*かぶとうし塾


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2023年4月5日水曜日

▲ドル弱い 円強含む 原油.◇nrもみあい.様子見.80ドル台 令和5.4.5.Wed

5日 【日本株】
日経225  27,813.26 -474.16 -1.68%
TOPIX 1,983.84 -38.92 -1.92%
日経平均 ⇒ +◆nr.上げもみあい ⇒ ◇クアトロ浮上 ⇒ ◆Cog.窓埋め.Sup25MA
TOPIX  ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ ◆Cog.窓埋め.Sup50MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 17.62 +1.07 +6.47% ⇒ ◇Wr.大幅反発
日経平均VI 16.55 -0.53 -3.10% ⇒ ◆陰.下落
日経平均VI 17.08 +0.42 +2.52% ⇒ +nr.反発
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・JPモルガンのダイモン氏、銀行危機は規制が一因-影響は今後何年も。
・「パーティー終わり急下降」か、カリフォルニアが発する米景気後退警報。
・米求人件数が2月に減少、2021年以来の1000万件割れ。
・4日のニューヨーク原油先物は0.4%高の1バレル=80.71ドル。
・ドル・円相場は1ドル=131円台後半で推移、前日の日本株終値時点は132円88銭。
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5日、日本株4日ぶり反落、景気懸念で素材や車安い-プライム銘柄96%下落

・5日の東京株式相場は4営業日ぶりに反落。TOPIXは朝方に節目の2000ポイントを下回り、午後の下落率は2%を超える場面があった。
米経済指標が悪化し、景気後退への懸念が高まった。

・鉄鋼や非鉄金属、繊維製品などの素材株が安かった。
・外国為替相場が円高に振れ、自動車や機械といった輸出関連銘柄の下げも目立った。

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SMBC信託銀行の山口真弘
米国市場では、景気の減速感や企業業績の悪化に目をつぶれなくなってきた印象だ。日本株も流れを受けて下落。

外国為替市場でドル・円相場が下落していることも相場の重しとなり、全面的に売りが広がった。

米金利低下などに対して、株式市場にとって良い面に目を向けて買いが入ってきた従来の状況が変わってきた。
雇用市場で需給の緩みを示す統計から消費が伸びにくくなるとの観測につながり、日本株にもネガティブな影響が出た。

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ニッセイ基礎研究所の井出真吾
米国株高が日本株にとってプラスになった一方、為替が円高に動いたのはマイナスとなり差し引きゼロになった。

原油価格上昇は日本企業にとってプラス材料にはならない面もある。資源関連は商社も含めて上がっているが、空運など運輸関連には重しになる

ISM製造業指数が悪化して先行きの景気に対する懸念も出ている。日銀短観の先行きの見通しも良くなかった。

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【個別銘柄】コマツ、パナHD、良品計画、岩谷産 など

◆コマツ 3208 -137大幅反落。
前日の米国市場ではキャタピラーが5%超の大幅安となり、同社や日立建機など国内建設機械株にも売りが波及する状況となった。前日に発表された米ISM製造業景気指数は市場予想の47.5を下回る46.3に低下しており、20年5月以来の低水準。
貸し出し状況の引き締まりが設備投資に重しとなってきているもよう。米地銀破綻の影響が懸念視されていた中、それが表面化する形になってきている。

◇パナHD 1240 +24大幅続伸。
欧州自動車大手ステランティスとドイツの高級車大手BMWはそれぞれ、北米でEV用電池工場を建設する計画を巡って、同社と提携することで交渉していると海外紙で報じられている。
ステランティスでは北米で3番目となるEV電池工場について提携することで交渉のもよう。BMWもEV電池新工場を6カ所で建設する計画を明らかにしている。同社のEV向け電池事業の拡大期待へとつながる形に。

◇岩谷産 6130 +160大幅続伸。
政府では前日に、次世代の脱炭素燃料として有力な水素の新たな導入目標の案を公表している。2040年に現状の6倍の1200万トン程度に増やす方向で、5月末にも決定するようだ。
今後15年間に官民で15兆円の投資計画を検討するもよう。水素普及に向けた政策支援への期待から、水素関連の中心銘柄と位置付けられている同社への期待が高まる展開になっている。

◆良品計画 1453 -62大幅反落。
前日に3月の月次動向を発表、既存店+オンラインストア売上高は前年同月比14.6%増となり、10カ月ぶりのプラスに転じた。衣服が同33.2%増となったほか、生活が同7.1%増、食品が同11.0%増に。
会員向けに全品10%オフとなる無印良品週間を17-27日に開催したため、売上拡大につながった。ただ、販促終了後は反動減も見られているようで、4月以降の不透明感が残る形にもなっている。/

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4.5動いた株・出来た株
◇ダイワボHD<3107> 2352 +183 みずほ証券では新規に買い推奨観測。
安永<7271> 1218 +59 リチウムイオン電池の長寿命化に対する技術開発を引き続き材料視。
◇岩谷産業<8088> 6170 +200 政府の水素導入目標案を受けて関連銘柄として期待感。
◇パナHD<6752> 1248.5 +32.5 欧州自動車メーカーとEV用電池で提携交渉と伝わる。
◇川崎汽船<9107> 3155 +85 海運株には権利落ちに伴う処分売りの動きにも一巡感か。
◇オリンパス<7733> 2454.5 +43.5 モルガン・スタンレーMUFG証券では目標株価引き上げ。
◆Appier Group<4180> 1595 -110 グロース株安の流れに押される。
◆ダイコク電機<6430> 2888 -132 25日線割り込んで利食い売り急がれる形にも。
コスモエネHD<5021> 4420 -200 原油高背景に前日にかけて一段高の反動も。
◆三菱UFJ<8306> 841.4 -22.2 米景気指標悪化に伴う先行きの金利低下を意識で。
◆ファーストリテ<9983> 29430 -540 衣料品各社月次好調も総じて売り優勢に。
◆トヨタ自動車<7203> 1860.5 -38.5 為替市場でのドル安円高をマイナス視。
◆日本製鉄<5401> 2972.5 -96.5 米ISM製造業景気指数の落ち込みで景気敏感株が弱い。
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4.4
NYダウ 33,402.38 -198.77 -0.59%
NASDAQ 12,126.32 -63.12 -0.52%
S&P500 4,100.60 -23.91 -0.58%

NYダウ(INDU) ⇒ ▽wr.50MA突破 ⇒ ◇陽.4up.Sup50MA ⇒ ▼nrはらみ.調整へ
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽Wr.上放れ ⇒ -▽はらみ.様子見 ⇒ ▼吞込み.調整
S&P500(SPX) ⇒ ▽wr.上放れ ⇒ ◇nr.4up ⇒ ▼吞込み.調整へ
 
【 SOX指数 】
3,142.50 -57.92 (-1.81%) ⇒ ◇呑込み.高値更新 ⇒ ▼nrはらみ.調整に ⇒ ◆陰.窓埋め調整

【 VIX恐怖指数 】
19.00 +0.45 (+2.43%) ⇒ ▲陰.Lowエリア ⇒ ◆吞込み.Lowエリア ⇒ △nrはらみ.様子見
+2.43P 上がる、20割れ続く  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▼nrはらみ.調整へ ⇒ ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落。
4日発表の2月の米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が市場予想以上に減り、米景気の急減速を示したと受け止められた。ダウ平均は前日までの4営業日で1200ドルあまり上昇しており、主力銘柄には利益確定の売りも出やすかった。

▼吞込み.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は続落。
電気自動車のテスラの下げが続いた。

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//◇◇◆▽◆◇//◇◆◆ ドル円 131円台( 金融政策意識 )
//◇▽▲▽◇◆//▽◆◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇▽◇◆▽◇//▽◇◇ 原油 80ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▲ドル弱い 円強含む 原油.◇nrもみあい.様子見.80ドル台  
4.5
米ドル/円 131.65 131.66
ユーロ/円 144.21 144.23
ユーロ/米ドル 1.0953 1.0957
英ポンド/円 164.58 164.60
豪ドル/円 88.90 88.94
スイスフラン/円 145.28 145.35
原油(WTIC原油先物) 80.71+0.29 +0.36% ⇒ ◇wr.Test50MA ⇒ ◇BigUp ⇒ ◇nrもみあい.様子見

◆ドルもみあい 円もみあい 原油.◇強さキープ.80ドル台 
4.4
米ドル/円 132.35 132.38
ユーロ/円 144.30 144.38
ユーロ/米ドル 1.0903 1.0907
英ポンド/円 164.34 164.43
豪ドル/円 89.77 89.81
スイスフラン/円 144.99 145.07
原油(WTIC原油先物) 80.42 +4.75 +6.28% ⇒ ◇クアトロ浮上 ⇒ ◇wr.Test50MA ⇒ ◇BigUp

◇ドル強い.円安すすむ 原油.◇BigUp.80ドル台  
4.3
米ドル/円 133.29 133.37
ユーロ/円 144.50 144.60
ユーロ/米ドル 1.0840 1.0844
英ポンド/円 164.31 164.49
豪ドル/円 89.04 89.14
スイスフラン/円 145.65 145.72
原油(WTIC原油先物) 80.93 +5.24 +6.93% ⇒ ◇クアトロ浮上 ⇒ ◇wr.Test50MA ⇒ ◇BigUp

景気後退懸念が強まる    
1.4日発表の2月の米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が市場予想以上に減り、米景気の急減速を示したと受け止められた。ダウ平均は前日までの4営業日で1200ドルあまり上昇しており、主力銘柄には利益確定の売りも出やすかった。

・JOLTSでは求人件数が993万件と2カ月連続で減った。1000万件を下回るのは2021年5月以来となり、1050万件程度を見込んでいた市場予想にも届かなかった。3日には3月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が20年5月以来の水準に低下しており、弱めの経済指標が続いたことで米景気の先行き不透明感が強まった。

2.重機メーカーのキャタピラーは世界のマクロ経済見通しの悪化で売り上げ減少懸念が強まり5%あまり下落。

・化学のダウなども下げ、景気敏感株が全般に売られた。
航空機メーカーのボーイング(BA)はアナリストの投資判断引き下げで売られた。農機具メーカーのディア(DE)や設備レンタル会社のユナイテッドレンタルズ(URI)も売上減が警戒され売られた。
・バイオ製薬のアムジェンなど業績が景気に左右されにくいディフェンシブのヘルスケア関連などは上げ。

3.電気自動車のテスラの下げが続いた。

TSM 92.17 −0.72%
エヌビディア 274.53 −1.83%
ASML 668.68 −0.79%
インテル 33.10 +0.64%
AMD 95.87 −0.71%
MU 57.27 −3.93%
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【NY外為】
◆ドル弱い 円強含み 
//◇◆▽◆◇//◆◆ 
・米求人件数が予想を下回ったことを受けて、ドルが下落。ポンドが10カ月ぶりの水準に上昇したほか、スイス・フランは2021年8月以来の高値となった。
・円も対ドルで上昇。朝方は円が下げて推移し、一時は133円17銭を付ける場面もあった。

ドル円相場は
⇒¥131.73 -¥0.73 -0.55%
⇒¥132.41 -¥0.45 -0.34%
⇒¥132.83 ¥0.13 0.10%

4.4
BBVAの為替ストラテジスト、ロベルト・コボ・ガルシア
「トレーダーらは今週の米マクロ指標が悲観的な内容になるとの見方に基づいてポジションを建てているようだ」と指摘。「ISM非製造業指数や非農業部門雇用者数が短期的なドルの見通しを決定づけるだろうが、これらのデータ公表前に一段と下げても意外ではないだろう」と。

4.4
ウェルズ・ファーゴの為替ストラテジスト、エリック・ネルソン
「大方が世界的な引き締めサイクルの終了に焦点を絞っている」と指摘。「それが現実になると仮定すると、当然ながらドルにマイナス、円にプラスとなる」と。

【米国株】
◆5日ぶり反落 
//◇▼▽◇◇//◇◆ 
・4日の米株式相場は下落。
銀行株などが売られ、S&P500種株価指数は5営業日ぶりに反落した。

・ウェルズ・ファーゴやシティグループといった金融機関で構成するKBW銀行株指数は2%安。ザイオンズ・バンコーポーレーションやファースト・リパブリック・バンクを中心に地銀も下げた。

4.4
JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン
株主宛て年次書簡で、先月市場を揺るがせた米銀行危機の影響は今後何年も残るだろうと警告。

4.4
TDセキュリティーズのストラテジスト、ジェナディ・ゴールドバーグ
「投資家は銀行ストレスの兆候に対する警戒を緩めてはならない」と指摘。「市場参加者は悲観的な経済ニュースに過度に反応すると見込まれる」と。

【米国債】
◇上昇
//▲◆◇◇◇//◇◇
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・米求人件数の統計を受けて、米金融引き締めサイクルの終了が近いとの見方が強まった。

・米10年債利回り
⇒3.34% -7.3 -2.13%。
⇒3.42% -5.3 -1.51%
⇒3.47% -7.7 -2.18%

4.4
ブック・リポートを執筆するピーター・ブックバー
「結論を言えば、このデータでは労働需要減少の兆候が見られるかどうかではなく、いつ見られるかが問題だった」と指摘。「企業が利益率の確保や景気減速への対応に努めるのに伴い、いずれ人員解雇のペースは加速する。この米引き締めサイクルにおいて5月、あるいはそれ以降に利上げがあるとは思えない」と。

【原油】
◇小幅な上昇
//▽◇◆▽◇//▽◇ 
・米国の2月の求人件数が2021年5月以来の低水準に減少し、世界経済の減速を巡る懸念が再燃。
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」によるサプライズ減産決定を受けて急伸した3日の流れを引き継ぎ、取引開始後には一時2%近く上昇した。ただ、低調な雇用関連データを受けて上昇幅を縮小した。

・WTI先物5月限は、前日比29セント(0.4%)高の1バレル=80.71ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント6月限は1セント上昇し84.94ドル。

4.4
マレックス・ノースアメリカで原油オプション取引の世界責任者を務めるジョナサン・ワグナー
在庫がさらに減少し、需要の高まりを確認するまで短期の上昇余地は限られていると指摘。「このマクロ環境では、7日の雇用統計の発表を前にして雇用主が労働者を求めていないというシグナルは助けにならない」と。

【NY金】
▽大幅続伸
//◆▽◆◇◆//◇▽ 
・大幅続伸。
先物は2022年3月以来の高値で引けた。米求人件数の減少を受けて、米金融引き締め終了が近いとの期待が広がった。2年債利回りとドルが下落し、利息を生まない金の投資妙味を高めた。

・金先物6月限は、前日比37.80ドル(1.9%)高い1オンス=2038.20ドル。

4.4
ストーンXグループの市場アナリスト、ファワド・ラザクザダ
「データを受けてリセッション懸念が強まり、それによって米金融政策が一段と引き締められる可能性が低下した」と述べた。2000ドル台に乗せたことで、2020年8月に記録した過去最高値の2075.47ドルを試しにいく可能性が出てきたと。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,634.52 -38.48 -0.50% ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ ◇NR.6up ⇒ ◆拍子木.調整へ
独DAX指数 15,603.47 +22.55 +0.14% ⇒ ◇nr.3up ⇒ ◆nrはらみ.調整に ⇒ ▲nr.よこばい調整2
仏CAC指数 7,344.96 -1.00 -0.01% ⇒ ◇陽.3up ⇒ ◇nr.調整に ⇒ ▲nr.よこばい調整2

◆下げる、リセッション懸念
//◇◆▽◇◇//◆◆
・4日の欧州株は引け前の約1時間で上げを失い、ほぼ変わらずで取引を終了。
リセッション(景気後退)懸念から投資家は景気敏感銘柄を敬遠し、ディフェンシブ銘柄を選好した。

・欧州600指数はほぼ横ばい。公益事業やヘルスケア、必需品といったディフェンシブ株は値上がりした。保険や不動産、金融関連銘柄も高い。
一方でエネルギー株は反落。

>>4.3
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのチーフエコノミスト、ポール・ドノバン
OPECプラスのニュースを手掛かりに原油価格が上昇したものの、「1年前と比べて著しく値下がりしており、この水準では引き続きディスインフレ圧力だ」と。

【欧州債】
◇上げる
//◆◆◆◆◇//◇◇ 
・ドイツ債、英国債が下げを埋める展開。2月の米求人件数が1000万件を割り込んだことに反応した。
7日発表される米雇用統計への注目が一段と高まった。

・短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)、イングランド銀行(英中央銀行)の利上げ見通しが後退。

・独国債10年物
⇒2.25% -0.01
⇒ 2.26% -0.04
⇒ 2.29% -0.08

・英国債10年物
⇒ 3.43% +0.00
⇒ 3.43% -0.06
⇒ 3.49% -0.03

>> 3.30
ロベコのマルチアセット戦略責任者、コリン・グラハム
「中銀は銀行の潜在的な流動性問題とソルベンシー(支払い能力)問題とを切り離すよう市場を説得した。中銀には銀行危機のリスクに対応する手段がある」とし。
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