*かぶとうし塾


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2023年2月4日土曜日

▽ドル反発 円安含み 原油.▲Wr.大幅下落.73ドル台 令和5.2.4.Sat

2.3
NYダウ 33,926.01 -127.93 -0.38%
NASDAQ 12,006.95 -193.86 -1.59%
S&P500 4,136.48 -43.28 -1.04%

NYダウ(INDU)⇒ ▽nr.切り返し ⇒ ▼nr.よこばい調整 ⇒ ▲nr.調整  
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽Wr.逆立ち ⇒ ◇BigUp ⇒ -△陽下げ.調整   
S&P500(SPX) ⇒ ▽Wr.Reg高突破 ⇒ ◇BigUp ⇒ ▲nr.調整
 
【 SOX指数 】
3,082.11 -59.73 (-1.90%) ⇒ ▽Wr.逆立ち ⇒ ◇BigUp ⇒ -△陽下げ.調整

【 VIX恐怖指数 】
18.33 -0.40 (-2.14%) ⇒ ◆WR.窓埋め下げ ⇒ ▽Wr反発 ⇒ ◆はらみ.様子見
-2.14P 下げる 20台割れ続く( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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⇒ ▲nr.調整  ⇒ ダウ工業株30種平均は続落。
朝方発表の1月の米雇用統計で雇用者数が市場予想を大幅に上回って増えた。労働市場の需給逼迫が改めて確認され、前日まで高まっていた米連邦準備理事会(FRB)が早期に利上げを停止するとの期待が後退した。前日まで強かったハイテク株が売られ、相場の下げを主導した。

-△陽下げ.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落。
前日夕発表の決算が振るわなかったネット通販のアマゾン・ドット・コムが8%安、ネット検索のアルファベットは3%安。

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//◇▽◆◆◇◆//◆◇◆▲◆▽ ドル円 131円台( 金融政策意識 )
//◇▽◆◆◇◆//◆◇◆◇▲▽ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇▽◆◇◇◆//◆◆◆◇◆◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆▲+◇▲//_▲▽▲▼▲ 原油 73ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル反発 円安含み 原油.▲Wr.大幅下落.73ドル台  
2.4
米ドル/円 131.15 131.25
ユーロ/円 141.57 141.66
ユーロ/米ドル 1.0793 1.0797
英ポンド/円 158.07 158.19
豪ドル/円 90.76 90.86
スイスフラン/円 141.64 141.72
原油(WTIC原油先物) 73.38 -2.49 -3.28% ⇒ ▲吞込み.大幅下落.50MA割れ ⇒ ▼nr切下げ ⇒ ▲Wr.大幅下落

◆ドル弱い 円全面高に 原油.▼nr切下げ.75ドル台 
2.3
米ドル/円 128.60 128.69
ユーロ/円 140.34 140.40
ユーロ/米ドル 1.0909 1.0911
英ポンド/円 157.39 157.48
豪ドル/円 91.02 91.09
スイスフラン/円 140.89 140.94
原油(WTIC原油先物) 75.88 -0.53 -0.69% ⇒ ▽反発.sup50dMA ⇒ ▲吞込み.大幅下落.50MA割れ ⇒ ▼nr切下げ

▲ドル下落 円強含み 原油.▲吞込み.大幅下落.50MA割れ.76ドル台  
2.2
米ドル/円 128.95 128.97
ユーロ/円 141.66 141.74
ユーロ/米ドル 1.0986 1.0990
英ポンド/円 159.50 159.64
豪ドル/円 91.95 91.98
スイスフラン/円 141.83 141.91
原油(WTIC原油先物) 76.41 -2.46 -3.12% ⇒ ▲Wr.大幅下落 ⇒ ▽反発.sup50dMA ⇒ ▲吞込み.大幅下落.50MA割れ

1.ダウ平均の下値は堅く、上げに転じる場面もあった。3日発表の1月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数は55.2と、好不況の分かれ目である50を上回った。米経済の底堅さに着目し、景気後退は避けられるとみた買いを誘ったようだ。
 

雇用統計では景気動向を映す非農業部門雇用者数が前月比51万7000人増と、前月(26万人増)と市場予想(18万7000人増)を大きく上回った。失業率は予想に反して3.4%と53年ぶりの水準に低下した。「労働需給は明らかに引き締まっており、3月と5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが続くとの見方が強まった」(CIBCエコノミクス)。

2.前日夕に発表した決算で高い利益率を維持したスマートフォンのアップルは2%上昇。

ソフトウエアのマイクロソフトと顧客情報管理のセールスフォースが下げた。

3.雇用統計を受け、米長期金利が3.5%台に上昇(前日終値は3.39%)し、相対的な割高感が意識された高PER(株価収益率)のハイテク銘柄の重荷。ネット通販のアマゾン・ドット・コムが8%安、ネット検索のアルファベットは3%安。
ナスダックは週間では385.245ポイント(3.3%)高と堅調で、5週連続で上昇。

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【NY外為】
▽ドル全面高、131円台前半-さらなる利上げ観測  
//◇◆◆◇◆//◇◆▲▽ 
・ドルが主要10通貨に対して全面高。予想以上に力強い雇用統計やISM非製造業指数の持ち直しで、根強いインフレ圧力とさらなる利上げの必要性が示唆されたことから、ドル買いが優勢になった。

・ドルは対円では1ドル=131円台前半に急伸。ISM指数が公表されると131円台に上値を伸ばした。
米供給管理協会(ISM)が発表した1月の非製造業総合景況指数は、不調だった前月から改善した。消費者の需要が再び活発化し、景気が早期に減速するとの懸念が薄れた。
ドル円相場は¥131.20 ¥2.52 1.96%。

2.3
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略グローバル責任者、ウィン・シン氏は雇用統計について、「物価上昇圧力は消えないとの見方と整合的だ」と指摘。「パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は今週かなり自己満足に浸っていたことを後悔するはずだ。
インフレ率を2%に戻すためには、金利をもっと長期にわたり一段と高い水準に引き上げる必要性が明白にあるからだ」と述べた。

【米国株】
◆下落、雇用統計が予想以上に堅調 
//◇◇◇◇◇//▲▽▽◇◆ 
・3日の米株式相場は下落。労働市場の堅調を示唆する雇用統計の内容を見極める動きが進む中、日中は値動きが荒く、小幅高になる場面もあったが、結局は売りが優勢となった。

・この日発表された1月の雇用統計では雇用者数が予想以上に増加し、失業率は53年ぶりの水準に低下した。リセッション(景気後退)予想とは相いれない動きで、米金融当局に対し利上げ継続を求める圧力が強まった格好。

2.3
USバンク・ウェルス・マネジメントのシニアバイスプレジデント兼公開市場グループ責任者、リサ・エリクソン氏は「このような雇用統計を受け、米金融当局が『より高く、より長期の軌道』を確実に維持することが懸念される」と指摘。
「次回の政策会合までにはもちろん他のデータも発表されるが、今回の統計は労働市場が極度にひっ迫しているというリスクを抱え続けていることをあらためて示した」と述べた。

【米国債】
▲米国債利回り急伸、2年債一時21bp上昇
//◆◇◇◆◆//◆◇◇◇▲
・米国債は下落。( 利回りは急伸 )

・2年債利回りは一時21ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)近く上げて4.31%を付けた。雇用者数の伸びとISM非製造業景況指数が予想を上回ったことから、経済がリセッションに陥り、当局が年末までに利下げを強いられるとの見方が後退した。

・米10年債利回りは、+12.8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.52%。

2.3
ウィズダム・ツリー・インベストメンツの債券戦略責任者、ケビン・フラナガン氏は「こうした数字は利回りが今週の水準にとどまるのを難しくする。米金融当局がまだ利上げを進めている時に、2年債利回りが4%付近にあることに疑問が生じる」とし、「今回の統計は全体にわたって底堅かった」と述べた。

【原油】
▲3日続落
//◆▲+◇▲//▲▽▲▼▲ 
・雇用統計で米労働市場の堅調さが示されたことを受け、上値を伸ばす場面もあったが、その後は長期的な向かい風が意識されて売り優勢となった。

・米国の原油在庫は2021年半ば以来の高水準にあり、供給が依然として潤沢なことを示唆。一方、需要は不透明だ。中国の景気回復力への疑問がくすぶっている上に、世界の主要中央銀行が利上げを継続しており、世界的な景気下降を引き起こしかねないとの懸念がある。
・先物3月限は、2.49ドル(3.3%)安の1バレル=73.39ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント4月限は2.23ドル(2.7%)安の79.94ル。

2.3
TDセキュリティーズの商品戦略責任者、バート・メレク氏は「需給は大きく改善したり、引き締まったりはしていない」と指摘。「世界の供給は対ロシア制裁下でも確実に持ちこたえているとの見方がある。中国市場の逆風にも引き続き懸念している」と述べた。

BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏は、金利が一段と引き上げられる可能性を市場が織り込み始めている状況であり、ドルは上昇すると予想。それが「原油市場で流動性が低下する圧力」につながると述べた。

【NY金】
▲3日続落
//◇◇◇◆-//◆◇◇◆▲ 
・米雇用統計の発表後にドルと米国債利回りが急上昇したことを受け、金は売りを浴びた。

・金先物4月限は、54.20ドル(2.8%)安の1オンス=1876.60ドル。

2.3
マッコーリー・グループの商品戦略責任者、マーカス・ガーベイ氏は「上方向への勢いが止まり、その過程でボラティリティーが高まった場合は、ロングポジションを大幅に手じまう動きが生じ得る」と指摘した。

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【欧州株】
◇続伸
//◇◆◆◇◇//◆◆◆▽◇
・欧州経済の見通しへの期待感を背景にヘルスケア株やエネルギー銘柄が買われた。

・欧州600種指数は2022年4月以来、約10カ月ぶりの高値。週間では1.23%高となり、2週連続で上昇。

・S&Pグローバルが発表した1月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は22年6月以来、7カ月ぶりに景気拡大と悪化の分かれ目となる50を上回った。ユーロ圏経済が第1・四半期にマイナス成長を回避し、景気の回復が加速する可能性がある。

・ 欧州連合(EU)統計局が発表した22年12月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は、前年同月比上昇率が11月から減速した。

【欧州債】
▲利回りが上昇
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・米国の1月の雇用統計で雇用の伸びが大幅に加速したことが示されたことなどで、金融引き締めサイクルが早期に終了するとの見 方が後退。
前日は、欧州中央銀行(ECB)と米連邦準備理事会(FRB)の利上げサイクルはまもなく終了するとの観測から、国債利回りは低下。この日は動きが逆転した。

・短期金融市場は2日のECBの利上げ幅を51.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と織り込んでいる。ピーク金利見通しは7月までに3.54%と、1月3日以来の高水準に上昇。

・独10年債利回りは13ベーシスポイント(bp)上昇の2.19%。

3日 【日本株】
日経225 27,509.46 +107.41 +0.39%
TOPIX 1,970.26 +5.09 +0.26%
日経平均 ⇒ +◆かぶせ.調整 ⇒ +◆はらみ.調整 ⇒ ◇nr.もみあい
TOPIX  ⇒ ◆切下げ.調整 ⇒ ◆切下げ.調整 ⇒ ◇反発.もみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.29 -0.17 -1.03% ⇒ ◆nr.下げ
日経平均VI 16.46 -1.09 -6.21% ⇒ ◆BigDn.下げる
日経平均VI 17.55 +0.41 +2.39% ⇒ ◇吞込み反発
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・ECB、0.5ポイント利上げは3月も継続「意向」-以降は状況検証。
・英中銀、0.5ポイント利上げ決定-インフレに大きな上振れリスク。
・アップル、市場予想より大幅減収-供給問題や景気減速響く。
・アルファベット株下落、10-12月は低調な広告需要が重し。
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3日、日本株は上昇、海外景気の過度な懸念和らぐ-電機など輸出関連が主導

・3日の東京株式相場は上昇し、TOPIXは5営業日ぶりに反発。

・欧州や英国を含めたグローバルで中央銀行の金融引き締めサイクルが終わりに近づき、景気が改善するとの期待が相場を支えた。電機や精密機器、機械など輸出関連が上昇。

・半面、米大型テクノロジー企業の決算を受けて米株価指数先物が軟調に推移し、上値は重かった。前日に開示した決算で利益が市場予想を下回ったKDDIやパナソニック・ホールディングス、日本航空などに売りが出て、株価指数を押し下げた。

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アセットマネジメントOneの荻原健
海外の金融イベントを通過し、米国市場で金利低下・株高となった流れを引き継いだ。

米欧とも金融引き締めの到達点が見えてきたことで景気に対する楽観的な見方が増えた。その先の金融緩和に転じる可能性も市場の織り込みが進んでいる。

ただ景気後退への警戒感は残り、日経平均が2万7500円近辺まで上昇すると戻り売りは出やすい。米国の景気はソフトランディング(軟着陸)の可能性があるとはいえ落ち込んでいる。企業決算も下方修正含みの内容が多い。

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【個別銘柄】ソニーG、村田製、 パナHD、JAL、コナミG など

◇ソニーG 12200 +710大幅続伸。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は4287億円で前年同期比7.8%減となったが、市場予想は400億円強上回った。また、通期予想は従来の1兆1600億円から1兆1800億円に上方修正。
懸念されていたゲーム&ネットワークサービス、イメージング&センシング・ソリューションの主力2事業が大幅増益と好調、上方修正値はコンセンサス並みだが、ストレートに評価の動きが強まった。

◇村田製 7691 +201大幅続伸。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は773億円で前年同期比32.2%減、市場予想を200億円強下回った。通期予想も従来の3800億円から2950億円に再度の下方修正。
生産減少や為替円高、値下げなどが下振れ要因としている。ただ、足元で目線は大きく下がってきていたとみられ、MLCCの売上は1-3月期がボトムになるとの見方も強く、目先の悪材料出尽くし感が先行した形に。

◆パナHD 1153 -37大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は845億円で前年同期比15.8%増となり、市場予想を100億円強下回っている。
エナジー事業が大幅減益となった。通期予想は従来の3200億円から2800億円、前期比21.7%減に下方修正。インダストリー、エナジー事業などが減額されている。

◆JAL 2599 -97大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期のEBITDAは343億円で前年同期比658億円の改善となった。国内線、国際線ともに旅客需要の回復が続く形に。ただ、通期予想は従来の800億円から500億円、前期比では2895億円の改善となるが、下方修正した。
国内線、国際線ともに回復ペースが想定よりも緩慢となっているもよう。なお、3期ぶりの復配を発表しているものの想定線と捉えられた。

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2.3動いた株・出来た株
◇川崎汽船<9107> 2909 +125 23年3月期営業利益と配当予想を上方修正。
◇NTN<6472> 286 +24 通期予想据え置きで安心感も。
◇ソニーグループ<6758> 12030 +540 主力事業好調で10-12月期はコンセンサス上振れ。
◇HOYA<7741> 14345 +610 決算マイナス視の動きにも一巡感で。
◇村田製作所<6981> 7768 +278 再度の業績下方修正も目先の悪材料出尽くし感が先行。
◇太陽誘電<6976> 4550 +140 村田製作所の株価上昇が刺激に。
◇武田薬<4502> 4165 +111 第3四半期純利益の好進捗など評価。
◇ANA<9202> 2887 +55 コンセンサス上回る水準に業績上方修正。
◆中部鋼鈑<5461> 1957 -148 大幅上方修正で前日に急伸の反動。
◆SREHD<2980> 3470 -155 前日はリバウンド狙いで大幅反発も。
◆コナミグループ<9766> 6000 -240 想定以上の大幅下方修正を嫌気。
◆パナソニックホールディングス<6752> 1147.5 -42.5 10-12月期業績下振れで通期予想を下方修正。
◆三菱UFJ<8306> 933.9 -1.7 第3四半期コンセンサス下振れ決算をマイナス視。
◆日本航空<9201> 2607 -89 想定よりも回復ペース緩慢で収益予想を下方修正。
◆KDDI<9433> 3909 -109 第3四半期決算はコンセンサス下振れ。
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