*かぶとうし塾


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2023年4月15日土曜日

▽ドル反発 円安に転換 原油.◇はらみ反発.82ドル台 令和5.4.15.Sat

4.14
NYダウ 33,886.47 -143.22 -0.42%
NASDAQ 12,123.46 -42.80 -0.35%
S&P500 4,137.64 -8.58 -0.20%

NYダウ(INDU) ⇒ ▲かぶせ.調整に ⇒ ▽クアトロ浮上 ⇒ ▼はらみ.調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆wr吞込み.調整 ⇒ ▽逆立ち ⇒ ◆nrはらみ.調整
S&P500(SPX) ⇒ ▲吞込み.Sup10MA ⇒ ▽逆立ち ⇒ ◆nrはらみ.調整
 
【 SOX指数 】
3,070.45 -4.49 (-0.15%) ⇒ ◆切下げ.調整 ⇒ ◇反発.Sup50MA ⇒ ◆nrはらみ.調整.Sup50MA

【 VIX恐怖指数 】
17.07 -0.73 (-4.10%) ⇒ ▼nr.よこばい ⇒ ▲wr.Lowエリア ⇒ ▲wr.Lowエリア
-4.10P 大幅に下げる、20割れ続く  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▼はらみ.調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
朝方に米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が一段の利上げに前向きな姿勢を示した。利上げ長期化により景気が冷えるとの警戒から、幅広い銘柄に売りが出た。同日発表の決算が好調だった銀行株の一角には買いが入った。

◆nrはらみ.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
電気自動車(EV)のテスラや動画配信のネットフリックスなどが売られた。

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//◇◆◆◆◇◇//◇▽◇◆◆▽ ドル円 133円台( 金融政策意識 )
//▽◆◆▲◇◇//◇▽◇◇◇◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//▽◇◇◆◇_//_◆▽▽◆◇ 原油 82ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル反発 円安に転換 原油.◇はらみ反発.82ドル台  
4.15
米ドル/円 133.74 133.85
ユーロ/円 147.15 147.21
ユーロ/米ドル 1.1000 1.1002
英ポンド/円 166.05 166.13
豪ドル/円 89.73 89.78
スイスフラン/円 149.65 149.70
原油(WTIC原油先物) 82.52 +0.36 +0.44% ⇒ ◇陽.高値圏 ⇒ ◆はらみ調整.Reg200MA ⇒ ◇はらみ反発

◆ドル弱い 対ドルのみ円高 原油.◆はらみ調整.Reg200MA.82ドル台 
4.14
米ドル/円 132.58 132.59
ユーロ/円 146.46 146.51
ユーロ/米ドル 1.1048 1.1049
英ポンド/円 166.02 166.09
豪ドル/円 89.96 90.00
スイスフラン/円 149.06 149.11
原油(WTIC原油先物) 82.16 -1.10 -1.32% ⇒ ▽wr.逆立ち ⇒ ◇陽.高値圏 ⇒ ◆はらみ調整.Reg200MA

◆ドル下落.円もみあい 原油.◇陽.高値圏.83ドル台  
4.13
米ドル/円 133.17 133.20
ユーロ/円 146.34 146.43
ユーロ/米ドル 1.0989 1.0993
英ポンド/円 166.22 166.31
豪ドル/円 89.13 89.16
スイスフラン/円 148.61 148.66
原油(WTIC原油先物) 83.26 +1.73 +2.12% ⇒ ▲陰.調整 ⇒ ▽wr.逆立ち ⇒ ◇陽.高値圏

利上げ継続懸念浮上    
1.朝方にFRBのウォラー理事が講演で「一段の利上げが必要だ」と語った。アトランタ連銀のボスティック総裁も次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げする考えを示したと伝わった。引き締めを維持する姿勢を示したことで、利上げ継続による景気悪化の懸念が強まった。

・朝発表の3月の小売売上高は前月比1.0%減と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想の0.5%減を下回った。消費が下振れし景気が減速するとの見方も売りにつながった。市場では「インフレの緩和を示しているものの、経済活動が鈍化する可能性への警戒が優勢となった」(ニューブリッジ・セキュリティーズのドナルド・セルキン氏)と。

2.ダウ平均は前日に約2カ月ぶりの高値まで上昇しており、週末を控え持ち高調整の売りも出やすかった。

・映画・娯楽のウォルト・ディズニーや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が下落。
・主力民間機の品質問題が明らかになった航空機のボーイングも大幅安。
・医療保険のユナイテッドヘルス・グループは2024年の保険制度改定への懸念が重荷。
・金融のJPモルガン・チェースは7%超上昇した。同日発表の23年1~3月期決算で売上高と1株利益が市場予想以上となり、好感した買い。
シティグループの決算も市場予想を上回り、投資家心理の支えとなった。

3.電気自動車(EV)のテスラや動画配信のネットフリックスなどが売られた。
半導体関連はもみあい調整。NVDAは反発。

TSM 87.20 +0.17%
エヌビディア 267.58 +1.11%
ASML 666.20 +0.12%
インテル 31.89 −0.75%
アプライド・マテリアルズ 112.90 −0.50%
AMD 91.75 −0.37%
ミクロン・テクノロジー 62.63 −0.59%
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【NY外為】
▽ドル反発
//◆◆◆◇//▽◇◆◆▽ 
・ドルが主要通貨に対して全面高。ミシガン大学が発表した消費者調査で、1年先のインフレ期待が約2年ぶりの大幅な上昇となり、追加利上げの観測が高まった。
・ドルは対円では1ドル=133円台後半に上昇。

ドル円相場は
⇒¥133.77 ¥1.19 0.90%
⇒¥132.58 -¥0.55 -0.41%
⇒¥133.05 -¥0.63 -0.47%

4.14
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略担当グローバル責任者ウィン・シン 
「5月3日の25bp利上げは既定路線だ」とリポートで指摘。6月の会合までに政策当局者らは複数の雇用関連指標やインフレ統計などを分析するだろうとし、「6月には据え置きの可能性が最も高いかもしれないが、まさにデータの内容次第だ」と。

【米国株】
◆反落 
//◇◆◆◇//◇◇◆▽◆ 
・14日の米株式相場は反落。
銀行セクターを巡る懸念が和らいだ一方、少なくともあと1回の米利上げが実施されるとの見方が強まった。

・マイクロソフトやアップルといった金利敏感なテクノロジー銘柄が相場の重しとなった。
週間ベースではS&P500種株価指数が0.8%高、ナスダック100指数は0.1%上昇した。

・この日は決算を発表したJPモルガン・チェースやシティグループを中心に、金融株は堅調だった。
・米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、根強い高インフレを鈍化させるために一段の金融引き締めが必要との考えを示した。アトランタ連銀のボスティック総裁は5月の0.25ポイント利上げを支持していることが、ロイター通信の報道で示唆された。

4.14
ヘンリー・アレン氏らドイツ銀行
「多くの投資家にとって現時点で問題なのは、何を見るかによって、景気に関してかなり異なる筋書きを立てることが依然として可能なことだ」とリポートで指摘。
「例えば、利回りカーブは逆点しており、臨時雇用は減少している。過去に米金融当局がこうした速いペースで利上げを実施したときには、その後すぐにリセッション(景気後退)が起きた」と。
「失業率は数十年ぶりの低水準にあり、求人件数は過去の標準からすると高い水準で、金融市場はSVB(シリコンバレー銀行)関連の混乱を今のところはおおむね払いのけた格好だ。加えて、インフレが鈍化しつつあり、米金融当局は利上げ休止に近づきつつあるとの兆候は増えている」と。

4.14
フェデレーテッド・ハーミーズのチーフ株式市場ストラテジスト、フィリップ・オーランド
「インフレは昨夏にはっきりとピークを付けて、改善が続いてきたと考える。しかし、当局目標にはなおほど遠いというただし書きが付く」と指摘。「米金融当局は最終利上げを行ったあと、政策を据え置く可能性が高い。据え置きはしばらく続くだろう。来年まで続きそうだ」と。

【米国債】
◆下落
//◇◇◇◇//◆◆◇◆◆
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・金融政策に敏感な2年債利回りは一時16ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。

・米10年債利回り
⇒3.51% 7.0 +2.03%
⇒3.44% 5.4   +1.60%
⇒3.39% -3.9 -1.15%

4.14
3月の米小売売上高の統計では、国内総生産(GDP)の算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いたコア売上高が市場予想より小幅な減少にとどまった。4月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は市場予想を上回った。

【原油】
◇反発
//▽◇◆◇//◆▽▽◆◇ 
・世界の市場に需給引き締まりの兆候が出ていることに支えられた。国際エネルギー機関(IEA)は、価格が上昇する恐れがあると警告している。
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」による予想外の減産発表後、原油相場は5カ月ぶり高値付近で推移している。また米国での在庫減少やロシアからの供給減少、イラクのクルド人自治区からの供給混乱も相場の押し上げ要因となったきた。

・WTI先物5月限は、前日比36セント(0.4%)上昇し1バレル=82.52ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント6月限はこの日、22セント高い86.31ドル。

>>4.11
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ
「原油相場はタイトな状態が続く見通しだ。中国の経済活動再開の効果はこれまでのところ期待ほどでないが、将来的には今よりずっと改善し、それが相場を支え続けるだろう」と。

【NY金】
◆4日ぶりに下落
//◇▽◇◆//◆◇◇◇◆ 
・米インフレ指標が予想を上回ったことで、金融当局が積極的な引き締めを継続するとの見方が強まった。

・金先物6月限は39.50ドル(1.9%)下げて2015.80ドル。

4.14
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ
「ウォール街は米政策金利の道筋を再考しつつあり、それに伴い金は打撃を受けている」と。
「きのうの時点では、今年下期にどの程度利下げするかが焦点となっていたが、ミシガン大調査のインフレ期待指数が大幅に上昇したことで、今では6月に利上げがあり得るとの見方が広がっている」と

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,871.91 +28.53 +0.36% ⇒ ◇陽.4up ⇒ ◇nr.5up ⇒ ◇nr.6up
独DAX指数 15,807.50 +78.04 +0.50% ⇒ +▲nr.よこばい調整 ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ +◆nrもみあい
仏CAC指数 7,519.61 +38.78 +0.52% ⇒ +▲nr.よこばい調整 ⇒ ◇クアトロ浮上 ⇒ ◇nrもみあい.新高

◇5日続伸
//◆◆◆◇//◇◇◇◇
・14日の欧州株は5日続伸。週間ベースでも昨年12月上旬以来最長の連騰となった。
経済成長の減速で、利上げサイクルが近くピークに達する可能性があると投資家はみている。

・欧州600指数は0.6%上昇。この日は高級品関連銘柄が前日に続き買いを集めた。

>>4.3
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのチーフエコノミスト、ポール・ドノバン
OPECプラスのニュースを手掛かりに原油価格が上昇したものの、「1年前と比べて著しく値下がりしており、この水準では引き続きディスインフレ圧力だ」と。

【欧州債】
◆英独債は下落
//◇◇◇◇//◆◆◆◆ 
・ドイツ債の利回り曲線がベアフラット化した。
米銀各行の決算が予想を上回り、米金融当局が引き締め緩和を急ぐことはない可能性が示されたことから、短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)が5月に0.5ポイント利上げするとの見方が強まったた。

・独国債10年物
⇒2.44% +0.07
⇒2.37% +0.00
⇒ 2.36% +0.06

・英国債10年物
⇒ 3.67% +0.09
⇒ 3.58% +0.01
⇒ 3.56% +0.02

>> 3.30
ロベコのマルチアセット戦略責任者、コリン・グラハム
「中銀は銀行の潜在的な流動性問題とソルベンシー(支払い能力)問題とを切り離すよう市場を説得した。中銀には銀行危機のリスクに対応する手段がある」とし。
14日 【日本株】
日経225  28,493.47 +336.50 +1.20%
TOPIX 2,018.72 +10.79 +0.54%
日経平均 ⇒ △nr.Sup転換 ⇒ ◇呑込み ⇒ ◇High
TOPIX  ⇒ ◇陽.クアトロ浮上 ⇒ ◇切り返し ⇒ ◇陽.Reg窓
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.60 +0.11 +0.67% ⇒ +◆nrはらみ
日経平均VI 16.49 -0.28 -1.67% ⇒ ◆吞込み
日経平均VI 16.77 -0.13 -0.77% ⇒ ▼nr.下げもみあい
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・ファストリ株が2年超ぶり高値、通期営業益増額に高評価-増配も。
・米生産者物価指数、3月はパンデミック発生以降で最大の落ち込み。
・米新規失業保険申請件数、3週ぶり増加-カリフォルニア州で顕著。
・岸田首相が大阪IR計画認定の考え表明、国内初のカジノ-報道。
・ドル・円相場は1ドル=132円台半ばで推移、前日の日本株終値時点は133円30銭。
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14日、日本株は6日続伸、米金融引き締め懸念後退-小売りや商社が高い

・14日の東京株式相場は続伸。日経平均株価が6営業日連続で上昇。
・物価高の鈍化や労働市場の緩みを受けて、景気を冷やす米金融引き締めが長期化するとの懸念は後退。

・時価総額の大きな米ハイテク株が高く、日本でも電機株が値上がりした。
・今期業績予想を上方修正したファーストリテイリングの株価が大幅に上昇し、日経平均を押し上げた。
ウォーレン・バフェット氏の米投資会社が保有する商社株の上げも目立った。

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T&Dアセットマネジメントの浪岡宏
米国で生産者物価指数(PPI)が落ち着いた結果となり利上げ打ち止めに対する見方が強まり、大型ハイテク株が上昇。日本株にも好感した買いが入った。

商社株が高いのを見ても、ウォーレン・バフェット氏による日本株投資の発言の余波は続いている。

小売株で上げの目立ったファーストリテイリングとローソンは信用売り残が多く、買い戻しが主導した印象。

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三井住友信託銀行の瀬良礼子
米国株と比べて日本株は相対的に割安な分だけ強さがあり、米国株高の影響を多少受けている。米国のインフレは方向性として少し落ち着いてきた。

バフェット氏の発言が引き続きかなりの追い風。バリュエーション的に割安な状況にある日本株の注目をより集めている。

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【個別銘柄】ファーストリテ、ローソン、Sansan など

◇ファーストリテ 32840 +2570大幅続伸。
前日に第2四半期決算を発表、12-2月期営業利益は1032億円で前年同期比47.7%増となり、市場予想を100億円強上振れた。海外ユニクロ事業の売上が想定以上に好調のもよう。
通期予想は従来の3500億円から3600億円に上方修正、コンセンサスは従来会社計画下振れであったため、ポジティブなサプライズが先行。急回復している中国では3月の販売状況も極めて好調。

◇ローソン 5840 +340大幅続伸。
前日に23年2月期決算を発表、営業利益は551億円で前期比16.9%増となり、先の観測報道で伝わった水準に着地した。一方、24年2月期は570億円で同3.5%増と増益率鈍を見込み、コンセンサスも20億円近く下振れるもよう。
マーケティング施策などに費用増を想定。ただし、年間配当金は前期比50円増の200円を計画、25年度までの段階的な増配方針も示しており、株主還元強化をポジティブ視。

◇Sansan 1808 +262急騰。
前日に第3四半期の決算を発表、12-2月期営業利益は6.1億円で前年同期比65.9%増となっている。上半期は0.7億円の赤字であったほか、22年5月期通期で6.3億円の水準であったことから、想定以上の収益改善と捉えられている。
営業強化などにより、契約件数が順調に拡大しているもよう。第3四半期累計営業利益は5.4億円であり、通期の市場コンセンサス9.5億円程度の上振れも想定される形。

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4.14動いた株・出来た株
◇Sansan<4443> 1722 +176 12-2月期の収益大幅改善を高評価。
◇ファーストリテイリング<9983> 33000 +2730 通期営業利益は市場予想に反して上方修正。
◇ローソン<2651> 5870 +370 増配計画などの株主還元策強化方針を好感。
◇伊藤忠商事<8001> 4504 +169 バフェット氏追加取得期待で総合商社堅調推移続く。
◇ギフティ<4449> 2193 +74 調整一巡感出て買い戻しが優勢か。
◆SHOEI<7839> 2476 -128 SMBC日興証券では投資判断を格下げ。
◆日本金銭機械<6418> 1359 -55 大阪IR期待で買われてきた反動も。
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