*かぶとうし塾


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2024年8月31日土曜日

▽ドル急騰 円安モードへ.146円台 原油.▲wr逆立.10MA割れ.73ドル台 令和6.8.31.Sat

StockCharts ⇒  
8.30
NYダウ   41,563.08 +228.03 +0.55%
NASDAQ 17,713.62 +197.19 +1.13%
S&P500   5,648.40 +56.44 +1.00%

NYダウ(INDU) ⇒▼陰.-Cog ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏
NASDAQ(COMPQ) ⇒▼クアトロ.10MA割れ ⇒▲nr切下げ.調整 ⇒▽Cog反発.+test10MA
S&P500(SPX) ⇒▽nr反発 ⇒▼トリプル下落.調整 ⇒▲nrもみあい.調整 ⇒▽逆立.10MA突破 
【 SOX指数 】
5158.82 +129.57 (+2.58%) ⇒▼クアトロ.Reg10MA ⇒▲nrもみあい.調整 ⇒+▼nr上げ.test10MA

【 VIX恐怖指数 】
15.00 -0.65 (-4.15%) ⇒▽大幅反発 ⇒▲wrはらみ下げ ⇒▲wr.Low
⇒-4.15P
⇒-8.53P
⇒+10.89P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続伸 連日で最高値更新 7月のPCE物価指数が利下げ観測支える内容 ⇒  
▽クアトロ.高値圏 ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
・連日で最高値を更新した。米経済が底堅さを保つなか、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを始めるとの見方が引き続き投資家心理の支えとなった。

▽Cog反発.+test10MA ⇒ ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発。
・インテルが10%近く上昇する場面があった。
・ソフトウエアメーカーのオートデスク(ADSK)は第2四半期決算で調整後1株当たり利益が予想を上回ったほか、通期の見通しを引き上げ、上昇。
NYダウは228ドル高、ソフトランディング期待
1.
・7月コア個人消費支出(PCE)価格指数がほぼ想定通りで段階的な利下げ期待に寄り付き後、上昇。

・長期金利上昇で、相場は一時下落に転じたが、月末要因の買いに加え、8月ミシガン大学消費者信頼感指数や8月シカゴ購買部協会景気指数の改善でソフトランディング期待に再び買われ、終盤にかけ上げ幅を拡大した。

・ダウは連日で過去最高値を更新し、終了。
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・朝発表の7月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前月比で0.2%上昇し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想に一致した。食品とエネルギーを除くコア指数も市場予想と同じ0.2%上昇だった。コア指数の前年同月比の上昇率は2.6%と市場予想(2.7%)をやや下回った。FRBが9月会合から段階的な利下げを開始するとの見方を支える内容。

・市場では、「FRBがゆっくりと段階的に利下げを進めていくとの見方が広がった」(インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トーレス氏)との声が聞かれた。利下げが経済を支えるという先行きへの楽観的な見方も株式相場を支えた。売り方の買い戻しも入り、大引けにかけて上げ幅を広げた。

・ダウ平均は最高値の更新が続いており、主力銘柄の一部には利益確定の売りも出た。9月2日がレーバーデーの祝日で休場となる。3連休を前に持ち高調整の売りも出て、ダウ平均が下落に転じる場面もあった。


2.
・自動車・自動車部品、小売が上昇。
・テクノロジー・データ・機器が小幅下落。


・インテルが10%近く上昇する場面があった。
・アマゾン・ドット・コムやウォルマート、アムジェンなども上昇。
・カジュアル小売りのギャップ(GAP)は日中発表した第2四半期決算で、既存店売上が予想を上回ったほか、通期の利益率見通し引き上げが好感され、上昇。


・セールスフォースやアップルは売られた。



3.
・ソフトウエアメーカーのオートデスク(ADSK)は第2四半期決算で調整後1株当たり利益が予想を上回ったほか、通期の見通しを引き上げ、上昇。
・インテル(INTC)は歴史的な低迷への対処でファウンドリー分離や工場プロジェクト廃止など戦略的オプションを金融機関と検討しているとの報道で、上昇。

SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 171.7 +1.51%
◇ エヌビディア 119.37 +1.51%
◇ ASML 903.87 +1.82%
☆ インテル 22.04 +9.49%
☆ QCOM クアルコム 175.3 +3.43%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 197.26 +2.22%
◇ AMD 148.56 +2.11%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 96.24 +0.70%
◇ テラダイン 136.73 +2.07%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 169.15 -0.03%
★ エヌビディア 117.59 -6.38%
◆ ASML 887.71 -0.05%
☆ インテル 20.13 +2.65%
◆ QCOM クアルコム 169.49 -1.37%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 192.98 +0.05%
◆ AMD 145.49 -0.59%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 95.57 +0.75%
◇ テラダイン 133.96 +1.25%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 169.2 -0.79%
◆ エヌビディア 125.61 -2.10%
◆ ASML 888.13 -0.20%
◆ インテル 19.61 -2.29%
◆ QCOM クアルコム 171.85 -1.20%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 192.89 -1.47%
★ AMD 146.36 -2.75%
★ MU ミクロン・テクノロジー 94.86 -3.07%
◆ テラダイン 132.31 -1.98%
--------------------------------------------------------------
//◆◇▲◇◇▽// ドル円 146円台( 金融政策意識 )
//◆◆◆◆=▽// ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽▲▼▽▲// 原油 73ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドル急騰 円安モードへ.146円台 原油.▲wr逆立.10MA割れ.73ドル台  
8.31
米ドル/円 146.14 146.23
ユーロ/円 161.46 161.52
ユーロ/米ドル  161.46 161.52
英ポンド/円 191.85 192.02
豪ドル/円 98.86 98.90
スイスフラン/円 171.87 172.04
原油(WTIC原油先物) 73.55 -2.36 -3.11% ⇒▼wr切下げ.調整 ⇒▽wr吞込み ⇒▲wr逆立.10MA割れ

◇ドル強含み 円強一服.144円後半 原油.▽wr吞込み.75ドル台  
8.30
米ドル/円 144.87 144.88
ユーロ/円 160.49 160.52
ユーロ/米ドル  1.1078 1.1079
英ポンド/円 190.69 190.83
豪ドル/円 98.50 98.53
スイスフラン/円 170.98 171.02
原油(WTIC原油先物) 75.91 +1.39 +1.87% ⇒▲wrはらみ.調整 ⇒▼wr切下げ.調整 ⇒▽wr吞込み反発

◇ドル反発 円高傾向維持.144円台 原油.▼wr切下げ.調整.74ドル台 
8.29
米ドル/円 144.30 144.32
ユーロ/円 160.49 160.51
ユーロ/米ドル  1.1121 1.1122
英ポンド/円 190.37 190.40
豪ドル/円 97.89 97.92
スイスフラン/円 171.41 171.50
原油(WTIC原油先物) 74.52 -1.01 -1.34% ⇒▽Wr.大幅上げ ⇒▲wrはらみ.調整 ⇒▼wr切下げ.調整

【NY外為】
▽ドル急騰 円安モードへ
//◇▲◇◇▽// 
・ドルが上昇。--米国債利回りの上昇に伴い、ドルが上昇。
・PCE価格指数は緩やかな伸びとなる一方、消費支出は前月から加速し、9月の大幅利下げ観測が後退した。
・円は対ドルで1ドル=146円台に下落。じりじりと下げ幅を拡大する展開となり、一時は146円25銭まで売られた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 55 分
⇒¥146.21 ¥1.22 +0.84%
⇒¥144.96 ¥0.37 +0.26%
⇒¥144.62 ¥0.66 +0.46%

8.30
ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループのグローバル為替責任者、ブラッド・ベクテル氏

「売られ過ぎていたドルが反発しており、今後も持ち直し基調が続くだろう」と。
その上で、米国の経済データは総じて比較的良好だが、9月6日の米雇用統計が待たれると述べた。

野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジスト

東京の消費者物価指数データは日本銀行が政策の正常化を進める上で、インフレが十分強いことを示したと指摘。
日本では10月か11月に解散総選挙が行われるリスクがあるため、日銀が12月に追加利上げに踏み切る可能性が高いと同氏はみている。

【米国株】
▽上昇
//◆◇▲◇▽// 
・30日の米国株式市場では3主要指数がそろって上昇。
・大荒れで始まった8月最後の取引をプラス圏で終えた。市場は季節的に売りが出やすい9月に身構えている。

・7月の米個人消費支出(PCE)は伸びが加速したが、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア価格指数は緩やかな伸びにとどまった。ミシガン大学が発表した8月の消費者センチメントが5カ月ぶりに改善した。
・3連休を控えて商いは薄かった。9月2日はレーバーデーの祝日で休場となる。大型ハイテク株中心のナスダック100指数は1.3%、小型株で構成されるラッセル2000指数は0.7%それぞれ上昇。

8.30
ネーションワイドの投資調査責任者マーク・ハケット氏

「月末に近づくのに伴い、市場のセンチメントは月初からかなり落ち着いてきた」と。
「経済全般に関する大きな懸念の多くは後退した。9月は季節的に幾分困難に見舞われるかもしれないが、投資家がこの局面を乗り越えることができれば、10-12月(第4四半期)には困難が好機に変わり得る」と。

LPLファイナンシャルのチーフ・テクニカル・ストラテジスト、アダム・ターンキスト氏

S&P500種は1950年以降、9月に平均で0.7%のマイナスとなっており、この期間にプラスで終えたのは全体の43%にとどまった。
過去4年の9月は下げが最も顕著で4.9%、9.3%、4.8%、3.9%それぞれ下落。
同氏は「9月は通常、S&P500種が前半は横ばいで推移し、月末にかけて下げが拡大する傾向がある」とし、「今年については、中間地点が9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合ともほぼ重なる」と述べた。

eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏

米金融当局と同様、投資家の焦点もインフレから労働市場に移っているもようで、9月6日に発表される8月の雇用統計に間もなく市場の全神経が注がれるだろうと。
「前回7月の雇用統計は大きく下振れし、米金融当局が利下げで後手に回ったとの懸念が一気に広がった」と。
「現時点では25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げが見込まれているが、再び大きく下振れるようなら50bpの大幅利下げ観測が強まりそうだ」と述べた。

【米国債】
▲下落
//◆◆◆◆▲//
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・PCE価格指数を受けて、9月から始まるとみられる米利下げのペースが緩やかになるとの見方が強まったほか、世界的な債券供給拡大の見通しが意識された。

・米10年債利回り
⇒3.91% 4.6 +1.19%
⇒3.86% 2.8 +0.74%
⇒3.83% 1.3 +0.35%
  
  
8.30
INGファイナンシャル・マーケッツのグローバル債券・金利戦略責任者、パドライク・ガービー氏

来週の雇用統計まで「様子見」だと述べ、同統計は「50bpの利下げを促すには力不足の内容になるだろう」と。
「とはいえ、大局的に見れば、国債はここ数カ月間、底堅い動きを見せている」と。

【原油】
▲急反落
//▽▲▼▽▲// 
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが10-12月(第4四半期)の供給拡大を予定通り実施するとの見方が織り込まれた。

⇒WTI先物10月限は、前日比2.36ドル(▲3.1%安)の73.55ドル。
⇒WTI先物10月限は、前日比1.39ドル(▽1.9%)高の75.91ドル。
⇒WTI先物10月限は前日比1.01ドル(▲1.3%)安の1バレル=74.52ドル。


・ロンドンICE北海ブレント10月限は1.14ドル(1.4%)下げて78.80ドル。

8.30
みずほセキュリティーズUSAの先物部門ディレクター、ボブ・ヨーガー氏  

「この日の下げは、実際に10月に供給が増えたら何が起きるか垣間見えたに過ぎない」と。

アゲイン・キャピタルの創業パートナー、ジョン・キルダフ氏  

「ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油は一時的に1バレル=60ドル前半まで下がる可能性がある」と。
その上で「WTIが70ドルを割り込めばOPECプラスが注目し、生産政策で反応すると考えている」と語った。

【NY金】
▲反落
//◇◆◆▽▲// 
・ドルや国債利回りの上昇に押された。月間ベースでは2カ月連続高。
・価格は今年に入って20%余り上昇。米利下げ見通しや中央銀行などによる買い、中東やウクライナでの紛争継続を背景にした逃避需要にも支えられている。


⇒金先物12月限は、前日比32.70ドル(▲1.3%)安の1オンス=2527.60ドル。
⇒金先物12月限は、前日比22.50ドル(0.9%)高の1オンス=2560.30ドル。
⇒金先物12月限は、前日比2.3ドル(0.1%未満)安の1オンス=2552.90ドル。


>>8.28
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏

「この1週間はドルが金相場の材料になっている」と。
「金をさらに上昇させるような米経済データがなかったため、長期上昇局面が続いた金で利益を確定させる誘惑がトレーダーの間で高まっている」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,376.63 -3.01 -0.04%
独DAX指数 18,906.92 -5.65 -0.03%
仏CAC指数 7,630.95 -10.00 -0.13%
⇒▲nr.よこばい ⇒▽クアトロ浮上 ⇒▲nrかぶせ.調整
⇒▽陽.High3 ⇒▽陽7.高値圏 ⇒-△nr下げ.様子見
⇒+▲nrはらみ.様子見 ⇒▽逆立 ⇒▲nrかぶせ.調整

◇もみあい 
//=◇▽▽◇//
・30日の欧州株はストックス欧州600指数が最高値を更新。
・経済統計がユーロ圏のインフレ減速を示し、市場で利下げが迫りつつあるとの見方が固まった。


【欧州債】
◆独債は下落 
//▲▲◇◆◆// 
・欧州債市場ではドイツ債が小幅安。--市場では欧州中央銀行(ECB)の利下げ見通しが若干後退した。
・英国債は上げを消す展開。週間の取引レンジは先週に続き2021年以来の小幅となった。

・独国債10年物
⇒2.30% +0.03
⇒2.27% +0.01
⇒2.26% -0.03
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・英国債10年物
⇒4.02% 0.00
⇒4.02% +0.02
⇒4.00% +0.00
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仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.オープンAI資金調達にエヌビディアなど参加か
人工知能(AI)向け半導体メーカー大手エヌビディアは、対話型AI「ChatGPT」を開発した米オープンAIの資金調達ラウンドへの参加を巡り協議を行った。この資金調達ラウンドでは、オープンAIの評価額が1000億ドル(約14兆4800億円)強となる見通し。このほかアップルとマイクロソフトもこのラウンドへの参加について協議していると。

②.日鉄が中国けん制
日本製鉄の森高弘副会長兼副社長は、中国からの鉄鋼供給がさらに増える懸念が高まっていることを受け、日本政府に対し反ダンピング(不当廉売)関税措置などの防衛策を講じるよう業界団体を通じて働きかけを行っていると明らかにした。~一方、注目を集める米鉄鋼大手USスチールの買収を巡っては、11月の米大統領選挙後は政治的影響が弱まるとし、年内の買収実現は可能との考えを改めて示した。

③.ASMLの対中業務制限へ
オランダ政府は半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングが中国で半導体製造装置の修理およびメンテナンスを行うことを制限する計画。事情に詳しい関係者によると、中国でのサービスおよびスペアパーツ提供に関するASMLの一部ライセンスは、今年末に失効した後に更新されない可能性が高い。~この決定は、上位機種である深紫外線(DUV)露光装置が対象となる見込み。~ASMLのDUV装置がなければ、華為技術(ファーウェイ)や中芯国際集成電路製造(SMIC)など中国企業の大きな技術進歩は難しくなる。

④.米GDP上方修正
4-6月(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は速報値から上方修正され、前期比年率3%増と、エコノミスト予想を上回った。経済の主要な成長エンジンである個人消費は2.9%増に上方修正され、他のカテゴリーの活動鈍化を補った。~インフレ面では、米金融当局が重視する個人消費支出(PCE)価格指数が4-6月に前期比年率2.5%上昇。速報値から小幅に下方修正された。~30日に公表される7月のPCE統計では、コア価格指数は前年同月比2.7%上昇が予想されている。

⑤.7&i買収資金調達
セブン&アイ・ホールディングスに買収案を提示したカナダのアリマンタシォン・クシュタールは、買収資金を巡りカナダ年金基金からの支援を求めている。~ケス・ド・デポ・エ・プラスマン・デュ・ケベック(CDPQ)やカナダ年金制度投資委員会(CPPIB)、オンタリオ州教職員年金基金(OTPP)などに接触して共同投資への関心を探り、数十億ドル規模の資金調達を模索している。~クシュタールはデットファイナンスや株式発行など、さまざまな資金調達方法を検討している。
30日 【日本株】
日経平均 38,647.75 +285.22 +0.74%
TOPIX 2,712.63 +19.61 +0.73%
日経平均 ⇒▽nr切り上げ.+test50MA ⇒-◇nr下げ.Sup10MA ⇒◇逆立.+tes50MA
TOPIX ⇒▽切り上げ ⇒◇nr切り上げ ⇒◇反発.Sup10MA ⇒▽陽.4Bull
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.32 -1.38 -6.08% ⇒▲Low下げ ( 21台 )
日経平均VI 22.70 +0.23 +1.02% ⇒+▲nr上げ ( 22台 )
日経平均VI 22.47 -1.18 -4.99% ⇒▲陰下げ ( 22台 )
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30日、株式は上昇、米景気楽観と月末需給-債券小安く円小動き

30日、東京株式相場は上昇。
・米景気に対する楽観的な見方から電機や機械、自動車など輸出関連、商社や海運、非鉄金属など資源関連株が高い。
・非鉄については、東京電力ホールディングスが送電網増強に4700億円を投資するとの日本経済新聞の報道を受け、電線需要の拡大期待からフジクラなどが上げた。
・この日は大引け時にMSCI指数の定期銘柄入れ替えに伴うリバランス需要が発生したため、東証プライム市場の売買代金は5兆1924億円と前日から35%増加。9日以来、3週ぶりの高水準に膨らんだ。

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フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレーディング・ヘッド

・米エヌビディアの決算など一通りのリスク要因を通過した中、月末で年金基金などの持ち分調整に伴う買いも引き続き入っているのだろうと。

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日経平均は反発、需給主導で大引けにかけてじり高

・米国株が高安まちまちだったことで、東京市場は方向感に乏しい開始。

・日経平均は前日終値水準で取引を開始した後は、為替が1ドル145円台を付けるなど円安に振れたことなどから切り返す展開に。
・大引けでMSCIリバランスに絡んだ売買が入ったことからプライム市場の売買代金は5兆円台に乗せたが、月末需給に絡んだ売買中心の一日となった。

・大引けの日経平均は前日比285.22円高(+0.74%)の38647.75円。

・非鉄金属、海運業、卸売業、サービス業、電気・ガス業などが上昇。
・精密機器、小売業、倉庫・運輸関連業、医薬品、食料品などが下落。

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【個別銘柄】SWCC、 明電舎、TOWA、小林製薬 など 


▽SWCC 5370 +400大幅続伸。
東京電力HDが27年度までに送電網の増強に4700億円を投じて大型変電所を新増設するなど、電力会社がデータセンターや半導体工場の増加に対応して送電網を増強すると報じられている。
データセンターや半導体工場の開発計画が相次ぎ、電力インフラ整備が課題となってきているようだ。同報道を受けて同社や古河電工などの電線株、ダイヘンや東光高岳など電力設備投資関連に関心が向かっている。

▽明電舎 3450 +170大幅反発。
未定としていた上半期末配当金を35円にすると発表している。前年同期末比では10円の増配となる。収益水準が低い上半期の増配発表にインパクト。また、足元の業績動向に対する安心感にもつながっているよう。
なお、期末配当金予想は引き続き未定としているが、仮に前期並みとすると年間配当金は85円となり、前日終値ベースでの配当利回りは2.6%の水準となる。

▽TOWA 7440 +480大幅反発。
9月末を基準日として、1:3の株式分割を実施すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げることで、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることを目的としている。
半導体関連株は値嵩株が多く、相対的な注目度が高まるとの期待もあるようだ。なお、本日はエヌビディア株下落も米SOX指数は底堅く推移しており、国内半導体関連も総じて堅調な動きとなっていることも支援。

▽小林製薬 5600 +356大幅反発。
一部のオンライン記事が材料視されているもよう。
香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが同社株を5.20%取得しており、今後はオアシスによる創業家へのガバナンス圧力が高まることが予想されるが、こうした中で、マーケットでは小林家によるMBOが噂されていると伝えている。オアシス以外のファンドと組んでMBOを仕掛けてくる可能性などが指摘されているもようだ。

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8.30 動いた株・出来た株
◇小林製薬<4967> 5640 +396 ⇒ 一部のオンライン記事を思惑視。
◇明電舎<6508> 3490 +210 ⇒ 間期末配当金は前年同期比増配と発表。
◇古河電気工業<5801> 3598 +160 ⇒ 送電網増強報道受けて電線株が総じて高い。
◇ディスコ<6146> 42510 +1300 ⇒ エヌビディア下落もSOX指数は底堅い動きとなり。
◆ニトリHLDG<9843> 21690 -675 ⇒ 為替の円高一服で売り優勢の展開に。
◆ニチレイ<2871> 4342 -106 ⇒ 円高メリット銘柄の一角には売り優勢。
◆ビックカメラ<3048> 1641 -39 ⇒ 権利落ちによる手仕舞い売りが続く格好か。
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