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2022年11月11日金曜日

▲ドル急落.円高に. 原油.◇はらみ下.様子見.86ドル台 令和4.11.11.Fri

11日 【日本株】
日経225 28,263.57 +817.47 +2.98%
TOPIX 1,977.76 +41.10 +2.12%
日経平均 ⇒ ◆拍子木.調整に ⇒ ▼BigDn.Sup20MA ⇒ ◇Wr.逆立ち
TOPIX  ⇒ ◆陰はらみ.調整に ⇒ -▽BigDn.Sup10MA ⇒ ◇Wr.逆立ち
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【日経平均VI】
日経平均VI  20.31 -1.40 -6.45% ⇒ -◇陽下げ.BigDn
日経平均VI 21.71 +0.84 +4.02% ⇒ ▽反発.CDT
日経平均VI  20.87 +0.33 +1.61% ⇒ ◇nr.もみあい
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・米CPI、総合・コアとも伸びが予想下回る-利上げ減速の余地。
・ビットコインは一時1万8000ドルを回復し5日ぶりの反発。
・ドル・円相場は1ドル=141円台半ばで推移。
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11日、日経平均2カ月ぶり2万8000円台、米物価伸び悩み景気期待-電機高い

・11日の東京株式相場は反発。
・日経平均株価は約2カ月ぶりに2万8000円台を一時回復した。米物価上昇の勢いが弱まり、景気を冷やす急激な米利上げは長続きしないと期待が高まっている。
・米国では10月の消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を下回り、長期金利は3.8%台まで低下した。
・割安感の出るグロース(成長)株を中心に幅広い銘柄に買いが入っている。電機や機械株が値上がりし、化学や非鉄金属など素材関連も高い。
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みずほ証券の倉持靖彦
米CPIが市場予想を下回り、利上げが長続きしないとの期待から買いを誘った。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で75bp利上げの可能性は低くなった。日経平均は2万8100円-2万8400円まで上昇するのではないか。

米国市場で上げの目立ったテクノロジー株を中心に買いが入るだろう。電機や精密機器株が上昇しそうだ。米利上げペースの鈍化による景気のソフトランディング期待で素材株も値を上げそう。

金利低下に加えて、ビットコインなど仮想通貨の反発は買い戻しという意味で追い風になりそうだ。弱気筋の売りポジションを反転させるきっかけになり得る。ビットコインなど仮想通貨とグロース株などは連動していた。

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【個別銘柄】東エレク、富士フイルム 、資生堂、ニコン など

◇東エレク 44370 +3450大幅反発。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は2326億円で前年同期比75.1%増となり、市場予想を350億円程度上回った。一方、通期予想は従来の7160億円から5460億円に下方修正。
半導体市況の悪化、中国規制の影響などが背景のもよう。想定以上の下方修正だが、下振れ自体は懸念されていたほか、前日の米SOX指数が10%超の急騰となっていることで、目先の悪材料出尽くしと意識された。

◇富士フイルム 7525 +730急伸。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は713億円で前年同期比38.3%増益となり、市場予想も140億円程度上振れている。イメージング事業において、デジカメやチェキなどが好調だったもよう。
通期予想は従来の2500億円から2600億円、前期比13.2%増に上方修正。事務機器やヘルスケアなど警戒感も強かったとみられる中、市場想定上回る水準までの上方修正受けて見直しの動きが強まる。

◇資生堂 5638 +555急伸。
前日に第3四半期決算を発表、7-9月期コア営業利益は187億円で前年同期比2.8倍となり、第2四半期までの減益基調から急改善し、100億円程度の市場予想も大幅に上回った。日本や中国での販売が急回復しているもよう。
戦略投資の拡大や材料費上昇の影響などを考慮して、通期予想は400億円、前期比6.0%減を据え置いたが、第3四半期までの累計で362億円に達しており、上振れ期待が優勢となった。

◆ニコン 1350 -131大幅続落。
前日に上半期決算を発表、営業益は244億円で前年同期比23.9%減、従来計画の230億円は上回ったが、第1四半期で154億円を計上していたことで、上振れ着地は想定線と。通期予想は550億円、前期比10.1%増を据え置いた。
映像事業などは上方修正しているものの、一部のFPD・半導体露光装置の据付完了の繰延に伴い、精機事業を下方修正。下半期の実質下方修正をマイナス視する動きに。

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11.11動いた株・出来た株
◇レーザーテック<6920> 27220 +3770 米SOX指数は10%強の上昇に。
◇Sansan<4443> 1704 +230 CPI受けた米長期金利の低下でグロース株が一斉高。
◇富士フイルム<4901> 7466 +671 7-9月期業績は想定比上振れで通期予想上方修正。
◇メルカリ<4385> 2973 +259 グロース株高の流れが刺激。
◇GMOペイメントゲートウェイ<3769> 11780 +1030 グロース株高の流れに乗って上値追い。
◇資生堂<4911> 5564 +481 7-9月期業績急回復でコンセンサスも大幅上振れ。
◇東京エレクトロン<8035> 44640 +3720 想定以上の下方修正も地合い改善の中であく抜け感に。
◇アドバンテスト<6857> 8910 +740 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を格上げ。
◇エムスリー<2413> 4475 +367 米国株急騰で主力のグロース株として見直し買い。
◆ニコン<7731> 1353 -128 精機事業下方修正で通期予想は据え置き。
◆東洋水産<2875> 5650 -330 インフレに強みの企業として買われてきたが。
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NYダウ   ⇒ ◇陽.Highエリア ⇒ ◆Wr.逆立ち.調整.Sup200dMA ⇒ ◇逆立ち.Highエリア
NASDAQ ⇒ +◆陰上げ.買戻し.Reg20dMA ⇒ ◆wr.逆立ち.Lowエリア ⇒ ◇逆立ち.10/20MA突破
S&P500 ⇒ ◇陽.50dMA突破 ⇒ ◆Wr.逆立ち.調整.Sup20MA ⇒ ◇逆立ち.10/50MA突破
  11.10
NYダウ(INDU)33,715.37 +1,201.43 +3.70%
NASDAQ(COMPQ) 11,114.14 +760.97 +7.35%
S&P500(SPX) 3,956.37 +207.80 +5.54%
SOX指数
2,672.50 +247.69 (+10.21%) ⇒ ◇nr.BigUp.50dMA突破 ⇒ ◆陰.調整.Sup50dMA ⇒ ▽逆立ち.50MA+反発
VIX恐怖指数 23.53 −2.56 (-9.81%) ⇒◇反発.大幅上げ ⇒ ◇切り上げ.トリプル ⇒ ◆呑込み.逆立ち下げ
-9.81P 大幅に下げる( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◇逆立ち.Highエリア ⇒ ダウ工業株30種平均は大幅反発。
朝方発表の10月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を下回った。インフレのピークアウトが意識され、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを緩めるとの見方が広がった。米金利が低下し、株式の相対的な割高感が薄れたことも買いを後押しした。

◇逆立ち.10/50MA突破 ⇒ ナスダック総合株価指数は急反発。
ネット通販のアマゾン・ドット・コムや交流サイトのメタプラットフォームズ、半導体のエヌビディアなどが急伸。

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//◇▽◆◆◇▲//◇◆◆◇ ドル円 140円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◆◆▽//◆◇◆◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◇◆◆◆▽//◆◇◆◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆▽◇◆▽//_◆◆◆ 原油 86ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▲ドル急落.円高に. 原油.◇はらみ下.様子見.86ドル台 
11.11
米ドル/円 140.93 141.04
ユーロ/円 143.85 143.93
ユーロ/米ドル 1.0203 1.0207
英ポンド/円 164.94 165.01
豪ドル/円 93.25 93.31
スイスフラン/円 146.27 146.37
原油(WTIC原油先物) 86.47 +0.64 +0.75%⇒ ◆Wr.調整.Sup10rMA ⇒ ◆Wr.逆立ち.10MA割れ ⇒ ◇はらみ下.様子見

◇ドル反発.146円半ば  原油.◆Wr.逆立ち.10MA割れ .85ドル台  
11.10
米ドル/円 146.44 146.45
ユーロ/円 146.57 146.63
ユーロ/米ドル 1.0008 1.0013
英ポンド/円 166.30 166.44
豪ドル/円 94.15 94.21
スイスフラン/円 148.70 148.76
原油(WTIC原油先物) 85.83 -3.08 -3.46%⇒ -△陽下げ.もみあい ⇒ ◆Wr.調整.Sup10rMA ⇒ ◆Wr.逆立ち.10MA割れ

◆ドル下落.145円半ば  原油.◆Wr.調整.Sup10rMA .88ドル台  
11.9
米ドル/円 145.60 145.69
ユーロ/円 146.66 146.72
ユーロ/米ドル 1.0072 1.0074
英ポンド/円 168.06 168.14
豪ドル/円 94.60 94.71
スイスフラン/円 147.71 147.80
原油(WTIC原油先物) 88.91 -2.88 -3.14%⇒ ◇Wr.逆立ち ⇒ -△陽下げ.もみあい ⇒ ◆Wr.調整.Sup10rMA

1.10月のCPIはエネルギー・食品を除くコア指数が前年同月比6.3%上昇と伸びが9月(6.6%)から減速し、市場予想(6.5%)を下回った。インフレ鈍化を示したと受け止められ、FRBが12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅をこれまでの0.75%から0.5%に縮小するとの観測が強まった。利上げ減速で米景気の過度の悪化が免れるとの見方も投資家心理を支えた。

米長期金利は午後に一時3.81%を付け、前日終値(4.08%)から急低下した。金利低下で相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株などを中心に買いが広がった。外国為替市場でドルが急落したのも海外売上高の大きいハイテク株の買い安心感につながった。

2.顧客情報管理のセールスフォースやソフトウエアのマイクロソフト、スマートフォンのアップルなどが大幅上昇。

インフレが消費を冷やすとの懸念が和らぎ、ホームセンターのホーム・デポやスポーツ用品のナイキなど消費関連銘柄の上げも目立った。

3.ネット通販のアマゾン・ドット・コムや交流サイトのメタプラットフォームズ、半導体のエヌビディアなどが急伸。

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【NY外為】
▲ドル指数が約10年ぶりの大幅安-ドル・円は140円台 
//▽◆◆◇▲//◆◆▽▲ 
・ドルが大幅安。
・CPIを受けて12月に金融当局が利上げ幅を縮小するとの思惑が強まったことがドル売りを誘った。
・ドルは対円で4%安の1ドル=140円62銭。
・ユーロは対ドルで2%高の1ユーロ=1.0215ドル。

11.10
HSBCの外為トレーダー、グレゴリー・マークス氏はCPI鈍化について、ドルにとっては「パーフェクトストーム」だと指摘。ドルをロングにしていた投資家が持ち高調整を強いられるため、最近の上昇の一部を失うとみられると発言。

リスク「資産のアンダーウエートとドルのオーバーウエートが広くコンセンサスになっていることを考えると、年末にかけてポジション調整を強いられる余地が大きい」と述べた。

【米国株】
▽米国株は急反発、CPI鈍化で利上げ減速の思惑 
//◆◆▲◆◇//◇◇▲▽
・10日の米株式相場は急反発。
・米消費者物価指数(CPI)の伸びが予想以上に鈍化したため、金融当局が利上げペースを減速させることが可能になったとの見方から、幅広い分野で買いが膨らんだ。
・S&P500種株価指数はCPI発表当日として、データの残る2003年以来の大幅高となった。構成銘柄の約96%が上昇。空売りしていた投資家が踏み上げに遭い、値動きが増幅された。
・暗号資産(仮想通貨)取引業者、米FTXを巡る混乱が続いているにもかかわらず、仮想通貨市場が安定したこともセンチメントの改善に寄与した。
・CPIは前年同月比7.7%上昇と、今年1月以来の低い伸びとなった。変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは前年同月比6.3%上昇と、40年ぶり高水準だった9月(6.6%上昇)から減速した。

11.10
プリンシパル・アセット・マネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、シーマ・シャー氏は「インフレ面で下振れサプライズが起こったのは数カ月ぶりで、株式市場が好感するのは必定だろう」とリポートに記述。「12月の利上げは0.75ポイントより0.5ポイントになる可能性が明らかに高いが、このような内容のCPI統計が続かない限り、利上げ停止はなお先のことだ」と指摘した。

ダラス連銀のローガン総裁は「金融・経済情勢の展開をよりきちんとした形で評価できるよう、利上げペースを緩めることが近く適切になり得ると思う」と発言。サンフランシスコ連銀のデーリー総裁はインフレ鈍化を示した10月のCPIを歓迎するとした上で、ひと月分のデータに過ぎず、インフレとの闘いでの「勝利には程遠い」と語った。

【米国債】
▽米国債は大幅高、10年債利回り3.82%に低下 
//▲◆◆◆◆//◆▽▽▽
・米国債は大幅上昇。( 利回り下げる )
・短期金融市場が示唆する12月の利上げ幅は75bpの確率がほぼゼロとなったが、50bp利上げは依然として織り込まれている。
・米10年債利回りは27bp低下の3.82%。

【原油】
◇NY原油は反発、米インフレ鈍化で広範な金融市場が上昇 
//◆▽◇◆▽//◆◆◆◇
・原油先物相場は反発。
・早い時間は需要見通しへの重しとなっている中国の「ゼロコロナ」政策堅持が懸念されていたが、広範な金融資産が大幅上昇すると、リスク選好ムードが原油相場にも及んだ。
・WTI先物12月限は、前日比64セント(0.8%)高の1バレル=86.47ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント1月限は1.02ドル高の93.67ドル。

11.10
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「中国が新型コロナウイルスとの闘いで苦戦を続ける中、原油は重い足取りとなりつつあったが、米経済がリセッション(景気後退)を回避できるかもしれないとの楽観がそれを相殺した」と指摘。

【NY金】
▽金は大幅反発、米CPI発表後に利上げ減速観測・ドル下落 
//◆◇◇◆◇//◆◇◆▽  
・金相場は大幅反発。
・予想を下回る伸びとなった米CPIの発表後にドルが大幅下落し、ドル建てで取引される商品への圧力が和らいだる。
・金先物12月限は40ドル(2.3%)高の1753.70ドル。

>>11.9
MKSパンプの金属戦略責任者、ニッキー・シールズ氏はリポートで、「米実質金利の低下とドル軟化の傾向を背景に転換点が訪れ、安心してショートにする自己勘定のトレーダーがいなくなった」と指摘。「(1700ドル台の上限あるいは下限のどちらに向かうのか)CPIがその方向感に関する手掛かりを示すことになるだろうが、以前ほど影響力はない。75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利上げの脅威が弱まっているためだ」と説明。

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【欧州株】
▽急伸、米インフレ統計に反応
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・10日の欧州株は急伸、8月下旬以来の高値。
・米国で発表された10月のインフレ率が予想を下回り、米利上げペース減速への楽観が強まった。
・欧州600指数は2.8%上昇し、8月25日以来の高値で引けた。
・テクノロジー、不動産、金融サービス銘柄が特に買いを集めた。

11.10
JPモルガン・アセット・マネジメントのグローバルマーケットストラテジスト、マイク・ベル氏は「パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長や株式市場は、インフレがようやく落ち着きつつあり、予想を下回る水準へ低下したことに胸をなでおろすだろう」と述べた。

【欧州債】
◇イタリア債が上昇
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・ドイツ債が中期債を中心に上昇。
・米消費者物価指数(CPI)統計に反応した。
・英10年債も上昇。
・イタリア債のパフォーマンスは他のユーロ圏債を上回った。
・短期金融市場が織り込む欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測は最大12bp縮小。見込まれるピーク金利はECBによる先月の利上げ以降で初めて3%を下回った。イングランド銀行(英中央銀行)による利上げ見通しも最大19bp縮小した。

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