*かぶとうし塾


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2023年2月7日火曜日

◇ドルもみあい 円安-維持 原油.▽反発.TTS.74ドル台 令和5.2.7.Tue

7日 【日本株】
日経225 27,685.47 -8.18 -0.03%
TOPIX 1,983.40 +4.18 +0.21%
日経平均 ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ +◆BigUp.もみあい ⇒ ◆切下げ
TOPIX  ⇒ ◇反発.もみあい ⇒ +◆BigUp.もみあい ⇒ +◆nr.もみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.56 -0.02 -0.12% ⇒ -nr.もみあい
日経平均VI 16.58 +0.29 +1.78% ⇒ ◇反発TSP
日経平均VI 16.29 -0.17 -1.03% ⇒ ◆nr.下げ
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・世界の債券価格が下落基調、当局者のタカ派的メッセージ相次ぐ。
・雨宮日銀副総裁に次期総裁就任を打診したことはない-鈴木財務相。
・名目賃金4.8%増と26年ぶりの伸び、実質9カ月ぶりプラス。
・ドル・円相場は1ドル=132円台前半で推移、前日の日本株終値時点は131円73銭。
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7日、TPOIX小幅続伸、円安傾向で投資家心理改善-米利上げ継続警戒

・7日の東京株式相場はTOPIXが小幅続伸。日経平均は午後に小幅安に転じた。

・外国為替市場で円安傾向が続いていることが投資家心理を改善させた。金利上昇観測により銀行株の上げが目立った。

・米金融当局が利上げを継続するとの懸念から米国株が下げており、日本株も上値が重い展開。

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JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾
円安が追い風になったほか、銀行、保険など金融株は内外金利上昇の恩恵を受けて買われた。

日米株とも株価収益率(PER)主導で上がってきただけに、米金利がさらに上がると米国株はもちろん日本株も上値が重くなるだろう。

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松井証券の窪田朋一郎
米雇用統計の強さや日銀人事報道により円安が進み、いったんは株価の支援材料になったが、米景気が強ければ早期の米利下げもなくなるため単純にプラスとは言えず、利食い売りが出た。

雨宮日銀副総裁が次期総裁になってもイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の早期撤廃の流れは変わらないとの見方もあり、投資家は慎重姿勢を崩していない。

銀行株は調整局面に入っていたが、米長期金利上昇に加え、根強いYCC早期撤廃観測もあり、その揺り戻しで買われた。

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【個別銘柄】資生堂、JFE、ヤマトHD など

◇資生堂 6623 +136大幅続伸。
22年12月期収益予想の上方修正を発表している。コア営業利益は従来予想の400億円から510億円、前期比19.9%増に引き上げ。
費用コントロールや構造改革効果、為替の影響もプラスとなり、国内や中国での売上下振れを十分に吸収する形となったようだ。第3四半期決算時には複数の業績下振れ要因なども指摘されていたため、大幅上方修正にはポジティブなインパクトも。なお、決算発表は10日の予定。

◆JFE 1556 -144大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期税前利益は326億円で前年同期比70.6%減となり、通期予想は従来の2400億円から2138億円に下方修正。
国内建材需要減少による鉄鋼の減産が主因となる。未定としていた年間配当金は80円としており、業績とともに市場コンセンサスを下振れへ。前日終値ベースでの配当利回りは4.7%となる。本日は日本製鉄なども連想感で売りが優勢。

◇ヤマトHD 2440 +183大幅続伸。
前日に第3四半期決算、並びに通期予想の下方修正を発表。通期営業利益は従来の750億円から610億円に引き下げも、上半期までの状況から下振れ自体は織り込み済み。
10-12月期営業利益は484億円で前年同期比1.8%増と5四半期ぶりの増益に転じ、目先の悪材料出尽くし感にもつながった。また、宅急便の届出運賃改定と年度ごとの見直し方針を発表、来期以降の収益向上も期待された。

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2.7動いた株・出来た株
◆三菱重工業<7011> 4940 -115 第3四半期累計の事業利益増益率が上半期から縮小。通期予想に対する進捗率52%。
◇ヤマトHD<9064> 2431 +174 10-12月期の増益転換や値上げによる収益向上期待で。
◇SGホールディングス<9143> 2085 +84 ヤマトHD株高もあり価格改定効果を期待視する動きが継続へ。
◆JFEホールディングス<5411> 1562 -138 業績下方修正で配当計画も想定下振れ。
◆日本製鉄<5401> 2689 -41 JFEHDの決算を受けて連想売りも。
◇三菱UFJ<8306> 939.9 +30.9 前日は日銀総裁人事への警戒感で大幅安となったが。
◇オリックス<8591> 2333 +55.5 第3四半期好進捗などポジティブ視。
◇資生堂<4911> 6647 +160 収益予想の上方修正に買いインパクト。
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2.6
NYダウ 33,891.02 -34.99 -0.10%
NASDAQ 11,887.45 -119.50 -1.00%
S&P500 4,4,111.08 -25.40 -0.61%

NYダウ(INDU)⇒ ▼nr.よこばい調整 ⇒ ▲nr.調整 ⇒ ▼nr.調整3  
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◇BigUp ⇒ -△陽下げ.調整 ⇒ ◆nr.調整2   
S&P500(SPX) ⇒ ◇BigUp ⇒ ▲nr.調整 ⇒ ◆nr.調整2
 
【 SOX指数 】
3,029.74 -52.36 (-1.70%) ⇒ ◇BigUp ⇒ -△陽下げ.調整 ⇒ -nr.調整

【 VIX恐怖指数 】
19.43 +1.10 (+6.00%) ⇒ ▽Wr反発 ⇒ ◆はらみ.様子見 ⇒ △BigUp.Reg10MA
+6.00P 大きく上げる 20台割れ続く( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▼nr.調整3  ⇒ ダウ工業株30種平均は小幅に3日続落。
労働市場の需給逼迫を背景に米連邦準備理事会(FRB)による早期の利上げ停止や年後半の利下げ転換の観測が後退し、売りが出た。半面、米景気の強さに着目した買いが相場を支えた。

◆nr.調整2 ⇒ ナスダック総合株価指数は続落。
ネット検索のアルファベットやネット通販のアマゾン・ドット・コムが下落した。半面、米国で一部車種を値上げしたと伝わった電気自動車のテスラは上昇。

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//◆◇◆▲◆▽//▽◇ ドル円 132円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◇▲▽//▽◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◆◆◇◆◆//◇◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▲▽▲▼▲//_▽ 原油 74ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドルもみあい 円安-維持 原油.▽反発.TTS.74ドル台 
2.7
米ドル/円 132.63 132.70
ユーロ/円 142.33 142.42
ユーロ/米ドル 1.0730 1.0734
英ポンド/円 159.39 159.51
豪ドル/円 91.28 91.32
スイスフラン/円 142.90 142.94
原油(WTIC原油先物) 74.11 +0.72 +0.98% ⇒ ▼nr切下げ ⇒ ▲Wr.大幅下落 ⇒ ▽反発.TTS

週明け ▽ドル強い 円安進む 2/3)原油.▲Wr.大幅下落.73ドル台  
2.6
米ドル/円 132.46 132.50
ユーロ/円 142.82 142.90
ユーロ/米ドル 1.0782 1.0785
英ポンド/円 159.36 159.52
豪ドル/円 91.32 91.36
スイスフラン/円 142.68 142.84
2/3)原油(WTIC原油先物) 73.38 -2.49 -3.28% ⇒ ▲吞込み.大幅下落.50MA割れ ⇒ ▼nr切下げ ⇒ ▲Wr.大幅下落

▽ドル反発 円安含み 原油.▲Wr.大幅下落.73ドル台  
2.4
米ドル/円 131.15 131.25
ユーロ/円 141.57 141.66
ユーロ/米ドル 1.0793 1.0797
英ポンド/円 158.07 158.19
豪ドル/円 90.76 90.86
スイスフラン/円 141.64 141.72
原油(WTIC原油先物) 73.38 -2.49 -3.28% ⇒ ▲吞込み.大幅下落.50MA割れ ⇒ ▼nr切下げ ⇒ ▲Wr.大幅下落

1.労働市場の需給逼迫を背景に米連邦準備理事会(FRB)による早期の利上げ停止や年後半の利下げ転換の観測が後退し、売りが出た。半面、米景気の強さに着目した買いが相場を支えた。
 

前週末発表の1月の米雇用統計は雇用者数が市場予想を大きく上回って伸びた。失業率も半世紀ぶりの水準に低下し、FRBが「ハト派」に転換するとの期待が薄れた。

2.米景気自体は強いとの見方から、建機のキャタピラーや機械のハネウェル・インターナショナルなど景気敏感株の一角が買われた。

前週までハイテク株買いの陰で売られていたヘルスケアなどディフェンシブ株の上昇もダウ平均の下値を支えた。

3.米長期金利が3.6%台に上昇(前週末終値は3.52%)し、相対的な割高感が意識された高PER(株価収益率)のハイテク株の下げが目立った。ネット検索のアルファベットやネット通販のアマゾン・ドット・コムが下落した。
米国で一部車種を値上げしたと伝わった電気自動車のテスラは上昇。

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【NY外為】
◇ドル強い、円は対ドル続落-日銀の次期総裁人事  
//◇◆▲◆▽//◇ 
・ドルが上昇。3営業日として少なくとも昨年9月以来の大幅高となった。米国債利回り上昇に加え、米中の緊張が高まったことが背景。

・円は対ドルで一段と下落。日本銀行の黒田東彦総裁の後任として政府が雨宮正佳副総裁に就任を打診したとの一部報道が、引き続き材料となっている。
ドル円相場は¥132.64 ¥1.45 1.1%。

2.6
三菱UFJフィナンシャル・グループのアナリストは日本でインフレが上昇していることを挙げ、今後数カ月で日銀が政策を変更するとみている。「次期総裁に誰が就任するかにかかわらず、日銀はイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)を放棄することになると当社では予想している。それが向こう1年にわたって、さらなる円高を促すはずだ」とリポートで分析。<br> 最近の円売りは「一時的な下げに過ぎない」とし、ドルは対円で下落し1ドル=120円台前半のドル安水準に達すると予想。

カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース(CIBC)の外為戦略責任者ビパン・ライ氏は、米本土上空を飛行し撃墜された中国の「気球」問題について、「米中関係改善の後退となる限りにおいて」重大な案件だと述べた。

【米国株】
◆続落、パウエル氏発言前にリスク敬遠 
//▲▽▽◇◆//◆ 
・6日の米株式市場では、S&P500種株価指数が続落。先週決算を発表したアップルやアマゾン・ドット・コム、グーグルの親会社アルファベットといった大手テクノロジー企業の株価がそろって下げたことも、投資家心理への重しとなった。

・米金融当局が引き締め策を続けるとの見方が強まる中、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が市場にある強気姿勢をけん制するかどうかを見極めたいとのムードが広がった。パウエル議長は7日のイベントで、市場が期待する年内の利下げ予想が間違いである可能性が高いことをあらためて強調するとみられる。

・地政学的な懸念もくすぶっている。中国の気球をバイデン政権が米軍に撃墜させ、緊張が高まる中、米上場の中国株の指数はこの日下落。事情に詳しい関係者によれば、米国は今週にもロシア産アルミニウムに200%の関税を課す準備を進めている。

2.6
ウルフ・リサーチのチーフ投資ストラテジスト、クリス・セニック氏は「パウエル議長は引き続き、発言するたびに大きな不確定要素となっている」と指摘。議長が1日の連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で示した「非常にハト派色の強いトーンを修正するかどうかを投資家は注視するだろう。
特に、米国で『ディスインフレが進行中だ』という発言と金融環境の認識に関してだ。当社としては、米金融当局が政策金利を『より高水準により長期間』維持すると依然考えている」と述べた。

2.6
ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏は「主要株価指数は1月に力強く上昇して買われ過ぎの領域に達した」と指摘。「短期的な相場下落の後には力強い上昇が新たに見られると言おうとしているわけではない。実際のところ当社は、短期的な下落が恐らく一段の下げを引き起こすとみている」と述べた。

2.6
ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・コスティン氏らストラテジストはリポートで、年初から上昇したS&P500種は現在、予想より良好な経済成長と債券利回り低下を正しく反映した水準にあると指摘。同時に、割高なバリュエーションとさえない企業業績、高い金利は、ここからの上昇余地がほとんどないことを意味すると分析。

【米国債】
▲続落
//◆◇◇◇▲//▲
・米国債は下落。( 利回りは上げる )

・年限が短めの国債を中心に売られる展開だった。欧州債市場で中核国債が売られた流れを受けた。

・米10年債利回りは、+11.34ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.64%。

>>2.3
ウィズダム・ツリー・インベストメンツの債券戦略責任者、ケビン・フラナガン氏は「こうした数字は利回りが今週の水準にとどまるのを難しくする。米金融当局がまだ利上げを進めている時に、2年債利回りが4%付近にあることに疑問が生じる」とし、「今回の統計は全体にわたって底堅かった」と述べた。

【原油】
▽4営業日ぶり反発
//▲▽▲▼▲//▽ 
・一時12月初旬以来の安値に下げて、テクニカル指標で売られ過ぎが示唆された後、持ち直す展開となった。

・原油在庫の増加を背景に、市場のセンチメントは悪化しやすい状況だ。一方、テクニカル指標で売られ過ぎを示唆する水準に達したことをきっかけに、売りが手控えられた。
・先物3月限は、72セント(1%)高の1バレル=74.11ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント4月限は1.05ドル(1.3%)高の80.99ドル。

2.6
マッコーリーの原油・ガス担当グローバルストラテジスト、ビカス・ドウィベディ氏は「多くの前向きな材料に基づいて最大限に強気となれる」が、在庫の積み上がりも考慮しなければならないと指摘。「今はそのせめぎ合いになっている」と述べた。

【NY金】
◇小幅反発
//◆◇◇◆▲//◇ 
・前週末は予想より堅調な米雇用統計を受けて、米金融当局が年内にタカ派色を弱めるとの楽観が後退したことから、金は売りを浴びていた。

・金先物4月限は、2.90ドル(0.2%)高の1オンス=1879.50ドル。

2.6
BMOキャピタル・マーケッツのアナリスト、コリン・ハミルトン氏は「驚くほど力強い米雇用統計は、労働市場がほとんどの人の想定よりずっとよく持ちこたえているという先の兆候と重なる」と電子メールのリポートで指摘。「金利予想の見直しはドルの堅調とともに、貴金属全般への重しになった」と続けた。

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【欧州株】
◆反落、タカ派的な金融当局を警戒
//◆◆◆▽◇//◆
・6日の欧州株は反落。前週末に発表された力強い米雇用統計を受けて米金融政策当局がインフレに対するタカ派的な姿勢を維持するとの懸念が広がった。緊迫する米中関係もセンチメントに重しとなった。

・欧州600指数は0.8%安。この日は不動産、テクノロジー、小売株を中心に売りが広がった。
・ヘルスケア関連銘柄は上昇。

【欧州債】
◆英国債下落
//◆◇◆▽▲//◆ 
・英国債が中期債を中心に下落。5年債利回りは昨年9月26日以来で最も大幅な上昇となった。短期金融市場ではイングランド銀行(英中央銀行)による引き締め観測が加速。金融政策委員会(MPC)のマン委員によるタカ派的な発言が手掛かりとなった。
英5年債利回りは21ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して3.13%。織り込まれた年内の利上げ幅は一時、16bp拡大した。

・ドイツ債も下落。10年債が特に売られた。欧州中央銀行(ECB)による利上げは最大7bp上昇し、ピーク金利は7月までに3.49%と、2日以来の高水準に上昇。

・ECBはユーロ圏の市民が日常生活で物価安定を感じられるようになるまでインフレ抑制に積極的に取り組む必要があると、政策委員会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁が述べたほか、バスレ・スロベニア中銀総裁も、インフレ率低下でもECBは利上げ停止に程遠いと述べた。

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