*かぶとうし塾


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2023年3月24日金曜日

◆ドル弱い 円強含み 原油.-nr.はらみ.様子見.69ドル台 令和5.3.24.Fri

24日 【日本株】
日経225  27,385.25 -34.36 -0.13%
TOPIX 1,955.32 -2.00 -0.10%
日経平均 ⇒ ▽反発.Zone突破 ⇒ -▽陽下げ ⇒ -◇はらみ.様子見
TOPIX  ⇒ ▽反発.出来少ない ⇒ -▽陽下げ ⇒ -◇はらみ.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.08 -0.53 -2.70% ⇒ ◆陰.下落
日経平均VI 19.61 -0.87 -4.25% ⇒ ◆陰.下落
日経平均VI 20.48 -2.32 -10.18% ⇒ -◇nr.BigDn
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・イエレン財務長官、正当化される場合は預金保護で追加措置の用意。
・23日のニューヨーク原油先物は1.3%安い1バレル=69.96ドル。
・ドル・円相場は1ドル=130円台前半で推移、前日の日本株終値時点は130円79銭。
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24日、日本株続落、年度末で投資家が買い控え-金融不安残り銀行や保険安い

・24日の東京株式相場は続落。年度末の週末で投資家の買い意欲は乏しかった。

・グローバルな金融不安が残り、銀行や保険、証券株に引き続き売りが出た。
・不動産や商社株の下げも目立った。

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アセットマネジメントOneの荻原健
米国の金融システムをにらみながら方向感のない展開が続いている。
金融不安で米景気が悪化すると日本株にも影響が出てくるが、現状では米国の地銀にとどまっており直接の影響はない。

米国の金融システムへの影響が大きく広がらないことを前提に、来月からの決算発表の時期を経て日本株はまずはいったん下げ止まり、持ち直していくとみている。

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セゾン投信の瀬下哲雄
年度末の要因に加え、国内外の株式はボラティリティー(価格変動率)が高く手を出しにくい。一方で米国株が金融引き締め観測の後退でリスクオンになっており、日本株も底堅く推移した。

米国の金利がこれ以上上がらないのであれば、日本の金利も上がるはずはない。イメージ先行で上げてきた銀行株は買われるストーリーがなくなる。

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【個別銘柄】東芝 など

◇東芝 4390 +177大幅反発。
日本産業パートナーズなどの連合による買収提案を受け入れると発表している。7月下旬をめどにTOBが実施され、TOB価格は1株4620円となるもよう。
TOB価格は前日終値比で9.7%のプレミアムとなり、同価格へのサヤ寄せを目指す動きが先行している。なお、TOBは66.7%の応募を成立条件としており、TOBが成立すれば株式は上場廃止となる。

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3.24動いた株・出来た株
◇フジHD<4676> 1214 +68 有価証券売却により特別利益計上並びに増配へ。
◇SCREEN<7735> 11710 +390 米SOX指数上昇で半導体関連の一角が高い。
◇信越化<4063> 20860 +430 ジェフリーズ証券では新規に買い推奨。
◆大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 3120 -120 特に材料なく前日大きく切り返した反動。
◆東邦チタニウム<5727> 2231 -66 大阪チタニウム株安に連れ安も。
◆りそなHD<8308> 590.3 -19.1 米地銀株の下落基調が継続で。
◆三菱UFJ FG<8306> 830.4 -8.8 米国長期金利の低下をマイナス視。
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3.23
NYダウ 32,105.25 +75.14 +0.23%
NASDAQ 11,787.39 +117.44 +1.01%
S&P500 3,948.72 +11.75 +0.30%

NYダウ(INDU) ⇒ ◇陽.200MA突破 ⇒ ▲Cog.窓埋め.200MA割れ ⇒ △nr.はらみ.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽逆立ち ⇒ ▲Cog.窓埋め ⇒ +◆nr.はらみ.様子見
S&P500(SPX) ⇒ ▽逆立ち.Reg50MA ⇒ ▲Cog.窓埋め.Sup200MA ⇒ +◆nr.はらみ.様子見
 
【 SOX指数 】
3,174.36 +82.65 (+2.67%) ⇒ +◆陰.もみあい ⇒ ▲nr.調整へ ⇒ ◇逆立ち浮上

【 VIX恐怖指数 】
22.61+0.35 (+1.57%) ⇒ ◆逆立ち.10MA割れ ⇒ ▽反発.ながひげ ⇒ ◇呑込み
+1.57P 上げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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△nr.はらみ.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
米連邦準備理事会(FRB)の利上げ停止が近いとの観測からハイテク株を中心に買われ、一時は481ドル高まで上昇した。ただ、累積的な利上げで銀行の資金調達コストが上がり、融資姿勢が厳しくなるとの懸念が根強い。景気悪化を見越した売りも出て、ダウ平均は下げに転じる場面もあるなど不安定な展開。

+◆nr.はらみ.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
エヌビディアやマイクロン・テクノロジーなど半導体株の上げが目立った。

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//▲◆▽▼◇▲//◇◆◇◆◆ ドル円 130円台( 金融政策意識 )
//◆◇▽▲◇▲//◇◇▽◇▲ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_▼▲▼◇◆//_▽▽◇◆ 原油 69ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドル弱い 円強含み 原油.-nr.はらみ.様子見.69ドル台 
3.24
米ドル/円 130.79 130.81
ユーロ/円 142.65 142.73
ユーロ/米ドル 1.0836 1.0840
英ポンド/円 160.74 160.82
豪ドル/円 87.45 87.49
スイスフラン/円 142.72 142.76
原油(WTIC原油先物) 69.96 -0.94 -1.33% ⇒ ▽陽.Zone突破 ⇒ ▽陽.3up ⇒ -nr.はらみ.様子見

◆ドル弱い.円強い 原油.▽陽.3up.70ドル台  
3.23
米ドル/円 131.38 131.40
ユーロ/円 142.65 142.73
ユーロ/米ドル 1.0858 1.0862
英ポンド/円 161.14 161.21
豪ドル/円 87.87 87.91
スイスフラン/円 143.19 143.29
原油(WTIC原油先物) 70.90 +1.23 +1.77% ⇒ ▽反発.買戻し ⇒ ▽陽.Zone突破 ⇒ ▽陽.3up

◇ドルもみあい.円もみあい 原油.▽陽.Zone突破.69ドル台  
3.22
米ドル/円 132.36 132.38
ユーロ/円 142.54 142.57
ユーロ/米ドル 1.0769 1.0770
英ポンド/円 161.69 161.77
豪ドル/円 88.27 88.31
スイスフラン/円 143.48 143.56
原油(WTIC原油先物) 69.67 +1.85 +2.73% ⇒ ◆吞込.Low ⇒ ▽反発.買戻し ⇒ ▽陽.Zone突破

利上げ停止期待高まる    
1.ダウ平均は481ドル高まで上げた後は売りに押されて165ドル安まで下げる場面があり、1日を通しては不安定な展開だった。市場では預金金利の上昇による利ざや縮小で銀行経営が圧迫され、貸し渋りが強まるとの警戒が強い。金融株が総じて下げ、エネルギーや資本財など景気敏感セクターも売りが優勢だった。

・イエレン米財務長官は23日午後の議会公聴会で「預金保護のために追加的な措置を講じる用意がある」と述べた。前日の公聴会で預金保険の拡大に慎重論を述べて株売りを誘った経緯があるだけに、23日は相場の一定の支えになった。

2.ソフトウエアのマイクロソフトとスマートフォンのアップルが高い。

・石油のシェブロンや保険のトラベラーズなどが下げた。

3.エヌビディアやマイクロン・テクノロジーなど半導体株の上げが目立った。

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【NY外為】
◆ドル下落 
//◆◇◆◇▲//◆◇◆◆ 
・ドル指数は6日連続で低下。ただ、米銀株の下げを背景にリスク選好ムードが後退し、ドルは下げ渋った。
・英インフレが市場予想を上回る伸びとなり、利上げ観測が強まったことから、ポンドは上昇。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁のタカ派的な発言を受けて、ユーロも値上がりした。

・ドルは対円で一時、1ドル=130円32銭まで下げた。
ドル円相場は¥132.48 ¥1.16 +0.88% ⇒¥131.49 -¥1.02 -0.77%  ⇒¥130.90 -¥0.54 -0.41%。

3.23
ティー・ロウ・プライスの世界マルチアセット責任者、セバスチャン・ページ氏は「ドルは下方向に傾いている」と指摘。ドルに対して大規模な弱気姿勢を推奨するわけではないとしながらも、「ドルは下落あるいは横ばいとなる可能性がある」と述べた。

【米国株】
◇反発、大型ハイテク株に逃避買い 
//◆▽◆▽◆//▽▽▲◇ 
・23日の米株式相場は反発。
S&P500種株価指数は下げに転じる場面もあったが、大型ハイテク株に逃避目的の買いが入った。アップルやマイクロソフトなど大型株が上昇。ナスダック100指数は昨年12月の安値からほぼ20%戻し、強気相場入り目前となった。

・イエレン米財務長官が下院の委員会での公聴会で、正当化される場合、当局には預金保護で追加措置を講じる用意があると述べたものの、銀行株は引き続き売り圧力を受けた。
・財務省が公表した長官の証言原稿は前日の上院委員会とほぼ同内容で、最近の政府の措置は「米国民の預金の安全性を確実にするために講じられた」と説明。ただ下院での証言ではその後に、「もちろん、正当化される場合は追加措置を講じる用意があるだろう」と述べた。

・米失業保険申請、予想外に2週連続で減少-市場環境なおタイト。
・米新築住宅販売、2月は前月比で増加-安定化の兆しか。

3.23
プラント・モラン・ファイナンシャル・アドバイザーズの最高投資責任者(CIO)、ジム・ベアード氏は「インフレは期待よりもゆっくりにしか沈静化していない。その状況と金融市場安定の間での綱引きが、米金融当局にとって既に大きな課題を一段と複雑にしている。失策のリスクを高め、将来のリセッションの可能性を残している」と。

【米国債】
▽上げる
//▽▲▽▲▽//▲▲▽◇
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・米短期債利回りが低下。金利スワップ市場は政策金利が現行よりも0.75ポイント低い水準で年を終えることを反映。

・米10年債利回りは、-1.9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.42%。

3.23
シティグループ・グローバル・マーケッツの米金利ストラテジストト、ウィリアム・オドネル氏は
「銀行セクターのストレスや金融状況の引き締まりに対する不安や商業用不動産市場を巡る懸念から債券が安全な逃避先になっている。米金融当局に加えて、この日はイングランド銀行(英中央銀行)の政策決定もあったが、政策金利が景気に対して抑制的過ぎる水準にまで上昇しているとの全般的な見解もある」と。

【原油】
◆4営業日ぶりに下落
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・センチメントの軟化が市場全体の重しになったほか、米政府が戦略石油備蓄(SPR)の補充には従来想定よりも時間がかかると示唆したことも売りを招いた。
グランホルム米エネルギー長官はこの日、政権が目標とするバレル当たり70ドルで年内にSPRを補充するのは「難しい」と述べた。原油はこの先、米市場動向や中国の景気回復から手掛かりを得る可能性がある。

・WTI先物5月限は、前日比94セント(1.3%)安い1バレル=69.96ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は78セント(1%)安の75.91ドル。

3.23
USバンク・ウェルス・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏
「交通は増え、移動も増えているが、新型コロナウイルス禍前の水準には完全に戻っていない」と指摘。「米国の経済再開を振り返ると、再開後に活動が盛んになったが、その後は感染や懸念などで抑制された」と。

【NY金】
▽続伸
//▽◆◇◇◇//◇▲◇▽ 
・積極的な米金融引き締めサイクルが終了に近づきつつあるとの見方から、買いが優勢になった。
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は前日の連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、最近の銀行混乱を理由に当局者らが利上げサイクルの休止を検討したことを明らかにした。ただし、インフレが最大懸念であることに変わりはないとし、必要に応じて予想以上に金利を引き上げる考えも明確に示した。

・金先物6月限は2.4%高の2013.30ドル。

3.23
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は
「金はウォール街で選好される取引になりつつある。多くのトレーダーはFOMC後でまだ落ち着いていないほか、さらなる銀行混乱を米当局がどれ程迅速に封じ込めることができるのかを巡っても引き続き神経質な状態だ」と指摘。金融安定の懸念が和らがない場合、金は最高値を更新する可能性もあると同氏はみている。

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【欧州株】
◆小幅安
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・23日の欧州株は小幅安。投資家は銀行株を手放し、テクノロジーなどの成長株を選好した。

・欧州600指数は0.2%安。一時1%安となったが、米国株の上昇に連られて午後に下げ幅を縮小した。
・銀行株は続落。一方、テクノロジー株は約1カ月ぶりの高値で引けた。

>>3.21
セルウッド・アセット・マネジメントのロング・ショート欧州株ヘッジファンドのマネジャー、カリム・ムサレム氏は、「クレディ・スイスの解決策は市場から相当な不透明感を取り除き、非常にポジティブだ」と述べ、「センチメントは非常に弱気な水準に戻っている。つまり崩壊する可能性は低い」と続けた。

【欧州債】
▽国債上昇
//◇▲▽▲▽//◆◆◆▽ 
・ドイツ債、英国債が短期債を中心に大幅に上昇した。短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中央銀行)が米金利のプライシングに追随し、今後数カ月で利上げサイクルを終了すると予想されている。

・ドイツ2年債利回りは18bp低下して2.52%。

・独国債10年物 2.29% +0.17 ⇒ 2.33% +0.04  ⇒ 2.20% -0.13。
・英国債10年物 3.37% +0.06 ⇒ 3.45% +0.08  ⇒ 3.36% -0.09。

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