*かぶとうし塾


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2024年4月22日月曜日

週明け ◆ドルもみあい 円安一服続く.154円半ば 原油.弱い(◆nr.よこばい).81ドル台 令和6.4.22.Mon

22日 【日本株】
日経平均 37,438.61 +370.26 +1.00%
TOPIX 2,662.46 +36.14 +1.38%
日経平均 ⇒◇nr入首 ⇒◆wrクアトロ.Low ⇒▽nrはらみ
TOPIX  ⇒△入首 ⇒◆wrクアトロ.Low ⇒▽nr反発
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.68 -2.75 -11.26% ⇒▲wr切下げ
日経平均VI 24.43 +2.94 +13.68% ⇒△wr大幅上げ
日経平均VI 21.49 -1.28 -5.62% ⇒◆はらみ.大幅下げ
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・緩和的な金融環境は当面継続、国債買い入れはいずれ減額へ-日銀総裁。
・イラン最高指導者、対イスラエル攻撃を称賛-低い命中率は重要でない。
・マグニフィセント・セブン、株下落の流れ変えられるか-今週から決算。
・ドル・円相場は1ドル=154円台後半、前営業日の日本株終値時点は154円34銭。
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22日、日本株は反発、前週急落の反動で割安株中心に買い-半導体株は下落

・22日の東京株式相場は反発。
・イランとイスラエル間の軍事攻撃が週末にエスカレートせず、地政学的緊張がやや和らいだとの見方から、先週大きく下げた反動の買いが優勢だった。
・電力や金融、鉄鋼などバリュー(割安)株中心に買い戻された。
・ディフェンシブ銘柄への資金シフトで公益株の上昇が目立った。
・19日の米国市場でエヌビディア株が過去4年で最大の下げとなった流れを受け、日本でも半導体などのハイテク株が売られて相場の重しになった。--業界最大手のASMLホールディングと台湾積体電路製造(TSMC)の決算で、半導体セクターの先行きにはやや慎重な見方が強まっている。
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大和証券の坪井裕豪チーフストラテジスト
・金利上昇への備えでバリュー色の強い銘柄が買われやすい。
・今週の日銀金融政策決定会合で国債買い入れについて微修正が加えられる場合には、日本の金利が上昇することも考えられる。
・公益株は、原子力発電所の再稼働や大阪ガスの中期経営計画が材料視されて業界全体に見直し買いのムードがある。
・世界的な地政学リスクの高まりなどもあり、ディフェンシブ性の高い銘柄には逃避先として資金が流れやすくなっている。

リブラ・インベストメンツの佐久間康郎代表取締役
・3月22日に付けた高値から10%程度の調整はあり得ると見ていたので、前週の下げにサプライズはなく、健全な調整とみている。
・中東情勢は後付けで、結局は米国金利の動向が鍵を握る。今年の利下げの織り込みが1回まで減ったが、おそらくゼロになる。コンセンサスが固まるまで日本株は不安定だろう。
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日経平均は大幅反発、半導体株安が重しとなるも全面高の展開に

・週末の中東情勢は小康状態となったことなどから、過度な警戒感が後退し、東京市場は反発で取引を開始。

・プライム市場の多くの銘柄が上昇する全面高のなか、日経平均は反発でスタートし37500円台まで上昇したが、投資判断引き下げ観測などを背景に東京エレクトロン<8035>が大幅続落となったことで、一時前営業日比マイナス圏に入る場面も見られた。
・日経平均はその後切り返したが、半導体株が重しとなりTOPIX優位の地合いとなった。

・大引けの日経平均は前営業日比370.26円高(+1.00%)の37438.61円。

・電気・ガス業、空運業、陸運業、証券・商品先物取引業、食料品などが上昇。
・鉱業、石油・石炭製品の2セクターのみ下落。

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【個別銘柄】日産自、東エレク など 


▲日産自 550.4 -11大幅続落。
先週末に24年3月期の業績下方修正を発表している。営業利益は従来予想の6200億円から5300億円に引き下げ、市場コンセンサスも従来会社予想水準であったとみられる。
下方修正の要因は、販売台数の減少、並びに、インフレの影響などによるサプライヤーのコスト負担を軽減する取り組みなどによるものとしている。足元で為替相場が円安水準となっていたため、下振れには意外感も強いようだ。

▲東エレク 32450 -1080続落。
先週末の米国市場では、エヌビディアが10%安となるなど、SOX指数が4%超の下落となった。TSMCの業界見通し下方修正などが響く形に。
本日の日経平均は地政学リスクの緩和では反発に転じているものの、同社など半導体関連には引き続き売りが優勢となった。なお、同社に関しては、UBS証券が現在想定できるプラス要因の殆どを株価は織り込んだとして、投資判断を「ニュートラル」に格下げしている。

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4.22動いた株・出来た株
◇関西電力<9503> 2437.5 +129.5 電力株は業種別上昇率のトップに。
◇テラスカイ<3915> 2131 +110 先週末の大幅反落で押し目買い向かう。
◇NTTデータグループ<9613> 2362 +115 筑波大などとAI分野で連携が伝わる。
◇北海道電力<9509> 1247 +59.5 泊原発の再稼働期待など根強いもよう。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 3795 -290 米SOX指数の急落で半導体関連には売り。
◆タツモ<6266> 3750 -240 半導体関連株安で連れ安へ。
◆東京精密<7729> 10135 -635 TSMC業界見通し引き下げで米SOX指数が大幅安。
◆ソシオネクスト<6526> 3978 -236 半導体株安の流れが波及へ。
◆野村マイクロ・サイエンス<6254> 4680 -260 中小型半導体関連の一角もきつい下げ。
◆日本マイクロニクス<6871> 6390 -370 半導体関連全面安の流れに押される。
◆TOWA<6315> 9150 -500 生成AI関連含めて半導体関連は軒並み安。
◆スクリーンHD<7735> 15970 -840 大手半導体関連は一斉安の展開に。
◆ディスコ<6146> 47510 -2290 UBS証券では東京エレクとともに投資判断を格下げ。
◆芝浦メカトロニクス<6590> 5780 -260 半導体製造装置の一角として売りが波及。
◆東京エレクトロン<8035> 32170 -1360 UBS証券では投資判断を格下げ。
◆アドバンテスト<6857> 5273 -211 大手半導体製造装置は軒並み安。
◆ローツェ<6323> 24980 -830 半導体株安の中でマド埋めに向かう。
◆SUMCO<3436> 2294.5 -67 半導体株安の流れに押される。
◆日産自動車<7201> 546.7 -14.7 業績下方修正がネガティブインパクトに。
StockCharts ⇒  
4.19
NYダウ   37,986.40 +211.02 +0.56%
NASDAQ 15,282.01 -319.48 -2.05%
S&P500   4,967.23 -43.89 -0.87%

NYダウ(INDU) ⇒◆切下げ ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒△反発.test10MA
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆wr吞込み ⇒◆nr切下げ ⇒▼wr.Low
S&P500(SPX) ⇒◆吞込み ⇒◆nr切下げ ⇒◆陰6.Low
【 SOX指数 】
4,306.87 -184.84(-4.12%) ⇒◆wr逆立 ⇒◆nr.Low ⇒◆wr.Low2

【 VIX恐怖指数 】
18.71 +0.71 (+3.94%) ⇒◆nr.下げ ⇒-◇nr.下げ ⇒+◆上げ
-1.15P 下がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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△反発.test10MA ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
・決算の内容が評価された銘柄やディフェンシブ株の一角に買いが入った。一方、インフレの高止まりへの懸念が根強いなか、ハイテク関連株に売りが出て相場の重荷となった。

▼wr.Low ⇒ ナスダック総合株価指数は6日続落。
・FRBによる利下げ開始の時期が不透明になるなかで、金利の上昇局面で売られやすいハイテク株を中心に下落。
・ネットフリックスが9%安。--通期の売上高見通しが慎重との受け止めから、売りが膨らんだ。
・エヌビディアは10%安、メタプラットフォームズは4%と下げが目立った。
//◆▽◇◆◇◇//◆ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◆▽◇◇◆◇//◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//+◇+▲◆+//- 原油 81ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円安一服続く.154円半ば 原油.弱い(◆nr.よこばい).81ドル台  
4.22
米ドル/円 154.54 154.55
ユーロ/円 164.68 164.78
ユーロ/米ドル 1.0659 1.0661
英ポンド/円 191.17 191.25
豪ドル/円 99.19 99.24
スイスフラン/円 169.70 169.81
原油(WTIC原油先物) 81.96 -0.11 -0.13% ⇒◆nr.下落 ⇒△nr.よこばい ⇒(◆nr.よこばい)

◇ドルもみあい 円もみあい.154円半ば 原油.△nr.よこばい.82ドル台 
4.20
米ドル/円 154.57 154.60
ユーロ/円 164.74 164.81
ユーロ/米ドル 1.0654 1.0657
英ポンド/円 191.29 191.38
豪ドル/円 99.23 99.27
スイスフラン/円 169.85 169.95 
原油(WTIC原油先物) 82.22 +0.12 +0.15%⇒◆wr逆立.大幅下落 ⇒◆nr.下落 ⇒△nr.よこばい

◇ドル強い 円安維持.154円台 原油.◆nr.下落.82ドル台  
4.19
米ドル/円 154.56 154.58
ユーロ/円 164.50 164.53
ユーロ/米ドル 1.0641 1.0646
英ポンド/円 192.18 192.31
豪ドル/円 99.24 99.32
スイスフラン/円 169.34 169.46
原油(WTIC原油先物) 82.10 -0.59 -0.71%⇒+◆陰上げ.もみあい ⇒◆wr逆立.大幅下落 ⇒◆nr.下落

ハイテクが重し、企業決算への期待が下支え
1.
・イスラエルの対イラン報復攻撃が限定された規模でイランも損害はないと主張するなど中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りが後退し、寄り付き後、上昇。

・ダウは安心感から買戻しが継続したほか主要企業決算への期待を受けた買いに、終日堅調に推移した。

・一方、ハイテクで利下げ期待を受けた買いが後退したほか、動画配信のネットフリックス(NFLX)株の下落に押され、ナスダックは大幅下落。

・米東部時間18日夜にはイスラエルがイランを空爆したと伝わった。その後イスラエルによる報復攻撃は限定的にとどまりそうだとの見方が広がり、投資家の過度なリスク回避の動きはいったん落ち着いた。ただ、中東情勢が一段と悪化することへの懸念は根強い。ダウ平均の構成銘柄ではユナイテッドヘルス・グループやメルク、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)といったディフェンシブ株の一角に買いが入った。

・FRBによる利下げ開始の時期が不透明になるなかで、金利の上昇局面で売られやすいハイテク株を中心に下げが目立った。市場では「(今後発表される)決算で業績が市場予想を上回っても、マクロ環境の不確実性が上値を抑えやすい」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。ダウ平均の構成銘柄では、マイクロソフトやアップルが売られた。

・米景気の強さを背景に、このところ米連邦準備理事会(FRB)高官からは利下げ転換に慎重な発言が相次いでいる。シカゴ連銀のグールズビー総裁は19日、直近3カ月の米経済指標が底堅さを示したことを受け、「(利下げに)動く前に、(インフレの沈静化が)はっきりするのを待つのが理にかなっている」と語った。

2.
・保険・銀行が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・アメリカン・エキスプレスが6%高。--売上高と1株利益が市場予想を上回り、好感した買いが集まった。
・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も上昇。--24年6月期通期の見通しを上方修正し、買い材料となった。
・ユナイテッドヘルス・グループやメルク、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)といったディフェンシブ株の一角に買いが入った。
・JPモルガン・チェースやコカ・コーラが上昇。

・マイクロソフトやアップルが売られた。
・ナイキやビザは下げた。


3.
・FRBによる利下げ開始の時期が不透明になるなかで、金利の上昇局面で売られやすいハイテク株を中心に下落。
・ネットフリックスが9%安。--通期の売上高見通しが慎重との受け止めから、売りが膨らんだ。
・エヌビディアは10%安、メタプラットフォームズは4%と下げが目立った。
・サーバーソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は第3四半期の暫定決算発表をしなかったため、結果を警戒し、下落。
SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 127.7 -3.46%
★ エヌビディア 762 -10.00%
★ ASML 859.54 -3.32%
◆ インテル 34.2 -2.40%
◆ QCOM クアルコム 157.63 -2.36%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 189.77 -2.34%
◆ AMD 146.64 -1.62%
★ MU ミクロン・テクノロジー 106.77 -4.61%
★ テラダイン 95.97 -4.22%
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★ TSM 132.27 -4.86%
◇ エヌビディア 846.71 +0.76%
◆ ASML 889.03 -2.05%
◆ インテル 35.04 -1.79%
◆ QCOM クアルコム 161.44 -1.75%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 194.32 -2.79%
★ AMD 155.08 -3.75%
★ MU ミクロン・テクノロジー 111.93 -3.78%
◆ テラダイン 100.2 -1.83%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 139.03 -0.55%
★ エヌビディア 840.35 -3.87%
★ ASML 907.61 -7.09%
◆ インテル 35.68 -1.60%
★ QCOM クアルコム 164.32 -2.53%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 199.89 -4.58%
★ AMD 154.02 -3.56%
★ MU ミクロン・テクノロジー 116.33 -4.47%
★ テラダイン 102.07 -2.73%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円もみあい
//▽◇◆◇◇// 
・ドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、イスラエルがイランへの報復に踏み切ったとの報道でアジア時間に0.6%上昇した後、それをほぼ消す展開。
・円はほぼ変わらず。 鈴木俊一財務相はワシントンで、為替市場の「行き過ぎた動きには適切に対応する」との見解をあらためて示した。

ドル円相場は
⇒¥154.64 ¥0.00 0.00%
⇒¥154.67 ¥0.28 +0.18%
⇒¥154.40 -¥0.32 -0.21%

>>4.16
野村の為替ストラテジスト、後藤祐二朗、宮入祐輔、 茂木仁の3氏
「節目の155円の水準に近づく中で、市場はドル・円相場の突然の下落に敏感になっている」と述べた。
リポートではドル・円相場が一瞬急落した後に、下落が続かなかった点をより重視していると指摘。今回の急激な動きは市場に介入の可能性を一段と意識させ、継続している円安のペースを制限するかもしれないとの考えを示した。

【米国株】
◆S&P500種株価指数は下落
//▲◆◆◆◆// 
・S&P500種は5000を割り込み、過去最高値からの下げを拡大。
・ハイテク比重が大きいナスダック100指数は2%余り下げた。

・大型ハイテク株7強「マグニフィセント・セブン」の半数余りが、近日中に四半期決算を発表する。人工知能(AI)の熱狂に支えられた高い期待に応えられるかどうかが焦点。
・この日はAI銘柄として人気の高いエヌビディアが10%安、スーパー・マイクロ・コンピューターが23%安と急落とした。

4.19
LPLファイナンシャルのチーフ・グローバル・ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏
「投資家が期待しているのは単なる強い決算ではなく、強いガイダンスだ」と指摘。
「大型ハイテク企業が何らかの失望をもたらせば、今週売られ過ぎた相場は来週、さらに売られ過ぎの領域に深く突き落とされるだろう」と述べた。

4.19
シティー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
何事も確実ではないとして、特に週末を控えたリスクを考えると市場は神経質な展開が続くだろうと述べた。金融政策に影響を及ぼす可能性があるインフレ率が、引き続き焦点になると。

4.19
ランズバーグ・ベネット・プライベート・ウェルス・マネジメントのマイケル・ランズバーグ最高投資責任者(CIO)
「株式相場がここ数週間に下げているのは、利下げ期待が著しくしぼんでいるからだ。1-3月の強い相場を受けて利益確定の動きがあるのは意外ではない」と述べた。

4.19
ネーションワイドのマーク・ハケット氏
「地政学的および政治的な不透明感にインフレと金利、FRB高官による市場への圧力が加わり、マーケットの顔色と投資家マインドは急速かつ劇的に変化している」と述べた。

【米国債】
◇上昇
//▲▲▽▲◇//
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・米国債市場では10年債利回りがアジア時間に一時14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げたが、米国時間では1bpまで下げ幅を縮小した。

・米10年債利回り
⇒4.62% -1.2 -0.26%
⇒4.63% 4.7 +1.03%
⇒4.59% -8.0 -1.72%
  
>>4.17
UBSの米州担当最高投資責任者(CIO)、ソリタ・マルチェリ氏
「当社では最近、利下げの時期と規模について予想を後退させたが、連邦公開市場委員会(FOMC)は依然として今年2回の利下げを9月から開始する可能性が非常に高いようだ」と指摘。
「つまり質の高い債券がもたらすリターンへの期待はなお高くて魅力があり、最近の債券安は一時的なものに終わる可能性が高い」と続けた。

>>4.17
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のウィン・シン氏とエリアス・ハダッド氏
前日のパウエル議長の発言を「タカ派そのもの」と表現。
「市場がおのずと金融を引き締めることをFRBは望んでいる。金融環境は緩み過ぎているため、利回り上昇とスプレッド拡大、強いドル、株価の下落の組み合わせが引き締めに必要とされている」と述べた。

【原油】
+上昇
//◆+▲◆+// 
・イスラエルがイランを攻撃したとの報道直後には急騰したが、その後は押し戻され、地政学を巡るリスクプレミアムがやや低下した。
・この日の相場の反応を見ると、戦闘エスカレートは回避できるとの見方を市場参加者が強めていることが示唆される。一方で、今月に入って価格高騰をヘッジするオプション買いも膨らんでいる。

・WTI先物5月限は前日比41セント(0.5%)高の1バレル=83.14ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は18セント(0.2%)上昇の87.29ドル。

4.19
ライスタッド・エナジーの石油市場調査担当シニアバイスプレジデント、ホルヘ・レオン氏
「当社の分析では、ファンダメンタルズに基づく公正な市場価格は1バレル=83ドルであり、地政学的な懸念に起因する現在のプレミアムを示唆している」と指摘。
「こうした地政学的要因によって、当面は原油相場のボラティリティーが続く可能性が高い」と述べた。

【NY金】
◇上昇
//◇◇◆◇◇//
・金相場も高い。だがイスラエルによるイラン攻撃が報じられた当初の上げ幅を削る展開となった。
・スラエルがイラン軍事基地をドローンで攻撃したと伝わると、スポット金価格は紛争拡大への懸念からオーバーナイトの取引で一時1.6%高まで買われた。しかし、同攻撃についてイラン国内メディアが控えめに扱っている様子が分かると、一段の地政学リスクを巡る緊張は緩和した。

・金先物6月限は15.80ドル(0.7%)高の2413.80ドル。

4.19
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏
「金に関しては正常なリアクション機能が失われたことがますます明白になっている」と述べる。金は通常、ドルと金利が上がると下がる逆相関の関係にある。
金が年初来で16%上昇している背景には、ロシア・ウクライナ戦争と中東情勢に絡む地政学リスク、中国消費者や中央銀行による旺盛な需要に加え、主要国の債務残高が対国内総生産(GDP)で上昇していること、インフレ再加速の可能性などの要因があると。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,895.85 +18.80 +0.24%
独DAX指数 17,737.36 -100.04 -0.56%
仏CAC指数 8,022.41 -0.85 -0.01%
⇒△nr入首反発 ⇒△nr.買戻し ⇒▽nr.買戻し3  
⇒+nrはらみ.Sup50MA ⇒▽nr反発 ⇒▼拍子木.50MAもみあい 
⇒△nr反発.50MA突破 ⇒▽nr.買戻し.test10MA ⇒-▽陽下げ.もみあい

◆ほぼ変わらず
//◇▲◇◇◆//
・19日の欧州株はストックス欧州600指数がほぼ変わらず。--地政学的な緊張と金利高止まりへの懸念が背景にある。
・テクノロジー株が下落。

【欧州債】
◇上げる 
//◆◆◇◆◇// 
・ドイツ債がほぼ変わらず。
・英国債の利回り曲線はブルスティープ化。イングランド銀行(英中央銀行)当局者がインフレについて深くは懸念していないことを示唆、利下げ見通しが引き上げられた。

>>4.12
ファン・ランスショット・ケンペンのシニア投資ストラテジスト、ユースト・バン・レンダース氏
「イスラエルとイランの動向が注視される中、市場は地政学的リスクの影響を通常よりも大きく受けている」と。中東情勢の緊迫化を受け安全資産に対する需要が高まる中、金価格が最高値を更新するなどの動きが出ている。


・独国債10年物
⇒2.50% +0.00
⇒2.49% +0.03
⇒2.46% -0.02
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・英国債10年物
⇒4.23% -0.04
⇒4.27% +0.01
⇒4.26% -0.04
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