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2024年9月19日木曜日

◆ドルもみあい 円高モード一服.142円前半 原油.▼nrもみあい.69ドル台 令和6.9.19.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. FOMC大幅利下げ
米連邦公開市場委員会(FOMC)はフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0.5ポイント引き下げ、4.75-5%に設定した。~ 米労働市場の回復を目指した政策シフトで積極的なスタートを切った。今回の決定は賛成が11人、ボウマン連邦準備制度理事会(FRB)理事が0.25ポイントの利下げを主張して反対票を投じた。~ 経済予測では、19人の当局者のうち10人が、年内残り2回の会合で少なくとも0.5ポイントの追加利下げを支持していることが示された。パウエルFRB議長は0.5ポイントの利下げが今後継続するペースだと想定すべきではないとくぎを刺した。

②. レバノンで再び爆発
レバノンで再びトランシーバーなどの通信機器が相次ぎ爆発、少なくとも9人が死亡した。同国では前日、同様の爆発で12人が死亡、数千人が負傷する事件が起きたばかり。~ イスラエルのガラント国防相は戦争が「新しい局面」に入ったと宣言した。国連総会はイスラエルに対し、1967年に占領したパレスチナ領からの即時撤退を求めた。

③. VWと上海汽の工場
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、中国提携先として最も長い歴史を持つ上海汽車集団(SAIC)との合弁工場1カ所を閉鎖する方針。ガソリン車の需要低迷に対応する。~ 早ければ来年にも南京工場を閉鎖する準備を進めている。同工場はVWの「パサート」と「シュコダ」を製造し、最大36万台の年間生産能力を持つ。

④. 米住宅着工件数
8月の米住宅着工件数は前月比9.6%増加の年率135万6000戸と、予想以上に増加。4月以来の高水準となった。~ 減少していた前月から盛り返した。在庫水準が懸念される一方で、借り入れコスト低下に伴う需要拡大が期待されている。住宅建設の動向は不安定な状況が続いている。住宅建設許可件数は4.9%増えて年率147万5000戸。

⑤. ハッカーに過去最大の身代金
米医薬品流通業者センコラは、同社にサイバー攻撃を仕掛けたハッカーに計7500万ドル(約106億4250万円)の身代金を支払ったことが、事情に詳しい関係者の情報で明らかになった。~ 同関係者によれば、センコラは暗号資産(仮想通貨)ビットコインで3回に分けて支払った。監督当局への届け出によれば、センコラは2月に自社のシステムからデータが盗まれたことを知った。
19日 【日本株】
日経平均 37,155.33 +775.16 +2.13%
TOPIX 2,616.87 +51.50 +2.01%
日経平均 ⇒▼切り下げ.-Reg10MA ⇒+▼nrはらみ.様子見 ⇒▽BigUp.逆立
TOPIX ⇒▼切り下げ.-Reg10MA ⇒+▼nrはらみ.様子見 ⇒▽BigUp.逆立
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【日経平均VI】
日経平均VI 25.73 -1.41 -5.20% ⇒▲切下げ ( 25台 )
日経平均VI 27.14 -0.67 -2.41% ⇒▲切下げ ( 27台 )
日経平均VI 27.81 -1.01 -3.50% ⇒▲切下げ ( 27台 )
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19日、株急上昇3万7000円台、米大幅利下げ継続観測後退で円安

19日、東京株式相場は大幅続伸。
・1ドル=143円台前半に円が一時下落する中、輸出関連銘柄を中心に幅広く買いが入った。
・パウエルFRB議長の利下げを急がない姿勢を受けて円売りが進行、業績懸念が後退した自動車や電機、機械などの上げが目立った。
・トヨタ自動車が5%高で取引を終えて、TOPIX値上がり寄与度で首位になった。
・日立製作所、ソニーグループ、東京海上ホールディングス、三菱商事、三菱UFJフィナンシャル・グループといった主力株が値上がり寄与上位に入った。

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岡三証券の大下莉奈シニアストラテジスト

・「米国で市場の期待通り大幅な利下げが発表されたが、円高は進行していない」という理想の結果だと。
・続く日銀の金融政策決定会合では据え置きが想定されて植田総裁の発言に注目が集まる形だとした上で、「8月のマーケットが大荒れだったこともありタカ派に傾倒した発言も限られそうだ」と予想。

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日経平均は大幅続伸、円安推移を材料に9月4日以来の37000円台回復

・FOMC通過後、為替が1ドル142円台と円安ドル高に振れたことから、東京市場は買い優勢で取引を開始。
・為替の円安推移が継続したことから、主力の輸出関連銘柄が総じて買われ、日経平均の上げ幅は一時1000円超まで拡大した。

・大引けにかけて、やや上げ幅を縮小したが、9月4日以来の37000円台を回復して取引を終了。

・大引けの日経平均は前日比775.16円高(+2.13%)の37155.33円。

・海運業、保険業、輸送用機器、非鉄金属、サービス業の上げが目立った。
・下落セクターなし。

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【個別銘柄】三菱電、住友林、トヨタ自 など 


▲三菱電 2238 -52続落。
UBS証券では投資判断を「バイ」から「セル」に2段階格下げ、目標株価も2900円から1800円にまで引き下げている。FA事業は中国企業の台頭からシェア低下が明確化しており、競争環境が厳しくなる中で利益率が低下し始めているため、経営の選択肢は今後さらに狭まるとみているようだ。
現在の株価水準には、中核事業であるFA事業の競争力低下は織り込まれていないと判断しているもよう。

▽住友林 6770 +265大幅続伸。
前日に発表されている米国の8月住宅着工件数は年率換算で前月比9.6%増の135万6千戸となり、2カ月ぶりのプラスに転じている。市場予想の131万戸程度も上回る状況に。
また、米FOMCでは0.5%の利下げ実施を決定しており、今後の住宅市場にとってはフォローになるとの見方も強まっている。米国住宅事業の先行き期待が高まる展開になっているようだ。

▽トヨタ自 2610.5 +125.5大幅続伸。
前日の米FOMCでは0.5%の利下げが決定、0.25%の利下げ予想が多かったとみられる中、想定以上の利下げ幅となった。ただ、米国株式市場は買い先行後に下落、米長期金利も上昇と、想定に反する動きとなった。
米長期金利上昇を受けて為替市場でもドル高円安の動きに転じており、大幅利下げ後の円高進行懸念が大きく後退する形に。円安メリットが大きい同社などの自動車株には買い安心感が強まる格好に。

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9.19 動いた株・出来た株
◇メルカリ<4385> 2739.5 +188 ⇒ 米大幅利下げ実施でグロース株の一角買い優勢にも。
◇大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 2444 +155 ⇒ 値幅取り妙味も強い主力株として短期資金も関心か。
◇IHI<7013> 7049 +407 ⇒ 前日は大きく売り先行で押し目買いが優勢に。
◇レーザーテック<6920> 23400 +1290 ⇒ 半導体関連のグロース株として米大幅利下げ好材料視。
◇東京海上HLDG<8766> 5218 +281 ⇒ 大幅利下げにもかかわらず米長期金利が上昇しており。
◇MS&ADインシュアランスHD<8725> 3335 +169 ⇒ 米長期金利上昇で保険株にも買い安心感。
◇トヨタ自動車<7203> 2625 +140 ⇒ 米大幅利下げにもかかわらず円安が進行し買い安心感。
◇本田技研工業<7267> 1567.5 +74 ⇒ 円安進行によって自動車株の一角に買い安心感。
◇日立製作所<6501> 3646 +188 ⇒ 好地合いの中で他の主力株同様に買いが集まる形。
◇フジクラ<5803> 4373 +219 ⇒ データセンター向け需要拡大期待など根強く。
◇日本郵船<9101> 5085 +253 ⇒ 中東情勢悪化による市況上昇思惑も。
◇川崎汽船<9107> 2148.5 +103.5 ⇒ 米国市場では海運株が強い動きにも。
◇リクルートHLDG<6098> 9128 +454 ⇒ 米大幅利下げによるグロース株への資金流入で。
◆三菱電機<6503> 2236.5 -53.5 ⇒ UBS証券では投資判断を2段階格下げ。
//◆◇◆◆◆▲//_◆▽ ドル円 142円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◆◇▲//_◇▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽▲◇◇◆//_▽◆ 原油 69ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円高モード一服.142円前半 原油.▼nrもみあい.69ドル台  
9.19
米ドル/円 142.03 142.06
ユーロ/円 157.88 157.93
ユーロ/米ドル  1.1116 1.1117    
英ポンド/円 187.55 187.60
豪ドル/円 96.04 96.08
スイスフラン/円 96.04 96.08
原油(WTIC原油先物) 69.88 -0.08 -0.11% ⇒▽クアトロ.10MA突破 ⇒-▽もみあい ⇒▼nrもみあい

▽ドル急騰 円高モード一服.142円台 原油.-▽もみあい.69ドル台  
9.18
米ドル/円 142.28 142.29
ユーロ/円 158.13 158.16
ユーロ/米ドル  1.1114 1.1115    
英ポンド/円 187.18 187.28
豪ドル/円 96.12 96.15
スイスフラン/円 167.98 168.01
原油(WTIC原油先物) 69.96 -0.13 -0.19% ⇒▲かぶせ.Reg10MA ⇒▽クアトロ.10MA突破 ⇒-▽もみあい

◆ドル弱い 円高モード続く.140円台 原油.▽クアトロ.10MA突破.70ドル台 
9.17
米ドル/円 140.68 140.69
ユーロ/円 156.55 156.57
ユーロ/米ドル  1.1126 1.1132    
英ポンド/円 185.80 185.91
豪ドル/円 94.94 95.01
スイスフラン/円 166.47 166.58
原油(WTIC原油先物) 70.09 +1.44 +2.10% ⇒△陽.買戻し ⇒▲かぶせ.Reg10MA ⇒▽クアトロ.10MA突破

StockCharts ⇒  
9.18
NYダウ   41,503.10 -103.08 -0.25%
NASDAQ 17,573.30 -54.76 -0.31%
S&P500   5,618.26 -16.32 -0.28%

NYダウ(INDU) ⇒△High2 ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▲ひげ切下げ.調整2
NASDAQ(COMPQ) ⇒-△nr.様子見 ⇒+▲陰上げ.様子見 ⇒▲ひげ切下げ.調整
S&P500(SPX) ⇒▽nr切り上げ ⇒+▲陰上げ.様子見 ⇒▲ひげ切下げ.調整 
【 SOX指数 】
4859.29  -52.81 (-1.08%) ⇒▼nr調整 ⇒+▼陰上げ.様子見 ⇒▲ひげ切下げ.調整

【 VIX恐怖指数 】
18.23 +0.62 (+3.52%) ⇒+△nr上げ ⇒◇上げ ⇒△切り上げ
⇒+3.52P
⇒+2.74P
⇒-3.50P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続落し103ドル安 大幅利下げ受け ナスダックは反落 ⇒  
▲ひげ切下げ.調整2 ⇒ ダウ工業株30種平均は続落。
・米連邦準備理事会(FRB)は18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で4年半ぶりとなる利下げを決めた。利下げ幅は通常の倍となる0.5%とし、米景気の下支えに前向きとの見方から発表後は株買いが優勢になった。もっとも、大幅利下げの観測から買われてきた面もあり、主力株には利益確定売りも出て次第に下げに転じた。

▲ひげ切下げ.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
・米長期金利が上昇したため、株式の相対的な割高感が意識されたことも、重荷。
・エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株全般が売られた。
・ネットフリックスやテスラも安い。
NYダウは103ドル安、FOMC予想通り利下げ開始
1.
・連邦公開市場委員会(FOMC)結果を睨み寄り付き後、まちまち。

・連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで4年ぶり、0.5%利下げを決定すると、一時大幅上昇。

・イベント通過で利益確定売りに加え、パウエル議長が会合後の会見で、特に今後の利下げを急ぐ必要はないと指摘すると、終盤にかけ金利上昇に伴い株式相場も下落に転じ、終了。
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・FRBは政策金利を0.5%引き下げて4.75〜5.0%にすると決めた。会合後に公表した委員らの政策金利見通しでは、2024年末時点の水準が4.4%と前回6月の予想(5.1%)から切り下がった。9月に0.5%下げたため、年内残り2回の会合であわせて0.5%分下げる見通しだ。継続的に利下げし、雇用や景気の急速な悪化を防げるとの見方を誘った。

・パウエルFRB議長は記者会見で「インフレ率が持続的に目標の2%に向かっていく確信が深まった」と述べた。米経済は良好との見方を示し、大幅利下げを決めたことについては経済や雇用が堅調を維持し「後手に回らないという決意の表れ」と説明した。市場では「議長は注意深く、市場の景気不安が高まらないようにした」(LPLファイナンシャルのクインシー・クロスビー氏)との受け止めがあった。

・ダウ平均はFOMCの結果発表後に上げ幅を375ドルに広げる場面があったが、その後は買いの勢いが続かず不安定な展開となった。会合前に0.5%の利下げ観測が増えていたため「噂で買って事実で売る」動きが出たとの指摘があった。一方、「従来は景気がかなり悪い時に決めるとみられる大幅利下げをしたことで、労働市場を巡る先行き不透明感はくすぶったままだ」(マーフィー・アンド・シルヴェスト・ウェルス・マネジメントのポール・ノルティ氏)との見方もあった。

2.
・テクノロジー、ハード・機器が上昇。
・不動産管理・開発が下落。


・アップルは高い。ウォルト・ディズニーやウォルマートも上昇。
・コンタクトレンズなどを扱う医薬品会社のボシュ・ヘルス(BHC)はブラックストーンなど投資会社数社が同社買収を検討していると英フィナンシャルタイムズ紙が報じ、上昇。
・鉄鋼会社のユナイテッド・ステーツ・スチール(X)は対米外交投資委員会(CFIUS)が日本製鉄に対し、同社買収計画を再申請する許可を与えたとの報道を受けて、上昇。
・ノースフェースなどのブランドを運営するアパレル会社のVF(VFC)はアナリストが投資判断を引き上げ、上昇。


・前日に上昇が目立ったインテルが下げた。
・ハネウェル・インターナショナルやアメリカン・エキスプレス、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も売られた。
・マイクロソフトやセールスフォースも下落。
・航空機メーカーのボーイング(BA)は労組のストを受けた資金難への対処として幹部の一時帰休を発表し、下落。


3.
・エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株全般が売られた。
・ネットフリックスやテスラも安い。

SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 167.28 -0.04%
◆ エヌビディア 113.37 -1.92%
◆ ASML 787.84 -2.22%
★ インテル 20.77 -3.26%
◆ QCOM クアルコム 168.3 -0.24%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 186.14 -1.30%
◆ AMD 148.29 -1.68%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 87.35 -1.56%
◆ テラダイン 127.86 -1.43%
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◆ TSM 167.35 -1.02%
◆ エヌビディア 115.59 -1.02%
◇ ASML 805.69 +0.33%
☆ インテル 21.47 +2.68%
◇ QCOM クアルコム 168.7 +1.25%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 188.59 +0.54%
◆ AMD 150.82 -0.83%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 88.73 +1.78%
◇ テラダイン 129.71 +1.35%
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◆ TSM 169.08 -1.98%
◆ エヌビディア 116.78 -1.95%
◆ ASML 803.04 -1.63%
☆ インテル 20.91 +6.36%
◆ QCOM クアルコム 166.61 -0.67%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 187.58 -0.47%
◆ AMD 152.08 -0.15%
★ MU ミクロン・テクノロジー 87.18 -4.43%
◆ テラダイン 127.98 -2.48%
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【NY外為】
◆ドルもみあい 円高モード一服
//◇▲◆▲▲//▲▽◆ 
・円が対ドルでFOMC政策発表後の上げをほぼ消した。ドル指数は下げを埋める展開となった。-- 0.5ポイントの利下げをFOMCの新たな行動ペースと見なすべきではないとするパウエル氏の発言が材料視された。
・50bpの利下げ決定後には、円は対ドルで1.4%高の1ドル=140円45銭を付ける場面もあった。

ドル円相場は *米東部時間 16時 54 分
⇒¥142.31 -¥0.10 -0.07%
⇒¥142.41 ¥1.79 +1.27%
⇒¥140.61 -¥0.24 -0.17%

9.18
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)の通貨戦略グローバル責任者ウィン・シン氏  

「パウエル議長は会見中に驚くほどバランスが取れていた」と。

マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏  

「過去1カ月のドル安が反転するかどうか定かではなかったが、新たなレンジに入りつつあることがこれでかなり明確に示された」と。
「円は明らかに大きな勝者だ。金利差が大幅に縮小したためだ」と。

【米国株】
▲下落
//▽◇▽▽◇//◇◇▲ 
・18日の米株式相場は下落。
・連邦公開市場委員会(FOMC)はこの日、0.5ポイントの利下げを決定したが、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は会合後の記者会見で緩和を急がないと述べた。
・S&P500種はFOMC政策発表後に一時1%上昇したが、上げを消した。パウエル氏は大幅利下げが続くと考えるべきではないと注意を促した。


9.18
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのマネジングディレクター、クリス・ラーキン氏

「市場は望むものを手に入れた。その満足がいつまで続くか見てみよう」とコメント。
米金融当局には焦らないという定評があるが、特に経済データの軟化が続く場合、動きがあまりに遅いと受け止められれば失望を招く可能性がある。しかし、今回は役目を果たした」と。

トグルAIのジュゼッペ・セッテ氏

「米金融当局は景気見通しが堅調だと安心させようとする一方で、大幅な利下げを断行した。しかし、この2つは調和しない。景気減速局面での大幅利下げは常に相場の下落が後に続く。きょうが市場のピークだった可能性もある」と。
「歴史が示すように、市場のピークは最初の利下げの直前に訪れる。株式には注意が必要だ」と。

LPLファイナンシャルのクインシー・クロスビー氏

「株式市場は50bpで緩和サイクルを開始するというFOMCの決定を称賛した」と。
「この動きを巡っては多くの議論が交わされていたため、発表は驚きではなかった。しかしFOMC当局者によるガイダンスの欠如は、反対したメンバーが1人しかいなかったにせよ、コンセンサス構築に向けて激しい議論が行われたことを示唆している」と。

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)のアシシュ・シャー氏

「景気抑制的な金融政策を巻き戻すことで、米景気サイクルは長期化し、債券とリスク資産の両方に恩恵をもたらす可能性がある。ただし、投資家はテールリスクに注意を払うべきだ。それでも、安定した経済状況と金利低下というポジティブな要因は『ソフトランディング』のシナリオを固め続けている」と。
「安定した経済状況と金利低下により、株式投資の機会は広がるはずだ」と。

【米国債】
▲下落
//◇▽▲◆▽//▽▲
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・FOMC決定後は上昇したが、再び下げに転じた。ただ、短期債が長期債をアウトパフォームした。

・米10年債利回り
⇒3.71% 6.4 +1.75%
⇒3.65% 2.8 +0.77%
⇒3.62% -3.4 -0.92%
  
  
9.18
ラッファー・テングラー・インベストメンツのナンシー・テングラー氏

「50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げは米金融当局のフライングだと思う。後ろ向きなデータに近視眼的に焦点を当てている点を批判する。雇用統計が1回弱かっただけで、この結果に至っている」と。

eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏

「労働市場について懸念すべき理由はある。消費者はエコノミストの予想を上回るほど持ちこたえているが、同統計の内容は消費が好調であることを必ずしも示しているわけではない」と。

【原油】
◆3日ぶりに反落
//▽▲▽▽◆//▽◇◆ 
・中東での緊張激化や、米国が0.5ポイントの大幅利下げを決定したという買い材料はあったが、需要の弱さを示す兆候がより強く意識された。
・中国の鈍い需要見通しなどを反映して、7-9月期の原油相場は前四半期に比べて大幅に下落した状態が続いている。

・FOMCが18日に50bpの利下げを決めれば、エネルギー需要を押し上げる可能性がある。また中東レバノンではポケベルが各地で爆発する事件が発生。複数の死者が出たほか、約3000人が負傷した。レバノン当局はイスラエルによる組織的な攻撃だと非難している。これを受けて原油価格は一段高となった。

⇒WTI先物10月限は、前日比28セント(◆0.4%)安の1バレル=70.91ドル。
⇒WTI先物10月限は、前日比1.1ドル(▽1.6%)高の1バレル=71.19ドル。
⇒WTI先物10月限は、前営業日比1.44ドル(▽2.1%)高の1バレル=70.09ドル。


・ロンドンICE北海ブレント11月限は0.1%未満の下げで、73.65ドル。

9.18
グローバルXマネジメントの企業戦略責任者ロハン・レディ氏 

今回のFOMC決定について、「原油市場のようなインフレに敏感な分野は、これを需要の弱さと捉える可能性がある。需要への影響を市場が理解するまで、原油はレンジ相場が続くと予想する」と。


【NY金】
◆反落
//◇◇◆▽//◆◆
・金スポット相場はFOMCでの0.5ポイント利下げが発表された後に、史上最高値を更新した。ただ、その後は下げに転じた。--ただ、パウエルFRB議長が記者会見で0.5ポイントの利下げを新たなペースと見なすべきではないと発言したことなどを受け、スポット相場は下げに転じた。
・スポット価格は一時1.2%上昇して1オンス=2600.16ドルを付けた。利子の付かない金は通常、金利低下の恩恵を受けやすい。


⇒金先物12月限は、0.3%安の1オンス=2560.79ドル。
⇒金先物12月限は16.50ドル(◆0.6%)安の2592.40ドル。
⇒金先物12月限は1.8ドル(◆0.1%)安の2608.90ドル。


9.18
投資会社グラナイトシェアーズ・アドバイザーズ創業者のウィル・リンド氏

「金利が低下し、強いドルが弱まり始める」と
「金上昇の次のきっかけは、リセッション(景気後退)に向かっているとの感触が出てくるか、その不安要素が強まりヘッジ手段として金購入を始める必要が出てくるかどうかだろう」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,253.68 -56.18 -0.68%
独DAX指数 18,711.49 -14.59 -0.08%
仏CAC指数 7,444.90 -42.52 -0.57%
⇒▽nrもみあい.+test50MA ⇒△陽.50MA突破 ⇒▲Cog.50MA割れ
⇒-▽nrはらみ.様子見 ⇒▽逆立.Sup50MA ⇒▼nrもみあい.様子見
⇒-△nr下げ.様子見 ⇒▽逆立.50MA突破 ⇒▲Cog.50MA割れ

▲下落 
//▽▲◆◇▽//◆▽▲
・18日の欧州株は下落。-- 市場の関心は米連邦公開市場委員会(FOMC)が発表する政策金利やこの先の金融政策に関する手掛かりに集中している。
・ストックス欧州600指数は0.5%下落。
・自動車やエネルギー株は上昇。
・消費財関連銘柄やメディア株が下落。

【欧州債】
◆ドイツ・英国債は続落 
//▽▽▽◆◇//▽◆◆ 
・イングランド銀行(英中央銀行)の金融政策判断の発表を控え、トレーダーは来年末までに織り込む英中銀の利下げを一時、11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げた。

・独国債10年物
⇒2.19% +0.05
⇒2.14% +0.02
⇒2.12% -0.03
---------------------------
・英国債10年物
⇒3.85% +0.08
⇒3.77% +0.01
⇒3.76% -0.01
---------------------------

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