*かぶとうし塾


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2023年6月8日木曜日

◇ドル強い 円安進む 原油.◇呑込み.72ドル台 令和5.6.8.Thus

8日 【日本株】
日経225  31,641.27 -272.47 -0.85%
TOPIX 2,191.50 -14.80 -0.67%
日経平均 ⇒ ◇切り返し浮上 ⇒ ◆吞込み.調整へ ⇒ ◆陰.調整2
TOPIX  ⇒ ◇吞込み浮上 ⇒ ◆拍子木.調整へ ⇒ ◆陰.調整2
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.16 +1.18 +5.37% ⇒ ▽陽.20越え続く
日経平均VI 21.98 +0.83 +3.92% ⇒ ◇逆立浮上.High3
日経平均VI 21.15 -0.66 -3.03% ⇒ ◆下げ.nr
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・FRBにも警鐘か、カナダ中銀の利上げ再開-物価抑制で手探り続く。
・ドル・円相場は1ドル=139円台後半で推移、前日の日本株終値時点は139円18銭。
・GDP年率2.7%増に上方修正、民間在庫の寄与拡大-1~3月期。
・日銀政策修正予想が一段と後ずれ、植田総裁のハト派姿勢で-サーベイ。
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8日、日本株は続落、金利上昇し電機など成長銘柄売り-円安一服で車も下落

・8日、東京株式相場は続落。
カナダ中銀による予想外の利上げをきっかけに米金利が大幅に上昇し、割高感の増すグロース(成長)株に売りが出た。
・電機や精密機器株が株価指数を押し下げた。

・朝方に日本株の買い手掛かりとなった外国為替市場の円安基調が弱まったのも相場を失速させた。

・堅調に始まったTOPIX輸送用機器指数は午後の取引が始まると下げに転じた。

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T&Dアセットマネジメントの浪岡宏
株価指数先物・オプション6月限の特別清算値(SQ)算出を9日に控え、コールオプションを買っていた投資家が利益確定の売りを出したのだろう。

午後の取引に入って為替が円高方向に振れ、外需依存度の高い銘柄は売られやすい状況になった。

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三井住友信託銀行の瀬良礼子
国内総生産(GDP)改定値は大幅な上方修正だったが、今後の成長期待を高めていく内容とまでは言えない。

日本株は短期間に速いペースで上昇したため、高値警戒感から調整が入りやすい。

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【個別銘柄】エーザイ など

◇エーザイ 10305 +707大幅反発。
昨年12月以来の1万円大台乗せに。米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー病治療薬のレカネマブが、近くFDAの完全承認を得る可能性が高いことが示唆されたと伝わっている。
FDAスタッフの文書では、承認の障壁は見当たらないとされているもよう。承認されればメディケアの対象となることも確認されており、米国での年間売上は20億ドルを超える可能性があるともみられているようだ。

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6.8動いた株・出来た株
◇エーザイ<4523> 10475 +877 アルツハイマー薬への期待感一段と高まる。
◇東京電力HD<9501> 520 +26.7 本日は電力株が全面高の展開となり。
◇九州電力<9508> 910.4 +26.8 みずほ証券では目標株価930円に上げ。
◇川崎汽船<9107> 3307 +96 米長期金利上昇でバリュー株に資金シフトも。
◇日立建機<6305> 3814 +110 米キャタピラーは4%近い上昇に。
◆フェローテク<6890> 2978 -187 ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(CB)250億円の発行を発表。
◆ファーマフーズ<2929> 1945 -219 足元の好決算評価の動きにも一服感。
◆カプコン<9697> 5507 -320 CLSA証券では投資判断格下げ観測。
◆JNS<3627> 575 -31 連日の株価急伸で過熱警戒感。
◆SHIFT<3697> 24940 -1280 米長期金利上昇でグロース株が軟化。
◆HOYA<7741> 17175 -560 みずほ証券では投資判断を格下げ。
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6.7
NYダウ   33,665.02 +91.74 +0.27%
NASDAQ 13,104.89 -171.52 -1.29%
S&P500  4,267.52 -16.33 -0.38%

NYダウ(INDU) ⇒ ◆はらみ.調整 ⇒ ▽nr.様子見 ⇒ ◇陽.Sup50MA
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆かぶせ.調整 ⇒ ◇弱呑込み.高値圏 ⇒ ◆吞込み.調整へ  
S&P500(SPX) ⇒ ◆かぶせ.調整 ⇒ ◇弱呑込み.高値圏 ⇒ ◆吞込み.調整
 
【 SOX指数 】
3,477.17 -11.17 (-0.32%) ⇒ ◆陰.逆立ち ⇒ ◇反発.Sup10MA ⇒ ▲かぶせ.調整

【 VIX恐怖指数 】
13.94 -0.22(-0.14%) ⇒ +◆陰上げ.はらみ ⇒ ◆逆立ち.Low ⇒ ◆nr.Low
-0.14P 下げ、底値圏  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◇陽.Sup50MA  ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
目新しい売買の材料を欠くなか、出遅れ感があった景気敏感株を中心に資金が流入し、ダウ平均を支えた。半面、これまで相場をけん引してきたハイテク株の一角は下げ、相場の重荷となった。

◆吞込み.調整へ ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
主力銘柄には目先の利益を確定する売りが出やすかった。ネット通販のアマゾン・ドット・コムやネット検索のアルファベットが4%下げた。半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は5%安。

//◇◆◆◆◆◇//◇◆◇◇ ドル円 140円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆▲▲◇//◇◆◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_〃▲▼△◇//_+▼◇ 原油 72ル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドル強い 円安進む 原油.◇呑込み.72ドル台  
6.8
米ドル/円 140.08 140.09
ユーロ/円 149.86 149.92
ユーロ/米ドル 1.0698 1.0702
英ポンド/円 174.25 174.31
豪ドル/円 93.21 93.23
スイスフラン/円 153.93 153.96
原油(WTIC原油先物) 72.53 +0.79 +1.10% ⇒ +◆陰上げ.押さえ ⇒ ▼陰.様子見 ⇒ ◇呑込み

◇ドルもみあい 円安維持 原油.▼陰.様子見.71ドル台  
6.7
米ドル/円 139.57 139.58
ユーロ/円 149.26 149.29
ユーロ/米ドル 1.0695 1.0696
英ポンド/円 173.39 173.43
豪ドル/円 93.11 93.14
スイスフラン/円 153.79 153.82
原油(WTIC原油先物) 71.74 -0.41 -0.57% ⇒ ◇陽2.戻し ⇒ +◆陰上げ.押さえ ⇒ ▼陰.様子見

◆ドルさえず 円安一服 原油.+◆陰上げ.押さえ.72ドル台 
6.6
米ドル/円 139.54 139.57
ユーロ/円 149.45 149.54
ユーロ/米ドル 1.0710 1.0714
英ポンド/円 173.46 173.56
豪ドル/円 92.31 92.38
スイスフラン/円 153.98 154.08
原油(WTIC原油先物) 72.15 +0.41 +0.57% ⇒ △吞込み.大幅上げ ⇒ ◇陽2.戻し ⇒ +◆陰上げ.押さえ

ハイテク株の下げが重し    
1.ダウ平均は小幅安となる場面があった。カナダ銀行(中央銀行)は7日、根強いインフレ圧力を背景に3会合ぶりとなる利上げを決めた。前日にはオーストラリア準備銀行(中銀)が4月に利上げを休止した後で2会合連続となる利上げを決めた。米連邦準備理事会(FRB)は6月に利上げを見送るとの観測が強まっているが、他の中銀の動きは7月以降のFRBの利上げ再開の可能性を高めるとの見方を誘った。金融引き締めの長期化観測は相場の重荷となった。

・市場では「割高感が出てきたハイテク株から値ごろ感のある銘柄へ資金がシフトしている」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声が聞かれた。

2.セクター別では、エネルギーや運輸、資本財などが上昇。
ソフトウエア・サービスが大きく下げ、メディア・娯楽、小売りなども下落。

・主力ハイテク株が相場全体を押し上げる流れに出遅れてきた景気敏感株への買いが目立った。米原油先物相場が上昇したことも追い風となり、建機のキャタピラーは4%、石油のシェブロンは3%上げた。
・工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や金融のゴールドマン・サックスも高い。

3.主力銘柄には目先の利益を確定する売りが出やすかった。
ネット通販のアマゾン・ドット・コムやネット検索のアルファベットが4%下げた。半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は5%安となった。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は「モデル3」の全車種が米政府の税額控除適用対象となったことで買われた。

TSM 100.29 +0.47%
エヌビディア 374.75 ▲3.05%
ASML 710.21 −0.90%
インテル 31.28 +1.03%
アプライド・マテリアルズ 135.01 +0.80%
AMD 17.83 ▲5.15%
ミクロン・テクノロジー 67.06 −0.71%
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TSM 99.82 +1.81%
エヌビディア 386.54 −1.32%
ASML 716.63 −0.77%
インテル 30.96 +3.68%
アプライド・マテリアルズ 133.94 +0.16%
AMD 117.93 +0.06%
ミクロン・テクノロジー 67.54 −0.34%
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TSM 98.05 −0.90%
エヌビディア 391.71 −0.40%
ASML 722.20 −0.34%
インテル 29.86 ▲4.63%
アプライド・マテリアルズ 133.73 −0.67%
AMD 117.93 +0.06%
ミクロン・テクノロジー 67.77 ▲2.02%
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【NY外為】
◇ドル上げる、円安持続 
//_◆◆◆◇//◆◇ 
・カナダ・ドルが急伸。同国中銀による利上げ再開が材料視された。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%未満の上昇。
・円は対ドルで下落し、一時140円25銭を付けた。ニューヨーク時間午前には上昇していたが、反転。

ドル円相場は
⇒¥140.17 +¥0.54 +0.39%
⇒¥139.64 +¥0.06 +0.04%
⇒¥139.57 -¥0.35 -0.25%

>>6.5
クレディ・アグリコルのバレンティン・マリノフ
「ISM指数はひどく悪いというわけではないが、失望感からリセッション懸念が再燃する可能性があり、来週のFOMC会合を前にタカ派的な利上げ小休止シナリオが後退する可能性がある」と話した。
「特にリスク関連通貨および資源国通貨に対し、ドルには押し目買いが引き続き入るはずだ」と語った。

【米国株】
◇上昇 
//_▽▲▽▽//◆◇ 
・7日の米国株市場ではS&P500種500種株価指数が反落。
ハイテク銘柄が売られ、指数を押し下げた。
カナダ銀行(中央銀行)が予想外に政策金利を引き上げ、米金融当局の引き締めもまだ終わっていないとの見方が強まった。

・ ハイテク銘柄が中心のナスダック100指数は1.8%安。5営業日ぶりに下げた。アルファベットやマイクロソフトなどが大きく売られた。

6.7
プリンシパル・アセット・マネジメントのシーマ・シャー
「市場にあるフロス(泡)が原因で、相場は若干下げる可能性もある」と分析。「リセッション(景気後退)の到来は遅いほどそれだけ深刻度も増す。早く過ぎてしまった方がよい」と述べた。
インフレを抑えるための高い政策金利が、より長期にわたって維持されると見込まれており、それがハイテクセクターには重しとなっている。
来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)と欧州中央銀行(ECB)の政策決定が発表される。FOMCは6月会合では利上げをいったん見送る可能性を示唆しつつ、その後の再開に含みを持たせている。

6.7
ドイツ銀行のアラン・ラスキン
「カナダ銀行は会合前にあらかじめ政策金利の決定を市場に示唆しなくても構わないようだ。この点は米金融当局とは著しく対照的だ」と述べた。FOMCの政策決定について、「タカ派寄りの据え置き」となる可能性の方が高いとみている。

【米国債】
◆下落
//_▽▽▽▲//◇◇◆
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・カナダ中銀による予想外の利上げに反応。

・米10年債利回り
⇒3.79% +13.1 +3.58%
⇒3.67% -1.7 -0.47%
⇒3.68% -0.8 -0.21%

>>6.6
FRB副議長を務めたクラリダ 
米金融当局が今回のサイクルで政策金利を再び引き上げると予想した。

【原油】
◇上昇
//_▲▼△◇//◇◆◇ 
・ドルが総じて軟調に推移したことが背景にある。また米製油所稼働率が2019年以来の高水準となり、これが今夏の強い需要を示唆すると捉えられたことも相場を押し上げた。
・このほか中国の原油輸入が5月に大きく増加したことや、サウジアラビアが最近発表した自主減産も原油価格を支えた。

・WTI先物7月限は、前日比79セント(1.1%)高の1バレル=72.53ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント8月限は66セント上げて76.95ドル。

6.7
トータス・キャピタル・アドバイザーズのロブ・サメル
米国のガソリン在庫増加について、今夏の需要増に備えて製油業者が生産を増やしているためだと。 「精製品の需要は非常に強い。しかもまだ始まったばかりだ」と。製油に関する政府の統計は、「米国産原油がもっと大量に必要になることを示唆しており、それは価格にとって明るい兆候だろう」と述べた。

【NY金】
◆3日ぶりに下落
//_◇◇◇◆//◇◇◆ 
・予想外のカナダ利上げを受け、米金融引き締めもまだ終わっていないとの見方が強まった。カナダ銀行は過熱する景気を冷ますために利上げを実施。これに反応して米国債利回りは上昇を拡大し、ドルは下げを埋めた。これが金相場には重しとなった。

・金先物8月限は、前日比23.10ドル(1.2%)下げて1958.40ドル。

6.6
オアンダのエド・モヤ
カナダの利上げ決定について、金の投資家は「動揺」したと指摘。「引き締めサイクルの終了からはまだ程遠いとのシグナルを債券市場は発した」と述べた。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,624.34 -3.76 -0.05% ⇒ -nr.よこばい ⇒ ◇弱逆立ち ⇒ ◆nr.調整
独DAX指数 15,960.56 -31.88 -0.20% ⇒ ◆かぶせ.調整 ⇒ ◇nr.様子見 ⇒ ◆nr.様子見
仏CAC指数 7,202.79 -6.21 -0.09% ⇒ ◆かぶせ.調整 ⇒ ◇nr.様子見 ⇒ ▼nr.様子見

◆下落
//◆▲▲◇▽//◆◇◆
・7日の欧州株は小幅安。
一部企業が好調な決算や強気な利益目標を示したものの、来週の主要中銀の金融政策発表に備える投資家にリスクオンを促す流れにはならなかった。

・欧州600指数は0.2%安。
保険、ヘルスケア関連銘柄が下落した。

・TSMCの劉徳音会長は6日、320億-360億ドル(約4兆4700億-5兆円)としていた2023年の設備投資計画について、下限である320億ドルにより近くなるとの見通しを示した。

【欧州債】
◆ドイツ債下落
//◇◇◇◇◆//◆◇◆ 
・ドイツ債が約3週間ぶりの大幅安。
カナダ銀行(中央銀行)が市場予想に反して政策金利の引き上げを再開し、他の先進国・地域の金融政策見通しに懸念が高まった。

・英国債は利回り曲線がベアフラット化。カナダ中銀の利上げに反応した。短期金融市場が織り込むイングランド銀行(英中央銀行)のターミナルレートは12月に5.55%と、7bp上昇。

>>5.30
TDの欧州金利ストラテジスト、プージャ・クムラ
予想以上に強かった米のインフレ指標によって引き起こされた先週の利回り上昇を、市場が反転させつつあると指摘 。「今週発表のユーロ圏インフレ率も伸びが鈍化するとの予想が影響している」と述べた。

・独国債10年物
⇒2.46% +0.08
⇒2.37% -0.01
⇒2.38% +0.07

・英国債10年物
⇒4.25% +0.04
⇒4.21% 0.00
⇒4.21% +0.05

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