*かぶとうし塾


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2023年3月29日水曜日

◆ドル弱い 円強含む 原油.◇nr.もみあい.73ドル台 令和5.3.29.Wed

29日 【日本株】
日経225  27,883.78 +365.53 +1.33%
TOPIX 1,995.48 +28.81 +1.46%
日経平均 ⇒ +nr.もみあい ⇒ +◆陰.もみあい ⇒ ◇wr.クアトロ浮上
TOPIX  ⇒ +nr.もみあい ⇒ +◆陰.もみあい ⇒ ◇wr.クアトロ浮上
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【日経平均VI】
日経平均VI 17.38 -0.70 -3.87% ⇒ ◆陰.下落
日経平均VI 18.08 -0.93 -4.89% ⇒ ◆陰.BigDn
日経平均VI 19.01 -0.07 -0.37% ⇒ ◆吞込み
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・ソフトバンクG株が昨年11月来の上昇率、アリババが事業分割化を発表。
・米消費者信頼感指数、3月は予想に反して上昇-期待指数が改善。
・マイクロン3-5月期売上高見通し、最悪期終了への期待高める。
・ドル・円相場は1ドル=131円台後半で推移、前日の日本株終値時点は130円70銭。
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29日、日本株3日続伸、配当狙いや再投資の買い-プライム銘柄9割超が上昇

・29日の東京株式相場は3営業日連続の上昇。
29日は年度内受け渡しの最終売買日になるため、配当狙いの買いや配当分を再投資するための買いが断続的に入った。

・株価指数への寄与度の大きいソフトバンクグループ株が、出資する中国のアリババグループの事業分割を手掛かりに急伸し。
・東証プライム市場は約94%の銘柄が値上がりした。

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三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘
配当取りの動きに加えて、機関投資家などによる約1兆1000億円の買い需要があると言われる年度末の配当分を先物で買う需給要因がある。

ただ、日本株が底堅いのは需給面での季節的な要因が大きく作用しており、今後大きく上値を追っていくことは難しいだろう。

FF金利先物などを見ても、マーケットは米国の利下げを過剰に織り込んでいる。期待が剥げ落ちるときは株式相場はマイナスに転じる可能性がある。

4-6月は米株安で日経平均は2万5000-2万6000円あたりまで下げる局面を注意すべきだ。

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JPモルガン・アセット・マネジメントの前川将吾
グローバルな要因として金融システムに関する過度な懸念は後退している。悪材料が追加で出てきていないことがある。

国内要因では、期末配当狙いの買いや配当再投資を意識した買いが相場を支えている。

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【個別銘柄】 ソフトバンクG、王子HD、 など

◇ソフトバンクG 5190 +302大幅反発。
前日の米国市場でアリババのADRが14%の上昇となっており、買い材料視される展開になっている。アリババは、持ち株会社制に移行し、ネット通販やクラウド、物流など6つの事業グループに分割・再編すると発表。
事業会社ごとの資金調達やIPOなども選択肢に入れているもよう。組織再編による経営スピードの向上、中国政府による統制圧力の緩和などが期待される流れとなっているようだ。

王子HD 532 +7もみ合い。
23年3月期営業利益は会社予想である前期比13%減の1050億円に届かない可能性があるとの同社役員の見方が伝わっている。石炭や木材チップなど原材料の価格上昇を受けた価格転嫁の浸透が遅れていることが響くようだ。
第3四半期累計が前年同期比38%減の595億円であったため、業績下振れ自体は想定線と捉えられている。一方、下振れの水準が不透明で、あく抜けムードが強まる状況にもなっていない。

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3.29動いた株・出来た株
◇ソフトバンクグループ<9984> 5135 +247 アリババ株の大幅上昇を材料視。
◆東京エレクトロン<8035> 47830 -760 米半導体関連株のさえない動きで売り優勢。
◇レーザーテック<6920> 21920 +505 東海東京証券では投資判断を格上げ。
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3.28
NYダウ 32,394.25 -37.83 -0.12%
NASDAQ 11,716.08 -52.75 -0.45%
S&P500 3,971.27 -6.26 -0.16%

NYダウ(INDU) ⇒ ▽吞込 ⇒ △Cog.200MA突破 ⇒ ◆nr.200MAもみあい
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽吞込 ⇒ ◆かぶせ.調整 ⇒ ▼nr.Sup10MA
S&P500(SPX) ⇒ ▽吞込 ⇒ +◆陰上げ.もみあい ⇒ ▼nr.Sup10MA
 
【 SOX指数 】
3,057.27 -26.31 (-0.85%) ⇒ ▼陰.窓埋め調整 ⇒ ◆調整.Sup10MA ⇒ ▼nr.Sup50MA

【 VIX恐怖指数 】
19.97 -0.63 (-3.06%) ⇒ ▲nr.上ひげ ⇒ ◆逆立ち下落 ⇒ ▲陰.下落
-3.06P 下げる、20割れ  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◆nr.200MAもみあい ⇒ ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落。
金融システムを巡る過度な不安が後退したのを受け、ダウ平均は高く始まった。ただ、足元で上昇していたハイテク株やディフェンシブ株への売りが重荷となり、下げに転じて終えた。

▼nr.Sup10MA ⇒ ナスダック総合株価指数は続落。
スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなども売られた。

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//◇◆◇◆◆◆//◇◇◆ ドル円 130円台( 金融政策意識 )
//◇◇▽◇▲▲//◇▽▲ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_▽▽◇◆▼//◇▽◇ 原油 73ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドル弱い 円強含む 原油.◇nr.もみあい.73ドル台  
3.29
米ドル/円 130.79 130.81
ユーロ/円 141.80 141.88
ユーロ/米ドル 1.0842 1.0846
英ポンド/円 161.37 161.43
豪ドル/円 87.72 87.75
スイスフラン/円 142.13 142.22
原油(WTIC原油先物) 73.20 +0.39 +0.54% ⇒ ▽逆立ち.大幅上げ ⇒ ◇nr.もみあい

◇ドル反発 円安含み 原油.▽逆立ち.大幅上げ.72ドル台 
3.28
米ドル/円 131.55 131.56
ユーロ/円 142.06 142.12
ユーロ/米ドル 1.0799 1.0803
英ポンド/円 161.60 161.69
豪ドル/円 87.48 87.50
スイスフラン/円 143.68 143.70
原油(WTIC原油先物) 72.81 +3.55 +5.13% ⇒ ▼nr.下ひげ ⇒ ◇nr反発 ⇒ ▽逆立ち.大幅上げ

◇ドル反発.円弱含む 原油.◇nr反発.69.72ドル台  
3.27
米ドル/円 130.77 130.81
ユーロ/円 140.92 140.97
ユーロ/米ドル 1.0776 1.0777
英ポンド/円 159.98 160.09
豪ドル/円 86.99 87.04
スイスフラン/円 142.25 142.34
原油(WTIC原油先物) 69.72 +0.46 +0.66% ⇒ -nr.はらみ.様子見 ⇒ ▼nr.下ひげ ⇒ ◇nr反発

金融への不安がくすぶる    
1.景気敏感株を中心に買いが入り、ダウ平均は午前に120ドル近く上げる場面があった。経営破綻したシリコンバレーバンク(SVB)などの引受先が確定し、米当局が必要に応じて米銀への支援拡充を検討する姿勢を示していることが安心感につながった。信用不安による米銀の急激な貸し渋りが米景気悪化を招くとの懸念も和らいだ。

・足元の米景気は底堅く、依然としてインフレも高止まりしている。FRBの利上げ打ち止めや利下げへの転換が遠のくことを懸念する声があった。

2.医療保険のユナイテッドヘルス・グループなど業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ株の下げが目立った。ヘルスケア機器・サービスが下落。

・エネルギー、消費者サービスが上昇。

3.スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなども売られた。
半導体のマイクロンテクノロジー(MU)も在庫水準の回復が好感され上昇。
TSM 90.81 +0.17%
エヌビディア 264.10 −0.46%
ASML 639.71 −0.67%
インテル 29.29 +0.38%
AMD 94.56 −2.12%

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【NY外為】
◆ドル指数は続落 
//◆◇◆◆◆//◇◆ 
・ドル指数が続落。過去9営業日では8日目の下げとなった。原油や金属価格の上昇を追い風に、資源国通貨は値上がりした。

・円は対ドルで上昇。米国株の下落を背景に、一時は0.9%高の1ドル=130円41銭を付けた。
ドル円相場は
⇒¥130.90 -¥0.01 -0.01%
⇒¥131.57 +¥0.84 +0.64%
⇒¥130.72 -¥0.13 -0.10%

>>3.27
スコシアバンクのチーフ為替ストラテジスト、ショーン・オズボーン
「ドルの見通しは悪化方向に転じた。米引き締めサイクルが成熟し、ドルに有利な成長と金利の差が縮小すれば、ドルはもっと明白に下落するリスクがあると当社はこれまで主張してきた。これはどちらかといえば年後半のシナリオだと考えていたが、ドルはもっと早期に弱くなり得ることが示唆されている。恐らく当社の予測に反映されているよりもやや大幅な下げになるだろう」と。

【米国株】
▼下落 
//▽▽▲◇◇//◇▼ 
・28日の米株式相場は下落。今後の米政策金利軌道を見直す動きが続いた。
テクノロジー株の売りに押され、S&P500種株価指数は4営業日ぶりに下げた。

・ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は0.5%安。アップルやグーグル親会社アルファベットなど大型銘柄の下げが目立った。
・米銀3行の破綻を受けて、金融株からの資金ローテーションが進み、テクノロジー株はここ数週間で選好されていた。しかし銀行セクターの混乱は食い止められるとの観測が広がるにつれ、こうした取引は巻き戻され始めた。

・この日は地銀株の指数が約2.5%上昇。経営破綻したシリコンバレー銀行(SVB)の買収で合意したファースト・シチズンズ・バンクシェアーズは、50%余り上げた。ファースト・リパブリック・バンクも高い。米当局は緊急融資ファシリティー拡張などさらなる銀行支援策を検討していると、ブルームバーグ・ニュースは関係者の話を基に報じた。ファースト・リパブリックにバランスシート修復の時間を与えることを念頭に置いたものだという。

3.28
バンガードのチーフグローバルエコノミスト、ジョー・デービス
「米欧の銀行セクターで最近起きた一連のイベントは、マクロ経済に関する当社の見解を変えていない」とリポート。「米金融当局にはインフレ率を低下させるためにやるべき仕事がまだある。この責務は常に難しく、失業の増加や与信環境のタイト化、金融状況の引き締まりをもたらす」と。

【米国債】
◆下落、銀行懸念が後退
//▲▲▽◇▽//▲◆
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・銀行システムに関する懸念が後退し、市場が米金融政策の追加引き締めに身構える中、利回りは上昇。

・米10年債利回り
⇒3.57% +4.0bp +1.12%
⇒+15.7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.53%。

3.28
スカイランズ・キャピタルのシニアトレーダー、トム・ハーデン
「米国債が先週大きく買われた一因は、金融混乱波及への懸念だった」と指摘。商いが薄いことなどもあり、「その懸念は今週に入ってからは今のところ弱まっている」と。

3.28
INGの金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ
「銀行混乱波及のニュースがないため、金利が再び上昇している」とリポートで指摘。「しかし2回以上の利上げの織り込みは不可能だと思われる。これは2年債利回りが4%付近で推移することを意味する」と。

【原油】
◇続伸
//▽▽◇◆▼//▽◇ 
・イラクとクルド人自治区の法的対立を背景に原油輸出が減少したことや、銀行メルトダウンに対する懸念後退が手掛かり。
・イラクとクルド人自治区との対立で、トルコから日量約40万バレルの原油積み出しが停止され、世界的に供給が抑制されている。

・WTI先物5月限は前日比39セント(0.5%)高の1バレル=73.20ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は53セント上げて78.65ドル。

>>3.27
CIBCプライベート・ウェルスのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・バビン
「金融市場の落ち着きが原油市場全体からの資金流出に歯止めをかける中、きょうの原油は反発している」と。

【NY金】
◆3営業日ぶりに上昇
//◇▲◇▽▲//◆▽ 
・米株式市場が騰勢を失ったことが金買いの背景にある。金を裏付けとする上場投資信託(ETF)への資金流入も追い風となった。

・金先物6月限は、前日比1%高の1オンス=1990.40ドル。

3.27
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン
金が一段と上昇しなかったのは「市場の利下げ観測とFRBが示唆した現状維持のスタンスに大きな差があるからだろう」と分析。「後者が短期的な下落リスクを高めている」と。

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【欧州株】
◆ほぼ変わらず
//▽◇◇◆▼//◇◆
・28日の欧州株は朝方の上げを失い、ほぼ変わらずで取引を終えた。
・銀行セクターの動向や中央銀行の政策が引き続き注目された。

・欧州600指数は0.1%未満の下げ。業種別株価指数ではエネルギー、鉱業が上昇した一方で、不動産が下落。

3.27
AJベルの投資ディレクター、ラス・モールド
「多くの投資家は今後さらなる苦境が訪れることを恐れて銀行部門に依然として手を出したがらない」としつつ、「しかし、どんな暗い状況でもお金をもうける機会を見出す人は常にいる。このため本日は多くの欧州銀行の株価が上昇した」と。

【欧州債】
◆ドイツ債続落
//◆◆◆▽◇//◆◆ 
・ドイツ債が続落、下げ幅は縮小した。

・英国債は10年債を中心に下落。同利回りは3月16日以来の大幅上昇となった。トレーダーはイングランド銀行(英中央銀行)の利上げ見通しを2bp引き上げ、ピーク金利は8月までに4.6%とみている。

・独国債10年物
⇒ 2.29% +0.06
⇒ 2.23% +0.10
⇒ 2.13% -0.07

・英国債10年物
⇒ 3.46% +0.09
⇒ 3.37% +0.08
⇒ 3.28% -0.08

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