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2025年3月11日火曜日

▲ドルとユーロ弱い 円高転換に.147円前半 原油.▲吞込み.65ドル台 令和7.3.11.Tue

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.各社見通し引き下げテスラ株急落
中テスラの株価は一時16%急落。日中の下げとしては2020年9月以来の大幅となった。ウォール街のアナリストらが同社の納車台数予測を大幅に引き下げ始めたためだ。~ 人気のスポーツ型多目的車(SUV)「モデルY」の新デザイン切り替えに伴う混乱に加え、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に対する反発が、今年初めから世界の主要な電気自動車(EV)市場の一部でテスラの地位を損なっている。~ ドイツではマスク氏が同国の連邦議会選挙で極右政党への支持を表明したことなどを受け、1-2月の登録台数が70%急落した。世界最大のEV市場、中国でテスラは他のメーカー同様、国内トップの比亜迪(BYD)に追いつこうと苦戦している。

②.ドイツ緑の党反対で足並み揃わず
借り入れ制限を緩和する憲法改正を目指すドイツは、議会で必要な3分の2の賛成票を確保できない可能性が出てきた。~ しかし上院では、60票を獲得しなければ法案成立はおぼつかず、穏健派民主党の支持がなお必要になる。~ 緑の党は10日、これに反対票を投じる意向を表明。メルツ氏らが次期連立協議から同党をほぼ排除し、気候変動対策など同党の優先事項を無視したことを強く非難した。さらなる協議の余地は残し、独自の法案を提出する意向を示した。メルツ氏の陣営と社会民主党(SPD)は10日にベルリンで緑の党の議員らと会合を開く。

③.S&P500種に5%下げ余地
モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は経済成長への懸念に言及。関税や財政支出抑制による企業利益への打撃を背景に、米国株がさらに5%下落するリスクがあると指摘した。~ S&P500種株価指数は今年上期中に5500程度まで下げ、年末までに6500を取り戻すと予想している。JPモルガン・チェースやRBCキャピタル・マーケッツなども、2025年の強気予想を後退させた。~ ウィルソン氏はまた、リセッション(景気後退)の可能性が高まれば、S&P500種は20%の下げもあり得ると警告。「まだその段階ではないが、状況は急変することがあり、リスク管理の点からも、弱気シナリオの場合の下げを把握していくことは有益だ」と述べた。

④アップルOS刷新へ
米アップルはソフトウエアの大幅刷新を準備している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。スマートフォン「iPhone」やタブレット端末「iPad」、パソコン「Mac」のインターフェースを新世代のユーザー向けに変えることを目指しているという。~ 刷新は年内に予定されており、基本ソフト(OS)の見た目が抜本的に変わり、アップルの各種ソフトウェアプラットフォームの一貫性が高まる。アイコンやメニュー、アプリケーション、システムボタンのスタイル変更などが含まれるという。
11日 【日本株】
日経平均 36,793.11 -235.16 -0.64%
TOPIX 2,670.72 -30.04 -1.11%
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日経平均 ⇒▲Low.弱い ⇒▽はらみ反発.買戻し ⇒-Lowもみあい
TOPIX ⇒▲Cog逆立.10/20MA割れ ⇒▲nr切下げ ⇒-Lowもみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 29.14 +0.86 +3.04% ⇒+▼上がる ( 29台 )
日経平均VI 28.28 +0.12 +0.43% ⇒+nr ( 28台 )
日経平均VI 28.16 +2.97 +11.79% ⇒+BigUp.上げ大 ( 28台 )
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11日、株式は下落、景気懸念でリスクオフ-債券大幅高、円堅調

11日、日本市場では株式が下落。日経平均株価は一時1000円超下げた後、下げ幅を縮めた。
・トランプ米大統領の関税政策で米国の景気が悪化するとの不安が強まったことや、円高を受けて輸出関連を中心に売られた。
・債券は大幅高となり、為替は円が対ドルで堅調に推移した。--景気悪化への懸念で米国の長期金利が急低下した流れを引き継ぎ、買いが優勢となった。GDP改定値が下方修正されたことも相場の支えになった。

・円高が輸出企業に打撃を与えるとの見方から、自動車や電機株がTOPIXを押し下げた。
・日本銀行の利上げが収益拡大につながるとの期待で年初来好調に推移していた銀行株も下げた。
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岩井コスモ証券の川崎朝映シニアアナリスト
リスクオフムードの中で「上がっていた株が売られ、それほど上がっていなかった株は底堅いというリバーサルトレード」が広がっていると。
「為替が円高になっているため、次の日銀会合での追加利上げへの思惑が少し薄れていることも銀行株に影響があるだろう」と。

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日経平均は反落、一時36000円割り込むも下げ幅を大幅に縮小

・米国株の大幅安と為替の円高推移などを受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・日経平均はマドを空けて急落。
・為替の円高加速や金融株が一段安となり、日経平均は一時36000円を割り込んだ。
・ただ、為替の円高ドル安が一服したことや、ファーストリテ<9983>が切り返したことで、日経平均は下げ幅を縮小。

・為替が1ドル147円30銭台まで値を戻したこともあり、日経平均は陽線を残し取引を終えた。値幅が大きかったことも影響して、プライム市場の売買代金は5兆円を超える大商いとなった。
・大引けの日経平均は前日比235.16円安(-0.64%)の36793.11円。

・小売、倉庫・運輸、鉱業、その他製品、食料品の5セクターが上昇。
・証券・商品先物、非鉄金属、サービス、建設、銀行などが下落。

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【個別銘柄】GMO など 


▽GMO 3133 +183大幅反発。
大和証券では投資判断「2」を継続し、目標株価を3010円から3950円にまで引き上げている。タイ証券事業からの撤退、GPUクラウド本格稼働に伴う今来期増益見通し、積極的な自社株買いなどを踏まえて、中小型株の中でのトップピック推奨としている。
自社株買いを反映して、26年12月期EPS予想は199円から253円に引き上げのもよう。再編に伴うグループ価値顕在化の場合、追加の株主還元の可能性ともしているよう。

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3.11 動いた株・出来た株
◇MonotaRO<3064> 2593.5 +171.5 ⇒ 2月の月次動向をポジティブ視へ。
◇GMOインターネットグループ<9449> 3113 +163 ⇒ 大和証券では目標株価を引き上げ。
◇東京地下鉄<9023> 1788 +60 ⇒ ディフェンシブ妙味強く逃避資金向かうか。
◇サッポロHD<2501> 7710 +229 ⇒ みずほ証券では目標株価を引き上げ。
◆フジクラ<5803> 5375 -398 ⇒ 半導体株安でデータセンター関連の電線株も総じて軟調。
◆古河電気工業<5801> 5485 -350 ⇒ みずほ証券では目標株価を引き下げ。
◆住友電気工業<5802> 2489.5 -135.5 ⇒ みずほ証券では目標株価を引き下げ。
◆荏原製作所<6361> 2276.5 -147.5 ⇒ 半導体関連の一角として売りが波及も。
◆富士通<6702> 2859 -173 ⇒ 直近では英政府と被害賠償の協議開始で合意などとも伝わっている。
◆日本マイクロニクス<6871> 3615 -215 ⇒ 米SOX指数大幅下落で半導体関連軟調。
◆日本製鋼所<5631> 5410 -316 ⇒ 本日は防衛関連も総じて軟調な動き。
◆みずほ<8411> 3890 -224 ⇒ 日米長期金利の低下をマイナス視。
◆T&DHD<8795> 2872 -164 ⇒ 金利の低下を受けて金融関連株もさえない。
◆日本電気<6701> 13910 -790 ⇒ 真空地帯で大きく値下がりの格好に。
◆キオクシアHD<285A> 2607 -147 ⇒ 先週末に急騰の反動が続く形。
//◇▲◇▲▲◇//◆◆ ドル円 147円台( 金融政策意識 )
//◇◇▽▽▲▽//◆▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆▲◆▽//_▲ 原油 65ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル弱い 円高転換に.147円前半 原油.▲吞込み.65ドル台  
3.11
米ドル/円 147.16 - 147.17
ユーロ/円 159.44 - 159.47
ユーロ/米ドル 1.0831 - 1.0840
英ポンド/円 189.47 - 189.57
豪ドル/円 92.38 - 92.42
スイスフラン/円 167.05 - 167.09
原油(WTIC原油先物) 65.80 −0.06 −0.09% ⇒◆nr下げ ⇒▽Cog反発 ⇒▲吞込み

◆ドルもみあい 円安一服.147円後半 原油.▽Cog反発.67ドル 
3.10
米ドル/円 147.89 - 147.97
ユーロ/円 160.24 - 160.28
ユーロ/米ドル 1.0832 - 1.0834
英ポンド/円 190.93 - 191.03
豪ドル/円 93.23 - 93.31
スイスフラン/円 167.95 - 168.15
原油(WTIC原油先物) 67.00 +0.80 +1.21% ⇒▲wr切下げ ⇒◆nr下げ ⇒▽Cog反発

◇ドルとユーロ反発 円安方向に.148円台 原油.▽Cog反発.67ドル  
3.8
米ドル/円 148.00 - 148.11
ユーロ/円 160.35 - 160.40
ユーロ/米ドル 1.0830 - 1.0836
英ポンド/円 191.25 - 191.31
豪ドル/円 93.33 - 93.35
スイスフラン/円 168.18 - 168.32
原油(WTIC原油先物) 67.00 +0.80 +1.21% ⇒▲wr切下げ ⇒◆nr下げ ⇒▽Cog反発

StockCharts ⇒  

3.6
NYダウ   42,579.08 -427.51 -0.99%
S&P500   5,738.52 -104.11 -1.78%
NASDAQ 18,069.25 -483.47 -2.61%
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3.7
NYダウ   42,801.72 +222.64 +0.52%
S&P500   5,770.20 +31.68 +0.55%
NASDAQ 18,196.22 +126.96 +0.70%
--------------------------------------------------------------
3.10
NYダウ   41,911.71 -890.01 -2.08%
S&P500   5,614.56 -155.64 -2.69%
NASDAQ 17,468.32 -727.90 -4.00%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▲はらみ調整.様子見 ⇒▽切り込み.買戻し ⇒▲wrクアトロLow
S&P500(SPX) ⇒▲逆立Low ⇒▽切り込み.買戻し ⇒▲wrクアトロLow 
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲逆立Low ⇒▽切り込み.買戻し ⇒▲wrクアトロLow
【 SOX指数 】
4405.09 -224.50 (-4.85%) ⇒▲Low ⇒▽振り分け.買戻し ⇒▲wr逆立Low

【 VIX恐怖指数 】
27.86 +4.49 (+19.21%) ⇒▽逆立上げ ⇒▲wrはらみ.下げ ⇒▽Wr逆立.上げ大
⇒+19.21P (27台)
⇒-6.03P (23台)
⇒+13.41P (24台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ大幅反落し890ドル安 米景気の不透明感で ナスダックは4%安  
▲wrクアトロLow
ダウ工業株30種平均は大幅反落
・トランプ米大統領が9日の米テレビの取材で景気後退入りの可能性を明確に否定しなかった。米景気や米政権による関税政策の不透明感から株売りが広がった。ダウ平均の下げ幅は1100ドルを超える場面があった。

▲wrクアトロLow
ナスダック総合株価指数は大幅反落
・アナリストが目標株価を引き下げたテスラが大幅安となった。
・ビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズや半導体のブロードコムなども下げた。

NYダウは890ドル安、リセッション懸念やハイテクが重し

・トランプ大統領が週末のインタビューで政策の大幅修正で経済が過渡期にあると言及し、景気後退入りも除外しなかったため警戒感に寄り付き後、下落。

・ハイテクでの利益確定売りが目立ち、相場は終日軟調に推移した。

・終盤にかけて関税を巡る不透明性などに手仕舞い売りが一段と強まり、下げ幅を拡大し、終了。
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1.
・トランプ氏は米FOXニュースのインタビューで米国の景気後退入りを予想しているのかと聞かれ、「そのようなことを予測するのは嫌いだ。我々がしていることは非常に大きいので過渡期がある」と述べた。米政権が短期的に景気に配慮した政策を打ち出さず、関税政策などが米景気を下押しすることへの警戒から、株式の持ち高を減らす動きが加速した。

・市場では「トランプ氏は関税強化による個人消費の低迷や物価上昇といった痛みをいとわない姿勢をみせた」(インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トーレス氏)との指摘があった。企業収益への逆風が避けられないとの見方が株価の重荷となった。

・「恐怖指数」とも呼ばれる米株の変動性指数(VIX)が大幅に上昇し、24年8月以来の高水準になった。市場では「トランプ氏が関税政策を軟化させるとの期待が後退し、政策の不確実性が高まっている」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声があった。ハイテク株を中心に幅広い銘柄に売りが広がった。

・日銀の追加利上げ観測が強まる中、日本の長期金利が上昇し、外国為替市場では円高・ドル安が進んでいる。円を借りて、ドル建て資産に投資する「円キャリー取引」の巻き戻しが加速するとの観測から、ハイテク株を中心に売りが膨らんだとの見方も出ていた。

2.
・食品・飲料・タバコ、電気通信サービスが上昇。
・自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が下落。


・ベライゾン・コミュニケーションズやスリーエムが上昇。
・住宅建設のレナー(LEN)は金利低下期待に上昇。
・缶詰めなどの食品会社、ザ・キャンベルズ・カンパニー(CPB)やシリアル製造会社のWKケロッグ(KLG)は、リセッション懸念がくすぶる中、需要が堅調に推移するとの見方に買われた。


・エヌビディアやアップルなどの下げが目立った。
・ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースといった金融が下げた。
・アメリカン・エキスプレスやウォルマートなどの消費関連も売られた。
・携帯端末のアップル(AAPL)は音声アシスタント「Siri」の機能強化が4月投入見込みの「iOS 18.4」で行われず当面延期となるとの報道やアナリストの投資判断引き下げが嫌気され、大幅安。


3.
・アナリストが目標株価を引き下げたテスラが大幅安。
・ビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズや半導体のブロードコムなども下げた。
・半導体のエヌビディア(NVDA)はアナリストの目標株価引き下げで下落。
・ソフトウエアメカーのオラクル(ORCL)は取引終了後に四半期決算を発表。クラウドビジネスが低調で調整後の1株当たり利益が予想を下回り、増配発表も時間外取引で売られている。

SOX指数 銘柄 ⇒
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★ TSM 170.65 -3.64%
★ エヌビディア 106.98 -5.07%
★ ASML 683.11 -6.71%
★ インテル 19.93 -3.44%
★ QCOM クアルコム 154.98 -3.87%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 149.99 -3.65%
★ AMD 96.63 -3.67%
★ MU ミクロン・テクノロジー 87.08 -6.33%
★ テラダイン 104.97 -3.29%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 177.1 +0.71%
◇ エヌビディア 112.69 +1.92%
◇ ASML 732.22 +2.43%
◆ インテル 20.64 -0.53%
☆ QCOM クアルコム 161.22 +3.32%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 155.68 +2.73%
◇ AMD 100.31 +1.48%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 92.96 +4.13%
☆ テラダイン 108.54 +2.99%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 175.85 -4.57%
★ エヌビディア 110.57 -5.74%
★ ASML 714.84 -3.37%
◆ インテル 20.75 -0.29%
◆ QCOM クアルコム 156.04 -1.01%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 151.54 -2.43%
★ AMD 98.85 -2.77%
★ MU ミクロン・テクノロジー 89.27 -5.37%
★ テラダイン 105.39 -4.37%
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【NY外為】
▲ドルとユーロ弱い 円高転換に.147円前半
//▲◇▲▲◇//▲ 
・外国為替市場では、安全資産への逃避買いが膨らむ中でブルームバーグ・ドル・スポット指数が小幅高。
・円は対ドルで一時およそ1%高の146円64銭に上昇。日本の長期金利が2008年10月以来の高水準に上昇する一方、米国債利回りはこの日大幅低下し、日米金利差が縮小したことも円の追い風となった。その後は147円台前半まで上げを縮小した。

ドル円相場は 米東部時間 16時 50 分
⇒¥147.29 -¥0.75 -0.51%
⇒¥148.02 ¥0.04 +0.03%
⇒¥147.98 -¥0.90 -0.60%

3.10
バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト
12日の金融政策会合について「関税を巡る不透明感に加え、抑制されたインフレおよび労働市場の軟化を踏まえると、25bp利下げの可能性が高い」と指摘。「リスクは据え置き決定だ」と。

【米国株】
▽反発
//▲▲▽▲▽// 

・10日の米金融市場では、株式が売り込まれる一方、国債には逃避買いが膨らんだ。
・トランプ政権の関税や連邦政府職員の大量解雇による景気悪化懸念が強まった。
・トランプ大統領が関税や小さな政府といった長期的な目標の実現を優先し、経済や市場が打撃を受けても容認するとの見方が広がっている。

・ハイテク大手が大きく値を下げ、S&P500種は2.7%安。最高値から8.6%値下がりし、調整局面入りが迫った。
・ナスダック100指数は3.8%下落し、2022年以来の大幅な下げを記録した。
・テスラは15%急落。2020年9月以来の大幅安となった。アナリストが同社の納車台数予測を大幅に引き下げ始めたことが重しとなった。
・エヌビディアも売られ、フィラデルフィア半導体株指数を昨年4月以来の低水準に向けて押し下げた。

3.10
リソルツ・ウェルス・マネジメントのキャリー・コックス氏
「ウォール街では、200日移動平均を下回ると良いことは何も起こらないとの格言がある」と。
「この業界に存在する狂気じみた格言の中でも、これは真剣に受け止めるべきものだ。200日移動平均を下回る危険区域では売り圧力が加速し、劇的に振れが大きくなる」と。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのダン・ワントロブスキ氏
「世界のマクロ経済において、非常に不透明感が強い時期だ。その結果、米国株ではリスク回避の動きが続いている」と。
「地政学的な波乱要因のほか、米国ではインフレや成長に加え、(関税戦争によって高まった)景気後退のリスクが意識されている」と。

モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのマネジングディレクター、クリス・ラーキン氏
「市場では常に複数の要因が作用しているが、足元では関税の影響が突出しており、他のほぼ全てが後回しになっている」と。
「通商政策について一段と明確になるまでは、投資家はボラティリティーが高止まりすると想定すべきだ」と。

モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏
ストラテジストの間ではボラティリティー上昇への警戒が高まっている。
関税や財政支出抑制による企業利益への打撃を背景に、米国株がさらに5%下落するリスクがあると指摘。

【米国債】
▽上昇
//▽▲◆◇▽//▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・景気懸念から安全資産としての妙味が高まった。

・米10年債利回り
⇒4.22% -8.6 -2.00%
⇒4.30% 2.5 +0.57%
⇒4.28% -0.2 -0.05%
  
  
3.10
ティー・ロウ・プライスの投資適格級債券チーム責任者兼ポートフォリオマネジャー、スティーブ・ブース氏
4月に発表される「次の雇用統計に向けて労働市場への圧力が強まっている」とし、5月利下げの観測が高まる可能性があると予想。そうなれば10年債利回りは4%に迫るだろうと。
「米経済には明らかに財政刺激策が少なくなっている。いずれにしても景気は減速する運命にあったが、連邦レベルで実施されている支出カットや人員削減により、そのペースが速まっている」と。
また市場ではインフレが鈍化すると予想されており、「1月のインフレ率が今後数カ月から数四半期におけるピークとなるだろう」と。

ペッパーストーンのシニアリサーチストラテジスト、マイケル・ブラウン氏
「『トランプ・プット』との考えは明らかに的外れであり、政権は「長期的利益のための短期的な痛み」という戦略を推し進めている」と。
「米貿易政策を筆頭に、不確実性の度合いは依然として極めて高く、市場参加者が引き続きディフェンシブな姿勢を強めていることに驚きはない」と。

バークレイズの米国金利戦略部門責任者、アンシュル・プラダン氏
トレンド潜在成長率を大幅に下回り、米金融当局の対応が必要となるリスクを市場がなお過小評価していると。
その上で、既存の2年債のロングポジションを5年で償還を迎える国債に移すことを推奨。

【原油】
▲下落
//▲◆▲◇▽//▲ 
・世界の2大消費国である米国と中国での景気減速の兆候を受け、米国の関税が世界のエネルギー需要を減退させるとの懸念が強まった。
・米株式相場ではトランプ氏が大統領に選出されて以降の上げは全て消えている。一方、中国の消費者物価指数(CPI)は予想以上に低下。1年1カ月ぶりにマイナスに転じた。



⇒WTI先物4月限は前営業日比1.01ドル(▲1.5%)安の1バレル=66.03ドル。
⇒WTI先物4月限は前日比68セント(▽1%)高の1バレル=67.04ドル。
⇒WTI先物4月限は前日比5セント(◇0.1%)高の1バレル=66.36ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント5月限は▲1.5%下落し69.28ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント5月限は前日比▽1.3%上げて70.36ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント5月限は16セント上げて◇69.46ドル。


3.10
JPモルガン・チェースのアナリスト
顧客リポートで、前週は「1年分の経済混乱がもたらされた」と。
カナダとメキシコに対する関税の延期でやや安心感が広がったものの、「『米国の極端な政策』シナリオのリスクが生じ、モメンタム要因が集中する中で非常に急激な巻き戻しが引き起こされた」と。

カーライル・グループのジェフ・カリー氏
10日付の調査リポートで、国境を越えた化石燃料の取引は2017年にピークに達しており、今後は減少すると予想。
エネルギー安全保障の強化を目指す各国は再生可能エネルギー源への投資を増やすと、同氏はみている。

【NY金】
◆もみあい
//▽◇◇◇◆//◆
・金スポット相場は続落。

⇒金先物4月限は14.70ドル(◆0.5%)下げて2899.40ドル。
⇒金先物4月限は12.50ドル(◆0.4%)安の2914.10ドル。
⇒金先物4月限は60セント(◇0.1%未満)高の2926.60ドル。

>>2.26
スタンダードチャータードのアナリスト、スキ・クーパー氏
ETFへのマネー流入が「金相場の次の上昇局面をけん引し、テクニカルトレンドと現物市場の弱さを相殺する以上の効果をもたらすかもしれない」と。


【欧州株】

3.6
英FTSETM100指数 8,682.84 -73.00 -0.83%
独DAX指数 23,419.48 +338.45 +1.47%
仏CAC指数 8,197.67 +23.92 +0.29%
--------------------------------------------------------------
3.7
英FTSETM100指数 8,679.88 -2.96 -0.03%
独DAX指数 23,008.94 -410.54 -1.75%
仏CAC指数 8,120.80 -76.87 -0.94%
--------------------------------------------------------------
3.10
英FTSETM100指数 8,600.22 -79.66 -0.92%
独DAX指数 22,620.95 -387.99 -1.69%
仏CAC指数 8,047.60 -73.20 -0.90%
--------------------------------------------------------------

⇒▲wrクアトロ.20MA割れ ⇒▼nr.様子見 ⇒▲wrクアトロ.調整
⇒▽High.高値更新 ⇒▲Cog.振り分け ⇒▲wr切下げ.調整
⇒+▼nr.もみあい ⇒▼切り下げ.Sup20MA ⇒▲wr吞込み.調整  

▲下落
//▽▲▽◆▲//▲
・ストックス欧州600指数は1.3%下げ、2月10日以来の安値。
・業種別ではテクノロジーの下げが最も大きく。
・今年の上昇をけん引してきた銀行株も下落。

【欧州債】
◇小幅に上昇
//▲◆▲◆◇//◇ 
・10日の欧州債市場では、ドイツ債が小幅に上昇。
・米国経済の減速懸念が強まり、世界的に株価を圧迫し、安全資産への需要を高めた。
・ドイツ10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満の小幅低下で2.83%。--次期首相就任が有力なメルツ・キリスト教民主同盟 (CDU)党首が提案する防衛・インフラ支出計画を緑の党が支持しないと表明したことも、ドイツ債を後押しした。同国債は先週、この支出計画を材料に急落していた。


・独国債10年物
⇒2.83% 0.00
⇒2.84% +0.00
⇒2.83% +0.04
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.64% +0.01
⇒4.64% -0.02
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