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2024年10月7日月曜日

◇ドル強さ続く 円安進む.149円台 原油.△nr.様子見 令和6.10.7.Mon

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. 米株式相場の行方
米国株が好調を維持できるかどうかを左右する重要な要因として、今週は企業利益が再び脚光を浴びそうだ。S&P500種株価指数は年初から約20%上昇。時価総額は8兆ドル(約1180兆円)余り拡大した。主に金融緩和期待と堅調な利益見通しに支えられてきた。~ S&P500種構成企業の四半期利益は前年同期比4.7%増加の予想。7月12日時点の予測7.9%増から下がっている。トライバリエート・リサーチのアダム・パーカー氏は「今回は決算シーズンが通常よりも重要になる」と指摘。

②. イスラエル急襲から1年に
イスラエルはハマスによる急襲から1年を迎える7日を前に、ガザ北部に部隊を再び送り、レバノンでは激しい空爆と限定的な地上作戦を続行。終わりが不透明な多方面作戦を展開している。 ~ ハマスが運営するガザの保健省は避難所となっている元学校とモスクを狙った2回の攻撃により、26人が死亡したと発表。イスラエルはレバノンでも、ベイルートでヒズボラの武器貯蔵施設やテロリストのインフラ施設を狙った「標的攻撃」を実施した。

③. 中国株の先行き
中国株は世界トップの成績を上げているが、世界のファンドマネジャーやストラテジストの多くを納得させるまでには至っていない。 ~ インベスコやJPモルガン・アセット・マネジメント、HSBCグローバル・プライベート・バンキング・アンド・ウェルス、野村ホールディングスなどは、最近の反発局面を懐疑的にみており、中国政府が景気刺激策の公約を実行するかどうか見極めようとしている。多くの銘柄がすでに割高な水準に達していることを懸念する声もある。

④. 米大統領候補の動き
トランプ前米大統領は、7月の暗殺未遂事件の現場となったペンシルベニア州バトラーの会場で再び選挙集会を開催。資産家イーロン・マスク氏を「本当に素晴らしい人物」と呼んで壇上に招いた。~ 選挙戦で初めてトランプ氏とステージ上に登場したマスク氏は「これはわれわれの人生で最も重要な選挙だ」と訴えた。ハリス副大統領は今週、テレビやポッドキャストなど一連のメディア出演を予定しており、有権者へのアピールを強める。

⑤. 10日に米CPI発表へ
米インフレは7-9月の終わりに鈍化した公算が大きく、労働市場に重点を移しつつある米金融当局には安心材料となりそうだ。~ 10日発表の9月米消費者物価指数(CPI)は前月比0.1%上昇と、3カ月で最小の伸びと予想されている。~ 前年同月比では2.3%上昇の見込みで、6カ月連続で伸びが鈍化し、2021年初頭以来最も緩やかな上昇となる見通し。コアCPIは前月比0.2%上昇、前年同月比で3.2%上昇と見込まれている。今週は多数の米金融当局高官が講演する予定。
7日 【日本株】
日経平均 39,332.74 +697.12 +1.80%
TOPIX 2,739.39 +45.32 +1.68%
日経平均 ⇒△nr.BigUp.様子見 ⇒△nr.様子見 ⇒▽nr.High
TOPIX ⇒+▲nr.BigUp.様子見 ⇒△nr.様子見 ⇒▽nr.High
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【日経平均VI】
日経平均VI 30.19 +5.10 +20.33% ⇒◇BigUp ( 30台 )
日経平均VI 25.09 -1.61 -6.03% ⇒▲wr下げ ( 25台 )
日経平均VI 26.70 -1.15 -4.13% ⇒▲wr吞込み ( 26台 )
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7日、債券が下落、米軟着陸期待で日銀利上げ意識-株式続伸

7日、東京株式相場は3営業日続伸。
・米雇用統計が景気の堅調さを示し、投資家のリスク選好が強まった。
・為替が前週末の日本株終了時点から円安に振れていることから、電機や自動車といった輸出関連銘柄を中心に幅広く買いが入った。
・金利上昇を受けて銀行や保険など金融株が大きく上げた。

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東海東京インテリジェンス・ラボの澤田遼太郎シニアアナリスト

・米国景気の軟着陸見通しは「日本のグローバル企業にとってもプラスに働く」とし、実現すれば企業業績の面で良い結果が期待できると指摘。
・一方、安川電機の決算があまり良くなかったとして今後は企業決算がポイントになると。

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日経平均は大幅続伸、円安を材料に9月27日以来の39000円台を回復

・上昇した米株市場を横目に、今日の東京株式市場は買いが先行し開始。

・依然として中東情勢など地政学リスクは警戒されているが、米雇用統計の結果を受けて次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅な利下げ観測は後退。
・為替が1ドル149円台をつけるなど円安が加速し、輸出関連銘柄を中心に強い一日となった。

・買い一巡後の日経平均は上値が重くなったが、終値ベースでは9月27日以来の39000円台回復となった。
・大引けの日経平均は前営業日比697.12円高(+1.80%)の39332.74円。

・銀行業、保険業、証券・商品先物取引業、その他製品、サービス業などが上昇。
・パルプ・紙、空運業、鉄鋼、海運業、不動産業の5セクターのみ下落。

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【個別銘柄】 7&iHD、リクルートHD、三越伊勢丹、安川電 など 


▽ 7&iHD 2222 +27.5大幅続伸。
カナダのクシュタールによる買収提案に関連し、カナダ・ケベック州貯蓄投資公庫幹部は、クシュタールがTOB実施の場合に資金支援を提供する可能性が高いと明らかにしたもよう。
TOBプレミアム期待の高まりが再燃する形に。なお、同社においては、セブン銀行の一部売却検討に続き、スーパーストア事業の売却可能性なども伝わっており、株主価値向上に向けた取り組み積極化に向けた動きとも捉えられた。

▽ リクルートHD 9439 +482大幅反発。
先週末に発表された米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比25万4000人増となって、市場予想の14万人増を大幅に上回っている。
また、国内でも、経産相に就任した武藤氏が一昨日、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働は電気料金や脱炭素の観点から重要だとコメントした。

▽三越伊勢丹 2476 +167大幅続伸。
先週末発表の米雇用統計では雇用者数が市場予想を大幅に上振れ、米国の大幅利下げ観測が後退している。つれて、為替市場ではドル高円安が進行、インバウンド消費の拡大につながるとの見方が強まっているようだ。
また、10月1日から中国では「国慶節」となっているが、中国人の人気海外旅行先1位は日本ともされていることで、「中国国慶節」商戦の結果なども期待材料視されているよう。

▲安川電 4993 -30反落。
先週末に第2四半期決算を発表、6-8月期営業利益は118億円で前年同期比28.9%減となり、第1四半期実績の111億円とほぼ同水準にとどまる。
通期計画は従来の700億円から640億円に下方修正、市場コンセンサス並みの水準ではあるが、一段の下振れなどを意識する動きが先行したようだ。6-8月期受注高は前年同期比でプラスとなっているものの、コンセンサスにはやや未達となっているもよう。

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10.7 動いた株・出来た株
◇三越伊勢丹<3099> 2469 +16048 ⇒ ドル高円安進行でのインバウンド需要拡大を期待。
◇りそなHD<8308> 1033.5 +73.348 ⇒ 雇用統計の上振れで米長期金利が上昇し。
◇コナミグループ<9766> 14625 +95048 ⇒ サウジ政府系ファンドが日本のゲーム株買い増し検討と伝わる。
◇芝浦メカトロニクス<6590> 8920 +47048 ⇒ 地合い改善の中で半導体関連株も総じて高い。
◇リクルートHD<6098> 9454 +49748 ⇒ 雇用統計受けた米人材市場の回復期待で。
◇楽天銀行<5838> 3320 +17048 ⇒ 銀行株高の流れが波及する形に。
◆霞ヶ関キャピタル<3498> 18590 -6048 ⇒ 米長期金利上昇受けて利食い売り優勢。
//◇▽◆▽◇▽//◇ ドル円 149円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆▽◇▽//◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆▽◇▽△//_ 原油 74ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強さ続く 円安進む.149円台 原油.△nr.様子見  
10.7
米ドル/円 149.07 149.09
ユーロ/円 163.44 163.48
ユーロ/米ドル 1.0964 1.0965
英ポンド/円 195.48 195.55
豪ドル/円 101.34 101.43
スイスフラン/円 173.4 173.46
原油(WTIC原油先物) 74.38 +0.67 +0.91% ⇒+▲陰上げ.様子見 ⇒▽Wrクアトロ.大幅上げ ⇒△nr.様子見

▽ドル強さ続く 円安進む.148円台 原油.△nr.様子見.74ドル台 
10.5
米ドル/円 148.64 148.72
ユーロ/円 163.22 163.29
ユーロ/米ドル 1.0976 109.78%
英ポンド/円 195.05 195.19
豪ドル/円 101.03 101.13
スイスフラン/円 173.24 173.36
原油(WTIC原油先物) 74.38 +0.67 +0.91% ⇒+▲陰上げ.様子見 ⇒▽Wrクアトロ.大幅上げ ⇒△nr.様子見

◇ドル強い 円安維持.146円後半 原油.▽Wrクアトロ.大幅上げ.73ドル台  
10.4
米ドル/円 146.87 146.88
ユーロ/円 162.03 162.07
ユーロ/米ドル 1.1031 110.37%
英ポンド/円 192.77 192.81
豪ドル/円 100.47 100.54
スイスフラン/円 172.25 17237.00%
原油(WTIC原油先物) 73.71 +3.61 +5.15% ⇒▽wr.大幅反発 ⇒+▲陰上げ.様子見 ⇒▽Wrクアトロ.大幅上げ

StockCharts ⇒  
10.4
NYダウ   42,352.75 +341.16 +0.81%
NASDAQ 18,137.84 +219.37 +1.22%
S&P500   5,751.07 +51.13 +0.89%

NYダウ(INDU) ⇒▽nr入首.Sup10MA ⇒▼nrクアトロ.調整 ⇒▽逆立.10MA突破
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽nr入首.様子見 ⇒-△nrもみあい.test10MA ⇒▽nr逆立.10MA突破
S&P500(SPX) ⇒▽nr入首.様子見 ⇒-nrもみあい.様子見 ⇒▽逆立.10MA突破 
【 SOX指数 】
5206.84  +81.62 (+1.59%) ⇒▽はらみ反発.+test10MA ⇒△切り上げ.10MAもみあい ⇒+▼陰上げ.様子見

【 VIX恐怖指数 】
18.48 -1.28 (-6.25%) ⇒▲nrかぶせ ⇒▽wrクアトロ浮上 ⇒▼wr吞込み
⇒-6.25P(18台)
⇒+8.41P (20台)
⇒-1.87P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反発し341ドル高 最高値更新、米雇用統計や中東関連報道受け ⇒  
▽逆立.10MA突破 ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
・4日ぶりに最高値を更新した。4日発表の9月の米雇用統計が良好な内容になり、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待が高まった。イスラエルとイランを巡る報道を受けて引けにかけて上げ幅を広げた。

▽nr逆立.10MA突破 ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
・テスラやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の上昇が目立った。
NYダウは341ドル高、雇用統計を好感
1.
・東海岸の港湾労組スト終了や9月雇用統計の強い結果を好感した買いに、寄り付き後、上昇。

・景気見通しの大幅改善で終日堅調に推移した。AI(人工知能)関連の需要増期待に半導体のエヌビディア(NVDA)などの上昇がナスダックの上昇をけん引。

・終盤にかけて相場は上げ幅を拡大し、ダウは過去最高値を更新し終了。
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・雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比25万4000人増と、ダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想(15万人増)を大幅に上回った。8月分も上方修正された。失業率は4.1%と前月の4.2%から改善し、「非常に強い」(バンク・オブ・アメリカ)と評価された。米東海岸などの港湾ストライキが終結し、供給網の混乱の長期化が避けられたのも買い安心感につながった。

・午後に買いの勢いが強まり、ダウ平均はこの日の高値圏で終えた。イスラエルがイランのミサイル攻撃に対する報復で石油関連施設を標的にする可能性について、4日午後にバイデン米大統領が「自分だったら違う方法を考える」と慎重な見解を示した。前日はバイデン氏の発言が石油施設の攻撃計画が具体的に議論されているとの連想につながり、警戒感が強まっていた。市場では「週末に事態が動く可能性が意識された」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声が聞かれた。

・ダウ平均は小幅安となる場面もあった。雇用統計を受けて米連邦準備理事会(FRB)が速いペースで利下げを進めるとの観測が後退した。米長期金利が一時3.98%と8月上旬以来の水準に上昇(債券価格は下落)し、株式の相対的な割高感につながった。中東の地政学リスクへの警戒感が相場の重荷となる場面もあった。

2.
・銀行や半導体・同製造装置、エネルギーが上昇。
・自動車・自動車部品が下落。


・JPモルガン・チェースやアメリカン・エキスプレス、ボーイングが上げた。
・セールスフォースやアマゾン・ドット・コムも高い。
・航空機メーカーのボーイング(BA)は労組との交渉を来週から再開することが明らかになり、スト終了期待に上昇。
・カジュアル衣料小売りのアバークロンビー&フィッチ(ANF)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。


・ホーム・デポが下げた。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やコカ・コーラ、ベライゾン・コミュニケーションズなど業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ関連も売られた。
・電気自動車メーカーのリビアン・オートモーティブ(RIVN)はサプライチェーンの混乱で部品不足を理由に生産見通しを引下げ、下落。


3.
・AI(人工知能)関連の需要増期待に半導体のエヌビディア(NVDA)などの上昇がナスダックの上昇をけん引。
・テスラやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の上昇が目立った。

SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 181.16 +0.94%
◇ エヌビディア 124.92 +1.68%
◇ ASML 833 +0.07%
◇ インテル 22.59 +1.48%
◆ QCOM クアルコム 168.9 -0.01%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 201.97 +1.19%
☆ AMD 170.9 +4.94%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 102.25 +0.42%
◇ テラダイン 130.5 +1.15%
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◇ TSM 179.48 +2.09%
☆ エヌビディア 122.85 +3.37%
◇ ASML 832.41 +0.03%
◆ インテル 22.26 -0.58%
◇ QCOM クアルコム 168.92 +0.36%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 199.59 -0.78%
◇ AMD 162.85 +1.92%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 101.82 +1.97%
◆ テラダイン 129.01 -1.85%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 175.8 +2.17%
◇ エヌビディア 118.85 +1.58%
◇ ASML 832.19 +1.20%
◆ インテル 22.39 -1.32%
◇ QCOM クアルコム 168.32 +1.53%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 201.15 +2.00%
◇ AMD 159.78 +0.02%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 99.85 -0.46%
◇ テラダイン 131.44 +1.90%
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【NY外為】
▽ドル強い 円安進む
//▽◆▽◇▽// 
・ドル指数が上昇。週ベースでは2022年9月以来の大幅高となった。
・円は対ドルで1ドル=148円台後半。雇用統計の発表前は146円台半ばで推移していたが、統計に反応して下げに転じ、一時1.4%安の149円を付けた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 53 分
⇒¥148.68 ¥1.75 +1.19%
⇒¥146.93 ¥0.46 +0.31%
⇒¥146.48 ¥2.91 +2.03%

10.4
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのブライアン・ローズ氏 

「予想より強かった雇用データに加え、物価の上昇ペースも予想を上回れば、FOMCが11月会合で利下げを見送る可能性は高まる」と。

CIBCキャピタル・マーケッツの為替戦略責任者、サラ・イン氏 

「われわれは、けさの好調な非農業部門雇用者数のデータから一歩引いて、ドルをより大きな視点で捉えている」と。
「FOMCが正常化を続ける中、ドルの長期的なトレンドは下落方向だと、われわれはなお考えている」と述べた。その上で、「非農業部門雇用者数の今後の道筋が、最終的に向こう数四半期におけるドルの下落ペースを左右することになるだろう」と分析。

【米国株】
▽上昇
//◇▲◇◆▽// 
・4日の株は上昇し、S&P500種株価指数はこの日の高値付近で引けた。
・雇用統計で米経済の底堅さが浮き彫りとなり、ソフトランディング期待が強まった。

・9月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比25万4000人増と、6カ月で最大の伸び。失業率は4.1%に低下した。11月の米利下げ幅に関するトレーダーの織り込みは現在、0.25ポイント未満となっている。

・S&P500種指数とナスダック100指数は9月19日以来の大幅高。共に、週間ベースでも小幅に値上がりした。

10.4
プラント・モラン・ファイナンシャル・アドバイザーズのジム・ベアード最高投資責任者

「雇用のデータは夏の間は相対的に弱さが続いたが、9月に関してはまさに医者(つまりこの場合FOMC)が指示した通りの内容となった」と指摘。
9月の雇用統計は「最近の傾向を断ち切り、労働経済の基調的な底堅さを楽観する上での根拠を示した」と。
また同氏は、今回の雇用統計で経済見通しが変わるわけではないものの、投資家やFOMCが労働市場について抱いていた懸念を和らげるはずだと付け加えた。

英ケンブリッジ大学クイーンズカレッジ学長のモハメド・エラリアン氏

全ての投資家が雇用統計をポジティブに見ているわけではない。
雇用統計はFOMCのインフレとの闘いが終わっていないことを意味するとして警告を発した。
「これは単に堅調な労働市場ということではなく、これらの数字を額面通りに受け取れば、サイクル後期における強い労働市場だといえる」と発言。

248ベンチャーズのチーフ投資ストラテジスト、リンジー・ベル氏

雇用統計における賃金の上昇は、インフレが根強くとどまることをFOMCに再認識させそうだと指摘。
ただそれでも、雇用統計を全体として見れば、FOMCがソフトランディングを達成し、株価が確実にプラス圏を維持するという期待を強める内容となった。

シチズンズのマネジングディレクター、エリック・メルリス氏

「雇用統計を受けて、FOMCが利下げを継続するに当たっての柔軟性が高まることになり、当局の対応が遅すぎたという声を打ち消すのにも役立つはずだ」と。

【米国債】
▲急落
//▲▽▲▲▲//
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・利回りは9月上旬以来の水準に上昇した。ISM非製造業景況指数が予想を上回ったほか、原油が大幅高となったことが背景。

・米10年債利回り
⇒3.97% 12.0 +3.11%
⇒3.85% 6.5 +1.72%
⇒3.78% 5.1 +1.37%
  
  
>>10.2
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏

「予想を上回るサプライズとなったADP雇用統計は、労働市場が曲がりつつも壊れてはいないことを示唆している」と指摘。
「4日発表の9月雇用統計が現在の雇用情勢を巡る最終的な判断材料となり、短期的な市場心理にも影響する公算が大きい」と。

【原油】
△4日続伸
//◆▽◇▽△// 
・日中高値の水準からは上げを縮小した。
・イラン石油施設への攻撃を思いとどまるようバイデン米大統領がイスラエルに促したとの報道が材料となった。


⇒WTI先物11月限は67セント(◇0.9%)高の1バレル=74.38ドル。
⇒WTI先物11月限は3.61ドル(▽5.1%)高の1バレル=73.71ドル。
⇒WTI先物11月限は27セント(◇0.4%)高の1バレル=70.10ドル。


・ロンドンICE北海ブレント12月限は43セント(0.6%)高の78.05ドル。

10.4
SEBのチーフ商品アナリスト、ビャルネ・シールドロップ氏 

「最悪シナリオが現実のものとなる可能性は非常に低いが、イスラエルがイランに報復攻撃を行うとみられる中、向こう数日の動向が引き続き懸念されている」と。

【NY金】
◇もみあい
//◆▽▲◇◆//
・金スポット相場は上下に大きく振れた後、軟調に推移した。
・中東情勢の緊迫化と、予想を上回った米雇用統計という2つの材料を見極めようというムードだった。
・雇用統計が力強い内容となり、市場で大幅利下げ観測が後退したことを受け、金は一時、前日比0.9%下げた。利子の付かない金は金利が低下すると買われる傾向にある。


⇒金先物12月限は11.40ドル(◆0.4%)安の2667.80ドル。
⇒金先物12月限は9.50ドル(◇0.4%)高の2679.20ドル。
⇒金先物12月限は20.60ドル(▲0.8%)安の2669.70ドル。

>>10.2
サクソ・キャピタル・マーケッツのストラテジスト、チャル・チャナナ氏

「地政学的ニュースの見出しに、市場は直ちに反応することがしばしばあるが、重要資産に影響がなければそうした反応は元に戻る傾向がある」と。
同氏は、引き続き金は魅力的なヘッジ手段だとした上で、「相場が次にどのように反応し得るかを考えるとき、主に懸念されるのは事態がエスカレートするリスクだ。特にイランが持つ石油資産が標的になるかどうかだ」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,280.63 -1.89 -0.02%
独DAX指数 19,120.93 +105.52 +0.55%
仏CAC指数 7,541.36 +63.58 +0.85%
⇒△nrトリプル ⇒▲nrもみあい.調整 ⇒▼nrもみあい.調整2 
⇒▼nrもみあい.調整3 ⇒▲陰.窓埋め調整 ⇒▽吞込み反発.+test10MA
⇒+▼nrはらみ反発.様子見 ⇒▲wr陰.窓埋め調整 ⇒▽買戻し.+Cog

▽上昇 
//▲▲◇▲▽//
・4日の欧州株は上昇。-- 予想以上に良好だった米雇用統計を手掛かりに、景気は持ちこたえているとの見方が広がった。
・ストックス欧州600指数は0.4%高。
・エネルギー関連銘柄が特に値上がりした。
・自動車株も高い。-- 欧州連合(EU)が中国製電気自動車(EV)にに対し、最大45%の関税を課すことを採決で決定したことが支援材料となった。

【欧州債】
◆下落 
//◇◇◆◆◆// 
・欧州債市場では英国債の利回り曲線がベアフラット化。米雇用統計を受けて市場で利下げ観測が後退した。
・ドイツ債は下げ幅を縮小。イールドカーブはフラット化した。トレーダーが織り込む欧州中央銀行(ECB)の今月の利下げは21bp、年末までは50bpとなっている。

・独国債10年物
⇒2.21% +0.07
⇒2.14% +0.05
⇒2.09% +0.06
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.13% +0.11
⇒4.02% -0.01
⇒4.03% +0.08
---------------------------

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