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2024年9月20日金曜日

◇ドルもみあい 円弱含みに.142円台 原油.▽wr吞込み.71ドル台 令和6.9.20.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. 英中銀が金利維持
イングランド銀行(英中央銀行)は政策金利を5.00%で据え置き、金融緩和を急がない考えを示した。バランスシートの縮小ペースを維持することも決定した。~ 決定はエコノミストと市場の予想通りだったが、ポンドはドルに対し2022年3月以来の高値に上昇。~ ベイリー総裁は「時間をかけて徐々に金利を引き下げることが可能なはずだ」と述べ、そのような金利軌道は物価圧力が引き続き弱まることが前提だと強調。

②. アップルに制裁金リスク
アップルはスマートフォン「iPhone」とタブレット端末「iPad」の基本ソフト(OS)を競合するテクノロジー企業に開放しなければ、最終的に多額の制裁金が科されるリスクを負うと、欧州連合(EU)から警告を受けた。~ EUの行政執行機関、欧州委員会のベステアー上級副委員長(競争政策担当)は声明で、デジタル市場法(DMA)が定める相互運用要件をアップルが順守することを目指していると説明。~ アップルが要求に従わなかった場合、EUは正式な調査開始を決定する可能性があり、最終的に世界年間売上高の最大10%に相当する多額の制裁金を同社に科すこともあり得る。

③. ウォール街最高の予想
S&P500種株価指数は今年に入って約20%上昇しているが、その勢いはまだ当分終わらないと、BMOキャピタル・マーケッツではみている。同社の最高投資ストラテジスト、ブライアン・ベルスキ氏はS&P500種の2024年の年末目標を5600から6100に引き上げた。~ ベルスキ氏は、昨年の米株高を言い当てた数少ないストラテジストの一人。S&P500種の目標引き上げは今年に入って2回目となる。強気の判断材料としてベルスキ氏は、大型ハイテク銘柄以外に株高の裾野が広がっている点と米金融当局の利下げ開始を挙げた。

④. ヒズボラ報復明言
レバノン当局によれば、今週続いたポケベルやトランシーバーなど通信機器の爆発は37人の命を奪った。死者には子ども2人が含まれる。負傷者は約2300人。一連の爆発は親イラン民兵組織ヒズボラを標的としたイスラエルの工作とみられている。~ ヒズボラは報復の意向を表明。指導者のナスララ師はイスラエルがあらゆるレッドラインを越えたと非難し、パレスチナ自治区ガザの戦闘が停止されるまで、イスラエル攻撃の手を緩めないと宣言。

⑤. 「空売り」のアイズマン氏が予想撤回
ニューバーガー・バーマンのシニア・ポートフォリオマネジャー、スティーブ・アイズマン氏は、米大統領選でどちらが当選するかは「見当もつかない」と述べ、共和党候補トランプ前大統領の勝利を見込んでいた従来予想を撤回。~ バイデン大統領が選挙戦を撤退したことが理由。その上で、民主党の圧勝シナリオ以外であれば市場に大きな問題は生じないと述べた。
20日 【日本株】
日経平均 37,723.91 +568.58 +1.53%
TOPIX 2,642.35 +25.48 +0.97%
日経平均 ⇒+▼nrはらみ.様子見 ⇒▽BigUp.逆立 ⇒▽nr.BigUp.High
TOPIX ⇒+▼nrはらみ.様子見 ⇒▽BigUp.逆立 ⇒+▼nr.BigUp.High
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【日経平均VI】
日経平均VI 24.33 -1.40 -5.44% ⇒▲wr切下げ ( 24台 )
日経平均VI 25.73 -1.41 -5.20% ⇒▲切下げ ( 25台 )
日経平均VI 27.14 -0.67 -2.41% ⇒▲切下げ ( 27台 )
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20日、円が141円台、日銀声明受けて上昇-債券下落し株続伸

20日、東京株式相場は続伸。
・米国経済のソフトランディング(軟着陸)期待で投資家のリスク選好姿勢が強まった。
・日銀会合の結果発表後も大幅高を維持したが、取引終盤にかけてやや伸び悩んだ。

・フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇を受けて半導体株が買われ、東京エレクトロンは5.3%値上がりしてTOPIXを最も押し上げた。
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サクソ・マーケッツの為替戦略責任者、チャル・チャナナ氏

・「日銀からさらなる正常化に向けた緊急性は感じられない」と。
・「植田総裁が同じ方針を維持する限り、日本株はFRBが不況の兆候が見られないにもかかわらず大幅利下げを決めたことによるゴルディロックス(適温)相場の恩恵を享受できるだろう」と。

岡三証券の大下莉奈シニアストラテジスト

・株式相場は朝方から日銀の現状維持を織り込んでいたことに加えて、市場の関心は植田総裁の記者会見だとし、発表文の影響は限られるとみていた。

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日経平均は3日続伸、米国株高を受けて一時38000円に迫る大幅高に

・米国株の大幅反発を材料に東京市場は買い優勢で取引を開始。
・米ハイテク株の上昇を受けて、東京エレクトロン<8035>など半導体株の上げが目立ち、日経平均は37700円台でスタートした後、38000円台手前まで上げ幅を拡大。

・ランチタイムに日本銀行による金融政策決定会合の結果が伝わったが、想定通りの「金融政策の現状維持」だったことから売買材料とはならず。
・後場の日経平均は、3連休や植田和男日銀総裁の記者会見などが意識されて、上値は重くなったが、25日移動平均線(37449円)及び200日移動平均線(37621円)を上回って取引を終えた。

・大引けの日経平均は前日比568.58円高(+1.53%)の37723.91円。

・石油・石炭製品、非鉄金属、電気機器、鉱業、銀行業などが上昇。
・電気・ガス業、陸運業、海運業、倉庫・運輸関連業の4セクターのみ下落。

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【個別銘柄】東海カーボ など 


▽東海カーボ 930.9 +61.1大幅続伸。
電炉用黒鉛電極の価格が底入れへと一部で報じられ、黒鉛電極を手掛ける同社の買い手掛かり材料につながった。本日はレゾナックも買い優勢の展開に。世界最大手のレゾナック・グラファイトでは今月、電極価格を20%引き上げると発表しており、同業他社にも値上げ追随の動きが広がる可能性が高まっているようだ。
電極価格は2019年後半以降、低水準で推移しており、価格上昇が本格化すれば4年ぶりとなるもよう。

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9.20 動いた株・出来た株
◇東海カーボン<5301> 949.7 +79.9 ⇒ 電炉用黒鉛電極の価格底入りへと伝わる。
◇レゾナック・HLDG<4004> 3572 +287 ⇒ 黒鉛電極関連には市況上昇期待高まる。
◇川崎重工業<7012> 5421 +329 ⇒ IHIなどとの比較では出遅れ感も強く。
◇KOKUSAI ELECTRI<6525> 3315 +195 ⇒ 半導体関連株高の流れに乗る。
◇東京エレクトロン<8035> 24375 +1355 ⇒ 米SOX指数は4%を超える上昇となり。
◇野村マイクロ・サイエンス<6254> 2542 +138 ⇒ 半導体株高の流れは中小型株にも波及へ。
◇ソシオネクスト<6526> 2963.5 +158.5 ⇒ 半導体株上昇の流れに乗る格好。
◇住友ゴム工業<5110> 1633 +82 ⇒ SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。
◆さくらインターネット<3778> 4165 -130 ⇒ 3連休控えて短期資金の手仕舞い売り優勢か。
◆関西ペイント<4613> 2523.5 -72 ⇒ CLSA証券では投資判断を格下げ観測。
//◆◇◆◆◆▲//_◆▽◇ ドル円 142円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◆◇▲//_◇▽▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽▲◇◇◆//_▽◆▽ 原油 71ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円弱含みに.142円台 原油.▽wr吞込み.71ドル台 
9.20
米ドル/円 142.63 142.64
ユーロ/円 159.19 159.21
ユーロ/米ドル  1.1161 1.1162    
英ポンド/円 189.43 189.47
豪ドル/円 97.17 97.19
スイスフラン/円 168.28 168.33
原油(WTIC原油先物) 71.16 +1.28 +1.83% ⇒-▽もみあい ⇒▼nrもみあい ⇒▽wr吞込み

◆ドルもみあい 円高モード一服.142円前半 原油.▼nrもみあい.69ドル台  
9.19
米ドル/円 142.03 142.06
ユーロ/円 157.88 157.93
ユーロ/米ドル  1.1116 1.1117    
英ポンド/円 187.55 187.60
豪ドル/円 96.04 96.08
スイスフラン/円 96.04 96.08
原油(WTIC原油先物) 69.88 -0.08 -0.11% ⇒▽クアトロ.10MA突破 ⇒-▽もみあい ⇒▼nrもみあい

▽ドル急騰 円高モード一服.142円台 原油.-▽もみあい.69ドル台  
9.18
米ドル/円 142.28 142.29
ユーロ/円 158.13 158.16
ユーロ/米ドル  1.1114 1.1115    
英ポンド/円 187.18 187.28
豪ドル/円 96.12 96.15
スイスフラン/円 167.98 168.01
原油(WTIC原油先物) 69.96 -0.13 -0.19% ⇒▲かぶせ.Reg10MA ⇒▽クアトロ.10MA突破 ⇒-▽もみあい

StockCharts ⇒  
9.19
NYダウ   42,025.19 +522.09 +1.26%
NASDAQ 18,013.98 +440.68 +2.51%
S&P500   5,713.64 +95.38 +1.69%

NYダウ(INDU) ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▲ひげ切下げ.調整2 ⇒▽nr.High
NASDAQ(COMPQ) ⇒+▲陰上げ.様子見 ⇒▲ひげ切下げ.調整 ⇒▽nr.High
S&P500(SPX) ⇒+▲陰上げ.様子見 ⇒▲ひげ切下げ.調整 ⇒▽nr.High 
【 SOX指数 】
5066.65  +207.36 (+4.27%) ⇒+▼陰上げ.様子見 ⇒▲ひげ切下げ.調整 ⇒▽nr.High.+test50MA

【 VIX恐怖指数 】
16.33 -1.90 (-10.42%) ⇒◇上げ ⇒△切り上げ ⇒▲下げ.Low
⇒-10.42P
⇒+3.52P
⇒+2.74P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反発し522ドル高 最高値更新 ナスダックは2.5%高 ⇒  
▽nr.High ⇒ ダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発。
・米連邦準備理事会(FRB)が18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利下げを決めた。利下げが米景気を支えるとの見方が強まり、主力株に買いが広がった。ダウ平均の上げ幅は650ドルを超える場面があった。

▽nr.High ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
・エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)といった半導体関連株も軒並み上昇。半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.26%高。
・テスラやメタプラットフォームズが上昇した。
NYダウは103ドル安、FOMC予想通り利下げ開始
1.
・連邦公開市場委員会(FOMC)結果を睨み寄り付き後、まちまち。

・連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで4年ぶり、0.5%利下げを決定すると、一時大幅上昇。

・イベント通過で利益確定売りに加え、パウエル議長が会合後の会見で、特に今後の利下げを急ぐ必要はないと指摘すると、終盤にかけ金利上昇に伴い株式相場も下落に転じ、終了。
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・FRBはFOMCで0.5%の利下げを決めた。同会合でまとめた政策金利見通しでは年内に0.5%、25年に1.0%の利下げを予測した。前日のダウ平均は下げて終えたが、継続的な利下げで、米経済が軟着陸(ソフトランディング)に向かうとの観測が改めて広がった。市場では「FRBの利下げで投資家心理が改善し、ハイテク株に見直し買いが入った」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との指摘があった。

・ダウ平均の構成銘柄では、セールスフォースやアップルの上昇が目立った。ダウ平均の構成銘柄以外では、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)といった半導体関連株も軒並み上昇。半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.26%高で終えた。

・19日朝発表の週間の米新規失業保険申請件数は21万9000件と前の週から減少し、5月以来の低水準となった。9月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数は1.7と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(マイナス1.1)を上回った。米経済の底堅さを示したとの受け止めにつながった。

2.
・自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇。
・家庭・パーソナルが下落。


・キャタピラーやゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスが上昇。
・住宅建設会社のレナー(LEN)やDRホートン(DHI)などは住宅ローン金利の低下で売上増期待が強まり、それぞれ上昇。
・地銀のフィフス・サード・バンコープ(FITB)、ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズ(FCNCA)、リージョンズ・フィナンシャル(RF)、ハンチントン・バンクシェアーズ(HBAN)は格付け会社ムーディーズがバランスシートの健全化期待にそれぞれの信用格付けを引き上げ、上昇。
・ホテルチェーン運営のマリオット(MAR)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。


・コカ・コーラとプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が売られた。
・靴メーカーのスケッチャーズ(SKX)は幹部がウェルズ・ファーゴ銀主催の消費者イベントで、中国の景気減速に伴う裁量支出の減少が激しく年後半の中国の売り上げにおいて想定以上の圧力があると警告し、大幅安。
・スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)も連れ安となった。
・運送会社のフェデックス(FDX)は取引終了後に四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を下回ったほか見通し引き下げが嫌気され、時間外取引で売られている。


3.
・エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)といった半導体関連株も軒並み上昇。半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.26%高。
・テスラやメタプラットフォームズが上昇。

SOX指数 銘柄 ⇒
☆ TSM 176.22 +5.34%
☆ エヌビディア 117.87 +3.97%
☆ ASML 828.16 +5.12%
◇ インテル 21.14 +1.78%
☆ QCOM クアルコム 173.92 +3.34%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 196.71 +5.68%
☆ AMD 156.74 +5.70%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 89.25 +2.18%
☆ テラダイン 133.82 +4.66%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 167.28 -0.04%
◆ エヌビディア 113.37 -1.92%
◆ ASML 787.84 -2.22%
★ インテル 20.77 -3.26%
◆ QCOM クアルコム 168.3 -0.24%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 186.14 -1.30%
◆ AMD 148.29 -1.68%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 87.35 -1.56%
◆ テラダイン 127.86 -1.43%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 167.35 -1.02%
◆ エヌビディア 115.59 -1.02%
◇ ASML 805.69 +0.33%
☆ インテル 21.47 +2.68%
◇ QCOM クアルコム 168.7 +1.25%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 188.59 +0.54%
◆ AMD 150.82 -0.83%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 88.73 +1.78%
◇ テラダイン 129.71 +1.35%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円弱含みに
//◇▲◆▲▲//▲▽◆◇ 
・円が対ドルで下げ幅を縮小。
・東京時間の取引終盤に142円ちょうど付近まで上昇した後、ニューヨーク時間の朝方には143円台後半まで売られる場面もあった。

ドル円相場は *米東部時間 16時 53 分
⇒¥142.61 ¥0.32 +0.22%
⇒¥142.31 -¥0.10 -0.07%
⇒¥142.41 ¥1.79 +1.27%

9.19
アクシオマのアジア太平洋地域応用研究責任者、オリビエ・ダシエ氏 

「アジア市場にとってポジティブなのは、アジアにとって最大の顧客である米国の景気後退の可能性が低くなったという点だ」と。
「また、アジアにおける米ドル建ての借り手や、香港のように米ドルにペッグ制を敷いている中央銀行にも安心感をもたらし、それらの国々も金利を引き下げることができる」と付け加えた。

キャピタル・ドット・コムのシニア市場アナリスト、ダニエラ・サビン・ハソーン氏 

「今のところ、ポンドは対ドルで強気な形勢が続いているようだ。FOMCの方が英中銀よりも多くの利下げを実施すると予想される中、中銀政策のプレーオフでポンドが優位に立っている」と。

【米国株】
▽反発
//▽◇▽▽◇//◇◇▲▽ 
・19日の米株式相場は大幅反発。
・米金融当局がソフトランディングを成し遂げるとの期待から、よりリスクが高い資産が買われ、S&P500種株価指数は史上最高値を更新。
・大型ハイテク株中心のナスダック100指数は2.6%高。小型株で構成するラッセル2000指数は2.1%高で、7営業日続伸した。


9.19
シティー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏

「米利下げ後、多少のボラティリティーは見られたが、S&P500種の強気なトレンドは続いている」と。
「FOMCによる50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げ決定は市場におおむね歓迎された。今回の行動は、2008年の金融危機を彷彿(ほうふつ)とさせるパニック信号を発することなく、景気懸念を和らげる大胆ながらも必要なステップだと見なされている」と。

トゥルーイスト・アドバイザリー・サービシズのキース・ラーナー氏

リセッションを回避するという条件で見た場合、株式は向こう1年間の政策金利引き下げにポジティブに反応する傾向があると指摘。
 「短期的には、小型株の方が利下げの恩恵を大きく受ける可能性がある。これらの企業は総じて、大企業と比べて変動金利債務の割合が大きいためだ」とラーナー氏。
「しかし、中小企業の業績トレンドはまだ低迷しており、景気減速は歴史的にこの資産クラスへの逆風となる。従って、長期的にはなお大型株を選好する」と。

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントの米州担当最高投資責任者(CIO)、ソリタ・マルチェリ氏

「歴史的に、米経済がリセッションに陥っていない中で、利下げが実施される局面に株式相場は好調なパフォーマンスを見せてきた。今回も例外ではないと想定する」と指摘。
「S&P500種は年末までに5900に達し、2025年6月までに6200に上昇するという当社の基本シナリオは変わっていない」と。
株高の裾野は広がり、グロース株、特にテクノロジーセクターに引き続き一段の上値余地があるとの見方を示し、「テクノロジーのセクター内では、今後数年にわたって人工知能(AI)が株式市場のリターンをけん引する主要な材料になると見込んでいる。このテーマへの戦略的なエクスポージャーを勧める」と。

【米国債】
◆もみあい
//◇▽▲◆▽//▽▲▲◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・前日のFOMCの政策決定を消化する動きで、会合後の利回りカーブスティープ化がさらに進んだ。新たな材料は特になかった。

・米10年債利回り
⇒3.72% 1.3 +0.35%
⇒3.71% 6.4 +1.75%
⇒3.65% 2.8 +0.77%
  
  
>>9.18
ラッファー・テングラー・インベストメンツのナンシー・テングラー氏

「50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げは米金融当局のフライングだと思う。後ろ向きなデータに近視眼的に焦点を当てている点を批判する。雇用統計が1回弱かっただけで、この結果に至っている」と。

eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏

「労働市場について懸念すべき理由はある。消費者はエコノミストの予想を上回るほど持ちこたえているが、同統計の内容は消費が好調であることを必ずしも示しているわけではない」と。

【原油】
▽反発
//▽▲▽▽◆//▽◇◆▽ 
・米金融当局が0.5ポイントの大幅利下げに踏み切ったことを受け、金融市場全体にリスクオンのセンチメントが広がる中で買われた。
・投資家は中東情勢も注視している。イスラエルのガラント国防相は前日、イスラム武装組織との戦いが「新たな段階」に入ったと述べた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国であるイランを含む戦争拡大への懸念が強まった。
・米原油在庫の縮小もさらなる価格上昇を支え得る。主要な原油貯蔵拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫は、この時期の5年間平均を大きく下回る水準となっている。

・FOMCが18日に50bpの利下げを決めれば、エネルギー需要を押し上げる可能性がある。また中東レバノンではポケベルが各地で爆発する事件が発生。複数の死者が出たほか、約3000人が負傷した。レバノン当局はイスラエルによる組織的な攻撃だと非難している。これを受けて原油価格は一段高となった。

⇒WTI先物10月限は、前日比1.04ドル(1.5%)高の1バレル=71.95ドル。
⇒WTI先物10月限は、前日比28セント(◆0.4%)安の1バレル=70.91ドル。
⇒WTI先物10月限は、前日比1.1ドル(▽1.6%)高の1バレル=71.19ドル。


・ロンドンICE北海ブレント11月限は1.23ドル(1.7%)高の74.88ドル。

9.19
SEBのアナリスト、オレ・バルビー氏 

「原油市場では金融緩和見通しで将来的な需要増への期待が高まっている。原油価格が一段と上昇するとの強気な見通しは実現の可能性が強まっている」と、リポートで指摘。


【NY金】
◆反落
//◇◇◆▽//◆◆
・金スポット相場は再び、日中ベースの最高値に迫る展開。--前日は0.5ポイントの米利下げが発表された後に1オンス=2600ドル台の史上最高値を付け、その後は結局下落して終わっていた。


⇒金先物12月限は、16ドル(▽0.6%)高の2614.60ドル。
⇒金先物12月限は、0.3%安の1オンス=2560.79ドル。
⇒金先物12月限は16.50ドル(◆0.6%)安の2592.40ドル。


>>9.18
投資会社グラナイトシェアーズ・アドバイザーズ創業者のウィル・リンド氏

「金利が低下し、強いドルが弱まり始める」と
「金上昇の次のきっかけは、リセッション(景気後退)に向かっているとの感触が出てくるか、その不安要素が強まりヘッジ手段として金購入を始める必要が出てくるかどうかだろう」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,328.72 +75.04 +0.91%
独DAX指数 19,002.38 +290.89 +1.55%
仏CAC指数 7,615.41 +170.51 +2.29%
⇒△陽.50MA突破 ⇒▲Cog.50MA割れ ⇒▽逆立反発.20MA突破
⇒▽逆立.Sup50MA ⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒▽wr.High
⇒▽逆立.50MA突破 ⇒▲Cog.50MA割れ ⇒▽High

▽上昇 
//▽▲◆◇▽//◆▽▲▽
・19日の欧州株は上昇。-- 米連邦公開市場委員会(FOMC)による利下げ後の世界的な株高に追随した。
・ストックス欧州600指数は1.4%高の521.67。
・景気動向に敏感な鉱業や自動車、テクノロジー関連銘柄が上昇。
・ディフェンシブ株とみられる公益や通信株などは下落。

【欧州債】
◆英国債下落 
//▽▽▽◆◇//▽◆◆◆ 
・欧州債市場ではドイツ債の利回り曲線がツイストスティープ化。前日の米利下げを受け、トレーダーは欧州中央銀行(ECB)の利下げ見通しを引き上げた。

・独国債10年物
⇒2.20% +0.01
⇒2.19% +0.05
⇒2.14% +0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒3.89% +0.04
⇒3.85% +0.08
⇒3.77% +0.01
---------------------------

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