*かぶとうし塾


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2023年3月30日木曜日

▽ドル反発.円安すすむ 原油.▲かぶせ.調整.72ドル台 令和5.3.30.Thus

30日 【日本株】
日経225  27,782.93 -100.85 -0.36%
TOPIX 1,983.32 -12.16 -0.61%
日経平均 ⇒ +◆陰.もみあい ⇒ ◇wr.クアトロ浮上 ⇒ ▼はらみ.調整
TOPIX  ⇒ +◆陰.もみあい ⇒ ◇wr.クアトロ浮上 ⇒ ▼はらみ.調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.79 -0.59 -3.39% ⇒ ◆陰.下落
日経平均VI 17.38 -0.70 -3.87% ⇒ ◆陰.下落
日経平均VI 18.08 -0.93 -4.89% ⇒ ◆陰.BigDn
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・中国アリババ、主要部門の経営権放棄を検討-事業再編完了後に。
・FDIC、大手行の負担引き上げ検討-銀行破綻コスト230億ドル。
・ドル・円相場は1ドル=132円台半ばで推移、前日の日本株終値時点は131円91銭。
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30日、日本株は4日ぶり反落、期末配当落ちの押し下げ-海運や金融が安い

・30日の東京株式相場は4営業日ぶりに反落。
30日の売買からは4月の受け渡しとなるため、3月期末の配当など権利落ちが株価指数を押し下げた。

・高配当の海運株が安く、銀行や保険など金融株も値を下げた。
・鉄鋼や商社を含めて、バリュー(割安)株の下げが目立った。

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セゾン投信の瀬下哲雄
期末配当落ちの影響で下げており、実質的には前日比であまり変わらない。

前日にアリババの事業分割を手掛かりにソフトバンクグループが急伸したといった過剰な反応があり、きょうは反動も出ているのだろう。

金利上昇のストーリーに説得力がなくなり、銀行株は買いにくい。日本の長期金利は低下し、10年債利回りはイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の範囲内にとどまり金利先高観は後退している。

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大和証券の壁谷洋和
日経平均株価は250円ほどとされる配当落ちに比べると下げ方はマイルドだ。実質的には上昇している。きのうの欧米株高で銀行不安が引き続き後退し、為替も円安が少し進み、日本株を買う条件としては悪くない。

ハイテク株高の持続性を占う意味でも物価動向が鍵を握る。あすは米物価指標の発表があり、事前予想を上振れすれば米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めに市場の関心が移るだろう。

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【個別銘柄】みずほ、レーザーテック、川崎船、新光電工 など

◆みずほ 1876 -28.5大幅反落。
LINEと共同で開業を目指してきた新銀行「LINEバンク」の設立中止を決定したと発表している。サービス提供にはさらなる時間と追加投資が必要で、現時点では期待に沿うサービスの提供が見通せないとしている。
もともと20年度の開業を目指していたが、2年延期される状況になっていた。なお、配当権利落ちを考慮すると下げは限定的、追加費用負担の懸念がなくなることをプラス視する声もあるようだ。

◇レーザーテック 22940 +610大幅続伸。
前日の米国市場ではSOX指数が3.3%の大幅上昇となっており、同社をはじめ半導体関連株は総じて堅調な動きとなっている。インテルが大幅に上昇したほか、決算を発表したマイクロンなども買い優勢、長期金利の落ち着きも支援となったようだ。
同社に関しては、前日に東海東京証券が投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も23000円から27000円に引き上げていた。

◆川崎船 3285 -80大幅続落。
本日は3月末の配当権利落ち日となっており、海運株をはじめ高配当利回り銘柄には処分売りの動きが先行する形に。同社は23年3月期年間配当金が実質400円水準であり、前日終値ベースでの配当利回りは11.9%の水準。
大手海運株に関しては、24年3月期に持分法投資損益の減少が想定されることで、配当水準は低下するとみられているため、権利落ち分を埋めるには時間を要するとの懸念も強いもよう。

◇新光電工 3935 +130大幅続伸。
前日の米国市場ではインテルが大幅高となり、7.6%の上昇となっている。投資家向けイベントにおいて、データセンター向け半導体の新製品を2024年に投入する予定と明らかにしており、好感材料とされたもよう。
インテル向けにICパッケージを手掛けている同社などにも期待感が波及する格好となっている。同社のほかイビデンなども買い優勢の展開。

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3.30動いた株・出来た株
◇アイスタイル<3660> 572 +22 売り方の買い戻しが主導の展開か。
◇イビデン<4062> 5020 +155 米インテルの株価上昇で連想買い。
◆川崎汽船<9107> 3115 -250 配当権利落ちで処分売りが優勢に。
◆商船三井<9104> 3335 -205 配当権利落ちで海運株が軟調。
◆三井松島HD<1518> 3410 -250 来期配当水準に不透明感残る中で権利落ちの影響強まる。
◇レーザーテック<6920> 22890 +560 米半導体株の上昇が支援に。
◇OLC<4661> 4497 +104 明日には日経平均新規採用のインデックス買い。
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3.29
NYダウ 32,717.60 +323.35 +1.00%
NASDAQ 11,926.23 +210.15 +1.79%
S&P500 4,027.81 +56.54 +1.42%

NYダウ(INDU) ⇒ △Cog.200MA突破 ⇒ ◆nr.200MAもみあい ⇒ ▽逆立ち.Sup200MA
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆かぶせ.調整 ⇒ ▼nr.Sup10MA ⇒ ▽逆立ち.Sup10MA
S&P500(SPX) ⇒ +◆陰上げ.もみあい ⇒ ▼nr.Sup10MA ⇒ ▽逆立ち.50MA突破
 
【 SOX指数 】
3,157.11 +99.85 (+3.27%) ⇒ ◆調整.Sup10MA ⇒ ▼nr.Sup50MA ⇒ ▽逆立ち.10MA突破

【 VIX恐怖指数 】
19.12 -0.85 (-4.26%) ⇒ ◆逆立ち下落 ⇒ ▲陰.下落 ⇒ ▲Low.BigDn
-4.26P 下げる、20割れ続く  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽逆立ち.Sup200MA ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
米欧の金融システムへの不安が一段と和らぎ、消費関連株や金融株などに買いが入った。米長期金利の上昇がひとまず一服したのも、高PER(株価収益率)のハイテク株買いを誘った。

▽逆立ち.Sup10MA ⇒ ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発。
28日の決算と同時に示した見通しが半導体市況の改善を示すとの期待から半導体のマイクロン・テクノロジーが上昇。電気自動車のテスラ、半導体のエヌビディアも上げた。

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//◇◆◇◆◆◆//◇◇◆▽ ドル円 132円台( 金融政策意識 )
//◇◇▽◇▲▲//◇▽▲▽ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_▽▽◇◆▼//◇▽◇◆ 原油 72ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル反発.円安すすむ 原油.▲かぶせ.調整.72ドル台  
3.30
米ドル/円 132.72 132.73
ユーロ/円 143.91 143.93
ユーロ/米ドル 1.0843 1.0844
英ポンド/円 163.44 163.51
豪ドル/円 88.71 88.73
スイスフラン/円 144.50 144.52
原油(WTIC原油先物) 72.97 -0.23 -0.31% ⇒ ▽逆立ち.大幅上げ ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ ▲かぶせ.調整

◆ドル弱い 円強含む 原油.◇nr.もみあい.73ドル台  
3.29
米ドル/円 130.79 130.81
ユーロ/円 141.80 141.88
ユーロ/米ドル 1.0842 1.0846
英ポンド/円 161.37 161.43
豪ドル/円 87.72 87.75
スイスフラン/円 142.13 142.22
原油(WTIC原油先物) 73.20 +0.39 +0.54% ⇒ ▽逆立ち.大幅上げ ⇒ ◇nr.もみあい

◇ドル反発 円安含み 原油.▽逆立ち.大幅上げ.72ドル台 
3.28
米ドル/円 131.55 131.56
ユーロ/円 142.06 142.12
ユーロ/米ドル 1.0799 1.0803
英ポンド/円 161.60 161.69
豪ドル/円 87.48 87.50
スイスフラン/円 143.68 143.70
原油(WTIC原油先物) 72.81 +3.55 +5.13% ⇒ ▼nr.下ひげ ⇒ ◇nr反発 ⇒ ▽逆立ち.大幅上げ

金融不安後退    
1.米金融当局が銀行の支援策を拡充する方針を示すなか、金融システム不安が市場全体に広がる動きはいまのところみられていない。銀行の融資態度が厳しくなり、景気が悪化するとの懸念はやや和らいでいる。3月に入り、大きく上昇していた米株の変動性指数(VIX)も不安心理が高まった状態とされる20を下回っている。

・市場では「債券相場の下落が落ち着き、株買いにつながった」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声も聞かれた。米長期金利は3.5%台で推移し、前日までの上昇が一服し、ハイテク株買いを後押しした。

2.新製品の発売計画を明らかにしたことが手がかりとなり、半導体のインテルが大幅高。

・クレジットカードのアメリカン・エキスプレスやスポーツ用品のナイキ、スマートフォンのアップルも上昇。

3.米長期金利の上昇がひとまず一服したのも、高PER(株価収益率)のハイテク株買いを誘った。
28日の決算と同時に示した見通しが半導体市況の改善を示すとの期待から半導体のマイクロン・テクノロジーが上昇。
電気自動車のテスラ、半導体のエヌビディアも上げた。
TSM 92.76 +2.15%
エヌビディア 269.84 +2.17%
ASML 659.12 +3.03%
インテル 31.52 +7.61%
AMD 96.09 +1.62%

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【NY外為】
▽ドル高、円下落 
//◆◇◆◆◆//◇◆▽ 
・ドルが主要10通貨の大半に対して上昇。

・円は対ドルで下落し、ほぼ2カ月ぶりの大幅安。リスクセンチメントの改善に伴い、逃避需要が弱まったことが背景。円は対ユーロでも下げて、2週間ぶり安値付近となった。
ドル円相場は
⇒¥132.88 ¥1.99 +1.52%
⇒¥130.90 -¥0.01 -0.01%
⇒¥131.57 +¥0.84 +0.64%

3.29
RBCキャピタル・マーケッツのチーフ為替ストラテジスト、アダム・コール
円の「安全逃避先としての地位が短期的な動きを支配する」としつつ、日本国内の資金といったリアルマネーのフローはドル・円相場を押し上げる可能性があると指摘。日本のファンドが外債にヘッジをかけない場合、円売り圧力になるとの見方。

【米国株】
▽反発 
//▽▽▲◇◇//◇▼▽ 
・29日の米株式相場は反発。S&P500種株価指数は4000台を回復。テクノロジー株と金融株が上げを主導した。
銀行セクターの混乱で減退していたリスクテーク意欲の回復が続いた。31日に公表される個人消費支出(PCE)価格指数に市場の関心は移った。

・一部のアナリスト予想を上回る3-5月(第3四半期)見通しを示したマイクロン・テクノロジーが買われた。

・パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は議員らとの非公開会合で、政策金利は今年どこまで引き上げられるのかという質問に対し、最新の連邦公開市場委員会(FOMC)予測を指摘することで回答とした。

3.29
ウルフ・リサーチのクリス・セニック
「米金融当局は引き続き極めて難しい立場(おおむね自らが招いた状況)にある」とリポートで指摘。「銀行は安定化しつつあり、インフレは依然として目標を大きく上回り、労働市場はなお歴史的にみて強い状況だ。
信頼性の回復が切に必要とされる中、FOMCは5月3日に25bpの利上げを実施するというのが当社の感触だ。パウエルFRB議長は市場を驚かすことを好まないため、これはまったく確実ではない」と。

3.29
アカデミー・セキュリティーズのマクロ戦略責任者ピーター・チア
銀行預金の安全性を巡る懸念が引き続き和らぐのに伴い、景気動向の精査や決算発表に備えることにアナリストらの注意は戻っていると。

【米国債】
◇ほぼ変わらず
//▲▲▽◇▽//▲◆◇
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・投資家は最近の当局者発言を消化し、31日のPCEコア価格指数に目を向けている。

・米10年債利回り
⇒3.56% -0.6 -0.16%
⇒3.57% +4.0bp +1.12%
⇒+15.7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.53%。

3.28
スカイランズ・キャピタルのシニアトレーダー、トム・ハーデン
「米国債が先週大きく買われた一因は、金融混乱波及への懸念だった」と指摘。商いが薄いことなどもあり、「その懸念は今週に入ってからは今のところ弱まっている」と。

>>3.28
INGの金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ
「銀行混乱波及のニュースがないため、金利が再び上昇している」とリポートで指摘。「しかし2回以上の利上げの織り込みは不可能だと思われる。これは2年債利回りが4%付近で推移することを意味する」と。

【原油】
◆3日ぶりに下落
//▽▽◇◆▼//▽◇◆ 
・アルゴリズム取引での買いが続いていたが、燃料需要の低調さが嫌気され下げに転じた。
・米エネルギー情報局(EIA)によると、工業や暖房に利用されるディーゼル油の需要は、この時期としては7年ぶりの低水準で推移しており、経済活動の低調さが示唆される。

・WTI先物5月限は、前日比23セント(0.3%)安の1バレル=72.97ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は37セント安い78.28ドル。

3.29
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン
「季節的に需要が軟化する時期にあるほか、この冬は北東部が暖冬だった。よって弱さが見られるのは意外ではない」と。

【NY金】
◆反落
//◇▲◇▽▲//◆▽◆ 
・リスク選好ムードで株式相場が上昇し、安全資産である金の需要が後退した。またドルが上昇したことも、金には下押し圧力となった。

・金先物6月限は、0.3%安の1オンス=1984.50ドル。

>>3.27
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン
金が一段と上昇しなかったのは「市場の利下げ観測とFRBが示唆した現状維持のスタンスに大きな差があるからだろう」と分析。「後者が短期的な下落リスクを高めている」と。

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【欧州株】
▽上昇
英FTSETM100指数 7,564.27 +80.02 +1.07% ⇒ ▽反発 ⇒ ◇nr.出来増 ⇒ ▽陽.Sup10MA
独DAX指数 15,328.78 +186.76 +1.23% ⇒ +nr.よこばい ⇒ +◆陰押さえ ⇒ ▽逆立ち.Sup200MA
仏CAC指数 7,186.99 +98.65 +1.39% ⇒ ◆nr.はらみ ⇒ +◆陰押さえ ⇒ ▽クアトロ.50MA突破
//▽◇◇◆▼//◇◆▽
・29日の欧州株は上昇。
・投資家の物色対象はテクノロジー株に向かった。
・銀行セクターの健全性を巡る懸念は緩和。前日に売られた不動産株が反発した。

・欧州600指数は1.3%高。中国のアリババグループの事業分割計画を好感し、テクノロジー株が高い。半導体企業のインフィニオンテクノロジーズやマイクロン・テクノロジーが示した業績見通しも手掛かりとなった。

>>3.27
AJベルの投資ディレクター、ラス・モールド
「多くの投資家は今後さらなる苦境が訪れることを恐れて銀行部門に依然として手を出したがらない」としつつ、「しかし、どんな暗い状況でもお金をもうける機会を見出す人は常にいる。このため本日は多くの欧州銀行の株価が上昇した」と。

【欧州債】
◆ドイツ債は続落
//◆◆◆▽◇//◆◆◆ 
・ドイツ債が続落。株価が総じて上昇したことを受け、トレーダーは引き続き安全資産への逃避買いを巻き戻した。

・英国債は利回り曲線がツイストフラット化。逃避需要の後退で償還までの期間が短い国債はアンダーパフォームした。

・独国債10年物
⇒ 2.33% +0.04
⇒ 2.29% +0.06
⇒ 2.23% +0.10

・英国債10年物
⇒ 3.47% +0.02
⇒ 3.46% +0.09
⇒ 3.37% +0.08

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