*かぶとうし塾


アーカイブ

2023年3月15日水曜日

▽ドル反発.円安に 原油.▲WR.Low.71ドル台 令和5.3.15.Wed

15日 【日本株】
日経225  27,229.48 +7.44 +0.03%
TOPIX 1,960.12 +12.58 +0.65%
日経平均 ⇒ ◆BigDn.窓埋め ⇒ ◆BigDn.Sup50MA ⇒ +▼陰はらみ
TOPIX  ⇒ ◆BigDn.窓埋め ⇒ ◆BigDn.50MA割れ ⇒ +▼陰はらみ
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 19.42 -2.10 -9.76% ⇒ ◆nr.BigDn
日経平均VI 21.52 +2.91 +15.64% ⇒ ◇nr.BigUp
日経平均VI 18.61 +0.72 +4.02% ⇒ ◇クアトロ浮上
--------------------------------------------------------------
・米CPI、コア指数が予想上回る-FOMCに利上げの圧力。
・4日の米10年債利回りは3.69%程度と12ベーシスポイント上昇。
・日銀、有価証券関連収益の悪化が金融仲介機能や金融システムに与える影響は限定的。
・ドル・円相場は1ドル=134円台半ばで推移、前日の日本株終値時点は133円84銭。
--------------------------------------------------------------
15日、日本株4日ぶり反発、米金利が上昇に転じ銀行高い-成長銘柄には売り

・15日の東京株式相場は4営業日ぶりに反発。

・米国で消費者物価指数(CPI)発表後に金利が上昇に転じ、米銀行破綻に端を発したリスク回避のムードが和らいだ。
・米金融株が総じて持ち直し、日本でも銀行や保険株などの上げが大きい。
・鉄鋼や非鉄金属といった素材関連も値上がりした。

--------------------------------------------------------------
三井住友DSアセットマネジメントの石山仁
金融不安に対する緊張感のある売りは一巡し、とりあえず株式市場は落ち着きを取り戻した。

もっとも、米国の中小金融機関は金利上昇により保有債券に含み損を抱えており、金融システムへの不安は解消されていない。

米連邦準備制度理事会(FRB)も利上げを続けるべきかどうか悩んでいるだろう。金融政策の先行きを見極めるには、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)だけでなく5月のFOMCまで待たねばならず、真の意味で落ち着くにはまだ相当時間がかかるだろう。

--------------------------------------------------------------
セゾン投信の瀬下哲雄
米国株は下落した分の自律反発で上昇したにすぎないとみている。日本株も下げた分の反発だろう。利上げによって金融システムが不安定になっている話に変わりはなく、警戒は必要。

FRBは物価高への対応で金融引き締めをしなければならず、米国景気が減速して金融システムが不安定になるという点は変わらない。動きが大きい相場は続きそうで警戒する必要がある。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】三井ハイテク など

◇三井ハイテク 7890 +1000ストップ高。
前日に23年1月期決算を発表、営業益は226億円で前期比51.0%増となり、従来予想の250億円をやや下回った。一方、24年1月期は226億円で同0.1%増を見込む。
増益率は大きく縮小の見通しだが、リードフレーム減速による見通しの悪化は想定されており、悪材料視されていない。中計目標数値である25年1月期営業利益を300億円から330億円に上方修正しており、好感される展開になった。

--------------------------------------------------------------
3.15動いた株・出来た株
◇三井ハイテック<6966> 7890 +1000 25年1月期の数値目標を上方修正。
◇鳥貴族HD<3193> 2122 +141 値上げ効果への期待も高まりリバウンドへ。
◇HEROZ<4382> 1378 +88 決算発表後のあく抜けの動きが続く。
◇神戸製鋼所<5406> 1093 +63 銀行株反発でバリュー物色へ本日回帰。
◇三菱UFJ<8306> 868.8 +45.8 米銀行株の反発でリバウンドの動きに。
◇川崎汽船<9107> 3445 +100 高水準の自己株式消却を材料視。
--------------------------------------------------------------
3.14
NYダウ 32,155.40 +336.26 +1.06%
NASDAQ 11,428.14 +239.30 +2.14%
S&P500 3,855.76 -5.83 -0.15%

NYダウ(INDU) ⇒ ◆陰.Low ⇒ ◆nr.様子見 ⇒ ◇反発
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆陰.Low.50MA割れ ⇒ ◇入首.様子見 ⇒ ◇陽.200/50MA突破
S&P500(SPX) ⇒ ◆陰.Low.3850Sup ⇒ -◇陽下げ.様子見 ⇒ ◇反発.Reg200MA
 
【 SOX指数 】
3,010.15 +88.44 (+3.03%) ⇒ ◆切下げ.調整 ⇒ -◇陽下げ.Sup50MA ⇒ ◇反発.10MA突破

【 VIX恐怖指数 】
23.73 -2.79 (-10.52%) ⇒ △High.連騰 ⇒ △Wr.切り返し ⇒ ◆吞込み.Cog
-10.52P 大幅に下げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

--------------------------------------------------------------
◇反発 ⇒ ダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発。
シリコンバレーバンク(SVB)など米銀の破綻をきっかけに売り込まれた金融株の一角が急反発し、投資家心理の支えとなった。ダウ平均は前日までの5営業日で1600ドルあまり下げていたため、目先の戻りを見込んだ買いも入った。

◇陽.200/50MA突破 ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
電気自動車のテスラ、半導体のエヌビディアが上げた。追加の人員削減計画を発表した交流サイトのメタプラットフォームズは7%高。

--------------------------------------------------------------
//◇◆▽◇▲▲//▲◆▽ ドル円 134円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◆◆//◆◇▽ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_◇▲◆◆▽//_▼▲ 原油 71ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替
▽ドル反発.円安に 原油.▲WR.Low.71ドル台  
3.15
米ドル/円 134.22 134.25
ユーロ/円 144.03 144.12
ユーロ/米ドル 1.0731 1.0735
. 英ポンド/円 163.10 163.23
豪ドル/円 89.67 89.71
スイスフラン/円 146.87 146.93
原油(WTIC原油先物) 71.33 -3.47 -4.64% ⇒ ▽反発.Cog ⇒ ▼逆立ち下落 ⇒ ▲WR.Low

◆ドル弱い 円もみあい 原油.▼逆立ち下落.74ドル台 
3.14
米ドル/円 133.18 133.19
ユーロ/円 142.86 142.89
ユーロ/米ドル 1.0727 1.0728
英ポンド/円 162.27 162.29
豪ドル/円 88.78 88.81
スイスフラン/円 146.09 146.17
原油(WTIC原油先物) 74.80 -1.88 -2.45% ⇒ ▲陰.3dn ⇒ ▽反発.Cog ⇒ ▼逆立ち下落

週明け▲ドル弱い.対ドル円強い 原油(3.10).▽反発.Cog.76ドル台  
3.13
米ドル/円 133.91 133.97
ユーロ/円 142.85 142.94
ユーロ/米ドル 1.0694 1.0699
英ポンド/円 161.96 162.08
豪ドル/円 88.39 88.55
スイスフラン/円 145.79 146.08
3.10)原油(WTIC原油先物) 76.68 +0.96 +1.27%⇒ ▼陰.10MA割れ ⇒ ▲陰.3dn ⇒ ▽反発.Cog

金融不安後退や予想通りのCPIで投資家心理改善    
1.ダウ平均の上げ幅は一時480ドルを超えた。金融システムを巡る不透明感が重荷となり、このところ下げがきつかった金融株が上昇した。「破綻が回避されるなら売られすぎ」とみた買いが入り、一部のヘッジファンドの銀行株買いが伝わったのも好感された。ダウ平均の構成銘柄ではないがファースト・リパブリック・バンクは27%高、ネット証券のチャールズ・シュワブは9%高となった。

・朝方発表の2月の消費者物価指数はエネルギー・食品を除くコア指数が前月比0.5%上昇と市場予想(0.4%上昇)を小幅に上回ったが、前年同月比では5.5%上昇と市場予想と同じだった。インフレ加速への過度な警戒が和らいだのも株買いを後押しした。

2.顧客情報管理のセールスフォース、半導体のインテル、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスの上げが目立った。
セクター別では自動車・自動車部品、メディア・娯楽、銀行が上昇した。

・バイオ製薬のアムジェンやドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスなどディフェンシブ株が下げた。

3.電気自動車のテスラ、半導体のエヌビディアが上げた。追加の人員削減計画を発表した交流サイトのメタプラットフォームズは7%高。

--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドルはもみあい 円は下落率トップ 
//◆▽◇▲▲//◆ 
・ドル指数が小幅低下。米金融当局は次回の政策決定で、インフレ高進継続と銀行セクター混乱をてんびんにかけて検討する可能性が高いとみられている。

・円は下落率トップとなり、対ドルでは4営業日ぶりに下げて一時134円90銭を付けた。
ドル円相場は¥134.23 ¥1.02 +0.77%。

3.14
ノムラ・インターナショナルの通貨ストラテジスト、ジョーダン・ロチェスター氏は米CPIについて、「問題になるほど十分には強くない。米金融当局にがこれによって銀行セクターを無視するほどではない。大方がこうした受け止め方をするだろう」と指摘。「ユーロと円のロングにとってプラスだ」と述べた。

3.14
クレディ・アグリコルCIBのG10通貨戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏は「このデータは米金融当局が来週に利上げペースを50bpに再加速させる差し迫った必要性はないかもしれないことを示唆している可能性がある」とリポートで指摘。
「とはいえ、インフレとの闘いで行動を休止する時間はないことをデータは浮き彫りにしている」とし、「来週の米利上げ休止の有無について市場がまだ議論していることを踏まえれば、今回のインフレ統計は政策会合を前に利上げ期待を押し上げるだろう」と話した。

【米国株】
▽上昇 
//◆▲◇▲◆//◆ 
・14日の米株式相場は上昇。銀行セクター混乱の最悪期は過ぎたとの見方から、買いが優勢になった。
金融セクターに関する格付け会社の見解は、金融危機以降で最大の銀行破綻に揺れる市場センチメントの脆弱(ぜいじゃく)さを浮き彫りにした。
S&Pグローバル・レーティングはファースト・リパブリック・バンクを「ウオッチネガティブ」に指定したほか、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは米国のバンキングシステムの見通しを「ネガティブ(弱含み)」と、これまでの「安定的」から引き下げた。

・S&P500種株価指数は、ロシアの戦闘機が米空軍無人機と衝突したと伝わると上げ幅を縮小したが、引けにかけて持ち直した。


3.14
ソーファイの投資戦略責任者、リズ・ヤン氏は「市場は今、どっちつかずの状況だ。今後の方向性に関して全く決めかねている」と指摘。「前日の取引終了時点では、米消費者物価指数(CPI)がどうなるか織り込もうと努めていた。そしてCPIは発表された。もはや何が良くて、何が悪いのか市場には確信がないようだ」と述べた。

3.14
ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」を創業したメリルリンチの元トレーダー、トム・エッセイ氏はCPIを受けて、米金融当局が来週に25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げを実施すると見込んでいる。「銀行問題を踏まえると、この統計は50bpの可能性を再浮上させるほどではないが、米当局がインフレに関する信頼維持を望むのであれば、来週に再度の利上げを決定する必要があり、利上げを終了したとのシグナルを発するべきではないことを示している」と続けた。

【米国債】
▲下落
//◆◆◆◇▽//▽
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・米国債市場では短期債中心に利回りが上昇。2月のCPIでインフレの高止まりが示されたことが背景。

・米10年債利回りは、+11.2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.69%。

3.14
BMOキャピタル・マーケッツの金利ストラテジスト、イアン・リンジェン氏は「全体として、これはインフレの最新情報で、これだけを見れば、来週の25bp利上げは既定路線であることが示唆される」と指摘。
「シリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー・バンク破綻による銀行セクターへの波及抑制での成功がさらに明確になるまで、地銀のストレスを背景に来週の政策決定は不確定要素の状態が続く」と話した。

【原油】
▲大きく下落
//◇▲◆◆▽//▼▲ 
・潤沢な供給と米経済の先行き不安の高まりで、強気派はポジションを手じまうしかなかった。
石油輸出国機構(OPEC)は月報で、4ー6月(第2四半期)は季節的に需要が鈍くなることから若干の供給超過となるとの見通しを示した。

・WTI先物4月限は前日比3.47ドル(4.6%)安い1バレル=71.33ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は3.32ドル下げて77.45ドル。

3.14
UBSのストラテジスト、ジョバンニ・シュトーノボ氏は「在庫統計で在庫減少といった前向きな環境が明らかになるまで、現時点でエクスポージャーを大きく拡大する気になりにくい」と述べた。

【NY金】
◆反落
//◆◆◆◇◇//▽◆ 
・金相場は反落。CPI統計では予想を小幅に上回ったコア指数が注目された。

・金先物4月限は、前日比5.60ドル(0.3%)安の1オンス=1910.90ドル。

3.14
CPIに対する市場の反応は非常にポジティブだったが、SVB破綻の余波によるリスクは消えていないと、オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は指摘する。コア指数は「どちらかというと強く、賃金の軟化はわずかだったが、全体的に非常に強いわけではなかったため、市場は上昇モードに入ったようだった。」と述べた。

--------------------------------------------------------------
【欧州株】
▽急反発
//◆◆◇◆▲//▲▽
・14日の欧州株は4営業日ぶりに反発。
米国の2月の総合インフレ率が予想された通り減速したほか、シリコンバレー銀行(SVB)破綻の影響が市場全般に広がるとの懸念が後退。

・欧州600指数は1.5%高。この日は業種別株価指数がいずれも上昇。銀行株が特に値上がりした。

>>3.13
アトモスの投資責任者、ヘイグ・バスゲート氏は「現在起きているのは、流動性の引き揚げだ。SVBのようなクレジット事由があった後では、予想通りのよくある展開だ」と説明。「投資家はおびえ、株式へのエクスポージャーを削減し、国債に資金を移している」と続けた。

【欧州債】
▲国債下落
//◆◇◇◇◇//◇▲ 
・ドイツ債が反落。
SVB破綻に伴うここ数日の混乱から銀行株が反発する中、トレーダーは欧州中央銀行(ECB)の利上げ見通しを引き上げた。

・ドイツ2年債利回りは20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.89%。
・英国債も10年債を中心に下落。イングランド銀行(英中央銀行)のピーク金利は8月に4.48%と織り込まれている。

・独国債10年物 2.42% +0.16。
・英国債10年物 3.49% +0.12。

Powered By Blogger