*かぶとうし塾


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2023年4月28日金曜日

◇ドル反発 円安転換 原油.◇nrはらみ.様子見.74ドル台 令和5.4.28.Fri

28日 【日本株】
日経225  28,856.44 +398.76 +1.40%
TOPIX 2,057.48 +24.97 +1.23%
日経平均 ⇒ ◆nr.BigDn ⇒ ▽入首 ⇒ ◇陽.逆立浮上
TOPIX  ⇒ ◆nr.BigDn ⇒ ◇呑込反発 ⇒ ◇陽.High
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【日経平均VI】
日経平均VI 15.22 -1.20 -7.31% ⇒ ◆Wr.大幅下げ
日経平均VI 16.42 -0.40 -2.38% ⇒ ◆陰下げ
日経平均VI 16.82 +0.55 +3.38% ⇒ +◆nr.BigUp
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・ファースト・リパブリック、FRB貸出へのアクセス制限も-関係者。
・野村HD株が8%超下落、決算内容ネガティブ-株主還元も見劣り。
・トヨタ、3月世界生産は過去最高の105万3091台-半導体不足はねのけ。
・ドル・円相場は1ドル=133円台後半で推移、前日の日本株終値時点は133円64銭。
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28日、長期金利が大幅低下、日銀が緩和策維持-円下落、株上昇

・28日の東京株式相場は一段高。
午前の日本株市場は、メタ・プラットフォームズやアマゾン・ドット・コムなどの米ハイテク企業が想定以上に収益を上げ、市場に買い安心感が広がっていた。

・自動車や機械株が高い。一方、銀行株は下落に転じた。
・一方、銀行株は下落に転じた。

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三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘
金融政策のレビューに1年から1年半かけるとの発表は、結果的に当面は超緩和策を維持するとの観測から、株式市場や景気にはサポート要因となると。

3月の米地銀破綻の影響が大きいとし、「いま拙速に政策変更するタイミングではないというのが日銀の判断だ」と。

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【個別銘柄】信越化、日立、関西電力、マキタ、新光電工 など

◆信越化 3863 -179大幅続落。
前日に23年3月期決算を発表、営業利益は9982億円で前期比47.6%増となったが、市場予想は100億円程度下回った。1-3月期は1900億円で前年同期比3.2%減と急失速の形。
シリコンウエハーやフォトレジストなどの需要が想定以上に減少したもよう。24年3月期見通しは現時点で非開示としている。1-3月期下振れ決算嫌気のほか、米国PCVの価格転嫁の遅れなどもネガティブ視のようだ。

◆日立 7485 -161大幅反落。
前日に23年3月期決算を発表、営業利益は7481億円で前期比1.3%増となり、市場予想を200億円弱下回る着地になった。24年3月期は6750億円で同9.8%減の見通しとしており、コンセンサスを1000億円程度下振れる。
保守的な要素も強いとみられるが、下振れ幅の大きさがネガティブなインパクトに。上限1000億円の自社株買いを発表したが、想定線でもあって下支えにはつながらず。

◇関西電力 1470 +129急伸。
前日に23年3月期の決算を発表、経常損益は66億円の赤字となったが、従来計画550億円の赤字からは大幅に上振れ。また、24年3月期は4250億円の黒字予想で、市場コンセンサスの2600億円程度を大幅に上回っている。
原子力利用率の上昇や為替・燃料価格のプラス寄与などを見込んでいる。未定としていた23年3月期配当は50円に。予想以上の業績改善見通しにポジティブなサプライズが先行している。

◇マキタ 3820 +645急騰。
前日に23年3月期決算を発表、営業利益は282億円で前期比69.2%減、会社計画の250億円は上振れた。24年3月期は550億円で同94.7%増と大幅増益見通し。
370億円程度の市場予想と乖離が大きく、ポジティブなインパクトにつながった。売上は落ち込むとみているが、在庫評価減や中国ロックダウンの影響一巡などが要因とみられる。310万株、100億円を上限とする自社株買いの発表もプラス視。

◇新光電工 4005 +365急伸。
前日に23年3月期決算を発表、営業益は767億円で前期比7.4%増、市場予想を15億円程度下振れた。1-3月期は56億円で前年同期比70.6%減と減益幅が拡大。24年3月期は350億円で前期比54.4%減と大幅減益見込みで、コンセンサスも200億円程度下振れる。
ただ、足元の業績悪化は織り込み済みで、為替前提の違いがコンセンサスとの差異になっているため、あく抜け感にもつながった。

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4.28動いた株・出来た株
◇マキタ<6586> 3750 +575 今期は市場予想を大幅に上回る業績ガイダンスに。
◇関西電力<9503> 1502 +161 今期業績の大幅改善見通しがポジティブサプライズに。
◇キッコーマン<2801> 7950 +770 決算受けて野村證券では投資判断を格上げ。
◇新光電気工業<6967> 3985 +345 想定以上の大幅減益ガイダンスもあく抜け感先行。
◇イビデン<4062> 5340 +420 米インテルの時間外上昇など刺激にも。
◇相鉄HD<9003> 2549 +127 今期も連続大幅増益見通しで。
◇デンソー<6902> 8007 +224 決算発表後はガイダンスリスク通過による安心感。
◇ANA<9202> 2939.5 +54.5 今期業績計画は中計目標値を上振れ。
◆信越化学工業<4063> 3830 -212 1-3月期は営業減益で市場想定下振れ。
◆日立製作所<6501> 7351 -295 今期業績見通しは市場予想を大きく下振れ。
◆OLC<4661> 4734 -57 今期業績見通しはコンセンサスを下振れ。
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4.27
NYダウ 33,826.16 +524.29 +1.57%
NASDAQ 12,142.23 +287.88 +2.43%
S&P500 4,135.35 +79.36 +1.95%

NYダウ(INDU) ⇒ ◆Wr.逆立ち ⇒ ◆wr.切下げ⇒ ▽Wr反発.10MA突破
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆Wr.Low.Sup50MA ⇒ +▲陰はらみ.様子見⇒ ▽Wr反発.逆立ち
S&P500(SPX)⇒ ◆Wr.20MA割れ ⇒ ▼切下げ ⇒ ▽Wr反発.10MA突破
 
【 SOX指数 】
2,941.59 +18.59 (+0.64%) ⇒ ◆Wr.Low ⇒ +◆はらみ.様子見 ⇒ ▽nr.買戻し

【 VIX恐怖指数 】
17.03 -1.81 (-9.61%) ⇒ ◇Wr.大幅上昇 ⇒ ◇nr.小幅上げ ⇒ ◆Wr.大幅下落
-9.61P 大幅下落、20割れキープ  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽Wr反発.10MA突破 ⇒ ダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発。
前日に決算を発表した交流サイトのメタプラットフォームズが急伸し、他のハイテク銘柄にも買いが及んだ。前日までに大きく売られていた米中堅銀行の下げが一服したのも投資家心理の支えとなった面がある。

▽Wr反発.逆立ち ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
ネット検索のアルファベットや電気自動車のテスラへの買い。

//◇◇◆◇◆◆//◆◆◆◆◇ ドル円 133円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇◇◆◆//◆◇▲◇◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_▲◇▼◆◇//_▽▲▲◇ 原油 74ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドル反発 円安転換 原油.◇nrはらみ.様子見.74ドル台 
4.28
米ドル/円 133.91 133.94
ユーロ/円 147.65 147.71
ユーロ/米ドル 1.1025 1.1029
英ポンド/円 167.29 167.36
豪ドル/円 88.76 88.78
スイスフラン/円 149.71 149.79
原油(WTIC原油先物) 74.76 +0.46 -0.62% ⇒ ◆wr.逆立ち.Sup50MA ⇒ ◆Wr.50MA割れ ⇒ ◇nrはらみ.様子見

◆ドルもみあい.円やや強 原油.◆Wr.50MA割れ.74ドル台  
4.27
米ドル/円 133.61 133.62
ユーロ/円 147.43 147.48
ユーロ/米ドル 1.1030 1.1041
英ポンド/円 166.54 166.60
豪ドル/円 88.25 88.28
スイスフラン/円 149.90 149.98
原油(WTIC原油先物) 74.30 -2.77 -3.59% ⇒ ▽陽.+Cog ⇒ ◆wr.逆立ち.Sup50MA ⇒ ◆Wr.50MA割れ

◆ドル弱い 円が強反転 原油.◆wr.逆立ち.Sup50MA.77ドル台  
4.26
米ドル/円 133.72 133.75
ユーロ/円 146.74 146.83
ユーロ/米ドル 1.0974 1.0978
英ポンド/円 165.96 166.02
豪ドル/円 88.66 88.69
スイスフラン/円 149.91 150.01
原油(WTIC原油先物) 77.07 -1.69 -2.15% ⇒ ◇nr反発 ⇒ ▽陽.+Cog ⇒ ◆wr.逆立ち.Sup50MA

金融不安後退や一部ハイテク決算を好感    
1.経営不安を背景に前日までの2日間で急落していた米中堅銀ファースト・リパブリック・バンクが上昇に転じたことも、投資家の警戒感を和らげた。金融株が買われ、ダウ平均の構成銘柄ではゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースが上昇した。

2.メディア・娯楽、小売りが上昇。
ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルなどほかの主要ハイテク株にも買いが波及した。ダウ平均は午後に上げ幅を広げる展開。
・航空会社のアメリカン(AAL)は四半期決算が予想に一致、夏の国際線需要が強く、第2四半期の1株利益見通しが予想を上回り、買われた。
・ 重機メーカーのキャタピラー(CAT)は第1四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回ったものの、在庫状況から需要がピークに達したとの思惑が強まったほか、正式な見通しが示されず警戒感。

3.ネット検索のアルファベットや電気自動車のテスラへの買いが目立った。
オンライン小売のアマゾン(AMZN)は第1四半期決算を発表。売上高が市場予想を上回ったほか、第2四半期見通しが好感され、時間外取り引きで上昇。
・フェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は四半期決算で1株利益と売上高が予想を上回り、アナリストは投資判断を引き上げ。

▽TSM 83.67 +1.73%
エヌビディア 272.26 +1.00%
▽ASML 629.24 +3.31%
▽インテル 29.86 +2.79%
アプライド・マテリアルズ 111.68 +1.24%
AMD 87.44 +1.75%
ミクロン・テクノロジー 61.90 +1.44%
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TSM 82.25 −0.05%
▽エヌビディア 269.56 +2.72%
ASML 609.10 +0.55%
インテル 29.05 +0.59%
アプライド・マテリアルズ 110.31 −0.27%
▽AMD 85.94 +2.55%
▽ミクロン・テクノロジー 61.02 +4.95%
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▲TSM 82.29 −2.78%
▲エヌビディア 262.41 −2.96%
▲ASML 605.76 −3.45%
▲インテル 28.88 −2.63%
▲アプライド・マテリアルズ 110.61 −2.64%
▲AMD 83.80 −4.31%
▲ミクロン・テクノロジー 58.14 −2.30%
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【NY外為】
◇ドルがほぼ変わらず
//▽◆▽◆◆//◆◆◆◇ 
・ドルがほぼ変わらず。米経済指標で成長鈍化とインフレ加速が示唆される中、日中は荒い値動きだった。
・ドルは対円では上昇し、1ドル=133円台後半。一時は134円20銭を付けた。朝方には円が買われる場面もあった。

ドル円相場は
⇒¥133.99 ¥0.32 0.24%
⇒¥133.69 -¥0.07 -0.05%
⇒¥133.71 -¥0.53 -0.39%

4.28
ウェルズ・ファーゴのエリック・ネルソン、ジャック・ボスウェル 
円相場を動かす世界的な要因はさらに円に有利な方向に転じつつあると、27日の調査リポートで指摘。
世界的にインフレが今後数カ月で和らぐとみられ、中銀政策を巡る市場の織り込みがそれほど一方向でなくなるのに伴い、円は最も恩恵を受ける可能性が高いと。円買い・スイスフラン売り勧める、世界的状況が円に有利-ウェルズF。

【米国株】
▽反発 
//◇◆◆◆◇//◆◆◆▽ 
・27日の米株式相場は上昇し、S&P500種株価指数は1月以来の大幅高。
テクノロジー企業の堅調な決算が好感された。この日発表された経済指標では景気減速と予想以上のインフレ加速の両方が示されたが、市場では好決算の影響が上回った。

・ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は2.8%高。
前日の引け後に発表されたフェイスブック親会社メタ・プラットフォームズの決算は、アナリスト予想を上回った。メタは14%高で終了。
通常取引終了後の時間外取引では、決算を公表したアマゾン・ドット・コムが大きく上昇。

・消費財銘柄ではコカ・コーラやプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などに続いて、ハズブロの決算も市場予想を上回った。米企業は物価圧力や金融引き締めをうまく切り抜けているとの見方が広がった。

4.28
トールバッケン・キャピタル・アドバイザーズの創業者、マイケル・パーブス
「大方は決算発表にかけて当然のことながら、大手ハイテクをショートかアンダーウエートにしていた」と。
「大手ハイテク企業は単に効率化を進めることで業績を大きく押し上げることができると、市場は実感しているのかもしれない」と。

4.28
フェデレーテッド・ハーミーズの世界株式担当シニアポートフォリオマネジャー、ルイス・グラント
「テクノロジー株で大きな反応が見られる。こうした企業では先に実施したコスト効率化の取り組みが実を結び始めつつある」と顧客向けリポートで指摘。<br> 「投資家センチメントは引き続きあらゆる点で世界経済と同様に脆弱(ぜいじゃく)で、決算シーズンは企業の総体的な健全性の見通しを提供するとして、強く待ち望まれていた」と。

【米国債】
◆下落
//◆◇◆◇◆//◇◇◆◆
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・1-3月(第1四半期)にインフレ圧力が予想以上に強まったことから、短めの債券を中心に利回りが上昇。

・米10年債利回り
⇒3.52% 7.2 +2.08%
⇒3.45% 4.9 +1.44%
⇒3.40% -9.4 -2.70%

4.28
BMOキャピタル・マーケッツの米金利ストラテジスト、ベン・ジェフリー
「市場はインフレの数字に反応している」と指摘。ただし、失業保険申請件数が予想を下回り、「労働面の堅調な数字」も同時に公表されたと。

【原油】
◇小幅に反発
//▲◇◆▲◇//▽▲▲◇ 
・発表された経済指標はまだら模様で、積極的な取引は手控えられた。

・WTI先物6月限は前日比46セント(0.6%)高の1バレル=74.76ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント6月限は68セント(0.9%)上昇し、78.37ドル。

4.28
レイモンド・ジェームズのアナリスト、パベル・モルチャノフ 
「現在続いている決算発表や、ここ数週間に公表されたマクロ経済データは、リセッション(景気後退)リスクについて強弱入り交じったシグナルを送っている」と。
「原油相場がやや方向感を失っているのはそのためであり、いずれの方向に対しても確信がない」と。

【NY金】
◇反発
//◆◇◆◇◆//◇◇◆◇ 
・金相場は4月の大半を2000ドル付近で推移している。

・金先物6月限は、前日比3ドル(0.2%)高の1オンス=1999ドル。

>>4.27
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ
「金融ストレスを受け、米連邦公開市場委員会(FOMC)は来週の会合で利上げ停止を決定せざるを得ないとの観測が投資家の間で強まっており、それが金相場を幾分支えている」と。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,852.64 -38.49 -0.49% ⇒ ◆nr.よこばい調整 ⇒ ◆nr.調整2 ⇒ ◆nr.調整3
独DAX指数 15,795.73 -76.40 -0.48% ⇒ ▲nr.よこばい ⇒ ▽nr.よこばい ⇒ -▼nrもみあい
仏CAC指数 7,466.66 -64.95 -0.86% ⇒ -◇nr.よこばい ⇒ ◆nr.下げもみあい ⇒ -▼陰.調整

◇小幅反発
//◆◇◇=◇//=◆◆◇
・27日の欧州株は小幅反発。
投資家は根強い高インフレや金利上昇がもたらす影響を探る手掛かりを企業決算に求めた。

・欧州600指数は0.2%高。前日までは3日続落だった。
この日は銀行株が特に上昇した。決算が強材料となり、英銀バークレイズは大幅高となった。同行の債券トレーディング収入は予想に反して増加した。
ドイツ銀行も高い。追加の人員削減計画を示したほか、2025年までの増収率目標を超えることを目指す意向を示したことも好感された。

【欧州債】
◆下落
//◆◆◆◇◆//◆◇◆◆ 
・ドイツ債が下落。10年債利回りは4月14日以降で最も上昇した。
米国で発表された1-3月(第1四半期)の個人消費支出(PCE)価格指数で食品とエネルギーを除くコア指数の伸びが加速したことに反応した。

・独国債10年物
⇒2.46% +0.06
⇒2.40% +0.01
⇒2.35% 0.113

・英国債10年物
⇒ 3.79% +0.07
⇒ 3.73% +0.03
⇒ 3.69% -0.09

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