*かぶとうし塾


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2024年4月20日土曜日

◇ドルもみあい 円もみあい.154円半ば 原油.△nr.よこばい.82ドル台 令和6.4.20.Sat

StockCharts ⇒  
4.19
NYダウ   37,986.40 +211.02 +0.56%
NASDAQ 15,282.01 -319.48 -2.05%
S&P500   4,967.23 -43.89 -0.87%

NYダウ(INDU) ⇒◆切下げ ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒△反発.test10MA
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆wr吞込み ⇒◆nr切下げ ⇒▼wr.Low
S&P500(SPX) ⇒◆吞込み ⇒◆nr切下げ ⇒◆陰6.Low
【 SOX指数 】
4,306.87 -184.84(-4.12%) ⇒◆wr逆立 ⇒◆nr.Low ⇒◆wr.Low2

【 VIX恐怖指数 】
18.71 +0.71 (+3.94%) ⇒◆nr.下げ ⇒-◇nr.下げ ⇒+◆上げ
-1.15P 下がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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△反発.test10MA ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
・決算の内容が評価された銘柄やディフェンシブ株の一角に買いが入った。一方、インフレの高止まりへの懸念が根強いなか、ハイテク関連株に売りが出て相場の重荷となった。

▼wr.Low ⇒ ナスダック総合株価指数は6日続落。
・FRBによる利下げ開始の時期が不透明になるなかで、金利の上昇局面で売られやすいハイテク株を中心に下落。
・ネットフリックスが9%安。--通期の売上高見通しが慎重との受け止めから、売りが膨らんだ。
・エヌビディアは10%安、メタプラットフォームズは4%と下げが目立った。
//◇◆▽◇◆//◆▽◇◆◇◇ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◆▲//◆▽◇◇◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇◆◆//+◇+▲◆+ 原油 82ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円もみあい.154円半ば 原油.△nr.よこばい.82ドル台 
4.20
米ドル/円 154.57 154.60
ユーロ/円 164.74 164.81
ユーロ/米ドル 1.0654 1.0657
英ポンド/円 191.29 191.38
豪ドル/円 99.23 99.27
スイスフラン/円 169.85 169.95 
原油(WTIC原油先物) 82.22 +0.12 +0.15%⇒◆wr逆立.大幅下落 ⇒◆nr.下落 ⇒△nr.よこばい

◇ドル強い 円安維持.154円台 原油.◆nr.下落.82ドル台  
4.19
米ドル/円 154.56 154.58
ユーロ/円 164.50 164.53
ユーロ/米ドル 1.0641 1.0646
英ポンド/円 192.18 192.31
豪ドル/円 99.24 99.32
スイスフラン/円 169.34 169.46
原油(WTIC原油先物) 82.10 -0.59 -0.71%⇒+◆陰上げ.もみあい ⇒◆wr逆立.大幅下落 ⇒◆nr.下落

◆ドルもみあい 円安一服.154円前半 原油.▲wr逆立.大幅下落.82ドル台  
4.18
米ドル/円 154.30 154.33
ユーロ/円 164.67 164.75
ユーロ/米ドル 1.0672 1.0676
英ポンド/円 192.17 192.22
豪ドル/円 99.29 99.34
スイスフラン/円 169.43 169.53
原油(WTIC原油先物) 82.69 -2.67 -3.13%⇒◇nr.よこばい ⇒+◆陰上げ.もみあい ⇒◆wr逆立.大幅下落

ハイテクが重し、企業決算への期待が下支え
1.
・イスラエルの対イラン報復攻撃が限定された規模でイランも損害はないと主張するなど中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りが後退し、寄り付き後、上昇。

・ダウは安心感から買戻しが継続したほか主要企業決算への期待を受けた買いに、終日堅調に推移した。

・一方、ハイテクで利下げ期待を受けた買いが後退したほか、動画配信のネットフリックス(NFLX)株の下落に押され、ナスダックは大幅下落。

・米東部時間18日夜にはイスラエルがイランを空爆したと伝わった。その後イスラエルによる報復攻撃は限定的にとどまりそうだとの見方が広がり、投資家の過度なリスク回避の動きはいったん落ち着いた。ただ、中東情勢が一段と悪化することへの懸念は根強い。ダウ平均の構成銘柄ではユナイテッドヘルス・グループやメルク、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)といったディフェンシブ株の一角に買いが入った。

・FRBによる利下げ開始の時期が不透明になるなかで、金利の上昇局面で売られやすいハイテク株を中心に下げが目立った。市場では「(今後発表される)決算で業績が市場予想を上回っても、マクロ環境の不確実性が上値を抑えやすい」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。ダウ平均の構成銘柄では、マイクロソフトやアップルが売られた。

・米景気の強さを背景に、このところ米連邦準備理事会(FRB)高官からは利下げ転換に慎重な発言が相次いでいる。シカゴ連銀のグールズビー総裁は19日、直近3カ月の米経済指標が底堅さを示したことを受け、「(利下げに)動く前に、(インフレの沈静化が)はっきりするのを待つのが理にかなっている」と語った。

2.
・保険・銀行が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・アメリカン・エキスプレスが6%高。--売上高と1株利益が市場予想を上回り、好感した買いが集まった。
・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も上昇。--24年6月期通期の見通しを上方修正し、買い材料となった。
・ユナイテッドヘルス・グループやメルク、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)といったディフェンシブ株の一角に買いが入った。
・JPモルガン・チェースやコカ・コーラが上昇。

・マイクロソフトやアップルが売られた。
・ナイキやビザは下げた。


3.
・FRBによる利下げ開始の時期が不透明になるなかで、金利の上昇局面で売られやすいハイテク株を中心に下落。
・ネットフリックスが9%安。--通期の売上高見通しが慎重との受け止めから、売りが膨らんだ。
・エヌビディアは10%安、メタプラットフォームズは4%と下げが目立った。
・サーバーソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は第3四半期の暫定決算発表をしなかったため、結果を警戒し、下落。
SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 127.7 -3.46%
★ エヌビディア 762 -10.00%
★ ASML 859.54 -3.32%
◆ インテル 34.2 -2.40%
◆ QCOM クアルコム 157.63 -2.36%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 189.77 -2.34%
◆ AMD 146.64 -1.62%
★ MU ミクロン・テクノロジー 106.77 -4.61%
★ テラダイン 95.97 -4.22%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 132.27 -4.86%
◇ エヌビディア 846.71 +0.76%
◆ ASML 889.03 -2.05%
◆ インテル 35.04 -1.79%
◆ QCOM クアルコム 161.44 -1.75%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 194.32 -2.79%
★ AMD 155.08 -3.75%
★ MU ミクロン・テクノロジー 111.93 -3.78%
◆ テラダイン 100.2 -1.83%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 139.03 -0.55%
★ エヌビディア 840.35 -3.87%
★ ASML 907.61 -7.09%
◆ インテル 35.68 -1.60%
★ QCOM クアルコム 164.32 -2.53%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 199.89 -4.58%
★ AMD 154.02 -3.56%
★ MU ミクロン・テクノロジー 116.33 -4.47%
★ テラダイン 102.07 -2.73%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドルもみあい 円もみあい
//◇◆◇◇◇//▽◇◆◇ 
・ドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、イスラエルがイランへの報復に踏み切ったとの報道でアジア時間に0.6%上昇した後、それをほぼ消す展開。
・円はほぼ変わらず。 鈴木俊一財務相はワシントンで、為替市場の「行き過ぎた動きには適切に対応する」との見解をあらためて示した。

ドル円相場は
⇒¥154.64 ¥0.00 0.00%
⇒¥154.67 ¥0.28 +0.18%
⇒¥154.40 -¥0.32 -0.21%

>>4.16
野村の為替ストラテジスト、後藤祐二朗、宮入祐輔、 茂木仁の3氏
「節目の155円の水準に近づく中で、市場はドル・円相場の突然の下落に敏感になっている」と述べた。
リポートではドル・円相場が一瞬急落した後に、下落が続かなかった点をより重視していると指摘。今回の急激な動きは市場に介入の可能性を一段と意識させ、継続している円安のペースを制限するかもしれないとの考えを示した。

【米国株】
◆S&P500種株価指数は下落
//◆◇▲▽▲//▲◆◆◆◆ 
・S&P500種は5000を割り込み、過去最高値からの下げを拡大。
・ハイテク比重が大きいナスダック100指数は2%余り下げた。

・大型ハイテク株7強「マグニフィセント・セブン」の半数余りが、近日中に四半期決算を発表する。人工知能(AI)の熱狂に支えられた高い期待に応えられるかどうかが焦点。
・この日はAI銘柄として人気の高いエヌビディアが10%安、スーパー・マイクロ・コンピューターが23%安と急落とした。

4.19
LPLファイナンシャルのチーフ・グローバル・ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏
「投資家が期待しているのは単なる強い決算ではなく、強いガイダンスだ」と指摘。
「大型ハイテク企業が何らかの失望をもたらせば、今週売られ過ぎた相場は来週、さらに売られ過ぎの領域に深く突き落とされるだろう」と述べた。

4.19
シティー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
何事も確実ではないとして、特に週末を控えたリスクを考えると市場は神経質な展開が続くだろうと述べた。金融政策に影響を及ぼす可能性があるインフレ率が、引き続き焦点になると。

4.19
ランズバーグ・ベネット・プライベート・ウェルス・マネジメントのマイケル・ランズバーグ最高投資責任者(CIO)
「株式相場がここ数週間に下げているのは、利下げ期待が著しくしぼんでいるからだ。1-3月の強い相場を受けて利益確定の動きがあるのは意外ではない」と述べた。

4.19
ネーションワイドのマーク・ハケット氏
「地政学的および政治的な不透明感にインフレと金利、FRB高官による市場への圧力が加わり、マーケットの顔色と投資家マインドは急速かつ劇的に変化している」と述べた。

【米国債】
◇上昇
//◆◇▲◆▽//▲▲▽▲◇
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・米国債市場では10年債利回りがアジア時間に一時14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げたが、米国時間では1bpまで下げ幅を縮小した。

・米10年債利回り
⇒4.62% -1.2 -0.26%
⇒4.63% 4.7 +1.03%
⇒4.59% -8.0 -1.72%
  
>>4.17
UBSの米州担当最高投資責任者(CIO)、ソリタ・マルチェリ氏
「当社では最近、利下げの時期と規模について予想を後退させたが、連邦公開市場委員会(FOMC)は依然として今年2回の利下げを9月から開始する可能性が非常に高いようだ」と指摘。
「つまり質の高い債券がもたらすリターンへの期待はなお高くて魅力があり、最近の債券安は一時的なものに終わる可能性が高い」と続けた。

>>4.17
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のウィン・シン氏とエリアス・ハダッド氏
前日のパウエル議長の発言を「タカ派そのもの」と表現。
「市場がおのずと金融を引き締めることをFRBは望んでいる。金融環境は緩み過ぎているため、利回り上昇とスプレッド拡大、強いドル、株価の下落の組み合わせが引き締めに必要とされている」と述べた。

【原油】
+上昇
//◆◆◇◆△//◆+▲◆+ 
・イスラエルがイランを攻撃したとの報道直後には急騰したが、その後は押し戻され、地政学を巡るリスクプレミアムがやや低下した。
・この日の相場の反応を見ると、戦闘エスカレートは回避できるとの見方を市場参加者が強めていることが示唆される。一方で、今月に入って価格高騰をヘッジするオプション買いも膨らんでいる。

・WTI先物5月限は前日比41セント(0.5%)高の1バレル=83.14ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は18セント(0.2%)上昇の87.29ドル。

4.19
ライスタッド・エナジーの石油市場調査担当シニアバイスプレジデント、ホルヘ・レオン氏
「当社の分析では、ファンダメンタルズに基づく公正な市場価格は1バレル=83ドルであり、地政学的な懸念に起因する現在のプレミアムを示唆している」と指摘。
「こうした地政学的要因によって、当面は原油相場のボラティリティーが続く可能性が高い」と述べた。

【NY金】
◇上昇
//◇◇▲▽◆//◇◇◆◇◇
・金相場も高い。だがイスラエルによるイラン攻撃が報じられた当初の上げ幅を削る展開となった。
・スラエルがイラン軍事基地をドローンで攻撃したと伝わると、スポット金価格は紛争拡大への懸念からオーバーナイトの取引で一時1.6%高まで買われた。しかし、同攻撃についてイラン国内メディアが控えめに扱っている様子が分かると、一段の地政学リスクを巡る緊張は緩和した。

・金先物6月限は15.80ドル(0.7%)高の2413.80ドル。

4.19
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏
「金に関しては正常なリアクション機能が失われたことがますます明白になっている」と述べる。金は通常、ドルと金利が上がると下がる逆相関の関係にある。
金が年初来で16%上昇している背景には、ロシア・ウクライナ戦争と中東情勢に絡む地政学リスク、中国消費者や中央銀行による旺盛な需要に加え、主要国の債務残高が対国内総生産(GDP)で上昇していること、インフレ再加速の可能性などの要因があると。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,895.85 +18.80 +0.24%
独DAX指数 17,737.36 -100.04 -0.56%
仏CAC指数 8,022.41 -0.85 -0.01%
⇒△nr入首反発 ⇒△nr.買戻し ⇒▽nr.買戻し3  
⇒+nrはらみ.Sup50MA ⇒▽nr反発 ⇒▼拍子木.50MAもみあい 
⇒△nr反発.50MA突破 ⇒▽nr.買戻し.test10MA ⇒-▽陽下げ.もみあい

◆ほぼ変わらず
//▽◆◆◆◆//◇▲◇◇◆
・19日の欧州株はストックス欧州600指数がほぼ変わらず。--地政学的な緊張と金利高止まりへの懸念が背景にある。
・テクノロジー株が下落。

【欧州債】
◇上げる 
//◆◇◆◆◇//◆◆◇◆◇ 
・ドイツ債がほぼ変わらず。
・英国債の利回り曲線はブルスティープ化。イングランド銀行(英中央銀行)当局者がインフレについて深くは懸念していないことを示唆、利下げ見通しが引き上げられた。

>>4.12
ファン・ランスショット・ケンペンのシニア投資ストラテジスト、ユースト・バン・レンダース氏
「イスラエルとイランの動向が注視される中、市場は地政学的リスクの影響を通常よりも大きく受けている」と。中東情勢の緊迫化を受け安全資産に対する需要が高まる中、金価格が最高値を更新するなどの動きが出ている。


・独国債10年物
⇒2.50% +0.00
⇒2.49% +0.03
⇒2.46% -0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.23% -0.04
⇒4.27% +0.01
⇒4.26% -0.04
19日 【日本株】
日経平均 37,068.35 -1,011.35 -2.66%
TOPIX 2,626.32 -51.13 -1.91%
日経平均 ⇒◆Low.50MA割れ ⇒◇nr入首 ⇒◆wrクアトロ.Low
TOPIX  ⇒◆wr.Sup50MA ⇒△入首 ⇒◆wrクアトロ.Low
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【日経平均VI】
日経平均VI 24.43 +2.94 +13.68% ⇒△wr大幅上げ
日経平均VI 21.49 -1.28 -5.62% ⇒◆はらみ.大幅下げ
日経平均VI 22.77 +0.68 +3.08% ⇒▽wr吞込み
--------------------------------------------------------------
・半導体関連メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)がスマホ・PC販売低迷で市場見通しを引き下げたため、需要鈍化が警戒され下落。
・米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受けた利下げ期待の後退。
・外国為替市場ではドルが主要10通貨に対してほぼ全面高。
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19日、日経平均1000円安、中東緊迫化でリスクオフ-金利が低下

・19日の東京株式相場は急落し、日経平均終値の下落率は約1年半ぶりの大きさとなった。
・台湾積体電路製造(TSMC)の半導体市場見通しの引き下げと米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派寄りの発言を受けて下落して始まった日本株は、中東情勢がエスカレートしたことで下げが加速した。
・イスラエルがイランに対しミサイル攻撃を実施したとの報道を受け、投資家の投げ売りが加速した。
・レーザーテック、東京エレクトロン、ディスコといった半導体関連株の下落が目立った。トヨタ自動車を含む自動車株も安い。
・中東情勢の緊迫化で運賃が上昇するとの思惑から日本郵船をはじめとする海運株、原油高からINPEXといった鉱業株は値上がりした。
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SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリスト
・日本株の急落について、日本企業のファンダメンタルズよりも地政学リスクやTSMCの見通し引き下げが嫌気されており、投資家心理の変化による影響が大きいと指摘。
・報復の連鎖につながれば瞬間的な下落が続くため、投資家心理的にも良くない展開だと見ている。

三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト
・「イランが報復する可能性もあり、泥沼化する懸念がある」と指摘。
・被害状況がまだはっきりせず、展望ははっきりしないが、「リスクを取っていた人はポジションを落とすだろう。イスラエル内部の政権交代などがないと終わらないのではないか」と。
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日経平均は急落、半導体大幅安に中東情勢緊張化を受けて一時37000円割れ

・ナスダック安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・日経平均は38000円を割り込んでスタートした後はじりじりと下げ幅を拡大。--値がさ半導体株の下げが影響して、下げ幅は1000円超まで拡大した。
・10時過ぎに「イランの複数個所で爆発音」と伝わったことで、日経平均は一段安の展開となったほか、為替も1ドル153円台に瞬間的に入る動きが見られた。

・プライム市場の9割超の銘柄が下落する全面安の展開となり、取引時間中としては2月9日以来の37000円割れとなった。
・大引けの日経平均は前日比1011.35円安(-2.66%)の37068.35円。

・鉱業、海運業、医薬品の3セクターのみ上昇。
・電気機器、機械、金属製品、精密機器、証券・商品先物取引業などが下落。

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【個別銘柄】INPEX、資生堂、さくらインターネット、東エレク など 


▽INPEX 2409 +36大幅反発。
NY原油相場が時間外取引で急伸しており、同社など石油関連株の手掛かり材料となっている。前日のNY原油先物5月限はほぼ横ばいの82.73ドルであったが、時間外では85ドル台半ばにまで急伸している。
イラク南部で爆発音との報道が伝わったほか、米政府高官ではイスラエルがイランの標的を空爆したことを確認などとも伝わっている。原油需給の先行き懸念が思惑視される状況に。

◆資生堂 4057 -2朝高後に値を消す。
本日は同社やコーセー、花王など化粧品大手の一角で強い動きが目立っている。前日の米国市場では化粧品大手のエスティ・ローダーが4.9%高と大幅上昇しており、国内関連銘柄の刺激材料につながっているとみられる。
エスティ・ローダーの株価上昇はドイチェバンクの高格付け付与が材料になったとみられている。5月発表の決算に対する期待を高めているようだ。

▽さくらインターネット 6190 +1000ストップ高。
経済産業省では、幅広いAI開発者が利用可能な計算資源を整備するため、KDDIやGMOインター、同社など5社に最大725億円の助成を行うと本日発表している。とりわけ、同社への助成額は501億円とされており、より関心が高まる状況になっているようだ。
斎藤経産相では「今後さらに利活用が進む生成AIのモデル開発のため、国内に計算資源を整備することが重要」と語っている。

◆東エレクトロン 33530 -3210大幅続落。
前日の米国市場ではSOX指数が1.7%安となり、東京市場でも半導体関連に売りが集まる展開となっている。台湾TSMCが前日に決算を発表している。
AI向け半導体の需要拡大を背景に第2四半期売上高は最大30%増加するとの見通しを示しているが、2024年の半導体市場見通しは従来予想をやや引き下げており、設備投資計画も据え置き。半導体関連銘柄全般にとって売り材料につながる形へ。

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4.19動いた株・出来た株
◇さくらインターネット<3778> 6180 +990 経産省の支援補助が伝わる。
◇ブロンコビリー<3091> 3765 +225 第1四半期大幅増益決算を好感。
◇石油資源開発<1662> 7070 +380 原油相場の時間外急騰で石油関連として買われる。
◇INPEX<1605> 2490.5 +117.5 地政学リスク高まり受け原油先物が急伸。
◇日本郵船<9101> 4215 +123 海運株高に加えて自己株消却も発表。
◇川崎汽船<9107> 2096.5 +47.5 地政学リスクの高まりによる海運市況の上昇思惑。
◆TOWA<6315> 9620 -1490 半導体株安の中で利食い売りが優勢に。
◆ソシオネクスト<6526> 4042 -471 半導体株安で25日線なども割り込み。
◆日本マイクロニクス<6871> 6640 -730 半導体株安で中小型半導体関連もきつい下げ。
◆レーザーテック<6920> 33860 -3650 TSMC決算受けた米SOX指数下落で。
◆芝浦メカトロニクス<6590> 5910 -630 半導体製造装置の一角として売りが優勢に。
◆野村マイクロ・サイエンス<6254> 4785 -495 中小型半導体関連株が総じてきつい下げ。
◆SCREENホールディングス<7735> 16385 -1680 TSMC関連としての位置づけも高い銘柄であり。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 3965 -365 TSMC設備投資計画据え置きなどで半導体製造装置弱い。
◆東京エレクトロンデバイス<2760> 5550 -490 他の半導体関連の中小型株同様に売り集まる。
◆テラスカイ<3915> 1997 -173 前日にかけて一段高となった反動強まる。
◆東京応化工業<4186> 4031 -347 半導体関連株安もあり25日線が抵抗線に。
◆東京エレクトロン<8035> 33890 -2850 TSMC決算受けた米国半導体株安に押される。
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