*かぶとうし塾


アーカイブ

2025年1月16日木曜日

▲ドル&ユーロ下落 円全面高に.156円台 原油.☆Wr吞込み.高値更新.80ドル 令和7.1.16.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.米CPI
米消費者物価指数(CPI)は昨年12月にコア指数の伸びが予想を下回った。食品とエネルギーを除くコア指数は前月比で6カ月ぶりに鈍化した。~ 宿泊費の低下や医療サービス費の伸び鈍化、家賃の比較的低い伸びが、CPIを抑制する要因となった。~ CPIを受けて3月利下げの可能性が出てきたとみるエコノミストが増えた。短期金融市場では、再び7月利下げの可能性が完全に織り込まれた。

②.イスラエルとハマスが停戦合意
イスラエルとイスラム組織ハマスが停戦で合意したと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。過去15カ月で数万人が死亡したパレスチナ自治区ガザでは、19日から6週間にわたり戦闘が停止される。~ ハマスが拘束した人質のうち33人が解放される一方、イスラエルはガザの密集地域から撤退し、数百人のパレスチナ人の囚人を解放する。~ 正式発表は近く行われる見通しだと、関係者は匿名を条件に語った。

③.FRB高官発言
シカゴ連銀のグールズビー総裁とリッチモンド連銀のバーキン総裁、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁はいずれもインフレ状況が引き続き改善しているとの見解を示した。~ ただ、バーキン総裁は「目標の2%に戻すための最終段階を成功裏に終えるためには、当局は景気抑制的であるべきだとなお考えている」と述べた。

④.ベージュブック公表
米地区連銀経済報告(ベージュブック)は、ホリデーシーズンの力強い販売に支えられて、昨年11月下旬と12月に全米で経済活動が「わずか、ないし緩やかに」上向いたと指摘した。~ 雇用については、均衡した状態で若干増加したとの認識を示した。企業は2025年の見通しについて悲観的な見方より楽観的な見方の方が多かった。~ ただ、移民・関税政策の変更が及ぼす潜在的な影響への懸念も、いくつか聞かれたという。

⑤.JPモルガンなど米銀決算は好調
JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、シティグループ、ゴールドマン・サックスの大手4行が発表した2024年決算は、利益がバイデン政権1年目の21年に次ぐ過去2番目の高さを記録した。~ JPモルガンは年間利益が米銀史上初めて500億ドルを突破。~ トランプ次期政権への期待が高まっており、ゴールドマンのデービッド・ソロモンCEOは「企業経営陣の間ではセンチメントの変化が起きている。2025年にかけて追い風が吹いているような感触だ」と述べた。
日経平均 ⇒▲Low.50MA割れ ⇒▲Low2.切下げ ⇒+▲陰上げ.様子見
TOPIX ⇒▲Low2 ⇒+▼はらみ上げ.様子見 ⇒▲吞込み.様子見
--------------------------------------------------------------
16日 【日本株】
日経平均 38,572.60 +128.02 +0.33%
TOPIX 2,688.31 -2.50 -0.09%
--------------------------------------------------------------
15日 【日本株】
日経平均 38,444.58 -29.72 -0.08%
TOPIX 2,690.81 +8.23 +0.31%
--------------------------------------------------------------
14日 【日本株】
日経平均 38,474.30 -716.10 -1.83%
TOPIX 2,682.58 -31.54 -1.16%
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 22.60 -1.28 -5.36% ⇒▲下げる ( 22台 )
日経平均VI 23.88 -0.42 -1.73% ⇒▲下げる ( 23台 )
日経平均VI 24.30 +2.56 +11.78% ⇒▽大幅に上げる ( 24台 )
--------------------------------------------------------------
16日、日銀1月利上げ観測で円上昇、米利下げ期待戻り債券高

16日、東京株式相場は日経平均株価が6営業日ぶりに反発。
・米国で好決算を受けて銀行株が上昇し、国内でも証券や銀行など金融株に買いが入った。
・台湾積体電路製造(TSMC)が発表した2025年の設備投資予想が市場予想を上回り、東京エレクトロンやアドバンテストなどが買われた。

--------------------------------------------------------------
オルタス・アドバイザーズの日本株式戦略部門の責任者、アンドリュー・ジャクソン氏
半導体セクターへの関心が薄れていた中でTSMCの設備投資予想が好感されたと指摘。米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇が予想され、関連株はあすも堅調に推移するとの見方を示した。

セゾン投信の瀬下哲雄マルチマネジャー運用部長
たとえ過度な円高にはならなくても、大幅な円安シナリオは薄れており、自動車株の重しだと。
--------------------------------------------------------------
日経平均は6日ぶりに反発、積極的な買い手不在で上値は重い

・米国株の大幅上昇を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・寄付き後の日経平均は上げ幅を拡大し38900円台まで上昇する場面も見られたが、買い一巡後は、円高ドル安を材料にトヨタ自<7203>など自動車株の多くが下落したことなどが重しとなり上げ幅を縮小。

・一時、前日比マイナス圏まで押し戻されるなど引き続き上値の重い展開となった。

・大引けの日経平均は前日比128.02円高(+0.33%)の38572.60円。

・証券・先物、石油・石炭、サービス、パルプ・紙、保険などが上昇。
・海運、空運、輸送用機器、食料品、医薬品などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】マツダ、村田製 など 


▲マツダ 1019 -15大幅続落。
為替市場でのドル安・円高進行を受けて、本日は自動車株のさえない動きが目立っている。米CPIを受けて前日のNY時間でドル安・円高が進んだが、日本時間に入っても、日銀の1月利上げ実施観測の高まりを背景に一段の円高が進行する形に。
また、自動車株に関してはトランプ政権の関税政策にも不透明感が強く、同社も米国販売はメキシコ生産が中心であり、警戒感が強い状況とみられる。

▲村田製 2358 -111大幅続落。
海外市場における株式売出の実施を発表している。売出株数は6130万4900株で、売出人はみずほ銀行や三井住友海上、三井住友銀行などの金融機関となる。発行済み株式数の約3%に当たる規模で、売出価格は2309円に設定された。
受渡期日は1月20日となる。金融機関側の政策保有株の売却需要に対応しつつ、海外投資家を取り込むことを狙いとしているが、短期的な需給の悪化を意識する動きが先行へ。

--------------------------------------------------------------
1.16 動いた株・出来た株
◇JMDC<4483> 4035 +259 ⇒ ゴールドマン・サックス証券では投資判断を格上げ。
◇日野自動車<7205> 544.4 +34.2 ⇒ 米国でのエンジン不正認証問題で当局と和解。
◇住友林業<1911> 5254 +284 ⇒ 米長期金利低下による住宅需要への追い風期待も。
◇ニトリHD<9843> 19135 +1040 ⇒ 円高メリットの代表銘柄として買われる。
◇ローツェ<6323> 1647.5 +86 ⇒ 米半導体株上昇で関連の一角にリバウンド期待も。
◇ラクスル<4384> 1160 +48 ⇒ 米長期金利低下で中小型グロースの一角がしっかり。
◇野村<8604> 916.1 +28.2 ⇒ 米金融大手の好決算発表が相次ぎ。
◆村田製作所<6981> 2345 -124 ⇒ 株式売出に伴う短期的な需給悪化を警戒。
◆円谷フィHD<2767> 1889 -61 ⇒ リバウンド一巡感で信用買い方の換金売りも。
◆商船三井<9104> 5144 -147 ⇒ ガザ停戦合意などで海運株には過度な市況上昇期待後退も。
◆川崎汽船<9107> 2002 -54.5 ⇒ 本日は海運株が業種別下落率トップに。
◆トヨタ自動車<7203> 2821 -80 ⇒ 一段のドル安・円高進行で自動車株がさえない。
//◆◇◇◇◆◆//◆◆◇▲ ドル円 156円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◆◆▲//◆◆▽▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇▲◇▽//_▽◆☆ 原油 80ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル/ユーロ下落 円全面高に.156円台 原油.☆Wr吞込み.高値更新.80ドル台 
1.16
米ドル/円 156.37 - 156.41
ユーロ/円 160.87 - 160.98
ユーロ/米ドル 1.0289 - 1.0294
英ポンド/円 191.37 - 191.54
豪ドル/円 97.32 - 97.37
スイスフラン/円 171.25 - 171.43
原油(WTIC原油先物) 80.43 +2.39 +3.06% ⇒▽High.高値 ⇒◆かぶせ.高値調整 ⇒▽Wr吞込み.高値更新

◇ドル反発 円安転換へ.157円後半 原油.◆かぶせ.高値調整.78ドル台  
1.15
米ドル/円 157.97 - 158.04
ユーロ/円 162.81 - 162.87
ユーロ/米ドル 1.0307 - 1.0308
英ポンド/円 192.90 - 193.03
豪ドル/円 97.82 - 97.91
スイスフラン/円 173.05 - 173.11
原油(WTIC原油先物) 78.05 -0.66 -0.84% ⇒▽クアトロ浮上 ⇒▽High.高値 ⇒▲かぶせ.高値調整

◆ドルもみあい 円安一服に.157円半ば 原油.▽High.高値.78ドル台  
1.14
米ドル/円 157.41 - 157.51
ユーロ/円 161.51 - 161.55
ユーロ/米ドル 1.0254 - 1.0255
英ポンド/円 192.29 - 192.38
豪ドル/円 97.23 - 97.35
スイスフラン/円 171.88 - 171.92
原油(WTIC原油先物) 78.71 +2.18 +2.84% ⇒▽反発 ⇒▽クアトロ浮上 ⇒▽High.高値

StockCharts ⇒  
1.15
NYダウ   43,221.55 +703.27 +1.65%
NASDAQ 19,511.23 +466.84 +2.45%
S&P500   5,949.91 +107.00 +1.83%
--------------------------------------------------------------
1.14
NYダウ   42,518.28 +221.16 +0.52%
NASDAQ 19,044.39 -43.70 -0.23%
S&P500   5,842.91 +6.69 +0.11%
--------------------------------------------------------------
1.13
NYダウ   42,297.12 +358.67 +0.86%
NASDAQ 19,088.10 -73.52 -0.38%
S&P500   5,836.22 +9.18 +0.15%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▽反発.買戻し ⇒▽nr買戻し.+test10MA ⇒▽High 
NASDAQ(COMPQ) ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒▼かぶせ.様子見 ⇒▽クアトロ.10/50MA突破
S&P500(SPX) ⇒▽入首.様子見 ⇒+▼陰上げ.様子見 ⇒▽クアトロ.10MA突破 
【 SOX指数 】
5153.67  +107.71(+2.13%) ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒+▼陰上げ.様子見 ⇒▽クアトロ.10MA突破

【 VIX恐怖指数 】
16.12 -2.59 (-13.84%) ⇒▲かぶせ下げ ⇒▲nr下げ ⇒▲Wr吞込み
⇒-13.84P (16台)
⇒-2.50P (18台)
⇒-1.79P (19台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
米国株、ダウ続伸し703ドル高 コアCPI鈍化、ゴールドマン6%高  
▽High
ダウ工業株30種平均は3日続伸
・上げ幅は2024年11月6日以来の大きさだった。同日朝発表の24年12月の米消費者物価指数(CPI)でエネルギーと食品を除くコア指数の上昇率が鈍化し、インフレ懸念が薄れた。15日朝に24年10〜12月期決算を発表した大手金融株の上昇なども相場を支えた。

▽クアトロ.10/50MA突破
ナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反発
・アナリストが目標株価を引き上げたテスラが大幅高。
・メタプラットフォームズやアルファベットの上昇も目立った。
NYダウは703ドル高、CPIや銀行の好決算を好感

・寄り付き前に発表された主要銀行の強い決算を好感した買いや、12月消費者物価指数(CPI)のコア指数が予想外に鈍化し年内の利下げ期待が広がり、買戻しが加速し、寄り付き後、上昇。

・長期金利の低下でハイテクも買い戻され、株式相場は終日堅調に推移した。

・終盤にかけ、イスラエルとハマスが停戦で合意との報道で中東情勢の改善期待を受けた買いも強まり、一段高となり、終了。
--------------------------------------------------------------

1.
・CPIのコア指数は前月比の上昇率が0.2%と、24年11月(0.3%)から減速し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.3%)を下回った。前年同月比では3.2%上昇し、伸びが11月(3.3%)から鈍化した。

・14日発表の24年12月の米卸売物価指数(PPI)も市場予想を下回っており、堅調な米景気を背景にインフレ鈍化に時間がかかり、米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げが遅れるとの過度な懸念が後退した。米長期金利は低下(債券価格は上昇)し、前日終値(4.79%)を下回る4.6%台半ばで推移する場面が多かった。株式の相対的な割高感が薄れたことが主力株の買い安心感につながり、ダウ平均は800ドルあまり上げる場面があった。

・四半期決算を発表した金融株の上昇もダウ平均など主要株価指数を押し上げた。市場予想を大幅に上回る増収増益だったゴールドマン・サックスは約6%上昇し、ダウ平均を200ドル超押し上げた。ダウ平均の構成銘柄ではJPモルガン・チェースが上げ、それ以外ではウェルズ・ファーゴやシティグループが大幅高となった。


2.
・自動車・自動車部品や銀行が上昇。
・食品・飲料・タバコが小幅安。


・市場予想を大幅に上回る増収増益だったゴールドマン・サックスは約6%上昇。
・JPモルガン・チェースが上げ、それ以外ではウェルズ・ファーゴやシティグループが大幅高となった。
・アメリカン・エキスプレスやホーム・デポが高い。
・エヌビディアやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなどハイテク株も上昇。
・独立系エネルギー会社のデボン・エナジー(DVN)はアナリストの投資判断・目標株価引き上げで上昇。


・セールスフォースやボーイング、コカ・コーラなどは売られた。
・メルクやナイキ、エヌビディアも売られた。


3.
・長期金利の低下でハイテクも買い戻された。
・アナリストが目標株価を引き上げたテスラが大幅高。
・メタプラットフォームズやアルファベットの上昇も目立った。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 206.8 +2.66%
☆ エヌビディア 136.24 +3.40%
◆ ASML 726.3 -1.36%
☆ インテル 19.72 +2.71%
☆ QCOM クアルコム 164.41 +3.06%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 178.38 +2.72%
☆ AMD 119.96 +3.33%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 103.19 +5.99%
◇ テラダイン 134.93 +0.56%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 201.45 +0.04%
◆ エヌビディア 131.76 -1.10%
◇ ASML 736.29 +1.22%
◇ インテル 19.2 +0.00%
◇ QCOM クアルコム 159.53 +1.53%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 173.65 +1.63%
◆ AMD 116.09 -1.05%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 97.36 +2.42%
◇ テラダイン 134.18 +0.72%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 201.36 -3.36%
◆ エヌビディア 133.23 -1.97%
◆ ASML 727.41 -1.57%
◇ インテル 19.2 +0.26%
◇ QCOM クアルコム 157.13 +0.10%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 170.86 -0.46%
◇ AMD 117.32 +1.10%
★ MU ミクロン・テクノロジー 95.06 -4.31%
◆ テラダイン 133.22 -0.71%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
▲ドル&ユーロ下落 円全面高に.156円台
//◇◇◇◆◆//◆◇▲ 
・5日のニューヨーク外国為替市場では円が対ドルで上げ幅を拡大。--日米金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが強まっている。
・円は米消費者物価指数(CPI)がインフレ鈍化を示唆する内容となったことに反応し、一時155円95銭まで買われた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 38 分
⇒¥156.52 -¥1.44 -0.91%
⇒¥157.97 ¥0.49 +0.31%
⇒¥157.54 -¥0.19 -0.12%

1.15
JPモルガン・アセット・マネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、デービッド・ケリー氏
「米経済自体は順調に前進している。着実な成長を見せているほか、失業率は極めて安定しており、インフレは徐々に鈍化している」と。

野村の経済調査チームはリポート
「トランプ氏の大統領就任式が行われる1月20日前後に経済面で大きなネガティブサプライズが出てこない、または日銀の政策決定会合に向けてリスクオフの動きが広がらなければ、日銀は来週の会合で利上げを決定する可能性が高い」と。

【米国株】
▽上昇
//▽▲◇_▲//◇◇▽ 

・米国株は大幅高。
・指標でインフレ鈍化が示されたことで市場に安心感が広がった。米連邦公開市場委員会(FOMC)が今年も利下げを継続するとの見方が強まっている。

・この日の上昇で、主要株価指数は年初来の下げを埋めた。S&P500種は1.8%高で、米選挙後に記録した大幅上昇以降では最大の上げとなった。
・国債も大きく上昇し、10年債利回りが5%に接近するとの懸念は後退した。

・12月の米CPIは、食品とエネルギーを除くコア指数の伸びが予想を下回った。前月に比べてもインフレが鈍化したことで、債券市場での大幅な売りは食い止められ、FOMCは従来考えられていたよりも早く金利を引き下げるのではないかとの期待が再び高まった。

1.15
インタラクティブ・ブローカーズのスティーブ・ソスニック氏
「極端なセンチメントがCPI後の強い動きにつながった」と分析。
「きょう株式と債券が上げた直接的な原因は、コアCPIの前月比での伸びが予想を下回ったことだが、上昇の大きさは統計発表前に広がっていた神経質なセンチメントを反映している」と。

ノースライト・アセット・マネジメントのクリス・ザカレリ氏
「市場はコアインフレの減速に勇気づけられるだろう。株式市場と債券市場での圧力はいくらか緩和するはずだ。両市場とも今年の滑り出しは芳しくなかったが、その背景にはインフレ懸念と、米金融当局が利下げを停止するだけでなく利上げに転じる可能性さえ意識されていたことがあった」と。

BOKファイナンシャルのスティーブ・ワイエット氏
今回のCPIについて「少なくとも、一定のショートカバーを引き起こした」と。

キー・ウェルスのラジーブ・シャルマ氏
12月のCPI統計はおおむね予想通りの内容となり、市場に一定の安堵(あんど)感をもたらしたと分析。
その上で、「インフレのデータが予想通りとなっただけでは、米金融当局が雇用市場の強さを忘れるには十分な朗報とは言えない。従って、市場がより多くの年内利下げ回数を予想し始めるには十分ではないはずだ」と指摘。

【米国債】
▽大幅高
//◆▲◆=▲//▲◆▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・利回りは5年債から10年債で一時15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)を超える下げとなった。

・米10年債利回り
⇒4.65% -13.9 -2.91%
⇒4.79% 1.0 +0.22%
⇒4.79% 2.9 +0.61%
  
  
1.15
ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジャック・マッキンタイア氏
「今回のCPIは、FOMCの次の動きはなお利下げだとする市場参加者や金融当局者の見方を裏付けている」と。
「インフレ率が重要な変数であることを踏まえると、10年債は4.5-4.8%の利回り水準でしばらく値固めに入る可能性がある」と。

RJオブライアンのマネジングディレクター、ジョン・ブレイディー氏
「市場は政策の確実性が強まコアCPIが前年同月比で3.2%上昇と、市場予想の3.3%を下回ったことで、国債相場が強気に傾いたと。

【原油】
☆反発
//◆▽▲▽☆//▽◆☆ 
・昨年8月以来となる1バレル=80ドルに達した。
・米国が講じた新たな対ロシア制裁が影響を及ぼし始めたほか、米在庫の逼迫(ひっぱく)感が相場を押し上げた。
・ロシア産原油の買い手の間では、他の供給国に目を向ける動きが広がっている。中国では国営石油会社などが混乱に備え、中東やその他地域からの調達を探っている。

・イスラエルとイスラム組織ハマスは停戦で合意。ただ、前日に草案について報じられており、原油市場には既に織り込まれていたため、この日の相場には大きく影響しなかった。

⇒WTI先物2月限は、前日比2.54ドル(☆3.3%)高い1バレル=80.04ドル。
⇒WTI先物2月限は、前日比1.32ドル(◆1.7%)安い1バレル=77.50ドル。
⇒WTI先物2月限は、前営業日比2.25ドル(▽2.9%)高い1バレル=78.82ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント3月限は☆2.6%上昇して82.03ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント3月限は◆1.3%下落して79.92ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント3月限は▽1.6%上昇の81.01ドル。


1.15
BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏
1バレル=81ドルが当面の上値になるとの見方を示す。原油先物は相対力指数(RSI、14日間)で見ると、既に買われ過ぎの領域で推移している。

国際エネルギー機関(IEA)
15日発表した月報で、今年見込まれる石油市場の余剰は従来の予想よりも小さくなると指摘。

【NY金】
◇続伸
//◆◇◇◇◇//▲◇◇
・米CPI統計を受けて国債利回りが低下し、ドルが下落したことが相場にプラスとなった。
・金利低下は通常、利子の付かない金には追い風となる。

⇒金先物2月限は35.50ドル(◇1.3%)高の2717.80ドル。
⇒金先物2月限は3.70ドル(◇0.1%)高の2682.30ドル。
⇒金先物2月限は36.40ドル(▲1.3%)下げて2678.60ドル。

>>1.13
ペッパーストーンの調査責任者、クリス・ウェストン氏
ドナルド・トランプ氏がホワイトハウスに復帰する前に、投資家はさらなる変動を覚悟していると指摘。
先週、予想を上回る好調な経済指標が相次いだため、株式リスクを縮小し、ドルや金などの安全資産を選好する動きになったと述べた。


【欧州株】
⇒▼下げ.調整.Sup20MA ⇒▼下げ.調整.Sup20/50MA ⇒▽wr反発.10MA突破  
⇒▲調整.20MA割れ ⇒+nr反発.買戻し ⇒▽wrクアトロ.高値圏
⇒▼BigDn.たくり線 ⇒+◆陰上げ.買戻し ⇒▽はらみ.Sup10MA  

1.15
英FTSETM100指数 8,301.13 +99.59 +1.21%
独DAX指数 20,574.68 +303.35 +1.50%
仏CAC指数 7,474.59 +50.92 +0.69%
--------------------------------------------------------------
1.14
英FTSETM100指数 8,201.54 -22.65 -0.28%
独DAX指数 20,271.33 +138.48 +0.69%
仏CAC指数 7,423.67 +15.03 +0.20%
--------------------------------------------------------------

1.13
英FTSETM100指数 8,224.19 -24.30 -0.29%
独DAX指数 20,132.85 -81.94 -0.41%
仏CAC指数 7,408.64 -22.40 -0.30%
--------------------------------------------------------------
▽上昇
//▽◇◆◇▲//▲◆▽
・ストックス欧州600指数は1.3%高。--昨年9月以来の大幅高となった。
・金利感応度の高い再生可能エネルギー関連株が急上昇。
・風力発電設備のベスタス・ウィンド・システムズとオーステッドが、共に4.8%上昇。
【欧州債】
▽上昇
//◆◆◆◆◆//◆◆▽ 
・15日の欧州国債が上昇。
・12月の米消費者物価指数(CPI)のコア指数が予想を下回る上昇にとどまったことなどを受け、欧米で利下げ観測が強まり、買いにつながった。
・ドイツの10年債利回りは10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.56%と、6月以来の大幅低下となった。
・英国債は大幅上昇した。英国の12月のインフレ率も予想を下回ったため、短期金融市場ではイングランド銀行(英中央銀行)の利下げ見通しも強まった。


・独国債10年物
⇒2.56% -0.09
⇒2.65% +0.04
⇒2.61% +0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.73% -0.16
⇒4.89% +0.00
⇒4.89% +0.05
---------------------------

Powered By Blogger