*かぶとうし塾


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2023年3月21日火曜日

◆ドルもみあい 円もみあい 原油.▽反発.買戻し.67ドル台 令和5.3.21(春分の日).Tue

3.20
NYダウ 32,244.58 +382.60 +1.20%
NASDAQ 11,675.53 +45.02 +0.39%
S&P500 3,951.57 +34.93 +0.89%

NYダウ(INDU) ⇒ ▽反発 ⇒ ◆拍子木 ⇒ ▽反発.Reg10MA
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽Wr.切り返し.10MA突破 ⇒ ◆はらみ上寄り.調整 ⇒ ▽nr.もみあい
S&P500(SPX) ⇒ ▽逆立ち.200MA突破 ⇒ ◆半値戻し.調整 ⇒ ▽反発.200MA突破
 
【 SOX指数 】
3,114.71 +31.19 (+1.01%) ⇒ ▽逆立ち.10MA突破 ⇒ ◆nrかぶせ.調整 ⇒ ▽クアトロ浮上

【 VIX恐怖指数 】
24.15 -1.36 (-5.33%) ⇒ ▲Wr.下落 ⇒ ▽Wr.反発 ⇒ ▲Wr.かぶせ
-5.33P 大幅に下げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽反発.Reg10MA ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
欧州金融機関の経営不安から金融システムが不安定化するとの懸念が和らいだ。先週末にかけて大きく売られていた景気敏感株が買い直され、相場を押し上げた。

▽nr.もみあい ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
電気自動車のテスラと交流サイトのメタプラットフォームズが上昇。
追加の人員削減方針が伝わったネット通販のアマゾン・ドット・コムは、業績悪化を警戒した売りに押された。

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//▲◆▽▼◇▲//◇◆ ドル円 131円台( 金融政策意識 )
//◆◇▽▲◇▲//◇◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_▼▲▼◇◆//_▽ 原油 67ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドルもみあい 円もみあい 原油.▽反発.買戻し.67ドル台 
3.21
米ドル/円 131.43 131.45
ユーロ/円 140.90 140.98
ユーロ/米ドル 1.0721 1.0725
英ポンド/円 161.36 161.45
豪ドル/円 88.30 88.33
スイスフラン/円 141.43 141.54
原油(WTIC原油先物) 67.82 +0.89 +1.33% ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low ⇒ ▽反発.買戻し

週明け◇ドルもみあい.円弱め 原油.◆吞込.Low.66ドル台  
3.20
米ドル/円 131.83 131.86
ユーロ/円 140.85 140.93
ユーロ/米ドル 1.0684 1.0688
英ポンド/円 160.89 160.96
豪ドル/円 88.52 88.60
スイスフラン/円 142.37 142.41
原油(3.17)(WTIC原油先物) 66.93 -1.42 -2.08% ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low

▲ドル暴落.円強い 原油.◆吞込.Low.66ドル台  
3.18
米ドル/円 131.79 131.84
ユーロ/円 140.57 140.67
ユーロ/米ドル 1.0666 1.0670
英ポンド/円 160.45 160.57
豪ドル/円 88.23 88.29
スイスフラン/円 142.29 142.41
原油(WTIC原油先物) 66.93 -1.42 -2.08% ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low

金融システムの懸念後退    
1.経営難に陥っていたスイスの金融大手クレディ・スイス・グループをスイス同業のUBSが買収することで合意した。世界的な金融危機につながるリスクが後退したとの見方が広がった。米連邦準備理事会(FRB)など日米欧の6中央銀行が協調し、市場へのドル供給を強化すると発表したのも買い安心感を誘った。

・地域銀行株が全体的に買われる中、資金繰り難が伝わっていたファースト・リパブリック・バンクは47%安と急落した。新株発行による資金調達を計画していると報じられ、資本が毀損しているとの懸念を誘った。

2.金融システムの不安定化が景気を冷やすとの見方が後退し、機械のハネウェル・インターナショナルや建機のキャタピラーなど景気敏感株への買いが目立った。金融のゴールドマン・サックスと同業のJPモルガン・チェースも上昇。

・米長期金利が上昇し、相対的な割高感が意識された高PER(株価収益率)のハイテク株は上値が重く、ソフトウエアのマイクロソフトは下落。

3.電気自動車のテスラと交流サイトのメタプラットフォームズが上昇。
追加の人員削減方針が伝わったネット通販のアマゾン・ドット・コムは、業績悪化を警戒した売りに押された。

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【NY外為】
◆ドルもみあい 円もみあい 
//◆◇◆◇▲//◆ 
・ドル指数は21-22日のFOMC会合を前に下落。

・ドルは対円で一時1%下落し、1ドル=130円54銭と5週間ぶりの安値を付ける場面があった。
ドル円相場は¥131.34 -¥0.51 -0.39%。

3.20
ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト、ケネス・ブルー氏は「FOMCが22日に25bp利上げを実施し、ドットプロットを変更しなければ、ドルを大きく押し下げる材料になるだろう」と予想した。

3.20
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のストラテジストはリポートで、「現在の状況では、引き続き対円でのドル売り持ちを推奨している。リスク回避の拡大や金融市場の好ましくない状況から恩恵を受けると考えるためだ」と指摘した。

【米国株】
▽反発 
//◆▽◆▽◆//▽ 
・20日の米株式相場は反発。
世界の規制当局が市場の信頼感回復を図ったことに加え、最近の金融混乱で主要中央銀行の引き締めペースが落ちるとの思惑から買いが入った。

・朝方は安全資産に逃避する動きが見られたが、その後は弱まり、S&P500種株価指数では全11セクターが上げた。

・ナスダック100指数は前週に昨年11月以来の大幅高となったが、この日は他の指数よりも上値が重かった。リスク意欲が回復し、米国債相場が下落したことが背景にある。

3.20
銀行システムへの信頼を維持するため、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は物価安定という目標に向かい一段の進展が必要だとの見解を改めて表明する可能性があると、BMOキャピタル・マーケッツのイアン・リンジェン氏は発言。同社がなお「ハト派的な利上げ」に傾斜していることを明らかにした。

3.20
FTNファイナンシャルのチーフエコノミスト、クリス・ ロウ氏は「25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利上げとドットプロットの上方修正を予想している」と発言。
「50bpの利上げは無謀だが、利上げを見送れば、銀行危機が物価との闘いに取って代わることを示唆する。状況を考えれば、25bpが適切なようだ。もちろん、われわれが知り得ない銀行システムの内部を見ている金融当局の見解がわれわれと同じだとは限らない。利上げを見送った場合、その選択を説明する文言が利回り曲線の形状にとって鍵になるだろう」と話した。

3.20
モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は銀行システムへのストレスが米国株の弱気相場に終わりを告げる可能性が高いと指摘しながらも、痛みを伴う「たちの悪い」終焉(しゅうえん)になるとの見方を示した。
同氏はリポートで、「FRBや連邦預金保険公社(FDIC)による銀行預金を巡る対応策を受け、多くの株式トレーダーはこれが別な形の量的緩和(QE)で、だとすれば『リスクオン』の状況であるのかどうかを自問している」と指摘。その上で、「われわれはそう考えておらず、信用力が低下し、経済成長が抑制されて弱気相場が終了する始まりになるとみている」と論じた。

【米国債】
▲反落
//▽▲▽▲▽//▲
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・朝方は質への逃避が見られたが、リスク許容度が回復して下げに転じた。

・米10年債利回りは、+5.4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.48%。

>>3.17
FOMCがどちらの方向に動くのか、ウォール街の見解は二分されているとアイキャピタルのチーフ投資ストラテジスト、アナスタシア・アモローゾ氏は指摘する。0.25ポイントの利上げとなった場合にFOMCが市場に送る信頼感のメッセージは「あまり効果がない」として、「利上げを休止しなくてはならない」という。
「状況に適応しているというメッセージこそ、信頼感を示す最大の意思表示になるだろう。時間を置いて、正しいアプローチを取ったことを確信してから、利上げサイクルを再開するという意思表示だ。私にはそれが最善のアプローチと思われる」とブルームバーグテレビジョンで話した。

【原油】
▽反発
//▼▲▼◇▼//▽ 
・反発したものの、15カ月ぶり安値付近にとどまった。

・WTI先物4月限は、前営業日比90セント(1.4%)高い1バレル=67.64ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は82セント(1.1%)高の73.79ドル。

3.20
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「投資家心理は過去1週間に打撃を受けており、投資家を再び引き寄せるには市場の安定化が必要になる」と指摘。「今週のFOMC会合にかけては一段のボラティリティーと確信の低い取引が続く見通しだ」と述べた。

【NY金】
◇続伸
//▽◆◇◇◇//◇ 
・UBSグループによるクレディ・スイス・グループ買収で合意がまとまったものの、世界の銀行セクターを巡る懸念は完全には和らいでいない。

・金先物6月限は、前営業日比0.5%高の1オンス=1999.70ドル。

3.20
マッコーリー・グループの金属戦略責任者マーカス・ガーベイ氏は「『その他ティア1債』(AT1債)の扱いが不透明感の新たな源となった」とリポートで指摘。UBSによる救済合併が決まったクレディ・スイスのAT1債が無価値となったことに言及した。「市場の不安が完全に落ち着くこともなく、全面的な危機が起こることもなく、不透明感が長引くほど、金はより高い価格で取引されるだろう」と続けた。

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【欧州株】
▽反発
//▲▽▲▽▲//▽
・20日の欧州株は反発。UBSグループは一時の下げからプラスに浮上して引けた。同業のクレディ・スイス・グループ買収合意がもたらすメリットが意識された。

・欧州600指数は1%高。業種別では鉱業や保険株が特に上昇した。
・自動車、ヘルスケア関連銘柄は小幅な伸びにとどまった。銀行株は一時の下げから上昇に転じた。

3.15
モーニングスターの欧州株式市場ストラテジスト、マイケル・フィールド氏は「UBSによる買収合意は原則的には良いニュースだ。クレディ・スイスが必要なリストラを実際に成し遂げることができるかを様子見するよりも迅速に結果が出た」と述べた。

【欧州債】
◆ドイツ債がほぼ変わらず
//◇▲▽▲▽//◆ 
・ドイツ債がほぼ変わらず。一時の上げは巻き戻された。利回り曲線はツイストスティープ化。欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中央銀行)が「その他ティア1債」(AT1債)の位置付けを明確にし、銀行株が上昇したことに反応した。

・英国債も利回り曲線がツイストスティープ化。英10年債利回りは上昇に転じたが、償還期間の短い国債利回りは低下した。

・独国債10年物 2.13% +0.02。
・英国債10年物 3.31% +0.03。

20日 【日本株】
日経225  26,945.67 -388.12 -1.42%
TOPIX 1,929.30 -30.12 -1.54%
日経平均⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上 ⇒ ◆陰.窓埋め
TOPIX  ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上 ⇒ ◆陰.窓埋め
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【日経平均VI】
日経平均VI 22.80 +3.35 +17.22% ⇒ ▽WR.大幅上昇
日経平均VI 19.45 -2.12 -9.83% ⇒ ◆BigDn
日経平均VI 21.57 +2.15 +11.07% ⇒ +◆陰上げ
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・UBS、クレディ・スイスを30億フランで買収へ-歴史的銀行統合。
・MUFGなど銀行株が反転下落、世界的金融不安後退も払拭至らず。
・FRBなど日米欧中銀、ドル供給強化で協調-4月末までオペ拡充。
・ドル・円相場は1ドル=131円台後半で推移、前営業日の日本株終値時点は133円04銭。
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20日、日経平均2万7000円割れ、米欧金融・景気なお不透明-下落銘柄9割超

・20日の東京株式相場は大幅反落。日経平均株株価は約2カ月ぶりに2万7000円台を割り込んだ。

・スイスの銀行大手UBSグループによるクレディ・スイス・グループの買収が合意したが、米欧の金融懸念や景気への先行きは不透明との見方が根強い。
・週央からの新規上場(IPO)ラッシュを控えた換金売りも重しとなった。
・東証上場企業の9割が下落し、一時上昇していた銀行株も下げた。

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証券ジャパン調査情報部の大谷正之
金融不安に対する当局の支えがあるものの、AT1債を巡る懸念やこの先いつ何が起きるか不透明な状況が続いている。米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒なども重し。

新興市場が大きく崩れており、リスクを前にした売りやIPOラッシュを前にした個人投資家による換金売りなどが一段安の要因とみられる。

FOMCは0.25ポイントの利上げになるとみられるが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言やドットチャートでの利上げの終着点に対する見方など注目点は多い。

ただ、どういった雰囲気の中でFOMCを迎え、市場がどう反応するか読みづらい。市場が慎重になっている部分があるだろう。

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【個別銘柄】三菱UFJ など

◆三菱UFJ 825.4 -15.5買い先行後は伸び悩みマイナスサイドに。
UBSによるクレディ・スイスの買収が伝わっているほか、世界の中央銀行が米ドル流動性供給の拡充で協調行動を取ることが表明されており、金融システムに対する過度な警戒感が後退。
銀行株も朝方は買い優勢となる場面があった。ただ、週内にFOMCを控える中で上値は重い展開に。FRBのスタンスがハト派色を強める可能性などもあり、米長期金利の先安感などが意識される状況。

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3.20動いた株・出来た株
◇サンリオ<8136> 5280 +395 引き続き通期業績予想の上方修正などを買い材料視。
◇冨士ダイス<6167> 1166 +34 新合金開発を手掛かり材料視する動きが続く形に。
◆マネーフォワード<3994> 4810 -340 中小型グロース株に本日は戻り売り優勢。
◆三菱UFJ<8306> 834.4 -6.5 欧州銀行再編で買い先行も銀行株伸び悩む。
◆レーザーテック<6920> 21825 -1040 SOX指数下落にグロース株の軟化も加わり。
◆日本郵船<9101> 3218 -96 海上コンテナ輸送の荷動き停滞などをマイナス視で海運が安い。
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