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2024年12月9日月曜日

◆ドルもみあい 円もみあい.149円後半 原油.▲wrLow.大幅下落.67ドル台 令和6.12.9.Mon

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. シリアのアサド氏はモスクワ到着
シリアのアサド政権が崩壊した。ここ数日に驚異的なペースで進軍し、領土を制圧してきた反体制派が首都ダマスカスにも進攻した。シリア国営放送は8日朝、「偉大なシリア革命の勝利と犯罪的なアサド体制の崩壊」を発表。ロシア国営タス通信によると、アサド氏とその家族はモスクワに到着。一家はロシアへの亡命が認められたという~ トランプ次期米大統領はソーシャルメディアで、米国はシリア情勢に「一切関与すべきではない」と主張。イスラエルはシリア付近の緩衝地帯に軍を配備したと発表。シリア情勢の展開に関与していないと説明した。

②. 韓国金融市場ボラティリティー
韓国検察は「非常戒厳」を巡り、尹錫悦大統領に対する捜査を開始し、金龍顕前国防相を緊急逮捕したと明らかにした。尹大統領に対する弾劾訴追案は、与党議員の大半がボイコットしたため成立しなかったが、政治危機は深まっている。~ 与党「国民の力」の韓東勲代表は、尹氏の秩序ある退陣計画を党として準備しつつ、その間は韓悳洙首相が国政のかじ取りを担うと発表。~ 最大野党「共に民主党」は、速やかに弾劾訴追案の再提出を目指す意向を示した。韓国金融市場は週明け後もボラティリティーの高い状態が続く可能性があると、市場関係者は警戒している。

③. パウエル氏交代なしとトランプ氏
トランプ次期米大統領は、政権に返り咲いた後にパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長を交代させる計画はないと述べた。NBCの番組でトランプ氏は、パウエル議長に「私が仮に命じれば、彼はそうするだろう」とし、「しかし私が頼んだとしても、彼は恐らくそうしない」と述べ、パウエル議長に交代を求めても実現しないとの考えを示唆。その上で、「そうしようとは思わない」と語った。~ トランプ氏は10月にブルームバーグとのインタビューで、金融政策や金利設定に関して発言する権利が自分にはあるとした上で、「それを命じることが許されるべきだとは思わない」と話していた。

④. ハイテク7社増益率
米ハイテク大手7社「マグニフィセント・セブン」は2025年に18%の増益が見込まれている。ブルームバーグ・インテリジェンスがデータをまとめた。24年は34%増益の予想で、大幅な減速となる。~ しかもエヌビディアを除く6社では、来年はわずか3%の増益にとどまる見通しだ。S&P500種株価指数全体の増益率は、今年の10%から13%に伸びると予想されている。つまり、大手ハイテク企業はもはや「コーポレート・アメリカ」のけん引役にはならないことを意味する。

⑤. サンリオ
サンリオの株価が上場来高値を更新している。株価は年初来で2.5倍、TOPIX業種別で所属する卸売業指数では断トツの上昇率1位だ。「ハローキティ」をはじめとする知的財産(IP)事業で収益を伸ばし、後に続くキャラクターも豊富。~ 総数が5700万票を超えた24年のサンリオキャラクター大賞では「ハローキティ」は5位で、1位は「シナモロール」だった。岩井コスモ証券の川崎朝映シニアアナリストはサンリオについて「任天堂が切り開いたIP多面展開ビジネスモデルを本格的に追随する段階に入った」と評価している。
9日 【日本株】
日経平均 39,160.50 +69.33 +0.18%
TOPIX 2,734.56 +7.34 +0.27%
日経平均 ⇒+▼nrもみあiい.様子見 ⇒▲nr逆立.調整 ⇒◆はらみ.様子見
TOPIX ⇒+▼よこばい.様子見 ⇒▲nr逆立.調整 ⇒▼nrはらみ.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.43 -1.49 -6.50% ⇒▲下げる ( 21台 )
日経平均VI 22.92 +0.69 +3.10% ⇒▽上がる ( 22台 )
日経平均VI 22.23 +0.96 +4.51% ⇒△上げる ( 22台 )
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9日、長期金利が低下、為替安定で日銀追加利上げ期待後退

9日、東京株式相場は小幅高。
・雇用統計を受けた米国で12月の利下げ観測が強まったことから情報・通信などのテクノロジー株の一角が堅調、サービス業も高かった。

・内閣府が発表した7-9月期の実質国内総生産(GDP)改定値で消費が下方修正されたことなどが投資家心理の重しとなり、保険株などには売りが先行。
・鉱業や石油・石炭製品株も安い。
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T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト

・米雇用統計を受けて12月利下げが確実視されてナスダック総合指数の上昇に寄与したとして「日本株にポジティブに効いている面がある」と。
・同時に日銀政策決定を前に投資家が警戒を続けていると。

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日経平均は小幅反発、買い一巡後は半導体安が重しに

・米株市場を横目に、本日の日経平均は前週末比241.38円高の39332.55円と反発で開始。

・シカゴ先物にサヤ寄せする形から買いが先行したが、買い一巡後は戻り待ちや利益確定の売りに押され、一時マイナス圏に転落。
・ただ、その後は買い戻しも向ってプラス圏に再浮上する展開となった。

・前週末に値がさ半導体関連株に物色が集まっていたため、本日は半導体関連に短期的な過熱感を意識した売りが出やすかった。
・大引けの日経平均は前日比69.33円高(+0.18%)の39160.50円。

・サービス、空運、その他製品、金属製品、ガラス・土石などが上昇。
・鉱業、保険業、機械、電気・ガス、石油・石炭などが下落。

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【個別銘柄】ヤマハ発、サントリーBF、楽天グループ など 


▽ヤマハ発 1328.5 +16大幅続伸。
JPモルガン証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に、目標株価も1300円から1700円に引き上げた。
米国船外機事業の在庫調整完了に伴う底入れが循環的に期待されるほか、構造的には、船外機の大型化の流れ、インドやブラジルでの二輪事業の成長などが想定され、2ケタ近い利益率は持続可能と分析。セクター内においては、懸念が増大する大型自動車株からの逃避先としても有望と評価。

▽楽天グループ 921 +58.1大幅続伸。
24年12月期末時点の株主を対象にした株主優待を発表しており、好感される展開になっているようだ。100株以上保有の株主を対象に、「楽天モバイル」回線の音声+データ(30GB/月)プランを1年間無料で提供するもよう。
サービスを体験することで、注力する「楽天モバイル」のサービスに対する理解を深めてもらうことが目的。利用するには申し込み期間内に「専用サイト」で事前申し込みが必要となる。

▲サントリーBF 5038 -87大幅続落。
SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」へ格下げ、目標株価も6300円から5600円に引き下げている。
コカ・コーラとの競争激化、国内での想定以上のコストアップ、欧州における商品ポートフォリオの課題など業績には不安定感、中計目標の一ケタ台後半の営業利益成長の確度は高まりそうにないとしている。また、経営陣と株式市場との対話に改善が見られないことも失望要因と指摘。

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12.9 動いた株・出来た株
◇楽天グループ<4755> 923 +60.1 ⇒ 先週末発表の株主優待を好材料視。
◇ヤマトHD<9064> 1843 +87.5 ⇒ 特に材料見当たらず需給要因中心とみられるが。
◇ANYCOLOR<5032> 2214 +104 ⇒ 決算発表接近で期待感なども。
◆日本マイクロニクス<6871> 3575 -245 ⇒ 半導体関連株がさえない流れに押される。
◆芝浦メカトロニクス<6590> 7970 -400 ⇒ 半導体製造装置関連は総じて軟化で。
◆アドバンテスト<6857> 8418 -397 ⇒ SOX指数上昇もエヌビディアなど下落しており。
◆SCREEN<7735> 9415 -250 ⇒ 主力の半導体関連には引き続き売り圧力。
◆川崎重工業<7012> 6106 -136 ⇒ 主力の防衛関連株も本日は総じて売り優勢。
◆三越伊勢丹<3099> 2264 -61 ⇒ 中国インバウンド期待の動きも一旦沈静化。
◆サントリー食品インターナショナ<2587> 5036 -89 ⇒ SMBC日興証券では投資判断を格下げ。
//◆◇+▽◆◆//◆ ドル円 149円台( 金融政策意識 )
//◆▲◇▽◇◆//◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆▽▲◆▲//_ 原油 67ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円もみあい.149円後半 原油.▲wrLow.大幅下落.67ドル台 
12.9
米ドル/円 149.85 - 149.92
ユーロ/円 158.46 - 158.5
ユーロ/米ドル 1.056 - 1.0562
英ポンド/円 191.04 - 191.17
豪ドル/円 95.89 - 96.03
スイスフラン/円 170.56 - 170.88
原油(WTIC原油先物) 67.10 -1.26 -1.84% ⇒▲wrかぶせ ⇒◆nrもみあい ⇒▲wr.Low

◆ドルもみあい 円もみあい.149円後半 原油.▲wrLow.大幅下落.67ドル台  
12.7
米ドル/円 149.98 - 150.07
ユーロ/円 158.55 - 158.61
ユーロ/米ドル 1.0568 - 1.0571
英ポンド/円 191.17 - 191.23
豪ドル/円 95.85 - 95.88
スイスフラン/円 170.68 - 170.81
原油(WTIC原油先物) 67.10 -1.26 -1.84% ⇒▲wrかぶせ ⇒◆nrもみあい ⇒▲wrLow.大幅下落

◆ドルもみあい 円もみあい.150円台 原油.◆nrもみあい.様子見.68ドル台  
12.6
米ドル/円 150.05 - 150.08
ユーロ/円 158.84 - 158.9
ユーロ/米ドル 1.0586 - 1.0588
英ポンド/円 191.42 - 191.5
豪ドル/円 96.78 - 96.88
スイスフラン/円 170.67 - 170.76
原油(WTIC原油先物) 68.36 -0.27 -0.40% ⇒▽wr反発 ⇒▲wrかぶせ ⇒◆nrもみあい.様子見

StockCharts ⇒  
12.6
NYダウ   44,642.52 -123.19 -0.28%
NASDAQ 19,859.77 +159.05 +0.81%
S&P500   6,090.27 +15.16 +0.24%

NYダウ(INDU) ⇒▽nr逆立.高値更新 ⇒▲吞込み調整 ⇒▲切下げ調整.10MA割れ
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽High.高値更新 ⇒▲nrかぶせ調整 ⇒▽クアトロ.高値更新
S&P500(SPX) ⇒▽High.高値更新 ⇒▲nrかぶせ調整 ⇒▽nrクアトロ.高値更新 
【 SOX指数 】
5061.30  +34.93(+0.69%) ⇒+▼high.もみあい ⇒▲窓埋め調整.200MAもみあい ⇒▽nr入首

【 VIX恐怖指数 】
12.77 -0.77 (-5.69%) ⇒▽nr.もみあい ⇒+◆nr上げ ⇒▲wr吞込み
⇒+0.67P (13台)
⇒+1.13P (13台)
⇒-1.26P (13台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反落し248ドル安 雇用統計控えた持ち高調整の売り ナスダックも反落   
▲切下げ調整.10MA割れ ⇒ ダウ工業株30種平均は続落。
・週半ばに過去最高値を更新し、主力株の一角には利益確定売りが優勢になった。朝方発表の11月の米雇用統計は市場予想をやや上回ったものの、12月の米利下げを見送るほどではないと受け止められた。ハイテク株の一角を中心に買いも入り、ダウ平均を下支えした。


▽クアトロ.高値更新 ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
・テスラやメタプラットフォームズ、アルファベットが買われた。
・パランティア・テクノロジーズやブロードコムの上昇も目立った。
NYダウは123ドル安、雇用統計で追加利下げ期待高まる
1.
・雇用統計を受けて12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ期待が高まり、寄り付き後、上昇。

・その後、数人の連邦準備制度理事会(FRB)高官が利下げに慎重な姿勢を示したため、利下げペース減速の思惑が強まり、相場は伸び悩んだ。

・ダウは管理医療会社ユナイテッドへルス(UNH)の下落が重しとなり、下落に転じ、終日軟調に推移。
・ナスダックは早期利下げ期待が支援し終日堅調に推移し連日で過去最高値を更新し、相場はまちまちで終了。
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・ダウ平均は4日に初めて4万5000ドル台で終えた。11月から急ピッチで上昇した後で、週末を前に景気敏感株やディフェンシブ株に売りが出た。来週には11月の米消費者物価指数(CPI)や米卸売物価指数(PPI)が発表される。米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は6日、「インフレは高止まりしており、政策金利の引き下げは慎重に、徐々に進めたい」との考えを示した。市場では物価指標次第では、政策判断に影響するとの観測から様子を見たいという雰囲気もあった。

・ダウ平均は高く始まっていた。11月の雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比22万7000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(21万4000人増)を上回った。10月分は上方修正した。平均時給は前月比の上昇率が0.4%と市場予想(0.3%)より高かった。一方、失業率は前月の4.1%から4.2%に上昇。

・市場では大型ハリケーンやストライキの影響を受けた10月から「雇用の回復がみられたがトレンドは鈍化方向にある」(CIBCキャピタル・マーケッツ)との見方があった。雇用の急激な悪化への懸念は後退した一方で「12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBが0.25%利下げするとの見方を変える要素はなかった」(オックスフォード・エコノミクス)と受け止められ、株買いを支えた。
・米長期金利は前日終値(4.17%)を下回って推移する場面が目立った。金利上昇に一服感が出ていることも、ハイテク株を中心に買いを誘った。ハイテク株は11月の相場上昇で景気敏感株や中小型株と比べると買いの勢いが鈍かった。「相対的にみて割高感が薄れていた主力ハイテク株には資金が向かいやすくなった」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声が聞かれた。

2.
・自動車・自動車部品や小売りが上昇。
・不動産管理・開発が下落。


・アマゾン・ドット・コムやIBM、アメリカン・エキスプレスは上昇。
・オンライン署名のドッキュサイン(DOCU)は第3四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、通期業績見通し引き上げを好感し、上昇。
・化粧品小売りのアルタ・ビューティ(ULTA)は第3四半期決算の内容が強く、通期の既存店売上高や1株当たり利益見通しを引き上げ、上昇。
・ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回り、上昇。


・ユナイテッドヘルス・グループが5%安となり、ダウ平均を下押しした。
・シェブロンやエヌビディア、ボーイングは売られた。
・管理医療会社ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)は保険部門のユナイテッドヘルスケア最高経営責任者(CEO)が射殺された事象を嫌気した売りが続いた。


3.
・テスラやメタプラットフォームズ、アルファベットが買われた。
・パランティア・テクノロジーズやブロードコムの上昇も目立った。

SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 203.02 -0.63%
◆ エヌビディア 142.44 -1.81%
◆ ASML 708.98 -0.35%
◇ インテル 20.92 +0.58%
◆ QCOM クアルコム 159.51 -0.55%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 173.02 +0.58%
◆ AMD 138.59 -1.96%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 101.17 +0.30%
☆ テラダイン 118.51 +4.21%
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◇ TSM 204.3 +1.80%
◆ エヌビディア 145.06 -0.05%
◆ ASML 711.5 -1.17%
★ インテル 20.8 -5.28%
◆ QCOM クアルコム 160.39 -1.29%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 172.03 -5.04%
◆ AMD 141.36 -1.83%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 100.87 -2.26%
★ テラダイン 113.72 -2.71%
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◇ TSM 200.69 +0.91%
☆ エヌビディア 145.14 +3.48%
◇ ASML 719.92 +0.26%
◆ インテル 21.96 -2.27%
◇ QCOM クアルコム 163.34 +0.47%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 181.16 -1.09%
◇ AMD 143.99 +1.42%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 103.2 +3.37%
◇ テラダイン 116.89 +1.23%
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【NY外為】
◆ドルもみあい 円もみあい.149円後半
//◇+▽◆◆// 
・ドルが上昇。--米金融当局者が利下げペースに慎重な姿勢を示したことを支援材料に上値を伸ばした。
・円は対ドルで上昇し、主要10通貨で最高のパフォーマンス。雇用統計発表直後は149円30銭台まで上昇する場面もあった。その後は上げ幅を縮小し、ニューヨーク時間午後は1ドル=150円付近での推移となった。

ドル円相場は *米東部時間 16時 35 分
⇒¥149.99 -¥0.11 -0.07%
⇒¥150.09 -¥0.50 -0.33%
⇒¥150.57 ¥0.97 +0.65%

12.6
米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事 

基調的なインフレ率は依然として当局目標の2%を「不快なほど」上回っていると指摘。
利下げは慎重に進めたいとの考えを改めて示した。クリーブランド連銀のハマック総裁は、利下げペースを減速させるべきポイントに当局者は「いる、ないし近い」との見解を示した。

クレディ・アグリコルCIBのG10為替調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏 

「投資家は11日に発表される11月の米消費者物価指数(CPI)を前に、動ける余地を残したいと考えているかもしれない。依然ノイズの混じった労働市場データに比べ、CPIの方がFOMC会合での結果にとって重要となる可能性がある」とリポート。

RBCブルーイン・ドルフィンの市場分析責任者ジャネット・ムイ氏 

「12月利下げの可能性は高い」とした上で、「米国の利下げペースは鈍化し始めるだろう。米金融当局は再評価のために一時停止する」と。

【米国株】
◇反発
//◇◇◇▲◇// 
・6日の米株式市場でS&P500種株価指数は反発。
・朝方発表された雇用統計を受け、市場では12月連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利下げ観測が強まった。
・注目された11月雇用統計では、ハリケーンと大規模ストの影響で前月に急減速していた非農業部門雇用者数が回復を示した一方、失業率は上昇。労働市場は著しく悪化はしていないものの、減速傾向にあることが示唆された。

12.6
eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏

トレーダーが必要としていた安心材料が与えられたと指摘。
「投資家は雇用市場が堅調に推移していることを確認したい」とした上で、「失業率が低下すれば、それに越したことはないが、労働市場が崖っぷちに立たされているわけではないことを投資家は再確認したはずだ。
市場は今月の利下げをなお支持しており、雇用統計でその見通しが変わることないだろう」と。

ブラックロックのリック・リーダー氏

「FOMCは12月利下げに踏み切るはずだが、政策調整判断においては来週の消費者物価指数(CPI)も重要な節目となる」と指摘。

  エバコアISIのクリシュナ・グーハ氏 

「12月利下げが確定に近いと判断するには、まだ『インフレチェック』を通過する必要がある」と。

  ニコル・イヌイ氏率いるHSBCのストラテジスト

2025年の米株式相場について、、継続的かつ広範な利益成長と好調な経済を背景に引き続き上昇すると予想。
S&P500種の来年の目標を6700とし、「特にマクロ環境が安定している時には、2桁の上昇率が複数年続くことも珍しいことではない」とリポート。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のマイケル・ハートネット氏

大幅に上昇している米株と暗号資産(仮想通貨)にはフロス(泡)が生じつつあるように見えると指摘。
S&P500種が現在の水準より約10%高い6666に迫った場合、25年初頭に「オーバーシュート」するリスクが高いと述べた。BofAのブル・ベア指数は、世界の投資家に過剰な熱狂が見られる兆候はまだ示していない。

【米国債】
◇上昇
//◆◆▽◇◇//
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・金融政策に最も敏感な2年債利回りは一時5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り低下し、4.10%を下回った。10月下旬以来の低水準。

・米10年債利回り
⇒4.15% -2.9 -0.69%
⇒4.18% -0.2 -0.05%
⇒4.18% -4.5 -1.05%
  
  
12.6
英ケンブリッジ大学クイーンズカレッジ学長で、ブルームバーグ・オピニオン・コラムニストのモハメド・エラリアン氏

「失業率が上昇したことで、米金融当局は25bp利下げに違和感を感じないだろう」と指摘。

ウィズダムツリーの債券戦略責任者、ケビン・フラナガン氏

「雇用統計のデータは市場が想定していた最悪の事態は回避した。12月利下げへの扉は開いたままになっているので、短期債相場への支えは続くだろう」と指摘。
「しかし、政策金利見通しにすでに織り込まれた分を踏まえれば、相場上昇には限りがあるとみられる」と。

【原油】
▲続落
//+▽▲◆▲// 
・3週間ぶりの安値をつけた。テクニカルな売りが膨らみ、供給過剰懸念による逆風がさらに強まった。
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが生産引き上げを先送りしたことが下値を支える一方、供給過剰への懸念が引き続き相場の重しとなった。

⇒WTI先物1月限は、前日比1.10ドル(▲1.6%)安の1バレル=67.20ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比0.24ドル(◆0.4%)安の1バレル=68.30ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比1.40ドル(▲2%)安の1バレル=68.54ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は▲1.4%下げて71.12ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◆0.3%安の72.0ドル。
⇒ロンドンICE北海ブレント2月限は▲1.8%安の72.31ドル。

12.6
TDセキュリティーズのシニアマーケットストラテジスト、ダニエル・ガリ氏 

「CTA=商品投資顧問業者はトレンドシグナルの悪化に反応して北海ブレントを売っており、これが原油価格をさらに圧迫するはずだ」と指摘。
原油価格が比較的安定していても、来週は売りの動きが強まると予想している。

【NY金】
◇反発
//◆◇◇▲◇//
・雇用統計を受けて12月の米利下げ観測が強まったことが支援した。

⇒金先物2月限は11.20ドル(0.4%)上昇し、2659.60ドル。
⇒金先物2月限は27.80ドル(▲1%)下落し、2648.40ドル。
⇒金先物2月限は8.30ドル(◇0.3%)上昇し、2676.20ドル。

12.6
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏

雇用統計について、12月米利下げとの見通しを変えるものではなかったと指摘。米国の利下げに「おそらくユーロ圏やスイスも加わるだろう」とし、これがホリデーシーズンで商いが薄くなるまで「金の追い風になる」との見方。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,308.61 -40.77 -0.49%
独DAX指数 20,384.61 +25.81 +0.13%
仏CAC指数 7,426.88 +96.34 +1.31%
⇒▼はらみ.Cog調整 ⇒∇nrはらみ.様子見 ⇒▲調整.-2Gap  
⇒▽High.高値更新 ⇒∇High2.高値更新 ⇒◇nrHigh3.高値更新
⇒▽トリプル浮上.Sup20MA ⇒∇切り上げ ⇒∇Wr.Reg突破

◇上昇 
//▽▽◇◇◇//
・6日の欧州株は、米雇用統計で米経済への懸念が和らいだことや、フランスのマクロン大統領が任期満了まで辞任しない意向を示したことを受け、上昇。
・ストックス欧州600指数は0.2%上昇。
・消費財や自動車関連株が上昇。
・資源関連株は下落。

【欧州債】
◇もみあい
//◇◆◆◆◇// 
・債券市場は小動きに終わった。
・ドイツ10年債利回りは2.11%、英国10年債利回りは4.28%と、共にほぼ横ばいだった。


・独国債10年物
⇒2.11% 0.00
⇒2.11% +0.05
⇒2.06% +0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.28% -0.01
⇒4.28% +0.03
⇒4.25% +0.01
---------------------------

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