*かぶとうし塾


アーカイブ

2023年3月17日金曜日

◇ドル反発 円弱まる 原油.+▼はらみ.反発.68ドル台 令和5.3.17.Fri

17日 【日本株】
日経225  27,333.79 +323.18 +1.20%
TOPIX 1,959.42 +22.32 +1.15%
日経平均 ⇒ +▼陰はらみ ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上
TOPIX  ⇒ +▼陰はらみ ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 19.45 -2.12 -9.83% ⇒ ◆BigDn
日経平均VI 21.57 +2.15 +11.07% ⇒ +◆陰上げ
日経平均VI 19.42 -2.10 -9.76% ⇒ ◆nr.BigDn
--------------------------------------------------------------
・ファースト・リパブリック、複数銀行が300億ドル預金へ-株価は変動。
・FRBから1週間で22兆円借り入れ-銀行が流動性の最終手段に殺到。
・ECB、計画通り0.5ポイント利上げ-今後の金利動向は示唆せず。
・ドル・円相場は1ドル=133円ちょうど付近で推移、前日の日本株終値時点は132円73銭。
--------------------------------------------------------------
17日、日本株は反発、米地銀支援策を好感し主力銘柄に買い-電機や陸運高い

・17日の東京株式相場は反発。米地銀ファースト・リパブリック・バンクの支援策がまとまり、投資家心理が改善した。

・米ハイテク高を受けて、半導体関連を中心に電機や精密機器株の上げが目立った。
・陸運や空運株、医薬品株も高い。
・銀行など金融株は下げに転じる場面もあった。

--------------------------------------------------------------
T&Dアセットマネジメントの浪岡宏
きょうはPBR(株価純資産倍率)やPER(株価収益率)の高い成長銘柄に買いが集まった。業種別の騰落率ランキングで上位になった精密機器や電機といった半導体関連セクターは年初からのリターンがアンダーパフォームしていたものが多い。

欧米の金融システミック不安の懸念が後退する中で、年度末に向けた持ち高調整でアンダーパフォーム銘柄に買いが入っている面もありそう。

--------------------------------------------------------------
岡三証券の大下莉奈
きょうはグロース(成長)株の上げがバリュー(割安)株よりも大きい。週末要因に加え、年初からバリュー株有利の動きが継続していた反動が出やすい。低金利環境が続くとの見方などから、銀行株の戻りは鈍いとみている。

TOPIX銀行業指数は日本銀行が金融緩和を修正した昨年12月からの上昇を打ち消す水準まで下落したため、値頃感から買いは入りやすいが、次回の日銀会合まで時間がある。外部環境や金融政策に関する要人発言に神経質な動きになりそう。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】日立、 SHIFT, など

◇日立 6845 +218大幅反発。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」でカバレッジを再開、コンビクションリストに新規採用した。目標株価は9200円に設定。DX・GXといった世界的なトレンドの追い風をフルに受け、グローバルで競争力を持つ企業へと変化しつつあることを評価。
23年3月期から26年3月期の年平均営業利益成長率は11%を予想しているほか、高いFCFイールドを背景にさらなる株主還元余地も残る。

◇SHIFT 23950 +1460大幅続伸。
JPモルガン証券では投資判断「オーバーウェイト」、目標株価29000円で新規カバレッジを開始している。足元の需要環境は良好であり、M&Aの継続的な実施が高成長を支えるとして、27年8月期までの年平均成長率を売上高で36%、営業利益で53%と予想。
クオリティ株としての位置づけを考慮すれば、高いバリュエーションは正当化可能ともしている。

--------------------------------------------------------------
3.17動いた株・出来た株
◇冨士ダイス<6167> 1158 +115 新合金開発を手掛かり材料視する動きが続く形に。
◇マネーフォワード<3994> 5100 +275 中小型グロースのコア銘柄として買い優勢。
◇レーザーテック<6920> 22575 +720 米SOX指数の大幅高を反映。
◇HOYA<7741> 14350 +610 半導体関連株高の流れが波及へ。
--------------------------------------------------------------
3.16
NYダウ 32,246.55 +371.98 +1.17%
NASDAQ 11,717.27 +283.22 +2.48%
S&P500 3,960.28 +68.35 +1.76%

NYダウ(INDU) ⇒ ◇反発 ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◇陽.200/50MA突破 ⇒ ▽陽.もみあい.Reg10MA ⇒ ▽Wr.切り返し.10MA突破
S&P500(SPX) ⇒ ◇反発.Reg200MA ⇒ -▽陽下げ.もみあい ⇒ ▽逆立ち.200MA突破
 
【 SOX指数 】
3,099.07 +120.68 (+4.05%) ⇒ ◇反発.10MA突破 ⇒ -▽nr下げ.Reg10MA ⇒ ▽逆立ち.10MA突破

【 VIX恐怖指数 】
22.99 -3.15 (-12.05%) ⇒ ◆吞込み.Cog ⇒ △Wr.反発 ⇒ ▲Wr.下落
-12.05P 大幅に下げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

--------------------------------------------------------------
▽反発 ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
経営不安が続く米地銀のファースト・リパブリック・バンクを米大手銀行が支援するとの観測から、金融システム不安が和らぐとみた買いが広がった。引け間際に支援策が発表されると一段高となる場面があった。

▽Wr.切り返し.10MA突破 ⇒ ナスダック総合株価指数は4日続伸。
インテルの上昇に連れ高し、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の上げが目立った。

--------------------------------------------------------------
//◇◆▽◇▲▲//▲◆▽▼◇ ドル円 134円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◆◆//◆◇▽▲◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_◇▲◆◆▽//_▼▲▼◇ 原油 68ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替
◇ドル反発 円弱まる 原油.+▼はらみ.反発.68ドル台 
3.17
米ドル/円 133.59 133.62
ユーロ/円 141.75 141.84
ユーロ/米ドル 1.0611 1.0615
英ポンド/円 161.76 161.83
豪ドル/円 88.86 88.91
スイスフラン/円 143.61 143.74
原油(WTIC原油先物) 68.35 +0.74 +1.09% ⇒ ▲WR.Low ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発

▲ドル下落.円強い 原油.▼WR.切下げ.Low.67ドル台  
3.16
米ドル/円 133.34 133.39
ユーロ/円 141.05 141.15
ユーロ/米ドル 1.0577 1.0583
. 英ポンド/円 160.67 160.77
豪ドル/円 88.18 88.24
スイスフラン/円 142.87 142.98
原油(WTIC原油先物) 67.61 -3.72 -5.22% ⇒ ▼逆立ち下落 ⇒ ▲WR.Low ⇒ ▼WR.切下げ.Low

▽ドル反発.円安に 原油.▲WR.Low.71ドル台  
3.15
米ドル/円 134.22 134.25
ユーロ/円 144.03 144.12
ユーロ/米ドル 1.0731 1.0735
. 英ポンド/円 163.10 163.23
豪ドル/円 89.67 89.71
スイスフラン/円 146.87 146.93
原油(WTIC原油先物) 71.33 -3.47 -4.64% ⇒ ▽反発.Cog ⇒ ▼逆立ち下落 ⇒ ▲WR.Low

金融混乱深刻化の回避を期待    
1.米株相場は午前中ごろに上げに転じ、引けにかけて上げ幅を拡大した。ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)が午前に大手行がファースト・リパブリックへの支援を協議していると報じた。引け間際にはJPモルガン・チェースを含む米銀11行が預金の形で総額300億ドルの資金支援を実施すると発表した。発表後にダウ平均の上げ幅は400ドルを超える場面があった。

・午前は売りが先行し、ダウ平均は一時300ドルあまり下げた。欧州中央銀行(ECB)が16日の理事会で前回に続き、0.5%の利上げを決めた。米欧の金融機関の経営不安から利上げ幅を縮小するとの見方もあったが、インフレ抑制を優先した。米連邦準備理事会(FRB)が21~22日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを続ける可能性が意識された。

2.一時は4割近く下げたファースト・リパブリックは10%高で終えた。JPモルガンやゴールドマン・サックスなど大手金融株も上げた。

・ソフトウエアのマイクロソフトが高かった。アナリストが投資判断を引き上げた半導体のインテルも大幅上昇した。
運送会社のフェデックス(FDX)は取引終了後に決算を発表。一株利益が予想を上回り、時間外取引で上昇している。

3.インテルの上昇に連れ高し、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株の上げが目立った。

--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドル反発 円弱まる 
//◆▽◇▲▲//◆◇◆◇ 
・ユーロが上昇。ECBが計画通り0.5ポイント利上げを実施したことが背景。主要10通貨ではスウェーデン・クローナやポンド、オーストラリア・ドルも値上がりした。

・円は対ドルで前日比ほぼ変わらず。朝方には銀行セクターを巡る懸念が強まる中、逃避需要で円が買われ1.3%高の1ドル=131円72銭を付ける場面もあった。
ドル円相場は¥133.76 ¥0.34 +0.25%。

3.16
クレディ・アグリコルCIBのG10通貨戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏は「ラガルドECB総裁の最新の発言は、ECBの反応関数が市場の状況にきめ細かく順応したものになることを示唆している」と指摘。
「ECBの新たな反応関数は、来週のFOMC会合や世界的な銀行セクターで起きている最新の展開の重要性をさらに浮き彫りにするだろう」と述べた。

3.16
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略グローバル責任者、ウィン・シン氏は、物価安定と金融安定のトレードオフはないとするラガルドECB総裁の発言について、「銀行セクターの問題で引き締めサイクルが妨げられることはないことを示している」と指摘。これは来週のFOMC会合での25bp利上げが「確実」であることを意味すると述べた。

【米国株】
▽反発 
//◆▲◇▲◆//◆▽◆▽ 
・16日の米株式相場は上昇。S&P500種株価指数は1月以来の大幅高。
ファースト・リパブリック・バンクの支援策がまとまったことが好感され、大きく売られていた地銀株が持ち直した。

3.16
ラウンドヒル・ファイナンシャルのウィル・ハーシー最高経営責任者(CEO)は、「テクノロジー株は金利や米金融政策期待に基づいた取引が続いている」とリポートで指摘。テクノロジー株の短期的な動きは「銀行セクターで現在起きている問題や、それが先行きの資本コストや広範な景気減速にどのような意味を持ち得るかを熟慮したものではない」と述べた。

3.16
B. ライリー・ウェルス・マネジメントのチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は米議会にこの日提示されたイエレン米財務長官の証言内容が「銀行システムを巡る信頼の向上に寄与した」と指摘。
「彼らは民間セクターからの支援を望んでいる。今回は多くの比較的規模が大きい健全な銀行が、バランスシートが悪化している可能性のある銀行の一部を支援するという最初の例になりそうだ」と話した。

【米国債】
▲下落
//◆◆◆◇▽//▽▲▽▲
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・欧州中央銀行(ECB)が利上げを実施したことから、米連邦公開市場委員会(FOMC)も来週の会合で利上げを決定するとの観測が強まった。

・米10年債利回りは、+11.9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.57%。

3.16
ナベリアー&アソシエーツのルイス・ナベリアー最高投資責任者(CIO)は、「中央銀行はインフレと対応するためなら、金利上昇が引き起こしている問題を押しのけることもいとわないようだ」と指摘。同氏はECBの利上げについて、来週のFOMC会合を前にした「試運転」とみている。

【原油】
◇4営業日ぶりに小反発
//◇▲◆◆▽//▼▲▼◇ 
・4営業日ぶりに小反発したが、引き続き1年3カ月ぶりの安値付近で引けた。この日は売られ過ぎの領域を辛うじて脱したが、トレーダーは相場が上方向に今後大きく振れるという確信を持てずにいる。

・WTI先物4月限は、前日比74セント(1.1%)高い1バレル=68.35ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は1.01ドル(1.4%)高の74.70ドル。

>>3.15
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「弱気派が支配的だ」と指摘。「かなりの恐怖感が市場に存在する」と述べた。

【NY金】
◇小幅に上昇
//◆◆◆◇◇//▽◆◇◇ 
・米銀ファースト・リパブリック・バンクに複数の大手行が預け入れをすることで合意し、銀行セクターを巡る懸念が後退したことから、上昇幅が縮小。

・金先物4月限は、前日比8.30ドル(0.4%)安の1オンス=1923ドル。

>>3.15
アルファグレップのポートフォリオマネジャー、ジョー・ハーメンジアン氏は「市場の状況は変化しつつある。金利上昇に経済が対応できないため、米金融当局は方針を転換する」と予想。「実際のところ金利が5%であっても金相場はかなりの支えを得られるが、政策が転換されたら2000ドルを超えるだろう」と述べた。

--------------------------------------------------------------
【欧州株】
▽上昇
//◆◆◇◆▲//▲▽▲▽
・16日の欧州株は上昇。終盤に上げ足を速めた。米政府が国内大手銀の支援を得てファースト・リパブリック・バンクの救済策をまとめようとしていることから、金融セクターの健全性を巡る懸念が緩和した。

・欧州600指数は1.2%高。業種別株価指数のうちテクノロジー株や旅行・娯楽関連銘柄が上昇。
・銀行セクターで混乱が続いているものの、欧州中央銀行(ECB)が計画通り0.5ポイント利上げを決定したことも消化された。前日急落していたクレディ・スイス・グループはこの日反発。一時40%急騰した。最大500億スイス・フラン(約7兆1500億円)の信用枠確保や社債買い戻しの提案が好感された。

【欧州債】
▲ドイツ債下落
//◆◇◇◇◇//◇▲▽▲ 
・ドイツ債の利回り曲線がベアフラット化。ECBの利上げやスイスや米国による銀行支援を材料にドイツ債相場は大きく変動した。

・英国債は中期債中心に下落。想定されるイングランド銀行(英中央銀行)の年内利上げ幅は一時18bp拡大した。

・独国債10年物 2.29% +0.16。
・英国債10年物 3.43% +0.10。

Powered By Blogger