*かぶとうし塾


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2023年4月1日土曜日

◇ドルもみあい 円も強含む 原油.◇wr.Test50MA.75ドル台 令和5.4.1.Sat

3.31
NYダウ 33,274.15 +415.12 +1.26%
NASDAQ 12,221.90 +208.43 +1.74%
S&P500 4,109.31 +58.48 +1.44%

NYダウ(INDU) ⇒ ▽逆立ち.Sup200MA ⇒ ◇nr.2up ⇒ ▽wr.50MA突破
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽逆立ち.Sup10MA ⇒ +nr.様子見 ⇒ ▽Wr.上放れ
S&P500(SPX) ⇒ ▽逆立ち.50MA突破 ⇒ +nr.様子見 ⇒ ▽wr.上放れ
 
【 SOX指数 】
3,230.86 +22.60 (+0.70%) ⇒ ▽逆立ち.10MA突破 ⇒ △nr.様子見 ⇒ ◇呑込み.高値更新

【 VIX恐怖指数 】
18.70 -0.32 (-1.68%) ⇒ ▲Low.BigDn ⇒ ▲nr.様子見 ⇒ ▲陰.Lowエリア
-1.68P 下げ、20割れ続く  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽wr.50MA突破 ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
朝方発表の2月の米個人消費支出(PCE)物価指数の伸び率が市場予想を下回った。米連邦準備理事会(FRB)の利上げが長引くとの懸念が和らいだことが手がかりとなった。月末と四半期末が重なったため、機関投資家のリバランス(資産配分の調整)に伴う買いも入った。

▽Wr.上放れ ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
米長期金利が低下し、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株も上昇、交流サイトのメタプラットフォームズが高い。
中国当局が「国家安全法」などに基づき調査に着手したと伝わった半導体のマイクロン・テクノロジーは4%安。

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//◇◆◇◆◆◆//◇◇◆▽◆◇ ドル円 132円台( 金融政策意識 )
//◇◇▽◇▲▲//◇▽▲▽◇◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_▽▽◇◆▼//◇▽◇◆▽◇ 原油 75ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドルもみあい 円も強含む 原油.◇wr.Test50MA.75ドル台  
4.1
米ドル/円 132.84 132.87
ユーロ/円 143.93 144.02
ユーロ/米ドル 1.0836 1.0843
英ポンド/円 163.77 163.86
豪ドル/円 88.77 88.82
スイスフラン/円 145.11 145.19
原油(WTIC原油先物) 75.67 +1.30 +1.75% ⇒ ▲かぶせ.調整 ⇒ ◇クアトロ浮上 ⇒ ▽wr.Test50MA

◆ドルもみあい 円安続く 原油.◇クアトロ浮上.74ドル台 
3.31
米ドル/円 132.66 132.67
ユーロ/円 144.65 144.68
ユーロ/米ドル 1.0904 1.0905
英ポンド/円 164.30 164.36
豪ドル/円 89.03 89.05
スイスフラン/円 145.19 145.22
原油(WTIC原油先物) 74.37 +1.40 +1.92% ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ ▲かぶせ.調整 ⇒ ◇クアトロ浮上

▽ドル反発.円安すすむ 原油.▲かぶせ.調整.72ドル台  
3.30
米ドル/円 132.72 132.73
ユーロ/円 143.91 143.93
ユーロ/米ドル 1.0843 1.0844
英ポンド/円 163.44 163.51
豪ドル/円 88.71 88.73
スイスフラン/円 144.50 144.52
原油(WTIC原油先物) 72.97 -0.23 -0.31% ⇒ ▽逆立ち.大幅上げ ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ ▲かぶせ.調整

物価指標下振れ    
1.FRBが物価指標として重視するPCE物価指数は、変動が大きい食品とエネルギーを除くコア指数が前年同月比4.6%上昇と市場予想(4.7%)ほど伸びなかった。伸び率も前月(4.7%)から鈍化した。3月の消費者態度指数(確報値)では、消費者が予想する1年先のインフレ率は3.6%と2月(4.1%)から低下し、2021年4月以来の低水準をつけた。

・市場では「週末、月末、四半期末が重なり、機関投資家の資産配分見直しに伴う買いが入ったようだ。インフレ鈍化への期待に加え、引き続き金融システム不安が落ち着いていることも買い安心感につながった」(SIAウェルス・マネジメントのコリン・チェシンスキ氏)と。

2.ホームセンターのホーム・デポ、建機のキャタピラー、小売りのウォルマートなど、景気敏感株や消費関連株が買われた。

・米長期金利が低下し、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株も上昇。

3.交流サイトのメタプラットフォームズが高い。
中国当局が「国家安全法」などに基づき調査に着手したと伝わった半導体のマイクロン・テクノロジーは4%安。

TSM 93.02 +0.59%
エヌビディア 277.77 +1.44%
ASML 680.71 +0.60%
インテル 32.67 +1.81%
AMD 98.01 +0.13%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 
//◆◇◆◆◆//◇◆▽◆◇ 
・月末のポートフォリオ調整の中でドルが上昇。
・円は対ドルで一時133円59銭と、今月17日以来の安値を付けた。日本の年度末に伴うフローなどが影響。

ドル円相場は
⇒¥132.83 ¥0.13 0.10%
⇒¥132.70 ¥0.00 0.00%
⇒¥132.88 ¥1.99 +1.52%

3.31
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のデレク・ハルペニー、リー・ハードマン
「ドル・円は今週、ドルの動きに大きく影響されたが、その勢いは失われつつある。年度末に伴う外国勢の債券買いがドル高を勢いづけた可能性があるが、米利回りの大幅低下は依然としてドル・円の下落リスクを示しており、今の状況が続く公算は小さい」と。

【米国株】
◇続伸 
//▽▽▲◇◇//◇▼▽◇ 
・31日の米株式相場は3日続伸。S&P500種株価指数は週間ベースで3.5%上昇。
テクノロジー株が買われた。この日発表された個人消費支出(PCE)コア価格指数の伸びが市場予想を下回り、米国の利上げサイクルが終了に近づいている可能性を示唆していると受け止められた。

・2月のPCEコア価格指数は前月比0.3%上昇。市場予想の0.4%上昇を下回った。

3.31
BMOキャピタル・マーケッツのイアン・リンジェン
「総じてインフレがピークを付けたという話に沿った内容だったが、物価安定を取り戻すためにすべきことが残っているという米金融当局の主張とも整合的だ」とリポートで指摘。

3.31
ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー
「極めて限られた数の銘柄だけが上昇しているのは、到底健全なことではない。上昇銘柄がこの先増えることが強気派にとって不可欠となろう」と。
「そういった状況にならない場合、大手ハイテク株が調整し、現在の上昇相場がひどい下げへと変わるのも時間の問題に過ぎない」と記した。

【米国債】
◇上昇
//▲▲▽◇▽//▲◆◇◇◇
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・投資家は銀行破綻の影響と金利見通し変化への調整に苦慮している。

・米10年債利回り
⇒3.47% -7.7 -2.18%
⇒3.55% -1.5 -0.42%。
⇒3.56% -0.6 -0.16%

>>3.28
スカイランズ・キャピタルのシニアトレーダー、トム・ハーデン
「米国債が先週大きく買われた一因は、金融混乱波及への懸念だった」と指摘。商いが薄いことなどもあり、「その懸念は今週に入ってからは今のところ弱まっている」と。

>>3.28
INGの金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ
「銀行混乱波及のニュースがないため、金利が再び上昇している」とリポートで指摘。「しかし2回以上の利上げの織り込みは不可能だと思われる。これは2年債利回りが4%付近で推移することを意味する」と。

【原油】
◇上昇
//▽▽◇◆▼//▽◇◆▽◇ 
・月間では下落。
米経済を巡る暗いセンチメントと銀行危機が金融市場全般を覆う中、原油相場は下落。強気派は「ゼロコロナ」政策終了に伴う中国の需要回復に期待をかけているが、その回復は一部で予想されていたより緩慢。

・WTI先物5月限は、前日比1.30ドル(1.8%)高の1バレル=75.67ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限はこの日、50セント高の79.77ドル。

3.31
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン
「堅調だった中国の非製造業購買担当者指数(PMI)や米国での在庫減少、金融市場の安定といったファンダメンタルズの動きと、ロングのポジションが非常に限定的な状況が相まって、原油相場の勢いに火が付いた」と。

【NY金】
◆反落
//◇▲◇▽▲//◆▽◆◇◆ 
・金相場は反落。月間では大幅高となった。
銀行セクターの混乱で逃避需要が強まり、金買いが広がった。

・金先物6月限は、前日比0.6%安の1オンス=1986.20ドル。

3.31
TDセキュリティーズの商品戦略担当グローバル責任者、バート・メレク
「予想を下回るインフレ指標は、米金融当局にタカ派姿勢を弱める余地を与える」と。「これは金にとって明るい展開だ」と続けた。同氏は金相場が1オンス=2000ドルに上昇すると見込んでいる。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,631.74 +11.31 +0.15% ⇒ ▽陽.Sup10MA ⇒ ◇陽.4up ⇒ ◇nr.もみあい
独DAX指数 15,628.84 +106.44 +0.69% ⇒ ▽逆立ち.Sup200MA ⇒ ◇陽.2up ⇒ ◇nr.3up
仏CAC指数 7,322.39 +59.02 +0.81% ⇒ ▽クアトロ.50MA突破 ⇒ △陽.2up ⇒ ◇陽.3up

◇上昇
//▽◇◇◆▼//◇◆▽◇◇
・31日の欧州株は上昇。
3月としては新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に見舞われた2020年以降で最悪のパフォーマンスとなったが、この日の上昇によって下げ幅は縮小した。
・欧州600指数は0.7%高。

>>3.30
ハーグリーブス・ランズダウンの金融・市場部門のトップ、スザンナ・ストリーター
「銀行不安の緩和と金利のピークが非常に近いという予想が相まって指数を押し上げている」とし、「今のところ影響波及は抑えられているようで、利上げが終わりに近づいているとの期待を背景に不動産銘柄に対し安心感を与えている」と。

【欧州債】
◇ドイツ・英国債は反発
//◆◆◆▽◇//◆◆◆◆◇ 
・ドイツ債が反発、1週間ぶりの大幅高となった。
ユーロ圏のコアインフレ率が予想に一致したほか、金融当局がインフレ指標として重視する米国の個人消費支出(PCE)コア価格指数の伸びが減速したことに反応。

・英国債も反発。
前日までは4日続落だった。市場が織り込むイングランド銀行(英中央銀行)のピーク金利は9月までに4.66%で変わらず。

・独国債10年物
⇒ 2.29% -0.08
⇒ 2.359%
⇒ 2.33% +0.04

・英国債10年物
⇒ 3.49% -0.03
⇒ 3.51%
⇒ 3.47% +0.02

>> 3.30
ロベコのマルチアセット戦略責任者、コリン・グラハム
「中銀は銀行の潜在的な流動性問題とソルベンシー(支払い能力)問題とを切り離すよう市場を説得した。中銀には銀行危機のリスクに対応する手段がある」とし。
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31日 【日本株】
日経225  28,041.48 +258.55 +0.93%
TOPIX 2,003.50 +20.18 +1.02%
日経平均 ⇒ ◇wr.クアトロ浮上 ⇒ ▼はらみ.調整 ⇒ ◇nr.逆立
TOPIX  ⇒ ◇wr.クアトロ浮上 ⇒ ▼はらみ.調整 ⇒ ◇逆立.20MA突破
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.66 -0.13 -0.77% ⇒ ◆nr.もみあい
日経平均VI 16.79 -0.59 -3.39% ⇒ ◆陰.下落
日経平均VI 17.38 -0.70 -3.87% ⇒ ◆陰.下落
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・日本政府、高性能な半導体製造装置23品目を輸出規制へ-米に協調か。
・バイデン政権、銀行規制強化を提案-監督当局に一連の変更を要請。
・リッチモンド連銀総裁、追加利上げで対応可能-インフレリスク続けば。
・ドル・円相場は1ドル=133円前後で推移、前日の日本株終値時点は132円47銭。
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31日、日経平均2万8000円台回復、金融不安が後退-円安追い風に自動車高い

・31日の東京株式相場は反発。金融不安が後退する中で米金利が落ち着いた推移となり、投資家心理が改善した。
日経平均株価の終値は2万8000円台を回復した。節目を上回ったのは10日以来。

・外国為替相場の円安推移が追い風になり、自動車や商社株などが高かった。
・政府が新たに高性能な半導体製造装置23品目を輸出管理の対象に追加する方針を示し、東京エレクトロンなど関連メーカー株に売り。

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証券ジャパンの大谷正之
為替の円安推移に加え、米金融不安が短期的に落ち着き、リスクを取れる状況になった。
配当再投資の継続や日経平均の構成銘柄入れ替えに伴う売買、年度末の買いなどの需給要因も寄与した。
政府の輸出管理の対象拡大を受けて半導体製造装置株に売りが出たが、材料を消化し終われば地合いは戻るのではないか。

日経平均のチャートは3月10日から13日に形成した「窓」を埋め、上値は重くなりそうだ。来週は米中の経済指標発表を受けて金利や為替が動く可能性があり、2万8000円の節目から上では戻り待ちの売りが出やすい。

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岡三証券の大下莉奈
海外市場や為替相場の落ち着きに加え、企業の業績見通しが底堅い内容になるとの期待が日本株を押し上げている。

2023年の日本経済は海外に比べてリオープニングに伴う成長などで底堅い。子育て支援などの政策もあり独自の材料が豊富だ。

株式需給面も悪くない。海外投資家は日本株を買い越し、個人投資家は下値で買いを入れて相場を支えている。

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【個別銘柄】三井物産、日本製鉄 など

◇三井物産 4116 +291大幅反発。
5月にも26年3月期までの中期経営計画を公表するもようだ。営業キャッシュフローに対する総還元性向については、今期までの中計の33%からさらに高めたいとのCFO発言が伝わっている。
具体値は明らかにされていないが30%台後半になる可能性などとされている。140円を下限とする来期配当は上積みする意向のようだ。一段の株主還元強化姿勢をポジティブに評価する動きが優勢。

◇日本製鉄 3120 +118大幅反発。
本日は副社長のインタビュー報道が伝わっている。24年3月期事業利益は、在庫評価益や高炉改修影響を除いた実力ベースで増益になる可能性があるとされている。
市況の好転やM&Aなど戦略投資の効果などが期待できるとみているようだ。鋼材市況については大きく心配していないとしているほか、生産設備集約などによるコスト改善効果、日鉄物産の子会社化効果、海外事業の収益伸長などを見込んでいる。

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3.31動いた株・出来た株
◇三井物産<8031> 4085 +260 株主還元拡充の検討などが伝わる。
◇中山製鋼所<5408> 961 +42 日本製鉄の株価上昇が刺激に。
◇神戸製鋼所<5406> 1055 +44 日本製鉄の来年度見通し受けて連想買いも。
◇日本製鉄<5401> 3125 +123 副社長インタビュー報道を買い材料視。
◇JFE<5411> 1681 +64 鉄鋼大手に本日は買いが集まる。
◇豊田自動織機<6201> 7350 +310 窓埋め期待のリバウンドへ。
◆三井松島HD<1518> 3330 -190 配当権利落ち後は処分売りの動きが優勢に。
◆川崎汽船<9107> 3030 -255 引き続き配当権利落ちの影響が続く。
◆商船三井<9104> 3285 -175 海運株には配当権利落ちのマイナス影響が継続。
◆日本郵船<9101> 3092 -128 新年度の配当金不透明で海運株には押し目買い限定的。
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