*かぶとうし塾


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2023年6月5日月曜日

◇ドル強い 円安進む 原油.◇陽2.戻し.70ドル台 令和5.6.5.Mon

5日 【日本株】
日経225  32,217.43 +693.21 +2.20%
TOPIX 2,219.79 +37.09 +1.70%
日経平均 ⇒ ◇反発 ⇒ ▽逆立浮上.高値圏 ⇒ ◇High.3up
TOPIX  ⇒ ◇反発 ⇒ ▽逆立浮上.高値圏 ⇒ ◇High.3up
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.81 +1.75 +8.72% ⇒ ◇BigUp.大幅上げ
日経平均VI 20.06 +0.43 +2.19% ⇒ ◇逆立浮上
日経平均VI 19.63 -0.37 -1.85% ⇒ ◆陰.下落
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・米雇用者数は予想上回る、賃金鈍化-強弱まちまちで利上げ休止。
・ドル・円は上昇、米雇用統計後の金利上昇やリスク選好で140円台前半。
・サウジが100万バレル自主減産へ、OPECプラス会合-原油先物急伸。
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5日、日経平均33年ぶり3万2000円台、米雇用堅調と円安-プライム89%上昇

・5日、東京株式相場は3営業日続伸。
2日発表の米雇用統計が雇用者数の伸び加速を示したことなどを好感した。

・外国為替相場の円安も追い風となり、自動車や機械など輸出関連が高く、鉄鋼など素材、商社といった海外景気敏感銘柄を中心に買いが増加。

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三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩
米債務上限問題が片付いた上で、雇用統計は非農業部門雇用者数が多く、賃金の上昇は緩やかな低下傾向にあるもののリセッション(景気後退)という話はまだまだなさそう。

今週は株価指数先物オプションのメジャー特別清算値(SQ)算出があり、オプションに絡んだヘッジ取引などで日経平均は3万2000円を大きく上回る場面が出てくると思う。

日本株は長期的な上昇基調は今も変わらないが、5月以降の上昇がかなり急で勢いが続く可能性は低い。

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東海東京調査センターの平川昇二
米雇用統計での非農業部門雇用者数は、減少の市場予想とは反対に増加するほど非常に強い数字だった。

米景気は後退しているのではなく再加速していることを市場は織り込み始めた。

米長期金利が上がることで為替はドル高・円安方向となりそうで、日本企業の業績にプラス。

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【個別銘柄】円谷フィHD、岩谷産、日立建機、近鉄GHD、INPEX など

◇円谷フィHD 2447 +117大幅続伸。
東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価も2160円から2690円に引き上げた。ライセンス収入のASEANへの拡大により、株式市場では「ウルトラマン」のグローバルIPとしての評価が高まると考えている。
スマスロ投入効果などが想定される中で会社側の遊技機台数計画は保守的として、24年3月期営業利益は会社計画120億円を上回る143億円を予想。

◇岩谷産 7051 +361大幅続伸。
政府は次世代の脱炭素燃料として有力な水素の供給を増やすため、企業の製造装置や関連素材への投資支援に乗り出すと報じられている。15年間で官民合わせて15兆円を投じ、水素のサプライチェーンを整備していくもようだ。
水素関連銘柄としては最右翼に位置付けられている同社への期待感につながっているようだ。なお、政府では2040年の水素供給量を現状の6倍の1200万トン程度にする目標を掲げている。

◇日立建機 3749 +244大幅続伸。
先週末の米国市場ではキャタピラーが8.4%の上昇と急騰、同社やコマツ、竹内製作所など建設機械株の上昇につながっているようだ。中国が不動産市場を支える新たな一連の措置を検討していると報じられたことが、キャタピラーはじめ欧米景気敏感株の買い材料の一つとなったもよう。
主要都市の中心部以外で物件の手付金比率を引き下げることや、仲介手数料の減額を検討しているなどとされている。

◇近鉄GHD 4816 +151大幅続伸。
子会社の過大請求における緊急点検実施などで遅れていた決算を先週末に発表。営業利益は671億円で従来予想の560億円を上振れる着地になり、24年3月期は840億円で前期比25.1%増の見通しとしている。760億円程度の市場コンセンサスを大きく上回る水準であり、ポジティブな反応につながっている。
運賃改定や人流増加で運輸部門が伸びるほか、国際物流も近鉄エクスプレスの通期寄与を見込んでいる。

◇INPEX 1557.5 +42.5大幅続伸。
「OPECプラス」は協調減産の枠組みを2024年末まで延長すると決定、サウジアラビアでは独自に日量100万バレルを7月に追加減産すると表明している。サウジなどOPECの一部は5月に自主減産を始めたばかりであるが、あらためて追加措置を打ち出す形となっている。
原油価格の底上げにつながるとの見方が優勢となり原油先物相場が急伸、原油関連銘柄となる同社の買い材料となっている。

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6.5動いた株・出来た株
◇INPEX<1605> 1557.5 +42.5 サウジの独自追加減産の表明を受けた原油相場上昇が手掛かり。
◇近鉄GHD<9041> 4816 +151 24年3月期営業利益が25.1%増予想と発表。
◇シャープ<6753> 808.9 +49.9 突っ込み警戒感からの自律反発へ。
◇日ペHD<4612> 1169.5 +66.5 中国関連株上昇の流れ波及も。
◇川崎重工業<7012> 3207 +167 水素関連の一角としても関心へ。
◇日揮HD<1963> 1800 +93 水素関連の一角として物色か。
◇岩谷産業<8088> 7050 +360 政府が水素供給増に向けて投資支援と伝わる。
◇円谷フィHD<2767> 2450 +120 東海東京証券では投資判断を格上げ。
◇日立建機<6305> 3698 +193 中国の不動産市場支援策などを思惑視へ。
◇小松製作所<6301> 3511 +164 米キャタピラーの株価急伸が刺激に。
◇日本ケミコン<6997> 1369 +64 底値到達感からのリバウンドが継続。
◇ソシオネクスト<6526> 18580 +860 好地合い背景に上値追いの動きが続く。
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6.2
NYダウ 33,762.76 +701.19 +2.12%
NASDAQ 13,240.76 +139.78 +1.07%
S&P500 4,282.37 +61.35 +1.45%

NYダウ(INDU) ⇒ ▼nr.調整.Sup200MA ⇒ ◇反発.Sup200MA ⇒ ▽WR.逆立ち.50MA突破
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆nr.調整.High ⇒ ◇逆立ち浮上 ⇒ ◇nr.高値圏  
S&P500(SPX) ⇒ ◆nr.調整.Sup10MA ⇒ ◇逆立ち浮上 ⇒ ◇High浮上
 
【 SOX指数 】
3,501.40 -5.33 (-0.15%) ⇒ ▲陰.調整.High ⇒ ◇反発 ⇒ ◆nr.調整

【 VIX恐怖指数 】
14.60 -1.05(-6.71%)⇒ +▼nr上げ ⇒ ▲WR下げ ⇒ ▼wr.Low
-6.71P 大幅に下落、20割れ続く  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽WR.逆立ち.50MA突破  ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
米連邦政府の債務上限を停止する法案が1日までに上下両院で可決された。米経済に多大な悪影響を及ぼす懸念のあった債務不履行(デフォルト)が回避され、景気敏感株などに買いが広がった。

◇nr.高値圏 ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
アマゾンや電気自動車のテスラが上昇。

//◇◆◆◆◆◇//◇ ドル円 140円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆▲▲◇//◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_〃▲▼△◇//_ 原油 70ル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドル強い 円安進む 原油.◇陽2.戻し.70ドル台  
6.5
米ドル/円 140.05 140.06
ユーロ/円 149.92 149.99
ユーロ/米ドル 1.0705 1.0709
英ポンド/円 174.26 174.32
豪ドル/円 92.45 92.47
スイスフラン/円 154.05 154.13
原油(WTIC原油先物) 71.74 +1.64 +2.34% ⇒ ▼切下げ.安値圏 ⇒ △吞込み.大幅上げ ⇒ ◇陽2.戻し

◇ドル上がる 円安キープ 原油.◇陽2.戻し.70ドル台  
6.3
米ドル/円 139.88 139.91
ユーロ/円 149.82 149.91
ユーロ/米ドル 1.0706 1.0710
英ポンド/円 174.20 174.29
豪ドル/円 92.51 92.56
スイスフラン/円 153.90 154.00
原油(WTIC原油先物) 71.74 +1.64 +2.34% ⇒ ▼切下げ.安値圏 ⇒ △吞込み.大幅上げ ⇒ ◇陽2.戻し

◆ドルもみあい 円安キープ 原油.△吞込み.大幅上げ.70ドル台 
6.2
米ドル/円 139.24 139.25
ユーロ/円 148.82 148.89
ユーロ/米ドル 1.0687 1.0693
英ポンド/円 173.20 173.24
豪ドル/円 90.53 90.57
スイスフラン/円 152.89 152.97
原油(WTIC原油先物) 70.10 +2.01 +2.95% ⇒ ▲吞込み.大幅調整 ⇒ ▼切下げ.安値圏 ⇒ △吞込み.大幅上げ

債務上限問題巡る下院採決の結果待ち    
1.米連邦準備理事会(FRB)が13~14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送るとの見方も投資家心理の支えだった。2日朝発表の5月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比33万9000人増と市場予想(19万人増)以上に増えた。一方、失業率は3.7%と市場予想(3.5%)を上回り、平均時給の前年同月比の上昇率も市場予想を下回った。

・「労働市場の過熱感は収まりつつあり、FRBは次回のFOMCで政策金利を据え置く」(JPモルガン)との見方があった。ダウ平均はこの日の高値圏で終えた。

2.建機のキャタピラーや工業製品・事務用品のスリーエムなど景気敏感株が大幅高。

・スポーツ用品のナイキやクレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど消費関連株も買われた。
・ネット通販のアマゾン・ドット・コムが米国で有料会員向けに低価格もしくは無料の携帯電話サービス提供を検討しているとの報道を受け、通信のベライゾン・コミュニケーションズは下げた。

3.アマゾンや電気自動車のテスラが上昇。

TSM 98.94 +0.10%
エヌビディア 393.27 −1.11%
724.65 −0.29%
インテル 31.31 +0.58%
アプライド・マテリアルズ 134.63 −0.15%
AMD 117.86 −1.35%
ミクロン・テクノロジー 69.17 +0.12%
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TSM 98.84 +0.25%
エヌビディア 397.70 ▽5.12%
ASML 726.77 +0.53%
インテル 31.13 −0.99%
アプライド・マテリアルズ 134.83 +1.15%
AMD 119.47 +1.07%
ミクロン・テクノロジー 69.09 +1.30%
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TSM 98.59 ▲3.32%
エヌビディア 378.34 ▲5.68%
ASML 722.93 −0.73%
インテル 31.44 ▽4.83%
アプライド・マテリアルズ 133.30 ▲2.39%
AMD 118.21 ▲5.64%
ミクロン・テクノロジー 68.20 ▲4.87%
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【NY外為】
◇ドルが上昇 
//_◆◆◆◇// 
・米雇用者数の伸びが市場予想を上回ったことが背景。
・円は下落し、一時1ドル=140円07銭。

ドル円相場は
⇒¥139.97 +¥1.17 +0.84%
⇒¥138.81 -¥0.53 -0.38%
⇒¥139.33 -¥0.46 -0.33%

6.2
TDセキュリティーズのオスカー・ムニョス
「この日の雇用統計で、米金融当局には利上げの選択肢が完全に残される。FOMC当局者らが労働市場減速の明確な兆候を探しているならば、今回の統計は失業率が上昇したが、そうした見方を明確に提供するものではない」と話した。
雇用統計、FRBは利上げ見送り示唆「後悔するだろう」-識者の見方

【米国株】
▽続伸 
//_▽▲▽▽// 
・2日の米株式相場は続伸。
5月の米雇用統計が強弱まちまちの内容となり、利上げ休止の観測が広がったことなどが支えとなった。

・S&P500種株価指数は昨年10月に付けた安値からの上昇率がほぼ20%となり、強気相場に近づいた。
・前日の決算発表で人工知能(AI)関連の売上高が今年倍増するとの見通しを示したブロードコムは値上がりした。

6.2
ネーションワイドのマーク・ハケット
「株価の目覚ましい上昇を背景に、個人投資家の市場参入が続いている」と指摘。
「投資家は過去3年の大半を米金融当局とインフレ、雇用者数のことばかり気にして過ごしてきたが、これら統計などを巡るボラティリティーは落ち着いてきており、市場がそれほど感情的でなくなったことを映している。これは強気だ。それほど反応しないというのは健全な市場の証だ」と述べた。

【米国債】
▲下落
//_▽▽▽▲//
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・金融政策動向に敏感な2年債利回りは一時18ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.52%を付けた。

・米10年債利回り
⇒3.69% +9.8 +2.71%
⇒3.60% -4.8 -1.31%
⇒3.64% -4.6 -1.25%

6.2
MUFGセキュリティーズアメリカのジョージ・ゴンキャルベス 
今回の雇用統計を受けて「米金融当局がこの引き締めサイクルでの最初の利上げ休止をどのように伝達するのか市場は議論することになる」と指摘。
「今後のデータが状況を狂わせない限り、当局は6月にタカ派的な休止を行い、1回のスキップは利上げ終了を意味しないと示唆する可能性が高い」と述べた。

【原油】
◇続伸
//_▲▼△◇// 
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」の閣僚級会合を週末に控え、他のリスク資産と共に買いが入った。
原油先物は1バレル=71ドルを上回る水準でこの日の取引を終えたが、週間では下落し、4月中旬の水準からは依然として約13%低い。

・WTI先物7月限は前日比1.64ドル(2.3%)高の1バレル=71.74ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント8月限は前日比1.85ドル高い76.13ドル。

6.2
コメルツ銀行のアナリスト
「週明けに原油価格はさらに下落する可能性が高い。OPECプラスが追加減産を決定すると予想されていないためだ」としながらも、「中期的に現在の生産水準は低過ぎると当社は考えているため、今後数週間に原油価格は再び上昇するはずだ」と指摘。

【NY金】
◆反落
//_◇◇◇◆// 
・雇用統計の発表後に米国債利回りが急上昇したことを嫌気し、売りが優勢になった。

・金先物8月限は、前日比25.90ドル(1.3%)安の1オンス=1969.60ドル。

>>5.25
スタンダードチャータード銀行のスキ・クーパー
「近づく債務上限のデッドラインに対し、市場の不安は強まっている」と指摘。「今回の場合は金のポジショニングと上場投資信託(ETF)保有額がそれぞれの高水準を大きく下回っており、金利はピークに達した可能性が高い。従って金には有利に働く可能性があると考えられる」と述べた。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,607.28 +117.01 +1.56% ⇒ ◆陰.Low2 ⇒ ◇入首大.Low⇒ ◇Cog.反発
独DAX指数 16,051.23 +197.57 +1.25% ⇒ ▲Low.50MA割れ ⇒ ◇反発.50MA突破 ⇒ ◇逆立ち浮上
仏CAC指数 7,270.69 +133.26 +1.87% ⇒ ▲Low.3Crow ⇒ +反発.Low ⇒ ◇Cog.反発

▽上昇
//◆▲▲◇▽//
・2日の欧州株は上昇。3月以来の大幅高となった。
ブルームバーグが報じた中国の不動産市場支援策の検討が手掛かりとなったほか、米雇用統計も材料視された。

・欧州600指数は1.5%上昇。
鉱業やメディア、エネルギー関連銘柄の上昇が目立った。

・中国の不動産支援計画を好感し、鉱業株のほか、自動車や不動産株に買いが入った。一方、通信株は下落した。

【欧州債】
◆独・英債は下落
//◇◇◇◇◆// 
・ドイツ債の利回り曲線がベアフラット化。10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。

・英国債は下落。2年債利回りは7bp上昇して4.36%。

>>5.30
TDの欧州金利ストラテジスト、プージャ・クムラ
予想以上に強かった米のインフレ指標によって引き起こされた先週の利回り上昇を、市場が反転させつつあると指摘 。「今週発表のユーロ圏インフレ率も伸びが鈍化するとの予想が影響している」と述べた。

・独国債10年物
⇒2.31% +0.06
⇒2.25% -0.03
⇒2.28% -0.06

・英国債10年物
⇒ 4.16% +0.04
⇒4.12% -0.07
⇒ 4.18% -0.06

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