*かぶとうし塾


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2023年6月9日金曜日

◆ドル下落 円安一服 原油.▼逆立ち下落.71ドル台 令和5.6.9.Fri

9日 【日本株】
日経225  32,265.17 +623.90 +1.97%
TOPIX 2,224.32 +32.82 +1.50%
日経平均 ⇒ ◆吞込み.調整へ ⇒ ◆陰.調整2 ⇒ ◇反発.Brゾーン
TOPIX  ⇒ ◆拍子木.調整へ ⇒ ◆陰.調整2 ⇒ ◇反発.Brゾーン
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.59 -1.57 -6.78% ⇒ ◆下げ.Zone割れ
日経平均VI 23.16 +1.18 +5.37% ⇒ ▽陽.20越え続く
日経平均VI 21.98 +0.83 +3.92% ⇒ ◇逆立浮上.High3
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・米新規失業保険申請が急増、21年以来の高水準-冷え込みの兆候か。
・ETFを持ち続けることも選択肢、出口局面で議論-植田日銀総裁。
・ドル・円相場は1ドル=139円台前半で推移、前日の日本株終値時点は139円83銭。
・中国、デフレリスクが経済の重しに-利下げ求める声広がる。
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9日、日本株3日ぶり反発、米利上げ警戒和らぐ-商社や電機など幅広く上昇

・9日、東京株式相場は3日ぶりに反発。
米国で先週の新規失業保険申請件数が市場予想を上回る増加ぶりを示し、利上げへの警戒が和らいだ。

・商社株が大幅に上昇し、電機や輸送用機器、機械といった輸出関連など海外景気敏感業種を中心に値上がりした。

・医薬品や電気・ガスなど内需関連も高く、幅広い業種が上昇。
・世界経済動向の影響を受けにくい医薬品などのディフェンシブ関連にも買いが入った。来週の日米欧の金融政策決定を控え、米景気が減速方向にある中、必ずしも強気一辺倒だけではない投資家心理が表れている。

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アセットマネジメントOneの淺岡均

米連邦公開市場委員会(FOMC)について、利上げがいったん打ち止めというメッセージを出すなら株式相場はもう一段強含むと予想。

半面、まだ利上げ再開の余地を残すなら「若干の不透明感は残る」と指摘。

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岡三アセットマネジメントの前野達志

来週のFOMCでは利上げが見送られだろうとし、次回の7月会合に対する示唆に注目したいと述べた。

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【個別銘柄】積水ハウス など

積水ハウス 2763 -27続落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は557億円で前年同期比36.5%減と大幅減益になっている。市場コンセンサスも100億円近い下振れとみられる。米国戸建事業が大幅な減益となっているもよう。
ただし、マンション事業の売却計上時期などで四半期業績はぶれやすくもなるほか、米国戸建受注の回復傾向が確認されていること、国内戸建での値上げ効果も今後期待できることから、ネガティブな反応はやや限定的。

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6.9動いた株・出来た株
◇ユーザーローカル<3984> 3030 +202 地合い改善で押し目買いが優勢に。
◇ソシオネクスト<6526> 19030 +1160 半導体関連も持ち直しで押し目買い優勢。
◇コナミグループ<9766> 7706 +353 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を格上げ。
◇北陸電力<9505> 799.2 +32.1 直近ではみずほ証券が目標株価引き上げ。
◇第一三共<4568> 4934 +194 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では買い推奨を継続。
◇ファーストリテイリング<9983> 35030 +1300 UBS証券では目標株価を引き上げ。
◇三菱商事<8058> 6241 +166 地合い改善で総合商社にも買いが向かう。
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6.8
NYダウ   33,833.61 +168.59 +0.50%
NASDAQ 13,238.52 +133.62 +1.02%
S&P500  4,293.93 +26.41 +0.61%

NYダウ(INDU) ⇒ ▽nr.様子見 ⇒ ◇陽.Sup50MA ⇒ ◇逆立ち浮上.n高
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◇弱呑込み.高値圏 ⇒ ◆吞込み.調整へ ⇒ ◇はらみ.Sup10MA  
S&P500(SPX) ⇒ ◇弱呑込み.高値圏 ⇒ ◆吞込み.調整 ⇒ ◇逆立ち浮上.n高
 
【 SOX指数 】
3,514.32 +37.14 (+1.07%) ⇒ ◇反発.Sup10MA ⇒ ▲かぶせ.調整 ⇒ ◇逆立ち浮上

【 VIX恐怖指数 】
13.65 -0.29(-2.08%) ⇒ ◆逆立ち.Low ⇒ ◆nr.Low ⇒ ◆吞込み.Low
-2.08P 下げる、底値圏  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◇逆立ち浮上.n高  ⇒ ダウ工業株30種平均は3日続伸。
8日発表の経済指標が労働市場の軟化を示したと受け止められた。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め長期化への懸念が和らぎ、金利が低下したことで株式の買い安心感が広がった。

◇はらみ.Sup10MA ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
電気自動車のテスラや半導体のエヌビディアが上昇。

//◇◆◆◆◆◇//◇◆◇◇▲ ドル円 138円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆▲▲◇//◇◆◆◇◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_〃▲▼△◇//_+▼◇▼ 原油 71ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドル下落 円安一服 原油.▼逆立ち下落.71ドル台 
6.9
米ドル/円 138.89 138.92
ユーロ/円 149.74 149.83
ユーロ/米ドル 1.0781 1.0785
英ポンド/円 174.40 174.50
豪ドル/円 93.24 93.28
スイスフラン/円 154.48 154.58
原油(WTIC原油先物) 71.29 -1.24 -1.71% ⇒ ▼陰.様子見 ⇒ ◇呑込み ⇒ ▼逆立ち下落

◇ドル強い 円安進む 原油.◇呑込み.72ドル台  
6.8
米ドル/円 140.08 140.09
ユーロ/円 149.86 149.92
ユーロ/米ドル 1.0698 1.0702
英ポンド/円 174.25 174.31
豪ドル/円 93.21 93.23
スイスフラン/円 153.93 153.96
原油(WTIC原油先物) 72.53 +0.79 +1.10% ⇒ +◆陰上げ.押さえ ⇒ ▼陰.様子見 ⇒ ◇呑込み

◇ドルもみあい 円安維持 原油.▼陰.様子見.71ドル台  
6.7
米ドル/円 139.57 139.58
ユーロ/円 149.26 149.29
ユーロ/米ドル 1.0695 1.0696
英ポンド/円 173.39 173.43
豪ドル/円 93.11 93.14
スイスフラン/円 153.79 153.82
原油(WTIC原油先物) 71.74 -0.41 -0.57% ⇒ ◇陽2.戻し ⇒ +◆陰上げ.押さえ ⇒ ▼陰.様子見

労働市場の軟化でハイテク株に買い    
1.8日発表の週間の新規失業保険申請件数は26万1000件と市場予想(23万5000件)を上回った。市場では、働き手の需給が緩む兆候との受け止めがあった。今週に入ってオーストラリアやカナダの中央銀行が相次いで利上げを決めた。FRBの金融引き締め継続の観測も高まっていただけに、過度な警戒が和らいだ。

・市場では、13~14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置き、その後の会合でも利上げ圧力が和らぐと受け止められた。米債券市場では、長期金利が3.7%台前半に低下(前日終値は3.79%)し、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株に買いが入った。

2.セクター別では、自動車・自動車部品が大幅上昇。半導体・同製造装置や小売りが上昇。
一方、耐久消費財・アパレルや不動産、エネルギーが下げた。

・顧客情報管理のセールスフォースやスマートフォンのアップルが上昇した。航空機のボーイングや半導体のインテルも買われた。
・化学のダウやクレジットカードのビザは下落。

3.長期金利が3.7%台前半に低下(前日終値は3.79%)し、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株に買いが入った。
電気自動車のテスラや半導体のエヌビディアが上昇。

TSM 99.94 −0.35%
エヌビディア 385.10 +2.76%
ASML 720.05 +1.39%
インテル 31.82 ▽1.73%
アプライド・マテリアルズ 136.20 +0.88%
AMD 121.05 +2.73%
ミクロン・テクノロジー 65.32 ▲2.59%
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TSM 100.29 +0.47%
エヌビディア 374.75 ▲3.05%
ASML 710.21 −0.90%
インテル 31.28 +1.03%
アプライド・マテリアルズ 135.01 +0.80%
AMD 17.83 ▲5.15%
ミクロン・テクノロジー 67.06 −0.71%
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TSM 99.82 +1.81%
エヌビディア 386.54 −1.32%
ASML 716.63 −0.77%
インテル 30.96 +3.68%
アプライド・マテリアルズ 133.94 +0.16%
AMD 117.93 +0.06%
ミクロン・テクノロジー 67.54 −0.34%
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【NY外為】
◆ドルが下落 
//_◆◆◆◇//◆◇ 
・米失業保険申請件数が予想を上回る増加となり、FOMCが来週の会合で利上げを見送るとの見方が一段と強まった。
・主要通貨ではスイス・フランが大きく上昇。スイス国立銀行(中銀)のヨルダン総裁は、インフレ抑制のために利上げは必要との認識を示した。
・円は上昇。日本の1-3月期の実質国内総生産(GDP)改定値は前期比年率2.7%増と、速報値の1.6%増から上方修正された。対ドルでは一時138円81銭を付けた。

ドル円相場は
⇒¥138.92 -¥1.21 -0.86%
⇒¥140.17 +¥0.54 +0.39%
⇒¥139.64 +¥0.06 +0.04%

6.8
クレディ・アグリコルのバレンティン・マリノフ
「予想よりやや弱かった(そして祝日の影響を受けた)米新規失業保険申請件数に市場が過剰反応したことは、来週のFOMC会合を控えて一部のプラス要素が既にドル相場に織り込まれていることを浮き彫りにしている」と分析。

【米国株】
◇上昇 
//_▽▲▽▽//◆◇ 
・8日の米株式相場は上昇。
ハイテク銘柄が上げをけん引した。朝方に発表された先週の新規失業保険申請件数は急増し、増加幅は市場予想を上回った。

・S&P500種株価指数はこの日の上げで、昨年10月に付けた安値からの上昇率が20%を超えた。直近安値からの上昇率が20%に達すると、強気相場入りと見なされる。

・新規失業保険申請件数(6月3日終了週)は2021年10月以来の高水準に増加。労働市場は総じて堅調さを維持しているものの、冷え込みの兆候を示し始めていると捉えられた。そうした見方を背景にハイテク株は上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)が高金利を長期にわたって維持するとの観測から、ハイテク株には下押し圧力がかかっていた。

6.8
ジョン・ハンコック・インベストメント・マネジメントのエミリー・ローランド
「新規失業保険申請について言えば、なお非常に低い水準だ。だが週間ベースで増加が続いているという事実を踏まえると、連邦公開市場委員会(FOMC)としては来週の会合で利上げを見送る根拠がやや強まったといえるのかもしれない」と述べた。

6.8
エバコアISIのクリシュナ・グーハ
「FOMCが価格設定者であり、他の中銀は価格受容者だ。この2者の関係を混同してはならない」と指摘。「他の中銀が利上げに踏み切ったのは、FOMCがあと1回利上げするとの見方が理由だ。FOMCに合わせて利上げしなければ、自国通貨は下落のリスクにさらされると考えているためだ」と分析。

【米国債】
◇上昇
//_▽▽▽▲//◇◇◆
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・新規失業保険申請件数の急増に反応して朝方に上げ、さらに原油相場が下げる中で米国債は上げを拡大。

・米10年債利回り
⇒3.71% -8.1 -2.14%
⇒3.79% +13.1 +3.58%
⇒3.67% -1.7 -0.47%

>>6.6
FRB副議長を務めたクラリダ 
米金融当局が今回のサイクルで政策金利を再び引き上げると予想した。

【原油】
▼反落
//_▲▼△◇//◇◆◇▼ 
・米国とイランが核合意に近づいているとの現地メディアの報道を受け、イラン産原油の輸出拡大につながり得るとの見方から売りが膨らんだ。
・イスラエルのハーレツ紙など現地メディアは、イラン核合意の再建交渉で進展が見られたと報じた。米国務省の報道官は誤報だと、進展を否定した。

・WTI先物7月限は、前日比1.24ドル(1.7%)安の1バレル=71.29ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント8月限は99セント下げて75.96ドル。

6.8
CIBCプライベート・ウェルスのレベッカ・バビン
「この条件反射的な下落は恐らく過剰反応だろう。しかし買い材料が出た時も上昇が難しくなっている中、いかに原油が急速に下げ得るかをこの日の値動きは示している」と述べた。

【NY金】
◇反発
//_◇◇◇◆//◇◇◆◇ 
・失業保険申請件数が急増したため、追加金融引き締めの思惑が後退し、ドル売り・金買いが優勢になった。

・金先物8月限は、前日比20.20ドル(1%)上げて1978.60ドル。

>>6.6
オアンダのエド・モヤ
カナダの利上げ決定について、金の投資家は「動揺」したと指摘。「引き締めサイクルの終了からはまだ程遠いとのシグナルを債券市場は発した」と述べた。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,599.74 -24.60 -0.32% ⇒ ◇弱逆立ち ⇒ ◆nr.調整 ⇒ ◆Nr.調整
独DAX指数 15,989.96 +29.40 +0.18% ⇒ ◇nr.様子見 ⇒ ◆nr.様子見 ⇒ ◇nr.様子見
仏CAC指数 7,222.15 +19.36 +0.27% ⇒ ◇nr.様子見 ⇒ ▼nr.様子見 ⇒ ◇呑込み.反発

◇ほぼ変わらず
//◆▲▲◇▽//◆◇◆◇
・8日の欧州株はストックス欧州600指数がほぼ変わらず。
自動車、鉱業株は上昇。
不動産や通信株が下落。金利が高止まりするとの見方が背景にある。

【欧州債】
◇ドイツ債上昇
//◇◇◇◇◆//◆◇◆◇ 
・ドイツ債が10年物を中心に上昇。
先週の米新規失業保険申請件数が2021年10月以来の高水準に増加したことに反応し、トレーダーの間では中銀の引き締め見通しが後退。

・英国債は利回り曲線がブルスティープ化。ショートカバーの需要を背景に償還期限が短めの国債がアウトパフォームした。イングランド銀行(英中央銀行)のターミナルレート見通しは5.48%と、8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下。

・独国債10年物
⇒2.40% -0.05
⇒2.46% +0.08
⇒2.37% -0.01

・英国債10年物
⇒4.23% -0.02
⇒4.25% +0.04
⇒4.21% 0.00

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