*かぶとうし塾


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2023年3月20日月曜日

週明け◇ドルもみあい.円弱め 原油.◆吞込.Low.66ドル台 令和5.3.20.Mon

20日 【日本株】
日経225  26,945.67 -388.12 -1.42%
TOPIX 1,929.30 -30.12 -1.54%
日経平均⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上 ⇒ ◆陰.窓埋め
TOPIX  ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上 ⇒ ◆陰.窓埋め
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【日経平均VI】
日経平均VI 22.80 +3.35 +17.22% ⇒ ▽WR.大幅上昇
日経平均VI 19.45 -2.12 -9.83% ⇒ ◆BigDn
日経平均VI 21.57 +2.15 +11.07% ⇒ +◆陰上げ
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・UBS、クレディ・スイスを30億フランで買収へ-歴史的銀行統合。
・MUFGなど銀行株が反転下落、世界的金融不安後退も払拭至らず。
・FRBなど日米欧中銀、ドル供給強化で協調-4月末までオペ拡充。
・ドル・円相場は1ドル=131円台後半で推移、前営業日の日本株終値時点は133円04銭。
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20日、日経平均2万7000円割れ、米欧金融・景気なお不透明-下落銘柄9割超

・20日の東京株式相場は大幅反落。日経平均株株価は約2カ月ぶりに2万7000円台を割り込んだ。

・スイスの銀行大手UBSグループによるクレディ・スイス・グループの買収が合意したが、米欧の金融懸念や景気への先行きは不透明との見方が根強い。
・週央からの新規上場(IPO)ラッシュを控えた換金売りも重しとなった。
・東証上場企業の9割が下落し、一時上昇していた銀行株も下げた。

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証券ジャパン調査情報部の大谷正之
金融不安に対する当局の支えがあるものの、AT1債を巡る懸念やこの先いつ何が起きるか不透明な状況が続いている。米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒なども重し。

新興市場が大きく崩れており、リスクを前にした売りやIPOラッシュを前にした個人投資家による換金売りなどが一段安の要因とみられる。

FOMCは0.25ポイントの利上げになるとみられるが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言やドットチャートでの利上げの終着点に対する見方など注目点は多い。

ただ、どういった雰囲気の中でFOMCを迎え、市場がどう反応するか読みづらい。市場が慎重になっている部分があるだろう。

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【個別銘柄】三菱UFJ など

◆三菱UFJ 825.4 -15.5買い先行後は伸び悩みマイナスサイドに。
UBSによるクレディ・スイスの買収が伝わっているほか、世界の中央銀行が米ドル流動性供給の拡充で協調行動を取ることが表明されており、金融システムに対する過度な警戒感が後退。
銀行株も朝方は買い優勢となる場面があった。ただ、週内にFOMCを控える中で上値は重い展開に。FRBのスタンスがハト派色を強める可能性などもあり、米長期金利の先安感などが意識される状況。

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3.20動いた株・出来た株
◇サンリオ<8136> 5280 +395 引き続き通期業績予想の上方修正などを買い材料視。
◇冨士ダイス<6167> 1166 +34 新合金開発を手掛かり材料視する動きが続く形に。
◆マネーフォワード<3994> 4810 -340 中小型グロース株に本日は戻り売り優勢。
◆三菱UFJ<8306> 834.4 -6.5 欧州銀行再編で買い先行も銀行株伸び悩む。
◆レーザーテック<6920> 21825 -1040 SOX指数下落にグロース株の軟化も加わり。
◆日本郵船<9101> 3218 -96 海上コンテナ輸送の荷動き停滞などをマイナス視で海運が安い。
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3.17
NYダウ 31,861.98 -384.57 -1.19%
NASDAQ 11,630.51 -86.76 -0.74%
S&P500 3,916.64 -43.64 -1.10%

NYダウ(INDU) ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発 ⇒ ◆拍子木
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽陽.もみあい.Reg10MA ⇒ ▽Wr.切り返し.10MA突破 ⇒ ◆はらみ上寄り.調整
S&P500(SPX) ⇒ -▽陽下げ.もみあい ⇒ ▽逆立ち.200MA突破 ⇒ ◆半値戻し.調整
 
【 SOX指数 】
3,083.52 -14.55 (-0.47%) ⇒ -▽nr下げ.Reg10MA ⇒ ▽逆立ち.10MA突破 ⇒ ◆nrかぶせ.調整

【 VIX恐怖指数 】
25.51 +2.52 (+10.96%) ⇒ △Wr.反発 ⇒ ▲Wr.下落 ⇒ ▽Wr.反発
+10.96P 大幅に上げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◆拍子木 ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
米地域銀行の経営不安がくすぶる中、銀行の融資態度の厳格化につながり、景気を冷やすとの見方から株が売られた。金融株を中心に幅広く売られた。

◆はらみ上寄り.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反落。
SNS(交流サイト)のメタプラットフォームズが5%安と下げが目立った。
半面、ソフトウエアのマイクロソフト、グーグルの親会社アルファベットは上げて終えた。

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//◇◆▽◇▲▲//▲◆▽▼◇▲ ドル円 131円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◆◆//◆◇▽▲◇▲ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_◇▲◆◆▽//_▼▲▼◇◆ 原油 66ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
週明け◇ドルもみあい.円弱め 原油.◆吞込.Low.66ドル台  
3.20
米ドル/円 131.83 131.86
ユーロ/円 140.85 140.93
ユーロ/米ドル 1.0684 1.0688
英ポンド/円 160.89 160.96
豪ドル/円 88.52 88.60
スイスフラン/円 142.37 142.41
原油(3.17)(WTIC原油先物) 66.93 -1.42 -2.08% ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low

▲ドル暴落.円強い 原油.◆吞込.Low.66ドル台  
3.18
米ドル/円 131.79 131.84
ユーロ/円 140.57 140.67
ユーロ/米ドル 1.0666 1.0670
英ポンド/円 160.45 160.57
豪ドル/円 88.23 88.29
スイスフラン/円 142.29 142.41
原油(WTIC原油先物) 66.93 -1.42 -2.08% ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low

◇ドル反発 円弱まる 原油.+▼はらみ.反発.68ドル台 
3.17
米ドル/円 133.59 133.62
ユーロ/円 141.75 141.84
ユーロ/米ドル 1.0611 1.0615
英ポンド/円 161.76 161.83
豪ドル/円 88.86 88.91
スイスフラン/円 143.61 143.74
原油(WTIC原油先物) 68.35 +0.74 +1.09% ⇒ ▲WR.Low ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発

金融不安定化の景気への影響を警戒    
1.16日に米大手銀11行が米地銀のファースト・リパブリック・バンクに預金の形で資金支援すると発表したものの、金融システムの不安定化への懸念は収まらず、金融株が売り直された。ファースト・リパブリックは3割強下げて終えた。ダウ平均の構成銘柄では金融のJPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスが下げを主導した。

・市場では「地銀への支援策が不十分かもしれないとの見方から、投資家が用心深くなっている」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声があった。リスク回避姿勢を強めた投資家が資金を株式から相対的に安全とされる米国債に移したとの見方。銀行が流動性確保のため貸し出しに慎重になれば米景気悪化に拍車をかけかねない。

2.航空機のボーイングや化学のダウなど景気敏感株が総じて下げた。映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジッドカードのアメリカン・エキスプレスなど消費関連株も安い。

・長期金利の低下で相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株の一角は買われた。

3.SNS(交流サイト)のメタプラットフォームズが5%安と下げが目立った。半面、ソフトウエアのマイクロソフト、グーグルの親会社アルファベットは上げて終えた。

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【NY外為】
▲ドル下落 円強い 
//◆▽◇▲▲//◆◇◆◇▲ 
・ドルは主要10通貨のほぼ全てに対して下落。米銀救済計画で世界的な不安が和らぎ、逃避需要が後退した。

・対ドルでは円が最も上昇。一時1.6%上げて131円56銭となった。
ドル円相場は¥131.82 -¥1.92 -1.44%。

3.17
ウニクレディとのストラテジストらはリポートで、「投資家は株式相場が落ち着きを取り戻せるのか、そしてFOMCやスイス中銀、イングランド銀行といった主要中銀が来週の政策会合で、ECBの利上げにどのように反応するのかを見極めてから、ポジションの方向を明確にしたいと考えているだろう」と述べた。

【米国株】
◆反落 
//◆▲◇▲◆//◆▽◆▽◆ 
・17日の米国株式相場は反落。今週は世界的にマーケットが荒れ、その動揺による恩恵はハイテク株が受けた。
銀行セクターを揺さぶった問題が世界経済をリセッション(景気後退)に追い込む可能性がますます懸念されている。

・ナスダック100指数は週間で5.8%上昇し、昨年11月以来の大幅高。マイクロソフトやアルファベットといった昔ながらのハイテク大型株が買われた。連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げ軌道を修正するとの観測が背景にある。

3.17
JPモルガンやシティグループを含む大手銀行は前日、ファースト・リパブリックへの支援で連帯。センチメントは一時的に明るくなったものの、パーシング・スクエア創業者のビル・アックマン氏は危機が伝染するリスクを懸念している。
一方で米連邦準備制度理事会(FRB)が最後の貸し手として提供する2つの貸出制度を通じた銀行の借り入れは、15日までの1週間に計1648億ドル(約22兆円)に達した。シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻の影響で資金調達状況が悪化したことを示すものだ。

3.17
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「既に利上げサイクルが景気抑制の実感を伴っていたところに、さらなる銀行救済や信用基準の厳格化が進むリスクが高まり、経済成長見通しはかなり厳しくなった」とリポートで指摘。
「来週は重大な局面となる。FOMCが利上げを継続するのか、あるいは今週の銀行騒動を考慮して利上げを見送るのか、市場は確信を持っていないからだ」と述べた。

【米国債】
▽大幅高
//◆◆◆◇▽//▽▲▽▲▽
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・クレディ・スイスを巡る報道後も上げは続いた。市場は前日に欧州中央銀行(ECB)が発表した0.5ポイント利上げも消化しようとしている。

・米10年債利回りは、-14.3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.43%。

3.17
FOMCがどちらの方向に動くのか、ウォール街の見解は二分されているとアイキャピタルのチーフ投資ストラテジスト、アナスタシア・アモローゾ氏は指摘する。0.25ポイントの利上げとなった場合にFOMCが市場に送る信頼感のメッセージは「あまり効果がない」として、「利上げを休止しなくてはならない」という。
「状況に適応しているというメッセージこそ、信頼感を示す最大の意思表示になるだろう。時間を置いて、正しいアプローチを取ったことを確信してから、利上げサイクルを再開するという意思表示だ。私にはそれが最善のアプローチと思われる」とブルームバーグテレビジョンで話した。

【原油】
▼反落
//◇▲◆◆▽//▼▲▼◇▼ 
・週間ベースではコロナ禍初期以来の大きな下落率となった。銀行セクターを巡る混乱でセンチメントが悪化した。

・WTI先物4月限は、前日比1.61ドル(2.4%)安い1バレル=66.74ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は1.73ドル(2.3%)安の72.97ドル。

3.17
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「今週の原油相場の動きは、マクロ経済イベントによって原油が急激に打撃を受ける可能性があることを、多くの市場参加者に思い起こさせた」と指摘した。

【NY金】
◇上昇
//◆◆◆◇◇//▽◆◇◇◇ 
・ドル安と米国債利回り低下を受け、スポット価格は11カ月ぶりの高値を付けた。

・金先物6月限は、前日比2.6%高の1990.20ドル。

>>3.15
アルファグレップのポートフォリオマネジャー、ジョー・ハーメンジアン氏は「市場の状況は変化しつつある。金利上昇に経済が対応できないため、米金融当局は方針を転換する」と予想。「実際のところ金利が5%であっても金相場はかなりの支えを得られるが、政策が転換されたら2000ドルを超えるだろう」と述べた。

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【欧州株】
▲下落
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・17日の欧州株は下落。週間ベースで昨年9月下旬以来の大幅安。投資家はリセッション(景気後退)リスクや銀行セクターを巡る健全性を意識した。

・欧州600指数は1.2%安。業種別ではこの日は銀行株が特に売られ、年初からの上げをほぼ失った。米株式市場でファースト・リパブリック・バンクが再び急落したことが手掛かりとなった。
・クレディ・スイス・グループは市場の信頼を取り戻せず、一時の上げを失い、8%安で取引を終えた。同行はこの週末に複数回の会議を開き、幾つかのシナリオを検討すると、ロイター通信が事情に詳しい複数の関係者の話を基に報じた。

【欧州債】
▽ドイツ債上昇
//◆◇◇◇◇//◇▲▽▲▽ 
・ドイツ債が中期債を中心に上昇。10年債利回りは週間で過去最大となる40ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げた。

・英国債は利回り曲線がブルスティープ化。イングランド銀行(英中央銀行)が実施した調査では今後12カ月間のインフレ率見通しは3.9%と、11月調査時の4.8%から低下した。

・独国債10年物 2.11% -0.18。
・英国債10年物 3.28% -0.14。

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