*かぶとうし塾


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2024年8月30日金曜日

◇ドル強含み 円強一服.144円後半 原油.▽wr吞込み.75ドル台 令和6.8.30.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.オープンAI資金調達にエヌビディアなど参加か
人工知能(AI)向け半導体メーカー大手エヌビディアは、対話型AI「ChatGPT」を開発した米オープンAIの資金調達ラウンドへの参加を巡り協議を行った。この資金調達ラウンドでは、オープンAIの評価額が1000億ドル(約14兆4800億円)強となる見通し。このほかアップルとマイクロソフトもこのラウンドへの参加について協議していると。

②.日鉄が中国けん制
日本製鉄の森高弘副会長兼副社長は、中国からの鉄鋼供給がさらに増える懸念が高まっていることを受け、日本政府に対し反ダンピング(不当廉売)関税措置などの防衛策を講じるよう業界団体を通じて働きかけを行っていると明らかにした。~一方、注目を集める米鉄鋼大手USスチールの買収を巡っては、11月の米大統領選挙後は政治的影響が弱まるとし、年内の買収実現は可能との考えを改めて示した。

③.ASMLの対中業務制限へ
オランダ政府は半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングが中国で半導体製造装置の修理およびメンテナンスを行うことを制限する計画。事情に詳しい関係者によると、中国でのサービスおよびスペアパーツ提供に関するASMLの一部ライセンスは、今年末に失効した後に更新されない可能性が高い。~この決定は、上位機種である深紫外線(DUV)露光装置が対象となる見込み。~ASMLのDUV装置がなければ、華為技術(ファーウェイ)や中芯国際集成電路製造(SMIC)など中国企業の大きな技術進歩は難しくなる。

④.米GDP上方修正
4-6月(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は速報値から上方修正され、前期比年率3%増と、エコノミスト予想を上回った。経済の主要な成長エンジンである個人消費は2.9%増に上方修正され、他のカテゴリーの活動鈍化を補った。~インフレ面では、米金融当局が重視する個人消費支出(PCE)価格指数が4-6月に前期比年率2.5%上昇。速報値から小幅に下方修正された。~30日に公表される7月のPCE統計では、コア価格指数は前年同月比2.7%上昇が予想されている。

⑤.7&i買収資金調達
セブン&アイ・ホールディングスに買収案を提示したカナダのアリマンタシォン・クシュタールは、買収資金を巡りカナダ年金基金からの支援を求めている。~ケス・ド・デポ・エ・プラスマン・デュ・ケベック(CDPQ)やカナダ年金制度投資委員会(CPPIB)、オンタリオ州教職員年金基金(OTPP)などに接触して共同投資への関心を探り、数十億ドル規模の資金調達を模索している。~クシュタールはデットファイナンスや株式発行など、さまざまな資金調達方法を検討している。
30日 【日本株】
日経平均 38,647.75 +285.22 +0.74%
TOPIX 2,712.63 +19.61 +0.73%
日経平均 ⇒▽nr切り上げ.+test50MA ⇒-◇nr下げ.Sup10MA ⇒◇逆立.+tes50MA
TOPIX ⇒▽切り上げ ⇒◇nr切り上げ ⇒◇反発.Sup10MA ⇒▽陽.4Bull
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.32 -1.38 -6.08% ⇒▲Low下げ ( 21台 )
日経平均VI 22.70 +0.23 +1.02% ⇒+▲nr上げ ( 22台 )
日経平均VI 22.47 -1.18 -4.99% ⇒▲陰下げ ( 22台 )
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30日、株式は上昇、米景気楽観と月末需給-債券小安く円小動き

30日、東京株式相場は上昇。
・米景気に対する楽観的な見方から電機や機械、自動車など輸出関連、商社や海運、非鉄金属など資源関連株が高い。
・非鉄については、東京電力ホールディングスが送電網増強に4700億円を投資するとの日本経済新聞の報道を受け、電線需要の拡大期待からフジクラなどが上げた。
・この日は大引け時にMSCI指数の定期銘柄入れ替えに伴うリバランス需要が発生したため、東証プライム市場の売買代金は5兆1924億円と前日から35%増加。9日以来、3週ぶりの高水準に膨らんだ。

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フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレーディング・ヘッド

・米エヌビディアの決算など一通りのリスク要因を通過した中、月末で年金基金などの持ち分調整に伴う買いも引き続き入っているのだろうと。

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日経平均は反発、需給主導で大引けにかけてじり高

・米国株が高安まちまちだったことで、東京市場は方向感に乏しい開始。

・日経平均は前日終値水準で取引を開始した後は、為替が1ドル145円台を付けるなど円安に振れたことなどから切り返す展開に。
・大引けでMSCIリバランスに絡んだ売買が入ったことからプライム市場の売買代金は5兆円台に乗せたが、月末需給に絡んだ売買中心の一日となった。

・大引けの日経平均は前日比285.22円高(+0.74%)の38647.75円。

・非鉄金属、海運業、卸売業、サービス業、電気・ガス業などが上昇。
・精密機器、小売業、倉庫・運輸関連業、医薬品、食料品などが下落。

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【個別銘柄】SWCC、 明電舎、TOWA、小林製薬 など 


▽SWCC 5370 +400大幅続伸。
東京電力HDが27年度までに送電網の増強に4700億円を投じて大型変電所を新増設するなど、電力会社がデータセンターや半導体工場の増加に対応して送電網を増強すると報じられている。
データセンターや半導体工場の開発計画が相次ぎ、電力インフラ整備が課題となってきているようだ。同報道を受けて同社や古河電工などの電線株、ダイヘンや東光高岳など電力設備投資関連に関心が向かっている。

▽明電舎 3450 +170大幅反発。
未定としていた上半期末配当金を35円にすると発表している。前年同期末比では10円の増配となる。収益水準が低い上半期の増配発表にインパクト。また、足元の業績動向に対する安心感にもつながっているよう。
なお、期末配当金予想は引き続き未定としているが、仮に前期並みとすると年間配当金は85円となり、前日終値ベースでの配当利回りは2.6%の水準となる。

▽TOWA 7440 +480大幅反発。
9月末を基準日として、1:3の株式分割を実施すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げることで、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることを目的としている。
半導体関連株は値嵩株が多く、相対的な注目度が高まるとの期待もあるようだ。なお、本日はエヌビディア株下落も米SOX指数は底堅く推移しており、国内半導体関連も総じて堅調な動きとなっていることも支援。

▽小林製薬 5600 +356大幅反発。
一部のオンライン記事が材料視されているもよう。
香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが同社株を5.20%取得しており、今後はオアシスによる創業家へのガバナンス圧力が高まることが予想されるが、こうした中で、マーケットでは小林家によるMBOが噂されていると伝えている。オアシス以外のファンドと組んでMBOを仕掛けてくる可能性などが指摘されているもようだ。

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8.30 動いた株・出来た株
◇小林製薬<4967> 5640 +396 ⇒ 一部のオンライン記事を思惑視。
◇明電舎<6508> 3490 +210 ⇒ 間期末配当金は前年同期比増配と発表。
◇古河電気工業<5801> 3598 +160 ⇒ 送電網増強報道受けて電線株が総じて高い。
◇ディスコ<6146> 42510 +1300 ⇒ エヌビディア下落もSOX指数は底堅い動きとなり。
◆ニトリHLDG<9843> 21690 -675 ⇒ 為替の円高一服で売り優勢の展開に。
◆ニチレイ<2871> 4342 -106 ⇒ 円高メリット銘柄の一角には売り優勢。
◆ビックカメラ<3048> 1641 -39 ⇒ 権利落ちによる手仕舞い売りが続く格好か。
//◇▲◆◆▽▲//◆◇▲◇◇ ドル円 144円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◇◇◆//◆◆◆◆= ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆▲▽▽//_▽▲▼▽ 原油 75ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強含み 円強一服.144円後半 原油.▽wr吞込み.75ドル台  
8.30
米ドル/円 144.87 144.88
ユーロ/円 160.49 160.52
ユーロ/米ドル  1.1078 1.1079
英ポンド/円 190.69 190.83
豪ドル/円 98.50 98.53
スイスフラン/円 170.98 171.02
原油(WTIC原油先物) 75.91 +1.39 +1.87% ⇒▲wrはらみ.調整 ⇒▼wr切下げ.調整 ⇒▽wr吞込み反発

◇ドル反発 円高傾向維持.144円台 原油.▼wr切下げ.調整.74ドル台 
8.29
米ドル/円 144.30 144.32
ユーロ/円 160.49 160.51
ユーロ/米ドル  1.1121 1.1122
英ポンド/円 190.37 190.40
豪ドル/円 97.89 97.92
スイスフラン/円 171.41 171.50
原油(WTIC原油先物) 74.52 -1.01 -1.34% ⇒▽Wr.大幅上げ ⇒▲wrはらみ.調整 ⇒▼wr切下げ.調整

▲ドル下落 円高傾向すすむ.143円後半 原油.▲wrはらみ.調整.75ドル台  
8.28
米ドル/円 143.77 143.78
ユーロ/円 160.78 160.80
ユーロ/米ドル  1.1183 1.1184
英ポンド/円 190.58 190.71
豪ドル/円 97.62 97.68
スイスフラン/円 170.85 170.88
原油(WTIC原油先物) 75.53 -1.89 -2.44% ⇒▽Wr.買戻し ⇒▽Wr.大幅上げ ⇒▲wrはらみ.調整

StockCharts ⇒  
8.29
NYダウ   41,335.05 +243.63 +0.59%
NASDAQ 17,516.43 -39.59 -0.23%
S&P500   5,591.96 -0.22 0.00%

NYダウ(INDU) ⇒▽nrもみあい.様子見 ⇒▼陰.-Cog ⇒+◆nr上げ.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽nr反発.Sup50MA ⇒▼クアトロ.10MA割れ ⇒▲nr切下げ.調整
S&P500(SPX) ⇒▽nr反発 ⇒▽nr反発 ⇒▼トリプル下落.調整 ⇒▲nrもみあい.調整 
【 SOX指数 】
5029.25 -30.31 (-0.60%) ⇒▽反発.+test10MA ⇒▼クアトロ.Reg10MA ⇒▲nrもみあい.調整

【 VIX恐怖指数 】
15.65 -1.46 (-8.53%) ⇒▲wr下げ ⇒▽大幅反発 ⇒▲wrはらみ下げ
⇒-8.53P
⇒+10.89P
⇒-4.46P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
+◆nr上げ.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
・米経済が底堅さを保っているとの見方から景気敏感株が上昇し、ダウ平均を支えた。足元で売られていたハイテク株の一角にも見直し買いが入った。

▲nr切下げ.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は続落。
・エヌビディアの下げが指数の重荷となった。
・四半期決算を発表したサイバーセキュリティーのクラウドストライク・ホールディングスが高かった。
NYダウは243ドル高、GDPを好感
1.
・4-6月期国内総生産(GDP)、個人消費改定値が予想を上回り、寄り付き後、上昇。

・国内経済や労働市場、消費の堅調さが示され、景気見通しの改善で相場は続伸。

・終盤にかけ、金利高や半導体メーカー、エヌビディア(NVDA)の下落が重しとなりナスダックが下落に転じるとダウも失速も過去最高値を更新し、まちまちで終了。
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・ダウ平均の構成銘柄ではないが、エヌビディアが6%あまり下げた。前日夕に発表した2024年5〜7月期決算や8〜10月期の売上高見通しは市場予想を上回った。ただ、業績期待で株価が上昇していたこともあって決算を受けて売りに押された。半導体株などの一部にはエヌビディアに連れ安する銘柄があった。

・一方、エヌビディアの決算説明会での幹部コメントなどからは企業が依然として人工知能(AI)の開発や活用に積極的で、顧客のAI投資の収益化が早いことなども分かった。エヌビディア以外の半導体株やハイテク株を物色する動きもみられた。

・朝発表の24年4〜6月期の米実質国内総生産(GDP)改定値が前期比年率3.0%増と速報値(2.8%増)から上方修正された。週間の米新規失業保険申請件数は前の週から小幅に減り、市場予想とほぼ一致した。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを始めるとみられるなか、米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの期待につながった。消費や金融、資本財関連株が買われた。


2.
・エネルギー、テクノロジー・ハード・機器が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。


・AI分野でのIBMとの提携を発表したインテルが高い。
・ビザやゴールドマン・サックスも上げた。アップルやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトなども上昇。
・カジュアル小売りのギャップ(GAP)は日中発表した第2四半期決算で、既存店売上が予想を上回ったほか、通期の利益率見通し引き上げが好感され、上昇。


・ベライゾン・コミュニケーションズやホーム・デポが安い。
・ディスカウント小売のダラー・ゼネラル(DG)は四半期決算で、通期の売上高見通し下方修正が嫌気され、下落。
・化粧品小売りのアルタ・ビュ―ティ(ULTA)は需要減で売上見通しを引き下げ、下落。


3.
・エヌビディア(NVDA)は四半期決算の売上高見通しが市場の期待に満たず、続落。
・取引終了後に決算を発表したコンピューターメーカーのデル(DELL)は調整後の1株利益が予想を上回り、時間外取引で買われた。

SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 169.15 -0.03%
★ エヌビディア 117.59 -6.38%
◆ ASML 887.71 -0.05%
☆ インテル 20.13 +2.65%
◆ QCOM クアルコム 169.49 -1.37%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 192.98 +0.05%
◆ AMD 145.49 -0.59%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 95.57 +0.75%
◇ テラダイン 133.96 +1.25%
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◆ TSM 169.2 -0.79%
◆ エヌビディア 125.61 -2.10%
◆ ASML 888.13 -0.20%
◆ インテル 19.61 -2.29%
◆ QCOM クアルコム 171.85 -1.20%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 192.89 -1.47%
★ AMD 146.36 -2.75%
★ MU ミクロン・テクノロジー 94.86 -3.07%
◆ テラダイン 132.31 -1.98%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 170.55 +0.88%
◇ エヌビディア 128.3 +1.46%
◇ ASML 889.88 +0.74%
◆ インテル 20.07 -0.30%
☆ QCOM クアルコム 173.93 +2.62%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 195.77 -0.23%
◇ AMD 150.5 +0.34%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 97.86 -1.06%
◇ テラダイン 134.98 +1.49%
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【NY外為】
▲ドル下落 円高傾向すすむ
//▲◆◆▽▲//◇▲ 
・ドルが上昇。--予想を上回る伸びとなったGDP統計を受けてドルが買われた。
・円は対ドルで下落。GDP統計の発表後に下げ幅を拡大し、一時は1ドル=145円55銭まで売られた。その後は144円台後半まで下げを縮めた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 51 分
⇒¥144.96 ¥0.37 +0.26%
⇒¥144.62 ¥0.66 +0.46%
⇒¥143.95 -¥0.58 -0.40%

8.29
クレディ・アグリコルCIBのG10為替調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏

「GDP、新規失業保険申請件数などのデータは穏やかな内容で、当面は市場のリセッション(景気後退)懸念を和らげるはずだ」と。
「30日発表の個人消費支出(PCE)コア価格指数が米金融当局が目指す2%のインフレ目標からさらに遠ざかったことを示唆するようなら、積極的な利下げを織り込んできた米金利市場はハト派な見通しを見直し始める可能性がある」と。
「そうなれば、外為市場ではとりわけ円、スイスフランといった低利回り通貨やユーロに対するドルショートの一部が巻き戻されるだろう」と。

【米国株】
▲反落
//◇◆▽▲▽//◆◇▲ 
・29日の米株式市場では、堅調な経済指標が追い風となり、総じて買いが優勢。
・決算が一部の高い期待に届かなかったエヌビディア株が下げ足を速めると、S&P500種株価指数は終盤に失速し、ほぼ変わらずで終えた。

・エヌビディアは6%余り下落。
・4-6月(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は前期比年率3%増と、速報値の2.8%増から上方修正。米経済の主要な成長エンジンである個人消費も2.9%増と、速報値の2.3%増から引き上げられた。

8.29
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのマネジングディレクター、クリス・ラーキン氏

「今朝のデータは経済が安定していることを示した」と。
「米経済が崖から転落しつつあるとは思えないし、現在の市場では良いニュースは良いと受け止められる。想定される来月の利下げを米金融当局に思いとどまらせるような材料は何もなかった」と。

eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏

今朝発表された指標により、「米経済が崖っぷちに立たされているわけではない」との安心感が広がったとみている。
「まだ完全に乗り切ったわけではないが、米経済は多くの人が考えている以上に底堅さを維持している」と。
「今回のデータは、米金融当局が依然としてソフトランディング(軟着陸)を実現できるとの確信を投資家に与えるはずだ」と。

ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏

ハイテクセクターが大きな打撃を受けない限り「ローテーション 」シナリオは維持されるとみている。
「大型ハイテク株は株価指数に占めるウエートが非常に高いため、同グループが大きく売られれば、市場全体も下げるだろう」と。
しかし、ハイテク株が持ちこたえる限り、足元のローテーションの動きも継続し、向こう数週間の株高を後押しすると述べた。

メイン・ストリート・リサーチの最高投資責任者(CIO)、ジェームズ・デマート氏

エヌビディアの株価が決算を受けて下落したのは、投資家の混乱に加え、8月上旬の安値からあまりに急激に持ち直したとの懸念によるところが大きいと。
決算が力強い内容となったことで、同社のバリュエーションが正当化されたとし、「エヌビディア株の下げは押し目買いの機会だ」と。

【米国債】
◆下落
//◇▽◇▲▽//◆◆◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・底堅い経済指標を受けて利回りが上昇。

・米10年債利回り
⇒3.86% 2.8 +0.74%
⇒3.83% 1.3 +0.35%
⇒3.83% 1.1 +0.30%
  
  
8.29
BMOグローバル・アセット・マネジメントの債券部門責任者、アール・デイビス氏

「ここから金利は低下すると予想しているが、一直線とはいかないだろう」と。
「10年債利回りが4%に上昇しても驚かない」とし、そうなった場合には、ロングポジションをさらに積み上げる予定だと。

【原油】
▽反発
//▲◆▲▽▽//▽▲▼▽ 
・堅調な米経済指標やリビアでの供給状況の悪化が材料視された。
・リビアが5つの輸出ターミナルで原油積み出しを停止したのを受け、原油価格は一段高となった。リビアの石油生産量は半減しており、世界市場からは日量100万バレル近くが失われる可能性がある。

⇒WTI先物10月限は、前日比1.39ドル(▽1.9%)高の75.91ドル。
⇒WTI先物10月限は前日比1.01ドル(▲1.3%)安の1バレル=74.52ドル。
⇒WTI先物10月限は前日比1.89ドル(▲2.4%)安の1バレル=75.53ドル。


・ロンドンICE北海ブレント10月限は1.29ドル(1.6%)上げて79.94ドル。

8.29
TP・ICAPのエネルギースペシャリスト、スコット・シェルトン氏  

「リビアでの停止が続けば、10-12月(第4四半期)の在庫積み増しの見込みはほぼなくなる」と。

グローバルXのアナリスト、ケニー・チュー氏  

「リビア情勢がさらにエスカレートする恐れはあるが、原油価格に対する長期的なリスクは限定的だろう」と。その理由として、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」には現在、短期的な供給懸念に対応するための余剰生産能力が相当あるからだと。

【NY金】
▽反発
//▲▽◆▲▽//◇◆◆▽ 
・米GDP改定値などの各経済指標が意識された。金スポット価格はGDP発表直後にはドルや米国債利回りの上昇に押されて前日比マイナス圏に下げる場面もあったが、その後は持ち直した。


⇒金先物12月限は、前日比22.50ドル(0.9%)高の1オンス=2560.30ドル。
⇒金先物12月限は、前日比2.3ドル(0.1%未満)安の1オンス=2552.90ドル。
⇒金先物12月限は、前営業日比8.9ドル(0.35%)高の1オンス=2555.20ドル。


>>8.28
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏

「この1週間はドルが金相場の材料になっている」と。
「金をさらに上昇させるような米経済データがなかったため、長期上昇局面が続いた金で利益を確定させる誘惑がトレーダーの間で高まっている」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,379.64 +35.79 +0.43%
独DAX指数 18,912.57 +130.28 +0.69%
仏CAC指数 7,640.95 +63.28 +0.84%
⇒△nr.高値圏 ⇒▲nr.よこばい ⇒▽クアトロ浮上
⇒▽陽.High2 ⇒▽陽.High3 ⇒▽陽7.高値圏
⇒▲nr吞込み.調整 ⇒+▲nrはらみ.様子見 ⇒▽逆立

▽上昇 
//◇▲▽◇▽//=◇▽▽
・29日の欧州株はストックス欧州600指数が0.8%上昇。
・良好な企業決算やスペインやドイツでのインフレ減速を受け、利下げ期待が高まった。
・この日はテクノロジー銘柄が上昇。


【欧州債】
◆独債は下落 
//◇◇◇▲▽//▲▲◇◆ 
・ドイツ債の利回り曲線がツイストスティープ化。市場ではスペインとドイツのインフレ鈍化よりも米実質国内総生産(GDP)改定値が材料視された。
・英国債は利回り曲線がベアスティープ化。トレーダーによるイングランド銀行(英中央銀行)の利下げ観測は変わらず。年末までに39bp、来年末までに126bpと想定されている。

・独国債10年物
⇒2.27% +0.01
⇒2.26% -0.03
⇒2.29% +0.04
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.02% +0.02
⇒4.00% +0.00
⇒4.00% +0.09
---------------------------

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