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2024年4月30日火曜日

連休明け ▲ドル下落 円強含む.156円台 原油.◆逆立.82ドル台 令和6.4.30.Tue

30日 【日本株】
日経平均 38,405.66 +470.90 +1.24%
TOPIX 2,743.17 +56.69 +2.11%
日経平均 ⇒◆wr窓埋め ⇒◇nrはらみ.出来増 ⇒◇nr逆立.test20MA
TOPIX  ⇒◆w-2Gap ⇒◇はらみ.出来増 ⇒◇wr逆立.20MA突破
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【日経平均VI】
日経平均VI 20.47 -0.35 -1.68% ⇒-◇nr下げ
日経平均VI 20.82 -0.64 -2.98% ⇒◆nrはらみ.下げ
日経平均VI 21.46 +1.45 +7.25% ⇒▽wr反発
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・円安進行阻もうとする日本の闘いは前途多難。
・日本の通貨当局が覆面介入を実施か、今夕の日銀当座預金予想で確認へ。
・アクティビストの米エリオット、住友商事に数百億円投資-関係者。
・ドル・円相場は1ドル=156円台後半で推移、前営業日の日本株終値時点は156円11銭。
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30日、日本株続伸、好決算買いで日経平均一時600円超高-日立やコマツ急騰

・30日の東京株式相場は続伸。
・好決算銘柄中心に買いが入り、日経平均株価の上げ幅は一時600円を超えた。
・市場予想と比べた利益の上振れと自社株買いが好感された日立製作所とコマツが大幅高。
・今期営業利益計画が予想を大きく超過した三菱電機は急騰。
・正午に発表した今期営業利益計画が47%増だった商船三井をはじめ海運株高い。
・物言う株主による株式取得が判明した住友商事など商社を含む卸売株も高い。
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東洋証券の大塚竜太ストラテジスト
・これ以上の円安は悪い話となりかねず、介入観測は株価にプラス材料。
・神田財務官が24時間体制で対応すると話した通り、休日の昼間に介入が入ったと思われることには当局の気概を感じた。
・一方、介入を経ても円安が止まらないのではないかとの意見もあり、様子見が必要。
・FOMCによる為替への影響や企業決算など懸念材料が全くないわけではない。
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員
・為替介入への関心は高いが、円相場は前営業日である26日と同程度の1ドル=156円台に戻ってきているため、株価への影響はそこまで大きくない。
・情報通信(IT)関連はサービスの開発から提供まで国内で完結していることから、為替のボラティリティーによる影響が内需株の中でも小さい。
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日経平均は大幅続伸、全面高で75日線を上回る展開に

・米国株上昇を受けて、連休明けの東京市場は買い優勢で取引を開始。

・決算を発表した日経平均採用銘柄が複数大幅高となっていることも影響し、日経平均は38300円台で寄り付いた後はじりじりと上げ幅を拡大。
・後場上げ幅を縮小する場面も見られたが、75日移動平均線38230円水準を上回って取引を終えた。

・大引けの日経平均は前営業日比470.90円高(+1.24%)の38405.66円。

・海運業、ゴム製品、医薬品、機械、輸送用機器などが上昇。
・空運業、パルプ・紙業の2セクターのみ下落。

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【個別銘柄】村田製、エムスリー、さくらインターネット、OLC、住友商、三菱電、日立、ソシオネクスト 、アドバンテス など 


▲エムスリー 1691.5 -186急落。
先週末に24年3月期の決算を発表、営業利益は644億円で前期比10.6%減となり、減損損失の計上を主因に市場予想を80億円程度下振れている。25年3月期は670-700億円のレンジ予想とし、800億円程度のコンセンサスを大幅に下振れ。
コロナ関連売上高のさらなる剥落などを想定している。成長鈍化傾向が意識される中、依然として割高なバリュエーションが重し。

▲OLC 4362 -292大幅反落。
先週末に24年3月期の決算を発表している。営業利益は1654億円で前期比48.8%増となり、従来予想の1467億円を上振れ着地。一方、25年3月期は1700億円で同2.8%増の見通し、2000億円超の市場コンセンサスを大きく下振れている。
40周年イベント終了などに伴う入園者数の伸び鈍化を想定しているもよう。保守的とはみられるものの、ガイダンスをマイナス視する動きが先行。

▲アドバンテス 4996 -393大幅反落。
先週末に24年3月期決算を発表、営業利益は816億円で前期比51.3%減となり、市場予想を50億円程度下振れた。一部減損計上などが下振れ要因で、サプライズは限定的。
一方、25年3月期は900億円で同10.3%増の見通しだが、市場コンセンサスの1300億円程度を大幅に下振れる。足元でややコンセンサスは切り下げっていた印象だが、下振れ幅の大きさをネガティブ視。利益率低下を想定している。

▽村田製 2903.5 +36.5大幅続伸。
先週末に24年3月期決算を発表。円筒型リチウムイオン電池設備の減損損失計上で、1-3月期営業益は3.3億円にとどまった。25年3月期営業益は3000億円で前期比39.2%増を見込むが、市場予想は300億円超下振れ。
決算数値はややネガティブとみられるものの、発行済み株式数の2.33%に当たる4400万株、800億円の自社株買いを発表し下支え材料となった。前日の米アップルの株高も支援。

▽さくらインターネット  5910 +660急伸。
先週末に24年3月期決算を発表、営業利益は8.8億円で前期比19.1%減となり、従来予想の14.5億円を大幅に下振れた。ただ、第3四半期までの状況から下振れは想定線。一方、25年3月期は20億円で同2.3倍と急拡大の見通しとし、ポジティブ反応につながった。
なお、新株式発行に係る発行登録を発表、発行予定期間は5月8日から25年5月7日まで、発行予定額は200億円を上限とするとしている。

▽住友商 4155 +246大幅続伸。
アクティビストとして知られる米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントが、同社株式に数百億円規模を投資したことが明らかになったと伝わっている。同ファンドは三井不動産や大日本印刷など、最近になって日本株への投資を活発化させている。
同社は他の総合商社大手と比較してPBR水準などが低いこともあり、5月2日の決算発表に向けての期待感へとつながる形になっているようだ。

▽コマツ 4755 +491急伸。
先週末に24年3月期決算を発表、営業益は6072億円で前期比23.7%増、1-3月期は増益率が1ケタ台に鈍化。25年3月期は5570億円で同8.3%減を見込み、市場予想を300億円ほど下振れだが、減益ガイダンス自体は想定線。
一方、同時に発行済み株式数の3.5%に当たる3300万株、1000億円を上限とする自社株買いの実施を発表、取得期間は9月30日まで。自社株買いの大きさがサプライズに。

▽三菱電 2773 +380急騰。
先週末に24年3月期の決算を発表、営業利益は3285億円で前期比25.2%増となり、市場予想並みの水準で着地。25年3月期は4000億円で同21.8%増の見通し、3500億円程度のコンセンサスを大きく上振れ。
受注の底打ちが確認されているFAシステムの大幅な拡大を見込んでいるもよう。比較的、保守的なガイダンスを示す傾向が強いことからも。強気見通しに対するポジティブな反応は強まる形。

▽日立 14620 +1145大幅続伸。
先週末に24年3月期決算を発表、調整後営業益は7558億円で前期比1.0%増となり、市場想定並みで着地。25年3月期は8550億円で同13.1%増の見通し、コンセンサス線上。
決算数値にサプライズはないが、中計の株主還元目標値が引き上げられ、24年3月期年間配当金は前期比35円増の180円とし、発行済み株式数の2.27%に当たる2100万株、2000億円を上限に自社株買い実施も発表。

▽ソシオネクスト 4691 +384切り返して大幅続伸。
先週末に24年3月期決算を発表、営業利益は355億円で前期比63.6%増となり、市場予想を25億円程度上振れた。一方、25年3月期は270億円で同24.0%減の見通し。コンセンサスは340億円程度。
ただ、為替想定は130円と保守的であるほか、もともと今期以降の業績停滞は織り込み済み。北米データセンター向けの商談獲得期待なども高まり、減益ガイダンスがあく抜け感にもつながった。

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4.30動いた株・出来た株
◇三菱電機<6503> 2772.5 +379.5 今期業績ガイダンスは市場想定を大きく上振れ。
◇日立製作所<6501> 15135 +1660 決算想定線も株主還元策の強化をポジティブ視。
◇さくらインターネット<3778> 5840 +590 新株の発行登録を発表も今期大幅増益見通しを買い材料視。
◇小松製作所<6301> 4693 +429 高水準の自社株買い発表を買い材料視。
◇トクヤマ<4043> 3192 +265.5 引き続き今期大幅増益見通しを評価材料視。
◇KOKUSAI ELECTRIC<6525> 4275 +260 ロックアップ解除による需給懸念も一巡で。
◇ソシオネクスト<6526> 4520 +213 今期ガイダンス大幅下振れもあく抜け感に。
◆エムスリー<2413> 1693 -184.5 今期ガイダンスはコンセンサスを大幅下振れ。
◆日東電工<6988> 13160 -1095 前期実績・今期見通しともコンセンサス下振れ。
◆オリエンタルランド<4661> 4316 -338 今期業績見通しはコンセンサスを大きく下振れ。
◆アドバンテスト<6857> 5082 -307 今期業績見通しはコンセンサス大幅下振れ。
◆ANA<9202> 2965 -95 今期の2ケタ減益見通しマイナス視。
StockCharts ⇒  
4.29
NYダウ   38,386.09 +146.43 +0.38%
NASDAQ 5,983.08 +55.18 +0.35%
S&P500   5,116.17 +16.21 +0.31%

NYダウ(INDU) ⇒▼nr.-BigDn.Sup10MA ⇒△反発.窓埋め ⇒▽nr.買戻し
NASDAQ(COMPQ) ⇒-◇陽下げ.調整 ⇒◇逆立.10MA突破 ⇒+▼nr上げ.様子見
S&P500(SPX) ⇒-▽陽下げ.調整 ⇒◇逆立.test50MA ⇒+▼nr上げ.様子見
【 SOX指数 】
4,765.79 +30.51(+0.64%) ⇒▽拍子木.買戻し ⇒▽wr.test50MA ⇒▽nr.50MAもみあい

【 VIX恐怖指数 】
14.67 -0.36 (-2.40%) ⇒▲大幅吞込み ⇒▲切下げ ⇒▲切下げ
-2.40P 下がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽nr.買戻し ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
・アップルとテスラの上昇が投資家心理を支えた。長期金利の上昇が一服していることも、株買いにつながった。

+▼nr上げ.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が買われた。
・アルファベットとメタプラットフォームズが下落。
//◆◇◆◇//▲ ドル円 156円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◇//▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//-◆▽◆//◆ 原油 82ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル下落 円強含む.156円台 原油.◆逆立.10MA割れ.82ドル台  
4.30
米ドル/円 156.09 156.12
ユーロ/円 167.35 167.38
ユーロ/米ドル 1.0721 1.0722
英ポンド/円 196.11 196.15
豪ドル/円 102.51 102.53
スイスフラン/円 171.46 171.49   
原油(WTIC原油先物) 82.63 -1.22 -1.45% ⇒▽逆立 ⇒+◆nr上げ.10MA突破 ⇒◆逆立.10MA割れ

▽ドル強い 円安さらに進む.158円台 原油.+◆nr上げ.83ドル台 
4.27
米ドル/円 158.33 158.36
ユーロ/円 169.29 169.38
ユーロ/米ドル 1.0691 1.0696
英ポンド/円 197.74 197.84
豪ドル/円 103.44 103.47
スイスフラン/円 173.13 173.24
原油(WTIC原油先物) 83.85 +0.28 +0.34% ⇒◆nr調整.Reg10MA ⇒▽逆立 ⇒+◆nr上げ.10MA突破

◇ドル強い 円安進む.155円半ば 原油.▽逆立.83ドル台  
4.26
米ドル/円 155.58 155.61
ユーロ/円 166.90 166.97
ユーロ/米ドル 1.0727 1.0731
英ポンド/円 194.68 194.78
豪ドル/円 101.41 101.44
スイスフラン/円 170.53 170.60
原油(WTIC原油先物) 83.57 +0.76 +0.92% ⇒▽wr反発.Sup50MA ⇒◆nr調整.Reg10MA ⇒▽逆立.test10MA

主要企業の好決算への期待
1.
・先週発表されたソフトウエアメーカーのマイクロソフト(MSFT)やグーグルを運営するアルファベット(GOOG)の決算を受けAI(人工知能)への楽観的見方に買われ寄り付き後、上昇。

・今週予定されている企業決算への期待感もさらなる買い材料となったほか、アップル(AAPL)やテスラ(TSLA)の回復もハイテクをけん引し終日堅調に推移した。
・終盤にかけ、連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた利益確定売りに伸び悩んだほか、財務省が発表した4-6月期の借り入れ推定額が予想外に上方修正されたことが警戒材料となり一時下落に転じた。

・しかし、押し目買い意欲も強く相場はプラス圏を回復し、終了。

・5月1日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表がある。政策金利を据え置く公算が大きいものの、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が記者会見で、今後の政策運営についてどのような発言をするのかに注目が集まる。週内には4月の米雇用統計など重要な経済指標の発表もあり、積極的な買いを入れる動きは限られた。

・市場では「米長期金利の上昇が一服しており、株買いにつながっている」(ウェドブッシュ証券のスティーブ・マソッカ氏)との指摘が聞かれた。米長期金利は前週におよそ5カ月ぶりに4.7%台まで上昇したが、29日は4.6%台前半を中心に推移した。

2.
・自動車・自動車部品が上昇。
・メディア・娯楽が下落。

・ボーイングとアムジェン、キャタピラーが上昇。
・携帯端末のアップル(AAPL)はアナリストが中国の弱い売り上げへの懸念が行き過ぎとし、投資判断を引き上げ、上昇。
・宅配ピザ会社のドミノ・ピザ(DPZ)は第1四半期決算で売上高が予想を上回り、上昇。

・インテルやマイクロソフト、ユナイテッドヘルス・グループが安かった。
・オンラインでパーソナルファイナンスなど銀行業務などを営むソーファイ・テクノロジー(SOFI)は第1四半期決算で利益が予想を上回ったものの第2四半期の見通しが予想に満たず失望感から売られた。

3.
・米長期金利の上昇が一服しており、株買いにつながっている。
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が買われた。
・アルファベットとメタプラットフォームズが下落。
SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 138.5 +0.14%
◇ エヌビディア 877.57 +0.03%
◆ ASML 909.77 -1.00%
◆ インテル 31.36 -1.63%
◇ QCOM クアルコム 169.2 +2.14%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 205.26 +0.92%
☆ AMD 160.2 +2.78%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 114.36 -0.42%
☆ テラダイン 118.29 +3.64%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 138.3 +1.26%
☆ エヌビディア 877.35 +6.18%
◇ ASML 918.97 +2.04%
★ インテル 31.88 -9.20%
◇ QCOM クアルコム 165.66 +1.45%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 203.38 +2.98%
◇ AMD 157.4 +1.76%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 114.84 +2.92%
☆ テラダイン 114.13 +4.79%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 136.58 +2.71%
☆ エヌビディア 826.32 +3.71%
◇ ASML 902.51 +1.14%
◇ インテル 35.11 +1.77%
◆ QCOM クアルコム 163.3 -0.20%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 197.5 +0.73%
◇ AMD 153.76 +0.77%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 111.58 -0.18%
☆ テラダイン 108.91 +8.15%
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【NY外為】
▲ドル下落 円強含む
//◇◆◇◇◇// 
・ドルは下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合を控えた米国債利回りの低下や、企業の決算発表を追い風にした株価上昇が背景にある。
・対ドルで160円台を付けて34年ぶりの安値圏を更新した後、一時154円台まで上昇。

ドル円相場は
⇒¥156.33 -¥2.00 -1.26%
⇒¥158.26 ¥2.61 +1.68%
⇒¥155.65 ¥0.30 +0.19%

4.30
IGオーストラリアの市場アナリスト、トニー・シカモア氏
「こうした動きには実際の日銀介入の特徴が全て表れているほか、絶好のタイミングでもある」と指摘。
日本の祝日は「ドル・円の流動性が低下し、日銀介入の効果が大きくなることを意味する」と述べた。
介入の有無にかかわらず、円が下げるたびに市場は明らかに介入の可能性を巡り神経質になっている。米利下げ観測が後退し、ドルが上昇する中、円が圧迫される格好となっており、今週のFOMC会合後にパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長からタカ派的な発言が出れば、こうした動きが強まる可能性もある。

4.30
野村の為替ストラテジスト、後藤祐二朗、宮入祐輔、 茂木仁の3氏
この日の値動きは実際の為替介入に関連している可能性が非常に高いことを示唆していると指摘。先週26日の日銀のハト派的な発言、および5月FOMCで「タカ派的な据え置き」が広く予想されていることを踏まえれば、そうした日銀による行動の効果は弱まる可能性があると付け加えた。

4.30
マラヤン・バンキング・ベルハッド(メイバンク)のシニア為替ストラテジスト、フィオナ・リム氏
「落ちるナイフをつかむのは介入がない場合に危険な行為になる。特に、FOMCが利下げをより長期間待つと示唆する可能性が高い中ではなおさらだ」と指摘。
「ドルが対円で160円を決定的に超えて上昇するモメンタムは確実に存在する。市場は急激な円安に対する日本の許容度を試している」と述べた。

4.30
CIBCの通貨ストラテジスト、ビパン・ライ氏
日本当局による為替介入の可能性を探る上で、投資家はFRBのバランスシートデータを注視するべきだと指摘。

【米国株】
◇続伸
//◇▽◆◆▽//◇ 
・FOMCは金利を「より高くより長く」維持するとの観測が広がっているものの、堅調な企業決算が相場を支えた。

・個別銘柄ではテスラが15%急伸。同社は高度運転支援機能の投入で、世界最大の自動車市場、中国の政府当局者から原則承認を得た。
・アップルもアナリストによる投資判断引き上げを背景に高い。
・今週はアマゾン・ドット・コムが売上高の増加を発表し、他の「マグニフィセント・セブン」企業に追随する可能性がある。
・アップルの状況は比較的厳しく、スマートフォン「iPhone」販売の落ち込みに伴い利益の減少が予想されている。
・半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)やクアルコムは売上高の伸びを確保したもよう。

4.30
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏
「先週は大手ハイテク銘柄への熱狂が、根強いインフレを巡る懸念よりも強かった」と指摘。
「今週はアマゾンとアップルがこの勢いを維持できるかどうかが注目されるが、最新のデータで雇用市場の熱を測り、FOMCがインフレや利下げについてどういった見解を示すのかも見極めることになる」と話した。

4.30
UBSの米州担当最高投資責任者(CIO)、ソリタ・マルチェリ氏
「当社では米国株への建設的な見方を維持しており、人工知能(AI)関連企業がこの先数年も力強い業績の伸びをけん引すると見込んでいる」と指摘。
「ハイテク株への健全な戦略的配分を維持するのが投資家にとって重要だが、地域やセクター全般にエクスポージャーを分散することも勧める」と話した。

4.30
モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏
米国債利回り上昇に圧迫され、米企業の好調な決算シーズンが輝きを失っていると指摘。
市場の利益予想を上回った企業の割合は「高い」ものの、株価の反応は限定的だと同氏は分析。--年初から記録破りの上昇が続き、バリュエーションが膨らんでいることを理由に挙げた。

【米国債】
▽上昇
//◇◇◆◆▽//▽
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・PCE価格指数を受けてインフレ懸念が緩和し、前日に年初来の最高を付けていた国債利回りは低下。

・米10年債利回り
⇒4.61% -5.1 -1.10%
⇒4.66% -4.3 -0.91%
⇒4.70% 6.0 +1.30%
  
4.30
LPLファイナンシャルのジェフリー・ローチ氏
「投資家が先週に学んだ最も重要なことの一つは、今サイクルにおいて景気は金利の影響を受けにくいということだ」と指摘。
「経済の一部セクターが金利の影響を受けていないように見え、FRBは『やりにくい状況に追い込まれている』」と述べた。
この調子で行けば、FOMCは通常のサイクルよりも長く金利を据え置くとローチ氏は予想。「それはスタグフレーション、または荒々しい着陸の確率を高める」と続けた。

【原油】
◆反落
//◆▽◆▽◇//◆ 
・イスラム組織ハマスとイスラエルの間で停戦の機運が高まってきたとの見方から、原油価格の地政学的リスクプレミアムが縮小した。
・ハマスとの交渉で、イスラエルが最初に解放を要求する人質の数を減らしたと米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が報じた。中東を訪問中のブリンケン米国務長官はハマス幹部に対し、イスラエルが提示した戦闘休止条件に対する決定を早急に下すよう求めた。

・WTI先物6月限は前週末比1.22ドル(1.5%)安の1バレル=82.63ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は1.10ドル(1.2%)安の88.40ドル。

>> 4.25
コンサルティング会社オイリティクスの創業者、ケシャブ・ロヒヤ氏
「地政学絡みのニュースやデータ発表が少ないため、原油市場は依然として均衡価格を見いだそうとしている」と。

【NY金】
◇ほぼ変わらず
//◆◆◆◇◇//◇
・FOMC会合と米雇用統計の発表を控え、総じて方向感の乏しい展開となった。
・26日に発表された3月の米個人消費支出(PCE)コア価格指数は、堅調なペースで上昇した。金利スワップ市場が織り込む年内の米利下げ回数は、わずか1回。年初時点では0.25ポイントずつ約6回の利下げが織り込まれていた。高金利は通常、利息の付かない金投資にはマイナス材料となる。

・金先物6月限は10.50ドル(0.5%)高の2357.70ドル。

4.30
TDセキュリティーズの商品ストラテジスト、ダニエル・ガリ氏
「上海のトレーダーが再び買いを入れている」ため、金にはさらなる値上がり余地があると指摘。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,147.03 +7.20 +0.09%
独DAX指数 18,118.32 -42.69 -0.24%
仏CAC指数 8,065.15 -23.09 -0.29%
⇒△逆立.高値更新 ⇒▽陽.高値更新 ⇒△nr.高値更新  
⇒▼陰-Cog.調整.Sup50MA ⇒▽反発.Sup10/50MA ⇒▲nrはらみ.調整 
⇒▼陰-Cog.調整.Sup50MA ⇒▽はらみ反発 ⇒◆吞込み.調整

▽ほぼ変わらず
//◇▽◆◆▽//◆
・29日の欧州株はほぼ変わらず。ストックス欧州600指数は0.1%高。
・トレーダーは企業決算をこなし、米連邦公開市場委員会(FOMC)が今週発表する金融政策判断に備えている。


>>4.23
シティグループのストラテジスト
先週の下落が決算発表を前にした買いの好機だったと指摘。週内にはバークレイズやBNPパリバ、ドイツ銀行など銀行大手の決算が控えている。

【欧州債】
◇ドイツ債は続伸 
//◇◆◆▲▽//◇ 
・欧州債市場ではドイツ債が上昇。
・ドイツ債の利回り曲線がブルフラット化。同国のインフレは今年に入り初めて加速したが国債は続伸した。
・英国債は中期債中心に上昇。トレーダーが想定するイングランド銀行(英中央銀行)の年内の利下げは計45bp。先週は計42bpだった。

・独国債10年物
⇒2.53% -0.04
⇒2.58% -0.06
⇒2.63% +0.04
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.29% -0.03
⇒4.32% -0.04
⇒4.36% +0.03
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