*かぶとうし塾


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2023年2月1日水曜日

◆ドルもみあい 原油.▽反発.sup50dMA.78ドル台 令和5.2(如月).1.Wed

1日 【日本株】
日経225 27,346.88 +19.77 +0.07%
TOPIX 1,972.23 -3.04 -0.15%
日経平均 ⇒ ◇nr.よこばい調整 ⇒ ◆吞込.調整 ⇒ +◆かぶせ.調整
TOPIX  ⇒ -◇nr下げ.調整 ⇒ ◆吞込.調整 ⇒ ◆切下げ.調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 17.55 +0.41 +2.39% ⇒ ◇吞込み反発
日経平均VI 17.14 +0.17 +1.00% ⇒ +◆はらみ上げ
日経平均VI 16.97 -0.03 -0.18% ⇒ ◆吞込み
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・米雇用コスト、予想下回る伸び-利上げペース減速の論拠強まる。
・FRB、5月には利上げ停止の方向か-インフレ鈍化の傾向続けば。
・キャタピラー、中国需要は今年も軟調と警告-22年水準を下回る予想。
・ニューヨーク原油先物は1.3%高の1バレル=78.87ドル。
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1日、TOPIXは続落、レーザテクなど決算発表銘柄に売り-自動車は堅調

・1日の東京株式市場でTOPIXは3日続落。

・業績を前日に開示したレーザーテックやHOYA、JR東日本、マキタなどに決算内容を嫌気した売りが相次ぎ、株価指数を押し下げた。

・米金融政策や米製造業指標の発表を控えて米株価指数先物が軟調に推移したことも重しとなった。

・米利上げペースの鈍化期待から、自動車や鉄鋼など景気敏感銘柄の一角が堅調だった。海外市場の原油高を受け、商社や鉱業、石油・石炭製品といった関連株も高い。

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しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹
昨日の米国株高を好材料としていったん織り込んでいる。ボックス相場になっている日経平均株価は2万7500円近辺で上値が少し重くなる可能性がある。

米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅が固まり、3月で打ち止めかもしれないというところはほぼコンセンサス。その後は景気への影響を見たいということになると思う。

国内の企業決算では好業績銘柄が買われ、不振銘柄は売られている。個別の反応は非常に素直で、市場のムードは悲観または楽観に偏った一色ではない。

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【個別銘柄】JR東、キヤノン、レーザーテック、アドバンテス、TOTO など

◆JR東 7020 -220大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は1120億円、同期間としては3期ぶりの黒字になっている。通期計画1530億円に対する進捗率は73.2%、通期の市場コンセンサスは会社計画を上回る水準であり、想定よりは弱含み推移と捉えられている。
不動産・ホテル事業の減益は不動産売却益の減少が主因であるが、鉄道運輸収入、流通・サービス事業の営業収益回復はやや期待値まで達していないようだ。

◆レーザーテック 22020 -3510急落。
前日に上半期決算を発表、営業利益は181億円で前年同期比41.6%増となったが、市場予想を20億円程度下回った。また、受注高は943億円で同47.2%減となり、通期予想は従来の3000億円から1800億円に引き下げた。
マスク検査装置が受注下振れの中心となっているもよう。会社側では顧客の発注タイミングの問題が主因としているが、当面の業績コンセンサス切り下がりにもつながる形。

◇アドバンテス 9570 +370大幅反発。
前日に第3四半期決算を発表。10-12月期営業益は412億円で前年同期比22.8%増となり、ほぼ市場予想線上での着地だった。通期予想1700億円は据え置き。
2023年の市場見通しは、SoCテスタが35-42億ドル、メモリ・テスタは9-12億ドルとし、それぞれ22年度推定の39-41億ドル、12-13億ドルから伸び悩むとみているが、想定内で短期的なあく抜け感に。

◆TOTO 4600 -420大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は229億円で前年同期比39.8%増となり、5四半期ぶりの増益に転じた。国内ウォシュレット生産の回復やセラミック事業の伸長が背景。一方、通期予想は540億円から490億円に下方修正した。
10-12月期の米国や中国の売上低迷、セラミック製品の生産調整などを反映のもよう。市場予想は従来会社計画並みのため、ネガティブな反応が優勢。

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2.1動いた株・出来た株
◇日本M&Aセンターホールディングス<2127> 1382 +69 株価急落の反動で自律反発へ。
◇TDK<6762> 4675 +70 通期下方修正も10-12月期は市場予想上振れ。
◇SCREEN<7735> 9980 +410 第3四半期好決算で買い安心感。
◇アドバンテスト<6857> 9540 +340 10-12月期決算や2023年の市場見通しは想定線で。
◆HOYA<7741> 13870 -330 前日発表の決算を引き続きマイナス視。
◆レーザーテック<6920> 22375 -3155 今期受注計画は想定以上の下方修正に。
◆東北電力<9506> 650 -48 業績下方修正で純損失拡大へ。
◆JR東<9020> 7040 -200 第3四半期決算は想定よりもやや弱含みへ。
◆JR西<9021> 5270 -165 第3四半期大幅増益決算ながら出尽くし感優勢に。
◆コマツ<6301> 3120 -35 第3四半期好決算継続もサプライズ限定的。
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1.31
NYダウ 34,086.04 +368.95 +1.09%
NASDAQ 11,584.55 +190.73 +1.67%
S&P500 4,076.60 +58.83 +1.46%

NYダウ(INDU)⇒ ◇nr.よこばい ⇒ ◆Cog.調整へ ⇒ ▽逆立ち.Sup50MA 
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽切返浮上.200MA突破 ⇒ ◆Cog.調整へ.200MA割れ ⇒ ▽Wr反発.200MA突破
S&P500(SPX) ⇒ ▽切返浮上 ⇒ ◆Cog.調整へ ⇒ ▽Wr反発
 
【 SOX指数 】
2,921.92 +55.23 (+1.93%) ⇒ -△陽下げ.もみあい ⇒ ◆Cog.調整へ ⇒ ▽Wr反発.Sup10MA

【 VIX恐怖指数 】
19.40 -0.54(-2.71%) ⇒ ▲切下げ下落 ⇒ ◇BigUp.急騰 ⇒ ◆吞込.下げ
-2.71P 下げる 20台割れ続く( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽逆立ち.Sup50MA  ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
取引開始前に発表された2022年10~12月期の米雇用コスト指数が市場予想ほど上昇せず、インフレ鈍化につながるとの見方が広がった。米長期金利が低下し、ハイテク株が買われたのも相場を押し上げた。

▽Wr反発.200MA突破 ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
電気自動車のテスラやネット通販のアマゾン・ドット・コムが上昇。

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//◇▽◆◆◇◆//◆◇◆ ドル円 130円台( 金融政策意識 )
//◇▽◆◆◇◆//◆◇◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇▽◆◇◇◆//◆◆◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆▲+◇▲//_▲▽ 原油 78ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドルもみあい 原油.▽反発.sup50dMA.78ドル台  
2.1
米ドル/円 130.07 130.10
ユーロ/円 141.30 141.37
ユーロ/米ドル 1.0863 1.0866
英ポンド/円 160.26 160.35
豪ドル/円 91.76 91.84
スイスフラン/円 142.01 142.06
原油(WTIC原油先物) 78.87 +0.97 +1.25% ⇒ ▲吞込.Cog ⇒ ▲Wr.大幅下落 ⇒ ▽反発.sup50dMA

◇ドル反発 原油▲Wr.大幅下落.77ドル台 
1.31
米ドル/円 130.42 130.45
ユーロ/円 141.49 141.58
ユーロ/米ドル 1.0849 1.0853
英ポンド/円 161.04 161.16
豪ドル/円 92.01 92.08
スイスフラン/円 141.04 141.09
原油(WTIC原油先物) 77.90 -1.78 -2.23% ⇒ ◇反発 ⇒ ▲吞込.Cog ⇒ ▲Wr.大幅下落

週明け ◆ドル弱い 円強含み 原油.▲Cog.下落.79ドル台  
1.30
米ドル/円 129.77 129.80
ユーロ/円 140.92 141.00
ユーロ/米ドル 1.0859 1.0863
英ポンド/円 160.76 160.89
豪ドル/円 92.15 92.24
スイスフラン/円 140.82 141.09
1.27原油(WTIC原油先物) 79.68 -1.33 -1.64% ⇒ +nr.はらみ ⇒ ◇反発 ⇒ ▲吞込.Cog

1.雇用コスト指数は前期比1.0%上昇と、伸び率は7~9月期(1.2%)と市場予想(1.1%)を下回った。「労働市場からのインフレ圧力が弱まっている」(ウェルズ・ファーゴのサラ・ハウス氏)と、米連邦準備理事会(FRB)の利上げが減速するとの見方を誘った。

米長期金利が3.50%前後に低下(前日終値は3.59%)し、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株が買われた。

2.ソフトウエアのマイクロソフトと顧客情報管理のセールスフォースの上昇が目立った。化学のダウや工業製品・事務用品のスリーエムなど景気敏感株も高い。

決算で1株利益が市場予想を下回った建機のキャタピラーは4%安。

3.相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株が買われた。電気自動車のテスラやネット通販のアマゾン・ドット・コムが上昇。

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【NY外為】
◆ドル安 一時129円75銭-米インフレ鈍化の兆し 
//◇◆◆◇◆//◇ 
・ドル指数が上げを消した。雇用コストの伸びが予想を下回り、FOMCが今週の会合で利上げ幅を縮小させる論拠が強まったことが背景。

・円は対ドルで小幅上昇し、1ドル=130円前半。一時は129円75銭を付ける場面もあった。
ドル円相場は¥130.10 -¥0.29 -0.2%。

1.31
ブルームバーグ・エコノミクスは、FOMCは1月31-2月1日の会合で25bp利上げにベースを落とす見通しだと指摘。ただし、FOMCは5.25%のピーク水準に向けまだ利上げの軌道上にあり、当局者らは年内の利下げを一切予見していないと、パウエルFRB議長は示唆する可能性が高いと付け加えた。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略グローバル責任者、ウィン・シン氏は「米金融当局が小幅な利上げに再びペースを減速させる可能性が高い中、市場はこれを当局の決意が弱い証しだと間違って解釈する可能性もある」とリポートで指摘。
「FOMCはさらなる利上げの可能性を十分に残すはずで、当局は政策金利が5%を超える水準まで利上げを続け、24年までその水準で据え置く用意があるとパウエル氏は強調するだろう」と続けた。

【米国株】
▽ナスダック100、大幅高 
//◇◇◇◇◇//▲▽ 
・31日の米株式相場は反発。連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を1日に控え、雇用コストの伸びが市場予想を下回り、インフレ鈍化の兆候が新たに示されたことを好感。

・この日は比較的薄商いだったため、株価上昇はショートカバーが要因だった可能性もある。S&P500種株価指数は月間ベースでは昨年10月以来の大幅高。

1.31
ムーレンカンプのポートフォリオマネジャー、ジェフ・ムーレンカンプ氏は、最近の株式や債券の上昇は米金融当局が目指す金融状況の引き締めに寄与しないと指摘。1日のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見については、「市場に対し現在やっていないことをやるよう引き続き促す見込みだ」と述べた。

TDアメリトレードのヘッド・トレーディング・ストラテジスト、ショーン・クルス氏は、新年入り後の経済指標や企業決算は多くが予想通りだったと指摘。米金融当局が23年後半に取り得る行動に焦点が集まっているとし、「われわれのベースラインが今どの位置にあるのかは分かっている。市場を動かしているのは年後半の米金融政策を巡る思惑だ」と続けた。

【米国債】
◇上昇
//◆◇◇◆◆//◆◇
・米国債は上昇。( 利回り下げる )

・10年債利回りは3.5%前後に低下。同利回りは月間ベースでは30ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り下げ、昨年11月以来の大幅低下となった。

・米10年債利回りは、-3.16ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.51%。

>> 1.30
BMOキャピタル・マーケッツのベン・ジェフリー、イアン・リンジェン両氏は「この1週間はFOMCだけにとどまらない。2月3日の雇用統計では年明けの労働市場の強さがはっきりするだろう」とリポートに記した。
2日には欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中銀)がそれぞれ0.5ポイントの利上げを実施するとも予想されている。

【原油】
▽3営業日ぶりに反発
//◆▲+◇▲//▲▽ 
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国で構成するOPECプラスは、2月1日に共同閣僚監視委員会(JMMC)会合を開く。複数の代表者によると、JMMCは現行の生産計画維持を提言する方針。

・中国のコロナ制限措置解除で世界の需要が拡大していることから、生産計画が維持されれば、原油価格への上昇圧力となる。株式市場のリスクオンムードも原油相場の支援材料だった。 

・先物3月限は、97セント(1.3%)高の1バレル=78.87ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント3月限は41セント安の84.49ドル。

>>1.30
米連邦公開市場委員会(FOMC)が2月1日に発表する政策金利に関する決定、および米国の需要に影響し得る今後の引き締めサイクルに関する見解をトレーダーは待っている。
  TDセキュリティーズのシニア商品ストラテジスト、ダニエル・ガリ氏は「今回の会合でサプライズがある可能性が高いとは思わないが、その先の会合に向けたトーンは極めて重要になるだろう」と述べた。

【NY金】
◇4営業日ぶりに上昇
//◇◇◇◆-//◆◇ 
・米経済指標の発表を受けてドルが下落し、米国債利回りが低下したことを背景に、一時の下げからプラスに転じた。

・金先物4月限は、6.10ドル(0.3%)高の1オンス=1945.30ドル。

>>1.27
ヘレウス・プレシャス・メタルズのシニアトレーダー、タイ・ウォン氏は「中国の連休は明けたが、金に関しては動きが少なく静かにみえる」と指摘。
「このままだと相場が先に1オンス=1900ドルを付けるのか1950ドルを付けるのか、判断し難いかもしれない。非常にイベントの多い週の静かなスタートだ」と述べた。

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【欧州株】
◆続落
//◇◆◆◇◇//◆◆
・31日の欧州株は続落。投資家は想定されている欧米金融当局の追加利上げに備えているほか、大手金融機関の決算を見極めた。

・欧州600指数は0.3%安。銀行の決算が相次ぎ発表され、スイスの銀行UBSグループの株価は下落。同行の2022年10-12月(第4四半期)決算でトレーディング手数料とウェルスマネジメント部門のトランザクション収入の落ち込みが嫌気された。

・1月としては2015年以降で最高となった。インフレ減速やガス価格下落への期待、中国の経済活動再開が手掛かりとなっている。

【欧州債】
◇ドイツ債上昇
//◆◇◆◆◆//◆◇ 
・欧州債市場ではイタリア債が1週間ぶりに上昇。ドイツ債とのスプレッドは今月、2020年7月以降で最も縮小した。フランスの1月のインフレ率が予想を下回ったことに反応した。

・短期金融市場が織り込む欧州中央銀行(ECB)のピーク金利は1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して3.50%。今週のECBの金融政策発表では0.5ポイントの利上げを完全に織り込んでいる。

・ドイツ債上昇。 独国債10年物 2.29% -0.03。

・英国債は短い年限を中心に小幅高。長期債は下落した。 英国債10年物 3.33% -0.00。

>> 1.27
ラボバンクの金利戦略責任者、リチャード・マクガイア氏は「ECBの次の動きがどうなるのかを把握するため、市場はいったん停止している」と述べた。

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