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2024年12月31日火曜日

▲ドル下落 円安一服.156円後半 原油.▽陽.もみあい突破71ドル台 令和6.12.31.Tue

//◇◇◇◇◆//◆▲ ドル円 156円台( 金融政策意識 )
//◇◇◇◇◆//◆▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◇_◆◇//_▽ 原油 71ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル下落 円安一服.156円後半 原油.▽陽.もみあい突破71ドル台  
12.31
米ドル/円 156.9 - 156.93
ユーロ/円 163.21 - 163.28
ユーロ/米ドル 1.0399 - 1.0407
英ポンド/円 196.88 - 196.98
豪ドル/円 97.67 - 97.76
スイスフラン/円 173.47 - 173.63
原油(WTIC原油先物) 71.09 +0.91 +1.30% ⇒▲いってこい下げ ⇒◇拍子木 ⇒▽陽.もみあい突破

◆ドルもみあい 円安維持.157円後半 原油.◇拍子木.70ドル台 
12.30
米ドル/円 157.7 - 157.79
ユーロ/円 164.61 - 164.7
ユーロ/米ドル 1.0427 - 1.0437
英ポンド/円 198.46 - 198.61
豪ドル/円 98.04 - 98.15
スイスフラン/円 174.91 - 175.21
原油(WTIC原油先物) 70.18 +0.56 +0.81% ⇒▽陽3up ⇒▲いってこい下げ ⇒◇拍子木

◆ドルもみあい 円安維持.157円後半 原油.◇拍子木.70ドル台  
12.28
米ドル/円 157.82 - 157.85
ユーロ/円 164.56 - 164.62
ユーロ/米ドル 1.0427 - 1.0429
英ポンド/円 198.52 - 198.61
豪ドル/円 98.09 - 98.2
スイスフラン/円 174.97 - 175.06
原油(WTIC原油先物) 70.18 +0.56 +0.81% ⇒▽陽3up ⇒▲いってこい下げ ⇒◇拍子木

StockCharts ⇒  
12.30
NYダウ   42,573.73 -418.48 -0.97%
NASDAQ 19,486.78 -235.24 -1.19%
S&P500   5,906.94 -63.90 -1.07%

NYダウ(INDU) ⇒▽nr切り上げ.様子見 ⇒▼nrCog.調整10MA割れ ⇒▼陰.調整2 
NASDAQ(COMPQ) ⇒▼nrかぶせ.様子見 ⇒▼Cog.調整10MA割れ ⇒-▽nr陽下げ.調整
S&P500(SPX) ⇒-▽nrはらみ.様子見 ⇒▼Cog.調整10MA割れ ⇒▼陰.調整2.50MA割れ 
【 SOX指数 】
5026.51  -96.46(-1.88%) ⇒▽吞込み.もみあい ⇒▼Cog.調整.Sup10MA ⇒▲nr.調整2.200MA割れ

【 VIX恐怖指数 】
17.40 +1.45 (+9.09%) ⇒+▲nrはらみ.上げ ⇒△wr上げ ⇒△nr上げ
⇒+9.09P (17台)
⇒+8.28P (15台)
⇒+3.22P (14台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続落し418ドル安 利益確定売りで ナスダック続落  
▼陰.調整2
ダウ工業株30種平均は続落
・年末を控えて主力株に利益確定売りが出た。半面、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが鈍化するとの過度な懸念が後退したのは米株相場を下支えした。


-▽nr陽下げ.調整
ナスダック総合株価指数は3日続落
・テスラやメタプラットフォームズに売りが出た。
・エヌビディアは上昇。
NYダウは418ドル安、利下げ期待の後退で新年度相場に慎重な見解
1.
・年末に向けた利益確定売りが続き、寄り付き後、大幅下落。

・12月シカゴ購買部協会景気指数の悪化で景気への懸念も浮上し、続落。
・同時に、利下げ期待の後退で来年の相場に慎重な見通しも浮上、調整で売りが優勢となり終日軟調に推移。

・長期金利の低下や半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇が下支えとなり、相場は終盤にかけ下げ幅を縮小し終了。
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・2024年の主要株価指数の上昇率は軒並み2ケタとなっている。30日は年末を控え、主力株を中心に利益確定や持ち高調整の売りが出た。市場参加者が少なく売買が薄いことから株価の変動率が大きくなりやすく、ダウ平均の下げ幅は700ドルに達する場面があった。

・もっとも、ダウ平均は売り一巡後に下げ渋った。30日発表の12月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)は36.9と前月から低下し、ダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想(42.2)を下回った。米経済の減速を示唆する内容で、市場では「FRBが来年に追加利下げに動きやすくなるとみた投資家が主力株に押し目買いを入れた」(シーミス・トレーディングのジョセフ・サルッジ氏)との指摘があった。


2.
・エネルギーが上昇。
・耐久消費財、医療関連、消費者サービス、テクノロジーなどが下落。
・自動車・自動車部品が大幅安。


・エヌビディアが上昇。--動画共有サービス提供のTikTokを運営するバイトダンスが2025年度、中国以外で最大70億ドル相当出資し、同社の人工知能(AI)チップを使用する計画が報じられ、上昇。



・ボーイングの下げが目立った。--韓国のジェジュ航空運航の737‐800機の事故を受け、同国当局が同型機を巡り特別検査を実施する計画が明らかになり、警戒感に売られた。
・ナイキやプロクター・アンド・ギャンブル、マクドナルドも売られた。
・住宅建設会社のKBホーム(KBH)やDRホートン(DHI)などは来年の金利先安観を背景とした需要増期待の後退で、それぞれ下落。
・バイオ医薬品メーカーのアクサム・セラピューティクス(AXSM)は開発中のアルツハイマー型認知症治療薬を巡る治験結果が目標に満たず、下落。


3.
・テスラやメタプラットフォームズに売りが出た。


SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 200.39 -0.61%
◇ エヌビディア 137.49 +0.35%
◆ ASML 696.15 -2.44%
◆ インテル 19.82 -2.36%
◆ QCOM クアルコム 154.58 -1.69%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 163.64 -1.91%
◆ AMD 122.44 -2.20%
★ MU ミクロン・テクノロジー 85.31 -3.62%
◆ テラダイン 126.7 -1.43%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 201.63 -0.70%
◆ エヌビディア 137.01 -2.09%
◆ ASML 713.59 -0.32%
◆ インテル 20.3 -0.68%
◆ QCOM クアルコム 157.24 -0.81%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 166.83 -0.43%
◇ AMD 125.19 +0.10%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 88.63 -1.32%
◆ テラダイン 128.54 -1.76%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 203.06 -1.58%
◆ エヌビディア 139.93 -0.21%
◆ ASML 715.86 -0.53%
◇ インテル 20.44 +0.20%
◆ QCOM クアルコム 158.53 -0.52%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 167.55 -0.49%
◆ AMD 125.06 -0.97%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 89.82 +0.60%
◇ テラダイン 130.84 +0.68%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
▲ドル下落 円安一服.156円後半
//◇◇_◇◆// 
・円上昇。
・30日の外国為替市場では円が対ドルで上昇し、一時0.76%高の1ドル=156円67銭を付けた。その後は上げ幅をやや縮小し、157円台前半から156円台後半での推移となった。

ドル円相場は *米東部時間 16時 46 分
⇒¥156.84 -¥1.03 -0.65%
⇒¥157.90 -¥0.09 -0.06%
⇒¥158.01 ¥0.68 +0.43%

12.30
ジェフリーズのグローバル為替責任者ブラッド・ベクテル氏

日本当局は「ドル・円が160-162円の水準まで上昇するのを食い止めたいだろう。従ってこうした水準への接近には警戒感が伴う」とし、「そのせめぎ合いは2025年1-3月期に見られる」と予想。

【米国株】
▲下落
//◇◇_=◆//▲ 
NYダウ 5,906.94 -63.90 -1.07%
NASDAQ 42,573.73 -418.48 -0.97%
S&P500 19,486.79 -235.24 -1.19%
・S&P500種株価指数が3営業日続落。
・S&P500種は一時、前週末比1.7%安まで下げる場面があった。

・アップルやテスラ、マイクロソフトなどが下落。
・ボーイング株は30日の早い時点で一時5.9%安まで売られる場面があったが、その後は下げ幅を縮小した。29日に事故を起こした韓国チェジュ(済州)航空が運航していたのはボーイング737-800機。

・S&P500種は年初から20%余り上昇しているが、けん引したのは「マグニフィセント・セブン」と呼ばれるハイテク大手7社。裾野の広がりに欠けるとの懸念も聞かれるが、相場上昇が止まるといった予想はほとんどない。
・この日発表された米経済指標では、12月のMNIシカゴ購買部協会景況指数が市場予想に反して低下。11月の中古住宅販売成約指数は4カ月連続の上昇となった。

12.30
オプティジェスチョンのファンドマネジャー、ニコラス・ドモン氏

「動かないでいるのが最善だ」と指摘。
「米国が投資先であることに変わりはない。グロース株がアウトパフォームし続けているほか、企業の業績見通しが良好なため、楽観的でいられる十分な理由がある」と。

コーレ・キャピタル・マーケッツのチーフ市場アナリスト、ティム・ウォタラー氏

「年末に向かう中で若干の不安が市場にある。2025年の国際貿易を巡る不透明感が一因だ」と指摘。
「一部のトレーダーはリスクオフを進めている」と。

  【米国債】
▽上昇
//▲◆_◇▲//▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・10年債利回りは4.54%近辺で推移した。年内最後の取引日となる31日に月末の買いが入るとの期待から、堅調な展開となった。

・米10年債利回り
⇒4.53% -9.3 -2.00%
⇒4.63% 4.5 +0.97%
⇒4.58% -0.8 -0.17%
  
  
>>12.20
ソシエテ・ジェネラルの米金利戦略責任者、スバドラ・ラジャッパ氏

「来年の利下げはもっと多くなると当社では予想している」と。
同行エコノミストらは来年に25bpの利下げが4回あるとみているという。「経済の展開具合から、成長の減速と雇用の減速、インフレの減速がみられるはずだ」と述べた。

フィデリティ・インベストメンツのポートフォリオマネジャー、ジュリアン・ポテンザ氏

「FOMCは緩和サイクルが次の段階に移ったことを伝えようとしている」と。
「来年の政策については予想がかなり広く分散しているが、緩やかな緩和サイクルが恐らく続くというのが当社の基本シナリオだ」と述べた。

【原油】
◇続伸
//◆▽_◆▽//◇ 
・終値では2週間ぶりの高値となる71ドル弱。テクニカル要因と天然ガスの価格上昇に支えられた。

・平年より寒冷な冬になるとの予報を受け、天然ガス先物が20%上昇し、2012年の先物取引開始後で最大の上昇率となったことも、原油価格を押し上げた。天然ガス需給のタイト化は、本来なら低調な見通しの原油需要を短期的に刺激する可能性がある。


⇒WTI先物2月限は、前営業日比39セント(◇0.6%)高い1バレル=70.99ドル。
⇒WTI先物2月限は、98セント(▽1.4%)高の1バレル=70.60ドル。
⇒WTI先物2月限は48セント(◆0.7%)安の1バレル=69.62ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は、◇0.3%高の74.39ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は、91セント(▽1.2%)上昇して74.17ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は32セント(◆0.4%)下落し73.26ドル。


12.30
TDセキュリティーズの商品戦略世界責任者、バート・メレク氏

「寒冷な天気の予報と地政学リスクで、裁量権のあるトレーダーはロングポジションを積み上げ、価格上昇を受けた追随買いを呼び込んだ」と。

【NY金】
◆続落
//◆◇_◇◆//◆
・一時は約1%下げて、1オンス=2596.19ドルを付けた。10月に付けた日中ベースの最高値は2790ドルを超えていた。

⇒金先物2月限は13.80ドル(◆0.5%)下げて2618.10ドル。
⇒金先物2月限は22ドル(◆0.8%)下落し、2631.90ドル。
⇒金先物2月限は、18.40ドル(◇0.7%)上昇の2653.90ドル。

・通常は逆風となるドル高や米国債の実質利回り上昇にもかかわらず、金が今年大幅に上昇し記録更新を続けたのは、市場力学の変化の可能性を示唆しているかもしれない。

12.30
ストーンXグループのアナリスト、デービッド・スカット氏

「金は際立った動きを見せ、絶え間なく上昇している。24年の市場で最大のサプライズだった」とリポート。「金のゲームは変わったようだ」と述べた。


【欧州株】
英FTSETM100指数 8,121.01 -28.77 -0.35%
独DAX指数 19,909.14 -75.18 -0.38%
仏CAC指数 7,313.56 -41.81 -0.57%
⇒▽買戻し ⇒▽nrもみあい ⇒▲切り落.Cog調整  
⇒▼nrはらみ.様子見 ⇒▽反発.+2Gap ⇒-△はらみ.様子見
⇒▼nr上げ.様子見 ⇒▽クアトロ.20MA突破 ⇒▲はらみ調整.Reg50MA

◆下落
//◇◇▽//◆
・2024年は強気相場となった米国株とは対照的に、欧州株は小幅上昇で終わりそうだ。
・30日のストックス欧州600指数は0.5%安と、3日続落。
・同指数の出来高は30日平均の約半分にとどまり、薄商いが続いた。

【欧州債】
◇上昇
//◆◆◆//◇ 
・30日の欧州債市場は上昇し、先週末の大幅な下げの一部を埋めたが、米国債ほどの上昇は果たせなかった。
・12月のスペインとポルトガルのインフレ率が発表され、いずれも予想を上回った。


・独国債10年物
⇒2.36% -0.03
⇒2.39% +0.08
⇒2.32% 0.00
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.61% -0.02
⇒4.63% +0.05
⇒4.58% +0.03
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仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.韓国旅客機事故で179人死亡
韓国のチェジュ(済州)航空が運航する旅客機が着陸に失敗し、179人が死亡した事故で、同国当局は、鳥が航空機に衝突するバードストライクと着陸装置の不具合に照準を合わせている。~ 務安国際空港で発生したこの事故では、生存が確認されたのは2人の客室乗務員のみ。~ 旅客機は車輪が展開しないまま胴体着陸し、滑走路の外壁に衝突した。当局はブラックボックスを回収している。

②.日銀は年明けからヤマ場
日本銀行は金融政策の正常化路線を堅持できるのか、2025年は年明けから早速ヤマ場を迎える。最初の試練となるのがトランプ米政権の始動だ。大統領に就任する1月20日の段階で、関税など経済政策の具体的内容がどこまで明らかになるかが焦点。~ みずほ証券の松尾勇佑シニアマーケットエコノミストは、日銀は経済・物価がオントラックなら中立金利まで利上げする方針を示しており、段階的に進めることを考えると「どこかのタイミングでやっていかないといけない」とみる。~ 米政権や春闘の動向を確認の上、市場の織り込みが十分進めば1月、現行水準なら3月の利上げを予想した。

③.アゼルバイジャン機
アゼルバイジャンのアリエフ大統領は、25日に発生したアゼルバイジャン航空の旅客機墜落について、ロシアが「偶発的」に攻撃したとの見解を示した。~ 国営テレビに対し、「機体の一部は焼失しなかったことから、旅客機がロシアに撃たれたと公言できる」とした上で、「攻撃が意図的だったとは言わないが、撃たれたことは確かだ」と語った。~ ロシアに対し、自らの非を認め、罪を犯した者を処罰し、アゼルバイジャンならびに乗客・乗員に補償金を支払う必要があると指摘した。

④.トランプ氏がビザ支持
トランプ次期米大統領は、高度技能人材のためのビザプログラムを支持すると語った。米紙ニューヨーク・ポストとのインタビューで、専門技術者の就労ビザ「H-1B」について、「私はそのビザを常に支持してきた。ずっとH-1Bの信奉者だ。何度もそれを使った。素晴らしいプログラムだ」と主張した。~ 次期政権で「政府効率化省」の運営を任せる実業家イーロン・マスク氏は、専門技術者を対象とする就労ビザを強く擁護する立場だ。

⑤.出頭要請またも拒否
韓国の尹錫悦大統領による「非常戒厳」の宣布を巡り内乱容疑などの捜査を行う高位公職者犯罪捜査庁(公捜庁)は、大統領に3回目の出頭要請を行ったが、拒否された。~ 聯合によると、29日午前10時(日本時間同)に出頭するよう求めたが、応じなかった。出頭要請が繰り返し拒否されたことで、捜査機関が身柄拘束に向けた手続きに入る可能性が高まったと聯合は指摘した。
30日 【日本株】
日経平均 39,894.54 -386.62 -0.96%
TOPIX 2,784.92 -16.76 -0.60%
日経平均 ⇒▽クアトロW.10MA突破 ⇒▽High.高値圏 ⇒▲かぶせ.Cog調整に
TOPIX ⇒▽トリプル.上放れ ⇒▽High.高値圏 ⇒▲かぶせ.Cog調整に
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.79 +0.99 +4.76% ⇒▽上げる ( 21台 )
日経平均VI 20.80 +0.15 +0.73% ⇒▽nr上げ ( 20台 )
日経平均VI 20.65 -0.39 -1.85% ⇒▲下げる ( 20台 )
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30日、株式が反落、大納会は利益確定売り優勢-円一時158円台

30日、東京株式相場は反落。
・前週末の米国株安が嫌気され、電機や自動車、機械など輸出関連が軟調に推移した。
・TOPIXは前週末まで5日続伸しており、年末年始の休暇を前に利益確定の売りが出やすかった。
・ホンダと検討する共同持ち株会社への出資比率を巡る不透明感などを背景に日産自動車が最も下げた。
・米金利高が支えとなり、三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株の一部が買われて相場を下支えした。

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T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト

日本株は前週末に大きく上昇したため、きょうは利益確定的な動きと。
日経平均は27日にレンジ上限として意識されていた4万円を上回ったため、再びレンジ推移に戻りそうな気配があるとも。
浪岡氏は日本銀行による来年1月の利上げの可能性も一部で意識されていると指摘。
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日経平均は4日ぶりに反落、先週末の買いに対する反動で40000円割れ

・主要株価指数がそろって下落した米株市場を横目に、大納会の日経平均は前週末比44.62円高の40325.78円と4営業日続伸で開始。

・やや買いが先行したものの、想定通り前週末の大幅な上昇の反動の形で、利益確定の売りが出て朝方の買い一巡後はマイナス圏に転じた。

・持ち高調整と見られる売りも観測され、日経平均は40000円台を割り込んで大納会の取引を終えた。
・大引けの日経平均は前日比386.62円安(-0.96%)の39894.54円。

・海運、鉄鋼、鉱業、ゴム製品、水産・農林などが上昇。
・サービス、非鉄金属、電気機器、精密機器、輸送用機器などが下落。

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【個別銘柄】日産自、日製鋼所、住友電工、WNIウェザー など 


▲日産自 480 -29.2大幅続落。
先週末の一部報道では、ホンダとの統合比率はおよそ5対1が協議の出発点になりそうと伝わった。近年の持株会社方式の経営統合では、合意までの1カ月、3カ月、6カ月の3つの期間の平均株価を算出し、それを参考に統合比率を決めることが多いとして試算。
統合報道後はショートカバーの動きも強まったとみられ、こうした動きに一巡感も意識されることから、同社にとってのディスカウント再編を織り込む動きに。

▲日製鋼所 5778 -300大幅続落。
本日は同社のほか、総合重機3社の下げが目立つなど、主力の防衛関連に売りが優勢となっている。2024年は大きく上昇した銘柄も多く、年末年始休暇入りを控えて、利益確定売りの動きが強まっているようだ。
また、政府では先週末に2025年度の防衛予算案を閣議決定、過去最大の8兆7005億円になったとされているが、短期的な材料出尽くし感にもつながる形とみられる。

▲住友電工 2853.5 -31反落。
EV向け半導体材料の量産計画を取りやめると報じられている。富山県に新工場を建設するほか、兵庫県の既存工場にも新ラインを設ける計画だったが、EVの需要回復が見通しにくいことから撤回するようだ。投資額は計300億円を予定していたもよう。
工場建設に経産省から最大100億円の補助金を受けることになっていたが、こちらも取り消されている。長期戦略の変更による不透明感を警戒視する動きへ。

▽WNIウェザー 3870 +545急騰。
先週末に上半期の決算を発表、営業利益は16.8億円で前年同期比32.8%増となり、第1四半期の4.6億円、同9.6%増から増益率は拡大する形になっている。
Sea, Land Domainが売上成長を牽引し、開発環境の強化でAIを活用した運営の効率化が進んだもよう。通期予想は38億円、前期比16.2%増を据え置きだが、上振れ期待などが高まる状況のようだ。

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12.30 動いた株・出来た株
◇ウェザーニューズ<4825> 3775 +450⇒ 上半期営業増益率の拡大を評価。
◇野村マイクロ・サイエンス<6254> 2279 +235⇒ ショートカバーの流れが一段と強まる状況か。
◆日産自動車<7201> 480.5 -28.7⇒ ホンダとの経営統合比率を睨んだ警戒感が優勢に。
◆三菱自動車工業<7211> 530 -20.1⇒ 日産自動車の株安に連れ安も。
◆日本製鋼所<5631> 5752 -326⇒ 本日は主力の防衛関連が全般的に弱い動き。
◆川崎重工業<7012> 7122 -300⇒ 防衛関連の一角には利食い売りが優勢にも。
◆IHI<7013> 8945 -305⇒ 防衛関連株安の流れに押される。
◆三菱重工業<7011> 2212 -58⇒ 防衛関連には全般利食い売りが優勢か。
◆ソシオネクスト<6526> 2524.5 -129.5⇒ 半導体株安で先週末上昇の反動が強まる。
◆フジクラ<5803> 6432 -269⇒ 年末年始休暇控えて高値圏での利食い売りが優勢に。
◆アドバンテスト<6857> 9085 -362⇒ 米ハイテク株安の流れから半導体関連は総じてさえない。
◆アンリツ<6754> 1403 -36⇒ 足元急ピッチの上昇に過熱感も強まり。
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