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2024年12月19日木曜日

▽ドル強い 円安進む.154円後半 原油.△nrはらみ.70ドル台 令和6.12.19.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. FOMCはタカ派な利下げ
米連邦公開市場委員会(FOMC)は3会合連続で利下げを決定。一方で2025年に見込む利下げ回数は従来予想から減少し、引き下げペースを巡り当局者らが慎重姿勢を強めていることが示された。~ クリーブランド連銀のハマック総裁が反対票を投じた。最新の四半期予測では、25年の利下げについて、FOMC参加者の中央値で0.25ポイントの利下げが2回実施されることが示唆された。~ パウエル議長は今後、政策調整を検討する上で一段と慎重になるとしたが、政策は「有意に景気抑制的」であり、「利下げを継続する方向にある」と付け加えた。

②.ホンダ・日産の統合協議にルノー前向き
日産とホンダによる経営統合も視野に入れた協議は、台湾の鴻海精密工業が日産に株式取得を打診したことで加速したようだ。事情に詳しい関係者が明かした。~ 鴻海は電気自動車(EV)製造参入も進めており、大きく下落している日産株を取得すれば、自動車製造のノウハウなどを取得できる可能性がある。TBSによると、日産とホンダは経営統合の協議入りについて、23日にも正式に発表する見通しだ。~ ~日産株の36%を保有する筆頭株主の仏ルノーは、今回の交渉について日産が苦境から脱する可能性があるとして、前向きにとらえている。ルノーは日産に資金を投入するつもりはなく、同社が自ら経営強化策を見いだすことを強く望んでいるという。

③.マスク氏がつなぎ予算案に反対
イーロン・マスク氏が、共和党のマイク・ジョンソン下院議長が可決を目指すつなぎ予算案に反対を表明した。下院と上院は3月までの政府予算を手当てするつなぎ予算案で合意。~ だが、これには災害救援基金への約290億ドルの補充などが含まれており、マスク氏はソーシャルメディア、X(旧ツイッター)への投稿で「この法案を可決するべきではない」と述べた。~ 政府機関の閉鎖を回避するための期限は20日で、交渉の余地はほとんど残されていない。ジョンソン氏の置かれた苦境は、新政権下での議会運営の厳しさを予感させる。

④.EV政策巡り攻防
バイデン米政権は、ゼロエミッション車(ZEV)の販売を今後10年以内に義務付け、2035年までにガソリン車の新車販売を禁じたカリフォルニア州の決定を承認した。~ トランプ次期米大統領はこれまでにEVの義務化を「廃止する」と公言しており、次期政権は直ちにこの承認の取り消しに動くとみられる。~ 一方で、トランプ氏のアドバイザーらは、EVの販売促進を狙った連邦政府の補助金を削減しつつ、EVを生産する国内サプライチェーンを強化するという2方面からのアプローチを提言している。

⑤.TikTok禁止法
米最高裁は、中国系動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」を規制する新法について1月10日に審理を設定した。~ 同法は中国の親会社がティックトックを売却しない限り、米国でのサービスを禁じるもので、ティックトック側はその施行差し止めを最高裁に求めていた。最高裁が差し止め命令を出さない限り、この法律はトランプ次期大統領の就任式前日、1月19日に発効する。
19日 【日本株】
日経平均 38,813.58 -268.13 -0.69%
TOPIX 2,713.83 -6.04 -0.22%
日経平均 ⇒▲吞込み.調整.10MAもみあい ⇒▲BigDnもみあい.10MA割れ ⇒-▽陽下げ.様子見
TOPIX ⇒▲切下げ.調整.Sup20MA ⇒▲nr.20MAもみあい ⇒-▽陽下げ.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.90 +2.78 +13.16% ⇒▽大幅に上げ ( 23台 )
日経平均VI 21.12 +1.55 +7.92% ⇒▲下げる ( 21台 )
日経平均VI 19.57 -0.39 -1.95% ⇒▲下げる ( 19台 )
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19日、円が5カ月ぶり安値、利上げ期待後退で一時156円台後半

19日、東京株式相場は続落。
・ナスダック大幅安を受けて、ソフトバンクグループ<9984>、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体株が総じて安い。
・昨日買い優勢となった三菱自<7211>や、マツダ<7261>など自動車株の一角が反落。ホンダ<7267>は続落で年初来安値を更新した。
・東京建物<8804>、住友不動産<8830>、三菱地所<8802>、三井不動産<8801>など不動産株が弱い。

・IHI<7013>、川崎重工<7012>、三菱重工<7011>など防衛関連が買われたほか、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株も買われた。
・ヤマトHD<9064>、NTN<6472>、アサヒHD<2502>、キヤノン<7751>などが上昇。
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日経平均は5日続落、米株安が影響も「利上げ見送り」で下げ幅縮小

・米国株の大幅安を受けて、東京市場も売り優勢で取引を開始。

・日経平均は一時前日比700円超の下落となったが、売り一巡後は下げ幅を縮小する展開となった。
・本日発表される日本銀行による金融政策決定会合の結果が「利上げ見送りの公算が大きい」との見方が強まっており、市場の安心材料となっている。
・米金利が上昇したことで、為替が1ドル154円台半ばと前日比で円安に推移していることも下支えとなっている。

・大引けの日経平均は前日比268.13円安(-0.69%)の38813.58円。

・海運、銀行、保険、その他製品、倉庫・運輸などが上昇。
・電気・ガス、不動産、非鉄金属、証券・商品先物、石油・石炭などが下落。

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【個別銘柄】アドバンテス、 ニトリHD、住友林、平和 など 


▲アドバンテス 8690 -70反落。
本日は同社など半導体関連の主力銘柄は総じて売り優勢となっている。前日の米FOMCでは市場予想通り0.25%の利下げが決定されたが、25年の利下げ回数見通しが2回にまで減少しており、グロース株の売り材料に。SOX指数は3.8%超の下落となっている。
また、マイクロンが決算を発表したが、市場予想を下回る売上高見通しを示し時間外取引で急落となっており、国内関連株にもネガティブな影響を与えている。

▲ニトリHD 18675 -1065大幅反落。
後場に入って一段安の展開に。為替市場ではドル高・円安が進行、155円台にまで突入しており、円安デメリット銘柄として売り圧力が強まる展開になった。
米FOMCでは想定通りに0.25%の利下げが決定したものの、来年の利下げ回数見通しが年2回に後退しており、ドル高要因につながった。また、日銀金融政策決定会合では利上げが見送りとなり、想定通りだったものの、一段のドル高円安要因につながった。

▲住友林 5205 -405大幅続落。
前日に発表された米国の11月住宅着工件数は128万9000戸で前月比1.8%の減少となった。市場予想は134万5000戸で、予想外の減少となる形に。一戸建て住宅は持ち直したものの、集合住宅の落ち込みが響く格好。
つれて、米国住宅市場の先行き懸念が同社にも反映する形に。また、FOMCを受けて米国の来年の利下げペース鈍化観測が一段と強まっていることもマイナス材料。

▽平和 2410 +268急伸。
ゴルフ場国内最大手のアコーディア・ゴルフを5100億円で買収すると発表。親会社の全株式を米投資ファンドのフォートレスから取得する。買収資金は銀行からの借り入れで全額賄い、25年1月末の株式取得を予定している。子会社と合わせると世界最大級のゴルフ場会社となるもよう。
業績を単純合算すると、売上高、営業利益は現在の2倍程度の水準となる。資金負担は懸念されるが、業容拡大を評価する動きの。

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12.19 動いた株・出来た株
◇平和<6412> 2439 +297 ⇒ アコーディア・ゴルフの買収を好材料視。
◇円谷フィHD<2767> 1765 +58 ⇒ 連日の株価下落で突っ込み警戒感も。
◇日産自動車<7201> 430.7 +13.1 ⇒ ホンダとの経営統合協議入りを正式発表。
◆KOKUSAI<6525> 2120 -150 ⇒ 米SOX指数は3.8%の下落となり。
◆楽天グループ<4755> 933.9 -62.9 ⇒ アマゾンのふるさと納税開始を警戒視とも。
◆住友林業<1911> 5267 -343 ⇒ 米住宅着工の予想外の減少や米利下げペース鈍化懸念で。
◆日本マイクロニクス<6871> 3935 -230 ⇒ 半導体株安の流れに押されて戻り売り。
◆ソフトバンクグループ<9984> 9026 -408 ⇒ 米ナスダック指数の大幅下落をマイナス視。
◆ニトリHD<9843> 19010 -730 ⇒ FOMC後の円安進行をマイナス視。
//◆▽◇◇◇▽//◆◇◆▽ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◆▽◇◇◆▽//◆◇▲◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◇▽◆▽//_◆▼◇ 原油 70ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドル強い 円安進む.154円後半 原油.△nrはらみ.70ドル台 
12.19
米ドル/円 154.77 - 154.79
ユーロ/円 160.2 - 160.25
ユーロ/米ドル 1.0348 - 1.0354
英ポンド/円 194.59 - 194.65
豪ドル/円 96.27 - 96.29
スイスフラン/円 171.67 - 171.74
原油(WTIC原油先物) 70.02 +0.37 +0.53% ⇒▲nrはらみ ⇒▼切下げ ⇒△nrはらみ

◆ドルもみあい 円安一服.153円半ば 原油.▼切下げ.69ドル台  
12.18
米ドル/円 153.47 - 153.54
ユーロ/円 160.99 - 161.08
ユーロ/米ドル 1.0489 - 1.0493
英ポンド/円 195.06 - 195.13
豪ドル/円 97.26 - 97.33
スイスフラン/円 171.83 - 171.96
原油(WTIC原油先物) 69.75 -0.43 -0.62% ⇒▽クアトロ浮上 ⇒▲nrはらみ ⇒▼切下げ

◇ドル反発 円安モードへ.154円台 原油.▲nrはらみ.70ドル台  
12.17
米ドル/円 154.1 - 154.21
ユーロ/円 162.03 - 162.09
ユーロ/米ドル 1.0511 - 1.0513
英ポンド/円 195.43 - 195.56
豪ドル/円 98.18 - 98.23
スイスフラン/円 172.35 - 172.52
原油(WTIC原油先物) 70.19 -0.83 -1.17% ⇒▼nrはらみ調整 ⇒▽クアトロ浮上 ⇒▲nrはらみ

StockCharts ⇒  
12.18
NYダウ   42,326.87 -1,123.03 -2.58%
NASDAQ 19,392.69 -716.36 -3.56%
S&P500   5,872.16 -178.45 -2.94%

NYダウ(INDU) ⇒▲nr調整8 ⇒▲nr調整9.Sup50MA ⇒▲WR下落.50MA割れ.窓埋め
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽クアトロ.高値更新 ⇒▼nrはらみ.様子見 ⇒▲WR下落.10MA割れ.窓埋めへ
S&P500(SPX) ⇒▽nrもみあい.様子見 ⇒▼nr.調整 ⇒▲WR下落.50MA割れ.窓埋めへ 
【 SOX指数 】
4970.98  -198.81(-3.85%) ⇒▽wr.High2 ⇒▼nr切落し.調整 ⇒▲WR下落.200MA割れ.窓埋め

【 VIX恐怖指数 】
27.62 +11.75 (+74.04%) ⇒▽逆立上げ ⇒▽wrHigh上げ ⇒▽WR上げ
⇒+74.04P (27台)
⇒+8.03P (15台)
⇒+6.37P (14台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ急落し1123ドル安 50年ぶり10日続落、FOMC後に売り広がる  
▲WR下落.50MA割れ.窓埋め
ダウ工業株30種平均は10日続落
・下げ幅は2022年9月以来、約2年3カ月ぶりの大きさだった。10日続落は1974年以来、約50年ぶりだった。米連邦準備理事会(FRB)が2025年の利下げペースが鈍化する見通しを示した。金利高止まりへの警戒などから、売りが広がった。


▲WR下落.10MA割れ.窓埋めへ
ナスダック総合株価指数は大幅続落
・長期金利の上昇に伴い下げ幅を拡大。
・テスラが8%あまり下げ。
・半導体のブロードコムも大幅安だった。

NYダウは1123ドル安、25年の利下げ予想2回に
1.
・連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え様子見気配が強まる中、寄り付き後はまちまち。
・前日まで下げが続いていたダウ平均は主力株の一部に買いが入り上昇した一方、ナスダックは小幅に下落して始まった。

・FOMCでは予想通り主要政策金利が0.25%引き下げられたが、25年の利下げ予想が従来予想から減少したことが失望され、下落。

・その後長期金利の上昇に伴い下げ幅を拡大し、終了。
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・13日の米債券市場では長期金利が上昇し、一時は前日比0.07%高い(債券価格は低い)4.40%を付けた。米連邦準備理事会(FRB)が17〜18日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決めるとの観測が根強い。一方、2025年1月会合では据え置くとの見方もある。

・市場では「短期的な政策金利見通しへの確度は高い半面、長期的には不透明感がある」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声が聞かれた。金利の上昇で、ハイテク株の一角を中心に売りが出た。

・ダウ平均は4日に最高値を更新した後、前日までの6営業日で1000ドルあまり下落した。主力株の一部には短期的な過熱感が薄れたとみた買いも入った。このところ下げの目立っていたユナイテッドヘルス・グループやトラベラーズといったディフェンシブ株の一部が上昇。下値を支えた。


2.
・上昇セクターなし。
・自動車・自動車部品の下げが目立ち、小売、不動産と続いた。


・医療保険のシグナ(CI)や管理医療会社ユナイテッドヘルス(UNH)、総合ヘルスケアのCVSヘルスケア(CVS)が上昇。--薬剤給付管理会社を巡るトランプ次期大統領らの発言を受け下落していたが、売られ過ぎとの見方から買いが入った。
・電子製造受託企業のジェイビル(JBL)は四半期決算と業績見通しが市場予想を上回り上昇。


・アメリカン・エキスプレスやアマゾン・ドット・コム、ゴールドマン・サックスなどの下落が目立った。
・シャーウィン・ウィリアムズやセールスフォース、IBMの下げも大きかった。
・食品会社のゼネラル・ミルズ(GIS)は業績見通しの下方修正が失望され下落。
・電動自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブ(RIVN)は投資判断の引き下げで売られた。


3.
・テスラが8%あまり下げ。
・半導体のブロードコムも大幅安だった。
・半導体のマイクロン(MU)は引け後に第1四半期決算を発表。第2四半期の売上高見通しが市場予想を大きく下回り、時間外取引で 急落。

SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 195.56 -2.54%
◆ エヌビディア 128.91 -1.14%
◆ ASML 719.49 -2.14%
★ インテル 19.3 -5.58%
★ QCOM クアルコム 153.05 -3.08%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 165.45 -2.87%
★ AMD 121.41 -2.89%
★ MU ミクロン・テクノロジー 103.9 -4.33%
★ テラダイン 123.77 -3.31%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 200.66 -0.77%
◆ エヌビディア 130.39 -1.22%
◇ ASML 735.19 +1.77%
◆ インテル 20.44 -1.87%
◇ QCOM クアルコム 157.92 +0.02%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 170.34 +0.55%
◆ AMD 125.02 -1.32%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 108.6 +0.31%
◆ テラダイン 128.01 -1.14%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 202.22 +0.61%
◆ エヌビディア 132 -1.68%
◇ ASML 722.38 +0.53%
◇ インテル 20.83 +2.41%
◆ QCOM クアルコム 157.89 -0.40%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 169.41 +0.04%
◆ AMD 126.69 -0.17%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 108.26 +5.62%
☆ テラダイン 129.48 +5.08%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
▽ドル強い 円安進む.154円後半
//▽◇◇◇▽//◇◆▽ 
・ブルームバーグ・ドル指数が上昇。2022年11月以来、約2年ぶりの高水準を付けた。
・FOMCが予想通り利下げを実施したものの、来年の予想利下げ回数が2回に減少したことがドル買いを誘った。
・FOMCがタカ派的な利下げに動く一方、日本銀行が利上げを見送るとの観測を背景に円売り・ドル買いが進んでいる。円は対ドルで一時、1ドル=154円78銭まで下げた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 32 分
⇒¥154.69 ¥1.23 +0.80%
⇒¥153.53 -¥0.62 -0.40%
⇒¥154.20 ¥0.55 +0.36%

12.18
JPモルガン・アセット・マネジメントの最高投資責任者ボブ・ミシェル氏

「なぜ利下げを急ぐのか」と述べ、「来年の利下げ予想が3回ではなく2回になったのはうれしい驚きだ」と。

みずほセキュリティーズのマクロ戦略責任者、ジョーダン・ロチェスター氏

「タカ派的な利下げだが、市場はすでにタカ派的な状況にあるため、反応がどれほど続くのか予想は難しい」と。

【米国株】
★大幅下落
//◆◆▽◆◆//◇◆★ 
・18日の米株式相場は続落し、国債利回りは大幅上昇した。
・連邦公開市場委員会(FOMC)が予想通り利下げを実施したものの、2025年に見込む利下げ回数が従来予想から減少し、株と国債の売りにつながった。
・S&P500種株価指数は8月以来の大幅安となり、節目の6000を割り込んだ。ナスダック100指数は3.6%安と、5カ月ぶりの大幅下落。

・米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はFOMC会合後の記者会見で、「政策金利のさらなる調整を検討する上で、われわれはより慎重になることが可能だ」と述べた。ただ、政策は依然として「有意に景気抑制的」であり、委員会は「利下げを継続する方向にある」と付け加えた。

・市場の関心は今年最後の金利決定に向けられた。25bpの追加利下げが広く予想されているが、その後数カ月がどうなるかが不透明だ。米経済は底堅い一方、インフレ高進を伴う輸入関税をトランプ次期米大統領が提案しているため、FOMCはこの先の利下げペースについて考える可能性がある。

12.18
ホライゾン・インベストメンツのスコット・ラドナー最高投資責任者

「金利予測分布図(ドットプロット)は、かなりタカ派的な予想があったにもかかわらず、さらにタカ派的なものとなった。
『中立』水準になるにはかなり時間がかかり、実際には予測期間内にそこまで到達しないだろう」と。
「さらに、パウエル氏はこの変化を、堅調な経済というよりもインフレ懸念によるものとして特徴づけており、それは『間違った理由による』タカ派的なものだ」と。

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのホイットニー・ワトソン氏

米金融当局が来年1月には利下げを見送り、3月に緩和の道筋を再開すると見方を示した。
「米金融当局は今年を3回目の利下げで締めくくることを選んだが、新年の決意はより緩やかなペースの緩和であるように見受けられる」と。

  【米国債】
▲下落
//▲◆◆▲▲//◆◇▲
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・米国債は短中期債を中心に売られた。10年債利回りは一時、4.516%と、5月末以来の水準に上昇。

・米10年債利回り
⇒4.50% 10.5 +2.39%
⇒4.39% -0.4 -0.09%
⇒4.40% 0.4 +0.09%
  
  
12.18
フランクリン・テンプルトン・インベストメント・ソリューションズのシニアバイスプレジデント、マックス・ゴクマン氏

パウエルFRB議長を「ハト派を装ったタカ派」だと指摘。
「議長はディスインフレの最近の減速を深刻視しない姿勢を示す一方で経済の勢いの強さを誇示しているものの、関税は一時的なものと切り捨てられない上に、2025年の2回の利下げ予測は必要であり、それは政策が引き続き景気抑制的でなければならないためだと示唆している」と。

【原油】
◇反発
//▽◇▽◆▽//◆◆◇ 
・カザフスタンは、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスの生産枠を順守する意向を表明。米国の原油輸出は増加し、世界的な需要の底堅さを示唆した。
・米エネルギー情報局(EIA)のデータによると、先週の米原油輸出は180万バレル増加して7月以来の高水準となった。一方で米国の原油在庫は4週連続で減少した。


⇒WTI先物1月限は、前日比50セント(◇0.7%)高の1バレル=70.58ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比63セント(◆0.9%)安の1バレル=70.08ドル。
⇒WTI先物1月限は、前営業日比58セント(◆0.8%)安の1バレル=70.71ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は20セント(◇0.3%)上昇し73.39ドル。
⇒ロンドンICE北海ブレント2月限は72セント(▲1%)安の73.19ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は58セント(◆0.8%)安の73.91ドル。


>>12.17
みずほセキュリティーズUSAのエネルギー先物部門ディレクター、ロバート・ヨーガー氏 

「中国のデータをきっかけにした弱気モメンタムは、相場が過去2カ月のレンジを上抜けるとの投機筋の期待を打ち砕いた」と。

【NY金】
◆続落
//▽▽▽▲▲//◇◆◆
・FOMC政策発表後のドルと米国債利回りの急伸を受けて金売りが加速し、スポット価格は2%を超える下げとなった。

・金利の上昇は通常、利子を生まない金の投資妙味を相対的に弱める。
⇒金先物2月限はFOMC発表前に同8.70ドル(◆0.3%)安の2653.30ドル。
⇒金先物2月限は同8ドル(◆0.3%)下落し、2662ドル。
⇒金先物2月限は同5.80ドル(◇0.2%)下落し、2670ドル。

>>12.17
シティグループの商品調査グローバル責任者マックス・レイトン氏

「金はややゴルディロックス的な状況にある」と指摘。
インフレ率が予想より高いままでも低いままでも、金相場は米経済減速と金利低下の両方から恩恵を受けられるとの見方を示した。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,199.11 +3.91 +0.05%
独DAX指数 20,242.57 -3.80 -0.02%
仏CAC指数 7,384.62 +18.92 +0.26%
⇒▲切下げ.調整 ⇒▲wr.Low.50MA割れ ⇒△入首  
⇒▲nr下げ.調整3 ⇒▲nr下げ.調整4 ⇒▲nr.調整5
⇒▲クアトロ.10MA割れ ⇒▽入首反発.Sup20MA ⇒▽nrもみあい.+test50MA

◇変わらず
//◇▲◇◆◆//◆◆◇
・18日の欧州株はほぼ変わらず。--投資家は来年の米金融政策の手掛かりを探ろうと、この日連邦公開市場委員会(FOMC)が発表する金融政策を待った。
・欧州600指数は約0.2%高。
・銀行、テクノロジー、エネルギー関連株が上昇。
・鉱業や化学関連銘柄は下落。

【欧州債】
◆下落
//◆◆◆▲▲//▲◆◆ 
・欧州債市場では英国債がドイツ債をアンダーパフォームした。
・朝方発表された英インフレ統計を受け、市場ではイングランド銀行(英中央銀行)の利下げペースはより緩やかになるとの見方が強まった。英国のインフレ率は11月に8カ月ぶりの高水準となった。


・独国債10年物
⇒2.25% +0.02
⇒2.23% -0.02
⇒2.25% +0.05
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.56% +0.03
⇒4.52% +0.08
⇒4.41% +0.05
---------------------------

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