*かぶとうし塾


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2023年4月13日木曜日

◆ドル下落.円もみあい 原油.◇陽.高値圏.83ドル台 令和5.4.13.Thus

13日 【日本株】
日経225  28,156.97 +74.27 +0.26%
TOPIX 2,007.93 +1.01 +0.05%
日経平均 ⇒ △nr.出来少ない ⇒ △nr.Sup転換 ⇒ ◇呑込み
TOPIX  ⇒ +nr.出来少ない ⇒ ◇陽.クアトロ浮上 ⇒ ◇切り返し
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.49 -0.28 -1.67% ⇒ ◆吞込み
日経平均VI 16.77 -0.13 -0.77% ⇒ ▼nr.下げもみあい
日経平均VI 16.90 -0.24 -1.40% ⇒ -▽陽.下げ
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・米株価指数先物が時間外取引で上昇-下値模索の動きから持ち直し。
・ブレイナードNEC委員長、銀行危機は和らいだ-ストレステスト重要。
・週次の対内株式投資、統計開始来で最大の買い越し-財務省統計。
・米CPI、コア指数の伸び小幅鈍化-FOMCは利上げ軌道維持か。
・ドル・円相場は1ドル=133円台前半で推移、前日の日本株終値時点は133円81銭。
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13日、日本株は5日続伸、増益決算の小売り高い-不動産など内需銘柄に買い

・13日の東京株式相場は続伸。TOPIXと日経平均株価が5営業日連続で上昇。
・朝方は、景気減速への警戒姿勢を示した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を嫌気した売りが出たものの、米株価指数先物が時間外取引で上昇したため日本株も持ち直す動きになった。

・業績開示の相次ぐ小売株が高く、増益決算を発表したイオンやエービーシー・マートの株高が目立った。
・不動産や倉庫・運輸、陸運といった内需株中心に買いが入った。

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大和証券の壁谷洋和
内需関連銘柄に買いが入り、小売株は前日発表の企業決算を受けて堅調だった。

取引序盤は米国株の下落を嫌気した売りが先行。セクター別騰落率を見ても、輸送用機器など外需銘柄が軟調。

植田新総裁の10日の記者会見は思ったよりもハト派的な発言が多かった。

相場が切り返した背景に大きな材料があるわけではないが、海外投資家が日本株に対して、証券取引所の上場企業への取り組みや賃上げなどを手掛かりに見直す動きになっているのかもしれない。

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東洋証券の大塚竜太
短期投資家中心に先物買いが入った印象だ。米国家経済会議(NEC)のブレイナード委員長が金融システムは安定しているとの見方を示したことなどが背景。

海外投資家が日本株を2兆円以上買い越したと財務省が発表したことも、日本株を評価する動きを強めて国内投資家の買いを誘った。

バフェット氏の日本株投資報道も引き続き意識され、日本株を見直す動きが全般にあるのではないか。

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【個別銘柄】イオン、コメダHD、ハイデ日高 など

◇イオン 2664 +70大幅続伸。
前日に23年2月期決算を発表。営業利益は2098億円で前期比20.3%増となり、会社計画レンジの下限水準での着地に。ただ、イオンモールの下方修正があったことで、計画達成は不透明との見方が強かったとみられる。
24年2月期は2200億円で同4.9%増の見通し。コンセンサスはやや下回る水準だが、会社側では保守的に想定としており、安値圏にある株価の見直しに決算はつながっているようだ。

◇コメダHD 2685 +282急伸で上場来高値を更新。
前日に23年2月期決算を発表、営業益は80億円で前期比9.8%増となり、ほぼ市場想定並みの着地だが、12-2月期は前年同期比51.7%増と大幅増益。24年2月期は87億円で前期比8.4%増の見通しで、こちらもコンセンサス並み水準。
46万株、10億円を上限とした自社株買いの発表、26年2月期までのEPS年平均成長率引き上げ(10%以上→13%以上)などをポジティブ視。

◇ハイデ日高 2355 +185大幅続伸。
前日に23年2月期の決算を発表、営業利益は6.2億円で前期35.2億円の赤字から黒字に転換、2月の上方修正水準で着地。24年2月期は30億円で前期比4.9倍と大幅増益の見通し。期待以上のガイダンスと捉えられる。
26年2月期を最終年度とする中期計画も発表、売上高480億円、営業利益率7.5%を目標としており、営業利益は36億円の水準となる。

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44.13動いた株・出来た株
◇トレジャー・ファクトリー<3093> 1643 +300 中計目標値は大幅に上方修正。
◇コメダHD<3543> 2686 +283 想定通りの好決算や中計値上方修正で。
◇ハイデイ日高<7611> 2311 +141 今期大幅増益見通しを高評価。
◇ネクステージ<3186> 2336 +112 底値到達感意識で自律反発か。
◇わらべや日洋HD<2918> 2112 +83 堅調決算や配当方針の変更を引き続き好感。
◇イオン<8267> 2667 +73 決算発表を受けて買い安心感が先行。
◇SHIFT<3697> 25800 +780 決算評価の流れ続き押し目買い優勢。
◆東京エレクトロン<8035> 15600 -345 米SOX指数の下落で半導体関連軟化。
◆りそなHD<8308> 641.1 -14.2 米CPI下振れなど銀行株の売り材料に。
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4.12
NYダウ 33,646.50 -38.29 -0.11%
NASDAQ 11,929.33 -102.54 -0.85%
S&P500 4,091.95 -16.99 -0.41%

NYダウ(INDU) ⇒ ▽反発 ⇒ △nr.様子見 ⇒ ▲かぶせ.調整に
NASDAQ(COMPQ) ⇒ -▽もみあい ⇒ ◆nrはらみ.様子見 ⇒ ◆wr吞込み.調整
S&P500(SPX) ⇒ ▽切り返し ⇒ -nrよこばい.様子見 ⇒ ▲吞込み.Sup10MA
 
【 SOX指数 】
3,052.52 -55.90 (-1.83%) ⇒ ◇呑込み反発 ⇒ ◆かぶせ ⇒ ◆切下げ.調整

【 VIX恐怖指数 】
19.09 -0.01 (-0.05%) ⇒ +▲陰上げ.様子見 ⇒ +▼nr.はらみ ⇒ ▼nr.よこばい
-0.05P 下げる、20割れ続く  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▲かぶせ.調整に ⇒ ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落。
午後公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月21~22日開催分)で、金融不安の経済への悪影響が改めて意識され、相場の重荷となった。

◆wr吞込み.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は3日続落。
電気自動車のテスラ、半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーが売られた。

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//◇◆◆◆◇◇//◇▽◇◆ ドル円 133円台( 金融政策意識 )
//▽◆◆▲◇◇//◇▽◇◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//▽◇◇◆◇_//_◆▽▽ 原油 83ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドル下落.円もみあい 原油.◇陽.高値圏.83ドル台  
4.13
米ドル/円 133.17 133.20
ユーロ/円 146.34 146.43
ユーロ/米ドル 1.0989 1.0993
英ポンド/円 166.22 166.31
豪ドル/円 89.13 89.16
スイスフラン/円 148.61 148.66
原油(WTIC原油先物) 83.26 +1.73 +2.12% ⇒ ▲陰.調整 ⇒ ▽wr.逆立ち ⇒ ◇陽.高値圏

◇ドルもみあい 円安続く 原油.▽wr.逆立ち.81ドル台  
4.12
米ドル/円 133.69 133.70
ユーロ/円 145.88 145.97
ユーロ/米ドル 1.0913 1.0917
英ポンド/円 166.08 166.17
豪ドル/円 88.92 88.97
スイスフラン/円 148.02 148.11
原油(WTIC原油先物) 81.53 +1.79 +2.24% ⇒ ▽nrもみあい ⇒ ▲陰.調整 ⇒ ▽wr.逆立ち

▽ドル反発 円一段安に 原油.▲陰.調整.79ドル台 
4.11
米ドル/円 133.58 133.61
ユーロ/円 145.07 145.15
ユーロ/米ドル 1.0860 1.0864
英ポンド/円 165.39 165.48
豪ドル/円 88.70 88.74
スイスフラン/円 146.79 146.94
原油(WTIC原油先物) 79.74 -0.96 -1.19% ⇒ ▼nr.よこばい調整 ⇒ ▽nrもみあい ⇒ ▲陰.調整

景気後退を警戒    
1.ダウ平均は高く始まった。朝発表の3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が5.0%と2月(6.0%)から鈍化し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(5.1%)も下回った。米国の利上げが長引くとの懸念が和らぎ、景気敏感株の一角に買いが先行した。

・FOMCの議事要旨では、参加者が金融システム不安による経済下振れリスクに重きを置いて議論し、「銀行の信用供与が予想以上に減り、経済活動を大きく抑制する可能性がある」との見解を示していたことが明らかになった。先行きの景気懸念が強まった。

2.映画・娯楽のウォルト・ディズニー、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス、ホームセンターのホーム・デポといった消費関連が下げた。IT(情報技術)のIBMも下落。

・化学のダウ、製薬のメルクが高かった。アナリストが投資判断を引き上げた金融のゴールドマン・サックスも上昇。
・資本財が小幅上昇した。
・自動車・自動車部品が下落。航空会社のアメリカン(AAL)は当局に提出した第1四半期の見通し改訂で調整後の1株利益が予想を下回ったため下落。同業のデルタ(DAL)やユナイテッド(UAL)も警戒感から売られた。

3.電気自動車のテスラ、半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーが売られた。

TSM 86.87 −2.66%
エヌビディア 264.95 −2.48%
ASML 654.66 −0.77%
インテル 32.02 −1.02%
アプライド・マテリアルズ 113.16 −2.77%
AMD 92.33 −1.81%
ミクロン・テクノロジー 61.96 −2.53%
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【NY外為】
◆ドル下落 円は対ドルで上昇
//◆◆◆◇//▽◇◆ 
・ドルが主要10通貨に対して全面安。米CPIの伸びが市場予想を下回ったことが背景。
・円は対ドルで上昇し、1ドル=133円台前半。CPI発表後には一時0.7%高の132円74銭を付けた。

ドル円相場は
⇒¥133.05 -¥0.63 -0.47%
⇒¥133.70 ¥0.09 0.07%
⇒¥133.61 ¥1.45 1.10%

4.12
ノムラ・インターナショナルの通貨ストラテジスト、ジョーダン・ロチェスター氏は「ドル安は弱まっていない。米CPIの下振れサプライズが続けば、ユーロは向こう数週間に1.11ドルが視野に入り、年内に1.14ドルというのも控えめな見通しに映るだろう」と指摘。「しかし、これはインフレの終了を示すものではまだない」と。

【米国株】
◆下落 
//◇◆◆◇//◇◇◆ 
・12日の米株式相場は下落。
3月の米消費者物価指数(CPI)でインフレ鈍化が示されたことを受けて、買い優勢で取引を開始したが、米金融当局が利上げを見送るには十分ではないとの見方から失速し、終盤にかけてマイナス圏に沈んだ。

・ナスダック100指数は0.9%安と、ここ7営業日で6日目の下落。

4.12
デリバティブ(金融派生商品)・クロスアセット担当責任者、エリック・ジョンストン
、経済成長の減速を示唆するデータは株下落のきっかけとなる可能性があると指摘。景気は既に減速つつあるとし、「株価はまもなくそれを織り込み始める」と述べた。
その上で、「株式相場は商品投資顧問業者(CTA)による米株買いや世界的な流動性のフローに過去1カ月は支えられてきた。この両方が近くストップする、あるいは反転すると考える」と続けた。

4.12
ソーファイの投資戦略責任者リズ・ヤング
CPIは「予想を大幅に下回った」わけではないと指摘。13日の生産者物価指数(PPI)でインフレ動向はさらに明確になるとみている。「今回のCPIデータを完結させるのは、実はPPIだ」と同氏は述べ、「CPIは鈍化しつつあり、それは確かに良いニュースだが、PPIが根強いまま、あるいは予想よりも若干高めとなれば、企業のマージンに波及効果をもたらす」と。

【米国債】
◇高安まちまち
//◇◇◇◇//◆◆◇
・米国債はもみあい。( 利回りは下げる )

・金融政策に敏感な2年債利回りはCPI発表後に一時15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下したあと、下げ幅を縮。

・米10年債利回り
⇒3.39% -3.9 -1.15%
⇒3.42% 0.8 0.22%
⇒3.41% 2.3 0.66%

4.12
ラザードのチーフ市場ストラテジスト、ロナルド・テンプル
「今回のCPIを受けてFOMCへのプレッシャーはやや弱まる」と指摘。「物価圧力の緩和と労働市場沈静化の兆しが相まって、市場には一時的に安堵(あんど)感が広がるだろう。これは明るいニュースだが、引き締めの終了を意味するわけではない」と。

【原油】
▽続伸
//▽◇◆◇//◆▽▽ 
・ロシアからの供給減速、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の減産、米国の在庫減少など市場の需給が逼迫(ひっぱく)しつつあることが示唆されている。
米エネルギー情報局(EIA)によれば、米国の主要な原油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングでの在庫は6週連続で減少し、1月以来の低水準付近となった。

・WTI先物5月限は、前日比1.73ドル(2.1%)高い1バレル=83.26ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント6月限は1.72ドル上昇し、87.33ドル。

>>4.11
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ
「原油相場はタイトな状態が続く見通しだ。中国の経済活動再開の効果はこれまでのところ期待ほどでないが、将来的には今よりずっと改善し、それが相場を支え続けるだろう」と。

【NY金】
◇上昇
//◇▽◇◆//◆◇◇ 
・インフレ鈍化を示唆するCPI発表直後は買いの勢いが強まったが、米金融当局が来月の利上げを思いとどまることはないとの観測が広がったことから、やや伸び悩んだ。

・金先物6月限は、5.90ドル(0.3%)高の2024.90ドル。

4.12
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ
「予想を下回るCPI統計を受けた金の上昇は弱まった。米金融当局は5月に利上げで前進する可能性がなお高く、金利はより長期にわたり高めの水準にとどまる必要があるかもしれないと市場は認識した」と。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,824.84 +39.12 +0.50% ⇒ ◇逆立ち浮上 ⇒ ◇陽.50MA突破 ⇒ ◇陽.4up
独DAX指数 15,703.60 +48.43 +0.31% ⇒ ◇nr反発 ⇒ +◆nr.調整 ⇒ +▲nr.よこばい調整
仏CAC指数 7,396.94 +6.66 +0.09% ⇒ +nr反発 ⇒ ◇逆立ち浮上 ⇒ +▲nr.よこばい調整

◇続伸
//◆◆◆◇//◇◇
・優良銘柄が買われた。
米労働省が発表した3月の米消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比伸び率が0.1%と、2月の0.4%から鈍化。一方、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比上昇率が5.6%と、2月の5.5%から拡大。

・欧州600種不動産株指数は1.10%上昇。 ディフェンシブ部門のヘルスケア株指数は0.57%、公益事業株指数<.SX6 P>は0.58%とそれぞれ上げた。
旅行・娯楽関連株指数は2.00%、テクノロジー株指数は0.89%それぞれ下げた。

>>4.3
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのチーフエコノミスト、ポール・ドノバン
OPECプラスのニュースを手掛かりに原油価格が上昇したものの、「1年前と比べて著しく値下がりしており、この水準では引き続きディスインフレ圧力だ」と。

【欧州債】
◆国債下落
//◇◇◇◇//◆◆ 
・市場では、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁の「タカ派」的な発言がユーロ圏国債利回りの上昇圧力になったとの見方が出ている。
ホルツマン・オーストリア中銀総裁はドイツ紙のインタビューで、ECBは主要金利の引き上げを続ける必要があり、ユーロ圏のインフレ見通しだけを踏まえても5月に50ベーシスポイント(bp)利上げする必要があると指摘。「現在の根強いインフレは(5月に)さらに50bp利上げする論拠となる」とし、「もしもわれわれが今、十分精力的に対応。

・独国債10年物
⇒ 2.36% +0.06
⇒2.31% +0.13
⇒2.18% +0.00

・英国債10年物
⇒ 3.56% +0.02
⇒ 3.54% +0.11
⇒ 3.43% +0.00

>> 3.30
ロベコのマルチアセット戦略責任者、コリン・グラハム
「中銀は銀行の潜在的な流動性問題とソルベンシー(支払い能力)問題とを切り離すよう市場を説得した。中銀には銀行危機のリスクに対応する手段がある」とし。
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