*かぶとうし塾


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2023年3月16日木曜日

▲ドル下落.円強い 原油.▼WR.切下げ.Low.67ドル台 令和5.3.16.Thus

16日 【日本株】
日経225  27,010.61 -218.87 -0.80%
TOPIX 1,937.10 -23.02 -1.17%
日経平均 ⇒ ◆BigDn.Sup50MA ⇒ +▼陰はらみ ⇒ -▽陽下げ.Low
TOPIX  ⇒ ◆BigDn.50MA割れ ⇒ +▼陰はらみ ⇒ -▽陽下げ.Low
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.57 +2.15 +11.07% ⇒ +◆陰上げ
日経平均VI 19.42 -2.10 -9.76% ⇒ ◆nr.BigDn
日経平均VI 21.52 +2.91 +15.64% ⇒ ◇nr.BigUp
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・世界株安、クレディ・スイス危機が国境越えて飛び火-銀行不安が再燃。
・米生産者物価指数、2月は予想外に低下-インフレ圧力の緩和示唆。
・15日のニューヨーク原油先物は5.2%安い1バレル=67.61ドルと大幅安。
・ドル・円相場は1ドル=132円台後半で推移、前日の日本株終値時点は134円64銭。
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16日、日本株反落、クレディS問題で金融不安再燃-借り入れ発表で下げ縮小

・16日の東京株式相場は反落。クレディ・スイスがスイス国立銀行(中央銀行)から最大500億スイス・フラン(約7兆1500億円)を借り入れる計画を発表し、投資家の不安が和らいだ。

・スイス金融大手クレディ・スイス・グループの経営問題を受けて金融機関への不安が再燃した。
・米国で金融株が大きく下げ、日本株も銀行や保険株が安かった。
・円高進行を受けて輸送用機器など輸出関連株が下落。
・原油先物相場下落を受けて鉱業株なども下げた。

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東洋証券の大塚竜太
クレディ・スイスの発表で日本株は少し落ち着きを取り戻しており、今後は戻りを試す展開になるだろう。

3月期末が近づいているため機関投資家は動きにくく、相場の戻りは鈍いかもしれないが、個人投資家の押し目買いもそこそこ入っている。

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松井証券の窪田朋一郎
日本株は取引開始から欧米の銀行不安への警戒感で大きく売られたが、やや落ち着きを取り戻した。米株価指数の先物が時間外取引で反発していることなどが下支えした。

最大の注目は銀行株。これまでかなり売られたので、相応の押し目買いが入った印象。

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【個別銘柄】パーク24、 など

◇パーク24 1900 +26大幅反発。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は84億円で前年同期比81.0%増となり、コンセンサスを20億円程度上回ったとみられる。リオープニングの進展で国内駐車場事業が順調に伸長したほか、カーシェア利用増や車両売却によってモビリティも会社計画を大きく上回っているもよう。
通期計画270億円、前期比30.6%増に対する進捗率は31%に達し、上振れの可能性が高まったとの見方になっている。

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3.16動いた株・出来た株
◇日本M&A<2127> 1014 +32 1000円割れで下げ達成感も。
◇マネーフォワード<3994> 4725 +120 中小型グロース株の一角として買い優勢。
◇カプコン<9697> 4440 +105 ゲーム関連の一角堅調で買い戻しも。
◇東芝<6502> 4191 +88 JIPの買収提案受け入れ決議の可能性と伝わる。
◆ダイコク電機<6430> 2989 -271 GCジョイコに連れ高で前日大幅上昇の反動。
◆第一生命HD<8750> 2321.5 -170 大和証券では投資判断を2段階格下げ観測。
◆大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 3420 -245 全般的な資源価格の下落を受けて。
◆東邦チタニウム<5727> 2350 -167 大阪チタと同様に資源価格下落をネガティブ視。
◆JFE<5411> 1611 -98 銀行株安がバリュー株売りにもつながる。
◆住友金属鉱山<5713> 4817 -281 銅市況の大幅下落をネガティブ視。
◇レーザーテック<6920> 21840 +365 米ナスダック切り返しなどで半導体関連堅調。
◆三井物産<8031> 3796 -181 原油など資源価格下落で総合商社の下げも目立つ。
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3.15
NYダウ 31,874.57 -280.83 -0.87%
NASDAQ 11,434.05 +5.90 +0.05%
S&P500 3,891.93 -27.36 -0.70%

NYダウ(INDU) ⇒ ◆nr.様子見 ⇒ ◇反発 ⇒ -▽陽下げ.Low
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◇入首.様子見 ⇒ ◇陽.200/50MA突破 ⇒ ▽陽.もみあい.Reg10MA
S&P500(SPX) ⇒ -◇陽下げ.様子見 ⇒ ◇反発.Reg200MA ⇒ -▽陽下げ.もみあい
 
【 SOX指数 】
2,977.39 -32.76 (-1.09%) ⇒ -◇陽下げ.Sup50MA ⇒ ◇反発.10MA突破 ⇒ -▽nr下げ.Reg10MA

【 VIX恐怖指数 】
26.14 +2.41 (+10.16%) ⇒ △Wr.切り返し ⇒ ◆吞込み.Cog ⇒ △Wr.反発
+10.16P 大幅に上げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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-▽陽下げ.Low ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
15日の欧州市場でスイスの金融大手クレディ・スイス・グループの経営不安から欧州株相場が大幅安となり、米株市場にも売りが及んだ。金融システムの不安定化が景気を冷やすリスクが警戒され、金融株を含む景気敏感株が下げた。

▽陽.もみあい.Reg10MA ⇒ ナスダック総合株価指数は小幅に3日続伸。
ネット検索のアルファベットや交流サイトのメタプラットフォームズが上昇。

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//◇◆▽◇▲▲//▲◆▽▼ ドル円 134円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◆◆//◆◇▽▲ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_◇▲◆◆▽//_▼▲▼ 原油 67ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▲ドル下落.円強い 原油.▼WR.切下げ.Low.67ドル台  
3.16
米ドル/円 133.34 133.39
ユーロ/円 141.05 141.15
ユーロ/米ドル 1.0577 1.0583
. 英ポンド/円 160.67 160.77
豪ドル/円 88.18 88.24
スイスフラン/円 142.87 142.98
原油(WTIC原油先物) 67.61 -3.72 -5.22% ⇒ ▼逆立ち下落 ⇒ ▲WR.Low ⇒ ▼WR.切下げ.Low

▽ドル反発.円安に 原油.▲WR.Low.71ドル台  
3.15
米ドル/円 134.22 134.25
ユーロ/円 144.03 144.12
ユーロ/米ドル 1.0731 1.0735
. 英ポンド/円 163.10 163.23
豪ドル/円 89.67 89.71
スイスフラン/円 146.87 146.93
原油(WTIC原油先物) 71.33 -3.47 -4.64% ⇒ ▽反発.Cog ⇒ ▼逆立ち下落 ⇒ ▲WR.Low

◆ドル弱い 円もみあい 原油.▼逆立ち下落.74ドル台 
3.14
米ドル/円 133.18 133.19
ユーロ/円 142.86 142.89
ユーロ/米ドル 1.0727 1.0728
英ポンド/円 162.27 162.29
豪ドル/円 88.78 88.81
スイスフラン/円 146.09 146.17
原油(WTIC原油先物) 74.80 -1.88 -2.45% ⇒ ▲陰.3dn ⇒ ▽反発.Cog ⇒ ▼逆立ち下落

金融不安が再燃    
1.経営不振が続くクレディ・スイスを巡り、筆頭株主のサウジ・ナショナル・バンクの会長が「追加の出資要請には応じない」と述べたと伝わった。シリコンバレーバンク(SVB)など米銀の経営破綻が相次ぐなか、金融システムが一段と不安定になるとの懸念が高まった。

・ダウ平均の下げ幅は一時720ドルに達したが、売り一巡後は下げ幅を縮小した。相対的に安全資産とされる米国債に資金が集まり、米長期金利が一時3.3%台と前日終値(3.69%)から大幅に低下。

2.JPモルガン・チェースが5%安、ゴールドマン・サックスが3%安。
金融システム不安が米景気の減速につながるとの懸念から、航空機のボーイングや化学のダウなど景気敏感株も売られた。セクター別ではメディア・娯楽、公益事業が上昇した一方、エネルギーや銀行、保険が下落。

・相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株には押し目買いが入りやすく、ソフトウエアのマイクロソフトは上昇した。製薬のアムジェンなどディフェンシブ株が買われたのも相場を支えた。

3.相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株には押し目買いが入りやすい。
ネット検索のアルファベットや交流サイトのメタプラットフォームズが上昇。

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【NY外為】
◆ドル弱い 円上昇 
//◆▽◇▲▲//◆◇◆ 
・ユーロが下落。金融セクターを巡る懸念が広がる中、16日の欧州中央銀行(ECB)政策会合での0.5ポイント利上げ観測が後退した。スイス当局がクレディ・スイスの安定化策を協議中との報道で、ドルは上げ幅を縮小した。

・円は主要10通貨で上昇率トップ。米国債利回りの低下などを背景に、対ドルでは一時1.5%高の1ドル=132円22銭を付けた。円は対ユーロで2%余り上げた。
ドル円相場は¥133.46 -¥0.76 -0.57%。

3.15
ニューバーガー・バーマンのポートフォリオマネジャー、フレドリック・レプトン氏は「米国の銀行問題から、世界・欧州の銀行問題へと移った」と指摘。「市場は総じて『取引することがまず先、質問はその後』という姿勢のように再び見え始めている。政策当局からもっと強力な対応が示されるまで、こうしたセンチメントは続く見込みだ」と述べた。

3.15
カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース(CIBC)の為替ストラテジスト、ビパン・ライ氏は「ECBは16日に50bpの利上げを実施すると当社では依然みている。それはユーロをささえるはずだ」と指摘。「ECBなど中銀としては、実体経済問題とインフレ、金融セクターの潜在的問題への対応という難しいバランスを取ることが重要になる」と話した。

3.15
ゴールドマン・サックスは、ドルの最近のアンダーパフォーマンスは「短期的に持続可能ではなさそうだ」と顧客向けリポートで指摘。システミックリスクを巡る懸念が引き続き強まり、株式相場の売りがさらに広がる場合、ドルは「円と、比較的程度は低いがスイス・フランを除く」大半の主要通貨に対してアウトパフォームするだろうと記した。

【米国株】
◆S&P500が反落 
//◆▲◇▲◆//◆▽◆ 
・15日の米株式市場ではS&P500種株価指数が反落。
数日前に起きた一部米地銀の破綻に続いて、クレディ・スイス・グループを巡る混乱が新たに浮上したことから、金融市場はボラティリティーに見舞われた。
S&P500種は一時2%下落する場面もあったが、下げ幅は縮小。

3.15
JPモルガン・チェースやシティグループといった米大手金融株で構成される指数も下げ幅を縮めたが、なお2020年11月以来の安値を付けた。ファースト・リパブリック・バンクを中心に、米地銀株は下落。格付け会社2社はファースト・リパブリックの格付けをジャンク(投資不適格)級に引き下げた。

3.15
著名エコノミストのヌリエル・ルービニ氏は、クレディ・スイスはあまりに大き過ぎて救済できない可能性があると警告。ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は、銀行危機はさらに悪化する恐れがあると指摘。イージーマネーと低金利が続いた10年余りの間に金融システム内で亀裂が生じたとし、強い懸念を表明した。
ブリッジウォーター・アソシエーツを創業したレイ・ダリオ氏は、シリコンバレー銀行(SVB)の破綻は「炭鉱のカナリアだ」と述べ、「初期的な兆候を示しているこの動きはベンチャー界のみならず、より広い世界に波及効果を及ぼすだろう」と述べた。

3.15
ネーションワイドの投資調査責任者、マーク・ハケット氏は「投資家の感情は高ぶったままで、流動性の低下は株式と債券市場のボラティリティーにガソリンを注いでいる」と指摘。「金融システムの信頼が回復するまで、市場は圧力にさらされやすい状況が続く」と述べた。

【米国債】
▽大きく上げる
//◆◆◆◇▽//▽▲▽
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・金融安定を巡る不安が高まる中、米金融当局による追加利上げの観測は後退し、利下げを織り込み始めている。

・米10年債利回りは、-22.7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.46%。

3.15
JPモルガン・アセット・マネジメント(AM)のボブ・マイケル最高投資責任者(CIO)は、経済のハードランディングを警告。来週の米利上げ休止を見込んでいるという。リセッション(景気後退)は「避けられない」とし、最善の投資戦略は質の高い債券への投資を続けることだとブルームバーグテレビジョンで述べた。同氏は米国債利回り全体が8月までに最低で3%にまで低下するとの見方を示したが、利上げサイクルの終了を予測するには至らなかった。

【原油】
▼3日続落
//◇▲◆◆▽//▼▲▼ 
・1年3カ月ぶりの安値で引けた。テクニカルな売りが広がったほか、オプション市場の動向が下げを加速させた。
銀行セクターの混乱が石油需要に対する楽観を損ねた。金融機関がオプション市場で下落へのエクスポージャーを限定させようと、原油先物を売ったことも下げに拍車を掛けた。

・WTI先物4月限は、前日比3.72ドル(5.2%)安い1バレル=67.61ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は3.76ドル(4.9%)安の73.69ドル。

3.15
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「弱気派が支配的だ」と指摘。「かなりの恐怖感が市場に存在する」と述べた。

【NY金】
◇反発
//◆◆◆◇◇//▽◆◇ 
・金相場は反発。クレディ・スイス・グループを巡る混乱の中で逃避先として買われ、この1カ月余りの最高値を付けた。

・金先物4月限は、前日比20.40ドル(1.1%)高の1オンス=1931.30ドル。

3.15
アルファグレップのポートフォリオマネジャー、ジョー・ハーメンジアン氏は「市場の状況は変化しつつある。金利上昇に経済が対応できないため、米金融当局は方針を転換する」と予想。「実際のところ金利が5%であっても金相場はかなりの支えを得られるが、政策が転換されたら2000ドルを超えるだろう」と述べた。

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【欧州株】
▲急落
//◆◆◇◆▲//▲▽▲
・15日の欧州株は急落。1年ぶりの大幅安となった。
クレディ・スイス・グループを巡る懸念が強まり、銀行株を中心に売りが広がった。タカ派的な金融政策の中で経済がリセッション(景気後退)に陥るリスクも危惧されている。

・欧州600指数は2.9%安と、2022年3月上旬以来の大幅安。前日に持ち直していた銀行株は、再び売りを浴び、22年2月以来の大幅下落。
・クレディ・スイスは一時31%下げ、最安値に沈んだ。筆頭株主であるサウジ・ナショナル・バンクは追加投資の意向を否定し、クレディ・スイスの短期債保証コストは危機的な水準へ上昇した。

【欧州債】
▽ドイツ債は過去最大の上げ
//◆◇◇◇◇//◇▲▽ 
・ドイツ債利回りが過去最大の下げとなり、10年債利回りも1990年後で最も下げた。欧州の銀行を巡る懸念を背景に短期金融市場では金融引き締め観測が後退した。

・ドイツ2年債と5年債利回りはそれぞれ48bpと37bp低下。
・英国債は利回り曲線がブルスティープ化。来年度の国債発行は2411億ポンド(約38兆6670億円)が計画されている。市場予想では2330億ポンドだった。

・独国債10年物 2.13% -0.29。
・英国債10年物 3.32% -0.17。

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