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2024年10月17日木曜日

◇ドルもいあい 円もみあい.149円台 原油.▼切下げ.70ドル台 令和6.10.17.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. ASMLの先行き
オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングのクリストフ・フーケ最高経営責任者(CEO)は、半導体市場が「2025年に入ってもかなりの間」は遅々とした回復にとどまるとの見方を示した。誤って7-9月(第3四半期)決算を予定より1日早く発表した問題については、極めて遺憾とした上で、「技術的なエラー」によるものだったと説明した。~ 人工知能(AI)アクセラレーターのリーダー、米エヌビディアは生産が需要に追いつかないとしているが、インテルやサムスンなどはここ最近苦戦しており、半導体企業は明暗が分かれている。

②. モルガン・スタンレー決算
モルガン・スタンレーの7-9月はトレーディング収入と投資銀行業務の手数料収入が予想を上回り、32%の増益となった。トレーディング収入は前年同期比13%増。ウェルスマネジメント部門収入は72億7000万ドルとアナリスト予想を上回った。 ~ テッド・ピックCEOは、投資銀行業務は数年間のサイクルの転換期にあり、手数料が回復すれば同社にとって好機となるだろうと述べている。

③. TSMC決算見通し
半導体受託生産大手の台湾積体電路製造(TSMC)にとって、17日の7-9月決算発表は大きな正念場となりそうだ。エヌビディアの次世代AIチップへの懸念後退やアップルの新型iPhoneに対する楽観論を追い風に、TSMCの米国預託証券(ADR)は8月の安値から30%値上がりし、14日には過去最高値を更新。~ 暫定ベースの7-9月売上高は市場予想を上回っており、堅調な見通しが示されればTSMC株はさらに上値を伸ばす可能性があるとみられている。

④. アマゾンの原子炉投資
次世代の原子力エネルギーとして注目される小型モジュール炉(SMR)の技術に、アマゾン・ドット・コムや資産家ケン・グリフィン氏が5億ドル(約750億円)を投じて支援。~ アマゾンはワシントン州とバージニア州でのSMR開発でX-エナジーと合意し、同社に投資する契約を結んだ。X-エナジーは今回の資金が2039年までに全米で稼働を目指す5ギガワット余りの発電プロジェクトに充当されると発表した。~ 人工知能(AI)を稼働するための大規模なデータセンターで大量の電力が必要とされており、テクノロジー企業は新たなエネルギー源を模索している。

⑤. ゴールドマンのS&P500種年末予想
今年すでに46回も過去最高値を更新したS&P500種株価指数は、年末にかけて上昇基調を維持する見通しだと、ゴールドマン・サックス・グループのトレーディングデスクはみている。~ グローバル市場担当マネジング・ディレクターで戦術スペシャリストのスコット・ルブナー氏は、S&P500種が今年の年末時点で「6000を大幅に超えている」可能性があると予想。1928年までさかのぼったデータを分析した結果、10月15日から12月31日までのS&P500種は中央値で5.17%上昇。選挙の年は7%強と一段と高いリターンを残している。これを今年に当てはめると年末水準は6270になるという。
17日 【日本株】
日経平均 38,911.19 -269.11 -0.69%
TOPIX 2,687.83 -2.83 -0.11%
日経平均 ⇒+▼nr上げ.High ⇒▲BigDn.もみあい ⇒▲切下げ.調整2
TOPIX ⇒+▼nr上げ.様子見 ⇒▲BigDn.もみあい ⇒▲吞込み調整.Sup20MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 26.55 -0.75 -2.75% ⇒▲切下げ ( 26台 )
日経平均VI 27.30 +0.16 +0.59% ⇒+◆かぶせ ( 27台 )
日経平均VI 27.14 -1.53 -5.34% ⇒◆下げ ( 27台 )
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17日、株式が続落、半導体関連の業績懸念続く-超長期債が上昇

17日、株式は続落し、日経平均は安値引け。
・半導体関連株が引き続き売られた。TSMCの決算を受けて下げを縮小する場面があった。
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大和証券の坪井裕豪チーフストラテジスト

・半導体関連株には「少し気迷い感がある」と指摘。
・ASMLの決算内容が個別要因だったのかを見極めたいという見方があると。

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日経平均は続落、半導体安続き39000円を割り込む展開に

・米株の反発を受けて、東京市場はやや買い優勢で取引を開始。

・日経平均は小幅反発でスタートしたが、すぐに上げ幅を縮小し前日終値水準でのもみ合いに。
・米株市場では、中国向け需要の減速懸念から半導体製造装置のアプライドマテリアルズやラム・リサーチなどが引き続き売られたことが影響し、値がさ半導体株が下落。日経平均は39000円を割り込み安値引けとなった。

・大引けの日経平均は前日比269.11円安(-0.69%)の38911.19円。

・電気・ガス、海運、銀行、空運、証券・商品先物取引などが上昇。
・精密機器、非鉄金属、化学、小売、金属製品などが下落。

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【個別銘柄】九州電力、三菱UFJ、アドバンテス、関西電力 など 


▽九州電力 1742.5 +129大幅反発。
大和証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価も970円から2000円にまで引き上げている。
今後の株主還元方針は明言されていないが、FCCが安定的に黒字推移と見込まれること、株価に対する高い意識から、さらなる増配が期待可能と判断、26年3月期60円配当を予想のようだ。また、政策的な原発活用が打ち出されることなど、今後の株価の追い風になるともみている。

▽関西電力 2670.5 +132大幅続伸。
原子力規制委員会は前日の定例会合で、同社高浜原発1号機の今後10年間の管理方針を認可している。同原発は11月に運転開始から50年となるが、50年超の運転が認可されるのは国内初となるようだ。
電源確保に向け、原発の長期活用の積極化が意識される展開になっているもよう。本日は同社をはじめとして電力株が総じて買い優勢になったほか、日本製鋼所や助川電気など原発関連の一角にも買いが向かった。

▽三菱UFJ 1620.5 +30.5大幅続伸。
前日の米国市場では、モルガンスタンレーが第3四半期決算でトレーディングと投資銀業務が好調で32%増益を計上し大幅高となっている。
また、ゴールドマン・サックスも決算評価の動きが強まった。先週末のJPモルガンやウェルズ・ファーゴに続き、米金融関連株の好決算発表が相次いでいることで、国内メガバンクの刺激材料へとつながっているようだ。

▲アドバンテス 8002 -49続落。
前日に大きく売り込まれた半導体関連株だが、本日も総じて売り優勢の展開が続く格好となった。大幅な受注下振れなど蘭ASMLの決算をネガティブ視する動きが継続している。
ASMLは前日も5%超の下落が続き、米SOX指数も反発はしたが戻りは鈍かった。本日は台湾TSMCの決算発表を控えており、警戒感先行から買い手控えムードにもつながっているようだ。同社に関しては前日相対的に底堅い動きとなった反動も。

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10.17 動いた株・出来た株
◇東北電力<9506> 1518 +77.5 ⇒ 大和証券では中立判断まで投資判断格上げ。
◇中部電力<9502> 1764.5 +80.5 ⇒ 大和証券では投資判断「2」に格上げ。
◇関西電力<9503> 2653 +114.5 ⇒ 規制委が50年超の高浜原発運転を認可へ。
◇東京電力HD<9501> 665.6 +27 ⇒ 原発活用積極化期待などで電力株が一斉高に。
◇三菱UFJ<8306> 1620 +30 ⇒ 米金融関連の好決算発表相次ぎ刺激材料に。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 2873 -142 ⇒ TSMC決算控え半導体関連には買い手控えも。
◆TOWA<6315> 1957 -90 ⇒ 半導体製造装置株の軟調な動きに連れ安。
◆フジクラ<5803> 5216 -224 ⇒ 高値圏での利食い売り優勢の形か。
◆円谷フィHD<2767> 2317 -84 ⇒ 東海東京証券では目標株価引き上げも買い材料視されず。
◆レーザーテック<6920> 21410 -740 ⇒ ASMLショックが継続する格好に。
◆バンナムHD<7832> 3215 -105 ⇒ 25日線割れで見切り売りが優勢となり。
◆東京エレクトロン<8035> 23580 -730 ⇒ 米SOX指数の戻り鈍く半導体関連株が軟調。
◆HOYA<7741> 19890 -600 ⇒ 蘭ASMLは前日も続落となっており。
//◇◆◇▽◆//◇◆◇ ドル円 149円台( 金融政策意識 )
//◇◆◇◇◆//◇◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽▲▼▽//▼▲◆ 原油 70ル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもいあい 円もみあい.149円台 原油.▼切下げ.70ドル台 
10.17
米ドル/円 149.53 149.55
ユーロ/円 162.4 162.44
ユーロ/米ドル 1.0861 1.0862
英ポンド/円 194.21 194.27
豪ドル/円 99.68 99.7
スイスフラン/円 172.83 172.87
原油(WTIC原油先物) 70.39 -0.19 -0.27% ⇒▼wr.大幅調整 ⇒▲Low.大幅下落 ⇒▼切下げ

◆ドルもみあい 円もみあい 原油.▲Low.大幅下落.70ドル台  
10.16
米ドル/円 149.22 149.23
ユーロ/円 162.5 162.53
ユーロ/米ドル 1.0887 1.0893
英ポンド/円 195.03 195.06
豪ドル/円 99.93 99.95
スイスフラン/円 173.01 173.12
原油(WTIC原油先物) 70.58 -3.25 -4.40% ⇒▼nrはらみ.調整 ⇒▼wr.大幅調整 ⇒▲Low.大幅下落

◇ドル強い 円安に進む.149円後半 原油.▼wr.大幅調整  
10.15
米ドル/円 149.74 149.76
ユーロ/円 163.31 163.34
ユーロ/米ドル 1.0906 1.0907
英ポンド/円 195.52 195.56
豪ドル/円 100.66 100.68
スイスフラン/円 173.53 173.59
原油(WTIC原油先物) 73.83 -1.73 -2.29% ⇒▽Cog.大幅反発 ⇒▼nrはらみ.調整 ⇒▼wr.大幅調整

StockCharts ⇒  
10.16
NYダウ   43,077.70 +337.28 +0.79%
NASDAQ 18,367.07 +51.49 +0.28%
S&P500   5,842.47 +27.21 +0.46%

NYダウ(INDU) ⇒▽切り上げ.高値圏 ⇒▲wr吞込み.調整へ ⇒▽nrはらみ反発
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽High.高値圏 ⇒▲wr吞込み.窓埋め調整 ⇒▽nrはらみ反発
S&P500(SPX) ⇒▽High.高値圏 ⇒▲wr吞込み.調整へ ⇒▽はらみ反発 
【 SOX指数 】
5155.86  +10.65 (+0.21%) ⇒▽High.高値圏 ⇒▲Cog.大幅調整 ⇒+▼nrはらみ.様子見

【 VIX恐怖指数 】
19.58 -1.06 (-5.14%) ⇒▲切下げ.10MA割れ ⇒▽大幅上げ ⇒▲拍子木
⇒-5.14P (19台)
⇒+4.77P(20台)
⇒-3.71P(19台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反発し337ドル高 最高値更新 金融に買い ナスダックも反発 ⇒  
▽nrはらみ反発 ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
・前日に下げが目立った半導体株の一角が買い直され、投資家心理の支えとなった。市場予想を上回る決算を発表した金融株にも買いが広がった。


▽nrはらみ反発 ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
・半導体株の一部が上昇したほか、テスラにも買いが入った。
・半導体のエヌビディア(NVDA)は安値から押し目買い意欲強く、さらに、同業の台湾積体電路製造(TSMC)決算発表を控え良好な内容を期待した買いも支援し上昇。
・アプライドマテリアルズなどの半導体製造装置株には売りが続いた。
NYダウは337ドル高、半導体の回復で投資家心理が改善
1.
・半導体セクターへの懸念がくすぶり、寄り付き後、下落。

・その後、航空会社、金融の好決算を好感した買いや半導体エヌビディア(NVDA)が買われ投資家心理の改善で、上昇に転じた。
・ソフトランディング期待も手伝いダウは一段高。

・長期金利の低下も支援し、ナスダックも底堅く推移し、終盤にかけ相場は上げ幅を拡大し、終了。
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・ダウ平均の構成銘柄ではないが、モルガン・スタンレーが6.4%高で終えた。朝発表の2024年7〜9月期決算で売上高に相当する純営業収益と1株利益が市場予想を上回った。金融株に買いが波及し、ダウ平均の構成銘柄では、ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースが上昇した。

・決算を発表した地銀の一角にも買いが入った。米国のインフレが落ち着く方向にあるなかで、米連邦準備理事会(FRB)の利下げが経済を支えるとの見方は根強い。米経済がソフトランディング(軟着陸)に向かっているとの観測から、一部の景気敏感株が上昇。中小型株にも物色が広がり、株価指数ラッセル2000は1.6%高で終えた。

・前日に悪材料が重なって下げたエヌビディアやマイクロン・テクノロジーといった半導体株が上昇した。オランダの半導体製造装置大手、ASMLホールディングが15日に四半期決算の発表と同時に示した収益見通しが慎重だったものの、16日に開いた決算説明会では人工知能(AI)関連の需要に楽観的な見方を示した。市場では「半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)が17日に発表する決算で、需要の強さを改めて示すとの期待から買いが入った」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との指摘があった。

2.
・半導体・同製造装置が上昇。
・家庭・パーソナル用品が下落。


・ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースが上昇。
・前日に急落したユナイテッドヘルス・グループが上昇。
・金融のモルガンスタンレー(MS)は第3四半期決算でトレーディングと投資銀業務が好調で32%増益を計上し、大幅高。
・インテルが下落した。中国当局系団体が16日、国家の安全保障を脅かすとして審査を申し立てたと発表し、株価の重荷となった。
・アムジェンやメルクも売られた。


・化粧品メーカーのエスティローダー(EL)はアナリストの投資判断引き下げで下落。
・製薬会社のノババックス(NVAX)は開発中の新型コロナとインフルエンザの混合ワクチン、および、インフルエンザワクチンを巡る治験で食品医薬品局(FDA)から差し止め指示がでたことを明らかにし、下落。
・貨物輸送会社のCSX(CSX)は取引終了後に決算を発表し1株利益が予想を下回り、時間外取引で売られている。


3.
・半導体のエヌビディア(NVDA)は安値から押し目買い意欲強く、さらに、同業の台湾積体電路製造(TSMC)決算発表を控え良好な内容を期待した買いも支援し上昇。
・アプライドマテリアルズなどの半導体製造装置株には売りが続いた。

SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 187.48 +0.19%
☆ エヌビディア 135.72 +3.13%
★ ASML 683.52 -6.42%
◆ インテル 22.31 -1.54%
◆ QCOM クアルコム 171.48 -1.50%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 184.59 -3.37%
◆ AMD 156.13 -0.33%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 109.24 +4.72%
◆ テラダイン 127 -0.28%
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★ TSM 187.13 -2.64%
★ エヌビディア 131.6 -4.69%
★ ASML 730.43 -16.26%
★ インテル 22.66 -3.33%
◆ QCOM クアルコム 174.09 -2.22%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 191.02 -10.69%
★ AMD 156.64 -5.22%
★ MU ミクロン・テクノロジー 104.32 -3.71%
★ テラダイン 127.36 -4.70%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 192.21 +0.73%
◇ エヌビディア 138.07 +2.43%
☆ ASML 872.27 +3.76%
◆ インテル 23.44 -0.51%
☆ QCOM クアルコム 178.04 +4.74%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 213.89 +4.31%
◆ AMD 165.27 -1.56%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 108.34 +1.33%
◇ テラダイン 133.64 +1.31%
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【NY外為】
◇ドルもいあい 円もみあい
//◆◇▽◆◇//◇◆◇ 
・ドル指数が3日続伸し、10週間ぶりの高水準。-- トランプ前大統領による関税政策への言及が意識され、メキシコ・ペソを中心にドル以外の主要通貨は下げた。
・ドルは対円で再び150円に迫る場面も見られた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 40 分
⇒¥149.64 ¥0.44 +0.29%
⇒¥149.21 -¥0.55 -0.37%
⇒¥149.72 ¥0.59 +0.40%

10.16
マッコーリー・グループのティエリー・ウィズマン、ガレス・ベリー両ストラテジスト 

「為替市場で主流となっているストーリーは依然としてドル高であり、米国内よりも米国外のインフレの方が急速に低下しているという前提がこれを強めている」とリポート。
「しかしトランプ氏に投票する意向を示す人の割合が世論調査で高まっているほか、賭けサイトでも当選の確率が上がってきており、これもドル高観測を支えている」と。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)の市場戦略グローバル責任者ウィン・シン氏 

「これをトランプトレードのせいだと指摘する向きもいるが、基本的にはダイバージェンスが一因だと思う。前日の弱いカナダやこの日のニュージーランド、英国の消費者物価指数を受けた反応だ」と。

【米国株】
◇反発
//▲▽▽◆▽//▽▲◇ 
・16日の米国株式相場は反発。
・強気相場を率いてきた大型ハイテク株から他のセクターにシフトするローテーションが進んだ。

・景気敏感株が好調。小型株で構成するラッセル2000指数はほぼ3年ぶりの高水準に達した。
・大型ハイテク株の大半が下げる中、エヌビディアは前日の5%近い下げから反発。
・モルガン・スタンレーは6.5%高。トレーディング収入と投資銀行業務の手数料収入が予想を上回り、32%の増益となった。
・ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは利益がウォール街の予想を上回り、株価は12%上昇した。

10.16
トレードステーションのデービッド・ラッセル氏

「投資家は大型ハイテク離れを意識しているのかもしれない。広く保有されてている大型ハイテク株には、この先上昇するための明確な材料が少なくなっている」と。
「選挙が近づき、経済はバランスを取り戻しつつある。超大型株からそれ以外にシフトする待望のローテーションはいよいよ実現しそうだ」と。

富豪投資家のスタン・ドラッケンミラー氏

約3週間後に迫った米大統領選について、市場は共和党候補トランプ前大統領の勝利を織り込みつつあるとの見方を示した。
「それは銀行株にも暗号資産(仮想通貨)にも見て取れる」と。

ニコラス・レンティーニ氏らモルガン・スタンレーのアナリスト

「小型株は過去3年半アンダーパフォームを続けていたが、当社は最近、大型株との対比でニュートラルに投資判断を引き上げた」と。
「この判断に影響したのは強い9月の雇用統計と、先月の50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利下げだ」と説明。
小型株に対して強気姿勢になるには、先行的なマクロ指標に明確な成長加速が反映される必要があるだろうと。

LPLファイナンシャルのチーフ・テクニカル・ストラテジスト、アダム・ターンキスト氏

小型株がこの数カ月、値固めレンジを出ていないことを指摘。経済のソフトランディング(軟着陸)シナリオが実現する可能性と金融政策の今後が投資家に問われているのだという。小型株は大型株に比べて、景気や金利の動向に対する感応度が高い。
「懸念されていたよりも良好な労働市場に支えられて、成長見通しは最近改善している。利下げを巡る視界もクリアになってきた。これを背景にラッセル2000は上昇トレンドチャネルの下限を離れて上昇してきた」とターンキスト氏。「銀行セクターが最近強いことも、小型株をさらに支えている」と述べた。

グローバル市場担当マネジング・ディレクターで戦術スペシャリストのスコット・ルブナー氏

S&P500種が今年の年末時点で「6000を大幅に超えている」可能性があると予想。1928年までさかのぼったデータを分析した結果、10月15日から12月31日までのS&P500種は中央値で5.17%上昇。選挙の年は7%強と一段と高いリターンを残している。これを今年に当てはめると年末水準は6270になるという。
ルブナー氏は大統領選挙を前に株式が売りを浴びると予想していたが、その見方を改めた。
「株式市場の売り浴びせはキャンセルだ。機関投資家が市場参入を余儀なくされている現在、顧客はヘッジ外しにシフトしており、年末ラリーと整合するようになってきた」とルブナー氏は15日の顧客リポートで指摘。

【米国債】
▽上昇
//▲◇◆◇◆//_▽▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・英インフレ統計が予想より弱かったことから、米国債相場は堅調モードで始まった。前日大きく下げた原油はこの日も売られ、現物国債利回りへの下押し圧力が続いた。

・米10年債利回り
⇒4.01% -1.8 -0.44%
⇒4.03% -7.1 -1.72%
⇒4.09% 3.4 +0.83%
  
  
>>10.15
コメルツ銀行の金利・クレジット調査責任者クリストフ・リーガー氏

「このところのディーラーの動きは単に原油先物に自動的に反応しているみたいだ」と。
「この状況で長期のインフレ予想を調整することが理にかなうかどうかは別の問題だ」と。

【原油】
◆小幅安
//▽▲▼▽◆//▼▲◆ 
・日中は上げ下げを繰り返す方向感に乏しい展開となった。市場参加者は引き続き、来年の見通しと中東情勢の緊迫化リスクを注視している。


⇒WTI先物11月限は、前日比19セント(◆0.3%)安の1バレル=70.39ドル。
⇒WTI先物11月限は、前日比3.25ドル(▲4.4%)安の1バレル=70.58ドル。
⇒WTI先物11月限は前営業日比1.73ドル(▼2.3%)安の1バレル=73.83ドル。


・ロンドンICE北海ブレント12月限はほぼ変わらずの74.22ドル。

10.16
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・バビン氏 

「ネガティブなセンチメントが地政学的リスクプレミアムを徐々に押し下げている。トレーダーは、イスラエルがエネルギーインフラを標的にしないという見方を一段と強めている」と分析。
「この見方は近視眼的ということになる可能性はあるが、トレーダーは非常に短期的な視点で動いており、新しいニュースがなければポジションを保有しようという考えに傾かない」と述べた。

【NY金】
◇上昇
//◆◆◆◇▽//◆◇
・金スポット相場は続伸。一時最高値に迫った。市場の注目は米大統領選に移っている。
・金は今年、商品の中でも特に良好なパフォーマンスを見せており、次々と最高値を更新している。安全資産としての魅力のほか、中央銀行による旺盛な買い需要が背景にある。


⇒金先物12月限は13.30ドル(◇0.5%)上昇の2678.90ドル。
⇒金先物12月限は10.70ドル(◆0.4%)安の1オンス=2665.60ドル。
⇒金先物12月限は37ドル(▽1.4%)高の2676.30ドル。

10.16
マーク・へーフェル氏らUBSグループのアナリスト

「次の米政権が決まるまで、不確実性とボラティリティーが高まると予想される」と指摘。
不安定なトレーディング環境となる中で、「金と原油はポートフォリオにおいて有効なヘッジ手段になり得る」と助言。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,329.07 +79.79 +0.97%
独DAX指数 19,432.81 -53.38 -0.27%
仏CAC指数 7,492.00 -29.97 -0.40%
⇒▽トリプル.10/20MA突破 ⇒▲拍子木.いってこい ⇒▽逆立反発  
⇒▽High.高値圏 ⇒▲nrかぶせ.調整へ ⇒▼nr.調整
⇒▽nr.様子見 ⇒▲Cog.wr調整 ⇒-△陽下げ.調整

◆小幅安 
//◇▲▽◆▽//▽▲◆
・16日の欧州株は小幅下落。--投資家は高級ブランドを展開する仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンの売り上げ減を材料視したほか、オランダのASMLホールディングの決算によるネガティブな地合が株価を押し下げた。
・ストックス欧州600指数は0.2%下落。
・旅行や小売り、通信関連銘柄が上げた。
・消費財やパーソナル関連、テクノロジー株が下落。

【欧州債】
◇英国債は上昇
//◆◇◆+◆//◆▽◇ 
・欧州債市場では、欧州中央銀行(ECB)の利下げペースが一段と加速する可能性があるとの見方が広がった。
・英国債は上昇。9月のインフレは予想以上の鈍化となった。

・独国債10年物
⇒2.18% -0.04
⇒2.22% -0.05
⇒2.28% +0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.06% -0.10
⇒4.16% -0.08
⇒4.24% +0.03
---------------------------

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