*かぶとうし塾


アーカイブ

2023年2月3日金曜日

◆ドル弱い 円全面高に 原油.▼nr切下げ.75ドル台 令和5.2.3.Fri

3日 【日本株】
日経225 27,509.46 +107.41 +0.39%
TOPIX 1,970.26 +5.09 +0.26%
日経平均 ⇒ +◆かぶせ.調整 ⇒ +◆はらみ.調整 ⇒ ◇nr.もみあい
TOPIX  ⇒ ◆切下げ.調整 ⇒ ◆切下げ.調整 ⇒ ◇反発.もみあい
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 16.29 -0.17 -1.03% ⇒ ◆nr.下げ
日経平均VI 16.46 -1.09 -6.21% ⇒ ◆BigDn.下げる
日経平均VI 17.55 +0.41 +2.39% ⇒ ◇吞込み反発
--------------------------------------------------------------
・ECB、0.5ポイント利上げは3月も継続「意向」-以降は状況検証。
・英中銀、0.5ポイント利上げ決定-インフレに大きな上振れリスク。
・アップル、市場予想より大幅減収-供給問題や景気減速響く。
・アルファベット株下落、10-12月は低調な広告需要が重し。
--------------------------------------------------------------
3日、日本株は上昇、海外景気の過度な懸念和らぐ-電機など輸出関連が主導

・3日の東京株式相場は上昇し、TOPIXは5営業日ぶりに反発。

・欧州や英国を含めたグローバルで中央銀行の金融引き締めサイクルが終わりに近づき、景気が改善するとの期待が相場を支えた。電機や精密機器、機械など輸出関連が上昇。

・半面、米大型テクノロジー企業の決算を受けて米株価指数先物が軟調に推移し、上値は重かった。前日に開示した決算で利益が市場予想を下回ったKDDIやパナソニック・ホールディングス、日本航空などに売りが出て、株価指数を押し下げた。

--------------------------------------------------------------
アセットマネジメントOneの荻原健
海外の金融イベントを通過し、米国市場で金利低下・株高となった流れを引き継いだ。

米欧とも金融引き締めの到達点が見えてきたことで景気に対する楽観的な見方が増えた。その先の金融緩和に転じる可能性も市場の織り込みが進んでいる。

ただ景気後退への警戒感は残り、日経平均が2万7500円近辺まで上昇すると戻り売りは出やすい。米国の景気はソフトランディング(軟着陸)の可能性があるとはいえ落ち込んでいる。企業決算も下方修正含みの内容が多い。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】ソニーG、村田製、 パナHD、JAL、コナミG など

◇ソニーG 12200 +710大幅続伸。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は4287億円で前年同期比7.8%減となったが、市場予想は400億円強上回った。また、通期予想は従来の1兆1600億円から1兆1800億円に上方修正。
懸念されていたゲーム&ネットワークサービス、イメージング&センシング・ソリューションの主力2事業が大幅増益と好調、上方修正値はコンセンサス並みだが、ストレートに評価の動きが強まった。

◇村田製 7691 +201大幅続伸。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は773億円で前年同期比32.2%減、市場予想を200億円強下回った。通期予想も従来の3800億円から2950億円に再度の下方修正。
生産減少や為替円高、値下げなどが下振れ要因としている。ただ、足元で目線は大きく下がってきていたとみられ、MLCCの売上は1-3月期がボトムになるとの見方も強く、目先の悪材料出尽くし感が先行した形に。

◆パナHD 1153 -37大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は845億円で前年同期比15.8%増となり、市場予想を100億円強下回っている。
エナジー事業が大幅減益となった。通期予想は従来の3200億円から2800億円、前期比21.7%減に下方修正。インダストリー、エナジー事業などが減額されている。

◆JAL 2599 -97大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期のEBITDAは343億円で前年同期比658億円の改善となった。国内線、国際線ともに旅客需要の回復が続く形に。ただ、通期予想は従来の800億円から500億円、前期比では2895億円の改善となるが、下方修正した。
国内線、国際線ともに回復ペースが想定よりも緩慢となっているもよう。なお、3期ぶりの復配を発表しているものの想定線と捉えられた。

---------------------------------------------------
2.3動いた株・出来た株
◇川崎汽船<9107> 2909 +125 23年3月期営業利益と配当予想を上方修正。
◇NTN<6472> 286 +24 通期予想据え置きで安心感も。
◇ソニーグループ<6758> 12030 +540 主力事業好調で10-12月期はコンセンサス上振れ。
◇HOYA<7741> 14345 +610 決算マイナス視の動きにも一巡感で。
◇村田製作所<6981> 7768 +278 再度の業績下方修正も目先の悪材料出尽くし感が先行。
◇太陽誘電<6976> 4550 +140 村田製作所の株価上昇が刺激に。
◇武田薬<4502> 4165 +111 第3四半期純利益の好進捗など評価。
◇ANA<9202> 2887 +55 コンセンサス上回る水準に業績上方修正。
◆中部鋼鈑<5461> 1957 -148 大幅上方修正で前日に急伸の反動。
◆SREHD<2980> 3470 -155 前日はリバウンド狙いで大幅反発も。
◆コナミグループ<9766> 6000 -240 想定以上の大幅下方修正を嫌気。
◆パナソニックホールディングス<6752> 1147.5 -42.5 10-12月期業績下振れで通期予想を下方修正。
◆三菱UFJ<8306> 933.9 -1.7 第3四半期コンセンサス下振れ決算をマイナス視。
◆日本航空<9201> 2607 -89 想定よりも回復ペース緩慢で収益予想を下方修正。
◆KDDI<9433> 3909 -109 第3四半期決算はコンセンサス下振れ。
--------------------------------------------------------------
2.2
NYダウ 34,053.94 -39.02 -0.11%
NASDAQ 12,200.81 +384.49 +3.25%
S&P500 4,179.76 +60.55 +1.47%

NYダウ(INDU)⇒ ▽逆立ち.Sup50MA ⇒ ▽nr.切り返し ⇒ ▼nr.よこばい調整 
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽Wr反発.200MA突破 ⇒ ▽Wr.逆立ち ⇒ ◇BigUp 
S&P500(SPX) ⇒ ▽Wr反発 ⇒ ▽Wr.Reg高突破 ⇒ ◇BigUp
 
【 SOX指数 】
3,141.84 +68.37 (+2.22%) ⇒ ▽Wr反発.Sup10MA ⇒ ▽Wr.逆立ち ⇒ ◇BigUp

【 VIX恐怖指数 】
18.73 +0.86(+4.81%) ⇒ ◆吞込.下げ ⇒ ◆WR.窓埋め下げ ⇒ ▽Wr反発
+4.81P 大幅に反発 20台割れ続く( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

--------------------------------------------------------------
▼nr.よこばい調整  ⇒ ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落。
ヘルスケアなどディフェンシブ株が売られ、ダウ平均の重荷となっている。業績懸念の後退や米金利低下を受けてハイテク株が買われる半面、ディフェンシブ株からの資金流出が目立った。

◇BigUp ⇒ ナスダック総合株価指数は3日続伸。
米金利低下を受けてハイテク株が買われる。2日の取引終了後に決算発表を控えるスマートフォンのアップルやネット通販のアマゾン・ドット・コム、ネット検索のアルファベットなどに先回りの買いが入った。

--------------------------------------------------------------
//◇▽◆◆◇◆//◆◇◆▲◆ ドル円 128円台( 金融政策意識 )
//◇▽◆◆◇◆//◆◇◆◇▲ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇▽◆◇◇◆//◆◆◆◇◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆▲+◇▲//_▲▽▲▼ 原油 75ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替
◆ドル弱い 円全面高に 原油.▼nr切下げ.75ドル台 
2.3
米ドル/円 128.60 128.69
ユーロ/円 140.34 140.40
ユーロ/米ドル 1.0909 1.0911
英ポンド/円 157.39 157.48
豪ドル/円 91.02 91.09
スイスフラン/円 140.89 140.94
原油(WTIC原油先物) 75.88 -0.53 -0.69% ⇒ ▽反発.sup50dMA ⇒ ▲吞込み.大幅下落.50MA割れ ⇒ ▼nr切下げ

▲ドル下落 円強含み 原油.▲吞込み.大幅下落.50MA割れ.76ドル台  
2.2
米ドル/円 128.95 128.97
ユーロ/円 141.66 141.74
ユーロ/米ドル 1.0986 1.0990
英ポンド/円 159.50 159.64
豪ドル/円 91.95 91.98
スイスフラン/円 141.83 141.91
原油(WTIC原油先物) 76.41 -2.46 -3.12% ⇒ ▲Wr.大幅下落 ⇒ ▽反発.sup50dMA ⇒ ▲吞込み.大幅下落.50MA割れ

◆ドルもみあい 原油.▽反発.sup50dMA.78ドル台  
2.1
米ドル/円 130.07 130.10
ユーロ/円 141.30 141.37
ユーロ/米ドル 1.0863 1.0866
英ポンド/円 160.26 160.35
豪ドル/円 91.76 91.84
スイスフラン/円 142.01 142.06
原油(WTIC原油先物) 78.87 +0.97 +1.25% ⇒ ▲吞込.Cog ⇒ ▲Wr.大幅下落 ⇒ ▽反発.sup50dMA

1.昨年は相対的に底堅い値動きとなったディフェンシブ株から、売り込まれたハイテク株に資金を振り向ける傾向が強まった。
 

1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がたびたびインフレ鈍化に言及し、早期の米利上げ停止観測が強まった。米長期金利が低下し、ハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄の投資妙味も意識された。「ハイテク株の戻りに乗り遅れないよう、機関投資家が追随して買いを入れる動きがみられる」(シーミス・トレーディングのジョセフ・サルッジ氏)という。

2.1日夕に交流サイトのメタプラットフォームズが発表した四半期決算が市場予想を上回った。メタが急伸。2日の取引終了後に決算発表を控えるスマートフォンのアップルやネット通販のアマゾン・ドット・コム、ネット検索のアルファベットなどに先回りの買いが入った。

2日の決算で通期の利益見通しが市場予想に届かなかった製薬のメルクが安い。医療保険のユナイテッドヘルス・グループや保険のトラベラーズの下げも目立つ。

3.ナスダック総合株価指数は3日続伸し、2%あまり上げている。

--------------------------------------------------------------
【NY外為】
▲ドル安 円は対ドルで上昇-ユーロやポンドは下落  
//◇◆◆◇◆//◇◆▲ 
・ユーロとポンドが下落。ECBとイングランド銀行が予想通りの利上げを実施した後、引き締めサイクルが終わりに近づきつつあるとの見方から、債券利回りが低下したことが背景。ドル指数は昨年4月以来の低水準から持ち直した。

・主要10通貨では円が唯一、対ドルで上昇。一時は1ドル=128円09銭を付けた。ただし、日中を通して方向感に欠ける動きだった。
ドル円相場は¥128.70 -¥0.28 -0.22%。

2.2
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略グローバル責任者、ウィン・シン氏は「ユーロとポンドはこの日のECBと英中銀の行動の犠牲になっており、ドルがFOMC後の下げの大半を取り戻している」とリポートで指摘した。

ピムコのグローバルストラテジスト、ジーン・フリーダ氏は、米金融当局が引き締めを停止する見通しの中で投資家のリスク意欲が今年を通じて改善し、ドルはさらに下落すると予想した。

【米国株】
◇続伸、利上げサイクル終了近いとの観測 
//◇◇◇◇◇//▲▽▽◇ 
・2日の米株式市場ではS&P500種株価指数が3日続伸。米金融当局の引き締めサイクルが終わりに近づきつつあるとの観測から買いが優勢になった。

・大型ハイテク銘柄中心のナスダック100指数も3日続伸。前日の引け後に決算を発表したフェイスブック親会社のメタ・プラットフォームズは2013年以来の大幅高となった。

・この日の引け後に決算を公表したアマゾン・ドット・コムとグーグル親会社のアルファベット、アップルはいずれも、通常取引終了後の時間外取引で下落。

2.2
22Vリサーチの創業者、デニス・デブシェール氏は「データが米金融当局の考えを左右することになる」と指摘。「3日の雇用統計で賃金の伸び減速が確認される必要がある。さもなれば、認識が反転することになる。データ注視の姿勢は変わらない」と話した。

UBSウェルス・マネジメントのブラッド・バーンスタイン氏は「米金融当局は利上げペースを減速させたが、金融引き締めが今年の経済成長や企業業績にどう影響するのかやインフレの行方を巡る不確実性はまだかなり高い」と述べた。

【米国債】
◇小幅上昇、FOMC後の買いが続く
//◆◇◇◆◆//◆◇◇◇
・米国債は上昇。( 利回り下げる )

・前日の連邦公開市場委員会(FOMC)を受けた買いが続いた。

・米10年債利回りは、-1.8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.40%。

2.2
アビバ・インベスターズのシニアポートフォリオマネジャー、スティーブ・ライダー氏は「米金融当局とイングランド銀行(英中銀)がいずれも引き締めサイクルのピークに近いことを示唆した後、欧州中央銀行(ECB)も金融引き締めの終了に近いとの見方に違和感を持っていないことがこの日の会合で示唆された」と指摘。
「こうした引き締めのピークを背景に、国債のボラティリティーは今後数カ月に引き続き低下し、魅力的な収入の機会になると考える」と述べた。

【原油】
▼続落
//◆▲+◇▲//▲▽▲▼ 
・前日のFOMC声明およびパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長会見でインフレ抑制に進展があったとの見解が示されたのを受け、株式トレーダーはハイテク株など金利動向に敏感な銘柄の買いに動いている。

・先物3月限は、53セント(0.7%)安の1バレル=75.88ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント4月限は67セント(0.8%)安の82.17ドル。

2.2
CIBCプライベート・ウェルス・マネジメントのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「幅広く見れば、『グロース株』取引が復活する中でコモディティーは押されている」と指摘。「金利の動きと米金融当局の姿勢を受け、コモディティーとエネルギー銘柄から成長株への資金回帰が起きた」と述べた。

【NY金】
◆続落
//◇◇◇◆-//◆◇◇◆ 
・金先物相場も続落。

・金先物4月限は、12ドル(0.6%)安の1オンス=1930.80ドル。

>>2.1
ブルー・ライン・フューチャーズのチーフ市場ストラテジスト、フィル・ストライブル氏は「FOMC声明自体はタカ派的だったが、発言はその逆だった」と指摘。「金市場は利上げサイクルの終了が視野に入っているとみている」と述べた。

BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏は「様子見に回っている多くのヘッジファンドが再びロングに転じるためには、アジアからの強い需要を示すいくつかの明確な証拠が必要だ」と指摘。「原油相場は値固めとなっているようだが、価格の上振れリスクは依然として大きい」と述べた。

--------------------------------------------------------------
【欧州株】
▽上昇、強気相場入りに迫る
//◇◆◆◇◇//◆◆◆▽
・1日の欧州株はほぼ変わらず。投資家は米連邦公開市場委員会(FOMC)をはじめ金融当局による一連の政策発表に備えるとともに、企業決算を見極めた。

・欧州600指数は0.1%未満の下げ。一時は米求人件数の増加を好感し、0.5%高まで上昇していた。米供給管理協会(ISM)が発表した1月の製造業総合景況指数は5カ月連続で低下し、2020年5月以来の低水準となった。

・自動車、建設株が上昇した。
一方、ヘルスケアやエネルギー関連株は下落した。

【欧州債】
▽軒並み上昇
//◆◇◆◆◆//◆◇◆▽ 
・ドイツ債とイタリア債が小幅安。ユーロ圏のコア消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったほか、米国のISM製造業仕入れ価格指数や求人件数が予想中央値を上回ったことが響き、取引序盤の上げを失った。
FOMCは1日、欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中央銀行)は2日にそれぞれ金融政策を発表する。

・短期金融市場は2日のECBの利上げ幅を51.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と織り込んでいる。ピーク金利見通しは7月までに3.54%と、1月3日以来の高水準に上昇。

・ドイツ債上昇。 独国債10年物 2.28% 0.00。

・英国債は中期債がアウトパフォームし、長期債は続落。 英国債10年物 3.31% -0.03。

>> 1.27
ラボバンクの金利戦略責任者、リチャード・マクガイア氏は「ECBの次の動きがどうなるのかを把握するため、市場はいったん停止している」と述べた。

Powered By Blogger