*かぶとうし塾


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2023年3月22日水曜日

◇ドルもみあい.円もみあい 原油.▽陽.Zone突破.69ドル台 令和5.3.22.Wed

22日 【日本株】
日経225  27,466.61 +520.94 +1.93%
TOPIX 1,962.93 +33.63 +1.74%
日経平均 ⇒ ▽反発浮上 ⇒ ◆陰.窓埋め ⇒ ▽反発.Zone突破
TOPIX  ⇒ ▽反発浮上 ⇒ ◆陰.窓埋め ⇒ ▽反発.出来少ない
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【日経平均VI】
日経平均VI 20.48 -2.32 -10.18% ⇒ -◇nr.BigDn
日経平均VI 22.80 +3.35 +17.22% ⇒ ▽WR.大幅上昇
日経平均VI 19.45 -2.12 -9.83% ⇒ ◆BigDn
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・イエレン長官、政府は再び「介入」へ-中小銀行の保護で必要なら。
・米当局、全ての預金保護の方法を検討-危機拡大に備えて。
・ECB、クレディ・スイスAT1債の銀行リスクで調査拡大-関係者。
・ドル・円相場は1ドル=132円台半ばで推移、前営業日の日本株終値時点は131円83銭。
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22日、日本株は急反発、金融システム不安が後退-プライム銘柄の93%が上昇

・22日の東京株式相場は大幅に反発。

・イエレン米財務長官が中小規模の金融機関が経営難に陥った場合に政府が預金者保護のために最近取った思い切った措置を繰り返し講じ得ると表明し、金融システムへの不安が後退した。
・銀行や保険、証券といった金融株が値を上げた。
・海運や機械、電機などの景気敏感株にも買いが入った。

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JPモルガン・アセット・マネジメントの前川将吾
イエレン長官の預金保護発言を受けて金融システム不安がいったん和らぎ、金融や景気敏感株に買いが入った印象。

ただ、年後半には景気後退の懸念が出そうだ。FOMCで23年の金利見通しが引き上げられれば、中期的な相場の重しとなる。銀行破綻の余波で、中小の米金融機関が貸し出しを厳格化すれば、景気に悪影響が出かねない。

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【個別銘柄】住友不、新光電工、三井ハイテク、DMG森精機 など

◆住友不 2930.5 -9.5もみ合い。
モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に、目標株価も3700円から3000円に引き下げた。
今後は人口の減少や労働参加率の上げ止まりで、東京のオフィス需要が緩やかに減少するとみているもよう。同社はオフィス賃貸事業に対するエクスポージャーが大きく、中長期的なオフィス需要のダウンサイドリスクがバリュエーションの重しになりやすいと指摘。

◆新光電工 3705 -240大幅続落。
一昨日に23年3月期の業績下方修正を発表している。営業利益は従来予想の930億円から750億円、前期比5.1%増に引き下げ。
主力製品のFC-PKG、SPE向け静電チャック、リードフレームなどが減速しているもよう。業績下振れ自体は想定線とみられるが、市場予想の850億円程度も下振れる形になっており、ネガティブな反応が優勢に。なお、1-3月期は前年同期比で8割程度の減益となる格好。

◇三井ハイテク 7860 +410大幅反発。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」を継続で、目標株価を8800円から9400円に引き上げている。中期的な設備投資額の増額で主力のモーターコア事業の売上拡大確度が高まっていると判断、同事業の売上予想を大幅に引き上げているもよう。
リードフレーム事業においても、車載向け売上の安定化と早期の民生向け在庫調整終了期待を新たに織り込むとしている。

◇DMG森精機 2100 +80大幅反発。
クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も2070円から2770円に引き上げた。受注環境に不透明感はあるが、高付加価値化戦略や人的投資などの取り組みは業界内で先端を走っており、同社株を持たざるリスクが高まったと判断。
同社は人的資本の総合力が業界トップクラスの水準であり、先行き不透明な中で事業基盤の強さが確認される局面。

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3.22動いた株・出来た株
◇マネックスグループ<8698> 495 +40 ビットコイン価格の堅調推移など材料視か。
◇ワイエイシイ<6298> 2750 +207 半導体関連株高も支援に。
◇三井ハイテック<6966> 7870 +420 ゴールドマン・サックス証券では目標株価を引き上げ。
◆新光電気工業<6967> 3795 -150 想定以上の業績下方修正をネガティブ視へ。
◇三菱UFJ<8306> 855 +29.6 米長期金利の上昇で銀行株にも買い安心感。
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3.21
NYダウ 32,560.60 +316.02 +0.98%
NASDAQ 11,860.10 +184.57 +1.58%
S&P500 4,002.87 +51.30 +1.30%

NYダウ(INDU) ⇒ ◆拍子木 ⇒ ▽反発.Reg10MA ⇒ ◇陽.200MA突破
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆はらみ上寄り.調整 ⇒ ▽nr.もみあい ⇒ ▽逆立ち
S&P500(SPX) ⇒ ◆半値戻し.調整 ⇒ ▽反発.200MA突破 ⇒ ▽逆立ち.Reg50MA
 
【 SOX指数 】
3,116.89 +2.17 (+0.07%) ⇒ ◆nrかぶせ.調整 ⇒ ▽クアトロ浮上 ⇒ +◆陰.もみあい

【 VIX恐怖指数 】
21.38 -2.77 (-11.47%) ⇒ ▽Wr.反発 ⇒ ▲Wr.かぶせ ⇒ ◆逆立ち.10MA割れ
-11.47P 連日、大幅に下げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◇陽.200MA突破 ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
米金融当局が金融システム不安の拡大防止策を続けるとの観測が強まり、市場心理の改善につながった。金融株や景気敏感株など幅広い銘柄が買われた。

▽逆立ち ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
電気自動車のテスラが8%高となった。ネット検索のアルファベットやネット通販のアマゾン・ドット・コムも買われた。

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//▲◆▽▼◇▲//◇◆◇ ドル円 131円台( 金融政策意識 )
//◆◇▽▲◇▲//◇◇▽ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_▼▲▼◇◆//_▽▽ 原油 69ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドルもみあい.円もみあい 原油.▽陽.Zone突破.69ドル台  
3.22
米ドル/円 132.36 132.38
ユーロ/円 142.54 142.57
ユーロ/米ドル 1.0769 1.0770
英ポンド/円 161.69 161.77
豪ドル/円 88.27 88.31
スイスフラン/円 143.48 143.56
原油(WTIC原油先物) 69.67 +1.85 +2.73% ⇒ ◆吞込.Low ⇒ ▽反発.買戻し ⇒ ▽陽.Zone突破

◆ドルもみあい 円もみあい 原油.▽反発.買戻し.67ドル台 
3.21
米ドル/円 131.43 131.45
ユーロ/円 140.90 140.98
ユーロ/米ドル 1.0721 1.0725
英ポンド/円 161.36 161.45
豪ドル/円 88.30 88.33
スイスフラン/円 141.43 141.54
原油(WTIC原油先物) 67.82 +0.89 +1.33% ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low ⇒ ▽反発.買戻し

週明け◇ドルもみあい.円弱め 原油.◆吞込.Low.66ドル台  
3.20
米ドル/円 131.83 131.86
ユーロ/円 140.85 140.93
ユーロ/米ドル 1.0684 1.0688
英ポンド/円 160.89 160.96
豪ドル/円 88.52 88.60
スイスフラン/円 142.37 142.41
原油(3.17)(WTIC原油先物) 66.93 -1.42 -2.08% ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low

金融危機不安が緩和    
1.買いの勢いが弱まり、ダウ平均は伸び悩む場面もあった。米連邦準備理事会(FRB)は22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを決めるとの見方が多い。ただ、金融システム不安の高まりを受け、参加者らの政策金利見通しやパウエル議長の記者会見の内容を見極めたい市場関係者が多い。

・イエレン米財務長官が21日朝、米国銀行協会のイベントで「中小銀行が預金流出に陥るようなら預金保護が正当化されうる」と述べた。「状況は安定しつつあり、米国の銀行システムは健全性を保っている」とも指摘した。市場では「必要となれば金融当局が緊急対応に動くとの見方が投資家に安堵感をもたらした」(ジョーンズ・トレーディングのマイケル・オルーク氏)との声が聞かれた。

2.金融システムが不安定化するとの懸念が和らぎ、金融株への買いが目立った。JPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスが3%高。ファースト・リパブリック・バンクが30%高で終えるなど、地域銀行株も軒並み買われた。

・銀行危機が景気を冷やすとの警戒も後退し、景気敏感株や消費関連株も買われた。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスやスポーツ用品のナイキ、建機のキャタピラーが高い。米原油先物相場が上昇し、石油のシェブロンは3%上げた。

3.電気自動車のテスラが8%高となった。ネット検索のアルファベットやネット通販のアマゾン・ドット・コムも買われた。

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【NY外為】
◇ドルもみあい 円もみあい 
//◆◇◆◇▲//◆◇ 
・ドル指数は狭いレンジ内でもみ合い。欧州銀行株の上昇につれてユーロは上げた。

・利回り上昇は円を圧迫。対ドルで一時、1ドル=132円63銭まで下落した。
ドル円相場は¥132.48 ¥1.16 +0.88%。

3.21
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のシニア通貨アナリスト、リー・ハードマン氏はリポートで、「ユーロの最近の動きは欧州の銀行株との関係が引き続き強い」と指摘。「FOMCが米銀行セクターの緊張にもっと敏感になり、状況が落ち着くまで追加利上げを遅らせば、今後1週間にユーロは対ドルでさらに強含む可能性がある」と語った。

【米国株】
▽続伸 
//◆▽◆▽◆//▽▽ 
・21日の米株式相場は続伸。
金融市場の最近の混乱が本格的な危機につながるとの不安を当局が払拭(ふっしょく)に努めているため、銀行株を中心に買いが入った。ウォール街の「恐怖指数」と呼ばれるCBOEのボラティリティー指数(VIX)は急低下した。

・銀行セクター混乱の収拾を図る協調行動は少なくとも今のところ、うわべだけでも秩序を取り戻している。VIXは2営業日としては昨年5月以来の大幅低下となった。

3.21
データトレック・リサーチの共同創業者、ニコラス・コラス氏は「金融政策が劇的に180度転換されるとの予想は弱まっている。足元の政策決定に対する市場の予想は現在、可能なものの範囲内にある。それは良いニュースだと言える」と述べた。

3.21
ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏は最近の株価上昇について、少なくとも2つの見方ができるとして、結論付けることに注意を促した。「1つ目はこの小さな危機を株式市場が受け流しているとの見解で、この問題が過ぎれば、経済(とその結果としての業績)がかなり成長するとみている。もう1つは状況がなお不確かで、当局が金融システムに大規模な短期流動性を注入しているために株価は短期的に下落し得ないという考えだ」と指摘。

3.21
ストラテジストの不安は高まりつつあり、モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は、信用収縮リスクが著しく高まっているとの認識を示している。S&P500種は3800で底入れする可能性があるものの、4100から4200への反発局面で投資家は戻り売りを出すべきだと、BofAのマイケル・ハートネット氏は21日のリポートで指摘した。

【米国債】
▲続落
//▽▲▽▲▽//▲▲
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・通常、リスクが低い投資とみられる2年債利回りは一時21bp上昇し、4.18%を付けた。

・米10年債利回りは、+11.7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.60%。

3.21
ジョン・ハンコック・インベストメント・マネジメントの共同チーフ投資ストラテジスト、マット・ミスキン氏は米金融当局が景気のソフトランディングを実現する上で、滑走路が足らなくなってきていることは確実だとし、その証左として、債券市場の混乱を指摘した。
同氏はブルームバーグテレビジョンで、「米2年債利回りがミーム株のように動き始める時は、何らかの問題があるはずだ。金融当局が利上げしても過ちとなり、それほど遠くない将来に利下げに踏み切ると債券市場はみている」と述べた。

【原油】
▽続伸
//▼▲▼◇▼//▽▽ 
・2月初旬以来の大幅高となり、主要なテクニカル水準を回復した。米政府が銀行預金者を守ると約束し、市場が落ち着いたことが背景にある。
ロシアが原油減産を6月末まで続けると明らかにすると、原油は上げ幅を拡大した。

・WTI先物4月限は、前日比1.69ドル(2.5%)高い1バレル=69.33ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は1.53ドル(2.1%)高の75.32ドル。

3.21
マッコーリー・グループのグローバル石油・ガス担当ストラテジストスト、ビカス・ドウィベディ氏は22日の米金融政策決定とそれが経済環境に及ぼすと見込まれる影響が、原油価格をさらに動かす可能性が高いと指摘。「こうした大きなマクロ要因が実際に峠を越え始めれば、原油は上昇するだろう」と述べ。

【NY金】
▲下落
//▽◆◇◇◇//◇▲ 
・この日はリスク選好ムードで米株式相場が上昇し、債券は下落。米2年債利回りが急上昇したことから、金利を生まない金が圧迫される格好となった。

・金先物6月限は、前日比2.1%安の1オンス=1958.30ドル。

3.21
TDセキュリティーズのコモディティーストラテジスト、ダニエル・ガリ氏はFOMC決定を控えた「利益確定の動き」で金価格が圧力を受けていると指摘。「オンス当たり1950ドル割れでは一定の売りが見られるかもしれないが、力強い現物需要と投資資金フローの回復が相まって、大きな下げは回避されるだろう」と述べた。

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【欧州株】
◇続伸
//▲▽▲▽▲//▽◇
・21日の欧州株は続伸。前日から2日間の上げはここ約2カ月で最大だった。銀行株が買いを集めた。トレーダーの関心は週内に発表される中央銀行の政策金利決定に向いている

・欧州600指数は1.3%高。業種別株価指数の金融サービス、銀行株を中心に上昇した。
・投資家はUBSのクレディ・スイス・グループ買収に対して一段と楽観的になっている。クレディ・スイス株もこの日は上昇。

3.21
セルウッド・アセット・マネジメントのロング・ショート欧州株ヘッジファンドのマネジャー、カリム・ムサレム氏は、「クレディ・スイスの解決策は市場から相当な不透明感を取り除き、非常にポジティブだ」と述べ、「センチメントは非常に弱気な水準に戻っている。つまり崩壊する可能性は低い」と続けた。

【欧州債】
◆ドイツ債下落
//◇▲▽▲▽//◆◆ 
・ドイツ債の利回り曲線がベアフラット化。ドイツ2年債利回りは2008年以降で最も上昇。

・英国債は10年債を中心に下落。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想によれば、英国で22日発表される2月の消費者物価指数(CPI)は、上昇率が6カ月ぶりに1桁台に戻ると予想されている。

・独国債10年物 2.29% +0.17。
・英国債10年物 3.37% +0.06。

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