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2024年12月4日水曜日

+ドルもみあい 円もみあい.149円半ば 原油.▽wr反発.69ドル台 令和6.12.4.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. 韓国大統領が戒厳令解除
韓国の尹錫悦大統領は緊急の国民向けテレビ演説を行い、「非常戒厳」を宣布。野党が弾劾の動きで政権をまひさせようとしていると非難し、この決定は自由と憲法秩序を守るために下されたと述べた。尹大統領はその後、戒厳令を解除した。~ 宣布を受けて韓国ウォンが急落し、対ドルで約2年ぶりの安値を付けた。韓国企業の米国預託証券(ADR)も軒並み売られ、韓国当局は金融・為替市場を安定させるためあらゆる可能な措置をとると表明する事態となっていた。

②. 米求人件数が予想上回る
10月の米求人件数は774万4000件に増加。エコノミスト予想(751万9000件)を上回った。一方でレイオフ件数は6月以来の低水準となり、労働需要が安定しつつあることを示唆した。求人件数の増加は、専門職・ビジネスサービスと宿泊・飲食サービスがけん引。~ 自発的離職者数は5月以来の高水準となり、労働者の間で新たな職を見つける自信が強まっていることが示唆された。米金融当局が注視する失業者1人当たりの求人件数は1.1件と前月から横ばいとなった。

③. FRB当局者
米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、12月の利下げは確実ではないが、政策当局者の選択肢としては残っているとの見解を示した。「12月になるのか、それよりも後になるのか、それは次回の会合で議論する機会を得られる問いだ。しかし重要なのは、経済に合わせて政策金利を下げ続けなくてはならないことだ」と述べた。~ 連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事は、インフレと広範な経済の軌道について楽観的な認識を示した。一方、連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定にあらかじめ定まった道筋はないと指摘した。

④. 仏議会は4日に不信任投票  
フランス議会は4日に不信任投票を行う予定で、極右政党のリーダーであるマリーヌ・ルペン氏が左派連合と手を組んで内閣を倒す見通しだ。バルニエ首相は2日、不人気な社会保障予算案を採決なしに採択するため憲法の特例条項を活用。~ これに反発し、ルペン氏が事実上率いる国民連合(RN)と左派連合の新人民戦線が内閣不信任決議案を提出した。内閣が倒れれば、首相の在任期間として1958年の第5共和制成立以降で最短となる。

⑤. 野村証券社長が謝罪して報酬返上 
野村証券の奥田健太郎社長は3日に都内で記者会見を開き、元社員が顧客に対する強盗殺人未遂などの罪で起訴されたことに関して「被害者の皆さま、多くの関係者の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。~ 経営責任を明確化するため、奥田社長やウェルス・マネジメント部門を統括する杉山剛専務ら5人が役員報酬の3割を3カ月間自主返上するほか、その他の代表取締役5人も同2割を同期間返上する。奥田氏は辞任は考えていないとも述べた。
4日 【日本株】
日経平均 39,276.39 +27.53 +0.07%
TOPIX 2,740.60 -12.98 -0.47%
日経平均 ⇒▽反発.10MA突破 ⇒▽High.50MA突破 ⇒+▼nrもみあiい.様子見
TOPIX ⇒▽クアトロ.10/50MA突破 ⇒▽High.Sup50MA ⇒▲かぶせ.調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.27 -1.57 -6.87% ⇒▲nr下げ ( 21台 )
日経平均VI 22.84 +4.12 +22.01% ⇒▽大幅に上がる ( 22台 )
日経平均VI 18.72 -3.59 -16.09% ⇒▲下がる ( 18台 )
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4日、債券上昇、韓国不安と日銀の利上げ見送り観測-円は下落

4日、東京株式相場はTOPIXが3営業日ぶりに反落。
・前日に大幅高した反動に加え、パウエルFRB議長の発言や週末の米雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強い中、目先の利益確定や持ち高調整の売りが広がった。

・11月の既存店売上高が伸びた良品計画、機械では三菱重工業など防衛関連が高い。
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T&Dアセットマネジメントの酒井祐輔シニア・トレーダー

・きょうの下落は前日に大幅高した余波で、利益確定売りが優勢だと分析。
・防衛関連の上げについては「朝鮮半島のパワーバランスに影響すれば当然、日本にも及ぶだろう」と。

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日経平均は3日続伸、韓国情勢重しも防衛関連などが強い動き

・米国株は高安まちまちだったが、ハイテク株上昇の流れを受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・寄付き後の日経平均は上昇したが、韓国情勢などが重しとなり、昨日の高値39427.37円手前で失速すると上げ幅を徐々に縮め前日比マイナス圏での推移となった。
・ただ、引き続き三菱重工<7011>、IHI<7013>など防衛関連銘柄が買われるなど大型株しっかりだったことで、39000円割れは回避され、後場は切り返して取引を終えた。

・大引けの日経平均は前日比27.53円高(+0.07%)の39276.39円。

・小売、その他製品、石油・石炭製品、鉱業、倉庫・運輸関連などが上昇。
・銀行、電気・ガス、金属製品、陸運、建設などが下落。

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【個別銘柄】ファーストリテ、ディーエヌエー、良品計画 など 


▽ファーストリテ 52930 +1240大幅続伸。
前日に11月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比12.2%増となり、前月の同7.5%減から2カ月ぶりにプラス回復となった。客数が同7.2%増加したほか、客単価も同4.7%上昇した。
気温が低下して冬物商品の販売が好調だったほか、40周年感謝祭やコラボ商品の販売なども好調でだった。ただ、前年の暖冬の影響が一巡したことで、衣料品各社の11月販売は総じて好調、インパクトは限定的。

▽ディーエヌエー 2501.5 +64大幅高。
フィギュア製造大手で、「ねんどろいど」シリーズなどが代表作のグッドスマイルカンパニーと共同出資会社「ディー・スマイル」を設立したと発表している。
横浜DeNAベイスターズや川崎ブレイブサンダースといったプロスポーツチームのグッズや、同社が知的財産を持つマンガやアニメ、ゲームのグッズなどを企画・製造していくもよう。事業領域の広がりなど期待される展開に。

▽良品計画 3373 +223大幅続伸。
前日に11月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比19.2%増となり、10カ月連続のプラス成長、4カ月連続での2ケタ成長となっている。順調な販売拡大を評価する動きが優勢に。
客数が同7.1%増加したほか、客単価も同11.3%上昇している。分野別では、生活雑貨の高い成長が継続したほか、衣服も増収率が高まる形になっている。9-11月期の既存店増収率は前年同月比17.6%増に。

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12.4 動いた株・出来た株
◇良品計画<7453> 3325 +175 ⇒ 11月既存店は10カ月連続でのプラス成長に。
◇ZOZO<3092> 4986 +251 ⇒ 特に新規の材料は見当たらず。
◇ディー・エヌ・エー<2432> 2557 +119.5 ⇒ フィギュア製造大手企業と共同出資会社設立。
◇IHI<7013> 8665 +386 ⇒ 本日は防衛関連に資金が向かう。
◇三菱重工業<7011> 2377.5 +98 ⇒ 特に材料見当たらないが本日は重機3社が高い。
◇マツキヨココカラ&カンパニー<3088> 2231 +68.5 ⇒ 本日は目立った材料なく大幅高の主力株が多い。
◇フジクラ<5803> 6199 +187 ⇒ 水戸証券では目標株価を引き上げ。
◇ホシザキ<6465> 6377 +176 ⇒ シティグループ証券では目標株価を引き上げ。
◇任天堂<7974> 9184 +244 ⇒ サウジ系ファンドの売却一巡観測などで。
◇SHIFT<3697> 18040 +465 ⇒ 信用需給も良好で上値追い続く格好に。
◆円谷フィHD<2767> 1958 -185 ⇒ もみ合い下放れから見切り売り圧力強まる。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 2430 -145 ⇒ 半導体関連株安に韓国情勢も警戒視。
◆京成電鉄<9009> 4275 -222 ⇒ ⇒ 上値重く先週大幅高の反動も強まる。
//◆◇▲▲◇▲//◆◇+ ドル円 149円台( 金融政策意識 )
//◇◇▲▲◇▲//◆▲◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▼▼◇▲//_◆▽ 原油 69ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
+ドルもみあい 円もみあい.149円半ば 原油.▽wr反発.69ドル台  
12.4
米ドル/円 149.59 - 149.61
ユーロ/円 157.21 - 157.24
ユーロ/米ドル 1.0509 - 1.051
英ポンド/円 189.54 - 189.65
豪ドル/円 96.99 - 97.08
スイスフラン/円 168.77 - 168.8
原油(WTIC原油先物) 69.90 +1.80 +2.64% ⇒▲下落 ⇒-△nr下げ.様子見 ⇒▽wr反発

◇ドルもみあい 円もみあい.149円半ば 原油.-△nr下げ.様子見.68ドル台  
12.3
米ドル/円 149.59 - 149.6
ユーロ/円 157.04 - 157.07
ユーロ/米ドル 1.0498 - 1.0499
英ポンド/円 189.29 - 189.35
豪ドル/円 96.84 - 96.88
スイスフラン/円 168.67 - 168.73
原油(WTIC原油先物) 68.10 -0.01 -0.02% ⇒▽nrもみあい ⇒▲下落 ⇒-△nr下げ.様子見

◆ドル続落 円全面高.149円半ば 原油.▲下落.68ドル台 
12.2
米ドル/円 149.54 - 149.65
ユーロ/円 158.12 - 158.18
ユーロ/米ドル 1.0567 - 1.0573
英ポンド/円 190.46 - 190.61
豪ドル/円 97.45 - 97.47
スイスフラン/円 169.75 - 170.09
原油(WTIC原油先物) 68.11 -0.75 -1.08% ⇒▼nrもみあい ⇒▽nrもみあい ⇒▲下落

StockCharts ⇒  
12.3
NYダウ   44,705.53 -76.47 -0.17%
NASDAQ 19,480.91 +76.96 +0.40%
S&P500   6,049.88 +2.73 +0.04%

NYダウ(INDU) ⇒△逆立浮上 ⇒▲nr拍子木.調整 ⇒▲nr.調整2
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽逆立 ⇒▽High.高値圏 ⇒▽3up.高値更新
S&P500(SPX) ⇒△nr逆立 ⇒▽nrもみあい.様子見 ⇒▽nrもみあい.高値圏 
【 SOX指数 】
5035.86  -19.46(-0.38%) ⇒△自立反発 ⇒▽wrトリプル.+test200MA ⇒▲nrもみあい

【 VIX恐怖指数 】
13.34 -0.17 (-1.26%) ⇒▲Low.下がる ⇒▲吞込み.もみあい
⇒-1.26P (13台)
⇒-1.26P (13台)
⇒-4.18P (13台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続落し76ドル安 米雇用指標の見極めで ナスダックは連日の最高値   
▲nr.調整2 ⇒ ダウ工業株30種平均は続落。
・今週発表の米雇用関連指標次第で米連邦準備理事会(FRB)が12月に追加利下げを決めるとの見方がある。指標を見極めたい雰囲気が強く、買い手控えにつながった。短期的な相場の過熱感や高値警戒感も、ダウ平均の重荷となった。


▽3up.高値更新 ⇒ ナスダック総合株価指数は3日続伸。
・連日で過去最高値を更新した。メタプラットフォームズやパランティア・テクノロジーズの上昇が目立った。
NYダウは76ドル安、雇用統計待ち
1.
・今週予定されている雇用統計の発表を控えた調整が続き、寄り付き後、まちまち。

・ダウは手仕舞い売りが継続し終日軟調に推移したものの、JOLT求人件数が労働市場の底堅さを再表明したため景気に楽観的な見方が強まり下げ止まり、終盤にかけて下げ幅を縮小した。
・ナスダックは携帯端末のアップル(AAPL)やオンライン小売のアマゾン(AMZN)などが買われ、指数を押し上げ終盤にかけ上げ幅を拡大し連日で過去最高値を更新。

・相場はまちまちで終了。
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・3日発表の10月の米雇用動態調査(JOLTS)で、非農業部門の求人件数は市場予想を上回った。4日に11月のADP全米雇用リポート、6日に11月の米雇用統計の発表を控えており「想定よりも強い内容になるかもしれないとの観測を誘った」(ジョーンズ・トレーディングのマイケル・オルーク氏)との声が聞かれた

・10月の米雇用統計では大型ハリケーンやストライキの影響が出たとみられ、雇用者数の伸びが大きく減速していた。市場は11月は持ち直すとみている。米景気が底堅さを保つなかインフレ圧力が大きく高まらなければ、FRBは17〜18日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを続けるとみられる。労働市場の動向を確認したい投資家が多かった。

・11月は米株高が勢いづき、ダウ平均は月間で3000ドルあまり上昇した。節目となる4万5000ドルに迫っている。雇用関連指標の発表に加え、4日にはパウエルFRB議長の発言機会も予定されている。米主要株価指数が最高値圏で推移するなか、重要なイベントを前に主力株の一角には利益確定売りが出やすかった。

・もっとも、ダウ平均は下げ幅を200ドルあまりに広げた後は下げ渋った。アマゾン・ドット・コムやアップル、エヌビディアといったハイテクや半導体株の一角が買われ、指数を支えた。

2.
・電気通信サービスやテクノロジー・ハード・機器が上昇。
・自動車・自動車部品が下落。


・アマゾン・ドット・コムやアップル、エヌビディアといったハイテクや半導体株の一角が買われ、指数を支えた。
・メルクやウォルマートは高い。
・通信のAT&T(T)は投資家説明会で示した強い見通しを好感し、アナリストが投資判断を引き上げ、上昇。
・オンライン小売のアマゾン(AMZN)は感謝祭前後の売上高が過去最高を記録、
さらに、クラウドコンピューティング部門のアマゾ・ウェブ・サービス(AWS)が自社設計の半導体「トレーニウム」数十万個搭載する強力な人工知能(AI)スーパーコンピューター「ウルトラクラスター」の開発計画と新たなサーバーを発表し、上昇。
・靴メーカーのスケッチャーズUSA(SKX)は最高経営責任者(CEO)が現在の時点で年末商戦が非常に心強い結果と楽観的見解を示し、上昇。


・2日夕に業績見通しを引き下げたハネウェル・インターナショナルが安い。
・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、スリーエムなども売られた。
・保険のアフラック(AFL)は業績見通しに失望し、売られた。
・運送会社のフェデックス(FDX)はアナリストが投資判断を引下げ、下落。


3.
・メタプラットフォームズやパランティア・テクノロジーズの上昇が目立った。


SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 198.89 +2.31%
◇ エヌビディア 140.26 +1.18%
◇ ASML 718.06 +0.93%
★ インテル 22.47 -6.10%
◆ QCOM クアルコム 162.58 -0.28%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 183.16 -0.06%
◆ AMD 141.98 -0.06%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 99.84 +1.31%
◇ テラダイン 115.47 +2.01%
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☆ TSM 194.4 +5.27%
◇ エヌビディア 138.63 +0.27%
☆ ASML 711.47 +3.62%
◆ インテル 23.93 -0.50%
☆ QCOM クアルコム 163.03 +2.84%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 183.27 +4.90%
☆ AMD 142.06 +3.56%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 98.55 +0.61%
☆ テラダイン 113.2 +2.91%
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◇ TSM 184.66 +1.92%
◇ エヌビディア 138.25 +2.15%
◇ ASML 686.61 +2.41%
◇ インテル 24.05 +1.69%
◇ QCOM クアルコム 158.53 +1.36%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 174.71 +1.98%
◇ AMD 137.18 +0.69%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 97.95 -0.25%
◇ テラダイン 110 +1.77%
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【NY外為】
+ドルもみあい 円もみあい.149円半ば
//◇▲◆▲▲//◇+ 
・ドル指数はほぼ変わらず。
・韓国の尹錫悦大統領による「非常戒厳」宣言や米経済指標、米金融当局者発言を材料に上げ下げを繰り返し、日中は方向感を欠く動きとなった。
・円相場は対ドルで小幅高。韓国の戒厳令を受けて午前の取引では逃避需要から円が買われ、対ドルで一時148円65銭まで上昇。しかし、その後発表された10月の米求人件数が市場予想を上回り、労働市場の底堅さが改めて意識されると円は上げ幅を縮小する展開となった。

ドル円相場は *米東部時間 16時 42 分
⇒¥149.52 -¥0.08 -0.05%
⇒¥149.55 -¥0.22 -0.15%
⇒¥149.71 -¥1.84 -1.21%

12.3
ノムラ・インターナショナルの宮入祐輔氏 

韓国情勢がこの日の円相場を支えたと指摘。「ただドル・円は先週から下落トレンドにあるため、他の要因も働いている」とし、その一つとして日本銀行による12月利上げの観測が強まっていることを挙げた。

【米国株】
◇小幅高
//◇◇◆▽_▽//◇◇ 
・3日の米株式市場でS&P500種株価指数は小幅高。--最高値更新が続いていただけに、買い疲れの兆候も見えた。
・投資家は12月利下げの可能性を見極めようと、週内に予定されるパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言機会や雇用統計発表に身構えている。

・買われ過ぎの水準に近づいたS&P500種は勢いが失速したものの上昇で取引を終え、今年55回目の最高値更新となった。
・11月雇用統計を6日に控える中、この日発表された10月求人件数は予想を上回る増加となった一方、レイオフ件数は減少し、労働需要が安定しつつあることが示唆された。
・サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、12月の利下げは確実ではないが、政策当局者の選択肢としては残っているとの見解を示した。

12.3
ニューヨーク・ライフ・インベストメンツのローレン・グッドウィン氏

「投資家にとっての疑問は『追加利下げが行われるか』ではなく、『次の利下げが12月なのか1月なのか』だ」と指摘。
「我々の基本シナリオは12月の25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利下げだが、データが明らかになるのに伴って12月か1月かの確度は大幅に増す」と。

HSBCのストラテジスト

来年の米株は関税や地政学に起因するインフレ、成長懸念、AI相場の後退といったリスクにさらされる公算が大きい。
マックス・ケトナー氏率いる同行のチームは、米金融当局が予想以上にタカ派になることも株の下振れリスクになると指摘。
半面、規制緩和や中国経済の力強い反発などがリスク資産のさらなる上昇を支える可能性があるとの見方を示した。

  UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのソリタ・マルチェリ氏 

「米国株は来年も上昇を続ける公算が大きい。我々の見解では、泡立つ金融市場の代名詞である高揚感はまだ広がっていない」と指摘。
「今後1年はボラティリティーと調整の局面が予想されるが、S&P500種の2025年の年末目標は6600であり、堅調な経済成長、米金融緩和、人工知能(AI)の進歩はその上昇を支えるだろう」と。

  米ニューヨーク大学スターン経営大学院のアスワス・ダモダラン教授 

大手ハイテク7銘柄「マグニフィセント・セブン」について、調整後には押し目買いをすべきだと。
バリュエーションに関する専門知識で知られる同教授は「バリュー投資家として、私はこれら企業ほど利益を生み出し続けるキャッシュ・マシンを見たことがない。これらのキャッシュ・マシンが減速するとは考えられない」と。

  【米国債】
◆下落
//▽◆▽_▽//◆◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・強い米労働指標を受けて利回りは上昇に転じる場面もあったが、追加利下げの支持を示唆する米金融当局者発言が伝わると再び下げた。

・米10年債利回り
⇒4.22% 3.3 +0.79%
⇒4.19% 2.3 +0.56%
⇒4.17% -9.5 -2.23%
  
  
12.3
ブリーン・キャピタルのチーフエコノミックアドバイザー、ジョン・ライディング氏

4日に予定されているパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が「12月の金利決定の方向性を左右するだろう」とリポート。

【原油】
▽大幅上昇
//▲◆=_◆//+▽ 
・約2週間ぶりの大幅上昇となった。
・イラン産原油に対する米国の制裁強化に加え、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の供給拡大が先送りされるとの期待が支援した。
・OPECプラスは、供給拡大をさらに3カ月遅らせることで合意に向けた協議を進めていると、参加国の代表らが明らかにした。
・その後、米財務省がイラン産原油の輸出に関与している35の組織や船舶を制裁対象に加えると発表し、原油は上げ幅をさらに拡大した。

⇒WTI先物1月限は、前日比1.84ドル(▽2.7%)高い1バレル=69.94ドル。
⇒WTI先物1月限は、前営業日比10セント(+約0.1%)高い1バレル=68.10ドル。
⇒WTI先物1月限は、前営業日比72セント(◆約1%)安い1バレル=68ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は▽2.5%高の73.62ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限はほぼ変わらずの71.83ドル。
⇒ロンドンICE北海ブレント2月限は▲1.3%下げて71.84ドル。

12.3
バンク・オブ・アメリカ(BofA)の商品ストラテジスト、フランシスコ・ブランチ氏 

「原油相場は総じてイランとベネズエラに対する制裁と、OPECの動向に大きく左右される」と、メディアとのラウンドテーブルで指摘。
両国の産油量が減少した場合、北海ブレント原油は1バレル=80ドルに達する可能性もあるという。

【NY金】
◇反発
//▲◇◇_◇//◆◇
・韓国の戒厳令やフランスの政治危機を受けた逃避需要が支援した。一方、堅調な米求人件数データは相場の重しとなった。
・金スポット価格は安全資産としての妙味が高まり、一時0.6%値上がり。その後、求人データを受けてマイナス圏に沈む場面もあった。
・市場では、経済の健全性を見極めようと、6日に発表される雇用統計に関心が集まっている。4日のパウエルFRB議長の講演も含め、週内に複数の金融当局者が講演を予定しており、12月の政策会合を控え、発言が注目される。

⇒金先物2月限は9.40ドル(◇0.35%)上昇し、2667.90ドル。
⇒金先物2月限は22.50ドル(◆0.8%)下落し、2658.50ドル。
⇒金先物2月限は前営業日比16.20ドル(◇0.6%)上昇し、2681.00ドル。

12.3
キャピタル・エコノミク

「当社ではドルと国債利回りの予想を引き上げたが、それでも金価格は2025年末までに2750ドルまで上昇するとみている」と指摘。
「これは中国からの金需要の高まりと財政の持続可能性に対するより広範な懸念が、金のマイナス材料による影響を相殺するとの見解を反映している」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,359.41 +46.52 +0.56%
独DAX指数 20,016.75 +83.13 +0.42%
仏CAC指数 7,255.42 +18.53 +0.26%
⇒▽nrもみあい ⇒▽切り上げ.もみあい突破 ⇒▽High.高値圏  
⇒▽切り返し.Reg突破 ⇒▽wr切り上げ.高値更新⇒▽nr.高値更新
⇒▽吞込み.買戻し ⇒▽wr吞込み.買戻し⇒△nrトリプル浮上

◆反落 
//◇◆◆▽▽//▽▽◆
・ストックス欧州600指数が4日続伸。-- ドイツの主要株価指数であるDAX指数は初めて20000を突破した。
・CAC40指数は0.3%上昇。--投資家の間でフランスの政治リスクに対する警戒はピークを過ぎつつある。

【欧州債】
◇上昇
//▽◇◇◇◇//◇ 
・3日の欧州債市場ではドイツ債が反落。--利回り曲線はベアフラット化した。
・英国債は幅広い年限で下落。トレーダーによるイングランド銀行(英中央銀行)の利下げ見通しは来年末までに82bpと変わらずだった。


・独国債10年物
⇒2.05% +0.02
⇒2.03% -0.05
⇒2.09% -0.04
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.24% +0.03
⇒4.21% -0.03
⇒4.24% -0.03
---------------------------

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