*かぶとうし塾


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2023年5月1日月曜日

◆ドルもみあい.円安継続 原油.▽wr.反発.76ドル台 令和5.5(皐月).1.Mon

1日 【日本株】
日経225  29,123.18 +266.74 +0.92%
TOPIX 2,078.06 +20.58 +1.00%
日経平均 ⇒ ▽入首 ⇒ ◇陽.逆立浮上 ⇒ ◇Up.もみあい
TOPIX  ⇒ ◇呑込反発 ⇒ ◇陽.High ⇒ ◇Up.もみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 15.62 +0.40 +2.63% ⇒ ◇反発はらみ
日経平均VI 15.22 -1.20 -7.31% ⇒ ◆Wr.大幅下げ
日経平均VI 16.42 -0.40 -2.38% ⇒ ◆陰下げ
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・ファースト・リパ入札結果、30日夜発表か。
・FRBなど主要中銀、過去の失敗意識しつつ利上げサイクル終盤に臨む。
・米PCEコア価格、根強いインフレ示唆-5月利上げの論拠強まる。
・ドル・円相場は1ドル=136円台後半で推移、前営業日の日本株終値時点は134円98銭。
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1日、TOPIX1年7カ月ぶり高値、日銀大規模緩和維持で買い-精密高い

・1日の東京株式相場は3営業日続伸。
日本銀行が4月28日に大規模金融緩和策の維持を決定し、好感した買いが続いた。

・米国市場では長期金利の低下を背景にハイテク株が値上がりし、日本でも精密機器株などに買いが入った。
外国為替相場の円安が進んだことも相場の追い風になった。

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セゾン投信の瀬下哲雄
先週末の日銀の大規模緩和継続の決定が欧米市場でも株価押し上げ要因になったようで、その流れが週明けの日本市場でも続いた。

米国では長期金利低下でハイテクが上昇。日本でも精密機器など成長株が買われたほか、円安で輸出関連株も上昇。

日銀の金融政策決定会合で何か新しい材料があったわけではなく単に緩和を継続するという話なので、それほど長く続く好材料とはいいづらいが、米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ打ち止め感が出れば金融緩和相場がしばらく続く可能性。

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【個別銘柄】TDK、エムスリー、商船三井、コマツ、村田製、ソニーG など

◇TDK 4825 +180大幅続伸。
先週末に23年3月期決算を発表、営業利益は1688億円で前期比1.2%増、1-3月期は199億円の赤字で黒字予想の市場コンセンサスを下振れ。ただ、構造改革費用の積み増しが下振れの主因で、ネガティブな見方は限定的。
24年3月期は1900億円で同12.5%増の見通しとしており、市場コンセンサスは150億円程度下回る水準であるものの、2ケタ増益計画とセクター内では相対的に底堅いとの見方。

◆エムスリー 3074 -246大幅反落で安値更新。
先週末に23年3月期の決算を発表、営業利益は720億円で前期比24.3%減となり、コンセンサスを50億円強下振れたとみられる。また、24年3月期は750億円で同4.2%増の見通し。市場予想を130億円程度下振れへ。
メディカルプラットフォーム事業の想定以上の売上伸び悩みなどが影響。下期以降の回復を見込むが、収益成長鈍化の中での株価の割高感が意識される形。

◆商船三井 3250 -110大幅反落。
先週末に23年3月期決算を発表、経常利益は8116億円で従来計画の7850億円を上振れた。一方、24年3月期は2000億円で同75.4%減と大幅減を見込むが、市場予想とは同水準。年間配当金は前期比380円減配の180円。
下限としている150円との見方もあったことで、やや安心感もある内容と。ただ、これまでの利回り水準が極めて高かったため、今後の上値追い期待の後退にはつながったもよう。

◇コマツ 3428 +84大幅続伸。
先週末に23年3月期決算を発表、営業利益は4907億円で前期比54.8%増となり、会社計画を500億円程度上振れた。また、24年3月期は4910億円の見込みで、横ばい予想ではあるが、前期業績の上振れもあって、市場コンセンサスを300億円以上上回る。
為替前提が1ドル=125円と保守的であり、一段の上振れ余地も大きいとみられている。自社株買い期待は後退も想定以上の好決算を評価する動き。

◆村田製 7793 -87大幅反落。
先週末に23年3月期決算を発表、営業利益は2979億円で前期比29.8%減、1-3月期は256億円で前年同期比70.9%の大幅減に。会社計画は30億円程度上振れたが、市場予想は60億円程度下振れる。
24年3月期は2200億円の見通しとしており、市場予想を1000億円程度下回る水準に。販売価格の引き下げなどが下振れの主因とみられる。下振れ幅の大きさにネガティブなインパクトが先行。

◆ソニーG 12595 -235大幅反落。
先週末に23年3月期の決算を発表、営業利益は1兆2082億円で前期比0.5%増、市場予想は100億円程度の上振れ着地とみられる。一方、24年3月期は1兆1700億円で同3.2%減の見通しとしている。
1兆2500億円程度のコンセンサスに反して減益ガイダンスとなっており、株価が高値圏で推移していたことからもネガティブに反応する展開に。I&SS分野などが減益計画となっているもよう。

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5.1動いた株・出来た株
◇小田急電鉄<9007> 1998 +100 引き続き先週末発表の決算を好感。
◇三菱UFJ<8306> 863.3 +10.4 米金融不安の後退をポジティブ視へ。
◇コマツ<6301> 3393 +49 前期業績の大幅上振れ着地と評価へ。
◆エムスリー<2413> 3055 -265 想定以上の収益伸び悩みをネガティブ視。
◆川崎汽船<9107> 3090 -135 決算発表後の商船三井の株価下落が影響。
◆ソニーグループ<6758> 12295 -535 今期の営業減益見通しをマイナス視。
◆商船三井<9104> 3235 -125 大幅減益・減配見通しにネガティブ反応が先行。
◆村田製<6981> 7676 -204 今期業績見通しは市場コンセンサス大幅下振れ。
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4.28
NYダウ 34,098.16 +272.00 +0.80%
NASDAQ 12,226.58 +84.34 +0.69%
S&P500 4,169.48 +34.13 +0.82%

NYダウ(INDU) ⇒ ◆wr.切下げ⇒ ▽Wr反発.10MA突破 ⇒ ▽陽.逆立ち
NASDAQ(COMPQ) ⇒ +▲陰はらみ.様子見⇒ ▽Wr反発.逆立ち ⇒ ▽切返し
S&P500(SPX)⇒ ▼切下げ ⇒ ▽Wr反発.10MA突破 ⇒ ▽陽.逆立ち
 
【 SOX指数 】
2,994.97 +53.38 (+1.81%) ⇒ +◆はらみ.様子見 ⇒ ▽nr.買戻し ⇒ ▽陽.Cog.Reg10MA

【 VIX恐怖指数 】
15.78 -1.25 (-7.34%) ⇒ ◇nr.小幅上げ ⇒ ◆Wr.大幅下落 ⇒ ▲Wr.大幅下落
-7.34P 大幅下落、20割れキープ  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽陽.逆立ち ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
およそ2カ月半ぶり高値。午前発表の経済指標が市場予想を上回り、米国景気の先行きへの懸念が和らいだ。半導体のインテルが上昇するなど、決算内容が好感された銘柄の上昇も支えとなった。

▽切返し ⇒ ナスダック総合株価指数は3日続伸。
電気自動車のテスラと半導体のエヌビディアが上昇した。一方、ネット通販のアマゾン・ドット・コムは4%安。

//◆◆◆◆◇☆//◆ ドル円 136円台( 金融政策意識 )
//◆◇▲◇◇☆//◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_▽▲▲◇▽//_ 原油 76ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドルもみあい.円安継続 原油.▽wr.反発.76ドル台  
5.1
米ドル/円 136.20 136.21
ユーロ/円 150.02 150.09
ユーロ/米ドル 1.1015 1.1019
英ポンド/円 171.14 171.19
豪ドル/円 90.04 90.06
スイスフラン/円 152.23 152.31
原油(WTIC原油先物) 76.78 +2.02 +2.70% ⇒ ◆Wr.50MA割れ ⇒ ◇nrはらみ.様子見 ⇒ ▽wr.反発

☆ドル大幅高 円が急落 原油.▽wr.反発.76ドル台  
4.29
米ドル/円 136.24 136.34
ユーロ/円 150.18 150.27
ユーロ/米ドル 1.1020 1.1024
英ポンド/円 171.33 171.42
豪ドル/円 90.04 90.09
スイスフラン/円 152.37 152.45
原油(WTIC原油先物) 76.78 +2.02 +2.70% ⇒ ◆Wr.50MA割れ ⇒ ◇nrはらみ.様子見 ⇒ ▽wr.反発

◇ドル反発 円安転換 原油.◇nrはらみ.様子見.74ドル台 
4.28
米ドル/円 133.91 133.94
ユーロ/円 147.65 147.71
ユーロ/米ドル 1.1025 1.1029
英ポンド/円 167.29 167.36
豪ドル/円 88.76 88.78
スイスフラン/円 149.71 149.79
原油(WTIC原油先物) 74.76 +0.46 -0.62% ⇒ ◆wr.逆立ち.Sup50MA ⇒ ◆Wr.50MA割れ ⇒ ◇nrはらみ.様子見

景気懸念和らぐ    
1.午前発表の4月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が前月比4.8ポイント改善の48.6と市場予想(43.5)を大きく上回った。4月のミシガン大学の消費者態度指数も前月から改善し、米景気の底堅さが意識された。

・ダウ平均は安く始まった。朝発表の3月の個人消費支出(PCE)価格指数は食品とエネルギーを除くコアの前月比の上昇率が0.3%と市場予想と一致した。賃金インフレの動向をみる上で重要な1~3月期の雇用コスト指数は前の四半期に比べ1.2%上昇し、市場予想(1.0%)を上回った。インフレ圧力の根強さが意識され、持ち高調整売りが先行した。
・市場では、「大手ハイテク企業の一部など決算発表内容が市場予想を上回るものが目立ち、市場に買い安心感が広がっている」(Bライリーのアート・ホーガン氏)と。

2.消費関連株、景気敏感株が上昇。
映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジットカードのビザなどの消費関連株、建機のキャタピラーや化学のダウといった景気敏感株が買われた。
・IT(情報技術)のIBMや決算を発表したバイオ製薬のアムジェンが下げた。
・地域銀行のファースト・リパブリック・バンクは再び急落し、43%安だった。米金融当局が複数の金融機関やファンドと救済策を検討していると伝わり、投資家の不安が広がった。ただ、相場全体に与える影響は限られた。

3.電気自動車のテスラと半導体のエヌビディアが上昇した。
一方、ネット通販のアマゾン・ドット・コムは4%安。前日発表の23年1~3月期決算で売上高と1株利益が市場予想を上回ったが、クラウド事業の減速が重荷。

TSM 84.30 +0.75%
▽エヌビディア 277.49 +1.92%
ASML 636.86 +1.21%
▽インテル 31.06 +4.02%
アプライド・マテリアルズ 113.03 +1.21%
AMD 113.03 +1.21%
▽ミクロン・テクノロジー 64.36 +3.97%
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▽TSM 83.67 +1.73%
エヌビディア 272.26 +1.00%
▽ASML 629.24 +3.31%
▽インテル 29.86 +2.79%
アプライド・マテリアルズ 111.68 +1.24%
AMD 87.44 +1.75%
ミクロン・テクノロジー 61.90 +1.44%
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TSM 82.25 −0.05%
▽エヌビディア 269.56 +2.72%
ASML 609.10 +0.55%
インテル 29.05 +0.59%
アプライド・マテリアルズ 110.31 −0.27%
▽AMD 85.94 +2.55%
▽ミクロン・テクノロジー 61.02 +4.95%
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【NY外為】
☆ドル強い 円が大幅に下落
//◆◆◆◇☆ 
・円が大幅に下落。対ユーロでは2008年以来の安値を付け、1ユーロ=150円近辺。対スイス・フランでは1979年以来の安値。
日本銀行が金融政策の現状維持を決め、緩和策を続ける方針を示したことが背景。
・円は対ドルでは一時1.9%安の1ドル=136円56銭。

ドル円相場は
⇒¥136.28 ¥2.31 1.72%
⇒¥133.99 ¥0.32 0.24%
⇒¥133.69 -¥0.07 -0.05%

4.29
日銀の植田和男総裁 
先行きの金融政策運営について、「引き締めが遅れて2%を超えるインフレ率が持続するリスクよりも、拙速な引き締めで、2%を実現できなくなるリスクの方が大きい」と指摘。

【米国株】
▽続伸 
//◆◆◆▽▽// 
・28日の米株式相場は続伸。
地銀やインフレを巡る懸念はあるものの、力強い企業決算に支えられた。
エクソンモービルやインテルなどの決算が予想を上回ったことが好感された。両社は1.3%と4%それぞれ上昇。

・ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は0.7%高。
アマゾン・ドット・コムは4%安。同社はクラウドコンピューティング部門の売り上げの伸び減速を明らかにした。

・ファースト・リパブリック・バンクは43%急落。連邦預金保険公社(FDIC)の管理下に置かれる可能性が高いとのCNBC報道が影響した。FDICがファースト・リパブリックを管理下に置く準備をしていると報じた。

・この日発表された3月の米個人消費支出(PCE)統計で、食品とエネルギーを除いたPCEコア価格指数は2カ月連続で前月比0.3%上昇。前年同月比では4.6%上昇した。

4.29
シティ・リサーチのマネジングディレクター、スコット・クロナート
「S&P500種構成銘柄の半数強が決算を発表したが、業績は予想と比べて底堅いようだ」と。
「通期に関する数字や修正はここ最近安定してきた。問題は引き続きセンチメントとポジション動向だ」と。

4.29
INGファイナンシャル・マーケッツのパドライク・ガービー氏は「インフレは一様に定着しているようであり、それがなおも問題だ。今後数四半期に利下げ段階に入るという見方に市場があまり気乗りしないのはそのためだ」と。

【米国債】
◇上昇
//◇◇◆◆◇//
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・ファースト・リパブリック株急落などを受けて、リスク回避の買いが入った。

・米10年債利回り
⇒3.43% -9.5 -2.69%
⇒3.52% 7.2 +2.08%
⇒3.45% 4.9 +1.44%

4.29
TDセキュリティーズの金利戦略グローバル責任者プリヤ・ミスラ
「雇用コスト指数が堅調となったことから、米金融当局への利上げ圧力は続くだろう」と指摘。「パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はこれまでに、賃金インフレを示す最善の指標に雇用コスト指数を挙げている。賃金インフレはサービスのコアインフレを押し上げるだろう」と。

4.29
みずほセキュリティーズのドミニク・コンスタム
「月末絡みの動きや、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合に備えてポジションをスクエアにする動き」に関連していると解説。

【原油】
◇続伸
//▽▲▲◇◇// 
・リスクオンのセンチメントで商品全般が買われる中、約4週間ぶりの大幅上昇となった。ただ、週間ベースでは2週連続で下落。

・WTI先物6月限は、前日比2.02ドル(2.7%)高の1バレル=76.786ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント6月限は1.17ドル高い79.54ドル。

>>4.28
レイモンド・ジェームズのアナリスト、パベル・モルチャノフ 
「現在続いている決算発表や、ここ数週間に公表されたマクロ経済データは、リセッション(景気後退)リスクについて強弱入り交じったシグナルを送っている」と。
「原油相場がやや方向感を失っているのはそのためであり、いずれの方向に対しても確信がない」と。

【NY金】
◇小幅に上昇
//◇◇◆◇◇// 
・金相場は4月の大半を2000ドル付近で推移している。

・金先物6月限は、前日比10セント高の1オンス=1999.10ドル。

>>4.27
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ
「金融ストレスを受け、米連邦公開市場委員会(FOMC)は来週の会合で利上げ停止を決定せざるを得ないとの観測が投資家の間で強まっており、それが金相場を幾分支えている」と。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,870.57 +38.99 +0.50% ⇒ ◆nr.調整3 ⇒ ◆nr.調整4 ⇒ ◇反発
独DAX指数 15,922.38 +121.93 +0.77% ⇒ -▼nrもみあい ⇒ ◇nr.よこばい ⇒ ▽nr.逆立ち
仏CAC指数 7,491.50 +7.66 +0.10% ⇒ -▼陰.調整 ⇒ ◇入首.反発 ⇒ +▼nr.よこばい

◇上昇
//=◆◆◇◇//
・28日の欧州株は上昇。
企業決算が消化される中でインフレ統計が追加利上げの懸念を強め、週間では6週ぶりの下落。

・欧州600指数は0.6%高。エネルギーや不動産が買われた。
一方、銀行や公益事業は下落。
個別ではドイツの高級車メーカー、メルセデス・ベンツグループが上昇。低調な世界経済の中にあっても、今後数カ月の売上高を受注残が支えるとの見方を示したことが好感された。

【欧州債】
◇上昇
//◆◇◆◆◇// 
・ドイツ債が中期債を中心に上昇。
短期金融市場が織り込む来週の欧州中央銀行(ECB)の利上げ幅は、3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して28bp。4月のドイツ物価上昇率が予想外に低下したことを受け、4月13日以来の低水準となった。

・独国債10年物
⇒2.31% -0.15
⇒2.46% +0.06
⇒2.40% +0.01

・英国債10年物
⇒ 3.72% -0.08
⇒ 3.79% +0.07
⇒ 3.73% +0.03

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