*かぶとうし塾


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2023年2月2日木曜日

▲ドル下落 円強含み 原油.▲吞込み.大幅下落.50MA割れ.76ドル台 令和5.2.2.Thus

2日 【日本株】
日経225 27,402.05 +55.17 +0.20%
TOPIX 1,965.17 -7.06 -0.36%
日経平均 ⇒ ◆吞込.調整 ⇒ +◆かぶせ.調整 ⇒ +◆はらみ.調整
TOPIX  ⇒ ◆吞込.調整 ⇒ ◆切下げ.調整 ⇒ ◆切下げ.調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.46 -1.09 -6.21% ⇒ ◆BigDn.下げる
日経平均VI 17.55 +0.41 +2.39% ⇒ ◇吞込み反発
日経平均VI 17.14 +0.17 +1.00% ⇒ +◆はらみ上げ
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・FOMC、0.25ポイントに利上げ減速-さらなる引き上げが適切。
・米ISM製造業総合景況指数、5カ月連続で低下-予想も下回る。
・ドル・円相場は1ドル=128円台半ばを推移、前日の日本株終値時点は130円29銭。
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2日、TOPIXは4日続落、FOMC後の円高で自動車売り-半導体は上昇

・2日の東京株式市場でTOPIX(東証株価指数)は4日続落。

・米連邦公開市場委員会(FOMC)後の外国為替市場で円高が進み、自動車株などに売り圧力が強まった。米金利が低下し、銀行や保険などの金融株も値を下げた。

・一方、日経平均株価は続伸した。米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅に上昇し、日本でも半導体関連の上げが目立った

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三井住友DSアセットマネジメントの武内荘平
売りの背景は為替相場が円高に振れたことや製造業企業の決算で総じて弱さが目立ったことだ。朝方はFOMC後の米株高を好感した買いが入ったものの息切れしたのだろう。

製造業の決算に予想以上に減速感が表れ、景気懸念の売りが出ている印象だ。10-12月は為替による業績押し上げ効果が大きかったが、足元では期待できない。

世界景気の減速などが製造業の弱さにつながっている。きのう発表の米供給管理協会(ISM)の新規受注指数も低水準で、製造業の事業環境は悪くなっている。

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【個別銘柄】日立、住友化、中部鋼鈑 など

◇日立 7007 +301大幅反発。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期調整後営業利益は2029億円で前年同期比16.3%増となり、会社計画・市場予想をそれぞれ100億円強上振れた。グリーンエナジー&モビリティ事業が想定以上に好調。
会社計画上振れの主因は為替効果だったもよう。通期計画7530億円、前期比2.0%増は据え置く。サプライズは限定的とみられるものの、相対的な業績安心感を評価する動きが先行した。

◆住友化 454 -42大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は109億円で前年同期比79.7%減となり、通期予想は従来の1150億円からゼロにまで大幅下方修正。石油化学製品などの市況下落、ディスプレイ材料の需要減少のほか、不確定リスク要因を450億円織り込んでいるようだ。
大幅下方修正に伴い、従来12円を計画していた期末配当金を未定に変更。想定以上の下方修正や配当の不透明感をネガティブ視へ。

◇中部鋼鈑 2105 +226急伸。
前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は91.7億円で前年同期比3倍の水準となり、通期計画は従来の94億円から114億円、前期比2.1倍に上方修正している。
主原料である鉄スクラップ価格が想定を下回って推移し、マージンが想定以上に改善のもよう。また、年間配当金も従来計画の70円から記念配当10円を含む95円にまで引き上げ、前期比では52円の増配となる。

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2.2動いた株・出来た株
◆カカクコム<2371> 2106 -79 第3四半期累計の増益率が上半期より低下。
◇中部鋼鈑<5461> 2060 +181 大幅な業績・配当予想の上方修正を好感。
◇SREHD<2980> 3590 +210 決算嫌気して前日大幅安の反動も。
◇マキタ<6586> 3475 +200 決算受けて前日に大幅安の反動も。
◇マネックスグループ<8698> 497 +28 ビットコイン価格の上昇などが買い材料に。
◇マネーフォワード<3994> 5100 +245 中小型グロース株の代表格として買われる。
◇日立製作所<6501> 7040 +334 10-12月期はコンセンサス上振れ着地。
◇ルネサス<6723> 1387 +30 米SOX指数は5%の上昇に。
◆住友化学<4005> 459 -37 想定以上の大幅下方修正で期末配当金も未定に。
◆三井化学<4183> 2918 -137 住友化学の下方修正で連想売りも。
◆三菱ケミカルグループ<4188> 701 -23.7 住友化学の決算受けて総合化学が安い。
◆マツダ<7261> 1030 -35 為替の円高進行がマイナス視される。
◆東京電力HD<9501> 466 -12 10-12月期も厳しい決算状況が継続。
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2.1
NYダウ 34,092.96 +6.92 +0.02%
NASDAQ 11,816.32 +231.76 +2.00%
S&P500 4,119.21 +42.61 +1.05%

NYダウ(INDU)⇒ ◆Cog.調整へ ⇒ ▽逆立ち.Sup50MA ⇒ ▽nr.切り返し 
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆Cog.調整へ.200MA割れ ⇒ ▽Wr反発.200MA突破 ⇒ ▽Wr.逆立ち
S&P500(SPX) ⇒ ◆Cog.調整へ ⇒ ▽Wr反発 ⇒ ▽Wr.Reg高突破
 
【 SOX指数 】
2,935.93 +151.55 (+5.19%) ⇒ ◆Cog.調整へ ⇒ ▽Wr反発.Sup10MA ⇒ ▽Wr.逆立ち

【 VIX恐怖指数 】
17.87 -1.53(-7.89%) ⇒ ◇BigUp.急騰 ⇒ ◆吞込.下げ ⇒ ◆WR.窓埋め下げ
-7.89P 大幅に下げる 20台割れ続く( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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⇒ ▽nr.切り返し  ⇒ ダウ工業株30種平均は小幅に続伸。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表後は利上げ継続が意識され、500ドル超に下げ幅を広げる場面があった。だが、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の会見中に急速に下げ渋り、上げに転じた。

▽Wr.逆立ち ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
前日夕に市場予想を上回る決算を発表した半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が13%高となった。エヌビディアなど同業にも買いが波及した。電気自動車のテスラも高い。。

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//◇▽◆◆◇◆//◆◇◆▲ ドル円 128円台( 金融政策意識 )
//◇▽◆◆◇◆//◆◇◆◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇▽◆◇◇◆//◆◆◆◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆▲+◇▲//_▲▽▲ 原油 76ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▲ドル下落 円強含み 原油.▲吞込み.大幅下落.50MA割れ.76ドル台  
2.2
米ドル/円 128.95 128.97
ユーロ/円 141.66 141.74
ユーロ/米ドル 1.0986 1.0990
英ポンド/円 159.50 159.64
豪ドル/円 91.95 91.98
スイスフラン/円 141.83 141.91
原油(WTIC原油先物) 76.41 -2.46 -3.12% ⇒ ▲Wr.大幅下落 ⇒ ▽反発.sup50dMA ⇒ ▲吞込み.大幅下落.50MA割れ

◆ドルもみあい 原油.▽反発.sup50dMA.78ドル台  
2.1
米ドル/円 130.07 130.10
ユーロ/円 141.30 141.37
ユーロ/米ドル 1.0863 1.0866
英ポンド/円 160.26 160.35
豪ドル/円 91.76 91.84
スイスフラン/円 142.01 142.06
原油(WTIC原油先物) 78.87 +0.97 +1.25% ⇒ ▲吞込.Cog ⇒ ▲Wr.大幅下落 ⇒ ▽反発.sup50dMA

◇ドル反発 原油▲Wr.大幅下落.77ドル台 
1.31
米ドル/円 130.42 130.45
ユーロ/円 141.49 141.58
ユーロ/米ドル 1.0849 1.0853
英ポンド/円 161.04 161.16
豪ドル/円 92.01 92.08
スイスフラン/円 141.04 141.09
原油(WTIC原油先物) 77.90 -1.78 -2.23% ⇒ ◇反発 ⇒ ▲吞込.Cog ⇒ ▲Wr.大幅下落

1.FRBは1月31日~2月1日に開いたFOMCで、市場の予想通り0.25%の利上げを決めた。利上げ幅は前回の0.5%から縮小した。声明では「継続的な引き上げが適切」との前回の表現を維持。今後も複数回の利上げが継続されるとの見方を誘い、株売りを促す場面があった。
だが、パウエル議長の記者会見が始まると、ダウ平均は下げ渋った。これまでの金融引き締めの効果で「昨年の米経済の伸びは大幅に減速した」との認識を示した。さらに質疑応答で「初めてディスインフレーション(インフレ沈静化)のプロセスが始まったといえる」と述べた。

市場では「議長会見はインフレに対してハト派的だ」(CIBCエコノミクス)と受け止められた。「利上げ停止は近い。深刻な景気悪化を招かずにインフレを抑制できる」(ボケ・キャピタル・パートナーズのキム・フォレスト氏)と、FRBが金融引き締めの手を緩めることでソフトランディング(軟着陸)を期待する声も聞かれた。

2.米長期金利が低下し、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株が買われた。顧客情報管理のセールスフォースとソフトウエアのマイクロソフトが2%ほど上げた。スポーツ用品のナイキやホームセンターのホーム・デポなど消費関連株も高い。

アナリストの目標株価引き下げが相次いだバイオ製薬のアムジェンは売られた。米原油先物相場が下落し、石油のシェブロンと建機のキャタピラーも下げた。

3.前日夕に市場予想を上回る決算を発表した半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が13%高となった。エヌビディアなど同業にも買いが波及した。電気自動車のテスラも高い。

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【NY外為】
▲ドル安 円は対ドルで上昇、一時128円55銭-パウエル議長発言受け  
//◇◆◆◇◆//◇◆▲ 
・ドル指数が昨年4月以来の水準に低下。FOMCが利上げペースを落とした後、パウエルFRB議長はあと「2回ほどの」利上げを協議中だと話した。

・ユーロは上昇。欧州中央銀行(ECB)は2日に政策決定を発表する。

・円は対ドルで上昇し、128円台後半。一時は128円55銭を付ける場面もあった。
ドル円相場は¥128.93 -¥1.16 -0.9%。

2.1
クレディ・アグリコルCIBのG10通貨戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏は「ドルは全面安となっている」と指摘。「ユーロと円が思いも寄らない勝ち組となる可能性がある」と続けた。

【米国株】
▽続伸、議長がインフレ抑制で進展と指摘 
//◇◇◇◇◇//▲▽▽ 
・1日の米株式相場は続伸。S&P500種株価指数は1%余り上昇。大型ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は2.2%値上がりした。

・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が連邦公開市場委員会(FOMC)会合後の記者会見で、当局はインフレとの闘いで進展したとの見解を示した。ただ、追加利上げが正当化される可能性は高いとも警告した。
パウエル議長は「ディスインフレのプロセスが始まっている」とし、積極的な引き締めサイクルが物価上昇ペースの鈍化という望ましい効果をもたらし始めていることを示唆した。

・通常取引終了後の時間外取引では、フェイスブック親会社のメタ・プラットフォームズが一時15%超上昇。力強い広告需要を追い風に、売上高が予想を上回った。

2.1
ルネサンス・マクロ・リサーチのエコノミクス担当責任者、ニール・ダッタ氏は「パウエル議長は金融状況が著しく引き締まったと述べた。実際には、金融状況は著しく緩和しているにもかかわらずだ。同氏がこれを言ったという事実それ自体がハト派的だ」と指摘。当局が「時期尚早に勝利を宣言する」確率は高まりつつあると、付け加えた。

ラザードのチーフ市場ストラテジスト、ロナルド・テンプル氏は「市場はもう1回だけの利上げを織り込んでいるが、FOMCの発表は複数の追加利上げが適切になる可能性を示唆している。
米求人件数が記録的な水準に近いことを示唆するこの日の統計も踏まえると、金利がどこまで高くなり、その水準にどの程度長くとどまるかについて市場はなおハト派に傾き過ぎていると考える」と述べた。

チャールズ・シュワブUKのマネジングディレクター、リチャード・フリン氏は、投資家は利上げが休止される時期に焦点を移すだろうと述べた。

【米国債】
◇上昇
//◆◇◇◆◆//◆◇◇
・米国債は上昇。( 利回り下げる )

・2年債利回りは一時12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の4.08%。

・米10年債利回りは、-9.03ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.42%。

>> 1.30
BMOキャピタル・マーケッツのベン・ジェフリー、イアン・リンジェン両氏は「この1週間はFOMCだけにとどまらない。2月3日の雇用統計では年明けの労働市場の強さがはっきりするだろう」とリポートに記した。
2日には欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中銀)がそれぞれ0.5ポイントの利上げを実施するとも予想されている。

【原油】
▲反落し、約1カ月ぶりの大幅安
//◆▲+◇▲//▲▽▲ 
・米エネルギー情報局(EIA)のデータで原油在庫が2021年6月以来の水準に膨らんでいることが示され、売りが優勢になった。同データによれば、製油所の稼働率が比較的低いにもかかわらず、留出油など石油製品の在庫も増加した。

・先物3月限は、2.46ドル(3.1%)安の1バレル=76.41ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント4月限は2.62ドル安の82.84ドル。

2.1
みずほセキュリティーズUSAの先物部門ディレクター、ボブ・ヨーガー氏は、こうしたデータは足元の需要がさえない状況を示していると指摘した。

【NY金】
◇上昇
//◇◇◇◆-//◆◇◇ 
・パウエル議長の発言を受けて上昇。FOMCの利上げ決定後、同議長の会見までは前日比ほぼ変わらずで推移していた。

・金先物4月限は、前日比0.7%高の1オンス=1942.51ドル。

2.1
ブルー・ライン・フューチャーズのチーフ市場ストラテジスト、フィル・ストライブル氏は「FOMC声明自体はタカ派的だったが、発言はその逆だった」と指摘。「金市場は利上げサイクルの終了が視野に入っているとみている」と述べた。

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【欧州株】
◆ほぼ変わらず、欧米の金融政策発表控え
//◇◆◆◇◇//◆◆◆
・1日の欧州株はほぼ変わらず。投資家は米連邦公開市場委員会(FOMC)をはじめ金融当局による一連の政策発表に備えるとともに、企業決算を見極めた。

・欧州600指数は0.1%未満の下げ。一時は米求人件数の増加を好感し、0.5%高まで上昇していた。米供給管理協会(ISM)が発表した1月の製造業総合景況指数は5カ月連続で低下し、2020年5月以来の低水準となった。

・自動車、建設株が上昇した。
一方、ヘルスケアやエネルギー関連株は下落した。

【欧州債】
◆独債下落
//◆◇◆◆◆//◆◇◆ 
・ドイツ債とイタリア債が小幅安。ユーロ圏のコア消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったほか、米国のISM製造業仕入れ価格指数や求人件数が予想中央値を上回ったことが響き、取引序盤の上げを失った。
FOMCは1日、欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中央銀行)は2日にそれぞれ金融政策を発表する。

・短期金融市場は2日のECBの利上げ幅を51.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と織り込んでいる。ピーク金利見通しは7月までに3.54%と、1月3日以来の高水準に上昇。

・ドイツ債上昇。 独国債10年物 2.28% 0.00。

・英国債は中期債がアウトパフォームし、長期債は続落。 英国債10年物 3.31% -0.03。

>> 1.27
ラボバンクの金利戦略責任者、リチャード・マクガイア氏は「ECBの次の動きがどうなるのかを把握するため、市場はいったん停止している」と述べた。

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