*かぶとうし塾


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2024年4月15日月曜日

週明け ◆ドルもみあい 円安一服.153円前半 原油.+nr.85ドル台 令和6.4.15.Mon

15日 【日本株】
日経平均 39,232.80 -290.75 -0.74%
TOPIX 2,753.20 -6.44 -0.23%
日経平均 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見
TOPIX  ⇒◇呑込み反発 ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 20.80 +0.83 +4.16% ⇒+◆陰上げ
日経平均VI 19.97 -0.76 -3.67% ⇒▲nr.BigDn
日経平均VI 20.73 +0.26 +1.27% ⇒+▼nr上げ
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・【イスラエル】イラン報復攻撃、大半を迎撃-ハマスは戦闘休止拒否か。
・原油相場に上昇観測、イランとイスラエルの対立激化でリスク見直し。
・ドル・円相場は1ドル=153円前半で推移、前営業日の日本株終値時点は153円21銭。
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15日、日経平均700円超安の場面、中東緊迫化を懸念-輸出や金融株広く売り

・15日の東京株式相場は反落し、下げ幅が一時700円を超えた日経平均株価は約1週間ぶりに3万9000円を割り込んだ。
・イランによるイスラエルへの無人機・ミサイル攻撃で中東情勢が緊迫化したことへの懸念が広がっている。
・電機や自動車など輸出関連株、銀行など金融株、医薬品や不動産株など幅広い業種が安い。
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東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
・イランがイスラエルを攻撃したという事実を受け、地政学リスクを織り込む動き。
・継続的な攻撃はしないとイランが表明していることから、日経平均は3万9000円台を維持できるかといった展開になろう。
・ただ、イスラエル側の行動がどうなるかは分からず、インフレリスクや金利上昇リスク、ドル高リスクが相場の重しとなる。
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日経平均は反落、円安を下支えに売り一巡後は下げ幅縮小し高値引け

・米国株の大幅安や、中東情勢の緊迫化などを受けて、東京株式市場は売り優勢で取引を開始。

・ただ、為替が1ドル153円80銭台まで円安ドル高が進んだことから輸出関連銘柄がしっかり。また、商社株や銀行株、電力株もしっかりだったことから、日経平均は下げ幅をじりじりと縮小し、39200円台まで値を戻し高値引けとなった。

・大引けの日経平均は前営業日比290.75円安(-0.74%)の39232.80円。

・電気・ガス業、海運業、非鉄金属、石油・石炭製品、ゴム製品などが上昇。
・医薬品、空運業、情報・通信業、その他製品、その他金融業などが下落。

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【個別銘柄】アステラス薬、ビックカメラ など 


▲アステラス薬 1446 -125大幅続落。
無形資産の減損損失計上による業績予想の下方修正を発表している。遺伝子治療プログラムAT808に関する無形資産の減損損失約400億円、腎性貧血治療薬エベレンゾTMに関する無形資産の減損損失約160億円をその他の費用として計上。
コアベースの業績予想に変更はないものの、フルベースの営業利益は830億円から130億円に下方修正している。大幅な減損計上をマイナス視する動きが先行。

▽ビックカメラ 1644 +206大幅続伸。
先週末に上半期の決算を発表、営業利益は98億円で前年同期比32.1%増となり、通期予想は従来の158億円から195億円、前期比37.2%増に上方修正している。市場コンセンサスは185億円程度であり、想定以上の上方修正となる形に。
配当性向目標40%から、年間配当金も18円から21円に増額。免税売上の好調持続など、主にビックカメラ単体の収益が想定以上となるようだ。

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4.15動いた株・出来た株
◇ビックカメラ<3048> 1615 +177 想定以上の上方修正をストレートに評価。
◇ローツェ<6323> 29470 +2640 想定以上の好決算や株式分割を引き続き好感。
◇北海道電力<9509> 1208 +84.5 ラピダス向け電力需要の拡大期待など続く。
◇三九州電力<9508> 1667.5 +103 電力株には原発再稼働への期待感が強く。
◇東京電力HD<9501> 1104 +57.5 柏崎刈羽原発への核燃料装填を規制委が承認と。
◇三菱マテリアル<5711> 3225 +117 資源価格の先高期待が続く形で。
◆アステラス製薬<4503> 1469 -102 減損計上による業績予想の下方修正を発表。
◆高島屋<8233> 2371 -151.5 今期以降の増益率鈍化見通しで出尽くし感先行。
StockCharts ⇒  
4.12
NYダウ   7,983.24 -475.84 -1.24%
NASDAQ 16,175.09 -267.10 -1.62%
S&P500   5,123.41 -75.65 -1.45%

NYダウ(INDU) ⇒▼Low ⇒▼nrもみあい ⇒▼Low3
NASDAQ(COMPQ) ⇒-◇陽下げ.様子見 ⇒▽wr逆立.10MA突破 ⇒◆陰.窓埋め.10MA割れ
S&P500(SPX) ⇒◆nr逆立.様子見 ⇒▽陽.窓埋めReg10MA ⇒◆逆立.Sup50MA
【 SOX指数 】
4,745.05 -161.32(-3.29%) ⇒▲nr.Reg10MA ⇒▽wr逆立.10MA突破 ⇒▲逆立.Sup50MA

【 VIX恐怖指数 】
17.31 +2.40 (+16.10%) ⇒◇wr反発 ⇒▲wr吞込み.大幅下落 ⇒△wr逆立.大幅上昇
+16.10P 大幅に上がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▼Low3 ⇒ ダウ工業株30種平均は5日続落。
・インフレや地政学リスクを巡る懸念が投資家心理の悪化につながった。朝方に四半期決算を発表したJPモルガン・チェースが大幅安となり、ダウ平均を下押しした。

◆陰.窓埋め.10MA割れ ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
・前日に過去最高値を更新した後で、週末を前にした持ち高調整の売りが出やすかった。
・エヌビディアやAMDといった半導体関連が軒並み安い。
・メタプラットフォームズとアルファベットも下げた。
//◇◆▽◇◆//◆ ドル円 153円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◆▲//◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇◆◆//+ 原油 85ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円安一服.153円前半 原油.+nr.85ドル台  
4.15
米ドル/円 153.04 153.13
ユーロ/円 162.77 162.85
ユーロ/米ドル 1.0634 1.0637
英ポンド/円 190.51 190.64
豪ドル/円 98.96 99.03
スイスフラン/円 167.62 167.73
原油(WTIC原油先物) 85.63 +0.24 +0.34%⇒◆拍子木 ⇒▲長ひげ.もみあい ⇒+nr

◆ドルもみあい 円安維持.153円台 原油.▲長ひげ.もみあい.85ドル台 
4.13
米ドル/円 153.11 153.14
ユーロ/円 163.12 163.18
ユーロ/米ドル 1.0642 1.0644
英ポンド/円 190.83 190.92
豪ドル/円 99.06 99.15
スイスフラン/円 167.63 167.74
原油(WTIC原油先物) 85.40 -0.07 -0.09% ⇒◇陽 ⇒◆拍子木 ⇒▲長ひげ.もみあい

◇ドルもみあい 円安進む.153円台 原油.◆拍子木.85ドル台  
4.12
米ドル/円 153.21 153.22
ユーロ/円 164.32 164.39
ユーロ/米ドル 1.0725 1.0729
英ポンド/円 192.32 192.40
豪ドル/円 100.15 100.18
スイスフラン/円 168.34 168.43
原油(WTIC原油先物) 85.46 -0.72 -0.84% ⇒▲nr ⇒◇陽 ⇒◆拍子木

冴えない銀行決算や中東情勢の緊迫化を警戒
1.
・冴えない銀行決算や中東情勢の緊迫化を警戒した売りに寄り付き後、大幅下落。

・連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待後退もさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移した。


・終盤にかけて、下げ幅を拡大し終了。

・米国のインフレの沈静化に時間がかかり、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始が市場の想定より遅れるとの懸念が強まっている。ミシガン大学が12日に発表した4月の消費者調査では、1年後の予想インフレ率は3.1%と3月(2.9%)から上昇した。一方、消費者態度指数は77.9と市場予想(79.9)に反して3月(79.4)から低下した。高金利環境が長引き、経済を下押しすることへの警戒も相場の重荷となった。

・ダウ平均の下げ幅は一時580ドルを超えた。低水準で推移していた米株の変動性指数(VIX)は12日、前日比約16%高い17台となった。23年10月以来となる19台に乗せ、不安心理が高まった状態とされる20に迫る場面があった。

2.
・不動産管理・開発が上昇。
・銀行、半導体・同製造装置が下落。

・携帯端末のアップル(AAPL)は新型「M4」チップ搭載のマック発売との報道を背景とした期待感に買いが継続。


・ウォルト・ディズニーやボーイング、ゴールドマン・サックスの下げが目立つ。
・アマゾン・ドット・コムとマイクロソフトも安い。
・銀行のJPモルガン(JPM)は、四半期決算で、純金利収入が予想を下回ったほか、経費が想定以上に膨らんだことが嫌気され、下落。
・ウェルズ・ファーゴ(WFC)は第1四半期決算で、純金利収入が減少し、売られた。
・ホームセンター運営のロウズ(LOW)やホーム・デポ(HD)は金利の高止まりで売上が低迷するとの懸念に、下落。

3.
・前日に過去最高値を更新した後で、週末を前にした持ち高調整の売りが出やすかった。
・エヌビディアやAMDといった半導体関連が軒並み安い。
・インテルも下げが目立った。中国が自国内の通信網から外国製半導体の締め出しを進めていることを巡り、「インテルとアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)に影響がありそうだ」と。
SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 142.52 -3.18%
★ エヌビディア 881.86 -2.68%
★ ASML 961.84 -3.06%
★ インテル 35.69 -5.16%
◆ QCOM クアルコム 171.29 -2.19%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 207.86 -2.40%
★ AMD 163.28 -3.52%
★ MU ミクロン・テクノロジー 122.52 -3.91%
★ テラダイン 105.87 -3.28%
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◇ TSM 147.2 +0.67%
☆ エヌビディア 906.16 +4.11%
◇ ASML 992.18 +1.80%
◇ インテル 37.63 +1.16%
◇ QCOM クアルコム 175.13 +2.50%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 212.98 +1.78%
☆ AMD 170.5 +3.52%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 127.51 +4.35%
☆ テラダイン 109.46 +2.88%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 146.22 +0.56%
◇ エヌビディア 870.39 +1.97%
◆ ASML 974.61 -1.54%
★ インテル 37.2 -2.95%
★ QCOM クアルコム 170.86 -2.68%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 209.25 -0.55%
★ AMD 167.14 -3.97%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 122.2 -0.35%
★ テラダイン 106.4 -4.31%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円安維持
//◇◆◇◇◇// 
・ドル指数が上昇。イスラエルがイランからの直接攻撃に警戒しているとの報道が手掛かりとなった。週間では約1年半ぶりの大幅高。
・円は対ドルでほぼ横ばいの1ドル=153円25銭近辺。朝方には中東情勢に関する報道に反応して円が大きく上昇し、一時152円59銭を付ける場面もあった。

ドル円相場は
⇒¥153.26 -¥0.01 -0.01%
⇒¥153.25 ¥0.09 +0.06%
⇒¥153.16 ¥1.40 +0.92%

>>4.11
バンク・オブ・アメリカ(BofA)などのストラテジスト
日本当局による新たな介入ラインとして、1ドル=155円の可能性が強まっているとみている。

【米国株】
▲下落
//◆◇▲▽▲// 
・12日の米金融市場では、地政学リスクの高まりから株式相場が大幅安。
・一方で逃避需要から国債やドルを買う動きが広がった。
・この日の午前中にブルームバーグ・ニュースは、イスラエルがイランから直接もしくはイランの代理勢力から数日中に無人機やミサイルで政府目標が攻撃を受ける可能性に備えていると報道。

・S&P500種株価指数は1.5%安で終了。銀行や半導体が特に大きく下げた。
・JPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴでは、純金利収入が市場予想を下回った。
・シティグループは利益が予想を上回った。--企業による資金調達が活発化したほか、消費者のクレジットカード利用が増えた。高金利の長期化が大手行の追い風となっている兆しを示した。

4.12
ミラー・タバクのマット・メイリー氏
投資家は地政学的問題にあまりに無関心だと指摘。
「金・原油市場は、この危機が市場に与える有意な影響を織り込んできており、株式市場がこれに追随する可能性はゼロではない」と。--「言い換えれば、投資家は今後数日から数週間は機敏に動く姿勢を維持したいだろう」と述べた。

4.12
シテー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
「12日の市場ではリスクがメニューから外れた」と指摘。
「週末を控え、投資家はリスク資産へのエクスポージャーを減らしている。何かが起きた場合に、リスク資産は下げる恐れがあるとの懸念が背景にある」と。


4.12
カーステン・フリッチ氏らコメルツ銀行のアナリスト
イスラエルとイランによる直接衝突となった場合、中東での対立が激化し、原油価格の大幅な上昇につながると指摘。
中東情勢やウクライナによるロシアのエネルギーインフラへの攻撃などを受けた地政学的緊張の悪化を背景に、原油のオプション市場では強気の動きが広がっている。

4.12
インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トレス氏
直近の動きについて、投資家心理と高い株式バリュエーションが地政学的対立や根強いインフレ、原油価格に対していかに脆弱(ぜいじゃく)であるかを示していると。
「投資家は、米緩和サイクルの開始時期の予想を後ずれさせている。米金融政策に代わり地政学が市場のボラティリティーを左右する重要要素の一つになる可能性がある」と分析。

【米国債】
▽急伸
//◆◇▲◆▽//
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・中東での対立悪化が予想される中で、逃避先として買いが集まった。
・この日発表された経済指標にも、リスク選好の後退を反転させる力はなかった。4月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は市場の予想以上に低下。

・米10年債利回り
⇒4.52% -6.7 -1.46%
⇒4.59% 4.3 +0.95%
⇒4.54% 18.2 +4.17%
  
4.12
アメリベット・セキュリティーズの米金利トレーディング・戦略責任者、グレゴリー・ファラネロ氏
「売られ過ぎの市場環境に加え、週末を控えて米国債への逃避買いに弾みがついたことで」債券は上昇していると分析。
「今年はわずか数回の利下げしか織り込まれておらず、このところの2年債と5年債利回り上昇を受けて、短期的に逃避先としての十分な価値を見いだせる」と述べた。

4.12
ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)
米金融当局による年内の利下げは多くて2回とみている。また同氏は、インフレの抑制は困難なものになるとの見方を示した。
フィンク氏は、自身が当局者なら「インフレ率が2.8-3%になれば、勝利宣言をして終了だ」と述べた。これは、当局の目標2%をなお上回る水準だと。

【原油】
△上昇
//◆◆◇◆△// 
・北海ブレントは一時大きく上げ、昨年10月以来の高値を付けた。--イスラエルがイランの攻撃を受ける可能性に備えているとのブルームバーグ報道が手掛かり。
・中東地域は世界原油生産の3分の1を占めており、大規模な供給混乱の可能性が意識された。


・WTI先物5月限は64セント(0.8%)高の1バレル=85.66ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は71セント(0.8%)上昇し、90.45ドル。

4.12
CIBCプライベート・ウェルスのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・バビン氏
「イランが直接関与する事態になれば、中東での供給混乱の可能性が高まる」と指摘。
「週末に何らかの動きがあるリスクが大きい中で、この上昇局面で売りを出す投資家はほとんどいない」と述べた。

【NY金】
◆反落
//◇◇▲▽◆//
・一時は大きく上げて最高値を更新したが、上昇は行き過ぎとの見方から利益確定売りが広がった。
・スポット価格は一時2.5%高の1オンス=2431.52ドルと、初めて2400ドルを上回ったが、その後反転して1.6%安まで売られた。

・金先物6月限は同1.40ドル(0.1%)高の2374.10ドル。

4.12
「相場が上げ過ぎたための手仕舞い売り」と指摘。その上で「手仕舞い売りや相場調整は長くは続かず、非常に強い買いの機会を提供することになるだろう」と述べた。
金の相対力指数(RSI、14日間)は80近くで推移してきており、一部の投資家が買われ過ぎとみる水準を大きく超えている。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,995.58 +71.78 +0.91%
独DAX指数 17,930.32 -24.16 -0.13%
仏CAC指数 8,010.83 -12.91 -0.16%
⇒△クアトロ.Sup10MA ⇒▲拍子木.10MA割れ ⇒△逆立  
⇒+▼nrはらみ.様子見 ⇒▼逆立Low ⇒▲nrもみあい・様子見 
⇒▼陰.よこばい調整 ⇒▼陰3.もみあい ⇒◆wr吞込み.Reg10MA

◆ほぼ横ばい
//▽◆◆◆◆//
・中東情勢の緊迫化が投資家心理の重しとなった。--欧州中央銀行(ECB)が近く利下げに踏み切る可能性を示唆したことを受け、前日は買いが優勢だった。
・投資家の不安心理の度合いを示すユーロSTOXX50ボラティリティ指数は12日に18.79となり、2023年10月以来の高さを付けた。
・欧州600種自動車・部品株指数は1.18%、旅行・娯楽関連株指数は1.16%それぞれ下げた。
・石油価格の値上がりや地政学的リスク、世界経済の不透明感を背景に石油・ガス株指数は2.46%高。

【欧州債】
◇国債利回りが大きく低下
//◆◇◆◆◇// 
・中東の紛争拡大リスクの高まりを背景に安全資産に資金が流入していることも、ユーロ圏国債の利回り低下につながっている。
・市場関係者は、イランがイスラエルに対する報復攻撃を実施するとの懸念で市場心理が圧迫される中、ユーロ圏国債のショートポジションを手仕舞う動きが出ていると指摘。
4.12
ファン・ランスショット・ケンペンのシニア投資ストラテジスト、ユースト・バン・レンダース氏
「イスラエルとイランの動向が注視される中、市場は地政学的リスクの影響を通常よりも大きく受けている」と。中東情勢の緊迫化を受け安全資産に対する需要が高まる中、金価格が最高値を更新するなどの動きが出ている。


・独国債10年物
⇒2.36% -0.10
⇒2.46% +0.03
⇒2.44% +0.06
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・英国債10年物
⇒4.14% -0.06
⇒4.20% +0.05
⇒4.15% +0.12
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