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2024年9月24日火曜日

◆ドルもみあい 円もみあい.143円半ば 原油.▼吞込み.様子見.70ドル台 令和6.9.24.Tue

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. 米連銀総裁の追加利下げ見通し
米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、年内残る2回の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で0.25ポイントずつの利下げを見込んでいると発言。--「データが大きく変わらない限り、今後は恐らく、より小さなステップになると予想している」と。~ シカゴ連銀のグールズビー総裁は「雇用のリスクにさらなる重点を置くのが適切だ」と。--「つまり向こう1年に、もっと多くの利下げがあることを意味する可能性が高い」と述べた。

②. 自民総裁選が金融政策に影響か注視
事実上の次期首相を決める自民党総裁選では、新総裁のスタンス次第で日本銀行の政策運営に影響を及ぼす可能性があり、市場は行方を注視している。高市早苗経済安全保障担当相は「金利を今、上げるのはあほやと思う」とインターネット番組で持論を展開し、政策正常化を進める日銀をけん制した。~ ソシエテ・ジェネラル証券の剣崎仁調査部長兼チーフエコノミストは、結局は高市氏が勝つかどうかが問題で、今回の総裁選が日銀に与える影響を計る上で、それが最も重要なポイントだと指摘。~ 支持動向調査で競る石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境相はいずれも基本的に、日銀の独立性を尊重する姿勢を示している。

③. 日本のPE事業
米投資会社KKRとブラックストーンの経営トップは、日本のプライベートエクイティー(PE、未公開株)はまだ黎明(れいめい)期にあり、大いに伸びしろがあるとの認識を示した。~ KKRでは米国に次ぐ資本の振り向け先が日本だと述べた。ブラックストーンのジョン・グレイ社長は、向こう3年で日本の不動産と企業に約200億ドル(約2兆8700億円)を投資する見通しだと述べた。

④. ウニクレディトは周到に準備
イタリアの銀行、ウニクレディトは、英銀バークレイズとバンク・オブ・アメリカ(BofA)の手助けを得て、以前から周到に独コメルツ銀行の株式追加取得を準備していた。欧州金融界を揺るがした今回の動きに対し、ドイツ政府は強く反発している。~ 独政府は今月に入りコメルツ銀の持ち株を一部手放したが、バークレイズはその数週間前にウニクレディト向けにコメルツ銀行株に絡むデリバティブ(金融派生商品)をアレンジ。ウニクレディトはその後、バークレイズとBofAの支援を得て、コメルツ銀の持ち株比率を事実上、現在の約21%程度まで引き上げたという。

⑤. 米ディフェンシブ株
モルガン・スタンレーのストラテジストは米ディフェンシブ株について、最近のアウトパフォームにより割高感が出てきたため、利益を確定すべきだとの見解を示した。マイケル・ウィルソン氏率いるチームは、景気敏感株との比較でディフェンシブ株の投資判断を「中立」に変更。~ 「次の雇用統計の結果が分からない以上、ディフェンシブ銘柄の最近のアウトパフォームを利用して利益を確定することは、理にかなっている」とリポート。
24日 【日本株】
日経平均 37,940.59 +216.68 +0.57%
TOPIX 2,656.73 +14.38 +0.54%
日経平均 ⇒▽BigUp.逆立 ⇒▽nr.BigUp.High ⇒+◆nr.様子見
TOPIX ⇒▽BigUp.逆立 ⇒+▼nr.BigUp.High ⇒+◆nr.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 26.62 +2.29 +9.41% ⇒+▲陰上げ ( 26台 )
日経平均VI 24.33 -1.40 -5.44% ⇒▲wr切下げ ( 24台 )
日経平均VI 25.73 -1.41 -5.20% ⇒▲切下げ ( 25台 )
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24日、長期金利1カ月超ぶり低さ、日銀利上げ観測後退-円安も

24日、東京株式相場は4日続伸。
・日銀総裁が決定会合後の会見で利上げを急がない方針を示したことを受けて為替相場が円安方向に振れたほか、前日の米国株高を受け投資家心理が改善した。
・電機や機械、精密機器などテクノロジー関連、海運や非鉄金属など海外景気敏感セクターが買われた。
・大雨災害の復旧需要の拡大観測から建設株も高い。

・陸運やサービス、小売株など内需セクターの一角が安く、国内金利の低下を材料に銀行株、乳がん治療薬候補の治験で有意差が確認できなかった第一三共を中心に医薬品株も軟調だった。
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東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト

・この2カ月半ほど日本の利上げ観測や米国の景気減速懸念からディフェンシブが買われ、ハイテク株などが売られたが、米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利下げと日銀のコメントで「どうも色合いが変わった」と指摘。
・景気は後退しないとのストーリーでこれまでの「逆が起きている」との見方。

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日経平均は4日続伸、米株上昇で一時75MAを突破する場面も

・連休明けの東京市場は、米国株の上昇を受けて、買い優勢で取引を開始。

・日経平均は75日移動平均線が位置する38291円水準を一時上回る場面も見られたが、半導体株が総じて安かったことなどが影響して上げ幅を縮小。
・買い一巡後の日経平均は38000円水準でのもみ合いとなった。

・大引けの日経平均は前営業日比216.68円高(+0.57%)の37940.59円。

・海運業、保険業、電気・ガス業、非鉄金属、精密機器などが上昇。
・空運業、陸運業、医薬品、サービス業、小売業などが下落。

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【個別銘柄】日立、さくらインターネット など 


▽日立 3856 +184 大幅続伸。
米エヌビディアと共同で、鉄道のレールや架線、信号機などのインフラの安全性を検査するシステムを開発したと発表している。
鉄道車両に専用機器を取り付けて走行させるだけで、インフラの点検が行えるようだ。リアルタイムで監視することで、保守業務の効率化にもつながるもよう。24日にドイツで開幕する世界最大の鉄道技術展において新技術を披露するとされている。

▽さくらインターネット 4685 +545 急伸。
先週末に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の8億円から11億円に、通期では20億円から26億円、前期比2.9倍にそれぞれ引き上げ。GPU クラウドサービス売上の上振れに加えて、クラウドサービスやグループ会社売上なども好調に推移しているもよう。
第1四半期の進捗度合から見て、上方修正にはポジティブなインパクトが先行しているよう。

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9.24 動いた株・出来た株
◇日本製鋼所<5631> 4788 +348 ⇒ SMBC日興証券では今期収益予想を上方修正。
◇さくらインターネット<3778> 4410 +270 ⇒ 想定以上の業績上方修正を発表で。
◇日立製作所<6501> 3852 +180 ⇒ エヌビディアと鉄道インフラ検査システム開発。
◇NTTデータグループ<9613> 2522 +103.5 ⇒ データセンター関連株高の流れが波及とも。
◇日本ペイントHLDG<4612> 907.7 +36.3 ⇒ 中国では7日物政策金利を引き下げ。
◇三越伊勢丹HLDG<3099> 2236 +88.5 ⇒ 足元での円高一服の動きなど反映も。
◇オムロン<6645> 6424 +240 ⇒ シティグループ証券では投資判断を格上げ。
◆KOKUSAI ELECTRI<6525> 3125 -195 ⇒ 半導体製造装置は総じて伸び悩みの動きに。
◆野村マイクロ・サイエンス<6254> 2409 -94 ⇒ ゴールドマン・サックス証券では目標株価を引き下げ。
◆イビデン<4062> 4433 -163 ⇒ 全般半導体株安の中で戻り売り優勢。
◆ANYCOLOR<5032> 2488 -82 ⇒ グロース指数下落など中小型の一角が軟調に。
◆楽天銀行<5838> 3050 -100 ⇒ 銀行株の一角は日銀のハト派姿勢などマイナス視も。
◆東日本旅客鉄道<9020> 2877 -89.5 ⇒ 東京メトロの上場承認などマイナス視か。
//_◆▽◇▽//◆ ドル円 143円台( 金融政策意識 )
//_◇▽▽▽//▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◆▽◆//◆ 原油 70ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円もみあい.143円半ば 原油.▼吞込み.様子見.70ドル台  
9.24
米ドル/円 143.67 143.68
ユーロ/円 159.65 159.67
ユーロ/米ドル 1.111 111.16%
英ポンド/円 191.73 191.84
豪ドル/円 98.21 98.28
スイスフラン/円 169.54 16957.00%
原油(WTIC原油先物) 70.37 -0.63 -0.89% ⇒▽wr吞込み ⇒▼nrかぶせ ⇒▼吞込み.様子見

▽ドル反発 円弱含み続く.143円台 原油.▼nrかぶせ.71ドル台  
9.21
米ドル/円 143.91 143.92
ユーロ/円 160.63 160.66
ユーロ/米ドル 1.1159 1.1166
英ポンド/円 191.7 191.74
豪ドル/円 97.95 97.97
スイスフラン/円 169.27 169.3
原油(WTIC原油先物) 71.00 -0.16 -0.22% ⇒▼nrもみあい ⇒▽wr吞込み ⇒▼nrかぶせ

◇ドルもみあい 円弱含みに.142円台 原油.▽wr吞込み.71ドル台 
9.20
米ドル/円 142.63 142.64
ユーロ/円 159.19 159.21
ユーロ/米ドル  1.1161 1.1162    
英ポンド/円 189.43 189.47
豪ドル/円 97.17 97.19
スイスフラン/円 168.28 168.33
原油(WTIC原油先物) 71.16 +1.28 +1.83% ⇒-▽もみあい ⇒▼nrもみあい ⇒▽wr吞込み

StockCharts ⇒  
9.23
NYダウ   42,124.65 +61.29 +0.15%
NASDAQ 17,974.27 +25.94 +0.14%
S&P500   5,718.57 +16.02 +0.28%

NYダウ(INDU) ⇒▽nr.High ⇒▽nr吞込み.High2 ⇒△nrもみあい.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽nr.High ⇒▼nr切下げ.調整 ⇒+▲nrもみあい.様子見
S&P500(SPX) ⇒▽nr.High ⇒▼nrはらみ.様子見 ⇒▽nrもみあい.様子見 
【 SOX指数 】
5025.81  +25.75 (+0.51%) ⇒▽nr.High.+test50MA ⇒▼nr.窓埋め調整 ⇒▽nrもみあい.様子見

【 VIX恐怖指数 】
15.89 -0.25 (-1.61%) ⇒▲下げ.Low ⇒◆nr.Low2 ⇒◆吞込み
⇒-1.61P
⇒-1.10P
⇒-10.42P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続伸し61ドル高 連日の最高値 軟着陸期待で S&P500種も最高値 ⇒  
△nrもみあい.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は3日続伸。
・米連邦準備理事会(FRB)の利下げによって米経済が軟着陸(ソフトランディング)に向かうとの観測が引き続き株式相場を支えた。ただ、ダウ平均の上昇基調が続くなかで、主力株には持ち高調整や利益確定の売りが出やすく、上値は重かった。

+▲nrもみあい.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
・電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)はバイデン政権が中国やロシアの企業に関係がある機器を搭載した「コネクテッドカー(つながる車)」の輸入や販売を規制すると発表したため、売り上げ増期待に上昇。
・アナリストが目標株価を引き上げたメタプラットフォームズも高かった。
NYダウは61ドル高、追加利下げやソフトランディング期待
1.
・年内の追加利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。

・9月サービス業PMIが予想を上回ったことを受けた長期金利の上昇で、相場は一時失速した。

・しかし、ソフトランディングを期待した買いや連邦準備制度理事会(FRB)高官が追加大幅利下げも除外しない考えを示したため下値も限られ、終盤にかけ持ち直し相場はプラス圏を維持、ダウは連日過去最高値を更新し、終了。
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・FRBは前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げを決めた。23日はアトランタ連銀のボスティック総裁とミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が講演やエッセーで雇用情勢に配慮する姿勢を示した。シカゴ連銀のグールズビー総裁は同日、「経済の軟着陸を望むなら、後れをとるわけにはいかない」と述べた。市場では「FRBの継続的な利下げを支えに株高が続くだろう」(ベンセニョア・インベストメント・ストラテジーズのリック・ベンセニョア氏)との指摘。

・S&Pグローバルが23日発表した9月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値は製造業が47.0と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(48.4)を下回った。サービス業は市場予想と一致した。PMIを受けた株式市場の反応は目立たなかった。

・ダウ平均は小幅ながら下げる場面があった。ダウ平均は前週まで2週連続で上昇し、1700ドルあまり上げた。株式相場の上昇基調が続き、高値警戒感も意識されやすかった。

2.
・公自動車・自動車部品が上昇。
・不動産管理・開発が下落。


・投資ファンドが出資を検討していると伝わったインテルが3%あまり上昇。
・ボーイングとウォルマートも高かった。
・航空機メーカーのボーイング(BA)は企業側がストライキ中の労組に対し最終案を提示、合意期待に買われた。


・メルクやセールスフォースが売られた。
・ソフトウエアメーカーのマイクロソフト(MSFT)はアナリストの投資判断引き下げで、下落。
・自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)はアナリストの投資判断引き下げで、下落。


3.
・テスラが5%近く上昇。
・アナリストが目標株価を引き上げたメタプラットフォームズも高かった。

SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 174.76 +0.39%
◇ エヌビディア 116.26 +0.22%
◇ ASML 803.5 +1.03%
☆ インテル 22.56 +3.30%
◆ QCOM クアルコム 165.96 -1.75%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 194.04 +0.98%
◇ AMD 156.75 +0.51%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 93.57 +2.94%
◇ テラダイン 129.69 +0.57%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 174.08 -1.21%
◆ エヌビディア 116 -1.59%
★ ASML 795.28 -3.97%
☆ インテル 21.84 +3.31%
★ QCOM クアルコム 168.92 -2.87%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 192.16 -2.31%
◆ AMD 155.95 -0.50%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 90.9 +1.85%
★ テラダイン 128.95 -3.64%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 176.22 +5.34%
☆ エヌビディア 117.87 +3.97%
☆ ASML 828.16 +5.12%
◇ インテル 21.14 +1.78%
☆ QCOM クアルコム 173.92 +3.34%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 196.71 +5.68%
☆ AMD 156.74 +5.70%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 89.25 +2.18%
☆ テラダイン 133.82 +4.66%
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【NY外為】
◆ドルもみあい 円もみあい
//▲▽◆◇▽//◆ 
・ドル指数はほぼ変わらず。FRBから金利見通しに関する当局者発言が相次いだ。
・円は対ドルで小幅上昇。

ドル円相場は *米東部時間 16時 44 分
⇒¥143.60 -¥0.25 -0.17%
⇒¥143.90 ¥1.27 +0.89%
⇒¥142.61 ¥0.32 +0.22%

9.23
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)の通貨戦略グローバル責任者ウィン・シン氏 

「先週の大幅利下げ後に明らかになった当局者発言からは、11月に再度の50bp利下げが実現するハードルはかなり高いようだ」と。
「だからといって不可能ではない。しかしそれには本当に弱い雇用関連の統計が2本必要になろう」と。

【米国株】
◇小幅高
//◇◇▲▽◇//◇ 
・23日の米国株式相場は小幅高。
・先週の大幅利下げを踏まえ、これからの金融緩和を見極めるヒントになり得る発言が連邦準備制度理事会(FRB)から相次いだ。
・S&Pグローバルが発表した購買担当者指数(PMI)速報値では、米国の企業活動は9月上旬、若干緩やかなペースで拡大。見通しは悪化し、販売価格指数は6カ月ぶりの高水準に上昇。

・インテルは3.3%上昇。アポロ・グローバル・マネジメントが数十億ドル規模の投資を持ちかけたことが、関係者の情報で明らかになった。
・ボーイングは約2%高。スト中の労組メンバーに提示した賃上げ案をさらに引き上げた。
9.23
バイタル・ナレッジのアダム・クリサフルリ氏

「どっちつかずの統計と言える。米金融政策当局に劇的な見通し変更を迫るものではない」と。
「米経済が適度に健全な足取りであることを示唆している。欧州と比べるとそれは顕著だ」と。

シカゴ連銀のグールズビー総裁

「2%への軌道にあるという確信を得た現在、FRBが担うもう一つの責務である雇用のリスクに、さらなる重点を置くのが適切だ」と。
「つまりは向こう1年に、もっと多くの利下げがあることを意味する可能性が高い」と。

ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁

雇用市場の弱さを指摘し、年内にもう一度50bpの利下げを支持する考えを示した。

アトランタ連銀のボスティック総裁

大幅な利下げで緩和サイクルを開始するのは金利を中立水準に近づける上で有益だと述べつつ、当局としては大幅利下げペースを確約するべきではないと。

【米国債】
◆ほぼ変わらず
//▽▲▲◆▲//◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・FRB当局者発言と原油安で方向感が定まらなかった。50bpの追加利下げ期待を冷やす内容の当局者2人の発言で、利回りはいったん上昇したが、原油価格の下げに伴って米国債相場は値を戻した。

・米10年債利回り
⇒3.75% 0.6 +0.15%
⇒3.74% 2.8 +0.76%
⇒3.72% 1.3 +0.35%
  
  
9.23
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏

「2020年以来の利下げが通過し、多くの投資家は『さてここからどうするか』という気持ちだろう」と。
「そのために経済成長、特に雇用市場に引き続きスポットライトが当たる」と。

【原油】
◆続落
//▽◇◆▽◆//◆ 
・燃料需要の見通しが弱く、イランとイスラエルの紛争が沈静化する可能性も意識され、売りが優勢になった。
・イスラエル軍と親イラン民兵組織ヒズボラがロケット砲を撃ち合う状況が数日続いているが、イランのペゼシュキアン大統領は23日、イスラエル側にイランと同じレベルのコミットメントが見られる場合には、イスラエルとの緊張を緩和する用意があると述べた。この発言により、紛争が悪化し世界の原油生産量の約3分の1を担う地域の生産が脅かされるとの懸念が和らいだ。
・石油輸入で世界首位の中国では、利下げに加え、主要な金融規制当局のトップ3人が会見で経済について説明する計画を公表した。これを受け、当局が成長回復に向けた取り組みを強化する準備を進めているとの観測が高まっている。


⇒WTI先物11月限は63セント安(0.9%)安の1バレル=70.37ドル。
⇒WTI先物10月限は、前日比3セント安の1バレル=71.92ドル。
⇒WTI先物10月限は、前日比1.04ドル(1.5%)高の1バレル=71.95ドル。


・ロンドンICE北海ブレント11月限は0.5%安の74.49ドル。

9.23
フランシスコ・ブランチ氏らバンク・オブ・アメリカ(BofA)のアナリスト 

「供給過多にもかかわらず、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される『OPECプラス』が供給を拡大する計画であることから、エネルギー市場のセンチメントは非常に弱気に傾いている」と。

みずほセキュリティーズUSAのエネルギー先物部門ディレクター、ロバート・ヨーガー氏 

中国による景気刺激策の強化は原油需要を改善させる可能性があると発言。「中国の需要が伸びなければ、原油が上昇するのは難しい」と。


【NY金】
◇3営業日続伸
//◆◆◆▽▽//◇
・米企業活動の減速を示すデータを消化しながら、買いが優勢になった。米追加利下げの可能性を探る手がかりとなる主要経済指標の発表を待つ雰囲気も強かった。
・23日の米金融当局者の発言後、PCEと失業保険申請件数に注目が移る。先行きの利下げ観測に影響する可能性がある。利下げは金利を生まない金にとってプラスになる傾向がある。


⇒金先物12月限は、6.30ドル(◇0.2%)高の2652.50ドル。
⇒金先物12月限は、31.60ドル(▽1.2%)高の2646.20ドル。
⇒金先物12月限は、16ドル(▽0.6%)高の2614.60ドル。


9.23
サクソ・バンクはリポート

「市場はますます値固めを必要としているようだが、買い越しが2020年以来の高水準に膨らんでいるヘッジファンドを揺さぶるには、現時点では深い値固めが必要だ」と。

パーマネント・ポートフォリオ・ファミリー・オブ・ファンズのマイケル・クジノ社長

短期的には値動きが多少荒くなるものの、これらの強気要因によって、長期的には上昇トレンドが続くとみている。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,259.71 +29.72 +0.36%
独DAX指数 18,846.79 +126.78 +0.68%
仏CAC指数 7,508.08 +7.82 +0.10%
⇒▽逆立反発.20MA突破 ⇒▲wr拍子木.調整 ⇒▽入り首反発.50MAもみあい
⇒▽wr.High ⇒▲wr.窓埋め調整 ⇒▽はらみ反発.Sup20MA
⇒▽High ⇒▲wr.窓埋め調整⇒▽入り首反発.20MAもみあい

◇上昇 
//◆▽▲▽▲//◇
・23日の欧州株は上昇。--投資家は経済成長と金融政策の見通しを意識した。
・ストックス欧州600指数は0.4%高。
・自動車、小売り関連銘柄などが上げをけん引した。
・食品・飲料・たばこや公益事業、不動産株も高い。

【欧州債】
◇ドイツ債 
//▽◆◆◆◆//◇ 
・欧州債市場ではドイツ債の2年、10年債のイールドカーブが2022年11月以来となる逆イールド解消となった。--ユーロ圏の景気回復が失速し、欧州中央銀行(ECB)が利下げペース加速を迫られるとの見方が広がった。
・英国債のイールドカーブはベアスティープ化した。

・独国債10年物
⇒2.16% -0.05
⇒2.21% +0.01
⇒2.20% +0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒3.92% +0.02
⇒3.90% +0.01
⇒3.89% +0.04
---------------------------

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