*かぶとうし塾


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2023年4月4日火曜日

◆ドルもみあい 円もみあい 原油.◇強さキープ.80ドル台 令和5.4.4.Tue

4日 【日本株】
日経225  8,287.42 +99.27 +0.35%
TOPIX 2,022.76 +5.08 +0.25%
日経平均 ⇒ ◇nr.逆立 ⇒ +◆nr.上げもみあい ⇒ ◇クアトロ浮上
TOPIX  ⇒ ◇逆立.20MA突破 ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ ◇nr.もみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.55 -0.53 -3.10% ⇒ ◆陰.下落
日経平均VI 17.08 +0.42 +2.52% ⇒ +nr.反発
日経平均VI 16.66 -0.13 -0.77% ⇒ ◆nr.もみあい
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・ブラード総裁、「FOMCの仕事がもう少し難しくなる」-原油高で。
・米ISM製造業景況指数、20年5月以来の低水準-雇用大きく低下。
・原油市場にOPECプラス減産ショック、バレル100ドル再び視野に。
・3日のニューヨーク原油先物は6.3%高の1バレル=80.42ドルと大幅上昇。
・ドル・円相場は1ドル=132円台後半で推移、前日の日本株終値時点は133円49銭。
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4日、日本株は3日続伸、原油高で鉱業に買い-鉄鋼や小売りは安い

・4日の東京株式相場は3営業日続伸。原油相場が大幅に上昇し、鉱業株に買いが入った。海運株も高い。


・電気・ガスや食料品といったディフェンシブ銘柄の上げも目立った。
・半面、鉄鋼や小売株は値下がりした。

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岡三アセットマネジメントの前野達志
米国株高の流れを引き継ぎ買いが優勢だったが、値上がり銘柄に特色がなく、捉えどころのない相場だった。

米欧の金融不安は金融当局の徹底した対策に加え、過去の危機時に付き物だった金融資産の過剰も蓄積していないため、金融危機に発展しないだろうという安心感もある。

今は米金利の低下が株式市場で好感されているが、金利低下が景気の先行き悪化を反映しているのだとすれば株高はいつまでも続かないだろう。

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ニッセイ基礎研究所の井出真吾
米国株高が日本株にとってプラスになった一方、為替が円高に動いたのはマイナスとなり差し引きゼロになった。

原油価格上昇は日本企業にとってプラス材料にはならない面もある。資源関連は商社も含めて上がっているが、空運など運輸関連には重しになる

ISM製造業指数が悪化して先行きの景気に対する懸念も出ている。日銀短観の先行きの見通しも良くなかった。

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【個別銘柄】大栄環境、安永 など

◇大栄環境 1842 +74大幅続伸。
SMBC日興証券では投資判断「1」、目標株価2300円でカバレッジを開始した。安定的なキャパシティ拡大で長期オーガニック成長が可能とみること、公民連携案件強化で30年3月期以降の業績モメンタム加速が期待できること、強みを活かしたM&A戦略のポテンシャルは高いとみられることなどに注目。
日本経済を支える循環産業のリーディングカンパニーとして位置付け、同業他社比での割安感もあるとしている。

◇安永 1159 +154急騰。
リチウムイオン電池の長寿命化に関する新技術開発状況のアップデートを前日に発表している。
集電箔への特殊加工を独自に開発し、電池寿命を従来品比12倍以上に向上させることに成功したとし、さらに、独自の『微細金型形成技術』を用いて電池の極板表面に孔加工を行うことで、充電時間の短縮、充放電サイクル寿命の向上、電解液含浸時間の短縮など、複数の特性向上も確認できているとしている。

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4.4動いた株・出来た株
◇安永<7271> 1100 +95 リチウムイオン電池の長寿命化に対する技術開発が進展。
◇大栄環境<9336> 1845 +77 SMBC日興証券では新規に買い推奨。
◇任天堂<7974> 5334 +161 「マリオ」映画の公開接近など材料視か。
◇三井松島HD<1518> 3295 +95 住石HDの急騰が刺激にも。
◇東京電力HD<9501> 494 +12 経産省では家庭向け電気料金値上げ幅の再算定結果を発表。
◆SREHD<2980> 3535 -185 前日は上方修正など評価で大幅高に。
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4.3
NYダウ 33,601.15 +327.00 +0.98%
NASDAQ 12,189.45 -32.45 -0.27%
S&P500 4,124.51 +15.20 +0.37%

NYダウ(INDU) ⇒ ◇nr.2up ⇒ ▽wr.50MA突破 ⇒ ◇陽.4up.Sup50MA
NASDAQ(COMPQ) ⇒ +nr.様子見 ⇒ ▽Wr.上放れ ⇒ -▽はらみ.様子見
S&P500(SPX) ⇒ +nr.様子見 ⇒ ▽wr.上放れ ⇒ ◇nr.4up
 
【 SOX指数 】
3,200.43 -30.44 (-0.94%) ⇒ △nr.様子見 ⇒ ◇呑込み.高値更新 ⇒ ▼nrはらみ.調整に

【 VIX恐怖指数 】
18.55 -0.15 (-0.80%) ⇒ ▲nr.様子見 ⇒ ▲陰.Lowエリア ⇒ ◆吞込み.Lowエリア
-0.80P 下げ、20割れ続く  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◇陽.4up.Sup50MA ⇒ ダウ工業株30種平均は4日続伸。
2月17日以来およそ1カ月半ぶり高値。原油先物相場が大幅高となり、資源関連を中心に買いが入った。景気の先行きに懸念が高まりディフェンシブ株が総じて上昇したことも相場を押し上げた。

-▽はらみ.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落。
1~3月期の世界販売台数が市場予想に届かなかった電気自動車のテスラが6%安。
半導体のマイクロン・テクノロジーも安い。

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//◇◇◆▽◆◇//◇◆ ドル円 132円台( 金融政策意識 )
//◇▽▲▽◇◆//▽◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇▽◇◆▽◇//▽◇ 原油 80ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドルもみあい 円もみあい 原油.◇強さキープ.80ドル台 
4.4
米ドル/円 132.35 132.38
ユーロ/円 144.30 144.38
ユーロ/米ドル 1.0903 1.0907
英ポンド/円 164.34 164.43
豪ドル/円 89.77 89.81
スイスフラン/円 144.99 145.07
原油(WTIC原油先物) 80.42 +4.75 +6.28% ⇒ ◇クアトロ浮上 ⇒ ◇wr.Test50MA ⇒ ◇BigUp

◇ドル強い.円安すすむ 原油.◇BigUp.80ドル台  
4.3
米ドル/円 133.29 133.37
ユーロ/円 144.50 144.60
ユーロ/米ドル 1.0840 1.0844
英ポンド/円 164.31 164.49
豪ドル/円 89.04 89.14
スイスフラン/円 145.65 145.72
原油(WTIC原油先物) 80.93 +5.24 +6.93% ⇒ ◇クアトロ浮上 ⇒ ◇wr.Test50MA ⇒ ◇BigUp

◇ドルもみあい 円も強含む 原油.◇wr.Test50MA.75ドル台  
4.1
米ドル/円 132.84 132.87
ユーロ/円 143.93 144.02
ユーロ/米ドル 1.0836 1.0843
英ポンド/円 163.77 163.86
豪ドル/円 88.77 88.82
スイスフラン/円 145.11 145.19
原油(WTIC原油先物) 75.67 +1.30 +1.75% ⇒ ▲かぶせ.調整 ⇒ ◇クアトロ浮上 ⇒ ▽wr.Test50MA

まちまち、エネルギー関連が下支え    
1.サウジアラビアなど一部の産油国は2日、自主的な追加減産を決めた。これを受けて、3日の米原油先物相場は前週末比6%高。

・3日発表の3月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は前月比1.4ポイント低い46.3と、市場予想(47.3)を下回った。原油価格の上昇も先行きの景気懸念を強めた。

2.収益改善期待から石油のシェブロン、建機のキャタピラーに買いが入った。

・原油価格の上昇も先行きの景気懸念を強め、医療保険のユナイテッドヘルス・グループや製薬のメルクなどディフェンシブ株の買いにつながった。
・クレジットカードのアメリカン・エキスプレス、スポーツ用品のナイキといった消費関連が売られた。顧客情報管理のセールスフォースも下落。

3.1~3月期の世界販売台数が市場予想に届かなかった電気自動車のテスラが6%安。
半導体のマイクロン・テクノロジーも安い。

TSM 92.84 −0.19%
エヌビディア 279.65 +0.68%
ASML 673.99 −0.99%
インテル 32.89 +0.67%
AMD 96.56 −1.48%
MU 59.61 −1.21%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円強含み 
//◇◆▽◆◇// 
・ドルが下落。ISM製造業景況指数が2020年以来の水準に落ち込んだことが響いた。ノルウェー・クローネやオーストラリア・ドルを中心に、資源国通貨は堅調だった。
・円は対ドルでISM統計発表後に上げに転じた。欧州時間には一時133円76銭を付けていた。

ドル円相場は
⇒¥132.41 -¥0.45 -0.34%
⇒¥132.83 ¥0.13 0.10%
⇒¥132.70 ¥0.00 0.00%

4.3
マーク・マコーミック氏らTDセキュリティーズのストラテジスト
「今後数カ月のドルに関して一段と悲観的な見方に転じた」とリポートに記述。円と韓国ウォンに対するドルのショートポジションを構築したと説明したほか、ユーロは4-6月(第2四半期)に対ドルで「1.10ドルを上回る見通しだ。ユーロを押し目で買いたい」と。

【米国株】
◇上昇 
//◇▼▽◇◇//◇ 
・ニューヨーク原油相場がバレル80ドル台を回復する中、エネルギー株がけん引した。
ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は0.3%安。テスラが大幅下落した。同社は複数モデルを値下げしたにもかかわらず、納車台数はわずかな伸びにとどまった。

・米供給管理協会(ISM)が発表した3月の製造業総合景況指数は、市場の予想以上に低下し、2020年5月以来の低水準となった。新規受注と雇用の指数低下が特に目立った。

・セントルイス連銀のブラード総裁は、OPECプラスによる減産決定は予想外だったとし、原油価格の上昇はインフレ抑制を目指す米金融当局の仕事を一段と難しくする可能性があると指摘。その上で、「この影響が長期的に持続するかは不明だ」と語った。

4.3
マーフィー&シルベスト・ウェルス・マネジメントのポール・ノルテ
米金融当局がデータ次第の姿勢をこれまでに示していることは、2つのことを意味すると指摘。「1つ目は全てのデータが重要だということ。
2つ目は当局には景気に関する実際上の長期計画がないということだ」とし、「計画の不在は、当局が最新の経済データに基づいて取る行動を投資家が臆測することを意味する。これが相場の乱高下を引き起こしている」と。

【米国債】
◇上昇
//▲◆◇◇◇//◇
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・金融政策に敏感な2年債利回りは一時11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。

・米10年債利回り
⇒3.42% -5.3 -1.51%
⇒3.47% -7.7 -2.18%
⇒3.55% -1.5 -0.42%。

4.3
LPLファイナンシャルのチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ
「雇用市場は減速しつつあるというのがこの統計で分かった主な重要点だ」と指摘。「雇用市場の鈍化は、米金融当局が鎮圧しようと懸命に努めているインフレ圧力の一部を和らげるだろう」と。

【原油】
▽急伸
//▽◇◆▽◇//▽ 
・過去1年余りで最大の値上がりとなった。OPECプラスによる予想外の減産で需給が引き締まり、世界経済に新たにインフレの揺さぶりをかけるとみられている。
減産が衝撃的だったのは、OPECプラスが生産量を維持するとみられていたことに加え、予定されていた合同閣僚監視委員会(JMMC)を待たずに決定が発表された。

・WTI先物5月限は、前営業日比4.75ドル(6.3%)高の1バレル=80.42ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント6月限は5.16ドル高の84.93ドル。

4.3
パレート・セキュリティーズのパートナー、ナディア・マーティン・ウィッゲン
「OPECプラスはダウンサイドに対する自衛の決意を示した」と話す。「減産の期間が最も意外で強気な部分だ」と。

【NY金】
◆反落
//◆▽◆◇◆// 
・金相場は上昇。
米製造業に関する最新の統計は、銀行の貸し出し基準厳格化が企業センチメントを損ない、経済活動を減速させていることを示唆し、金の投資妙味をさらに高めると解釈。

・金先物6月限は、前営業日比0.7%高い1オンス=2000.40ドル。

4.3
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ
製造業総合景況指数の低下はディスインフレの過程を裏付ける一方で、意外性はないと。「市場が喜んで利下げ観測を強めるには、サービス業の数字を見なくてはならない」と述べた。

4.3
ヘレウス・メタルズ・ジャーマニーのアナリスト
「世界の銀行セクターに見られた緊張は、この10数日かけていくらか落ち着いてきた」とリポートで指摘。「金は今も米国での投資家不安を受け入れる役割を果たしている」と。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,673.00 +41.26 +0.54% ⇒ ◇陽.4up ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ ◇NR.6up
独DAX指数 15,580.92 -47.92 -0.31% ⇒ ◇陽.2up ⇒ ◇nr.3up ⇒ ◆nrはらみ.調整に
仏CAC指数 7,345.96 +23.57 +0.32% ⇒ △陽.2up ⇒ ◇陽.3up ⇒ ◇nr.調整に

◆ほぼ変わらず
//◇◆▽◇◇//◆
・3日の欧州株はほぼ変わらず。
エネルギー株が上昇した一方で、原油減産がインフレ加速につながるとの懸念も強まった。
・欧州600指数は0.1%未満の下げ。
石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が発表した協調減産に反応し、エネルギー株はここ1年余りで最も上昇した。一方で金融、鉱業株の下落が目立った。

4.3
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのチーフエコノミスト、ポール・ドノバン
OPECプラスのニュースを手掛かりに原油価格が上昇したものの、「1年前と比べて著しく値下がりしており、この水準では引き続きディスインフレ圧力だ」と。

【欧州債】
◇独債上昇
//◆◆◆◆◇//◇ 
・ドイツ債の利回り曲線がブルフラット化。OPECプラスの予想外の協調減産に反応し、ドイツ債の利回り曲線は一時ベアフラット化していた。
米供給管理協会(ISM)が発表した3月の製造業総合景況指数が市場の予想以上に低下し、2020年5月以来の低水準となったことを受け、短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)による利上げ見通しが後退した。

・英国債は総じて上昇。
トレーダーが織り込むイングランド銀行(英中央銀行)のピーク金利は2bp低下して9月までに4.64%となった。

・独国債10年物
⇒ 2.26% -0.04
⇒ 2.29% -0.08
⇒ 2.359%

・英国債10年物
⇒ 3.43% -0.06
⇒ 3.49% -0.03
⇒ 3.51%

>> 3.30
ロベコのマルチアセット戦略責任者、コリン・グラハム
「中銀は銀行の潜在的な流動性問題とソルベンシー(支払い能力)問題とを切り離すよう市場を説得した。中銀には銀行危機のリスクに対応する手段がある」とし。
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