*かぶとうし塾


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2024年4月13日土曜日

◆ドルもみあい 円安維持.153円台 原油.▲長ひげ.もみあい.85ドル台 令和6.4.13.Sat

StockCharts ⇒  
4.12
NYダウ   7,983.24 -475.84 -1.24%
NASDAQ 16,175.09 -267.10 -1.62%
S&P500   5,123.41 -75.65 -1.45%

NYダウ(INDU) ⇒▼Low ⇒▼nrもみあい ⇒▼Low3
NASDAQ(COMPQ) ⇒-◇陽下げ.様子見 ⇒▽wr逆立.10MA突破 ⇒◆陰.窓埋め.10MA割れ
S&P500(SPX) ⇒◆nr逆立.様子見 ⇒▽陽.窓埋めReg10MA ⇒◆逆立.Sup50MA
【 SOX指数 】
4,745.05 -161.32(-3.29%) ⇒▲nr.Reg10MA ⇒▽wr逆立.10MA突破 ⇒▲逆立.Sup50MA

【 VIX恐怖指数 】
17.31 +2.40 (+16.10%) ⇒◇wr反発 ⇒▲wr吞込み.大幅下落 ⇒△wr逆立.大幅上昇
+16.10P 大幅に上がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▼Low3 ⇒ ダウ工業株30種平均は5日続落。
・インフレや地政学リスクを巡る懸念が投資家心理の悪化につながった。朝方に四半期決算を発表したJPモルガン・チェースが大幅安となり、ダウ平均を下押しした。

◆陰.窓埋め.10MA割れ ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
・前日に過去最高値を更新した後で、週末を前にした持ち高調整の売りが出やすかった。
・エヌビディアやAMDといった半導体関連が軒並み安い。
・メタプラットフォームズとアルファベットも下げた。
//◆◇◆◇◆//◇◆▽◇◆ ドル円 153円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇◇◆//◇◆◆◆▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◇▽◇▽//_◆◇◆◆ 原油 85ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
◆ドルもみあい 円安維持.153円台 原油.▲長ひげ.もみあい.85ドル台 
4.13
米ドル/円 153.11 153.14
ユーロ/円 163.12 163.18
ユーロ/米ドル 1.0642 1.0644
英ポンド/円 190.83 190.92
豪ドル/円 99.06 99.15
スイスフラン/円 167.63 167.74
原油(WTIC原油先物) 85.40 -0.07 -0.09% ⇒◇陽 ⇒◆拍子木 ⇒▲長ひげ.もみあい

◇ドルもみあい 円安進む.153円台 原油.◆拍子木.85ドル台  
4.12
米ドル/円 153.21 153.22
ユーロ/円 164.32 164.39
ユーロ/米ドル 1.0725 1.0729
英ポンド/円 192.32 192.40
豪ドル/円 100.15 100.18
スイスフラン/円 168.34 168.43
原油(WTIC原油先物) 85.46 -0.72 -0.84% ⇒▲nr ⇒◇陽 ⇒◆拍子木

▽ドル反発 円安進む.152円後半 原油.◇陽.86ドル台  
4.11
米ドル/円 152.98 153.01
ユーロ/円 164.35 164.38
ユーロ/米ドル 1.0742 1.0746
英ポンド/円 191.80 191.87
豪ドル/円 99.63 99.66
スイスフラン/円 167.56 167.65
原油(WTIC原油先物) 86.20 +0.92 +1.08% ⇒-▽nr下げ ⇒▲nr ⇒◇陽

冴えない銀行決算や中東情勢の緊迫化を警戒
1.
・冴えない銀行決算や中東情勢の緊迫化を警戒した売りに寄り付き後、大幅下落。

・連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待後退もさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移した。


・終盤にかけて、下げ幅を拡大し終了。

・米国のインフレの沈静化に時間がかかり、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始が市場の想定より遅れるとの懸念が強まっている。ミシガン大学が12日に発表した4月の消費者調査では、1年後の予想インフレ率は3.1%と3月(2.9%)から上昇した。一方、消費者態度指数は77.9と市場予想(79.9)に反して3月(79.4)から低下した。高金利環境が長引き、経済を下押しすることへの警戒も相場の重荷となった。

・ダウ平均の下げ幅は一時580ドルを超えた。低水準で推移していた米株の変動性指数(VIX)は12日、前日比約16%高い17台となった。23年10月以来となる19台に乗せ、不安心理が高まった状態とされる20に迫る場面があった。

2.
・不動産管理・開発が上昇。
・銀行、半導体・同製造装置が下落。

・携帯端末のアップル(AAPL)は新型「M4」チップ搭載のマック発売との報道を背景とした期待感に買いが継続。


・ウォルト・ディズニーやボーイング、ゴールドマン・サックスの下げが目立つ。
・アマゾン・ドット・コムとマイクロソフトも安い。
・銀行のJPモルガン(JPM)は、四半期決算で、純金利収入が予想を下回ったほか、経費が想定以上に膨らんだことが嫌気され、下落。
・ウェルズ・ファーゴ(WFC)は第1四半期決算で、純金利収入が減少し、売られた。
・ホームセンター運営のロウズ(LOW)やホーム・デポ(HD)は金利の高止まりで売上が低迷するとの懸念に、下落。

3.
・前日に過去最高値を更新した後で、週末を前にした持ち高調整の売りが出やすかった。
・エヌビディアやAMDといった半導体関連が軒並み安い。
・インテルも下げが目立った。中国が自国内の通信網から外国製半導体の締め出しを進めていることを巡り、「インテルとアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)に影響がありそうだ」と。
SOX指数 銘柄 ⇒
★ TSM 142.52 -3.18%
★ エヌビディア 881.86 -2.68%
★ ASML 961.84 -3.06%
★ インテル 35.69 -5.16%
◆ QCOM クアルコム 171.29 -2.19%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 207.86 -2.40%
★ AMD 163.28 -3.52%
★ MU ミクロン・テクノロジー 122.52 -3.91%
★ テラダイン 105.87 -3.28%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 147.2 +0.67%
☆ エヌビディア 906.16 +4.11%
◇ ASML 992.18 +1.80%
◇ インテル 37.63 +1.16%
◇ QCOM クアルコム 175.13 +2.50%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 212.98 +1.78%
☆ AMD 170.5 +3.52%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 127.51 +4.35%
☆ テラダイン 109.46 +2.88%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 146.22 +0.56%
◇ エヌビディア 870.39 +1.97%
◆ ASML 974.61 -1.54%
★ インテル 37.2 -2.95%
★ QCOM クアルコム 170.86 -2.68%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 209.25 -0.55%
★ AMD 167.14 -3.97%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 122.2 -0.35%
★ テラダイン 106.4 -4.31%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドルもみあい 円安維持
//◇◆◇◆▽//◇◆◇◇◇ 
・ドル指数が上昇。イスラエルがイランからの直接攻撃に警戒しているとの報道が手掛かりとなった。週間では約1年半ぶりの大幅高。
・円は対ドルでほぼ横ばいの1ドル=153円25銭近辺。朝方には中東情勢に関する報道に反応して円が大きく上昇し、一時152円59銭を付ける場面もあった。

ドル円相場は
⇒¥153.26 -¥0.01 -0.01%
⇒¥153.25 ¥0.09 +0.06%
⇒¥153.16 ¥1.40 +0.92%

>>4.11
バンク・オブ・アメリカ(BofA)などのストラテジスト
日本当局による新たな介入ラインとして、1ドル=155円の可能性が強まっているとみている。

【米国株】
▲下落
//◆◆◇▲▽//◆◇▲▽▲ 
・12日の米金融市場では、地政学リスクの高まりから株式相場が大幅安。
・一方で逃避需要から国債やドルを買う動きが広がった。
・この日の午前中にブルームバーグ・ニュースは、イスラエルがイランから直接もしくはイランの代理勢力から数日中に無人機やミサイルで政府目標が攻撃を受ける可能性に備えていると報道。

・S&P500種株価指数は1.5%安で終了。銀行や半導体が特に大きく下げた。
・JPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴでは、純金利収入が市場予想を下回った。
・シティグループは利益が予想を上回った。--企業による資金調達が活発化したほか、消費者のクレジットカード利用が増えた。高金利の長期化が大手行の追い風となっている兆しを示した。

4.12
ミラー・タバクのマット・メイリー氏
投資家は地政学的問題にあまりに無関心だと指摘。
「金・原油市場は、この危機が市場に与える有意な影響を織り込んできており、株式市場がこれに追随する可能性はゼロではない」と。--「言い換えれば、投資家は今後数日から数週間は機敏に動く姿勢を維持したいだろう」と述べた。

4.12
シテー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
「12日の市場ではリスクがメニューから外れた」と指摘。
「週末を控え、投資家はリスク資産へのエクスポージャーを減らしている。何かが起きた場合に、リスク資産は下げる恐れがあるとの懸念が背景にある」と。


4.12
カーステン・フリッチ氏らコメルツ銀行のアナリスト
イスラエルとイランによる直接衝突となった場合、中東での対立が激化し、原油価格の大幅な上昇につながると指摘。
中東情勢やウクライナによるロシアのエネルギーインフラへの攻撃などを受けた地政学的緊張の悪化を背景に、原油のオプション市場では強気の動きが広がっている。

4.12
インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トレス氏
直近の動きについて、投資家心理と高い株式バリュエーションが地政学的対立や根強いインフレ、原油価格に対していかに脆弱(ぜいじゃく)であるかを示していると。
「投資家は、米緩和サイクルの開始時期の予想を後ずれさせている。米金融政策に代わり地政学が市場のボラティリティーを左右する重要要素の一つになる可能性がある」と分析。

【米国債】
▽急伸
//▲▲◇◇◆//◆◇▲◆▽
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・中東での対立悪化が予想される中で、逃避先として買いが集まった。
・この日発表された経済指標にも、リスク選好の後退を反転させる力はなかった。4月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は市場の予想以上に低下。

・米10年債利回り
⇒4.52% -6.7 -1.46%
⇒4.59% 4.3 +0.95%
⇒4.54% 18.2 +4.17%
  
4.12
アメリベット・セキュリティーズの米金利トレーディング・戦略責任者、グレゴリー・ファラネロ氏
「売られ過ぎの市場環境に加え、週末を控えて米国債への逃避買いに弾みがついたことで」債券は上昇していると分析。
「今年はわずか数回の利下げしか織り込まれておらず、このところの2年債と5年債利回り上昇を受けて、短期的に逃避先としての十分な価値を見いだせる」と述べた。

4.12
ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)
米金融当局による年内の利下げは多くて2回とみている。また同氏は、インフレの抑制は困難なものになるとの見方を示した。
フィンク氏は、自身が当局者なら「インフレ率が2.8-3%になれば、勝利宣言をして終了だ」と述べた。これは、当局の目標2%をなお上回る水準だと。

【原油】
△上昇
//◇◇◇▽◇//◆◆◇◆△ 
・北海ブレントは一時大きく上げ、昨年10月以来の高値を付けた。--イスラエルがイランの攻撃を受ける可能性に備えているとのブルームバーグ報道が手掛かり。
・中東地域は世界原油生産の3分の1を占めており、大規模な供給混乱の可能性が意識された。


・WTI先物5月限は64セント(0.8%)高の1バレル=85.66ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は71セント(0.8%)上昇し、90.45ドル。

4.12
CIBCプライベート・ウェルスのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・バビン氏
「イランが直接関与する事態になれば、中東での供給混乱の可能性が高まる」と指摘。
「週末に何らかの動きがあるリスクが大きい中で、この上昇局面で売りを出す投資家はほとんどいない」と述べた。

【NY金】
◆反落
//◇◇◇◆◇//◇◇▲▽◆
・一時は大きく上げて最高値を更新したが、上昇は行き過ぎとの見方から利益確定売りが広がった。
・スポット価格は一時2.5%高の1オンス=2431.52ドルと、初めて2400ドルを上回ったが、その後反転して1.6%安まで売られた。

・金先物6月限は同1.40ドル(0.1%)高の2374.10ドル。

4.12
「相場が上げ過ぎたための手仕舞い売り」と指摘。その上で「手仕舞い売りや相場調整は長くは続かず、非常に強い買いの機会を提供することになるだろう」と述べた。
金の相対力指数(RSI、14日間)は80近くで推移してきており、一部の投資家が買われ過ぎとみる水準を大きく超えている。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,995.58 +71.78 +0.91%
独DAX指数 17,930.32 -24.16 -0.13%
仏CAC指数 8,010.83 -12.91 -0.16%
⇒△クアトロ.Sup10MA ⇒▲拍子木.10MA割れ ⇒△逆立  
⇒+▼nrはらみ.様子見 ⇒▼逆立Low ⇒▲nrもみあい・様子見 
⇒▼陰.よこばい調整 ⇒▼陰3.もみあい ⇒◆wr吞込み.Reg10MA

◆ほぼ横ばい
//_◆◇◇▲//▽◆◆◆◆
・中東情勢の緊迫化が投資家心理の重しとなった。--欧州中央銀行(ECB)が近く利下げに踏み切る可能性を示唆したことを受け、前日は買いが優勢だった。
・投資家の不安心理の度合いを示すユーロSTOXX50ボラティリティ指数は12日に18.79となり、2023年10月以来の高さを付けた。
・欧州600種自動車・部品株指数は1.18%、旅行・娯楽関連株指数は1.16%それぞれ下げた。
・石油価格の値上がりや地政学的リスク、世界経済の不透明感を背景に石油・ガス株指数は2.46%高。

【欧州債】
◇国債利回りが大きく低下
//_◆◇◇◆//◆◇◆◆◇ 
・中東の紛争拡大リスクの高まりを背景に安全資産に資金が流入していることも、ユーロ圏国債の利回り低下につながっている。
・市場関係者は、イランがイスラエルに対する報復攻撃を実施するとの懸念で市場心理が圧迫される中、ユーロ圏国債のショートポジションを手仕舞う動きが出ていると指摘。
4.12
ファン・ランスショット・ケンペンのシニア投資ストラテジスト、ユースト・バン・レンダース氏
「イスラエルとイランの動向が注視される中、市場は地政学的リスクの影響を通常よりも大きく受けている」と。中東情勢の緊迫化を受け安全資産に対する需要が高まる中、金価格が最高値を更新するなどの動きが出ている。


・独国債10年物
⇒2.36% -0.10
⇒2.46% +0.03
⇒2.44% +0.06
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.14% -0.06
⇒4.20% +0.05
⇒4.15% +0.12
12日 【日本株】
日経平均 39,523.55 +80.92 +0.21%
TOPIX 2,759.64 +12.68 +0.46%
日経平均 ⇒-nrはらみ.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒+◆nr上げ.様子見
TOPIX  ⇒ -△nrはらみ.様子見 ⇒◇呑込み反発 ⇒+◆nr上げ.様子見
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 19.97 -0.76 -3.67% ⇒▲nr.BigDn
日経平均VI 20.73 +0.26 +1.27% ⇒+▼nr上げ
日経平均VI 20.47 +0.35 +1.74% ⇒+nr.上げる
--------------------------------------------------------------
・3月の米PPI、11カ月ぶりの大幅上昇-一部項目では伸び鈍化。
・アップルがMacシリーズ刷新へ、新型「M4」チップ搭載-関係者。
・ドル・円相場は1ドル=153円台前半で推移、前日の日本株終値時点は152円97銭。
--------------------------------------------------------------
12日、日本株は上昇、三井不の経営計画受け不動産株が大幅高-半導体も高い

・12日の東京株式相場は上昇。
・三井不動産が発表した資本効率改善策が好感されて不動産株が急騰した。
・米ハイテク株の反発を受けて半導体関連株も高い。
--------------------------------------------------------------
大和証券の柴田光浩シニアストラテジスト
・為替も米国の消費者物価発表以降円安気味で推移しており、昨日の下げの一部を取り戻した。
・三井不の中期経営計画の印象が良かったことで不動産株が上昇。横並び的な動きへの期待もあるだろう。
・来週以降、世界の半導体関連の決算が発表される。台湾積体電路製造(TSMC)やASMLホールディングなどが見通しを引き上げれば、日本のグロース株、半導体株などが物色されると期待される。

みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト
・米連邦準備制度理事会(FRB)内からの年内利下げ限定といった発言は米景気が強いことの裏返しで、株式市場にとって安定化要因。
・米国株は金利上昇後のハイテク関連の下げが小さく、弱気にみていた投資家の買い戻しが入っているようだ。
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日経平均は続落、円安で下げ渋るも円買い介入警戒が重しに

・ナスダック上昇や為替の円安などを材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・指数ウェートが大きいファーストリテ<9983>の下げが重しとなったが、半導体関連が上昇したことで日経平均は前日比プラス圏で推移した。
一時25日移動平均線を上回る場面も見られたが、上値は重く終値ベースでは25日線を下回った。

・本日は寄付きで4月オプション特別清算指数(速報値:39820.59円)算出に絡んだ売買が入ったことから、プライム市場の売買代金は4.5兆円台まで膨らんだ。
・大引けの日経平均は前日比80.92円高(+0.21%)の39523.55円。

・不動産業の上げが目立ったほか、その他金融業、ガラス・土石製品、水産・農林業、食料品などが上昇。
・石油・石炭製品、小売業、電気・ガス業、海運業、鉄鋼などが下落。

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【個別銘柄】松屋、三菱地所、村田製、三井不 など 


▲松屋 1014 -24大幅続落。
前日に24年2月期の決算を発表、営業利益は29.7億円で前期比8.6倍となり、第3四半期決算時に上方修正した水準の23億円も大きく上回っている。一方、25年2月期は25億円で同15.9%減と一転2ケタ減益ガイダンスとなっており、ネガティブな反応が先行する形に。
売上成長鈍化などによって、人件費などのコスト増がカバーしきれないものとみられる。

▽三菱地所 3058 +198大幅反発。
本日は不動産セクターが大幅高、東京都のオフィス空室率の大幅な改善、三井不動産の株主還元策強化などが手掛かり材料になっているとみられる。また、同社に関しては、みずほ証券が投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も2100円から3400円に引き上げている。
25年3月期営業利益はコンセンサスを上回ると予想しているほか、丸の内事業の開示なども期待材料になるとみているもよう。

▽村田製 2830.5 +76大幅続伸。
ジェフリーズ証券では電子部品セクターの調査を開始、同社は投資判断「バイ」でカバレッジを引き継ぎ、目標株価を3400円とした。
円安や収益体質強化で在庫調整下でも安定した収益を計上、25年3月期に向けては自動車用MLCCの回復に加え、下期はPC、サーバー向けの回復も期待でき、営業利益は再度3000億円超を予想。
同社の他、TDK、太陽誘電、ニデック、ミネベアミツミ、Nisshaを買い推奨。

▽三井不 1675 +121.5大幅反発。
前日に発表した新経営計画への評価が先行したようだ。27年3月期数値目標として、EPS年平均成長率8%以上、ROE8.5%以上、事業利益4400億円以上、純利益2700億円以上などを掲げる。利益水準は市場の期待値をやや上回る水準に。
また、総還元性向目標を現行の45%から50%以上に引き上げ、配当性向を従来の30%程度から35%程度に引き上げており、累進配当もコミットしている。

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4.12動いた株・出来た株
◇さくらインターネット<3778> 5940 +630 マイクロソフトのデータセンター拡充材料に関連株人気が継続。
◇三井不動産<8801> 1681.5 +128 新経営計画に対する評価が先行へ。
◇住友不動産<8830> 6053 +445 不動産株高にみずほ証券の格上げも支援。
◇三菱地所<8802> 3076 +216 みずほ証券では買い推奨に格上げ。
◇TOWA<6315> 10170 +470 生成AI関連色強い半導体関連として。
◇浜松ホトニクス<6965> 5740 +214 IOWN関連として関心向かう展開へ。
◆三井E&S<7003> 1767 -129 25日線レベルでリバウンドも一服感。
◆松屋<8237> 997 -41 前期上振れ着地だが今期の2ケタ減益見通しを嫌気。
◆ファーストリテイリング<9983> 42500 -1600 第2四半期決算はコンセンサス小幅下振れ。
◆Appier Group<4180> 1352 -40 中小型グロースは相対的に上値の重い動きで。
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