*かぶとうし塾


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2024年9月4日水曜日

▲ドル下落 円高モードへ.145円台 原油.▲wr切下げ.Low.70ドル 令和6.9.4.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.米製造業で活動縮小続く
米供給管理協会(ISM)が発表した8月の製造業総合景況指数は、5カ月連続で活動縮小となった。生産の指数は5カ月連続で低下。~ 新規受注の指数も縮小圏にとどまり、15カ月ぶりの低水準。新規輸出受注も縮小が続き、1月以来の低い水準となった。雇用指数は前月から上昇したものの、3カ月連続で縮小を示した。

②.上値追いは「危険」
米国債市場は目下、米金融当局がリセッション(景気後退)と闘うようなペースで近く利下げを開始するとの見方から大きく値上がりしている。相場を支えているのは、今後12カ月に政策金利が2ポイント余り引き下げられるとの予想。~ コロンビア・スレッドニードル・インベストメンツのエド・アルフサイニー氏は「国債の大幅上昇を逃したとすれば、それを今から追うのは少し危険だろう」と指摘。

③.強硬姿勢崩さず
イスラエルのネタニヤフ首相は今も、イスラム組織ハマスに対する強硬姿勢を崩していない。人質6人の遺体が発見されたことを受けて、イスラエル国内では大規模なデモが発生。~ 英国はイスラエルに対する一部の武器輸出停止を発表した。だが、ネタニヤフ氏はガザ・エジプト境界付近の「フィラデルフィア回廊」はハマスの重要な補給路であり、決して管理を放棄してはならないと言明。

④.野村が不当解雇訴訟で勝訴
野村ホールディングスの元中国責任者が、不当解雇を理由に約400万米ドル(約5億8000万円)の損害賠償を求めた香港での訴訟で敗訴した。~ 日本を除くアジア投資銀行部門の会長も務めていた楊志中氏は、野村が2017年に自身を解雇する前に警告書を出し、ボーナス(賞与)を没収したことが契約違反に当たると主張していた。

⑤.ロシアのミサイル攻撃で死者多数
ウクライナ中部へのロシアのミサイル攻撃で少なくとも51人が死亡、200人以上が負傷した。2022年2月にロシアがウクライナを侵攻して以降、今回は特に多くの死亡者が出た攻撃の一つとなった。~ ゼレンスキー大統領はテレグラムへの投稿で、ロシアの弾道ミサイル2発がウクライナ中部ポルタワにある軍事教育施設と隣接する病院を直撃したと説明。防空システムの必要性を改めて訴えた。
4日 【日本株】
日経平均 37,047.61 -1,638.70 -4.24%
TOPIX 2,633.49 -99.78 -3.65%
日経平均 ⇒+▲nr.様子見 ⇒◆nr.様子見 ⇒▲wr.Low窓埋め
TOPIX ⇒+▲陰上げ.様子見 ⇒◇はらみ.様子見 ⇒▲wr.Low窓埋め
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【日経平均VI】
日経平均VI 27.05 +6.19 +29.67% ⇒+▲陰上げ ( 27台 )
日経平均VI 20.86 -0.67 -3.11% ⇒▲下げ ( 20台 )
日経平均VI 21.53 +0.21 +0.98% ⇒▽nr上げ ( 21台 )
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4日、株式が急落、米景気懸念にリスク回避の円高-金利は低下

4日、東京株式相場は大幅安。
・8月の米ISM製造業総合景況指数が市場予想を下回り、米国経済への懸念から投資家心理が冷え込んだ。為替の円高も重しとなり、東証33業種は全て下げた。
・米国市場でエヌビディアが急落するなどハイテク株が安く、日本市場でも東京エレクトロンやディスコ、ルネサスエレクトロニクスなど半導体関連銘柄の下げが目立った。
・金利低下が嫌気され、銀行や保険といった金融株も下落。
・原油安を受けて鉱業や石油・石炭製品も売られた。

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陣インベストメント・マネジメントのシニアポートフォリオマネジャー、ラファエル・ネメット=ネジャット氏

・日銀の植田総裁の利上げ継続姿勢が日本株の重しだと説明。さらに米ISM指数が弱かったことで、米国のリセッション(景気後退)懸念も再燃したと。

松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト

・「エヌビディアの株価を見ると、AI(人工知能)相場が終わったとの印象だ」と。
・コモディティー市場では銅や原油の価格が軒並み下がり、リセッション懸念が新たに出てきたとして、日本株は日経平均で3万5000円程度までの下げをみておく必要があるとの見方。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員

・ISM指数では雇用の改善が示されたとして、米景気のハードランディング懸念というより利益確定売りの口実になったとみる。
・日経平均が3万8000円台まで戻したことで、8月初旬に買った投資家などからの利益確定売りが出やすかったと。

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日経平均は大幅続落、米国株安や金融所得課税の話などを嫌気

・米国株の大幅下落と為替の円高推移を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始。
・日経平均は、早い段階で38000円台を割り込んだ後、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比7%超下げたことで、値がさ半導体株が下落し日経平均は36000円台に突入。

・米国株安など外部環境以外にも、金融所得課税の話が自民党総裁選で取り上げられたことも嫌気されたもよう。

・大引けの日経平均は前日比1638.70円安(-4.24%)の37047.61円。

・上昇セクター なし。
・鉱業、非鉄金属、証券・商品先物取引業、石油・石炭製品、銀行業の下げが目立った。

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【個別銘柄】バンナムHD、アドバンテス など 


▽バンナムHD 3210 +96大幅続伸。
SBI証券では投資判断「買い」を継続し、目標株価は4080円から4480円に引き上げた。会社側の上半期計画上方修正に加え、9月からTV放映が開始された新仮面ライダーシリーズ「仮面ライダーガヴ」も注目として、25年3月期以降の業績予想を上方修正した。
今期営業利益は1542億円、前期比70.0%増を予想し、会社計画の1150億円、市場コンセンサスの1400億円程度などを上回ると。

▲アドバンテス 6129 -514大幅続落。
前日に米国では8月のISM製造業景気指数が発表され、8カ月ぶりの低水準だった7月の46.8から47.2に上昇したものの、市場予想の47.5を下回るなど停滞状況の継続が確認された。
景気後退懸念が再燃する形で前日の米株式市場は大きく売り込まれ、リスクオフの流れが東京市場にも波及した。とりわけ、SOX指数が7.7%安と急落していることで、同社など半導体関連の下げが目立つ展開に。

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9.4 動いた株・出来た株
◇バンナムHD<7832> 3219 +105 ⇒ SBI証券では目標株価を引き上げ。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 3430 -425 ⇒ 米半導体株安で大手半導体株は軒並み大幅安。
◆日本マイクロニクス<6871> 4025 -405 ⇒ 中小型半導体関連にも売りが波及へ。
◆ソシオネクスト<6526> 2871 -251 ⇒ 半導体関連として売り優勢で25日線割り込む。
◆古河電気工業<5801> 3372 -275 ⇒ 米景気減速に伴う非鉄相場の先行き懸念も。
◆ディスコ<6146> 37280 -2880 ⇒ 米国の景気後退懸念再燃でSOX指数が7.7%安に。
◆アドバンテスト<6857> 6168 -475 ⇒ 米エヌビディアは10%近い下落となっており。
◆東京エレクトロン<8035> 23370 -1775 ⇒ 半導体関連一斉安の流れで中心銘柄の同社にも売り。
◆北海道電力<9509> 1008 -72.5 ⇒ 半導体株安の流れがデータセンター関連にも波及か。
ソフトバンクG<9984> 7935 -498 ⇒ 米ナスダック指数の下落に追随。
StockCharts ⇒  
9.3
NYダウ   40,936.93 -626.15 -1.51%
NASDAQ 17,136.29 -577.32 -3.26%
S&P500   5,528.93 -119.47 -2.11%

NYダウ(INDU) ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▼wr.-Cog.調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲nr切下げ.調整 ⇒▽Cog反発.+test10MA ⇒▼wr逆立.窓埋め調整
S&P500(SPX) ⇒▲nrもみあい.調整 ⇒▽逆立.10MA突破⇒▼wr逆立.調整 
【 SOX指数 】
4759.00 -399.82 (-7.75%) ⇒▲nrもみあい.調整 ⇒+▼nr上げ.test10MA ⇒▲Wr逆立.大幅調整

【 VIX恐怖指数 】
20.72 +5.72 (+38.13%) ⇒▲wrはらみ下げ ⇒▲wr.Low ⇒△Wr.大幅上昇
⇒+38.13P
⇒-4.15P
⇒-8.53P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反落し626ドル安 半導体株に売り ナスダックは3%安 ⇒  
▼wr.-Cog.調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落。
・1日の下げ幅としては8月5日(1033ドル安)以来の大きさだった。前週末まで連日で最高値を更新した後で、半導体などハイテク株を中心に利益確定売りが広がった。米国の製造業の景況感低迷も重荷となった。取引終盤に主力株に売りが膨らみ、ダウ平均の下げ幅は700ドルを超える場面があった。

▼wr逆立.窓埋め調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
・半導体株が軒並み下げたほか、アルファベットやメタプラットフォームズにも売りが出た。
・エヌビディアが9.5%安。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やクアルコムといった他の半導体株も下げた。
NYダウは626ドル安、ハードランディングを警戒
1.
・8月ISM製造業景況指数が予想を下回ったためハードランディング懸念も強まり、寄り付き後、下落。

・ダウは過去最高値からの利益確定売りも加速し、終日売りが先行した。

・エヌビディア(NVDA)など半導体セクターの売りもさらなる圧力となり、ナスダックも大きく売られ、終盤にかけ、相場は下げ幅を拡大し、終了。
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・米サプライマネジメント協会(ISM)が3日午前に発表した8月の製造業景況感指数は47.2だった。7月から改善したものの、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(47.9)に届かなかった。個別項目では「新規受注」と「生産」が悪化。米大統領選を巡る不透明感や高金利が重荷になっている。一方、「価格」は上昇。「経済全般にわたるインフレ圧力が完全には消えていない」(PNCフィナンシャル・サービシズ・グループ)との見方があった。

・ダウ平均の構成銘柄ではないが、エヌビディアが9.5%安で終えた。「前週に好決算を発表した後でも株価が上昇せず、半導体株の先行きへの懸念が浮上している」(マーフィー・アンド・シルヴェスト・ウェルス・マネジメントのポール・ノルティ氏)との見方があった。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やクアルコムといった他の半導体株も下げた。

・主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は7.7%安と、下落率が今年最大だった。ダウ平均にも採用されているインテルは8.8%安。経営再建を巡る観測報道があり、物足りないとの受け止めから売りが膨らんだ。

・ダウ平均は前週末まで連日で最高値を更新していた。週内には8月の雇用統計など重要な経済指標の発表があり、利益確定や持ち高調整の売りが出やすかった。


2.
・電気通信サービスや家庭・パーソナルが上昇。
・半導体・同製造装置が下落。


・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やユナイテッドヘルス・グループといったディフェンシブ株の一角に買いが入った。
・防衛のロッキード・マーチン(LMT)はアナリストの投資判断・目標株価引き上げで、上昇。
・不動産サービス会社のレッドフィン(RDFN)もアナリストが想定されている利下げが追い風になると、同社の投資判断を引き上げ、上昇。
・サイバーソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は、不正会計疑惑を理由に売り持ちにしたとする空売り投資家のヒンデンブルグ・リサーチの分析が「正しくない」と、最高経営責任者(CEO)が否定したため、買い戻された。


・アップルやアマゾン・ドットコムが下落。
・キャタピラーとゴールドマン・サックスも売られた。
・投資判断を引き下げたボーイングも安かった。


3.
・半導体株が軒並み下げたほか、アルファベットやメタプラットフォームズにも売りが出た。
・検索のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)はアナリストが当局の同社に対する独占禁止法を巡る判断が不透明との見方に目標株価を引下げ、下落。

SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 160.49 -6.53%
★ エヌビディア 108 -9.53%
★ ASML 845.39 -6.47%
★ インテル 20.1 -8.80%
★ QCOM クアルコム 163.24 -6.88%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 183.37 -7.04%
★ AMD 136.94 -7.82%
★ MU ミクロン・テクノロジー 88.58 -7.96%
★ テラダイン 124.54 -8.92%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 171.7 +1.51%
◇ エヌビディア 119.37 +1.51%
◇ ASML 903.87 +1.82%
☆ インテル 22.04 +9.49%
☆ QCOM クアルコム 175.3 +3.43%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 197.26 +2.22%
◇ AMD 148.56 +2.11%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 96.24 +0.70%
◇ テラダイン 136.73 +2.07%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 169.15 -0.03%
★ エヌビディア 117.59 -6.38%
◆ ASML 887.71 -0.05%
☆ インテル 20.13 +2.65%
◆ QCOM クアルコム 169.49 -1.37%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 192.98 +0.05%
◆ AMD 145.49 -0.59%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 95.57 +0.75%
◇ テラダイン 133.96 +1.25%
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//◆◇▲◇◇▽//◇◇▲ ドル円 145円台( 金融政策意識 )
//◆◆◆◆=▽//◇▽▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽▲▼▽▲//_◇▲ 原油 70ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル下落 円高モードへ.145円台 原油.▲wr切下げ.Low.70ドル台  
9.4
米ドル/円 145.40 145.41
ユーロ/円 160.55 160.58
ユーロ/米ドル  1.1042 1.1043    
英ポンド/円 190.59 190.63
豪ドル/円 97.55 97.57
スイスフラン/円 170.96 171.01
原油(WTIC原油先物) 70.34 -3.21 -4.36% ⇒▲wr逆立.10MA割れ⇒▲wr切下げ.Low

◇ドル強含み 円安維持.146円台 原油.◇nr入首.73ドル台  
9.3
米ドル/円 146.85 146.86
ユーロ/円 162.59 162.62
ユーロ/米ドル  1.1072 1.1073    
英ポンド/円 193.08 193.12
豪ドル/円 99.71 99.73
スイスフラン/円 172.46 172.49
原油(WTIC原油先物) 73.63 +0.03 -0.05% ⇒▽wr吞込み ⇒▲wr逆立.10MA割れ ⇒▽nr入首

◇ドル強い 円安維持.146円台 原油.▲wr逆立.10MA割れ.73ドル台 
9.2
米ドル/円 146.28 146.29
ユーロ/円 161.57 161.61
ユーロ/米ドル  1.1045 1.1047
英ポンド/円 192.01 192.06
豪ドル/円 98.96 98.98
スイスフラン/円 171.97 172.02
原油(WTIC原油先物) 73.55 -2.36 -3.11% ⇒▼wr切下げ.調整 ⇒▽wr吞込み ⇒▲wr逆立.10MA割れ

【NY外為】
▲ドル下落 円高モードへ
//◇▲◇◇▽//_▲ 
・円の上昇が目立った。--日本銀行の植田和男総裁による発言を受けた円買いの流れが続き、円は主要10通貨で最高のパフォーマンスとなった。
・円は対ドルでは一時1%を超える上げとなり、145円16銭を付ける場面もあった。金融緩和の調整を進める日本と利下げに向かう米国との金融政策の方向性の違いが改めて意識されている。

ドル円相場は *米東部時間 16時 34 分
⇒¥145.62 -¥1.30 -0.88%
⇒¥146.21 ¥1.22 +0.84%
⇒¥144.96 ¥0.37 +0.26%

9.3
ダンスケ銀行のアナリスト

「米金融当局が利下げサイクルを開始するため、ドルは今後数カ月は売り圧力に直面する可能性がある」とした上で、「米経済の相対的なアウトパフォーマンスにより、戦略的な視界では引き続きドルに追い風が吹くとみている」と。

【米国株】
▲下落
//◆◇▲◇▽//_▲ 
・3日の米株式相場は下落。
・S&P500種株価指数は世界の金融市場が大きく揺れた8月5日以来の大幅安となった。
・米金融当局による積極的な利下げの是非を巡る手掛かりとして、市場参加者は今週発表される8月雇用統計に身構えている。
・利下げは株式相場には追い風となる傾向にあるが、リセッション(景気減速)を防ぐために当局が急いで利下げに踏み切る場合は必ずしもそうではない。
・この日発表された米経済指標では、8月のISM製造業指数が5カ月連続で活動縮小となった。生産の指数は5カ月連続で低下。縮小圏でさらに下げ、2020年5月以来の低水準に落ち込んだ。新規受注の指数も縮小圏にとどまり、15カ月ぶりの低水準。新規輸出受注も縮小が続き、1月以来の低い水準となった。雇用指数は前月から上昇したものの、3カ月連続で縮小を示した。

・大型ハイテク銘柄の下げがきつい。エヌビディアが大幅安となるなど、半導体銘柄が売られた。ハイテク銘柄の比重が高いナスダック100指数は3%を超える下げとなった。

9.3
BMOキャピタル・マーケッツのストラテジスト、イアン・リンジェン、ベイル・ハートマン両氏

「6日の雇用統計発表まで、最近の失業率上昇を巡る不安が市場に緊張感を与えるだろう」と。

グレンミードのジェーソン・プライド、マイケル・レイノルズ両氏

雇用統計について、「それが唯一の決定要因とはならないにせよ、米金融当局が利下げ幅を25bpベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)にするか50bpにするかを決める際の重要な要因になる」と。
「雇用統計のシグナル自体が小さいものであっても、金融当局が利下げに対してより慎重なアプローチを取るか、それとも積極的なアプローチを取るかの重要な判断材料となる可能性がある」と。

ブルームバーグのエコノミスト調査

8月雇用統計では非農業部門雇用者数が約16万5000人増と見込まれている。実際にそうなれば7月の11万4000人増を上回るが、直近3カ月の平均では15万人強の増加にとどまり、2021年初期以来の小幅な伸びとなる。失業率は4.3%から4.2%への低下が予想されている。

JPモルガン・チェースのストラテジスト

米利下げサイクルが開始されたとしても、株式相場は過去最高値付近で失速する可能性があるとみている。ミスラフ・マテイカ氏ら同行ストラテジストは今週出したリポートで、いかなる政策緩和も成長鈍化に対応するものであり、「反応的」な利下げになると。
同氏は「センチメントやポジショニングの指標は魅力的と言うには程遠く、政治的・地政学的な不確実性は高まっている。9月の季節要因は今年もまた厳しい」とリポート。

CFRAのサム・ストーバル氏

歴史的にS&P500種は8月と9月は軟化する傾向にあると。
その上で「米大統領選が行われる年はこうした季節的な下げが9月と10月にずれ込む」ため、投資家は警戒が必要だと述べた。

【米国債】
▽上昇
//◆◆◆◆▲//_▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・国債相場を支えているのは、米金融当局が今後12カ月に政策金利を2ポイント余り引き下げるとの予想だ。これはリセッション局面を除くと、1980年代以来の急激な利下げペースとなる。

・米10年債利回り
⇒3.84% -6.7 -1.71%
⇒3.91% 4.6 +1.19%
⇒3.86% 2.8 +0.74%
  
  
9.3
コロンビア・スレッドニードル・インベストメンツの金利ストラテジスト、エド・アルフサイニー氏

「国債の大幅上昇を逃したとすれば、それを今から追うのは少し危険だろう」と。
「雇用市場は安定するか、それとも急速に悪化するか、その双方の可能性が考えられる。これは年内をかけての議論だ」と。

【原油】
▲大幅安
//▽▲▼▽▲//_▲ 
・リビアの産油再開につながる合意が近いとの見方から、トレーダーの関心は世界的な原油需要低迷への懸念に戻った。
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスは漸進的に生産を拡大する見通しで、まずは数週間以内に日量18万バレルが追加される。
・中国を巡る懸念もここ数日に高まってきている。週末に発表された経済指標を受け、世界最大の原油輸入国である中国は今年の経済成長目標を達成するのに苦慮するとの疑念が浮上した。

⇒WTI先物10月限は、前営業日比3.21ドル(▲4.4%)安の1バレル=70.34ドル。
⇒WTI先物10月限は、前日比2.36ドル(▲3.1%安)の73.55ドル。
⇒WTI先物10月限は、前日比1.39ドル(▽1.9%)高の75.91ドル。


・ロンドンICE北海ブレント11月限は4.9%安の73.75ドル。

9.3
みずほセキュリティーズUSAのエネルギー先物部門ディレクター、ロバート・ヨーガー氏  

「供給過剰と需要減退、弱気なテクニカルパターン、石油製品の悪いファンダメンタルズという悪材料が重なり、きょうの原油相場は大きく下落している」と。

【NY金】
◆続落
//◇◆◆▽▲//_◆ 
・3営業日続落。
・今週は8月の米雇用統計が発表され、米利下げの道筋に影響を与える可能性がある。
・市場では広く利下げが見込まれているが、6日に発表される非農業部門雇用者数のデータは、この先の金利の道筋を占う手掛かりとなり得る。


⇒金先物12月限は4.60ドル(◆0.2%)安の2523ドル。
⇒金先物12月限は、前日比32.70ドル(▲1.3%)安の1オンス=2527.60ドル。
⇒金先物12月限は、前日比22.50ドル(0.9%)高の1オンス=2560.30ドル。


9.3
ゴールドマン・サックス・グループ

「目先の上昇をわれわれが最も確信している商品として、金は際立った存在だ」と。
ゴールドマンは2025年早期の目標である1オンス=2700ドルを据え置いた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,298.46 -65.38 -0.78%
独DAX指数 18,747.11 -183.74 -0.97%
仏CAC指数 7,575.10 -71.32 -0.93%
⇒▲nrかぶせ.調整 ⇒▲nr.調整2 ⇒▲wr.調整3.Sup20MA
⇒-△nr下げ.様子見 ⇒▽nr.よこばい ⇒▲wr.吞込み-Cog
⇒▲nrかぶせ.調整 ⇒▽nrクアトロ ⇒▲wr.吞込み.調整

▲下落 
//=◇▽▽◇//=▲
・3日の欧州株は下落。
・米供給管理協会(ISM)が発表した8月の製造業総合景況指数は5カ月連続で活動縮小となり、経済成長が停滞する可能性があるとの懸念が広がった。
・ストックス欧州600指数は1%下落。
・業種別では商品下落に伴い、鉱業株やエネルギー株が特に売られた。

【欧州債】
▽ドイツ・英国債は上昇 
//▲▲◇◆◆//◆▽ 
・ドイツ債利回り曲線がブルフラット化。--10年債利回りは8月5日以来の大幅な低下となった。米ISM統計に反応。
・英国債は上昇。8月1日以来の大幅高となった。英国は新規に発行する債券で1100億ポンド(約21兆1000億円)余りの需要を集めた。

・独国債10年物
⇒2.28% -0.06
⇒2.34% +0.04
⇒2.30% +0.03
---------------------------
・英国債10年物
⇒3.99% -0.07
⇒4.06% +0.04
⇒4.02% 0.00
---------------------------

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