*かぶとうし塾


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2023年4月29日土曜日

☆ドル大幅高 円が急落 原油.▽wr.反発.76ドル台 令和5.4.29.Sat

4.28
NYダウ 34,098.16 +272.00 +0.80%
NASDAQ 12,226.58 +84.34 +0.69%
S&P500 4,169.48 +34.13 +0.82%

NYダウ(INDU) ⇒ ◆wr.切下げ⇒ ▽Wr反発.10MA突破 ⇒ ▽陽.逆立ち
NASDAQ(COMPQ) ⇒ +▲陰はらみ.様子見⇒ ▽Wr反発.逆立ち ⇒ ▽切返し
S&P500(SPX)⇒ ▼切下げ ⇒ ▽Wr反発.10MA突破 ⇒ ▽陽.逆立ち
 
【 SOX指数 】
2,994.97 +53.38 (+1.81%) ⇒ +◆はらみ.様子見 ⇒ ▽nr.買戻し ⇒ ▽陽.Cog.Reg10MA

【 VIX恐怖指数 】
15.78 -1.25 (-7.34%) ⇒ ◇nr.小幅上げ ⇒ ◆Wr.大幅下落 ⇒ ▲Wr.大幅下落
-7.34P 大幅下落、20割れキープ  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽陽.逆立ち ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
およそ2カ月半ぶり高値。午前発表の経済指標が市場予想を上回り、米国景気の先行きへの懸念が和らいだ。半導体のインテルが上昇するなど、決算内容が好感された銘柄の上昇も支えとなった。

▽切返し ⇒ ナスダック総合株価指数は3日続伸。
電気自動車のテスラと半導体のエヌビディアが上昇した。一方、ネット通販のアマゾン・ドット・コムは4%安。

//◇◇◆◇◆◆//◆◆◆◆◇☆ ドル円 136円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇◇◆◆//◆◇▲◇◇☆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_▲◇▼◆◇//_▽▲▲◇▽ 原油 76ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
☆ドル大幅高 円が急落 原油.▽wr.反発.76ドル台  
4.29
米ドル/円 136.24 136.34
ユーロ/円 150.18 150.27
ユーロ/米ドル 1.1020 1.1024
英ポンド/円 171.33 171.42
豪ドル/円 90.04 90.09
スイスフラン/円 152.37 152.45
原油(WTIC原油先物) 76.78 +2.02 +2.70% ⇒ ◆Wr.50MA割れ ⇒ ◇nrはらみ.様子見 ⇒ ▽wr.反発

◇ドル反発 円安転換 原油.◇nrはらみ.様子見.74ドル台 
4.28
米ドル/円 133.91 133.94
ユーロ/円 147.65 147.71
ユーロ/米ドル 1.1025 1.1029
英ポンド/円 167.29 167.36
豪ドル/円 88.76 88.78
スイスフラン/円 149.71 149.79
原油(WTIC原油先物) 74.76 +0.46 -0.62% ⇒ ◆wr.逆立ち.Sup50MA ⇒ ◆Wr.50MA割れ ⇒ ◇nrはらみ.様子見

◆ドルもみあい.円やや強 原油.◆Wr.50MA割れ.74ドル台  
4.27
米ドル/円 133.61 133.62
ユーロ/円 147.43 147.48
ユーロ/米ドル 1.1030 1.1041
英ポンド/円 166.54 166.60
豪ドル/円 88.25 88.28
スイスフラン/円 149.90 149.98
原油(WTIC原油先物) 74.30 -2.77 -3.59% ⇒ ▽陽.+Cog ⇒ ◆wr.逆立ち.Sup50MA ⇒ ◆Wr.50MA割れ

景気懸念和らぐ    
1.午前発表の4月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が前月比4.8ポイント改善の48.6と市場予想(43.5)を大きく上回った。4月のミシガン大学の消費者態度指数も前月から改善し、米景気の底堅さが意識された。

・ダウ平均は安く始まった。朝発表の3月の個人消費支出(PCE)価格指数は食品とエネルギーを除くコアの前月比の上昇率が0.3%と市場予想と一致した。賃金インフレの動向をみる上で重要な1~3月期の雇用コスト指数は前の四半期に比べ1.2%上昇し、市場予想(1.0%)を上回った。インフレ圧力の根強さが意識され、持ち高調整売りが先行した。
・市場では、「大手ハイテク企業の一部など決算発表内容が市場予想を上回るものが目立ち、市場に買い安心感が広がっている」(Bライリーのアート・ホーガン氏)と。

2.消費関連株、景気敏感株が上昇。
映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジットカードのビザなどの消費関連株、建機のキャタピラーや化学のダウといった景気敏感株が買われた。
・IT(情報技術)のIBMや決算を発表したバイオ製薬のアムジェンが下げた。
・地域銀行のファースト・リパブリック・バンクは再び急落し、43%安だった。米金融当局が複数の金融機関やファンドと救済策を検討していると伝わり、投資家の不安が広がった。ただ、相場全体に与える影響は限られた。

3.電気自動車のテスラと半導体のエヌビディアが上昇した。
一方、ネット通販のアマゾン・ドット・コムは4%安。前日発表の23年1~3月期決算で売上高と1株利益が市場予想を上回ったが、クラウド事業の減速が重荷。

TSM 84.30 +0.75%
▽エヌビディア 277.49 +1.92%
ASML 636.86 +1.21%
▽インテル 31.06 +4.02%
アプライド・マテリアルズ 113.03 +1.21%
AMD 113.03 +1.21%
▽ミクロン・テクノロジー 64.36 +3.97%
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▽TSM 83.67 +1.73%
エヌビディア 272.26 +1.00%
▽ASML 629.24 +3.31%
▽インテル 29.86 +2.79%
アプライド・マテリアルズ 111.68 +1.24%
AMD 87.44 +1.75%
ミクロン・テクノロジー 61.90 +1.44%
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TSM 82.25 −0.05%
▽エヌビディア 269.56 +2.72%
ASML 609.10 +0.55%
インテル 29.05 +0.59%
アプライド・マテリアルズ 110.31 −0.27%
▽AMD 85.94 +2.55%
▽ミクロン・テクノロジー 61.02 +4.95%
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【NY外為】
☆ドル強い 円が大幅に下落
//▽◆▽◆◆//◆◆◆◇☆ 
・円が大幅に下落。対ユーロでは2008年以来の安値を付け、1ユーロ=150円近辺。対スイス・フランでは1979年以来の安値。
日本銀行が金融政策の現状維持を決め、緩和策を続ける方針を示したことが背景。
・円は対ドルでは一時1.9%安の1ドル=136円56銭。

ドル円相場は
⇒¥136.28 ¥2.31 1.72%
⇒¥133.99 ¥0.32 0.24%
⇒¥133.69 -¥0.07 -0.05%

4.29
日銀の植田和男総裁 
先行きの金融政策運営について、「引き締めが遅れて2%を超えるインフレ率が持続するリスクよりも、拙速な引き締めで、2%を実現できなくなるリスクの方が大きい」と指摘。

【米国株】
▽続伸 
//◇◆◆◆◇//◆◆◆▽▽ 
・28日の米株式相場は続伸。
地銀やインフレを巡る懸念はあるものの、力強い企業決算に支えられた。
エクソンモービルやインテルなどの決算が予想を上回ったことが好感された。両社は1.3%と4%それぞれ上昇。

・ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は0.7%高。
アマゾン・ドット・コムは4%安。同社はクラウドコンピューティング部門の売り上げの伸び減速を明らかにした。

・ファースト・リパブリック・バンクは43%急落。連邦預金保険公社(FDIC)の管理下に置かれる可能性が高いとのCNBC報道が影響した。FDICがファースト・リパブリックを管理下に置く準備をしていると報じた。

・この日発表された3月の米個人消費支出(PCE)統計で、食品とエネルギーを除いたPCEコア価格指数は2カ月連続で前月比0.3%上昇。前年同月比では4.6%上昇した。

4.29
シティ・リサーチのマネジングディレクター、スコット・クロナート
「S&P500種構成銘柄の半数強が決算を発表したが、業績は予想と比べて底堅いようだ」と。
「通期に関する数字や修正はここ最近安定してきた。問題は引き続きセンチメントとポジション動向だ」と。

4.29
INGファイナンシャル・マーケッツのパドライク・ガービー氏は「インフレは一様に定着しているようであり、それがなおも問題だ。今後数四半期に利下げ段階に入るという見方に市場があまり気乗りしないのはそのためだ」と。

【米国債】
◇上昇
//◆◇◆◇◆//◇◇◆◆◇
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・ファースト・リパブリック株急落などを受けて、リスク回避の買いが入った。

・米10年債利回り
⇒3.43% -9.5 -2.69%
⇒3.52% 7.2 +2.08%
⇒3.45% 4.9 +1.44%

4.29
TDセキュリティーズの金利戦略グローバル責任者プリヤ・ミスラ
「雇用コスト指数が堅調となったことから、米金融当局への利上げ圧力は続くだろう」と指摘。「パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はこれまでに、賃金インフレを示す最善の指標に雇用コスト指数を挙げている。賃金インフレはサービスのコアインフレを押し上げるだろう」と。

4.29
みずほセキュリティーズのドミニク・コンスタム
「月末絡みの動きや、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合に備えてポジションをスクエアにする動き」に関連していると解説。

【原油】
◇続伸
//▲◇◆▲◇//▽▲▲◇◇ 
・リスクオンのセンチメントで商品全般が買われる中、約4週間ぶりの大幅上昇となった。ただ、週間ベースでは2週連続で下落。

・WTI先物6月限は、前日比2.02ドル(2.7%)高の1バレル=76.786ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント6月限は1.17ドル高い79.54ドル。

>>4.28
レイモンド・ジェームズのアナリスト、パベル・モルチャノフ 
「現在続いている決算発表や、ここ数週間に公表されたマクロ経済データは、リセッション(景気後退)リスクについて強弱入り交じったシグナルを送っている」と。
「原油相場がやや方向感を失っているのはそのためであり、いずれの方向に対しても確信がない」と。

【NY金】
◇小幅に上昇
//◆◇◆◇◆//◇◇◆◇◇ 
・金相場は4月の大半を2000ドル付近で推移している。

・金先物6月限は、前日比10セント高の1オンス=1999.10ドル。

>>4.27
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ
「金融ストレスを受け、米連邦公開市場委員会(FOMC)は来週の会合で利上げ停止を決定せざるを得ないとの観測が投資家の間で強まっており、それが金相場を幾分支えている」と。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,870.57 +38.99 +0.50% ⇒ ◆nr.調整3 ⇒ ◆nr.調整4 ⇒ ◇反発
独DAX指数 15,922.38 +121.93 +0.77% ⇒ -▼nrもみあい ⇒ ◇nr.よこばい ⇒ ▽nr.逆立ち
仏CAC指数 7,491.50 +7.66 +0.10% ⇒ -▼陰.調整 ⇒ ◇入首.反発 ⇒ +▼nr.よこばい

◇上昇
//◆◇◇=◇//=◆◆◇◇
・28日の欧州株は上昇。
企業決算が消化される中でインフレ統計が追加利上げの懸念を強め、週間では6週ぶりの下落。

・欧州600指数は0.6%高。エネルギーや不動産が買われた。
一方、銀行や公益事業は下落。
個別ではドイツの高級車メーカー、メルセデス・ベンツグループが上昇。低調な世界経済の中にあっても、今後数カ月の売上高を受注残が支えるとの見方を示したことが好感された。

【欧州債】
◇上昇
//◆◆◆◇◆//◆◇◆◆◇ 
・ドイツ債が中期債を中心に上昇。
短期金融市場が織り込む来週の欧州中央銀行(ECB)の利上げ幅は、3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して28bp。4月のドイツ物価上昇率が予想外に低下したことを受け、4月13日以来の低水準となった。

・独国債10年物
⇒2.31% -0.15
⇒2.46% +0.06
⇒2.40% +0.01

・英国債10年物
⇒ 3.72% -0.08
⇒ 3.79% +0.07
⇒ 3.73% +0.03

28日 【日本株】
日経225  28,856.44 +398.76 +1.40%
TOPIX 2,057.48 +24.97 +1.23%
日経平均 ⇒ ◆nr.BigDn ⇒ ▽入首 ⇒ ◇陽.逆立浮上
TOPIX  ⇒ ◆nr.BigDn ⇒ ◇呑込反発 ⇒ ◇陽.High
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【日経平均VI】
日経平均VI 15.22 -1.20 -7.31% ⇒ ◆Wr.大幅下げ
日経平均VI 16.42 -0.40 -2.38% ⇒ ◆陰下げ
日経平均VI 16.82 +0.55 +3.38% ⇒ +◆nr.BigUp
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・ファースト・リパブリック、FRB貸出へのアクセス制限も-関係者。
・野村HD株が8%超下落、決算内容ネガティブ-株主還元も見劣り。
・トヨタ、3月世界生産は過去最高の105万3091台-半導体不足はねのけ。
・ドル・円相場は1ドル=133円台後半で推移、前日の日本株終値時点は133円64銭。
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28日、長期金利が大幅低下、日銀が緩和策維持-円下落、株上昇

・28日の東京株式相場は一段高。
午前の日本株市場は、メタ・プラットフォームズやアマゾン・ドット・コムなどの米ハイテク企業が想定以上に収益を上げ、市場に買い安心感が広がっていた。

・自動車や機械株が高い。一方、銀行株は下落に転じた。
・一方、銀行株は下落に転じた。

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三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘
金融政策のレビューに1年から1年半かけるとの発表は、結果的に当面は超緩和策を維持するとの観測から、株式市場や景気にはサポート要因となると。

3月の米地銀破綻の影響が大きいとし、「いま拙速に政策変更するタイミングではないというのが日銀の判断だ」と。

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【個別銘柄】信越化、日立、関西電力、マキタ、新光電工 など

◆信越化 3863 -179大幅続落。
前日に23年3月期決算を発表、営業利益は9982億円で前期比47.6%増となったが、市場予想は100億円程度下回った。1-3月期は1900億円で前年同期比3.2%減と急失速の形。
シリコンウエハーやフォトレジストなどの需要が想定以上に減少したもよう。24年3月期見通しは現時点で非開示としている。1-3月期下振れ決算嫌気のほか、米国PCVの価格転嫁の遅れなどもネガティブ視のようだ。

◆日立 7485 -161大幅反落。
前日に23年3月期決算を発表、営業利益は7481億円で前期比1.3%増となり、市場予想を200億円弱下回る着地になった。24年3月期は6750億円で同9.8%減の見通しとしており、コンセンサスを1000億円程度下振れる。
保守的な要素も強いとみられるが、下振れ幅の大きさがネガティブなインパクトに。上限1000億円の自社株買いを発表したが、想定線でもあって下支えにはつながらず。

◇関西電力 1470 +129急伸。
前日に23年3月期の決算を発表、経常損益は66億円の赤字となったが、従来計画550億円の赤字からは大幅に上振れ。また、24年3月期は4250億円の黒字予想で、市場コンセンサスの2600億円程度を大幅に上回っている。
原子力利用率の上昇や為替・燃料価格のプラス寄与などを見込んでいる。未定としていた23年3月期配当は50円に。予想以上の業績改善見通しにポジティブなサプライズが先行している。

◇マキタ 3820 +645急騰。
前日に23年3月期決算を発表、営業利益は282億円で前期比69.2%減、会社計画の250億円は上振れた。24年3月期は550億円で同94.7%増と大幅増益見通し。
370億円程度の市場予想と乖離が大きく、ポジティブなインパクトにつながった。売上は落ち込むとみているが、在庫評価減や中国ロックダウンの影響一巡などが要因とみられる。310万株、100億円を上限とする自社株買いの発表もプラス視。

◇新光電工 4005 +365急伸。
前日に23年3月期決算を発表、営業益は767億円で前期比7.4%増、市場予想を15億円程度下振れた。1-3月期は56億円で前年同期比70.6%減と減益幅が拡大。24年3月期は350億円で前期比54.4%減と大幅減益見込みで、コンセンサスも200億円程度下振れる。
ただ、足元の業績悪化は織り込み済みで、為替前提の違いがコンセンサスとの差異になっているため、あく抜け感にもつながった。

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4.28動いた株・出来た株
◇マキタ<6586> 3750 +575 今期は市場予想を大幅に上回る業績ガイダンスに。
◇関西電力<9503> 1502 +161 今期業績の大幅改善見通しがポジティブサプライズに。
◇キッコーマン<2801> 7950 +770 決算受けて野村證券では投資判断を格上げ。
◇新光電気工業<6967> 3985 +345 想定以上の大幅減益ガイダンスもあく抜け感先行。
◇イビデン<4062> 5340 +420 米インテルの時間外上昇など刺激にも。
◇相鉄HD<9003> 2549 +127 今期も連続大幅増益見通しで。
◇デンソー<6902> 8007 +224 決算発表後はガイダンスリスク通過による安心感。
◇ANA<9202> 2939.5 +54.5 今期業績計画は中計目標値を上振れ。
◆信越化学工業<4063> 3830 -212 1-3月期は営業減益で市場想定下振れ。
◆日立製作所<6501> 7351 -295 今期業績見通しは市場予想を大きく下振れ。
◆OLC<4661> 4734 -57 今期業績見通しはコンセンサスを下振れ。
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