクアトロLow ⇒-nr.Low2
【 SOX指数 】
4374.07 -31.02 (-0.70%) ⇒▽振り分け.買戻し ⇒▲wr逆立Low ⇒▲Low2

【 VIX恐怖指数 】
26.92 -0.94 (-3.37%) ⇒▲wrはらみ.下げ ⇒▽Wr逆立.上げ大 ⇒▲nrかぶせ
⇒+19.21P (27台)
⇒-6.03P (23台)
⇒+13.41P (24台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
米国株、ダウ続落し478ドル安 関税政策の不透明感が重荷 ナスダック続落  
▲Low2
ダウ工業株30種平均は続落
・トランプ米大統領による関税政策の不透明感を背景に主力株に売りが出た。半面、ウクライナとロシアの停戦交渉が進むとの期待は相場を下支えした。

-nr.Low2
ナスダック総合株価指数は続落
・アルファベットやクアルコムが下げた。
・エヌビディアは上げる。

NYダウは478ドル安、消費鈍化や貿易摩擦深刻化を警戒

・デルタ航空や小売り企業による消費鈍化警告で、警戒感が広がり、寄り付き後、下落。

・カナダによる国内電力価格引き上げに対抗しトランプ大統領がカナダ産鉄鋼とアルミニウム関税引き上げを警告し、貿易摩擦拡大懸念に相場は大幅続落となった。

・警戒感に軟調推移が続いたが、終盤にかけて、ウクライナがトランプ政権提案の停戦案を受け入れる用意があると発表、トランプ大統領がウクライナ情報共有と安全保障支援再開で合意したとの報道を受け停戦期待が広がり、さらに、カナダとの協議後、貿易を巡る懸念も緩和し、相場は下げ幅を縮小し、終了。
--------------------------------------------------------------

1.
・トランプ米大統領は11日午前、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、カナダから輸入する鉄鋼とアルミニウムに対する関税を引き上げると表明した。カナダのオンタリオ州政府が米国に供給する電力に25%の追加料金を課すと発表したことへの対抗措置という。貿易戦争が米経済の大半を占める個人消費を冷やすとの警戒から、ダウ平均は下げ幅を一時700ドルあまりに広げた。

・同日午後にはカナダのオンタリオ州政府が電力に対する25%の追加料金を停止すると伝わった。米国側は対抗措置を発動しない可能性を示唆したとも報じられ、米株式相場は下げ幅を縮めた。

・米国とウクライナの両政府は11日、ロシアによる侵略を受けるウクライナが米国の提示した30日間の停戦案を受け入れることで合意したと表明した。地政学リスクに対する警戒が後退し、投資家心理の悪化に歯止めがかかった。

・Bライリーのアート・ホーガン氏は「ロシアが停戦案に対してどう出るかという点で不透明感は残るが、短期的には株式市場にとって良いニュースと受け止められた」と話した。ダウ平均は3月に入り前日までに1900ドルあまり下げており、主力株には押し目買いが入りやすかった。

2.
・自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇。
・電気通信サービスが下落。


・ボーイングやエヌビディア、セールスフォースは買われた。
・鉄鋼会社のユナイテッド・ステイツ・スチール(X)やニューコア(NUE)は鉄鋼価格の上昇を受けてそれぞれ上昇。
・格安航空会社のサウスウエスト(LUV)は預ける荷物を無料から有料とする方針に転じ収益増加期待に、上昇。


・通信のベライゾン(VZ)は第1四半期の見通しで、競争激化を警告し警戒感に売られた。
・ウォルト・ディズニーやマクドナルド、IBMも下げた。
・ウォルト・ディズ二―・カンパニー(DIS)や旅行情報運営会社のエアビー・アンド・ビー(ABNB)なども航空会社の見通し下方修正を受け、需要鈍化を警戒感しそれぞれ下落。
・スポーツ用品小売りのディックス・スポーティング・グッズや百貨店のコールズ(KSS)もそれぞれ弱い売り上げ見通しを示し、下落。


3.
・アルファベットやクアルコムが下げた。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 170.97 +0.19%
◇ エヌビディア 108.76 +1.66%
◇ ASML 690.21 +1.04%
◆ インテル 19.78 -0.75%
◆ QCOM クアルコム 153.1 -1.21%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 146.99 -2.00%
◇ AMD 96.76 +0.13%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 89.05 +2.26%
★ テラダイン 87.07 -17.05%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 170.65 -3.64%
★ エヌビディア 106.98 -5.07%
★ ASML 683.11 -6.71%
★ インテル 19.93 -3.44%
★ QCOM クアルコム 154.98 -3.87%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 149.99 -3.65%
★ AMD 96.63 -3.67%
★ MU ミクロン・テクノロジー 87.08 -6.33%
★ テラダイン 104.97 -3.29%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 177.1 +0.71%
◇ エヌビディア 112.69 +1.92%
◇ ASML 732.22 +2.43%
◆ インテル 20.64 -0.53%
☆ QCOM クアルコム 161.22 +3.32%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 155.68 +2.73%
◇ AMD 100.31 +1.48%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 92.96 +4.13%
☆ テラダイン 108.54 +2.99%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドルとユーロ反発 円安方向に.147円後半
//▲◇▲▲◇//▲ 
・ブルームバーグ・ドル・スポット指数が下落。
・円は対ドルで147円台後半に下落。一時は148円11銭まで売られた。

ドル円相場は 米東部時間 16時 50 分
⇒¥147.77 ¥0.50 +0.34%
⇒¥147.29 -¥0.75 -0.51%
⇒¥148.02 ¥0.04 +0.03%

3.11
ビバ・インベスターズのストラテジスト、バシレイオス・ギオナキス氏
「ユーロが上昇を維持し、さらに上値を伸ばすには、欧州連合(EU)が米国との全面的な貿易戦争を避ける必要がある」と。
大規模な関税を回避できれば、ユーロは対ドルで1.15ドルを上抜ける可能性があると。

【米国株】
▲続落
//▲▲▽▲▽//▲▲ 

・11日の米国株式市場は続落。
・関税に関するトランプ大統領の発言に再び振り回される展開となった。
・貿易戦争による経済への影響が懸念され、S&P500種株価指数は昨年9月以来の安値で終えた。

・ウクライナは30日間停戦の米国案を受け入れる用意があると発表。こうした中、S&P500種はプラス圏に浮上する場面もあった。
・トランプ氏は、リセッション(景気後退)は全く予想していないとも発言。「相場は上下するものだ。だが、われわれは国家を再建しなければならない」と述べ、関税の影響による景気悪化への懸念から市場が売り込まれている状況についても気にしていないと語った。
・テスラやエヌビディアなどのハイテク大手は反発したが、S&P500種構成銘柄の大半は値下がりした。

3.11
モルガン・スタンレーのウェルス・マネジメント・マーケット調査・戦略チーム責任者、ダニエル・スケリー氏
「下落の大部分がすでに終わっているとしても、ボラティリティーはそうではない可能性がある。相場が当面、横ばいで推移することも十分あり得る」と。

50パーク・インベストメンツの創業者、アダム・サーハン氏
「振り子が反対側に振れて、恐怖が支配する状況にある」と。
「その多くは『トランプ・トレード』の巻き戻しに関連しているが、この先の成長見通し、およびリセッション(景気後退)に対する懸念も大きい」と。

シティー・インデックスのマーケットアナリスト、ファワド・ラザクザダ氏
「足元の状況から、こうした貿易政策による米経済、および諸外国との関係の双方への影響について疑問が広がっている」と。

ストラテガス・アセット・マネジメントの投資戦略責任者、ライアン・グラビンスキー氏
「消費者による高額商品の購入や企業の設備投資決定が難しい状況が続いているように、トランプ政権に期待されていた前向きな材料が一部出てくるようになるまで、投資家がしっかりと買いを入れることは困難なままだ」と。

アドバイザーズ・アセット・マネジメントのスコット・コリヤー最高経営責任者
「恐怖と売りはまだヤマ場に達していない」と。「おそらく近づいているが、反発するには売りが収まるのを確認する必要がある」と。

【米国債】
▲下落
//▽▲◆◇▽//▽▲
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・午後の取引で米国株に押し目買いが入ったことで下げが加速した。早い時間帯では、求人件数が予想以上に増加したことが相場の重しとなった。

・米10年債利回り
⇒4.28% 6.5 +1.54%
⇒4.22% -8.6 -2.00%
⇒4.30% 2.5 +0.57%
  
  
3.10
ティー・ロウ・プライスの投資適格級債券チーム責任者兼ポートフォリオマネジャー、スティーブ・ブース氏
4月に発表される「次の雇用統計に向けて労働市場への圧力が強まっている」とし、5月利下げの観測が高まる可能性があると予想。そうなれば10年債利回りは4%に迫るだろうと。
「米経済には明らかに財政刺激策が少なくなっている。いずれにしても景気は減速する運命にあったが、連邦レベルで実施されている支出カットや人員削減により、そのペースが速まっている」と。
また市場ではインフレが鈍化すると予想されており、「1月のインフレ率が今後数カ月から数四半期におけるピークとなるだろう」と。

ペッパーストーンのシニアリサーチストラテジスト、マイケル・ブラウン氏
「『トランプ・プット』との考えは明らかに的外れであり、政権は「長期的利益のための短期的な痛み」という戦略を推し進めている」と。
「米貿易政策を筆頭に、不確実性の度合いは依然として極めて高く、市場参加者が引き続きディフェンシブな姿勢を強めていることに驚きはない」と。

バークレイズの米国金利戦略部門責任者、アンシュル・プラダン氏
トレンド潜在成長率を大幅に下回り、米金融当局の対応が必要となるリスクを市場がなお過小評価していると。
その上で、既存の2年債のロングポジションを5年で償還を迎える国債に移すことを推奨。

【原油】
◇小幅高
//▲◆▲◇▽//▲◇ 
・国際市場の指標で最近の下げが行き過ぎだったことが示唆された。
・ロシアとウクライナの戦争が停戦に向かう可能性も示されたが、テクニカル指標の方が重視された。。



⇒WTI先物4月限は前日比22セント(◇0.3%)高の1バレル=66.25ドル。
⇒WTI先物4月限は前営業日比1.01ドル(▲1.5%)安の1バレル=66.03ドル。
⇒WTI先物4月限は前日比68セント(▽1%)高の1バレル=67.04ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント5月限は◇0.4%上げて69.56ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント5月限は▲1.5%下落し69.28ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント5月限は前日比▽1.3%上げて70.36ドル。


>>3.10
JPモルガン・チェースのアナリスト
顧客リポートで、前週は「1年分の経済混乱がもたらされた」と。
カナダとメキシコに対する関税の延期でやや安心感が広がったものの、「『米国の極端な政策』シナリオのリスクが生じ、モメンタム要因が集中する中で非常に急激な巻き戻しが引き起こされた」と。

カーライル・グループのジェフ・カリー氏
10日付の調査リポートで、国境を越えた化石燃料の取引は2017年にピークに達しており、今後は減少すると予想。
エネルギー安全保障の強化を目指す各国は再生可能エネルギー源への投資を増やすと、同氏はみている。

【NY金】
▽反発
//▽◇◇◇◆//◆▽
・金スポット相場は上昇し、1オンス=2900ドル台を回復した。
・トランプ米大統領による新たな関税の発表を受け、世界的な貿易戦争により米経済がリセッション(景気後退)に向かうとの懸念が強まった。

⇒金先物4月限は21.50ドル(▽0.7%)上昇の2920.90ドル。
⇒金先物4月限は14.70ドル(◆0.5%)下げて2899.40ドル。
⇒金先物4月限は12.50ドル(◆0.4%)安の2914.10ドル。

3.11
米国のリセッションの可能性を指摘する声が強まれば、金利とドルが下げる環境がもたらされる可能性が高くなるとし、「そうなった場合、今年後半の金価格上昇に向けた非常に建設的なシナリオが描かれることになろう」と。
金価格が下落した場合は、投資を従来の株式と債券の組み合わせから分散させるという意味で買いの好機になるとみている。


【欧州株】

3.7
英FTSETM100指数 8,679.88 -2.96 -0.03%
独DAX指数 23,008.94 -410.54 -1.75%
仏CAC指数 8,120.80 -76.87 -0.94%
--------------------------------------------------------------
3.10
英FTSETM100指数 8,600.22 -79.66 -0.92%
独DAX指数 22,620.95 -387.99 -1.69%
仏CAC指数 8,047.60 -73.20 -0.90%
--------------------------------------------------------------
3.11
英FTSETM100指数 8,495.99 -104.23 -1.21%
独DAX指数 22,328.77 -292.18 -1.29%
仏CAC指数 7,941.91 -105.69 -1.31%
--------------------------------------------------------------

⇒▼nr.様子見 ⇒▲wrクアトロ.調整 ⇒▲Wr切下げ.50MA割れ
⇒▲Cog.振り分け ⇒▲wr切下げ.調整⇒▲wr切下げ.20MA割れ
⇒▼切り下げ.Sup20MA ⇒▲wr吞込み.調整 ⇒▲Wr切下げ.調整  

▲下落
//▽▲▽◆▲//▲▲
・11日の欧州株は4日続落。--トランプ米大統領がカナダに対する関税を引き上げると表明したことが材料視された。
・米航空会社の低調な利益見通しを嫌気し、この日は航空株が売られた。
・ストックス欧州600指数は1.7%下落。
・ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)は1.1%下落。一時は上昇している場面もあった。ステランティスは5.2%値下がりした。

【欧州債】
▲下落
//▲◆▲◆◇//◇▲ 
・欧州債は軒並み下落。
・ドイツ債と英国債の利回り曲線はスティープ化した。予想されるドイツの財政支出拡大が欧州での政府借り入れ増大につながるとの見方が背景。
・ドイツ10年債利回りは一時7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.90%と、2023年10月以来の高水準をつけた先週の2.93%に迫った。


・独国債10年物
⇒2.90% +0.06
⇒2.83% 0.00
⇒2.84% +0.00
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.67% +0.03
⇒4.64% +0.01
⇒4.64% -0.02
---------------------------

Powered By Blogger