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2024年12月12日木曜日

◇ドル強い 円安すすむ.152円半ば 原油.▽Wr大幅上げ.70ドル台 令和6.12.12.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. 米CPIは予想と一致で利下げ観測
11月の米消費者物価指数(CPI)統計では、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が引き続き堅調な伸びとなったが、上昇率は市場の予想通りだった。米連邦公開市場委員会(FOMC)が来週の会合で利下げに動くとの観測が強まりそうだ。~ ただ、コアCPIは前年同月比3.3%上昇とインフレ圧力の根強さも示唆され、金融当局の2%目標達成に向けた前進が足踏みしているのではないかとの懸念も浮上。来年の利下げはより慎重なペースになる可能性がある。

②. カナダ中銀2会合連続利下げ
カナダ銀行(中央銀行)は政策金利を0.5ポイント引き下げて3.25%とした。大幅利下げは大方の予想通りで2会合連続。政策金利はこれで景気を抑制することも、刺激することもない中立金利の推定レンジ上限に達した。~ カナダ中銀は、今後は小幅な利下げに回帰する可能性を示唆。政策声明からは一段の利下げを見込んでいるとの文言が削除された。

③. 弾劾支持の動き広がる
韓国の尹錫悦大統領に対する2回目の弾劾訴追案が近く提出される見込みで、与党内でも弾劾を支持する動きが広がりつつある。ハンギョレ新聞は与党「国民の力」の韓東勲代表が、12日にも弾劾決議案への支持を表明する見通しだと報道。~ 採決は14日に実施される公算が大きい。与党幹部の金鍾赫氏がSBSラジオに語ったところによると、尹大統領は2月か3月に辞任する案を拒否した様子だ。崔相穆企画財政相は景気の下振れリスクが強まりつつあると指摘。先週の「非常戒厳」宣布に伴う混乱が通貨に及ぼす影響を軽減すべく努めていると表明した。

④. AIチップ開発で協力
アップルは人工知能(AI)専用サーバーチップを開発しており、同チップのネットワーキング技術ではブロードコムと協力している。テクノロジーニュースサイトのジ・インフォメーションが報じた。新たなチップのコードネームは「Baltra(バルトラ)」で、2026年までに量産の準備が整う見通し。~ この動きは、AIプロセッサー市場で圧倒的な強さを見せるエヌビディアからのチップ購入を避けるアップルの立場を浮き彫りにする。ブロードコムの株価は一時7%余り上昇。

⑤. マスク氏の個人資産
イーロン・マスク氏は世界で初めて個人資産額が4000億ドル(約61兆円)に達した人物となった。直近では、同氏が率いる宇宙開発企業スペースXの企業価値が約3500億ドルと評価されたことで資産が拡大。~ ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、マスク氏の個人純資産は一気に約500億ドル増えた。同氏の個人資産は一時は2000億ドル余り目減りしたこともあったが、2022年後半から目覚ましい勢いで回復。最近は特に、11月米大統領選でトランプ氏が勝利したことで拍車が掛かっている。
12日 【日本株】
日経平均 39,849.14 +476.91 +1.21%
TOPIX 2,773.03 +23.72 +0.86%
日経平均 ⇒+▼nrもみあい.様子見 ⇒▽nrもみあい.様子見 ⇒+▲nrもみあい.様子見
TOPIX ⇒+▲nrもみあい.様子見 ⇒▽nrはらみ.様子見 ⇒+▲nrもみあい.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.97 -0.43 -1.92% ⇒▲下げる ( 21台 )
日経平均VI 22.40 -0.16 -0.71% ⇒▲下げる ( 22台 )
日経平均VI 22.56 +1.13 +5.27% ⇒▽上げる ( 22台 )
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12日、株価一時4万円台、米利下げ観測でリスク選好-円は下落

12日、日本株は4日続伸し、日経平均は一時4万円台に乗せた。
・物価指標を受けて米国の利下げ観測が高まり、米ハイテク株が上がったことを受けて電機や半導体関連銘柄が上昇した。

・アドテスト株が上昇、JPモルガンが目標株価上げ-ハイテク軒並み高。
・くら寿司は今期(25年10月期)収益計画が市場予想を大幅に下回ったことを受けて16%安と急落。
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SMBC日興証券投資情報部の太田千尋部長

・日銀について利上げを急いでいないという報道が出た。--月内利上げ期待が後退して市場に安心感が広がったと。

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日経平均は大幅高で4日続伸、米ハイテク株高を材料に一時40000円台を回復

・ナスダックの大幅高を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・ハイテク株などが買い優勢でスタートしたことで、日経平均は取引時間中として、10月15日以来、約2カ月ぶりに40000円台を付ける場面が見られた。
・12月限先物・オプション特別清算値(SQ値)算出を明日に控え、先物市場では思惑的な売買も入ったとの観測。

・買い一巡後の日経平均はやや上値が重くなったが、39900円水準でのもみ合いとなった。
・大引けの日経平均は前日比476.91円高(+1.21%)の39849.14円。

・石油・石炭、サービス、電気機器、電気・ガス、ゴム製品などが上昇。
・鉄鋼、金属製品の2セクターのみ下落。

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【個別銘柄】ANYCOLOR など 


▽ANYCOLOR 2404 +75大幅続伸。
前日に上半期決算を発表、営業利益は67.6億円で前年同期比4.3%増となり、従来予想の71億円には未達だったものの、第1四半期実績の27.2億円、同32.8%減からは一転しての増益着地となった。
8-10月期は同65.8%増と大幅増益になる形。コマースやイベントなどの拡大を背景に、11-1月期営業利益も34.5-37.5億円のレンジ予想、前年同期比では34.8-46.6%増を見込む。

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12.12 動いた株・出来た株
◇ANYCOLOR<5032> 2478 +149 ⇒ 第2四半期収益復調で上半期営業増益に転換。
◇ディー・エヌ・エー<2432> 2554 +104 ⇒ 新作スマホゲームの好調を引き続き評価か。
◇アドバンテスト<6857> 8782 +347 ⇒ JPモルガン証券では目標株価を引き上げ。
◇中部電力<9502> 1617 +63.5 ⇒ みずほ証券では投資判断を格上げ。
◇日本マイクロニクス<6871> 3745 +145 ⇒ 半導体関連株高でリバウンド見せる。
◆円谷フィHD<2767> 1847 -66 ⇒ 下落場面では高水準の信用買残意識も。
◆マネックスグループ<8698> 1074 -13 ⇒ コインチェックが米ナスダック上場も出尽くし感優勢に。
//◆◇+▽◆◆//◆▽◇◇ ドル円 152円台( 金融政策意識 )
//◆▲◇▽◇◆//◆▽◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆▽▲◆▲//_▽◇▽ 原油 68ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強い 円安すすむ.152円半ば 原油.▽Wr大幅上げ.70ドル台 
12.12
米ドル/円 152.41 - 152.47
ユーロ/円 159.98 - 160.04
ユーロ/米ドル 1.0496 - 1.0498
英ポンド/円 194.31 - 194.47
豪ドル/円 97.05 - 97.11
スイスフラン/円 172.38 - 172.47
原油(WTIC原油先物) 70.31 +1.90 +2.78% ⇒▽拍子木反発 ⇒▽nrもみあい ⇒▽Wr大幅上げ

◇ドル強い 円安続落.151円後半 原油.▽nrもみあい.68ドル台  
12.11
米ドル/円 151.92 - 151.97
ユーロ/円 159.93 - 159.99
ユーロ/米ドル 1.0527 - 1.0528
英ポンド/円 194 - 194.11
豪ドル/円 96.92 - 96.97
スイスフラン/円 172.05 - 172.24
原油(WTIC原油先物) 68.41 +0.33 +0.48% ⇒▲wr.Low ⇒▽拍子木反発 ⇒▽nrもみあい

▽ドル急騰 円全面安に.151円台 原油.▽拍子木反発.68ドル台  
12.10
米ドル/円 151.21 - 151.26
ユーロ/円 159.59 - 159.67
ユーロ/米ドル 1.0554 - 1.0556
英ポンド/円 192.75 - 192.87
豪ドル/円 97.35 - 97.4
スイスフラン/円 172.01 - 172.18
原油(WTIC原油先物) 68.09 +0.99 +1.48% ⇒◆nrもみあい ⇒▲wr.Low ⇒▽拍子木反発

StockCharts ⇒  
12.11
NYダウ   44,148.56 -99.27 -0.22%
NASDAQ 20,034.89 +347.65 +1.77%
S&P500   6,084.19 +49.28 +0.81%

NYダウ(INDU) ⇒▲下げ調整.窓埋めへ ⇒▲nr調整.窓埋め ⇒▲nr吞込み調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲nr拍子木調整 ⇒▲nr切下げ.調整 ⇒▽逆立.Reg突破
S&P500(SPX) ⇒▲-2Gap調整.Sup10MA ⇒▲下げ.調整10MA割れ ⇒▽反発Cog+2Gap 
【 SOX指数 】
5027.80  +133.10(+2.72%) ⇒▲nr下げ.Sup10MA ⇒▲Wrクアトロ.10MA割れ ⇒▽はらみ強反発

【 VIX恐怖指数 】
13.58 -0.60 (-4.23%) ⇒▽切り上げ.10MA突破 ⇒▲nrかぶせ ⇒▲wr吞込み
⇒-4.23P (13台)
⇒-0.07P (14台)
⇒+1.12P (14台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続落し154ドル安 CPI控え様子見姿勢 ナスダック続落   
▲nr吞込み調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は5日続落。
・朝方発表の11月の米消費者物価指数(CPI)は上昇率が市場予想に一致した。米連邦準備理事会(FRB)が来週に追加利下げを決めるとの見方から、ハイテク株を中心に買いが入った。一方、ディフェンシブ株は売られ、ダウ平均の重荷となった。


▽逆立.Reg突破 ⇒ ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発。
・テスラは6%近く上昇し、2021年11月以来となる上場来高値を更新。
・アルファベットやメタプラットフォームズといった主力ハイテク株が買われた。
・アップルと人工知能(AI)半導体で提携していると報じられたブロードコムは大幅高。エヌビディアが3%高。
NYダウは99ドル安、ハイテクが支える
1.
・11月消費者物価指数(CPI)が想定内にとどまり12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げを期待した買いに、寄り付き後、上昇。

・ダウは利益確定売りに押され下落に転じた。

・ナスダックは利下げ期待を受けた買いやアルファベットなどハイテクの買いが主導し終盤にかけ上げ幅を拡大し過去最高値を更新。
・ダウはまちまちで終了。
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・11月のCPIの上昇率は前月比は0.3%、前年同月比は2.7%となり、いずれもダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想と同じだった。エネルギー・食品を除くコアも前年同月比3.3%上昇し、市場予想に一致した。FRBの政策目標である2%には距離があるものの「高金利環境が景気悪化を招かない一方で、インフレの方向性は良い進展を遂げてきた」(Bライリーのアート・ホーガン氏)と受け止められた。

・CPIを受け、米短期金利先物の値動きから金融政策を予想する「フェドウオッチ」ではFRBが17〜18日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%利下げする確率が11日夕時点で前日(88.9%)から9割台半ばに切り上がった。市場の一部ではCPIが予想から上振れすれば利下げが見送られる可能性も指摘されていただけに「政策金利の引き下げの継続を見込んだ株買いが勢いづいた」(ジョーンズ・トレーディングのマイケル・オルーク氏)との声が聞かれた。

・ダウ平均の上げ幅は100ドルを超える場面があったが、次第に伸び悩み下げに転じた。ハイテク株に資金が流入した一方、ディフェンシブ株や景気敏感株の一角が売られ、指数を下押しした。超党派の議員グループが健康保険会社や薬剤給付管理会社を所有する企業に対して薬剤事業の売却を義務付ける法案の成立に向けて動いていると11日に伝わった。業界の規制強化が意識され、ユナイテッドヘルス・グループが大幅に下げ、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も安かった。

・トランプ次期米大統領による関税強化などの政策もあり、インフレ率が高止まりするとの懸念も根強い。来年の利下げペースを巡る不透明感も投資家心理の重荷となる面があった。


2.
・自動車・自動車部品が上昇。
・ヘルスケア・機器が下落。


・アマゾン・ドット・コムやセールスフォースといったハイテク株の上昇が目立つ。
・ナイキやゴールドマン・サックスも高かった。
・スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は全米フットボールリーグ(NFL)との提携を2038年まで延長することで合意し、上昇。


・業界の規制強化が意識され、ユナイテッドヘルス・グループが大幅に下げ、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も安かった。
・マクドナルドやプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、ベライゾン・コミュニケーションズなどが売られた。
・ソフトウエア会社のアドビ(ADBE)は取引終了後、四半期決算を発表。2025年の通期調整後1株当たり利益予想が市場予想を下回り、時間外取引で売られている。


3.
・テスラは6%近く上昇し、2021年11月以来となる上場来高値を更新。
・グーグルを運営するアルファベット(GOOG)はグーグルが最新の生成人工知能(AI)技術Gemini 2.0を発表し、上昇。
・アップルと人工知能(AI)半導体で提携していると報じられたブロードコムは大幅高。エヌビディアが3%高。
・動画配信のネットフリックス(NFLX)はアナリストの目標株価引き上げで、上昇。

SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 194.6 +1.39%
☆ エヌビディア 139.31 +3.14%
◇ ASML 714.43 +1.30%
◆ インテル 20.12 -0.20%
◇ QCOM クアルコム 159.83 +2.15%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 171.13 +1.76%
◇ AMD 130.15 +1.89%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 102.06 +4.03%
☆ テラダイン 120.2 +2.71%
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★ TSM 191.94 -3.63%
★ エヌビディア 135.07 -2.69%
◆ ASML 705.27 -0.18%
★ インテル 20.16 -3.12%
★ QCOM クアルコム 156.46 -2.66%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 168.17 -2.15%
◆ AMD 127.74 -2.39%
★ MU ミクロン・テクノロジー 98.1 -4.59%
◆ テラダイン 117.03 -2.12%
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◆ TSM 199.17 -1.90%
★ エヌビディア 138.81 -2.55%
◆ ASML 706.52 -0.35%
◆ インテル 20.81 -0.53%
◇ QCOM クアルコム 160.74 +0.77%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 171.86 -0.67%
★ AMD 130.87 -5.57%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 102.82 +1.63%
◇ テラダイン 119.56 +0.89%
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【NY外為】
◇ドル強い 円安すすむ.152円半ば
//◇+▽◆◆//▽◇ 
・ドルが上昇。--ブルームバーグ・ドル・スポット指数が上昇。CPI統計を受けて低下していた米国債利回りが上昇に転じたことが背景にある。
・円は対ドルで152円半ばに下落。CPI発表後に151円台まで買われる場面もあったが、その後は再び下げを広げた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 49 分
⇒¥152.48 ¥0.53 +0.35%
⇒¥151.94 ¥0.73 +0.48%
⇒¥151.21 ¥1.21 +0.81%

12.11
BNPパリバのアンディ・シュナイダー、ブリトニー・ジャクソン両エコノミスト

CPIについて「12月利下げに道筋をつけた。一方で好調な経済に加え、次期政権が掲げる政策にインフレ加速のリスクがあることを踏まえると、住宅以外のインフレの根強さに対する米金融当局者の警戒感を和らげることはほぼないだろう」と指摘。

【米国株】
▽反発
//◇◇◇▲◇//◆◆▽ 
・11日の米国株式市場ではS&P500種株価指数とナスダック総合指数が3日ぶりに上昇。
・米消費者物価指数(CPI)が市場予想通りの内容となったことで12月の利下げ観測が強まり、ハイテク株が上げを主導した。
・インフレ率はなお米金融当局の目標である2%を上回っているが、ウォール街では楽観論が広がった。
・CPI統計では、総合指数が前月比0.3%上昇。一方、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数も前月比0.3%上昇し、4カ月連続で同率の伸びとなった。前年比では3.3%上昇。いずれも市場予想に一致した。

・ブロードコムが上げを主導。アップルが人工知能(AI)専用のサーバーチップを開発しており、同チップのネットワーキング技術ではブロードコムと協力しているとテクノロジーニュースサイトのジ・インフォメーションが報じたことが好感された。
・ハイテク7社で構成する「マグニフィセント・セブン」に連動する指数も上昇。アマゾン・ドット・コムとメタ・プラットフォームズ、テスラはいずれも最高値を更新した。


12.11
リーガン・キャピタルのスカイラー・ウィナンド氏

今回の統計について、「米金融当局に12月会合での25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利下げにゴーサインを与えるものだ。
インフレには根強さが残るものの、それでも進展を遂げていることを確認する一助になる」と述べた。

BMOキャピタル・マーケッツのイアン・リンジェン氏

「詳細が特に米金融当局にとって心強い内容だった」と指摘。「明朝の米生産者物価指数(PPI)まで金利市場を動かす材料はほとんどない」と。

  クリアブリッジ・インベストメンツのジェフ・シュルツ氏 

「恐怖指数」として知られるCBOEボラティリティー指数(VIX)は、CPI統計の発表後に14を割り込み、市場が短期的に波乱を想定していないことを示唆した。--インフレ高進を示すデータへの不安が和らいだ。
「インフレ統計はリスク資産に有利な数字となった。株式市場には一年の中でも特に強い季節に追い風が吹くはずだ」と述べた。

  eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏 

"CPI統計で、食品とエネルギーを除くコア指数の前年比上昇率に注目している。コアCPIの伸びは8月に3.2%まで鈍化したが、その後の2カ月は3.3%で推移しており、11月も3カ月連続で3.3%になると予想されている。"
そのため「予想通りか、下振れすれば、利下げが確実視されるだろう。一方で、予想を上回るようなら、追加利下げの是非を巡り一定の疑問が生じ得る」とケンウェル氏は述べた。

  【米国債】
◆下落
//◆◆▽◇◇//▲◆◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・CPI発表を受けた上昇を維持できなかった。統計は予想通りの内容となり、12月の利下げ観測は強まったものの、長期的な金利見通しには不透明感が出ている。

・米10年債利回り
⇒4.27% 4.3 +1.01%
⇒4.23% 2.5 +0.60%
⇒4.20% 4.4 +1.07%
  
  
12.11
ジャナス・ヘンダーソン・インベスターズの米国ポートフォリオ構築・戦略責任者、ララ・キャッスルトン氏

「今回のCPI統計は、米金融当局が来週に利下げを行うための最後のハードルだった」としながらも、「米金融当局は最近のインフレ加速により、2025年に利下げを単純に続けていくと確約するのは難しくなるだろう」と指摘。
「顧客にとって、インフレ再燃は来年の大きな懸念事項だ」と述べた。

ウェルズ・ファーゴのチーフエコノミスト、ジェイ・ブライソン氏

「FOMCは来週、25bpの利下げを決めるだろう。利下げを実施しない材料は何も見当たらない」と。

【原油】
▽3日続伸
//+▽▲◆▲//▽◇▽ 
・ロシアの石油取引に対してバイデン米政権が制裁を検討しているという前日の報道が手掛かり。アルゴリズム取引による買いで上値がさらに拡大する展開となった。
・石油輸出国機構(OPEC)は11日の月報で、2024年の石油消費量予測をこれまでで最も大幅に引き下げた。一方、米エネルギー情報局(EIA)は前日、来年の世界の原油需給について、日量10万バレルの需要超過との最新予測を公表。先月時点の予測は同30万バレルの供給超過だった。


⇒WTI先物1月限は、前日比1.70ドル(▽2.5%)高の1バレル=70.29ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比22セント(◇0.3%)高の1バレル=68.59ドル。
⇒WTI先物1月限は、前営業日比1.17ドル(▽1.7%)高の1バレル=68.37ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.33ドル(▽1.8%)上昇の 73.52ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は5セント(+0.1%)上昇の72.19ドル。
⇒ロンドンICE北海ブレント2月限は▽1.4%上げて72.14ドル。


12.11
Dセキュリティーズの商品ストラテジスト、ダニエル・ガリ氏 

「原油価格が68.45ドル近辺を下回らない」限り、商品投資顧問業者(CTA)は買いに動く可能性が高かったと指摘した。
WTI先物は取引終了後には50日移動平均線を上回った。

【NY金】
▽4営業日続伸
//◆◇◇▲◇//▽▽▽
・米CPIを受け、来週のFOMC会合で追加利下げが実施されるとの見方が補強された。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)による今年最後の政策決定を控える中、インフレ指標は市場の見通しに影響を及ぼす可能性がある。

⇒金先物2月限は38.30ドル(▽1.4%)上げて2756.70ドル。
⇒金先物2月限は32.60ドル(▽1.2%)上げて2718.40ドル。
⇒金先物2月限は26.20ドル(▽1%)上昇し、2685.80ドル。

12.11
ゴールドマン・サックス・グループ

中国人民銀行(中銀)などの主要な買い手は多額のドル準備を保有してその多様化に戦略的関心を持っており、「自国通貨が安い時期は通貨の信認向上のため、金の購入を増やす可能性さえある」と指摘。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,301.62 +21.26 +0.26%
独DAX指数 20,399.16 +70.00 +0.34%
仏CAC指数 7,423.40 +28.62 +0.39%
⇒∇拍子木反発 ⇒▲wr逆立.10MA割れ ⇒▽nrはらみ反発  
⇒▲吞込み調整 ⇒-△nr下げ.様子見 ⇒▽切り上げ反発
⇒+BigUp.nrもみあい ⇒▲wr調整.窓埋め ⇒▽入首反発

◇反発 
//▽▽◇◇◇//◇▲◇
・ストックス欧州600指数は0.3%上昇。
・メディア株が上昇を主導した。
・米銀JPモルガン・チェースが投資判断を「オーバーウエイト」に格上げした仏広告大手ピュブリシス、テレビ局のRTLの株価が上昇。

【欧州債】
◆もみあい
//◇◆◆◆◇//◆◆◆ 
・欧州中央銀行(ECB)の政策委員会会合を前に4日連続で追加利下げ観測が強まり、ドイツ国債の利回り曲線がツイストスティープ化した。
・トレーダーらはECBが12日発表する利下げ幅を25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と予想しているが、米国の11月の消費者物価指数(CPI)が予想通りとなったことを受け、来年の追加緩和観測が高まった


・独国債10年物
⇒2.13% +0.01
⇒2.12% +0.00
⇒2.12% +0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.32% -0.01
⇒4.32% +0.05
⇒4.27% -0.01
---------------------------

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