*かぶとうし塾


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2023年4月14日金曜日

◆ドル弱い 対ドルのみ円高 原油.◆はらみ調整.Reg200MA.82ドル台 令和5.4.14.Fri

14日 【日本株】
日経225  28,493.47 +336.50 +1.20%
TOPIX 2,018.72 +10.79 +0.54%
日経平均 ⇒ △nr.Sup転換 ⇒ ◇呑込み ⇒ ◇High
TOPIX  ⇒ ◇陽.クアトロ浮上 ⇒ ◇切り返し ⇒ ◇陽.Reg窓
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.60 +0.11 +0.67% ⇒ +◆nrはらみ
日経平均VI 16.49 -0.28 -1.67% ⇒ ◆吞込み
日経平均VI 16.77 -0.13 -0.77% ⇒ ▼nr.下げもみあい
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・ファストリ株が2年超ぶり高値、通期営業益増額に高評価-増配も。
・米生産者物価指数、3月はパンデミック発生以降で最大の落ち込み。
・米新規失業保険申請件数、3週ぶり増加-カリフォルニア州で顕著。
・岸田首相が大阪IR計画認定の考え表明、国内初のカジノ-報道。
・ドル・円相場は1ドル=132円台半ばで推移、前日の日本株終値時点は133円30銭。
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14日、日本株は6日続伸、米金融引き締め懸念後退-小売りや商社が高い

・14日の東京株式相場は続伸。日経平均株価が6営業日連続で上昇。
・物価高の鈍化や労働市場の緩みを受けて、景気を冷やす米金融引き締めが長期化するとの懸念は後退。

・時価総額の大きな米ハイテク株が高く、日本でも電機株が値上がりした。
・今期業績予想を上方修正したファーストリテイリングの株価が大幅に上昇し、日経平均を押し上げた。
ウォーレン・バフェット氏の米投資会社が保有する商社株の上げも目立った。

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T&Dアセットマネジメントの浪岡宏
米国で生産者物価指数(PPI)が落ち着いた結果となり利上げ打ち止めに対する見方が強まり、大型ハイテク株が上昇。日本株にも好感した買いが入った。

商社株が高いのを見ても、ウォーレン・バフェット氏による日本株投資の発言の余波は続いている。

小売株で上げの目立ったファーストリテイリングとローソンは信用売り残が多く、買い戻しが主導した印象。

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三井住友信託銀行の瀬良礼子
米国株と比べて日本株は相対的に割安な分だけ強さがあり、米国株高の影響を多少受けている。米国のインフレは方向性として少し落ち着いてきた。

バフェット氏の発言が引き続きかなりの追い風。バリュエーション的に割安な状況にある日本株の注目をより集めている。

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【個別銘柄】ファーストリテ、ローソン、Sansan など

◇ファーストリテ 32840 +2570大幅続伸。
前日に第2四半期決算を発表、12-2月期営業利益は1032億円で前年同期比47.7%増となり、市場予想を100億円強上振れた。海外ユニクロ事業の売上が想定以上に好調のもよう。
通期予想は従来の3500億円から3600億円に上方修正、コンセンサスは従来会社計画下振れであったため、ポジティブなサプライズが先行。急回復している中国では3月の販売状況も極めて好調。

◇ローソン 5840 +340大幅続伸。
前日に23年2月期決算を発表、営業利益は551億円で前期比16.9%増となり、先の観測報道で伝わった水準に着地した。一方、24年2月期は570億円で同3.5%増と増益率鈍を見込み、コンセンサスも20億円近く下振れるもよう。
マーケティング施策などに費用増を想定。ただし、年間配当金は前期比50円増の200円を計画、25年度までの段階的な増配方針も示しており、株主還元強化をポジティブ視。

◇Sansan 1808 +262急騰。
前日に第3四半期の決算を発表、12-2月期営業利益は6.1億円で前年同期比65.9%増となっている。上半期は0.7億円の赤字であったほか、22年5月期通期で6.3億円の水準であったことから、想定以上の収益改善と捉えられている。
営業強化などにより、契約件数が順調に拡大しているもよう。第3四半期累計営業利益は5.4億円であり、通期の市場コンセンサス9.5億円程度の上振れも想定される形。

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4.14動いた株・出来た株
◇Sansan<4443> 1722 +176 12-2月期の収益大幅改善を高評価。
◇ファーストリテイリング<9983> 33000 +2730 通期営業利益は市場予想に反して上方修正。
◇ローソン<2651> 5870 +370 増配計画などの株主還元策強化方針を好感。
◇伊藤忠商事<8001> 4504 +169 バフェット氏追加取得期待で総合商社堅調推移続く。
◇ギフティ<4449> 2193 +74 調整一巡感出て買い戻しが優勢か。
◆SHOEI<7839> 2476 -128 SMBC日興証券では投資判断を格下げ。
◆日本金銭機械<6418> 1359 -55 大阪IR期待で買われてきた反動も。
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4.13
NYダウ 34,029.69 +383.19 +1.14%
NASDAQ 12,166.27 +236.93 +1.99%
S&P500 4,146.22 +54.27 +1.32%

NYダウ(INDU) ⇒ △nr.様子見 ⇒ ▲かぶせ.調整に ⇒ ▽クアトロ浮上
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆nrはらみ.様子見 ⇒ ◆wr吞込み.調整 ⇒ ▽逆立ち
S&P500(SPX) ⇒ -nrよこばい.様子見 ⇒ ▲吞込み.Sup10MA ⇒ ▽逆立ち
 
【 SOX指数 】
3,074.94 +22.43 (+0.73%) ⇒ ◆かぶせ ⇒ ◆切下げ.調整 ⇒ ◇反発.Sup50MA

【 VIX恐怖指数 】
17.80 -1.29 (-6.67%) ⇒ +▼nr.はらみ ⇒ ▼nr.よこばい ⇒ ▲wr.Lowエリア
-6.67P 大幅に下げる、20割れ続く  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽クアトロ浮上 ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
午後公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月21~22日開催分)で、金融不安の経済への悪影響が改めて意識され、相場の重荷となった。

▽逆立ち ⇒ ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発。
傘下のクラウドサービス「AWS」を通じて生成人工知能(AI)を提供すると発表したアマゾン・ドット・コムが高い。動画配信のネットフリックスなどの上げた。

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//◇◆◆◆◇◇//◇▽◇◆◆ ドル円 132円台( 金融政策意識 )
//▽◆◆▲◇◇//◇▽◇◇◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//▽◇◇◆◇_//_◆▽▽◆ 原油 82ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドル弱い 対ドルのみ円高 原油.◆はらみ調整.Reg200MA.82ドル台 
4.14
米ドル/円 132.58 132.59
ユーロ/円 146.46 146.51
ユーロ/米ドル 1.1048 1.1049
英ポンド/円 166.02 166.09
豪ドル/円 89.96 90.00
スイスフラン/円 149.06 149.11
原油(WTIC原油先物) 82.16 -1.10 -1.32% ⇒ ▽wr.逆立ち ⇒ ◇陽.高値圏 ⇒ ◆はらみ調整.Reg200MA

◆ドル下落.円もみあい 原油.◇陽.高値圏.83ドル台  
4.13
米ドル/円 133.17 133.20
ユーロ/円 146.34 146.43
ユーロ/米ドル 1.0989 1.0993
英ポンド/円 166.22 166.31
豪ドル/円 89.13 89.16
スイスフラン/円 148.61 148.66
原油(WTIC原油先物) 83.26 +1.73 +2.12% ⇒ ▲陰.調整 ⇒ ▽wr.逆立ち ⇒ ◇陽.高値圏

◇ドルもみあい 円安続く 原油.▽wr.逆立ち.81ドル台  
4.12
米ドル/円 133.69 133.70
ユーロ/円 145.88 145.97
ユーロ/米ドル 1.0913 1.0917
英ポンド/円 166.08 166.17
豪ドル/円 88.92 88.97
スイスフラン/円 148.02 148.11
原油(WTIC原油先物) 81.53 +1.79 +2.24% ⇒ ▽nrもみあい ⇒ ▲陰.調整 ⇒ ▽wr.逆立ち

インフレ鈍化を好感    
1.PPIは前月比で0.5%下がり、横ばいとの市場予想を下回った。エネルギー・食品を除くコア指数も市場予想に反して小幅に下落した。12日発表の米消費者物価指数(CPI)も市場予想を下回っており、インフレ圧力が緩和しているとの見方が強まった。13日発表の週間の米新規失業保険申請件数は市場予想を上回り、米景気の一段の減速を示すと受け止められた。

・PPIを受けて、米株式市場では「FRBが5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置くとの見方が意識された」(インガルズ・アンド・スナイダーのティム・グリスキー氏)と。

2.スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトの上昇が目立った。

・映画・娯楽のウォルト・ディズニーなどの消費関連株も上げた。
・セクター別ではテクノロジー・ハード・機器や小売りが上昇。
・航空会社のデルタ(DAL)は第1四半期決算で燃料コスト上昇が影響する形で損失を計上したほか、夏に向けた強い予約で収益増を見込むとしたものの警戒感が払しょくせず小幅安。

3.利上げ観測後退で相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株が買われた。
傘下のクラウドサービス「AWS」を通じて生成人工知能(AI)を提供すると発表したアマゾン・ドット・コムが高い。動画配信のネットフリックスなどの上げた。

TSM 87.05 +0.21%
エヌビディア 264.63 −0.12%
ASML 665.41 +1.64%
インテル 32.13 +0.34%
アプライド・マテリアルズ 113.47 +0.27%
AMD 92.09 −0.26%
ミクロン・テクノロジー 63.00 +1.68%
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【NY外為】
◆ドル下落 円は対ドルで上昇
//◆◆◆◇//▽◇◆◆ 
・ユーロが対ドルで1年ぶりの高値に上昇。米経済指標でインフレ圧力の緩和が示唆されたことから、米利上げは終了に近づきつつあるとの観測が強まった。
・円も対ドルで上げて、1ドル=132円台後半。PPI発表後は一時0.8%高の132円02銭を付けた。

ドル円相場は
⇒¥132.58 -¥0.55 -0.41%
⇒¥133.05 -¥0.63 -0.47%
⇒¥133.70 ¥0.09 0.07%

4.13
クレディ・アグリコルの為替ストラテジスト、バレンティン・マリノフ 
「タカ派的な欧州中央銀行(ECB)とピークに近づきつつある米金融当局との乖離(かいり)」を市場は見込んでいると指摘。ただし、想定されるかいりは「極端な」大きさに達しており、ユーロに下向きのリスクがあると述べた。
その上で、「ドルの下落が今は為替市場の主要な原動力であることに変わりはない」と。

【米国株】
▽反発 
//◇◆◆◇//◇◇◆▽ 
・13日の米株式相場は反発。
雇用に関する最新の統計や生産者物価指数(PPI)が市場予想よりもやや弱い内容となり、積極的な米利上げサイクルが終わりに近づきつつあるとの見方を後押しする格好となった。

・ナスダック100指数は2%高。
先週の米新規失業保険申請件数は23万9000件と、3週間ぶりに増加に転じた。市場予想は23万5000件だった。
3月の米生産者物価指数(PPI)は前年同月比ベースで2.7%上昇。市場予想は3%上昇だった。
・次は14日から始まる銀行決算、およびリセッション(景気後退)の可能性に関する幹部の発言に注目が集まる見通しだ。

4.13
リサーチ・アフィリエーツで株式戦略の最高投資責任者(CIO)を務めるクエ・グエン
「基本的に、データは2つのことを示している」と指摘。「インフレは上振れサプライズになっていないということと、雇用市場は安定しているように見えるということだ。従って、インフレは減速するが景気は崩れない『ゴルディロックス』のような状況になるとの楽観的見通しが得られた」と。

4.13
FHNファイナンシャルのチーフエコノミスト、クリス・ ロウ
「利上げ休止に既に傾いている米金融当局にとって、PPIはわずかながら有利な方向に作用する。前日の消費者物価指数(CPI)で新たなインフレの問題が明るみにならなかった後ではなおさらだ」と指摘。
「PPIとCPIの関連性はかつてほど明確ではないが、持続的な小幅上昇、あるいは3月のように明白な低下は、いずれ消費者物価に波及する」と。

4.13
ニュー・コンストラクツのデービッド・トレーナー
「銀行融資は強い経済の最も重要な要素といってほぼ間違いない。従って、銀行CEOらの見解が今は極めて重要だ」と指摘。「力強い決算は年初来の株式相場上昇が続く一助になると投資家らは期待している。第1四半期(1-3月)決算が重要なのはそれが理由だ」と。

【米国債】
◆下落
//◇◇◇◇//◆◆◇◆
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・PPI発表後は一時上昇する場面もあったが、株価上昇が進むにつれ、国債に売り圧力がかかった。

・米10年債利回り
⇒3.44% 5.4   +1.60%
⇒3.39% -3.9 -1.15%
⇒3.42% 0.8 0.22%

>>4.12
ラザードのチーフ市場ストラテジスト、ロナルド・テンプル
「今回のCPIを受けてFOMCへのプレッシャーはやや弱まる」と指摘。「物価圧力の緩和と労働市場沈静化の兆しが相まって、市場には一時的に安堵(あんど)感が広がるだろう。これは明るいニュースだが、引き締めの終了を意味するわけではない」と。

【原油】
◆反落
//▽◇◆◇//◆▽▽◆ 
・米国の在庫減少と中国の輸入増加を受け、グローバル市場でタイト化の兆候が強まっている。
米国の主要な原油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングでの在庫は、先週またしても減少。ロシアからの原油輸出が減っていることや、イラクのクルド人自治区からの供給の混乱など、需給が最近の原油相場上昇を支えている。
・石油輸出国機構(OPEC)は最新の月報で、世界の市場は大幅な供給不足へと向かっており、その状況は時間とともに年内悪化する見通しであることを示唆した。

・WTI先物5月限は、前日比1.10ドル(1.3%)安い1バレル=82.16ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント6月限は1.24ドル下落し、86.09ドル。

>>4.11
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ
「原油相場はタイトな状態が続く見通しだ。中国の経済活動再開の効果はこれまでのところ期待ほどでないが、将来的には今よりずっと改善し、それが相場を支え続けるだろう」と。

【NY金】
◇3日続伸
//◇▽◇◆//◆◇◇◇ 
・米PPIが前月比で予想外に低下したことから、米国の利上げサイクルがそう遠くない時期に終了に近づくとの見方が強まった。ドルの下落もドル建てで取引される金を支えた。

・金先物6月限は30.40ドル(1.5%)高の2055.30ドル。

>>4.12
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ
「予想を下回るCPI統計を受けた金の上昇は弱まった。米金融当局は5月に利上げで前進する可能性がなお高く、金利はより長期にわたり高めの水準にとどまる必要があるかもしれないと市場は認識した」と。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,843.38 +18.54 +0.24% ⇒ ◇陽.50MA突破 ⇒ ◇陽.4up ⇒ ◇nr.5up
独DAX指数 15,729.46 +25.86 +0.16% ⇒ +◆nr.調整 ⇒ +▲nr.よこばい調整 ⇒ ◇nr.もみあい
仏CAC指数 7,480.83 +83.89 +1.13% ⇒ ◇逆立ち浮上 ⇒ +▲nr.よこばい調整 ⇒ ◇クアトロ浮上

◇4日続伸
//◆◆◆◇//◇◇◇
・13日の欧州株は4日続伸。米生産者物価指数(PPI)の減速は利上げサイクルが終わりに近づいているとの楽観を後押しした。
3月の米PPIは前月比ベースで、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって以降最大の低下となった。ガソリン価格が下落し、インフレ圧力緩和に寄与した。

・欧州600指数は0.4%高。 フランスの高級ブランドグループ、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンの良好な売上高を好感し、高級品関連銘柄が上昇。
ここ数週間堅調に推移していた公益や食品などディフェンシブ銘柄は売られた。

>>4.3
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのチーフエコノミスト、ポール・ドノバン
OPECプラスのニュースを手掛かりに原油価格が上昇したものの、「1年前と比べて著しく値下がりしており、この水準では引き続きディスインフレ圧力だ」と。

【欧州債】
◆ドイツ債ほぼ変わらず
//◇◇◇◇//◆◆◆ 
・ドイツ債の利回り曲線がツイストスティープ化。
欧州中央銀行(ECB)当局者によるタカ派的な発言が相次いだものの、短期金融市場では米PPI統計への反応が強く、ECBの利上げ見通しが後退した。

・独国債10年物
⇒2.37% +0.00
⇒ 2.36% +0.06
⇒2.31% +0.13

・英国債10年物
⇒ 3.58% +0.01
⇒ 3.56% +0.02
⇒ 3.54% +0.11

>> 3.30
ロベコのマルチアセット戦略責任者、コリン・グラハム
「中銀は銀行の潜在的な流動性問題とソルベンシー(支払い能力)問題とを切り離すよう市場を説得した。中銀には銀行危機のリスクに対応する手段がある」とし。
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