*かぶとうし塾


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2023年3月23日木曜日

◆ドル弱い.円強い 原油.▽陽.3up.70ドル台 令和5.3.23.Thus

23日 【日本株】
日経225  27,419.61 -47.00 -0.17%
TOPIX 1,957.32 -5.61 -0.29%
日経平均 ⇒ ◆陰.窓埋め ⇒ ▽反発.Zone突破 ⇒ -▽陽下げ
TOPIX  ⇒ ◆陰.窓埋め ⇒ ▽反発.出来少ない ⇒ -▽陽下げ
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.61 -0.87 -4.25% ⇒ ◆陰.下落
日経平均VI 20.48 -2.32 -10.18% ⇒ -◇nr.BigDn
日経平均VI 22.80 +3.35 +17.22% ⇒ ▽WR.大幅上昇
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・パウエル議長、インフレ沈静化の決意強調-FOMCは追加利上げ。
・イエレン米財務長官、「全面的な」預金保険の提供検討せず-証言。
・ル・円相場は1ドル=130円台後半で推移、前日の日本株終値時点は132円42銭。
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23日、日本株は反落、FRB議長発言で景気悪化を懸念-銀行や電機が安い

・23日の東京株式相場は反落。

・米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインフレ鈍化の兆しが見られるまで利上げを継続する用意があると発言し、景気が悪化するとの懸念が強まった。
・イエレン米財務長官が全面的な預金保険を提供すると規制当局は検討していないと述べたことで米金融株が下落し、日本市場でも銀行や保険株が値を下げた。
・外国為替市場で円高が進み、電機や精密機器株にも売りが出た。

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大和証券の壁谷洋和
銀行不安がくすぶる状態が世界的に続き、銀行株を中心に値を下げた。

外国為替市場で円高が進行し、ハイテク銘柄などの外需銘柄が安い。

ただ米株価指数先物が時間外取引で上昇し、日本株は徐々に下げ渋った。パウエル議長のタカ派発言に驚いたところもあり、昨日の米株は過剰に反応したところがあったのではないか。

配当取りの買いが入っているもようで、日本株は比較的底堅い印象だ。サービスなど内需銘柄が堅調なのは、国内景気はそれなりに強いという期待を投資家は持っているのだろう。

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【個別銘柄】リクルートHD など

◇リクルートHD 3660 +167大幅続伸。
23年3月期業績予想の新たな項目の開示、並びに一部項目の修正を発表。売上収益、調整後EBITDAなどは従来予想据え置きだが、人員削減に伴う費用や減損損失を織り込み、非開示だった営業益は3410億円、前期比10.0%減を見込む。
24年3月期の人員削減効果は約635億円と想定しており、あく抜け感につながった。なお、株式報酬費用減少で、調整後EPSは180円から190.5円に引き上げた。

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3.23動いた株・出来た株
◇リクルートHD<6098> 3670 +177 23年3月期業績予想の新項目など開示。
◇スズキ<7269> 4701 +127 シティグループ証券では目標株価を引き上げ。
◆三菱UFJ<8306> 835.8 -15 FOMC後の米国銀行株安を映す形に。
◇東エレク<8035> 49110 +740 SOX指数下げ限定的で半導体関連は堅調な動き。
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3.22
NYダウ 32,030.11 -530.49 -1.63%
NASDAQ 11,669.95 -190.15 -1.60%
S&P500 3,936.97 -65.90 -1.65%

NYダウ(INDU) ⇒ ▽反発.Reg10MA ⇒ ◇陽.200MA突破 ⇒ ▲Cog.窓埋め.200MA割れ
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽nr.もみあい ⇒ ▽逆立ち ⇒ ▲Cog.窓埋め
S&P500(SPX) ⇒ ▽反発.200MA突破 ⇒ ▽逆立ち.Reg50MA ⇒ ▲Cog.窓埋め.Sup200MA
 
【 SOX指数 】
3,091.71 -25.18 (-0.81%) ⇒ ▽クアトロ浮上 ⇒ +◆陰.もみあい ⇒ ▲nr.調整へ

【 VIX恐怖指数 】
22.26 +0.88 (+4.12%) ⇒ ⇒ ▲Wr.かぶせ ⇒ ◆逆立ち.10MA割れ ⇒ ▽反発.ながひげ
+4.12P 反発する  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▲Cog.窓埋め.200MA割れ ⇒ ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落。
22日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを決めた。利上げが金融システム不安につながるリスクがくすぶる中、従来の引き締め姿勢を維持した。景気悪化のリスクが高まったとの見方から、売りが優勢となった。

▲Cog.窓埋め.Sup200MA ⇒ ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落。
ネット通販のアマゾン・ドット・コムは−1.90%下げ転換。ネットフリックス 293.90 −3.89% −11.89売られる。エヌビディア 264.68 +1.03% +2.69で強い。

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//▲◆▽▼◇▲//◇◆◇◆ ドル円 131円台( 金融政策意識 )
//◆◇▽▲◇▲//◇◇▽◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_▼▲▼◇◆//_▽▽◇ 原油 70ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドル弱い.円強い 原油.▽陽.3up.70ドル台  
3.23
米ドル/円 131.38 131.40
ユーロ/円 142.65 142.73
ユーロ/米ドル 1.0858 1.0862
英ポンド/円 161.14 161.21
豪ドル/円 87.87 87.91
スイスフラン/円 143.19 143.29
原油(WTIC原油先物) 70.90 +1.23 +1.77% ⇒ ▽反発.買戻し ⇒ ▽陽.Zone突破 ⇒ ▽陽.3up

◇ドルもみあい.円もみあい 原油.▽陽.Zone突破.69ドル台  
3.22
米ドル/円 132.36 132.38
ユーロ/円 142.54 142.57
ユーロ/米ドル 1.0769 1.0770
英ポンド/円 161.69 161.77
豪ドル/円 88.27 88.31
スイスフラン/円 143.48 143.56
原油(WTIC原油先物) 69.67 +1.85 +2.73% ⇒ ◆吞込.Low ⇒ ▽反発.買戻し ⇒ ▽陽.Zone突破

◆ドルもみあい 円もみあい 原油.▽反発.買戻し.67ドル台 
3.21
米ドル/円 131.43 131.45
ユーロ/円 140.90 140.98
ユーロ/米ドル 1.0721 1.0725
英ポンド/円 161.36 161.45
豪ドル/円 88.30 88.33
スイスフラン/円 141.43 141.54
原油(WTIC原油先物) 67.82 +0.89 +1.33% ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low ⇒ ▽反発.買戻し

根強い金融不安くすぶる    
1.米連邦準備理事会(FRB)はFOMCでは政策金利を0.25%引き上げ、4.75~5.0%とすることを決めた。四半期に一度公表する政策金利見通しでは、2023年末時点で5.1%(中央値)と前回の昨年12月の予想から変えなかった。パウエル議長は記者会見で「委員らは年内の利下げを基本シナリオとしていない」と述べた。

・パウエル議長は量的引き締め(QT)についても「変更すべき兆候はない」と指摘。金融システム不安が高まる中で、引き締め姿勢を和らげるとの観測が一部にあっただけに投資家の手じまい売りを誘った面がある。株式相場はパウエル議長の記者会見が終了した後に下げ幅を広げた。

2.景気敏感株や消費関連株への売りが目立った。金融のJPモルガン・チェースやホームセンターのホーム・デポ −2.36%、建機のキャタピラー −2.21%が売られた。

・前日夕に決算を発表したスポーツ用品のナイキは大幅安 −4.86%。

3.ネット通販のアマゾン・ドット・コムは−1.90%下げ転換。ネットフリックス 293.90 −3.89% −11.89売られる。エヌビディア 264.68 +1.03% +2.69で強い。

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【NY外為】
◆ドル下落 
//◆◇◆◇▲//◆◇◆ 
・ドルが下げ幅を拡大。ドル指数は5週間ぶり安値を付けた。FOMCが予想通り0.25ポイントの利上げを実施した一方、引き締めサイクルの終了が近づきつつあると示唆したことが背景。
・英インフレが市場予想を上回る伸びとなり、利上げ観測が強まったことから、ポンドは上昇。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁のタカ派的な発言を受けて、ユーロも値上がりした。

・ドルは対円では一時1.1%安の1ドル=131円01銭を付けた。米国債利回りの低下につられる格好となった。
ドル円相場は¥132.48 ¥1.16 +0.88% ⇒¥131.49 -¥1.02 -0.77%。

>>3.21
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のシニア通貨アナリスト、リー・ハードマン氏はリポートで、「ユーロの最近の動きは欧州の銀行株との関係が引き続き強い」と指摘。「FOMCが米銀行セクターの緊張にもっと敏感になり、状況が落ち着くまで追加利上げを遅らせば、今後1週間にユーロは対ドルでさらに強含む可能性がある」と語った。

【米国株】
▲下落、パウエル・イエレン両氏の発言で 
//◆▽◆▽◆//▽▽▲ 
・22日の米株式相場は反落。
イエレン財務長官の議会証言を受けて銀行株が売られたほか、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言で年内の利下げ期待が後退した。

・イエレン氏は米国の銀行システムを安定化させるために「全面的な」預金保険を提供することを規制当局が検討していることはないと述べた。これを受けて金融株が急落し、株価指数への重しになった。KBW銀行株指数を構成する22銘柄は全て下落した。
・FOMCは2023年末の金利予測も据え置いた。しかし、記者会見でパウエル氏がインフレ鈍化の兆しが見られるまで利上げを継続する用意があると語ったことで売りが強まった。

3.22
インタラクティブ・ブローカーズのチーフストラテジスト、スティーブ・ソスニック氏は「イエレン氏の発言が銀行株にマイナスの影響を及ぼしたのは明白だ。しかし同氏のコメントは、予想以上の利上げを含めインフレとの闘いで必要な行動を続けるとするパウエル議長の発言とほぼ同時だった。従って、これらを切り離すのは難しい」と述べた。

【米国債】
▽反発
//▽▲▽▲▽//▲▲▽
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・2年債利回りは一時25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて3.91%を付けた。

・米10年債利回りは、-17.7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.43%。

3.22
モルガン・スタンレーのマクロ戦略世界責任者、マシュー・ホーンバック氏は「市場が短期的にこうした利下げ期待を排除するとは見込んでいない。データがこの先悪化すれば、さらなる利下げを織り込む可能性も十分ある」と話した。

【原油】
◇続伸
//▼▲▼◇▼//▽▽◇ 
・1週間ぶりにバレル70ドルを上回って引けた。輸出のデータが強気な内容だったことや、FOMCでサプライズがなかったことなどが追い風となった。
米エネルギー情報局(EIA)によると、原油と石油製品の輸出は過去最高の日量1200万バレルに急増し、明るい需要見通しが示唆された。FOMCは2会合連続で0.25ポイントの利上げを実施した。

・WTI先物5月限は、前日比1.23ドル(1.8%)高い1バレル=70.90ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は1.37ドル(1.8%)高の76.69ドル。

3.22
TDセキュリティーズのコモディティーストラテジスト、ダニエル・ガリ氏は「リスク資産は反射的に上昇方向の反応を示した。市場は引き締めサイクルの終了が近く、利下げが迫っているかもしれないと予想している」と述べた。

【NY金】
◇上昇
//▽◆◇◇◇//◇▲◇ 
・パウエル議長の発言がハト派に転じたと捉えられた。同氏はFOMC当局者らが最近の銀行セクター混乱を理由に、利上げ休止を検討したと明らかにした。

・金先物6月限はFOMC政策発表前に、0.4%高の1966.60ドル。

3.22
TDセキュリティーズの商品戦略グローバル責任者、バート・メレク氏は、大半の市場参加者がこの日の米金融当局のコメントは「相対的に弱く」、声明は「前回と比べてハト派的」だったと見なしたと指摘。「インフレが引き続き下方向の軌道にあるならば、これはコモディティーにとって良いニュースだ」と述べた。

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【欧州株】
◇ほぼ変わらず、FOMC前に様子見
//▲▽▲▽▲//▽◇◇
・22日の欧州株はほぼ変わらず。英国の根強いインフレが意識されたほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策判断を控えて様子見の展開。

・欧州600指数は0.2%高。業種別株価指数では消費関連銘柄や食品・飲料株が特に上昇。
・一方、不動産株は大幅安となった。銀行株はほぼ変わらずだった。

>>3.21
セルウッド・アセット・マネジメントのロング・ショート欧州株ヘッジファンドのマネジャー、カリム・ムサレム氏は、「クレディ・スイスの解決策は市場から相当な不透明感を取り除き、非常にポジティブだ」と述べ、「センチメントは非常に弱気な水準に戻っている。つまり崩壊する可能性は低い」と続けた。

【欧州債】
◆英独債が下落
//◇▲▽▲▽//◆◆◆ 
・英国債の利回り曲線がベアフラット化した。2月の英消費者物価指数(CPI)上昇率が予想外に加速したことに反応した。

・ドイツ債の利回り曲線もベアフラット化。欧州中央銀行(ECB)当局者が追加利上げの可能性に触れたことが手掛かりとされた。

・独国債10年物 2.29% +0.17 ⇒ 2.33% +0.04。
・英国債10年物 3.37% +0.06 ⇒ 3.45% +0.08。

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